ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社DearOneにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
DearOneは、スマートフォンアプリの開発やデジタルマーケティング支援を手がける企業です。20代で新規営業のリーダーに抜擢されたり、30代前半でマネージャーに昇進したりと、若手の活躍が目覚ましい企業として注目を集めています。独自の評価制度により、年収が1年で200万円以上アップするケースもあり、実力次第で早期キャリアアップが可能な環境が整っているのが特徴です。
今回は、株式会社DearOneの若手活躍の秘訣や働き方について、経営戦略部人事企画ユニットマネージャーの長谷川さんにお話を聞かせていただきました。
入社2年弱でリーダー抜擢も!DearOneの若手活躍の環境
▲インタビューにご対応いただいた人事の長谷川さん
編集部
御社で若手の内から活躍している社員の例があればご紹介ください。
長谷川さん
印象的な2人の若手社員を紹介します。1人目が、業界未経験で入社した上迫という20代社員です。新規営業のポジションで活躍し、なんと入社2年も経たずにユニットリーダーに抜擢されました。現在は年上のメンバーもいるチームをまとめながら活躍しています。
2人目が、30代前半でマネージャーとして活躍する塚田という社員です。20代半ばで入社してから着実にキャリアを重ね、約6年でマネージャーになるという早期キャリアアップを実現しています。
編集部
どちらも早期のキャリアアップを達成されているのですね。転職を検討されている方の参考までに、成長できた理由などを詳しく伺ってよいでしょうか。
長谷川さん
わかりました。まず上迫ですが、成長できた理由として「目指すべき上司と毎週1on1ができていること」が大きいと話していました。明確化された目標に対して足りない部分を毎週フィードバックされるので、モチベーション高く働けているようです。
彼は法人向けオートリース業界という別業種から入社し、最初は何もわからなかったそうです。ただ、DearOneにはヒアリングから資料化、提案するまでのフレームワークが整備されているので、やるべきことにフォーカスできています。実際に、上司のフォローはあったものの、フレームワークを活用することで入社3ヶ月で大型案件を獲得しているんです。
編集部
続いて、塚田さんについてはいかがでしょうか。
長谷川さん
彼が成長した理由として、本人も上司も挙げているのが「定量的な目標とマイルストーンの設定」です。具体的な目標を日々のタスクの形にして落とし込み、計画的に取り組むことで、着実に伸びていきました。
これは簡単なようで、なかなかできないんですよ。与えられた目標ではなく能動的に対応するわけですから、向上心や熱意も必要となります。塚田本人も「自分は器用ではないので人の3倍努力した」と言っていましたね。
若手活躍の理由:早期キャリアアップ・昇給が叶う評価制度
編集部
御社の若手活躍の秘訣は何だと思われますか?
長谷川さん
独自の評価制度が若手の活躍を後押ししていると考えます。ポイントは「細かいランク設定」と「評価基準の明確化」の2つです。ステップアップに必要なことを細かいレベルで明確にし、それを評価者と社員間で共有することで、社員一人ひとりが認識の齟齬なく成長できる環境を整えています。
またランクは1段ずつでなく一気にあがることも可能であるため、実力次第で早期のキャリアアップも可能です。ランクアップは報酬とも結びついており、年収が1年で30%以上あがるケースも珍しくありません。給与面からも成長実感を得られることが成長のモチベーションにつながっています。
社員育成制度:ゲームに見立てた独自の育成プログラムを導入
編集部
若手社員や新入社員のサポート体制についてもご紹介ください。
長谷川さん
新入社員に対しては各部署でのオンボーディングプログラムに加え、ユニークなサポート体制として「オンボーディングクエスト」というゲームに見立てた独自の育成プログラムを取り入れているチームもあります。“勇者の育成”をコンセプトに、エンターテイメント要素も含みながらスキルアップできる仕組みです。
また1on1ミーティングの充実に力を入れているのも特徴です。直属の上長だけでなく、上の管理職や別のチームの上長など幅広いスタッフとの1on1を推奨し、広くサポートが受けられる体制を整えています。
編集部
その他にも特徴的な成長支援制度はありますか?
長谷川さん
ビジネスサイドのメンバー向けの取り組みとして、「提案を極めるミーティング」があります。セールスはもちろんのこと、インサイドセールスやカスタマーサクセスなどの提案力向上のための取り組みです。時には外部からのゲストも招いた講話やロールプレイングなどを行い、社長から直接レビューを受けるという、緊張感もありつつ非常に良い学びの機会となっています。
▲「提案を極めるミーティング」の実施風景
企業文化:独自の称賛制度「WOWコイン」は、報酬にも還元!
▲飲み物が無料になる『社長のおごり自販機』は、従業員が2人で社員証をタッチする必要があるためコミュニケーションのきっかけにもなっている
編集部
御社の雰囲気を表すような独自のカルチャーや制度はありますか?
長谷川さん
コミュニケーションツールの『Unipos』を活用した「WOWコイン」という独自の称賛制度があります。「WOWを創る」という会社ビジョンにちなんだネーミングで、メンバーの成果や貢献に対して、従業員同士でコインを送り合う仕組みです。
編集部
「WOWコイン」のメリットはどういった点にあるのでしょうか。
長谷川さん
1つは、獲得したコインが毎月のピアボーナス「WOW給」として給与に反映される点です。「WOWコイン」は非常に活発にやりとりされているので、毎月結構な金額として還元されています。
もう1つが、一人ひとりの活躍を目に見える形で社内に共有できる点です。「WOWコイン」は、「ありがとう」のメッセージと一緒にコインを送る仕組みで、全社員が「何に対して、誰に感謝しているのか」を具体的に、ときには長文で書いています。これによって、例えば何かを補佐するなど、数字だけでは測れない成果や活躍も社内で共有し評価できるようになっています。
ランチや趣味を通じて、社内コミュニケーションを活性化
▲バーベキューやビール試飲会、フットサルなど交流の機会が多い
編集部
社内コミュニケーションに関する特徴的な取り組みはありますか?
長谷川さん
月に1回各チームのランチ会の費用を会社が負担する「チームランチ」が特徴的です。この制度があることでチームメンバーでランチを楽しむ文化が定着しています。社内ポータル内の「チームランチマップ」でお店を登録して共有したり、Slackでランチの情報交換をしたりと、他のチームとのコミュニケーションのきっかけにもなっている制度です。
▲「洋食」などと検索すると、マップに登録された該当のお店がメンバーのレビューと一緒に出てくる仕組み
編集部
その他のコミュニケーション施策もあれば教えてください。
長谷川さん
全社員参加型の報告会を週に1回実施しています。そこではただ各部署の数字報告をするだけでなく、メンバーの具体的な活躍を報告して称賛しているのが特徴です。また報告会の後には社員が持ち回りで5分間好きなテーマについて話す「ライトニングトーク」を実施し、部署を超えたコミュニケーションを活性化しています。
社員主導のイベントも盛んで、スポーツ観戦やゲーム大会など皆で盛り上がれるイベントを実施しています。こういった社員発イベントから派生して部活動になっているものもあります。
▲ボードゲーム部のメンバー
お互いを尊重し、オープンに学びあるカルチャー
▲DearOneのオフィス内風景。集中ブースやソファスペースだけでなく、卓球台まで完備!
編集部
その他にも独自のカルチャーはありますか?
長谷川さん
社内カルチャーとして他にも特徴的なのが、知識やノウハウをオープンに共有するカルチャーが根付いていることです。例えば部署ごとの研修やトレーニングの内容は全社に共有していますし、個人で得たスキルや知識も、皆がSlackで積極的に発信をしています。
社内勉強会も部署横断的に実施しており、エンジニアやデザイナーの勉強会に営業メンバーが参加することも可能です。このオープンな知識共有のカルチャーがあることで、一人ひとりのスキルアップだけでなく全社的なスキルの底上げにつながっています。
編集部
社内の雰囲気はいかがでしょうか?
長谷川さん
社内のメンバーは一言でいうと、「良い人」が多いのが印象的です。ここでいう「良い人」には、性格面と仕事面の2つの側面があります。性格面では社歴やポジションに関わらずどんな人にも敬意を払いあう謙虚な姿勢、仕事面では指示待ちではなく能動的に行動する自律性の高いメンバーがそろっています。そのようなメンバーの中で、若手社員であっても意見を言えるような、フラットでお互いを尊重し合う関係が築かれています。
アプリ開発で培ったノウハウを強みに、グローバルに事業を拡大
▲「『2:6:2の法則(集団内における個人のパフォーマンスの差を示す言葉)』が、当社の場合まったく当てはまらないんです」と話してくれた長谷川さん
編集部
御社の展開する事業について簡単にご紹介ください。
長谷川さん
当社が展開する事業は大きく「スマートフォンアプリ開発」「グロースマーケティング」「リテールメディア」の3つです。DearOne設立当初から実施しているアプリ開発で培ったノウハウをもとに、会社の成長にあわせて事業拡大をしながら今に至っています。
特にグロースマーケティング領域では『Amplitude』などのグローバルで利用されている優れたツールを取り扱っており、海外企業にも徐々に当社の名前が浸透してきています。日本のデジタルマーケティングを世界基準に引き上げられるよう、リファラルによる新たなツール開拓も進めています。
編集部
社員の方がグローバルに活躍できる機会もあるのでしょうか。
長谷川さん
業務を通じて世界最先端の知識習得が可能です。また『Amplitude』の開発会社に直接出向いたり、日常的に海外ベンダーとのWeb会議を行ったりと、実際にグローバル企業と交流しながら実践的なスキルを得ることができます。
DearOneから転職希望者へのメッセージ
編集部
最後に、転職を考えていてDearOneに興味を持った読者に向けてメッセージをお願いします。
長谷川さん
やはり、実際に中途入社した社員の声が参考になると思うので、冒頭で紹介した二人の言葉を紹介します。
上迫が言っていたのは、「周囲のメンバーが優秀なのでそれに負けないよう努力することで急速に成長できる」「年次に関係なくしっかり評価されるのでやりがいがある」ということでした。塚田からは「会社を大きくしたい、その中で自分も成長したいという気持ちを全員が持っているので、同じモチベーションで会話して高めあえる」という言葉を受け取っています。
また、私からお伝えできるのは、DearOneでは、グローバルの最先端知識を得ながら自身の市場価値を高めていける環境があるということです。自分のWill(意志)を持って新しいことに挑戦し、成長していきたい方は、ぜひDearOneで一緒に働けると嬉しいです。
編集部
長谷川さん、本日はありがとうございました!
編集後記
この記事のまとめ
キャリア成長 |
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社風・カルチャー |
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スキルアップ支援 |
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フォロー体制 |
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グローバル展開 |
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福利厚生 |
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株式会社DearOneの基本情報
企業名 | 株式会社DearOne |
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住所 | 東京都港区虎ノ門3-8-8NTT虎ノ門ビル4階 |
事業内容 | ・O2O(オンラインtoオンライン)領域におけるスマートフォンアプリ及びBaaS(Backend as a Service)の提供サービス ・デジタルマーケティング関連ツールの提供及びそれに伴う支援サービス ・携帯電話の位置情報を利用した時限クーポン配信サービス |
設立 | 2011年5月 |
公式ページ | https://www.dearone.io/ |
採用ページ | https://www.dearone.io/recruit/ |
募集職種 | ・セールス、カスタマーサクセス、またはビジネス職全般 |