犬猫生活株式会社で働く魅力:20代含め若手が活躍し、動物福祉への貢献が叶う環境

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、犬猫生活株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

犬猫生活株式会社は、国産無添加のプレミアムペットフードの企画・製造・販売を中心に、ペットケア事業を手掛ける企業です。事業の収益を動物福祉に還元する仕組みを構築し、殺処分ゼロを目指す活動も展開しています。事業や理念に共感したメンバーが集い、20代のチームリーダーなど若手社員も多く活躍する環境が特徴的です。

今回は、現在採用強化中の犬猫生活株式会社のマーケティング部にフォーカスし、若手活躍の環境やチームプレーを重視するカルチャーなどについて、取締役の近藤さん、マーケティング部マネージャーの堤さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
犬猫生活株式会社取締役の近藤さん

近藤誠人さん

犬猫生活株式会社の取締役を務める。事業開発やマーケティング、ブランディング支援の経験を経て、2019年に取締役としてジョイン。

犬猫生活株式会社の堤さん

堤大悟さん

犬猫生活株式会社のマーケティング部に所属。半年間の業務委託を経て2024年に正社員としてジョイン。入社1年弱・20代でマネージャーに抜擢され、プレイヤーとマネジメントの両方で活躍している。

入社1年弱でチームリーダーに抜擢。犬猫生活の若手活躍エピソード

犬猫生活株式会社の堤さん
▲インタビューにご対応いただいた、チームリーダーとして活躍する堤さん

編集部

まずは犬猫生活で活躍されている若手社員のお一人として、堤さんご自身の経歴や現在の業務内容から教えていただけますか?

堤さん

私は新卒で広告代理店に入社し、事業会社に転職してWebマーケティングを経験しました。その後犬猫生活で半年間程業務委託の形で働き、2024年2月に正社員として入社しました。

入社1年弱でマーケティング部のチームリーダーを任せていただき、現在は自身もプレイヤーとして担当領域を持ちながら、9人のチームのマネジメントも行っています。チームでは主にFacebookやInstagramなどのSNS広告の運用を担当しており、広告用の動画や画像制作から配信、運用まで一貫して行っています。

編集部

かなり早期の抜擢かと思いますが、会社として堤さんのどのような点を特に評価されたのでしょうか。

近藤さん

Webマーケティングの経験者としてのスキル面ももちろん評価のポイントですが、それ以上にチームメンバーからの信頼を得ていたことが大きいですね。

当社では勤続年数や年齢ではなく、スキルや会社・チームへの貢献度、そして仲間からの信頼を重要視しています。何か困ったこと、迷うことがあるメンバーたちが、自然と堤にアドバイスを求めにいく様子を見て、リーダーに適任だと判断しました。

若手ののびのびとした活躍を生む、犬猫生活ならではの「チームプレー」カルチャー

犬猫生活株式会社取締役の近藤さん
▲インタビューにご対応いただいた、取締役の近藤さん

編集部

堤さんご自身は、犬猫生活の働く環境についてどのように感じていますか?

堤さん

チームには年上のメンバーも多いのですが、年齢に関係なく率直にアドバイスができる環境がとても魅力的だと感じます。

職場によっては年上のメンバーへのアドバイスや指示をしづらい環境もあると思いますが、当社ではまったくそのようなことはありません。年齢に関係なく、他のメンバーからのアドバイスを素直に受け入れ、感謝し合うコミュニケーションが自然と取れるんです。この雰囲気は、若手がさまざまなことにチャレンジして成長する上でも、非常に重要なポイントだと思っています。

編集部

そのような雰囲気が醸成されているのはなぜなのでしょうか。

近藤さん

一言でいうと、みんな犬猫生活が実現したい世界に強く共感し、まっすぐ向き合っているからだと思います。当社では「すべての動物とその家族の幸せな生活のために」という経営理念を何よりも大切にしています。その実現のために、個人の成果や上下関係に捉われず、チームで協力し合おうというのが、当社の方針です。

組織運営では、チームプレーを行うために重要な心理的安全性を重視しており、そのことが雰囲気の良さを生んでいるのだと考えます。

編集部

普段の仕事の中でチームプレーを実感する瞬間はありますか?

堤さん

私が所属するWEBマーケティングチームでは、個人の目標も設定していますが、それ以上にチームとしての目標達成を重視しています。例えば個人目標を達成できていないメンバーがいるときには、チーム全体でミーティングをして、原因や改善点を話し合っています。

またその際にも心理的安全性に配慮し、達成できていないメンバーを責める雰囲気は全くありません。チームでの目標達成に向かって建設的に話し合い、協力し合える環境が強みです。

チーム全体のスキルアップに寄与する「学びのシェア文化」

編集部

若手社員のスキルアップ支援に関しても教えていただけますか?

近藤さん

チームプレーを重視していることから、スキルアップに関しても組織全体で進めていくことを意識しています。

マーケティング部で特徴的なのが、「学びのシェア文化」です。新しい手法や自身の学びを日々のミーティングやSlackで随時共有し、それを見たメンバー一人ひとりが自分でも実践し、結果を報告し合うというサイクルを回しています。そこからさらに議論を深め、チーム全体のスキルアップにつなげています。

堤さん

社内に知見がないことに関しては、外部の専門家を招いて学ぶ機会があるのも特徴です。

例えば1年前に動画広告を本格スタートした際には、社内にまったくノウハウがない状況でした。外部の専門家に学びながら、その学びを社内に普及させ、当社ならではのノウハウを構築していきました。今では素材の撮影から広告運用まで、一通りを社内で完結できる体制が整っており、動画マーケティングにはかなり知見のある強いチームになっています。

社員のやりたいこと、得意なことを重視したキャリア形成へのサポート

編集部

社員のキャリア形成に関するサポート体制はありますか?

近藤さん

当社では社員一人ひとりのやりたいこと、得意なことで成果を発揮してもらえる環境を大切にしています。一方で「現時点ではこの部署で力を発揮してほしい」という会社の方針もあるため、本人のキャリアビジョンと会社の方向性の両軸を踏まえ、本人と会社の成長が叶うような適材適所の配置、チームづくりを行っています。

編集部

入社後に社員とキャリアに関して話す機会も多いのでしょうか。

近藤さん

はい。必要に応じてキャリア面談を設け、丁寧に希望を聞き取っています。当社の理念や事業に共感して入社しているという前提があるため、「私がこのポジションでスキルを磨くことが、会社にとってこんな意味がある」というように、自身の希望だけでなく会社の成長を踏まえた、前向きな会話がなされることが多いですね。

犬猫生活の事業モデルの特徴:事業の収益を動物福祉に還元

犬猫生活株式会社の商品イメージ
▲商品のひとつであるデンタルピューレと猫ちゃん

編集部

犬猫生活はどのような経緯で創業された会社なのでしょうか。

近藤さん

創業は2018年5月で、きっかけは代表の佐藤が野良猫ちゃんを保護したことです。保護猫ちゃんたちの健康のために「透明性が高く、高品質でおいしい商品を食べさせてあげたい」と考えたことから事業がスタートしました。そのため、当社のすべての商品は「うちの子にほんとうにあげたいごはんを」というコンセプトに基づいてつくられています。

また、代表の保護猫ちゃんとの出会いをきっかけに、うちの子以外も含め日本ひいては世界全体の動物における社会課題を解決したいという思いで立ち上げたのが「一般財団法人犬猫生活福祉財団」です。財団法人では日本の殺処分ゼロを目指す活動や、譲渡後のわんちゃん猫ちゃんの幸せを追求する取り組みを推進しています。

犬猫生活株式会社の商品イメージ
▲国産・無添加のペットフードは美味しさのみならず機能性や安全性にもこだわっている

編集部

ペットフード事業と、動物福祉の活動はどのように関連していますか?

近藤さん

ペットフード以外の事業も含め、当社の事業で得た収益の20%を社会貢献活動に還元する仕組みをつくっています。

多くの動物福祉団体は寄付をもとにした活動をしており、安定的に寄付が集まることで持続可能な活動ができます。当社では事業収益を一定の割合、確実に財団に還元する仕組みを構築することで、持続可能かつ計画的な形で動物福祉の向上に貢献しています。

社内メンバーに共通する「動物への思い」と「成果へのこだわり」

犬猫生活株式会社の社員集合写真
▲マーケティング部のメンバーを中心としたイベント出展時の様子

編集部

犬猫生活のメンバーに共通する特徴や、社内の雰囲気を教えてください。

近藤さん

「すべての動物とその家族の幸せな生活のために」という経営理念への共感、わんちゃんや猫ちゃんへの思いについては、全メンバーに共通する特徴です。実際にわんちゃんや猫ちゃんを家族に迎えている人も非常に多いですね。動物や人、社会の幸せのために何ができるかを考え、役職や年齢に関係なく、誰もが素直に意見を言い合える文化があります。

一方で我々の目指す世界の実現のためには、会社の成長が不可欠です。そのため、成果への強いこだわりを持っているのも、当社のメンバーに共通する特徴の1つです。

編集部

堤さんは実際に御社で働いてみて、どのような点に魅力を感じていますか?

堤さん

やはり自分と同じように、わんちゃんや猫ちゃんに深い愛情を持つ方と働けることは魅力的ですね。先日社内で、私の愛犬をモデルに撮影会を行った際に、実際に社員が自分の愛犬と接している様子を見て、改めて「本当にわんちゃんや猫ちゃんが好きな人たちと働いているんだ」と実感しました。

また、社内にわんちゃんや猫ちゃんと暮らす人が多いことは、当社の製品をご購入いただくお客様の理解を深める上でも重要です。私自身、入社当初はわんちゃんと一緒に暮らしたことがなく、飼い主さんに魅力を感じてもらうための広告運用には苦労しました。しかしわんちゃんと暮らしている社内メンバーのリアルな声を聞けたことが、広告運用のブラッシュアップを図る上でとても役に立ちました。

成果を追求していく上でも、実際にわんちゃんや猫ちゃんへの思いを持っているメンバーが集っていることは大きな意味があると思います。

犬猫生活の採用情報:「成長意欲」や「成果へのこだわり」を重視

編集部

犬猫生活の採用に関して伺います。現在募集を強化されているマーケティング部門の採用で重視するポイントを教えていただけますか?

近藤さん

理念への共感やわんちゃん・猫ちゃんへの思いは大前提です。それに加えて、経験の有無よりも、成果に対するこだわりや成長意欲を重視しています。これまでの人生の中で目標達成に向けて具体的に行動した経験がある方は、当社でも活躍いただけると考えます。

また特にチームプレーを大切にしている当社だからこそ、仲間と一緒に切磋琢磨し、楽しみながら成長していけることも重要です。

編集部

マーケティング部門のメンバーには未経験で入社される方も多いのでしょうか。

近藤さん

マーケティング部には経験者と未経験者が約半々の割合で在籍しています。経験者に関しても、Webマーケティングに知見を持っていてもペット業界は未経験というメンバーが大半です。

犬猫生活から求職者へのメッセージ

編集部

最後に、転職を考えている方々へメッセージをお願いします。

堤さん

当社の仕事は、動物関連の最新トレンドや商品情報など、多くの知識が必要になります。わんちゃんや猫ちゃんを家族に迎えていて、大切に育てるためにさまざまな知識を得ている方は、それを活かしてチームに貢献できる環境があると思います。ぜひご自身の愛犬や愛猫への思いを、当社での仕事で発揮していただけると嬉しいです。

近藤さん

当社では、事業は社会課題を解決するための一つの手段として捉え、動物業界における様々な課題を着実に解決していきたいと考えています。食、医療、生活など幅広い領域で事業を展開し、犬猫生活をグローバルなトップブランドに育てていきます。マーケティングや事業開発に興味がある方は、ぜひご一緒に大きな目標に挑戦しましょう!

そして、日本全体の動物福祉に貢献したい、何よりわんちゃん猫ちゃんなど動物のために働きたいという強い思いを持つ方との出会いを楽しみにしています。

編集部

近藤さん、堤さん、本日はありがとうございました!

編集後記

堤さんが入社1年ほどでチームリーダーに抜擢されたエピソードから、実力と信頼を重視する同社の姿勢が伝わってきました。また個人目標よりもチーム目標を優先する「チームプレー」のカルチャーは、若手の活躍を支える基盤になっていると思います。

犬猫生活株式会社の働き方のまとめ

若手活躍の特徴
  • 20代でもチームリーダーに抜擢
  • 年齢に関係なく意見交換が可能
  • 実力と信頼関係重視で評価
社風
  • チームプレー重視の組織文化
  • 心理的安全性を重視
  • 動物への深い愛情を持つ社員が多数
  • 成果へのこだわりを持つ
事業の特徴
  • 国産無添加ペットフード製造販売
  • 収益を動物福祉に還元
  • 殺処分ゼロを目指す取り組み
育成制度
  • 学びのシェア文化が浸透
  • 外部専門家に学ぶ機会も豊富
  • 個人の希望を考慮したキャリア形成
求める人物像
  • 動物福祉に強い関心がある
  • 成果へのこだわりを持つ
  • チームでの成長を楽しめる

犬猫生活株式会社の基本情報

企業名 犬猫生活株式会社
住所 東京都新宿区市谷船河原町9-1NBCアネックス市谷ビル6F
事業内容 ペットフードをはじめとしたペット関連商品の企画・製造・販売
設立 2018年5⽉
公式ページ https://inuneko-seikatsu.co.jp/
採用ページ https://inuneko-seikatsu.co.jp/shop/pages/about#recruit
募集職種
  • D2Cのマーケティング職(主にオンライン広告運用)
  • オフライン営業(リアルチャネルの拡充のミッションで卸営業等)
  • SNSマーケティング職(主にInstagram、X、TikTok、YouTube等のアカウント運用)
取材・編集
紫竹淳志のプロフィール写真

ミライのお仕事編集部

紫竹 淳志

元新聞記者として約10年間、地方行政や選挙、プロ・アマチュアスポーツなど幅広い分野の取材経験あり。ミライのお仕事では、ソフトバンク株式会社や東京商工会議所、株式会社オープンハウスグループなど、数多くの著名企業や教育機関への取材を担当。