ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社LYZON(ライゾン)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
LYZONは、大手企業のWeb制作案件を多く手がける企業です。世界中で使用されているコンテンツ管理システム「Sitecore」を基盤とした、Webソリューションやデジタルマーケティング支援、UI・UXデザインに関する事業を展開しています。
世界的に有名な時計メーカーや大手クレジット会社など、様々な顧客のビジネスを多岐に渡るサービスで支え、1,000ページ~数万ページの大規模サイトを構築するなど、ビッグプロジェクトを手掛けた実績が多数あります。
また、同社は顧客の業務効率化につながるAI技術の導入も積極的に進めており、エンジニアは最新の知識を得るため、毎週勉強会を実施しています。進化し続ける高度なソリューション技術で、顧客のあらゆるニーズに応えています。
今回は、LYZONで活躍する3名のエンジニアの方々に、具体的な業務内容や働き方、会社の雰囲気についてお話を伺いました。
3名のメンバーに聞く!LYZONのエンジニアの働きがいとは
編集部
最初に、ご自身の経歴とLYZONでの働きがいをお教えいただけますか?
加藤さん
私は数年前に中途で入社し、役割としてはアプリエンジニアとなります。サイトの構築や運用・保守が主な業務です。以前はクローズドな環境でアプリ開発を行っていましたが、世界に向けて発信するようなオープンな開発に携わりたいと思い、転職したという経緯があります。
働いていて楽しいのは、2024年10月から新チームのリーダーになって、若手の成長を実感できることですね。チームの中では、新しく「Sitecore」とは違うCMSでの業務にも取り組み始めています。
檜垣さん
加藤と同じアプリエンジニアである私は、実は前の会社では営業職でした。求人広告やDX商材の販売・サポートをしていて、「かゆいところに手が届く」ようなサービスが足りないと感じ、自分自身でプロダクトを作りたいと感じたのが転職のきっかけです。
「HTML、CSSとはなんぞや」という状態だったので、採用サイトの情報やテックブログが充実していて、社員教育に力を入れていると予想できたLYZONに入社を決めました。
やりがいは年々変わっていくのですが、直近だと自分が要件定義のフェーズから携われるようになったのが嬉しいですね。お客様の要望に対して向き合い、自分で調べ、周りと協力しながら形にしていく工程が楽しいです。例えば「アクセス数を知りたい」というご要望に、どうするのが最適なのか自分で考えて、実装まで持っていけたときに自分の成長を実感できます。
竹山さん
私はインフラエンジニアで、サーバーの構築や運用をしています。クラウドサービスの「AWS」や「Azure」などを触っていて、各種Webサイトやアプリケーションを支える基盤の部分が業務範囲ですね。
私は20歳で上京し、SES(システムエンジニアリングサービス)の企業で官公庁向けのプライベートクラウド構築やVMwareという仮想化ソフトウェアを使った業務などを担当していました。その後、一度IT業界を離れましたが、培った知識を活かしたいと考え、LYZONに入社しました。
働いていて感じるのは、いろいろな仕事に携わることができているということです。経験が浅いうちは下流を担当し、慣れてきたら「インフラを構築するにあたって、どういう設計手法がいいのか」を考える上流の仕事にシフトする。このように、多様な経験を積んで成長していけるのがやりがいだと感じます。
LYZONのスキルアップ環境:月1の勉強会で領域外の知識も深める
編集部
エンジニアの皆様にとって、最新技術の習得や学びの機会がありましたらお聞かせください。
竹山さん
当社はOpenAIを使ったソリューション開発をはじめとする、最新技術の活用に着手しています。インフラの領域では、AWSやAzureの細かいサービスの仕様を詳しく学習したり、それらを組み合わせてWebサイトをつくったりして知見を深めています。
加藤さん
会社としてフロントエンドのほうにも力を入れ始めたことに加え、大規模サイト向けのCMS「Sitecore」自体がSitecore XM Cloud(※)という形でフロントエンドに力を入れているので、その活用にどんどん取り組もうとしています。具体的には、技術力向上のためチーム単位で週に1回は勉強会を実施して、新しいCMSの検証を始めています。
(※)SitecoreのSaaS版。正式名称は「Sitecore Experience Manager(XM)Cloud」
各チームでは「フロントエンド開発技術の向上」などの具体的な目標を「チームミッション」として掲げ、定期的な勉強会を実施しています。
また、エンジニア全体でも、月1回の勉強会を実施しています。エンジニア同士で技術・情報の共有を欠かさないのが特徴だといえますね。
竹山さん
勉強会では、ポイントをかいつまんで、わかりやすいように話し方を工夫しながら説明しています。アプリケーションの根幹にあるインフラの重要性を、アプリケーションエンジニアの方々にも知ってもらって、チーム全体のスキル向上が図れたらいいなと思っています。
編集部
勉強会では、自身の専門外の知識についてもインプットができるというわけですね。
檜垣さん
そうですね。エンジニアとして知識を広げられます。実務中に、障害対応の際にレクチャーしてもらっていたログの見方が役立ったことがありました。自分のスキルアップになるのはもちろん、お客様に対してもサービスの向上が図れます。
竹山さん
あと、私のチームでは資格取得にも力を入れています。例えば最近、AWSの認定資格を取得したメンバーがいて、クライアントにインフラ構成の提案をする際にはその知識が活かされています。
3ヶ月の研修期間中は現場の先輩がフォロー。未経験での中途入社も安心
編集部
未経験で入社するケースもあるとのことですが、どのように技術を学ばれているのでしょうか。
檜垣さん
私も未経験で入社しましたが、研修を含めたサポートが充実しているので着実にスキルを習得していくことができるんです。
研修期間は3ヶ月程度設けられています。研修では新卒と同じ教材を使用し、テキストと課題に取り組みます。先輩社員が専任の研修担当として1人付いてくれるので、いつでも質問できる環境でした。
編集部
先輩からの指導は、どんなものだったのかお教えください。
檜垣さん
現場で実務をこなしている先輩社員が直接指導をしてくれました。単に質問に回答するだけでなく、実践的なアドバイスや、解決方法に至るプロセスまでを教えてくれたのが、とても分かりやすかったです。丁寧な指導で、基礎から身につけられました。
週3日はリモートワーク。中途入社メンバーは時間帯を選んで働ける
編集部
LYZONでの働き方について伺います。リモートワークは導入されているのでしょうか。
竹山さん
はい。週2日の出社、週3日のリモートワークというハイブリッド勤務が基本です。
加藤さん
チームで週に1日は出社日を合わせて、対面でのコミュニケーションを効率的に行っています。私は子育て中なので、リモートワークをとてもありがたく感じています。リモートだと、急な子どもの送迎があるときなど融通がききやすいですから。
編集部
勤務時間に関する制度面はいかがでしょうか。
竹山さん
私たち3人は裁量労働制で勤務しており、業務の開始・終了時間を自身で決められます。会社にはフレックスタイム制度も導入されています。基本的には1日8時間勤務で、中途入社の社員と新卒4年目以降の社員が裁量労働制の対象です。
編集部
裁量労働制だと出勤・退勤時間を柔軟に変えられるので、メンバーの皆様は、自分の時間を有効に使えそうですね。
LYZONのカルチャー:自律性と支え合う風土が根付いている
▲オフィス内の休憩スペースは明るい雰囲気です
編集部
LYZONの雰囲気について、皆様はどのように感じていらっしゃいますか。
加藤さん
職種を超えた風通しの良さがあると感じています。例えば、業務では直接関わりのないエンジニアとディレクターでも、普段から気軽にコミュニケーションを交わしています。
竹山さん
私はLYZONに入社して「自律的に行動できる環境が整っている会社」だと感じました。上司からの過度な制約はなく、自分で考えて主体的に業務を進められます。インフラエンジニアとして新しいアイデアを出しても否定的な反応はされません。自分の考えを実現できる環境です。
檜垣さん
入社間もないころは「ちょっといいですか」と質問をすることも多かったのですが、「全然いいですよ」とわざわざ自分の席まで来てくれる先輩ばかりで、人間関係の良さや温かい雰囲気を感じました。一緒に画面を見てくれて、丁寧に教えてくれたことを覚えています。
LYZONが求める人材:学習意欲があり、自ら行動できる人を歓迎
編集部
LYZONでは、どのような方が活躍できるのかお聞かせください。
檜垣さん
受け身ではなく、能動的に行動できる方が当社にフィットすると思います。自ら仕事を見つけ出し、積極的に取り組める方は、当社で大きく成長できるのではないでしょうか。
竹山さん
当社のエンジニアとして活躍するには、コミュニケーション力が必要です。一般的にエンジニアは技術一辺倒なイメージがあるかもしれませんが、当社では異なります。他のエンジニアやディレクターと協働し、お客様への提案や説明もします。相手の意図を理解して対話をし、プロジェクトを進められる方が活躍しています。
編集部
未経験の方であれば、どのような方が向いているでしょうか。
檜垣さん
素直に「分からない」と言える方がいいですね。ひとつずつ学んでいく姿勢があれば、必ず成長できるでしょう。分からないことに直面しても、自分で検索すらしないような方には厳しい環境かもしれません。
加藤さん
様々なバックグラウンドを持つ方々と話をしたいです。経験を活かしたい方も、これからエンジニアを目指したい方も、ぜひご応募いただきたいと思っています。
編集部
御社には未経験者も受け入れて育てる環境が整っていること、先輩たちが優しく後輩を育てる風土が浸透しているのがわかりました。本日はありがとうございました。
この記事のまとめ
株式会社LYZONの事業 |
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働き方・組織風土 |
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人材育成・研修 |
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求める人材像 |
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株式会社LYZONの基本情報
住所 | 東京都文京区湯島1-6-3 湯島1丁目ビル4階(受付)・6階 |
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事業内容 |
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設立 | 2007年6月 |
働き方 |
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公式ページ | https://www.lyzon.co.jp/ |
採用ページ | https://www.lyzon.co.jp/career/ |
募集職種 | エンジニア |