就職カレッジ(ジェイック)の評判口コミは?25歳元フリーターが体験談を元に解説

筆者ヤマダのイメージ画像 ヤマダ

フリーターだった僕が、25歳でジェイックの「就職カレッジ」を利用して正社員になった体験をお話しします。

「このまま正社員になれないのでは...」「フリーター・ニートのまま年を重ねることへの不安」

私もかつてはそんな将来への漠然とした不安を抱えていました。しかし、就職カレッジを利用したことで、未経験から正社員としての道を切り拓くことができました。

本記事では、実際に登録して利用した僕の体験談や評判口コミ情報を元に、最新の就職カレッジの評価について本音でお伝えしていきます。

  • 就職カレッジ⋯フリーター・離職中・中退者の就職支援サービス名
  • ジェイック⋯就職カレッジを運営する企業名

就職カレッジに向いている人・向いていない人

詳細解説に入る前に、向いているタイプと向いていない人を簡潔にまとめました。向いている人はこの記事を読み進めてもらい、向いていない人は後述する別の転職支援サービスを使ってください。

mirai/

これらに当てはまる人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

続いて向いていない人がこちらです。

就職カレッジに向いていない人

就職カレッジに向いていない人

今正社員で転職活動中の人
→普通の転職エージェントを使いましょう(おすすめ解説はこちら


36歳以上の人
→就職カレッジは20代向けのサービスのため、「doda」がおすすめ


平日に休みが取れない人
→平日のフルタイムで4日研修が必須のため、「ハタラクティブ」がおすすめ

サービス名 転職サービスの種類 公開求人数

doda_ロゴ画像
doda

エージェント型 218,039件
  • 担当者が親切で手厚いサポートをしてくれると評判
  • リクルートエージェントに次いで業界トップクラスの求人数を保持し、地方求人もある
  • 未経験者向け求人も多数取り扱っている

ハタラクティブ_ロゴ画像ハタラクティブ

エージェント型 45,000
  • フリーターやニートなど未経験の就職支援に特化したエージェント
  • 面接対策や履歴書添削もマンツーマンで実施
  • 就職カレッジのような研修は不要

ジェイックが運営する「就職カレッジ」とは

就職カレッジの特徴

会社概要

サービス名 就職カレッジ
運営会社 株式会社ジェイック
設立年 1991年
本社所在地 東京都千代田区神田神保町1-101神保町101ビル7階
代表者 佐藤 剛志
公式サイト https://www.jaic-college.jp/sales/
サポート 担当有無
無料相談
書類の自動作成機能 ×
書類の添削
面接対策
面接日の調整
給与交渉
専用アプリ ×
活動方法 自ら検索
担当からの紹介
企業スカウト ×
状態 ハイクラス ×
未経験
第二新卒
既卒・フリーター
無職・ニート
求人数 公開求人数 不明
非公開求人数 -
職種別求人数 営業・販売・カスタマーサービス -
企画・マーケティグ・経営 -
管理・事務系 -
物流・購買・貿易・店舗開発 -
コンサルティング -
金融 -
不動産 -
クリエイティブ -
SE・ITエンジニア -
エンジニア(設計・生産技術・品質管理) -
建築・土木・設備 -
医療・医薬・化粧品 -
その他(講師・調理師・介護など) -

詳細をもっと見る
(タップすると閉じます)

閉じる
(タップすると閉じます)

簡単に言うと、就職カレッジはニートまたはフリーターが正社員で就職できるようにサポートをするサービスです。

ジェイックの就職カレッジ
POINT
  • 「正社員就職」に特化した就職支援サービス
  • 20代のニートやフリーター、中退者が対象
  • 社会人の基礎を短期間で学べる研修が無料
  • プログラムの最後には企業とマッチングできる集団面接会があり、就職率も高い
対象年齢 運営会社 利用料
35歳まで 株式会社ジェイック
(上場企業)
無料

就職カレッジの強みは「研修」と「内定率の高い面接会」の2つで、他のサービスと大きく違う点です。

まずは就職までの流れを見てください。

mirai/

正直、最初は「研修なんて面倒くさいな」と思っていたんですが、実際に受けてみると社会人としての基礎が身につくので、むしろありがたかったです。

気になるオンライン研修の内容は?

特に気になるのが、4日間で約30時間みっちり学ぶ、オンライン研修だと思います。

全てオンラインなので自宅で受けられるメリットがある一方、座学はちょっと眠くなってしまうので我慢が必要な時もありました。

ですが、ただずっと聴きっぱなしではなく、グループワークもあります。グループワークでは同じ時期に就職カレッジに入った同期がいるので、仲間がいるととても安心したのを覚えています。

具体的な内容は下記のような、いわゆる新卒の研修が受けるような内容なのです。

  • ビジネスマナー
  • コミュニケーション
  • 企業研究
  • 面接対策

ただ、僕みたいに正社員経験がなく、研修を受けていない人にとっては、周りの同年代に追いつけるチャンスなので、真剣に聞くべきです。

名刺の渡し方とか、電話の取り方とか、知らずに中途採用で入ってしまうと大恥をかくところでした。正社員になった時に恥をかかないためにめちゃくちゃ重要です!

コミュニケーションについては、仕事を円滑に進めるためにとても重要だと教わりました。フリーターの頃は、5〜6人で店を回すようなものだったので、報告や相談もその場で軽くで終わらせていました。

ですが、正社員になると30人や50人ともう少し大きな組織の一員となるため、多くの人に伝わる報告が重要になります!報告が上手な人は出世したり、シゴデキと言われたりするそうで、僕も頑張ろうと感じることができました。

筆者ヤマダのイメージ画像 ヤマダ

正直、最初は「4日間も?」と気が重かったんですが、終わってみれば「もっと学びたい!」という気持ちでいっぱいでした。普通なら企業がお金を出して受けさせるような研修を無料で受けられるのは、かなりお得だと思います。

ちなみに、無料なので研修に耐えられなくなりリタイアすることもできます。僕のチームではスタートは18人でしたが、1日目で一人いなくなり、3日目でもう一人いなくなり最終的には16人で卒業しています。

ただ、脱落率はそこまで高くないですし、オンラインで参加してしんどいこともなかったです。

2日間で最大20社と面接可能

研修を無事に乗り越えると、集団面接が始まります。

この集団面接は興味がなくても一応受ける流れではあるのですが、お互いに希望を出し合ってマッチング成立した場合にのみ、二次面接に進むため、とりあえず多く受けておく方が良いです。

「えっ、そんなにたくさんの会社と面接できるの?」と最初は信じられませんでしたが、実際に体験してみると、自分の可能性が広がる感覚がありました。

また、いろいろな企業のお話を聞くことができたので、正社員で働くという実感が沸いたタイミングでもありました。

紹介先の企業は営業が多いがブラック企業はなし

気になるのがどのような企業とマッチングできるのか?ですよね。

正直に言うと、営業職が多いです。これは仕方がなくて、未経験でもできる仕事の代表が営業職だからです。

ただ、100%営業というわけではなく、営業>施工管理>IT系>事務という感じで、職種の幅自体は広いです。

また、就職カレッジは紹介先の企業に条件をつけていて、いわゆる「ブラック企業が多い業界・条件」は弾いています。全ての企業は就職カレッジが取材しています。

以下の条件に当てはまる企業は原則として紹介されません

  • 従業員数10名未満
  • 年間休日105日未満
  • 未経験者の定着・活躍に向けた環境整備がない企業

従業員が10名以下だと全員が忙しく、教えてもらう間もなくいきなり実務に駆り出される可能性が多いです。また、年間休日が105日以上であれば、週に2日は確実にお休みできます。ただし、残業については会社によるので、面接時に確認するのがおすすめです。

「営業職かーーー」と思っている人へ!

僕からのアドバイスですが、初めての正社員なら営業職は将来性めちゃくちゃあります。なぜなら、営業で培ったスキルは、将来違う業種に転職するときも評価されやすいからです。営業で身につくスキルは、コミュニケーション力・説明力・交渉力、どの仕事でも潰しが効きます。

こうした基礎的なスキルが身についていれば、次に転職をするときに年収を上げれる可能性が高いです。全くの未経験の分野へ転職する場合でも一般的には下がると言われている年収をキープしやすいです。

なので、今はやりたいことが明確じゃなくても、まずは営業で社会人としての基礎を固めて、その中で次のステップを見つけていくのが良さそうです。

内定後も年4回のフォローアップ研修ありで定着率92.1%以上

正社員として入社できても、うまくいかずにすぐに辞めてしまっていたら意味がありません。

その点も、就職カレッジは考えているようで、内定後もフォローアップ研修というのがあります。

具体的な内容としては、目標設定や報告・相談の仕方、人間関係の作り方など、上司が「こういう部下がほしい!」と思うようなスキルを教えてもらえる研修です。(本音を言うと、この研修があるからと年に4回休みが取れるのが嬉しかったりします。)

その結果、2023年2月〜2023年7月に入社した人材の3ヶ月定着率が92.1%以上と高い水準を保っています。

筆者ヤマダのイメージ画像 ヤマダ

フォローアップ研修で学んだことを実践していると、だんだんと仕事がうまくいくようになり、褒めてもらう機会が増えました。そして、ちょうど1年が経った頃に同期で1番高い昇給金額をもらえて、30万も年収がアップして嬉しい気持ちになりました!

就職カレッジを使うべき理由は、「正社員」になれること

僕のような社会人未経験者にとって、一番の魅力は「正社員」になれる可能性が高いことです。実は、他のフリーターやニートの就職支援の中には、契約社員や業務委託なんて可能性もあるんです。正社員以外の業務形態の場合、「今月で終わりね!」みたいな可能性もあります。

だからこそ、雇用が安定している正社員にこだわるべきです。ただ、普通に就職活動をしても転職組と比較されるため、内定をもらうのはめちゃくちゃ難しいです。

就職カレッジはそもそもニートやフリーターを対象としているので、全求人が社会人未経験OKです。つまり、未経験者を受け入れる体制が整っている会社に入社できるのは僕らにとって安心材料になります。

実は、既卒やフリーターが自力で就活すると、中途採用枠で見られがちで、ハードルが上がることがあるんです。でも、就職カレッジなら「社会人未経験」という前提でスタートできるので、そのプレッシャーから解放されます。

就職カレッジの良い評判口コミ

就職カレッジを利用した人からの良い評判口コミをまとめました。

就職カレッジの良い評判口コミ

研修の内容が充実している

mirai/
23歳・女性

面接のコツとか、良い履歴書の作り方、あと職場での上手なコミュニケーションの取り方とか、すごく実践的なことを教えてもらえて良かったです。就活に使える知識がたくさん身についた感じがします!

mirai/
28歳・女性

想像以上に内容が充実していました。毎日のグループワークを通して、自然とコミュニケーション力が身についていくのを実感できました。特に心に残っているのは、優しい講師陣から丁寧な指導を受けられたことで、自分に自信が持てるようになりました。

フリーター時代の僕も、この研修にはすごく助けられました。特に「職歴の空白期間の説明方法」や「アルバイト経験の活かし方」など、実践的なアドバイスが役立ちました。面接対策も具体的で、実際の就職活動でも使えるスキルが身につきます。ただ、最終的には自分の努力次第というのも忘れないでほしいですね。

営業職や施工管理職希望なら向いている

mirai/
25歳・男性

就活が長引いて早く働きたい方や、営業の仕事に興味がある人、建設現場での施工管理職を目指している人には、ピッタリだと思います。特に未経験でこれらの職種に挑戦したい人には、きっと役立つ内容です。

mirai/
24歳・男性

私は営業職希望だったので、営業職の求人が多かったので良かったです。研修内容も営業職をある程度想定したような内容だったかと思います。未経験でも働けるとなると、営業職が多くなってくるのかなと思います。

営業職として転職できた身として、この意見には共感します。確かに未経験でも受け入れてくれる企業が多いのは、就職カレッジの強みですね。ただし、「早く働きたい」という理由だけで飛び込むのは要注意です。営業職はノルマもあるハードな仕事なので、しっかり考えて決めることをおすすめします。

一度にたくさん面接ができるのが良い

mirai/
30歳・男性

本来だったら自分は書類選考で落とされるような人だったと思います。でも、就職カレッジでは、書類選考なしで一気にたくさんの会社と面接することができます。一社ずつの時間は短いですが、それでも話を聞いてくれるのがありがたかったです。

mirai/
25歳・男性

一度に何社も面接するので、最後の方は慣れてきます。だから、面接に慣れてない人も、無理やりでもいい練習になるってことだと思います。実際、僕が内定をもらったのは面接の最後の方の会社でした。

就職カレッジでは、集団面接会と呼ばれるものがあり、最大20社と書類選考無しで面接することができます。

書類選考が無いので、面倒な書類作成の手間がかかりません。また、たくさんの会社と面接ができるということは、内定をもらえる確率が高まるだけではなく、面接スキルアップにもつながっているようです。

就職カレッジの悪い評判口コミ

就職カレッジを利用した人からの悪い評判口コミをまとめました。

就職カレッジの悪い評判口コミ

紹介される企業の質が低い

mirai/
21歳・女性

就職先として紹介された会社のクチコミをチェックしたら、散々でした。ワークライフバランスとは疎遠の会社だったり、退職者が多かったり。実際の面接でも面接官の態度が威圧的で、なんだか不安な気持ちになりました。

mirai/
23歳・男性

就職カレッジから紹介される企業は、正直なところ大手企業が少なく、あまり聞いたことのない中小企業がほとんどでした。給与水準も期待していたより低く、福利厚生も最低限という印象の企業が多かったです。もう少し選択肢が欲しかったというのが本音です。

似たような経験は僕もしました。でも、紹介される企業に不安を感じたら、はっきり断っていいんです。僕も何社も見送った上で、今の会社に出会えました。事前に「これだけは譲れない」という条件を担当者に伝えておくと、ミスマッチを減らせますよ。

研修の内容が自分には向いてない

mirai/
27歳・女性

就職カレッジの研修は、グループワークが多く、人前で話すことが苦手な私にはとても疲れる内容でした。もっと個人で学べる時間が欲しかったのですが、毎日みんなで意見を出し合うような内容ばかりで、正直心が休まりませんでした。自分のペースで学びたい人には向かないと思います。

mirai/
23歳・男性

正直、研修の雰囲気に違和感がありました。 大げさな発声練習とか、表情トレーニングとか、就活に関係あるのか?って思うような内容ばかり。この時間、もっと違う方法で就活できたんじゃ...って後悔しました。そのまま面接に進むのは選択肢から外しました。

最初は僕も違和感ありました。でも、実は面接や実際の仕事で役立つんですよね。ただ、全ての研修が自分に必要とは限らないのも事実です。合わないと感じたら、別の就活方法を選ぶのも全然アリだと思います。

担当者の質が低い

mirai/
25歳・女性

就職カレッジの担当者は、こちらの話を最後まで聞かずに、決めつけた提案をしてきました。もっと個人の状況に合わせた対応をして欲しかったです。

mirai/
27歳・男性

担当者の対応が事務的で冷たく、本当にサポートする気があるのか疑問でした。説明も形式的で、具体的な疑問に答えてもらえず、結局自分で調べることになりました。

担当者の質にはばらつきがあります。私の担当者は、フランクな感じで親しみやすく、相性がよかったです。

しかし、人によっては、感じ方も異なるため、「冷たい」と感じる担当者や「距離感が近すぎる」と感じる担当者もいるようです。

就職カレッジVS類似サービスの比較表

未経験に向いていると言われている転職支援サービスについて表でまとめました。

就職カレッジVS類似サービスの比較

いい大学を卒業している人、新卒で数ヶ月でも正社員で働いた経験がある人であれば、マイナビジョブ20'sやRe就活をおすすめします。

正社員経験はあるが、学歴や職歴には自信がない人は、UZUZやいい就職ドットコムをおすすめします。

ですが、僕のように大学を中退してそこからフリーターのような、学歴なし・職歴なしの場合は、正直就職カレッジかハタラクティブの2択です。

平日に時間を作って研修に参加できるならば、就職カレッジ。今の仕事に穴を開けたくないならばハタラクティブという選び方になると思います。

ひどい・やばいを証明するための就職カレッジ体験レポ

僕が就職カレッジに参加してきた感想を詳細にレポートします。

初回面談:ひどくない!お姉さんが優しく話をしてくれた

就職カレッジに申し込みをすると、初回の面談からスタートです。

正直、最初は「怪しい求人斡旋業者なんじゃ...」と警戒していました。でも、初回面談で担当者の方と話してみると、意外にも親身に相談に乗ってくれました。

僕「新卒で就職しなかったことは、企業にどう見られますか?」

担当者さん「確かに働く意欲・能力、ブランクに対するマイナスなイメージはあります。でも、それを挽回する方法を一緒に考えていきましょう」

担当者の方は自分の質問や不安に丁寧に答えて励ましてくれたので、思っていた以上に話がしやすかったです。

研修:予想外に濃密だけどやばくはない!

4日間、朝9時から夜6時までびっしりと研修があり、参加前は憂鬱だったのですが、実際に参加してみると、内容が濃く、発言するタイミングや考える時間が多いので、過ぎるのがあっという間でした。

社会人としての基礎知識やビジネスマナー、コミュニケーション術など、今まで全く知らなかったことを学べました。正直、「こんなに学べるとは思わなかった」というのが率直な感想です。

事前に調べていた情報では、「飛び込み営業がある」「体育会系のノリできつい」「辞めようとしたら猛烈に引き止められた」などの口コミが出てきて心配だったのですが、オンラインで淡々と進む形で、大学の授業とさほど変わらないような感じでした。

集団面接会:緊張の連続だけどサクサク進む

2日間で最大20社と面接ができると聞いて、最初は「そんなにたくさんの会社と面接できるの?」と半信半疑でしたが、実際に参加してみると、確かにその通りで、むしろ疲れるくらいでした。

1社15分程度の短い面接が続き緊張の連続で、1日目が終わった時はさすがに疲れました。ですが、2日目になると少しずつ慣れていき「これが普通の就活だったら、こんなに多くの会社と面接できなかっただろうな」と思えて、参加してよかったなと感じました。

面接後に5社に希望を出し、2社と二次面談、最後は1社から内定をもらいました。

結論:なぜネット上で就職カレッジが「やばい・ひどい」と言われていたのか?

これまでの体験を踏まえて、就職カレッジが「やばい・ひどい」と言われている理由について、自分なりに見解をまとめました。

(1)研修内容が飛び込み営業だった

就職カレッジは元々営業職の研修に特化していた過去があり、オンライン研修になる前は、飛び込み営業が研修内容に入っていたそうです。飛び込み営業は断られることも多いため、人によってはきついと感じる仕事です。飛び込み営業に抵抗がある人が、「研修でいきなり飛び込み営業をやらされた、やばいぞ」と言っているかなと思いました。

今は飛び込み営業の研修はないので、そんな心配は不要です。

現状のオンライン研修は、4日間で30時間とほぼフルタイム状態なので、普段長時間パソコンを使わない人にとっては厳しいと感じるかもしれません。

(2)過去は日本全体でブラック企業が多かった

  • 大手企業の求人が少ない
  • 営業職の求人が多い

この2点は事実です。

ただ、同時期に就職カレッジで就職した人に聞いても、長時間労働のブラック企業に当たった人はいませんでした。

これは、2019年〜2020年の間で、「働き方改革関連法」というものが施行されて、残業時間の決まりが厳しくなり、ブラック企業自体が減った影響が大きいみたいです。なので、2020年より前の口コミで、「ブラック企業に当たった、やばい」という内容が存在しているようでした。

人間関係のアレコレは人それぞれありますが、どこで就職しても同じかなと思います。

研修内容をもう少しだけ深掘りして解説

就職カレッジに申し込みをするか迷っている方の中には、「30時間もの研修って何するん?」と思っている方も多いと思います。

そこで、研修内容にスポットを当てて、どんな内容を学べるのかもう少し深掘りして解説します。

就職カレッジの研修は、有名なベストセラー「7つの習慣」と「原田メソッド」をベースに独自のプログラムを組み立てているそうです。

正直、最初は「ちょっと胡散臭いかな?」と思いましたが、実際の内容は意外と理にかなっていて、仕事だけでなく、プライベートでも活用できるような知識です。

入社した会社で、上司の方と研修内容について話した時も 「なるほどね〜そういうのめちゃくちゃ大事だけど、おじさんになってもわかってない奴多いから、きちんと教えてもらえたのはいい経験だったよ」
とお話しされてました。

「ビジネスで活躍する人材を作る基礎知識」というのが根底にあるようです、ビジネスマナー以外では以下の3点の部分を中心に学びました。

  • より良い人間関係を構築するための考え方
  • 問題や課題を自ら解決するための思考法
  • 個人の自己成長と目標達成のための具体的な行動計画とその実行プロセス

例えば、仕事でうまくいかない時に、チームメンバーや条件のせいにして、諦めてしまう人がいますが、自分の働きかけ一つで大きく物事が変わっていく。という学びです。

就職カレッジで得た学びが年収アップにつながった事例

僕の友人(26歳、男性)が就職カレッジでの研修後に営業職で内定をもらい、こんな経験をしたそうです。

営業部に配属されて数ヶ月、チームの売上が伸び悩んでいた時、就職カレッジの研修で学んだことを思い出したんだとか。「自分でこうしよう頑張ろう!と意見を伝えることばかりで、同僚の話に真剣に耳を傾けていなかったんじゃないか」と気づいたそうです。

そこで、ランチや日常の会話で積極的に相手の話を聞くように努めたら、みんな考えていることがバラバラで、チーム全体の方向性がまとまっていないと気づいたそうです。皆の意見を整理してまとめ、新しい営業戦略を提案したら、チームメンバーからも賛同を得られて、売上も回復し始めたんだとか。

この結果が評価されて、翌年にはリーダーに抜擢。年収も350万から400万に一気に50万円も増えて、仕事のモチベーションが上がった。と、嬉しそうな笑顔で話していて、印象的でした。

こんなふうに、人によってではありますが、就職カレッジの研修で学んだことを活かせる人は出世できているみたいです。

就職カレッジでよくあるQ&A

就職カレッジについてよくある質問をまとめてみました。実際に利用してみて気づいたことも含めて、できるだけ正直に答えていきます。

料金・費用はかかりますか?

求職者は全て無料で利用できます。オンラインなので特に交通費はかかりません。ただオンラインで研修や面談を受けるためのパソコンは必須です。スマホだと画面が小さくてかなり厳しいです。

30代でも利用することはできますか?

主に20代を対象としたサービスです。30歳、31歳くらいまでならギリギリ申し込めるかもしれませんが、30代半ばを過ぎるとお断りされる可能性が高そうです。実際、研修に参加してみると、ほとんどが20代でした。

20代であること以外に参加条件はありますか?

上記の通り、年齢は20代で、平日に4日間の日中研修に参加できることが条件です。また、地方在住の場合は求人が少ないため、断られる可能性があります。

【対応エリア】
北海道: オンライン対応
関東エリア: 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県(オンライン対応および拠点あり)
東海エリア: 愛知県(拠点あり、オンライン対応)
関西エリア: 大阪府、兵庫県(拠点あり、オンライン対応)
中国・四国エリア: 広島県(拠点あり、オンライン対応)
九州エリア: オンライン対応

途中でやめることはできますか?

途中で止めることもできます。

ただ、一度やめて入り直すなどはおそらくできないと思います。一生就職カレッジは使わない!という覚悟でやめるならいいですが、せっかくのチャンスかつ、数日間だけなので頑張ってみる方が良いんじゃないかなと僕は考えてました。

内定までどれくらいかかりますか?

大体1ヶ月くらいが目安だそうです。研修のスタート時期や面接の時期が月に2回程度の開催なので、それに合わせることになります。面接から内定までは1〜2週間が目安とのこと。私の場合も、ほぼこのスケジュール通りでした。

内定を断ってもいいですか?

もちろん、断ることはできます。ただ、印象はあまり良くなくて、理由を聞かれたりはします。もし、微妙だなと思う場合は、そもそも希望を出さない方が良いです。