ELESTYLE株式会社エントランスでの瀧渕さんと張さんのツーショット

ELESTYLE株式会社では「大きな裁量」と「手厚いサポート」で若手が成長できる

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、ELESTYLE株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「Your Ultimate Cashless Solution - 日本のキャッシュレス社会を加速させます」をミッションに掲げるELESTYLEは、事業者の課題に寄り添った革新的なキャッシュレス決済サービスを提供しています。そんな同社の特徴は、高い自由度のもと新しいチャレンジができる環境と、エンジニア出身者が約8割を占め、キャッシュレス先進国である中国の知見を活かしたプロダクト開発を行っているのも特徴的です。

今回は、ビジネスユニットの張さんと入社1ヶ月の瀧渕さんにインタビュー取材し、同社の働き方やカルチャー、求める人物像といった転職に役立つ情報を伺いました。

本日お話を伺った方
ELESTYLE株式会社のビジネスユニット・ユニット統括部長の張也さん

ELESTYLE株式会社
ビジネスユニット
ユニット統括部長

張 也さん

ELESTYLE株式会社のビジネスユニット・セールス担当の瀧渕貴弘さん

ELESTYLE株式会社
ビジネスユニット
セールス担当

瀧渕 貴弘さん

日本総キャッシュレス化に挑む「ELESTYLE株式会社」

ELESTYLE株式会社のサービス内容を記した資料
▲汎用性の高いキャッシュレス決済サービスを提供

編集部

「日本のキャッシュレス社会を加速させます」をミッションに掲げる御社ですが、ミッション実現に向けどのようなことをされているのでしょうか?

張さん

キャッシュレス化が進みにくい要因でもある「事業者側の課題」に寄り添ったキャッシュレスサービスを提供しています。

近年さまざまなキャッシュレスサービスが誕生していますが、弊社サービスの強みは、事業者が業務フローを変えずにキャッシュレスサービスを導入できる点です。

キャッシュレスサービスを導入していない事業者の背景には、業務フローを変える難しさや高額な初期費用の負担などさまざまな課題がありました。弊社のサービスでは、そのどちらの負担もかかることなくキャッシュレスサービスを導入できます。

事業者側の課題に寄り添ったキャッシュレスサービスを提供することで、日本社会全体のキャッシュレス化に貢献できると考えています。

加えて弊社のキャッシュレスサービスでは、一つのQRコードで国内外の主要な決済サービスをシームレスに利用できます。

通常、QRコードを読み取ってキャッシュレス決済をする場合、例えばPayPayならPayPay専用のQRコードを読み取る必要がありますが、弊社サービスの場合は、QRコードを読み取った後で消費者が自分の使いたい決済サービスを選ぶことができます。

編集部

事業者側の「導入できない理由」と消費者側の「自分が使いたいキャッシュレス決済がない」という不便さのどちらも解消されているわけですね。

張さん

さらに弊社では「キャッシュレス+α」の価値を提供しています。この+αは「決済に付随するサービス」のことです。

例えば在庫管理や販売データの分析をリアルタイムで行える他、決済事業者毎に管理する必要があったものを一元管理できるようになり、決済サービスの多様化に伴う事業者の業務負担を軽減できたりします。これにより、事業者側にとってはさらなるビジネスの効率化が叶います。

編集部

すでにコカ・コーラ社など大手企業で導入されているそうですね。

張さん

はい、コカ・コーラ社、キリン社等ではオフィス内無人販売に弊社のサービスを導入いただいています。これにより、全国に数千か所以上ある販売所ごとの情報が容易に管理できるようになり、お客様からも高い評価をいただいています。

また、映画館の飲食コーナーや大学の学生食堂でも当社のサービスを導入していただいています。入口でQRコードを読み取るかキオスク端末(※)で注文し、その後厨房で調理されたものを受け取るという一連のフローが一括で管理できる仕組みです。
(※)キオスク端末:タッチパネル操作などでサービスを利用する自立型の小型情報端末のこと。

無人販売は新規事業として取り組みやすいこともあり、最近は大手企業の新規事業部や経営企画部門からの問い合わせも増えていますね。

ELESTYLE株式会社のマルチ決済キオスク端末▲さまざまなキャッシュレス決済サービスを1つのQRコードで利用できる「OneQR」

多彩なバックグラウンドをもつ社員が集う刺激的な環境

ELESTYLE株式会社のビジネスユニット・ユニット統括部長の張也さん

編集部

とても大きなミッションを掲げる御社では、どのような方が働かれているのでしょうか?

張さん

創業者や現在のCEOである盧(ルー)をはじめ、エンジニア出身の社員が全体の約8割を占めています。エンジニアは全員が中国出身で、キャッシュレス先進国である中国の知見を活かしてプロダクト開発に貢献しています。BAT(※)などの大手テック企業出身者も含まれており、家族ぐるみで日本に移住しているメンバーばかりです。
(※)BAT:中国の大手IT企業3社(Baidu、Alibaba、Tencent)の頭文字をとった造語。

残りの2割のメンバーは、キャッシュレス決済やフィンテック業界、銀行、カード会社、NTT、Yahoo!やメルカリなどのIT企業出身者など多彩なバックグラウンドをもち、それぞれの経験を活かして日々の業務にあたっています。

例えばカード会社出身のメンバーであれば、決済に関する専門知識をもっています。アクワイアラーやイシュアー(※)などの仕組みを理解しているので、主にその専門性を活かせる業界担当として活躍しています。
(※)アクワイアラー:クレジットカード業界における加盟店契約会社。イシュアー:カードを発行する発行会社を指す。

どのメンバーにも共通するのは、プロダクト愛が強い点です。「顧客のニーズをしっかりとキャッチアップした良いプロダクトを作りたい」という情熱にあふれています。

編集部

瀧渕さんは入社してまだ1ヶ月(取材当時)だそうですね。入社のきっかけを教えてください。

瀧渕さん

私は大手企業で営業に携わっていたのですが、もっといろいろなことにチャレンジしたいという思いと、自身の成長への欲求がありました。その点、ELESTYLEは上場前の会社ということで、おもしろい仕事ができるのではないかと感じたのが入社のきっかけです。

面接では、張さんをはじめとする多くのメンバーが、キャッシュレス化という社会課題に対して熱意をもって取り組んでいる姿勢に感銘を受けたことを覚えています。大きな目標に向かって、和気あいあいと、ときには真剣に議論を戦わせながら、メンバー全員がひとつの方向に向かって進んでいる雰囲気を感じました。

編集部

御社は年齢層でいうとどのくらいのメンバーが多いですか?

張さん

30代後半がボリュームゾーンですが、最近では瀧渕のように20代の若手メンバーが複数入社したことで平均年齢が下がってきました。50〜60代のメンバーも含め、幅広い年齢層で構成されています。例えば、三井系の企業で統括部長まで務めたメンバーや銀行の元部長クラスのメンバーもいます。

こうした多様な経験を持つメンバーが集まることで、ベテランの知見を活かしつつ、若手の成長をしっかりと支援できる環境が整っています。新しいアイデアと豊富な経験が融合することで、より革新的なソリューションを生み出すことができます。

編集部

このようなメンバーの中で働く中で瀧渕さんが感じることはありますか?

瀧渕さん

さまざまな業界の知識を持つメンバーが揃っているため、業界の専門的な視点を交えてさまざまなことを教えてもらえるのは大きな強みだと思います。例えば、業界特有の専門用語について、図を使って分かりやすく説明してくれる上司もいます。素人でも理解できるよう噛み砕いて教えてもらえる環境は、とてもありがたいですね。

失敗を推奨!?自由度の高さが若手の成長を後押し

パソコンに向かっているELESTYLE株式会社の瀧渕貴弘さん
▲「自由かつ失敗を責めない社風で、大きな挑戦にも意欲的になれる」と瀧渕さん

編集部

瀧渕さんを含めた若手社員の成長促進につながっていると感じる部分があれば教えてください。

瀧渕さん

まず感じるのは「自由度の高さ」です。厳密な制約があまりなく、例えば顧客へのアプローチ方法なども、かなりの部分が自己裁量に任されています。制約にしばられすぎず自由に試せる環境は、自分の成長にもつながっていると感じています。

また、「失敗」に寛大な社風なので、「やってみて駄目なら次のやり方で」というように、積極的に挑戦できる環境です。試行錯誤を楽しめる人にとっては、とても魅力的な会社だと思います。

編集部

顧客へのアプローチ方法も自由とのことですが、具体的な例を教えていただけますか?

瀧渕さん

とても自由ですね(笑)。営業対象の顧客リストの作成も、個人で取り組んでいます。パートナー企業との関係など最低限の制約事項がクリアできれば、基本的には自由に活動できるといっても過言ではありません。ときには新規営業先について議論になることもありますが、それも含めて「自由」だと感じています。

編集部

入社1ヶ月ほどでそこまで任せてもらえるのは珍しいですね。

瀧渕さん

そうですね。多くの会社では、ある程度体制が決まってしまっていて、新人にそこまでの裁量は与えないのが一般的です。ELESTYLEが、社員一人ひとりの挑戦を推進しながら急成長を続ける企業だからこそ可能なのだと思います。

利用店舗数が日々増加しており、普通の企業と比べると会社の成長スピードが数倍も速いと感じます。それに伴い、キャッチアップしなければならないことも多いという苦労もありますが、だからこそやりがいを感じる瞬間が多々ありますし、自分の成長につながっていると思います。

常に新しいことにチャレンジしながら成長できる今の環境は、私のように、これまでのスキルを生かしつつ、これまでとは違った経験を積みたいと感じている人にはぴったりだと思います。

編集部

瀧渕さんは入社後まもなく営業成果を出されているそうですが、これも「自由に」アプローチできたからこその結果でしょうか?

瀧渕さん

弊社のシステムはとても優秀なのでセールスしやすい商材であるという前提がありますが、確かに自由に活動できた点もありますね。この時は、キャッシュレス業界の知識がないからこその「顧客への寄り添い」ができた点が良かったのではないかと感じています。

私にとっては未経験の業界なので、専門知識がない人の気持ちがよくわかります。だからこそお客様の立場に立って、資料だけでは分かりづらい部分を噛み砕いて説明するよう心がけています。お客様のニーズと当社のソリューションをうまく結びつける橋渡し役として、自分の役割を果たしていきたいですね。そういった意味では、未経験であることが強みになると考えています。

編集部

若手社員へのサポートはどのようなものがありますか?

瀧渕さん

営業でいうと商談の際に上司が同席してくれるのはもちろんですが、定期的な1on1があり、日頃の悩みなどをフォローしてもらえます。組織がまだ大きくないので、困ったことや分からないことを部内ミーティングで共有できる機会も多くあります。

1on1ミーティングは月1回程度ですが、分からないことや気になることがあれば、自分から上司に頼んで1時間程度レクチャーしてもらうこともあります。忙しいなかでも時間を見つけて気さくに対応してもらえるので、安心感がありますね。

自由度が高い分、自己管理や主体性が求められますが、同時に困ったときにはすぐにサポートを受けられる体制が整っています。だからこそ、挑戦して失敗することに臆病にならずに済みます。

この「自由」と「サポート」のバランスが、ELESTYLEの働きやすさと成長しやすさにつながっていると実感しています。

ELESTYLEの社風:人間関係がフラットで働きやすい雰囲気

ELESTYLE株式会社の張さんと瀧渕さんが談笑しているシーン
▲役職を問わず相談しやすいフラットな雰囲気も大きな魅力

編集部

御社の雰囲気について教えてください。

張さん

謙虚で腰が低く、親しみやすい性格の社員が多いせいか、穏やかな雰囲気です。しかし、ディスカッションなど、やるべきときはしっかりと真剣に取り組む「熱い気持ち」を持ち合わせているのも特徴です。

自分の専門分野に関しては自信をもって意見を述べることができるメンバーばかりなので、ときには激しい議論になることもあります。ただ、それは良いプロダクトを作るための建設的な議論です。このような姿勢が、ELESTYLEの成長とクオリティの高さにつながっているのだと思います。

またフラットな組織であることも特徴で、社長を含め、誰とでも気軽に話せる環境です。アイデアがあれば、役職に関わらず気軽に提案できるのは大きな魅力ではないでしょうか。場合によってはCEOも巻き込んで一緒に取り組むこともあるくらいです。

瀧渕さん

入社して驚いたのは、部長クラスの上層部メンバーとの距離の近さです。気さくに話しかけてくれたり、一緒にランチに行ったりと、親しみやすい環境を作ってくれます。こういった心配りが、若手が活躍できる環境の一因になっていると感じています。

編集部

上司からの心配りで印象に残っているものがあれば教えてください。

瀧渕さん

ベンチャー企業ということもあり、社員数も少ないなか「早くキャッチアップしなければ」というプレッシャーは日々感じています。そんな折、上司から「少しずつやっていけばいいよ」と声をかけてもらいました。

もちろん、その言葉に甘えることなく、より一層頑張ろうと気持ちが引き締まる思いもありますが、慣れない環境のなかで心理的な安心感を得ることができました。

編集部

御社は海外出身のメンバーが多いとのことでしたが、コミュニケーションで何か工夫されていることがあれば教えてください。

瀧渕さん

共通言語は日本語なので、海外出身のメンバーを含めコミュニケーションを取りやすい環境です。よく一緒にランチに行きます。メンバー全員オープンマインドで、和気あいあいとした雰囲気があります。

張さん

社員数が100人未満ということもあり、自然発生的な交流が多いですね。社員同士の席も近いので、日常的なコミュニケーションは活発に行われています。定例会議は全社で実施することが多く、部署を横断した交流も盛んです。

また、毎年イベントや社員旅行もあり、今年は伊豆でグランピングを行うなど社員同士の交流に役立っています。今後はシャッフルランチのような取り組みを定例化したいと考えています。

ELESTYLEが求める人材:自発的に学ぶ意欲のある人

ELESTYLE株式会社のホームページを開いたPC

編集部

御社が求める人材像を教えてください。

張さん

当社の商品は商材としてとても魅力的だと思います。そのため、未経験であっても、若くてスポンジのように吸収力があり、自分で学んでいく意欲があれば、年齢や経験に関係なく活躍できる環境です。
経験を積んで成長することで、その経験を生かし、次の世代を指導する人材としても活躍してもらいたいと考えています。

また、エンジニアの採用を中国で行っているため、必然的に日本語を母国語としないメンバーが多数在籍する環境です。そのため、エンジニアチームと他部署とのクロストークやエンジニアが同席する商談などでは、私のように両言語を話せるメンバーがいないと密なコミュニケーションが成立しない場合もあります。

そこで日本語と中国語が堪能な方を迎えたいという思いも強くあります。語学が堪能な方を積極的に募集したいという思いもあります。

メッセージ:上場を目指しともに成長したい人はぜひ応募を!

編集部

最後に転職を希望される方々にメッセージをお願いします。

張さん

当社は現在、シリーズBの段階にあり、今後さらなる成長と上場を目指しています。そのため、会社とともに成長したいという意欲的な方を求めています。例えば、大企業で3~5年程度の経験を積んだ後、より挑戦的な環境で活躍したいと考えている方に、多くの機会を提供できると思います。

特に重要視しているのは、プロアクティブな姿勢です。当社では「これをやってはいけない」というような制限はほとんどありません。むしろ、失敗を恐れずにチャレンジし、そこから学び、再びチャレンジするという姿勢を持つ方々を歓迎します。

瀧渕さん

私自身、未経験業種からの入社ですが、ELESTYLEは挑戦を促す環境だと実感しています。成長したい方、特に成長のスピードの速さに魅力を感じる方にとっては、とても有意義な環境だと思います。

編集部

ELESTYLEさんの求める人材像と、転職希望者への熱いメッセージがよく伝わってきました。挑戦を恐れず、成長意欲の高い方にとって、非常に魅力的な環境ですね。また、さまざまな背景を持つ社員が、互いを尊重しながらも、プロダクトに対しては妥協せず高い目標を持って取り組んでいる、そんな印象を受けました。
本日はありがとうございました。

この記事のまとめ

社員構成・特徴
  • エンジニアが全体の約8割(全員中国出身)
  • BAT(※)など大手テック企業出身者が在籍
  • 残り2割はNTT、Yahoo!、メルカリ、金融業界などの多様なバックグラウンドを持つ社員
(※)BAT:中国の大手IT企業3社(Baidu、Alibaba、Tencent)
企業文化・働き方
  • 自由度が高く、失敗を恐れない文化
  • フラットな組織で、役職に関係なく意見交換が可能
  • 建設的な議論を重視し、プロダクトの質を追求
求める人物像
  • 自発的に学ぶ意欲のある人
  • プロアクティブな姿勢を持つ人
  • 失敗を恐れずチャレンジできる人

ELESTYLE株式会社の基本情報

住所 東京都台東区秋葉原1-1秋葉原ビジネスセンター6F
事業内容 モバイル決済ソリューションの開発・運営
設立 2014年6月
公式ページ https://elestyle.jp/
採用ページ https://www.wantedly.com/companies/elestyle
募集職種
  • セールス
  • マネージャー
  • プレーヤー