株式会社デイリー・インフォメーション関西が目指すのは“全ての人が働きやすい会社”

めざましい成長を遂げる企業の皆様に、活躍の秘訣などを伺うこの企画。今回は、広告や人材ソリューション、さらには観光産業の領域など、幅広いお客様の課題解決をコンセプトに急成長を遂げる株式会社デイリー・インフォメーション関西を取材しました。

株式会社デイリー・インフォメーション関西とは

デイリー・インフォメーション関西は、創業60周年を超える歴史を持つ総合広告代理店DACホールディングスグループの一員として、2004年に設立された企業です。拠点を介したネットワークを駆使し、上場企業から身近な店舗まで最適でユニークな提案を行い、課題解決をサポートしています。

会社名株式会社デイリー・インフォメーション関西
住所大阪府大阪市淀川区西宮原2-1-3 SORA新大阪21 15F
事業内容・総合広告事業
・ヒューマンリソース事業
・地域ソリューション事業
・グローバル広告事業
設立2004年3月18日(2003年9月開所)
公式ページhttps://dac-kansai.co.jp/

今回は、「全ての社員にとって働きやすい環境」を整備されている理由や採用に関するトピックなどについて、経営企画室にて取締役を務める東山さんと、ヒューマンリソース事業部の係長である内野さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社デイリー・インフォメーション関西の取締役・東山さん

株式会社デイリー・インフォメーション関西
取締役 経営企画室

東山 奈津子さん

株式会社デイリー・インフォメーション関西の内野さん

株式会社デイリー・インフォメーション関西
ヒューマンリソース事業部 係長

内野 航大さん

デイリー・インフォメーション関西が提供する「一味違う」ソリューション

株式会社デイリー・インフォメーション関西の事業概要
▲クライアントと伴走し、主に広報・人事面で課題解決のサポートを実施している(公式サイトから引用)

編集部

最初に、デイリー・インフォメーション関西さんの事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

東山さん

私たちは、総合広告事業、ヒューマンリソース事業、地域ソリューション事業と、近年勢いを取り戻しつつあるインバウンド産業に関連するグローバル広告事業を加えた4つの領域を柱に、全国に向けてお客様の課題解決をサポートしている広告代理店です。

特徴としては、母体であるDACグループが長い歴史を持っているためそのネットワークや知見を活かしたソリューションを提供できることと、常に新しいことに取り組んでいくという社風が全社員に浸透していることが挙げられます。

チャレンジをベースとした姿勢は、グループの「Do!different」という行動指針にもあらわれています。各事業においてはクライアントに応じたオリジナルな企画の提案を実施し、「一味違った」プランニングで結果を出すことにこだわっています。

また、弊社ではフロア内に各事業部が共存していて連携も可能なので、場合によっては「このPR案件の進行に加え、必要となる人材の確保もお任せしたい」というようなお客様に対しても柔軟にフォローできる体制が整っています。

編集部

対象が企業であれ、地域ソリューションを提供する地方の自治体などであれ、デイリー・インフォメーション関西さんはクライアントの課題を解決することを第一に事業を展開されているのですね。

採用担当者としてステップアップ。クライアントの一員としての意識で動く

株式会社デイリー・インフォメーション関西の内野さん

編集部

続いて、デイリー・インフォメーション関西さんで働く皆様のキャリア面について伺えればと思います。まず、内野さんの経歴についてお教えいただけるとありがたいです。

内野さん

私は新卒で入社して、現在4年目です。ヒューマンリソース事業部に所属していて、主に企業様の採用をお手伝いさせていただくほか、求人広告などの販売を行っております。

これまでのキャリアでいうと、2022年度で主任に、2023年度に係長へと昇格し、チームリーダーをやっています。

編集部

順調にステップアップされていると感じたのですが、業務の中で意識しているポイントなどがあればお聞かせいただけますでしょうか。

内野さん

ありがとうございます。いま思っているのは、「採用のお手伝いは、その企業の未来を左右すること」だということですね。いつも、その重要性を肝に銘じながら働いています。

また、仕事の中ではどういう方を採用するかを先方の採用担当者と一緒に考えていくこともあります。いわば、デイリー・インフォメーション関西に勤めながら、お客様の会社の一員として動いているような感覚ですね。そこまでコミットできることは、間違いなく仕事へのやりがいにつながっていると考えています。

加えて、弊社は企業・商品のブランディングや交通広告など、求人以外の広告も取り扱っています。自分が主に担当する採用関連以外の商材も提案できるよう、常に学び続けながら、「どこかの広告と似ているな」と思われないよう、他社との差別化を心がけています。

若手メンバー多数。モチベーションを高める秘訣は「バルーン」!?

編集部

デイリー・インフォメーション関西さんの年齢構成についてお教えいただけますか?

内野さん

弊社は若手の割合が比較的高くて、20代を中心に、一般的にチームリーダーになるような30代前半のメンバーまでがボリュームゾーンという感じです。

それが影響しているのかどうかわかりませんが、みんな仲が良くて、交流する場面も多いです。普段の会話の機会はもちろん、部活動制度があるので一緒にスポーツで汗を流すこともありますし、若手が先輩社員に質問しやすい、風通しのよい環境が整っているので、非常に働きやすいですね。

私も採用のお手伝いで他の企業様のオフィスをいくつも拝見していますが、それに負けないくらい弊社はコミュニケーションが活発だと感じています。

株式会社デイリー・インフォメーション関西の野球部のメンバー
▲社内の野球部のメンバー。年次などは関係なく交流するカルチャーがある。

編集部

御社では、内野さんをはじめ若手のメンバーが活躍できる環境があると思うのですが、その理由は何なのでしょうか?

内野さん

理由としてひとつ挙げられるのは、会社としてのバックアップが充実していることかなと思いますね。私たちは大きな目標をチーム単位で設定していて、それを達成していくためには個人の成長が重要となってきます。だから、若手に対してはロールプレイングなども積極的に取り入れ、早期に経験を積めるような体制を整えています。

若手の経験ということでいうと、私の所属するヒューマンリソース事業部では、人材紹介を扱う大手企業さんと仕事をご一緒するケースも多いです。キャリアの早い段階で大きな案件に関わることで、自然と実力がつけられる環境だと思います。

編集部

若手メンバーのモチベーションを上げるような工夫はあるのでしょうか?

内野さん

デイリー・インフォメーション関西ならではのイベントだと思うのですが、個人目標を達成したメンバーの席でバルーンを上げるという習慣があります(笑)。弊社のオフィスはワンフロアのすべてが見渡せるようになっているので、100人以上から注目される中、その成約事例について発表するんです。

特に若手は「目標を達成すればバルーンを上げられる」「自分はまだだけどいつか上げてみたい」という想いを強く持って働いてくれていますね。バルーンはあくまできっかけのひとつですが、モチベーションを常に高く保つことができる風土があると実感しています。

デイリー・インフォメーション関西の女性比率は半分以上

株式会社デイリー・インフォメーション関西の社内でミーティングをするメンバー

編集部

デイリー・インフォメーション関西さんでは、女性も多く活躍されていると伺いました。社内の女性比率や管理職の男女比率についてお教えいただけますか?

東山さん

私たちが管轄している関西・中国の支社および営業所のデータだと、2023年7月現在の女性比率は52%であり、過半数を超えています。また、課長以上の役職でいうと、45%が女性という形になっています。この数字は、広告業のなかでは比較的高い数値だと考えています。

実は、私は関西の新卒1期生で入社したのですが、当時は男性が多い会社だったんです。比率で言うと、女性は3割くらいでしたね。

でも、当時の代表(現在のDACホールディングス代表取締役会長・石川和則さん)が「女性の活躍が必要になってくる」と言っていて、当時から女性が活躍できる機会を多く設けるよう取り組んでいました。その先見の明が、現在に活かされていると感じています。

編集部

具体的には、どのような取り組みをされてきたのでしょうか?

東山さん

DACグループには、すべての女性社員で構成される「新・白百合の会」という組織があります。この組織では全社的なネットワークを通じてグループで働く女性の悩みを共有したり、スキルアップのための研修を開催したりしています。

このような事例があるおかげで、女性が安心して入社してくれるようになっていると思いますし、育児などのライフステージの変化を経ても定着しやすい環境ができています。現会長の取り組みが、実を結んでいると感じていますね。

産後7ヵ月で職場復帰。新たな制度により誰でも働きやすい企業に

編集部

女性のキャリアという点について、東山さんご自身の経験をもとにお話しいただけるでしょうか?

東山さん

私は第一子を出産後、7ヵ月ほどで元の営業職に復帰したのですが、振り返ってみると本当に大変でしたね。その当時はDACグループのなかでも育児と仕事を両立する人が1~2名いたくらいだったので、制度面も整えられておらず、何もかも手探りの状況だったんです。

ただ、現会長の方針で保育費の支援制度ができたほか、時差勤務・時短勤務も徐々に導入されて、そのおかげで働き続けることができました。子育てでキャリアをあきらめなくてもよくなりましたし、育児をしながらでも「社会の一員として働ける」という実感があるのは、すごくありがたいと感じています。

編集部

現在の制度面で、ここが特徴だと考える点をお聞かせいただけますでしょうか。

東山さん

都合にあわせて柔軟に勤務時間を設定できるので、一人ひとりのライフプランにあわせて働けるのが特徴だと思います。あと、弊社では、子どもが保育園に入るときの「慣らし保育」のママさんバージョンのような制度があるんです。

復帰後にいきなり従来の勤務体系で働くと、どうしてもブランクがあるのでやりづらさを感じるケースがあります。でも、一旦はフルタイムではなく短時間かつ時給制で働くことで、少しずつ慣らしていけるんです。これは、他社さんからも「面白い制度ですね」と言われますね。

また、社内コミュニケーションでいうとチャットツールやグループウェア、社内報などが休職期間中も使えるので、社内でどのようなことが起こっているのかわかるんです。情報が届かず取り残されるようなことはないので、このことも大きいと思います。

■デイリー・インフォメーション関西さんの働き方に関する方針・各制度の詳細はこちらから
https://dac-kansai.co.jp/about/sustainability.html

デイリー・インフォメーション関西ではインターン経験者の入社事例も

株式会社デイリー・インフォメーション関西のオフィス風景

編集部

デイリー・インフォメーション関西さんでは、インターンの方はおられるのでしょうか?

東山さん

はい。私たちは大きく分けて2種類のインターン採用を実施しています。

ひとつは夏と冬にワンデーで広告の仕事を体験してもらうもので、新しい企画を立案してもらうようなカリキュラムを用意しています。もうひとつは少し期間が延びて、大学の夏休みである9月のうち1週間来てもらって、営業に同行してもらったり、社会人のマナーを教えたりという感じのものです。

編集部

インターンに参加された学生の方が、「ここで働きたい!」と決意して応募されるようなことはあるのでしょうか?

東山さん

ありますね。現在、インターンから直接採用することは行っていないのですが、本選考に応募してそのまま入社し、活躍しているメンバーが複数います。これからも、インターンから採用に結びつくケースを増やしていけるよう検討しています。

意欲があれば評価される環境がある。理念に共感する方を募集!

編集部

最後に、デイリー・インフォメーション関西さんに興味を持った方へ、メッセージをお願いいたします。

東山さん

私たちは、意欲とやる気があれば周りが必ず見てくれている組織ですし、昇進などのスピードも他社に比べて速いと思います。公式サイトの採用ページや募集内容を見ていただき、企業理念に共感してくれる方はぜひご応募ください。

また、社員の成長のためにユニークなカリキュラムも用意しているので、入社後にどんどんスキルアップしていきたいという方もフィットするはずです。若手メンバー、女性メンバーに限らず、すべての人が活躍できるようなカルチャーと制度があると考えているので、ぜひ一緒に働きましょう!

編集部

取材を通じて、デイリー・インフォメーション関西さんは、若手・女性に限らず、すべての人が働きやすく、モチベーションを保ちやすい環境を整えていると感じました。本日はどうもありがとうございました。

■取材協力
株式会社デイリー・インフォメーション関西https://dac-kansai.co.jp/
採用ページ:https://dac-kansai.co.jp/recruit/