ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、ドリームフーズ株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
ドリームフーズ株式会社は「近江ちゃんぽん亭」をはじめとする外食事業など、幅広い事業展開を行う企業です。「新卒1年目で海外店舗立ち上げ」「入社3年目で店長就任」——意欲とチャレンジ精神があれば、年次や経験を問わず大きな仕事を任せる風土があります。充実した研修制度と手厚いサポート体制のもと、若手社員が次々と活躍の場を広げています。
今回は、ドリームフーズ株式会社で活躍する若手社員のキャリアパスと、その成長を支える環境について、コーポレート部部長の土屋さん、外食事業本部ブランド開発室長の山内さん、外食事業本部ちゃんぽん亭事業部店長の小林さんにお話を聞かせていただきました。
若手の抜擢事例1:20代で室長に抜擢も!SNS18万ビュー達成の販促企画
編集部
御社の若手社員のキャリアパスで、特徴的な点はどのようなところでしょうか?
土屋さん
弊社では、幹部候補の社員は会社の全体の流れを理解できるよう、製造から店舗運営まで幅広く経験を積む点が特徴的です。
編集部
山内さん、これまでのキャリアについて教えていただけますか。
山内さん
入社当初には工場業務や店舗巡回業務を行い、入社3年目に店長に就任しました。
当初の配属で店舗運営について予習ができていたので、店長になった時にギャップはほとんど感じませんでしたね。店長を務める中では、本部からは見えづらい“現場の苦労”も見えるようになりましたし、色々なポジションの仲間に対するリスペクトも生まれました。
そして、今度は本部から現場に発信していく立場になったので、どうしたらより現場が働きやすいかを、実体験を基に考えています。さまざまな部署での経験は、すべてが現在の自分の糧になっていると感じています。
編集部
若手で重要な役職を任されている理由は、どのようなところにあるのでしょうか。
山内さん
当社では年次や経験年数よりも、やる気とチャレンジ精神を重視する社風があります。私の場合も、店長として成果を出せたことを評価していただき、現在は入社6年目で外食事業本部ブランド開発室長として、各ブランドの販促企画立案からSNS投稿、プレスリリース発信まで幅広い業務を担当させていただいています。1から企画を立ててそれを目に見える形にしていくというところに、面白さを感じています。
配属1年目で大きな成果。背景に、周囲のサポートとチームワーク
▲近江ちゃんぽん亭が60周年を迎えた2023年から、アンバサダーとしてダイアンを起用。話題性を重視した販促を行う
編集部
これまでのお仕事の中で、特に印象に残っている案件があれば、ご紹介いただけますか?
山内さん
最近の例では、近江ちゃんぽん亭で行った「味噌づくしフェア」が、SNSの反響も大きく、販売率の面でも過去に例を見ないほど好調でした。ヒットを生み出せたという大きな手ごたえを感じ、印象に残っていますね。
また、味噌づくしフェアに続く「あんかけフェア」も、SNSでの反響が好調です。特にXの投稿では、通常の投稿が1万ビュー程度のところ、フェアの告知投稿は18万ビューを記録しました。これは季節感や需要にピッタリとはまるタイミングでリリースできたことと、アンバサダーとして起用している、お笑いコンビのダイアンさんの話題性による効果だと考えています。
編集部
現在の部署の配属になられて1年経ってない状況で、これほど大きな成果を出された背景には、周囲の方のサポートもあるのでしょうか。
山内さん
はい。外食事業本部の部長など経験豊富な上司が身近にいるため相談もしやすく、自分1人で悩まず進められることに、とても助けられています。また、弊社のオフィスはフリーデスクに近い開放的な空間で、社員同士気軽に声をかけ合える環境です。活発なコミュニケーションやチームワークの良さも、成果につながっています。
若手の抜擢事例2:台湾店舗立ち上げプロジェクト
▲滋賀県彦根市にある、近江ちゃんぽん亭本店
編集部
小林さんは新卒1年目で台湾に赴任されたとお伺いしましたが、台湾で暮らしたご経験や、中国語の知識があったのでしょうか?
小林さん
いえ、台湾で暮らした経験はなく、中国語もできませんでした。入社後、半年ほどの国内店舗研修を経て台湾に移り住み、台湾店舗の立ち上げから運営まで携わりました。
入社当時、台湾への海外出店の話を耳にして「行きたい」と声を上げたところ、会社が機会を与えてくれました。言葉の面でも、1ヶ月間、語学学校の宿舎に住み込みで研修を受けさせてもらえたのでかなり理解できるようになりましたね。
チャレンジングな経験を通し、社会人スキルも向上
▲小林さんは台湾店舗の立ち上げで活躍。現在は京都四条烏丸店の店長を務める
編集部
具体的には、どのような業務を担当されましたか?
小林さん
立ち上げとしては、日本にいる段階から、台湾で使用するマニュアルや道具などを準備しました。台湾では現地業者の方々と直接やり取りをして、契約や食材の配送手配や、出店先となる商業施設での店舗運営に必要な書類の準備なども行いました。
編集部
台湾での経験を通して、ご自身でどのように成長されたとお感じですか?
小林さん
文化も風習も法律も、何もかも違う中で、自分で物事を進めていく主体性を身につけることができたと思っています。一方で、人に頼ることの大切さも身に沁みました。自分は台湾にいて本社は日本と物理的な距離があるので、少しの連絡や確認漏れが、現場の大きなトラブルにつながりかねません。そのためにも、何もかも一人で解決しようとせず、こまめに確認・連絡・報告をして、必要に応じてサポートを依頼することが大切だと感じました。
編集部
新卒1年目で海外店舗の立ち上げという、チャレンジングな業務をやり切れた要因はどのあたりでしょうか。
小林さん
メンターとしてマネージャーが1人ついており、そのサポートあってこそできたと思っています。自分が店長という立場ではありましたが、部下の指導や取引先とのやり取りなど、経験の浅さゆえに苦労する場面では間に入ってもらえ、とてもありがたかったです。
編集部
現在は京都で店長をされていますが、台湾での経験は活きていますか?
小林さん
京都は特にインバウンドのお客様が多い地域なので、言語面でのコミュニケーションはもちろん、文化的な理解の面でも、台湾での経験が役立っています。
例えば、中華系のお客様は食べ残しを持ち帰る習慣があるため、「お皿に料理が残っているな」と思ったら、こちらからお持ち帰り用の容器をお渡しすると喜ばれますね。
未経験でも成長できる!充実の研修・サポート制度
編集部
お二人のような、若手・未経験社員の成長を支える制度についてお聞かせください。
土屋さん
充実した研修制度が特徴的です。まず、本社や近江ちゃんぽん亭本店などで、2週間の基礎研修として、接客の基礎の学習、お客様がいない状態で1日かけての接客研修と調理研修を行います。店長候補研修では原価管理、人件費、損益計算なども学びますね。その後、実地研修を経て店舗配属の中で理解を深めつつ、3ヶ月に1回のフォローアップ研修でもサポートしています。
他にも、年2回の本店本社研修や、工場研修も設けています。工場研修の目的は、日ごろ自分達が使っている食材がどのように作られているのか、どのように衛生管理をされているのかなどを、知ってもらうことです。
また近年では、特定技能外国人として海外出身のスタッフも増えているので、なるべく簡単な日本語を使用し、理解しやすい速度で研修を行っています。ここには、出身国の違う社員同士の交流と、実際の店舗業務でも気軽に質問ができる関係作りという狙いもあります。
編集部
研修制度以外にも、教育支援に関する取り組みはありますか?
土屋さん
eラーニングシステムを導入しており、一般的なビジネススキルのコンテンツに加え、自社のオリジナルコンテンツを用意しています。自社コンテンツには接客の基本や、経営幹部による考え方などマインドの部分を養う、番組形式の教材なども含まれています。
強い絆とフラットな人間関係が生まれる組織風土
編集部
御社のカルチャーや社風、従業員さん同士の関係性について、特徴的な点はありますか?
山内さん
仲間意識の強さが特徴です。店舗運営スタッフが多いため、普段は別々の場所で働いていますが、Zoomでのミーティングや朝礼など、画面越しでも顔を見て会話する機会を多く設けていることで、強い絆とフラットな人間関係が生まれています。
土屋さん
チームごとにコミュニケーションツールを使用していて、日常的にメッセージを送りあったり、通話をしたりもしています。こういった文化も、話しやすさ、距離感の近さにつながっていますね。
年齢・経験不問。チャレンジ精神のある仲間を歓迎
編集部
最後に、読者へ向けたメッセージを頂戴できますでしょうか。
土屋さん
弊社は「食の力で世界に笑顔と活力を届ける」という理念のもと、外食事業の枠を超えて事業展開し、国内外で成長を続けている会社です。
意欲のある方をサポートする体制が整っているので、年齢や経験に関係なく、早い段階でリーダーや店長などのポジションを目指せます。自分の価値や可能性を広げたいと考える、チャレンジ精神のある方の応募をお待ちしています。
編集部
お話を伺って、若手・未経験社員の方がスケールの大きな仕事で活躍されている様子と、その活躍をバックアップする体制や風土の魅力がよく分かりました。
本日はありがとうございました。
編集後記
この記事のまとめ
若手の活躍機会 |
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キャリアパス |
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教育・研修制度 |
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社風・コミュニケーション |
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求める人物像 |
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ドリームフーズ株式会社の基本情報
企業名 | ドリームフーズ株式会社 |
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住所 | 京都府京都市中京区丸太町通室町東入常真横町191 アオキ書店ビル1F |
事業内容 | ・飲食事業 ・食品事業 |
設立 | 1996年11月 |
公式ページ | https://dreamfoods.co.jp/ |
採用ページ | https://dreamfoods.co.jp/jobs/ |
募集職種 | 幹部候補生 |