ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社プルークスにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
株式会社プルークスは、動画制作を中心に、広告運用、ウェブサイト制作なども含めて企業のマーケティング支援を手がけています。社員の成長を重視した手厚いフィードバック体制や、チームで業務を進める仕組みが整備され、20代から30代前後の若手社員が主力となって活躍しています。
また、業界未経験者の採用にも積極的で、充実した教育体制と助け合いの文化により、未経験からでも着実にキャリアを築くことができる環境が整っています。
今回は、株式会社プルークスの若手が活躍できる理由や働き方について、コンサルティング部部長の下江さんと同部チームリーダーの松田さんにお話を聞かせていただきました。
プルークスの若手活躍の理由:商談ごとに上長からフィードバック
▲コンサルティング部で部長を務める下江さん(左)と、チームリーダーを担う松田さん(右)
編集部
プルークスでは若手社員の方々が活躍されていると伺っていますが、彼らが活躍できる理由はどんなところにあるのでしょうか?
下江さん
丁寧なフィードバックをする文化が醸成されていることが大きいと思います。クライアントとの商談の準備段階で上長がチェックを入れることはもちろん、商談後にコミュニケーションや提案内容に対する反応について、必ず全案件で指摘や助言を与え、次回のアクションや成長につなげてもらうようにしています。
フィードバックの仕方としては様々ですが、上長が商談に同席することもあれば、クライアントの許可をとった上で商談の様子を録画し、それを基に複数の立場の人間からアドバイスを送ることもあります。
松田さん
また、不定期ではありますが社内勉強会を開催しています。私が所属しているチームでは、1ヶ月に1回のペースで「営業とは」「マーケティングとは」「クリエイティブとは」「推進力とは」といったテーマについて、マネージャーが手作りしたドキュメントをもとに座学研修を行っています。
下江さん
ここで使うドキュメントは既存の書籍の流用などではなく、マネージャーの実体験をもとに作られているものなので、現場でそのまま生かせるようなノウハウが詰まっているんです。
そのほかには、メンバーそれぞれの成功・失敗体験を共有する機会もあります。実体験を共有することで自分ごと化しやすく、ナレッジを即座に実践できると考え、座学研修以外にも共有の場を設けています。
編集部
社内教育について、ほかにも力を入れている取り組みはありますか?
下江さん
動画制作やウェブサイト制作、SNS運用といった分野の知識や業界動向については、プルークスのノウハウを結集した教材や独自のeラーニング学習コンテンツを用意しています。これらの教材やコンテンツを見てもらえれば、仕事の基礎的なことは全て理解できるようになっています。
松田さん
過去に制作した提案書や動画も全て保存し、メンバーが閲覧できるようにしています。プルークスには、これまで培ってきたナレッジが数多くあります。それを情報共有することで、メンバーそれぞれが提案のヒントを得たり、仕事の工数削減につなげたりすることができていますね。
ただ、私たちの仕事ではやはり「やってみないとわからない」ことが多く、現場でこそ学べることがたくさんあります。現場での経験の反省として、教材や資料を改めて振り返るという方法をとっている人も多いと思います。
若手サポートの仕組み:チーム体制で経験ある社員が若手をフォロー
編集部
実際の業務においても若手の方々をサポートする取り組みがあるのでしょうか?
松田さん
一つの案件に対し、社員を2名以上配置する体制で進めることを徹底し、経験あるメンバーが若手をしっかり支えています。若手のほかにチームリーダーである私や、マネージャーがアサインされることもありますし、案件の規模によっては部長や別の部署を巻き込みながら推進していくことも多くあります。
下江さん
経験の浅いメンバーにいきなり全ての業務を担当させるのはリスクがあるため、メンバーのスキルや経験値をしっかりと見極めた上でチーム編成をしているんです。
もちろん、若手の意見や考えはしっかりと聞き、サポート役を担うメンバーはそれを理解した上で業務の修正・調整をしていきます。ですから、若手も仕事が「作業」とならないよう、しっかりと考えを持って臨んでもらっています。
若手活躍の実績:20代〜30代前後のメンバーがメイン。25歳のチームリーダーも
編集部
プルークスの若手の活躍状況についてもお聞かせいただけますか?
下江さん
当社のメイン部署であるコンサルティング部には、クライアントの課題を解決するための提案を行う「アカウントプランナー」として現在(2025年2月時点)26名が所属していますが、そこでは20代から30代前後のメンバーが中心となって活躍しています。
具体的には、20代が6〜7割、30代が3割程度です。入社2年目で25歳のメンバーがチームリーダーに抜擢された実績もあります。弊社の場合は「何年勤務しているから」とか「何歳だから」というのはほとんど関係ありません。必要な能力を持っていれば、年次が浅くても責任ある立場に登用します。
編集部
早い時期から責任あるポジションに就く方の特徴や傾向があれば教えていただけますか?
下江さん
コンサルティング部でチームリーダーになるには、プランナーとしてしっかりと実績を上げていることが大前提になりますが、加えて、リーダーとして必要なマネジメント能力の素養や人間力も重要です。人間力とは、リーダーシップや後輩とのコミュニケーション力、協調性、推進力のことですね。
こういった点をマネージャー以上の立場の人間が総合的に評価した上で、それを持ち合わせている人材をリーダーとして登用しています。
編集部
ちなみに、若手の方々が活躍しているアカウントプランナーとは具体的にはどのようなお仕事なのでしょうか?
松田さん
アカウントプランナーの具体的な業務は、クライアントの課題を理解し、その課題を解決をするためのソリューション提案をすることです。そのソリューションが動画制作や広告運用やウェブサイト制作などになります。
私が所属するチームでは動画制作のご相談をいただいた際、「動画制作の背景」「目的やターゲット」「目指す姿」など、ご相談の背景や詳細を丁寧にヒアリングします。 そしてクライアントごとに違う課題を見つけ、最適な解決策となる手段を提案していきます。
例えば、動画制作を検討された背景をヒアリングしていく中で、動画制作だけではなく「広告配信」や「動画WEBサイト制作」なども行った方がより効果が高まると考えプラスでご提案をすることもあります。「そもそもデジタル媒体より他の施策を先に優先した方がいいのでは」と、クライアント様の社内でインナーブランディングのためのワークショップを実施し、その後のクリエイティブ制作の下地を作ったこともありました。
また、お客様が「継続的なタッチポイントを作りたい」「認知施策をやりたい」といった要望に応えるにはSNSの活用が効果的だと考え、2025年からSNS運用を手がける新サービスが立ち上がりました。
下江さん
近年、企業の経営課題は採用、ブランディング、社員教育など多様化していて、その解決方法も複雑化しています。だからこそ、私たちは単に「動画を作りましょう」ではなく、根本的な課題を最適なソリューションで解決することを重視しているんです。
プルークスの社風:人がよく、助け合う精神が根付く
編集部
プルークスの社風やカルチャーについては、どのような特徴があると感じていますか?
下江さん
一言で言えば、「人がいい」と感じます。60名以上の組織ですが、全社員がポジティブで利他的な精神を持っていて、互いに高め合い、助け合う文化が根付いています。一人ひとりが自分の成長だけでなく、チームや会社の事業拡大にも貢献したいという意識が高く、組織の改善に向けた意見交換も活発に行われているんです。そのおかげでコミュニケーションが活発な明るい職場となっています。
松田さん
私もそう思います。加えて、活躍している社員は成長意欲が高く、失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返しながら前に進んでいます。その姿勢が会社全体の明るさや勢いにつながっていると感じます。
プルークスの採用:業界未経験者が多くを占める
編集部
プルークスでは業界未経験者を採用されることも多いそうですが、未経験者の入社状況はどのようになっていますか?
下江さん
当社がアカウントプランナーとして中途で採用する人の中には、実は動画制作領域出身の人はほとんどいません。比較的BtoBの営業をしていた人が多い傾向はありますが、人材系、施設のインテリア系、旅行会社など出身業界は様々です。
編集部
業界未経験の方がプルークスさんに入社する理由としては、どのようなものが多いのでしょうか?
下江さん
拡大している動画市場や広告業界に興味を持った上で、プルークスの実績や歴史を評価してもらっています。プルークスは業界でも比較的長い歴史と多くの実績があるので、さまざまなクライアントとの仕事を通じて自身の成長を図り、ステップアップができると考えて入社を希望するケースが多いですね。
求める人材:向上心や責任感がある人
編集部
採用においては、どのような素養や資質を大切にしていますか?
下江さん
常に成長を続けたいというマインドを持ち、当事者意識や責任感を持ってPDCAサイクルを回せる方を求めています。能動的にインプットとアウトプットを繰り返し、さらに改善・アップグレードに取り組んでいける方が理想です。実際に当社で活躍している人は、そういった資質を持っています。
動画や広告の経験があることに越したことはないですが、それは最初の数ヶ月のアドバンテージにすぎません。私たちが重視しているのは、長期的に活躍できる人かどうかです。つまり、業界経験よりも成長意欲や人間性を重視しているんですね。
編集部
最後に、プルークスへの転職に興味を持った読者に向けてメッセージをいただけますか?
下江さん
当社は非常に高い成長速度を実現できる環境が整っていますし、実際に急成長を遂げているメンバーも数多くいます。
ご自身のキャリアの中で明確な目標をお持ちの方、より大きな社会貢献をしたいと考えている方にとって、必ずや目標達成への道筋が見つけられる環境がある会社だと自信を持って言えます。業界未経験の方も、ぜひチャレンジしてください。
松田さん
私からはシンプルにはなりますが、「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」という姿勢で仕事に向き合える方と一緒にお仕事がしたいです!
編集部
下江さん、松田さん、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
編集後記
株式会社プルークスの働き方のまとめ
業務の特徴 |
|
---|---|
教育制度 |
|
評価制度 |
|
社風 |
|
採用の特徴 |
|
株式会社プルークスの基本情報
企業名 | 株式会社プルークス |
---|---|
住所 | 東京都中央区日本橋大伝馬町14-17 大伝馬町千歳ビル4階 |
事業内容 | ・動画制作・映像制作 ・縦型ショートドラマ(TATETO) ・広告運用 ・ライブ配信代行 ・Webサイト制作 ・YouTubeコンサル・運用代行 ・TikTokコンサル・運用代行 |
設立 | 2015年1月 |
公式ページ | https://proox.co.jp/ |
採用ページ | https://proox.co.jp/proox-recruit/ |
募集職種 | ・アカウントプランナー |