ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社PLAYYTE(プレイト)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
同社は、女性アイドルグループを中心としたタレントのプロデュース・マネジメント事業とイベント運営事業を行うスタートアップ企業です。
なんと20代でアイドルグループをデビューさせ、後にPLAYYTEを設立した青木代表を筆頭に、平均年齢24~25歳という若いメンバーたちがエンターテインメント業界に新しい風を吹き込んでいます。
今回は、代表取締役の青木さん、アーティストマネージャーの小出さんと岩瀬さん、デザイナーの吉田さんに、仕事の魅力や職場の雰囲気などについてお話を聞かせていただきました。
アイドルプロデュースとイベント運営を手掛ける株式会社PLAYYTE
▲所属グループのひとつ「Palette Parade」
編集部
まずは、PLAYYTEのミッションや事業の特徴について教えてください。
青木さん
私たちは、「衣食住“心”が当たり前になる世界を創る。」というミッションを掲げています。心のインフラともいえるコンテンツを提供し続けることで、衣食住と同じくらいに「心」が大事にされる世界を創りたいというのが、私たちの想いです。
基幹となる事業は2つあります。1つは、アイドルのプロデュース・マネジメント事業で、もう1つはイベント事業です。
この業界では、プロデュースやマネジメントだけを行う会社が多いのですが、弊社の場合は自社でイベントインフラを持っています。自社でイベントを企画・運営できる基盤を持っているから、タレントの活動機会を自社で創り出すことができる。そこが、弊社の事業の特徴的なところだと思っています。
具体的には、毎月開催している定期イベントのほか、年に1回の大型フェス「SPARK」の企画・運営などを行っています。例えば「UtaGe!」というグループは、月に20本近いライブをこなすなど、精力的に活動していますよ。
編集部
事業運営において、青木代表が意識しているのはどんな部分ですか?
青木さん
私自身がIT業界出身ということもあり、会社を設立した当初から、Slackなどのツールを駆使して、業務を仕組み化することに力を入れてきました。また、財務管理や数値管理もしっかりと行っています。
この業界では、残念ながらお金回りの管理や運用が不十分で、経営が行き詰まるケースも少なくありません。実際にそういった事例をたくさん見てきた教訓も生かして、弊社では、積極的にプロデュースの施策を打っていくような「攻め」の部分だけでなく、「守り」の部分をとても大切にして業務体制を整えているんです。
PLAYYTEではエンタメが好きな20代社員が多数活躍!
編集部
PLAYYTEでは若手のメンバーが多く活躍されていると伺っていますが、どのくらいの年齢層の方が多いのでしょうか。
青木さん
経理などを担当する40~60代のスタッフもいますが、事業の中心となっているメンバーの平均年齢は24~25歳くらいです。
そんな若いメンバーに共通しているのは、「アイドルが好き」「アニメが好き」「バンドが好き」など、エンターテインメントのコンテンツに何かしらの形で関わって生きていきたい方、興味や愛着があるということですね。
やはり「好き」という気持ちが働く原動力になっているのだと思いますし、それを多くのファンに、そしてさらに大きなターゲットに伝えていきたいというモチベーションで頑張ってくれているのだと思います。
マネージャーの小出さん:企画を出すことも。結果が目に見えるのがやりがいに
編集部
それでは、ここから若手メンバーの皆様にお話を伺っていきます。小出さんはアイドル事業部のマネージャー職として活躍されていますが、業務内容について教えていただけますか?
小出さん
一般的なプロダクションのマネージャー職と同様に、基本的にはグループのマネジメントやスケジュール管理、イベントの企画運営、ホームページやSNSの運営など、多岐に渡ります。
その中でも私はちょっと特殊で、いま担当している「みらサプ!」というグループはプロデューサーが外部の方になるんですね。そのため、プロデュースの一部がマネージャーに委ねられる部分があるんです。ライブの企画を自分で考えるような機会もあって、自分でアイデアを出して実行するのはリソース的に大変である反面、すごくやりがいのある部分でもありますね。
例えば、ライブの特典の作り込みやチェキ会の撮影時のちょっとした工夫などは、まったく小さいことではなくて、動員数や満足度に影響します。結果が目に見える分、自分の企画が当たったときは嬉しいですし、逆に結果につながらなかったときは「振り返って次に活かさないと!」と感じます。
編集部
マネージャーのお仕事は、どのような方に向いていると思いますか?
小出さん
私は、2年半ほど前に全くの未経験で入社しました。他のマネージャーさんから学びながら、実践を通してスキルを身につけていったので、初心者の方でも十分にチャレンジできる職種だと思います。
一つだけ絶対に必要だと感じるスキルは、コミュニケーション力ですね。メンバーが体力的・精神的に疲れを抱えているときに、そういった変化に気づいてケアできる力は必須だと思います。また、外部の方と関わる機会も多いので、どんな時でも明るくコミュニケーションを取れる人が向いていると思います。
マネージャーの岩瀬さん:グループの成長が自分の喜びに
編集部
同じマネージャーである岩瀬さんにも、どんなところに働きがいを感じているか伺いたいです。
岩瀬さん
私は、「UtaGe!」というアイドルグループのマネージャーを担当するようになって1年ほど経ちました。ライブの回数を重ねるにつれてお客さんも増え、グループが成長していくのを見ていると、自分のことのように嬉しく感じますし、それがやりがいにつながっていますね。
逆に大変だと感じるのは、メンバーのスケジュール管理や体調管理ですね。「UtaGe!」はライブが多くて、月の半分以上はライブをしているというような状況ですし、レッスンも日々こなしています。
そんな中でメンバーが体調を崩さないように休日なども考慮してうまくスケジュールを組む必要があるので、その調整に頭を悩ませることが多いですね。
編集部
同じ質問になりますが、マネージャーに適しているのはどんな要素を持つ人だと思いますか?
岩瀬さん
やはりコミュニケーション力がある人、世話好きな人が向いていると思います。
タレントはそれぞれ個性を持っていて、素直に感情表現をする子もいれば、悩みがあっても抱え込んで頑張ってしまう子もいます。そのような個性を理解してそれぞれのメンバーと向き合うには、やはりコミュニケーション力が不可欠です。
また、この業界はイレギュラーなことが結構多いです。例えば先日は「Appare!」の武道館公演が台風で中止になってしまいましたが、そのようなことが起きた時に柔軟に考えて対応する力もとても大切だと感じています。
デザイナーの吉田さん:ファンやメンバーからの「いいね!」が最大の評価
編集部
吉田さんはデザイナーのお仕事をされていると伺っていますが、具体的にはどのような業務を担当されているのでしょうか。
吉田さん
実は私は2024年4月に事務所初のデザイナーとして入社しました。アイドル関連のほぼ全てのデザインワークに関わっていて、例えばライブイベントのフライヤー、グッズ、チケット、特典券などのデザインを手がけています。
編集部
お仕事のやりがいと、大変なことを教えていただけますか?
吉田さん
自分が作ったものが、実際にグッズとして出回って、それに対してファンの方からSNSなどを通して好意的な声をもらえると、大きな喜びとやりがいを感じますね。
また、ファンのために作っているというのもありますが、アイドルの皆さんのために作っているという気持ちもあるので、アイドルの皆さんが「かわいい」と言ってくれるととても嬉しいですね。ファンの皆さん、アイドルの皆さんの両方の声が聞けるのは、すごく恵まれている環境だと思います。
大変なのは、納期とクオリティのバランスを取ることですね。デザインで悩むこともありますが、代表の青木や外部のデザイナーさんにアドバイスをいただきながら、成長できていると感じています。
PLAYYTEのカルチャー:アットホームかつチャレンジできる風土
編集部
職場の雰囲気やカルチャーについて教えてください。
小出さん
とてもアットホームな雰囲気です。各事業部のメンバーと関わる機会も多くて、とても仲が良いです。日中はそれぞれレッスンやライブなどの業務がありますが、事務所に戻ってきたときには、「お帰り」と声をかけあう暖かい雰囲気があります。
他のグループの様子を聞いたり、相談したりといったことも日常的に行われていますよ。
編集部
青木代表との距離も近いように感じましたが、皆さんから日常的に相談したり企画を提案したりするような機会もあるのでしょうか。
小出さん
はい。私の場合、プロデューサー的な役割も担っているので、スピーディーに企画を進められる権限を与えてもらっています。今まで企画を提案して否定されたことはなくて、「こういう要素も加えるといいかも」という具体的なアドバイスをいただけるのでとても有難いです。
岩瀬さん
私も同じように感じています。例えば、TOKYO IDOL FESTIVALに出演した際、「UtaGe!」のプロモーションとしてオリジナルTシャツ1,000枚の無料配布企画を提案しました。かなりの予算が必要な企画でしたが、前向きに検討してくださり、結果的に大きな反響を得ることができました。
編集部
企画やアイデアを出せばチャレンジさせてもらえる環境があるのですね。
吉田さん
そうですね。私は、入社時に「デザイン以外にもイラスト関連の仕事に関わりたい」と伝えたところ、すぐに挑戦の機会を与えていただきました。実際に、アクリルキーホルダーやフライヤー、特典のお皿の絵なども描かせていただいていて、とてもやりがいを感じています。
エンタメで感動を届けたい方、好きを仕事にしたい方を歓迎!
編集部
最後に、PLAYYTEに興味を持たれた方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
青木さん
私はこの業界に入って約8年になりますが、実は熱しやすく冷めやすいタイプなんです。それでもこれだけ長く続けられているのは、それだけやりがいのある仕事だからだと思います。
普通の仕事では、仕事で感動して泣くということはなかなかないと思います。でも、この仕事では現場で日々そういった感動的な瞬間に立ち会えます。人間の感情表現として最も物理的なものが「涙」だとすれば、それを生み出せる仕事というのは、本当に特別なものだと感じています。
お客様に価値のあるエンターテインメントを提供するということに喜びを感じられる方、好きを仕事にしたいという方と一緒に働けたらと思います。
編集部
ありがとうございます。インタビューを通じて、PLAYYTEの仕事や職場の魅力がよくわかりました。本日はたくさんの貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
この記事のまとめ
株式会社PLAYYTEの事業 |
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組織文化 |
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採用方針 |
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株式会社PLAYYTEの基本情報
住所 | 東京都新宿区西新宿3-9-7フロンティア新宿タワー401 |
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事業内容 |
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設立 | 2020年2月3日 |
公式ページ | https://playyte.com/ |
採用ページ | https://www.wantedly.com/companies/company_8128790 |
募集職種 | アーティストマネージャー |