「保険×IT」を手掛ける株式会社フィナンシャル・エージェンシーの若手活躍の理由

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社フィナンシャル・エージェンシーにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「保険をデジタルで革新する」というビジョンを掲げるフィナンシャル・エージェンシーは、ITを活用した独自のビジネスモデルで急成長を遂げている企業です。保険代理店として自社開発のAIシステムを活用しながらお客様にコンサルティングを行うBtoCの事業に加え、ワークフローをデジタル化することで保険業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するようなBtoBの事業も展開しています。

平均年齢30歳の社内では、チーム制でのサポートと充実した教育体制によって、若手メンバーの早期キャリアアップを実現。恵比寿の一等地に構えるスタイリッシュなオフィスも、モチベーションアップや社内カルチャーの醸成につながっています。

今回は、株式会社フィナンシャル・エージェンシーの若手活躍の背景や社内文化について、人事を担当するヒューマンリソース部の一栁(いちやなぎ)さんと宮田さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社フィナンシャル・エージェンシーの一栁さん

一栁 ゆずはさん

株式会社フィナンシャル・エージェンシーのヒューマンリソース部 チーフ。2015年に新卒で入社し、営業部にて保険コンサルティングを経験した後、2019年に現部署に異動。

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの宮田さん

宮田 真優さん

株式会社フィナンシャル・エージェンシーのヒューマンリソース部所属。2024年に新卒で入社。新卒採用業務や採用関連SNSの運用を担当している。

若手活躍の背景:「チーム制の導入」と「充実の教育体制」がカギ

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの宮田さんと一栁さん
▲取材にご対応いただいた一栁さん(右)と宮田さん(左)

編集部

フィナンシャル・エージェンシーは、平均年齢がおよそ30歳で、お二人を含めて若手メンバーが多数活躍されていますが、その要因はなんでしょうか?

一栁さん

いろいろな理由がありますが、当社の特徴ともいえるのが5〜10人程度のメンバーで業務にあたる「チーム制」を採用していることと、教育体制が充実していることです。この2点は、若手の成長の速さや働きやすさにつながっていると思います。

まずチーム制は、営業に関する部署だけでなく、人事業務を担当する私たちヒューマンリソース部も含め、全社で共通して取り入れています。基本的にはチーフがリーダーとなり、その下に一般社員やアルバイトが入ってチームを構成するという仕組みです。

チーム制の良いところは、個々の業務の役割や責任者が明確なので、上司とマンツーマンでフィードバックを受けるような機会が多いことですね。私が営業部にいたときも、実務を始めたばかりで不安なタイミングで積極的に質問できたので、サポートを受けながら成績を伸ばすことができました。

編集部

チームという区分をつくることで、「誰に聞いたらいいかわからない」「話しかけづらい」という事態をなくしたわけですね。2つ目の特徴である教育体制についても、ぜひお聞かせください。

宮田さん

フィナンシャル・エージェンシーには、社員教育を専門とした「教育部」という部署があるんです。教育部が入社後のカリキュラムを組み、さまざまな研修を実施しているのは、当社ならではだと感じています。

例えば中途入社の場合、教育部が提供するカリキュラムで業務知識を基礎から習得していけます。配属後もチームの中でサポートしていくため、安心していただければと思います。

なお、2024年に新卒で入社した私が印象に残っているのは、ビジネスマナーから本当にしっかりと教えてくれることです。名刺交換や上座・下座など基礎的なことはもちろん、元NHKのアナウンサーの方をお呼びして話し方・伝え方についても学ぶことができました。

新卒1年目でチーフ昇格など、早期キャリアアップが可能な環境

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの執務室
▲オフィス内の執務室

編集部

御社は、早期のキャリアアップが可能な環境なのでしょうか?

一栁さん

はい。当社は実力主義で明確な評価基準を設けているので、早ければ新卒1年目でもチーフに昇格してチームをまとめているケースがあります。また、30代前半で部長クラスになっているメンバーもいますね。

評価基準は部署により異なる点もありますが、営業部であればまず実績を挙げること。加えて、社内独自のテストで、保険業界の知識やマネジメントするのに必須である労務に関する知識等を確認した上で、役員面談により最終的に決定されます。

宮田さん

特徴としてお伝えしたいのは、「立候補制度」を設けていることです。ただ人事考課を待つのではなく、キャリアアップに関して意欲的なメンバーは、自ら手を挙げることで先ほどの評価基準を基に昇格を判断されます。

また、そういったキャリアビジョンが明確なメンバーに対しては、教育部から立候補者研修も実施されます。業務に直結した内容だけでなく、マネジメントや経営戦略などを早期から学んでいけるので、非常にスピーディーに成長していける環境です。

ITを駆使した業務効率化がフィナンシャル・エージェンシーの魅力

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの一栁さん

編集部

御社で働く魅力について、お二方の実体験から伺います。営業部で、保険の契約を考えているお客様に対してコンサルティングをされていた一栁さんは、どこが魅力だと感じていますか?

一栁さん

私が魅力的に感じたのは、保険業界の中でもITを駆使している点ですね。これは保険DXを設立以来推進してきたフィナンシャル・エージェンシーの強みだと思います。

例えば、お客様に保険商品を提案する際に、自社開発のAIを活用した見積システム「保デジ」を使うことで、間違ったことをお伝えしてしまうようなケースを防げます。入社当時はどうしても知識量が少ないのですが、こういった支援のおかげで安全かつ効率的に業務を進めていけるんです。

あとは、対面だけではなく非対面をメインとした営業活動ができるのも、社内システムが整っているからこそですね。対面の場合、どうしても1日で3件くらいの対応となりますが、非対面だとLINEでのアポイントメント取得やZOOMでの提案などを合わせて100件近く対応できたりするんですよ。

営業職だったのは4年間ですが、そのおかげで非常に濃い時間を過ごしました。最新の知識をフォローしながら、さまざまなお客様に提案していくことで保険業界における専門性を高められましたし、コミュニケーションスキルを伸ばすことにもつながったと感じています。

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの宮田さん

編集部

宮田さんは、フィナンシャル・エージェンシーで働く魅力はどんなところだと感じていますか?

宮田さん

入社して1年に満たない私の提案に対して、「やってみよう」と挑戦させてくれる環境はすごくありがたいですし、働きがいにもつながっています。

現在、私は新卒採用業務がメインで、会社説明会や内定者イベントの運営などに携わっていますが、SNSでの発信をもっと増やしたいと考えたんです。もともと、私がこの会社を知ったのもInstagramの就活関連アカウントからでしたし、同じようなきっかけで入社してほしいという想いがありました。

そこで、チーム制の良さを活かして上司にすぐに相談したところ、賛同してもらえて、InstagramとTikTokの運用担当を担うことになりました。目標となる数字に向けてまだまだこれから伸ばしていかなければなりませんが、新卒1年目で責任ある業務を担当できているのはすごく励みになっていますね。

カルチャー:社内運動会では全国からメンバーが集まる

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの一栁さんと宮田さん

編集部

フィナンシャル・エージェンシーの企業風土として、社内イベントが豊富だと伺いました。どのようなイベントがあるのか教えていただけますか?

一栁さん

大きなものから小さなものまでさまざまですが、力を入れているのは社内の運動会でしょうか。運動会は毎年開催するわけではないですが、実施時には北海道から沖縄まで全国6拠点のメンバーが東京に集まり、競技を通してすごく盛り上がります。

宮田さん

私はまだ参加できていないので、次回がすごく楽しみです(笑)。運動会の他にも、クリスマスやハロウィンなど季節感のある行事や、バーベキュー、同期会などを実施しています。

採用SNS担当として学生の皆さんに社内の雰囲気を伝えるには、こういったイベントの様子を伝えるのも大事なので、他の社員にも協力してもらいながら積極的に発信していますね。

株式会社フィナンシャル・エージェンシー社内イベントの様子
▲社内イベントではみんなで仮装することも!

恵比寿の本社オフィスはドラマのロケで使われるほどスタイリッシュ

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの一栁さんと宮田さん
▲オフィス内のスカイラウンジに並ぶ一栁さんと宮田さん

編集部

恵比寿というおしゃれな場所にある素敵なオフィスも、御社のカルチャー醸成につながっているのではないかと感じました。オフィスについてどんな感想をお持ちでしょうか?

一栁さん

一番のポイントは、やっぱり単純にキレイでスタイリッシュなところです。実際に、ドラマなどのロケでも多数使用いただいています。

特に、大きな窓が自慢のスカイラウンジからは都心が一望できます。チームで目標を達成した際には、会社からの補助でケータリングをしてこの場所で「達成会」を開催しているほか、アイドル好きの社員が集まって仕事終わりに大きなモニターでライブ鑑賞をすることもあります(笑)。

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの一栁さんと宮田さん
▲窓からは東京タワーも一望できる

一栁さん

また、チーム制の良さを最大限発揮するために、フリーアドレスではなくチームごとにまとまって座っています。そのため、コミュニケーションが非常に活発なオフィス環境であることはお伝えしたいですね。

株式会社フィナンシャル・エージェンシーのオフィス風景
▲ドラマのロケに使われるほどスタイリッシュなオフィス。関連会社から贈られたトロフィー類も並んでいる

編集部

宮田さんは、オフィスの気に入っているポイントはどこですか?

宮田さん

オフィスのキレイさもそうですし、恵比寿という立地も気に入っています。あとは、同じフロアに社長を含めた役員層がみんな揃っているので、結構ラフにコミュニケーションを取ることができるんです。そこも、うちらしいなと思います。

採用情報:保険業界の知識はなくてもOK。まずは応募を!

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの宮田さんと一栁さん

編集部

フィナンシャル・エージェンシーの採用フローについてお教えいただけますか?

一栁さん

応募いただいた方にはご来社の上で面接を実施させていただきます。面接の回数は1回ないし2回で、ケースにより異なります。

編集部

応募時点である程度の保険の知識は必要でしょうか?

宮田さん

いえ、必要ありません。当社には、応募時点では保険に関する知識がなかったとしても、入社後に一から知識を身につけていける環境があります。実際に私も、入社時点ではまったく専門知識がなかったんです。なので、気にせずにご応募いただければと思います。

編集部

最後に、転職を検討されている方に向けてメッセージをお願いいたします。

一栁さん

私たちは、保険とITを掛け合わせた事業を展開しています。独自のシステムやサービスを自社開発しているので、他社ではなかなか経験できないコンサルティングを実施できるなど、専門性の高いスキルを身につけられるのが特徴です。

また、私が入社したきっかけにもなるのですが、フィナンシャル・エージェンシーには楽しそうに仕事をしているメンバーが揃っています。人生の中で仕事が占める時間は多いですし、どうせなら楽しく仕事をしながら成長していきたいという方にはぴったりなので、ぜひ一緒に会社を作り上げていきましょう!

編集部

本日はありがとうございました!

編集後記

恵比寿の一等地に本社オフィスを構え、「保険×IT」の事業展開で成長を続けるフィナンシャル・エージェンシー。実際にオフィスに伺ったのですが、窓の外の景色に見とれてしまいました。若さとエネルギーがあふれる社内の雰囲気もすごく印象的でした!

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの働き方のまとめ

若手活躍の特徴
  • 平均年齢30歳程度
  • 5-10人単位のチーム制を採用
  • 教育部による充実した研修体制
  • 新人でも提案が採用される環境
キャリア
  • 実力主義による早期昇進制度
  • 立候補制度でキャリアアップ可能
  • 30代後半で部長クラスも
事業の特徴
  • 保険×ITで独自システムを開発
  • AIを活用した業務効率化
  • 対面・非対面での営業が可能
オフィス環境
  • 恵比寿の好立地
  • スタイリッシュな内装
  • チーム単位の座席配置
  • 役員とのカジュアルな交流
社内文化
  • 全国規模の運動会を開催
  • 季節のイベントが豊富
  • チーム単位の達成会実施

株式会社フィナンシャル・エージェンシーの基本情報

企業名 株式会社フィナンシャル・エージェンシー
住所 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー 16F(本社受付階)
事業内容 保険流通・BPO(業務プロセスの外部委託)事業
RPA(業務自動化)・AIソリューション事業
保険IoT事業
設立 2007年3月
公式ページ https://www.financial-agency.com/
採用ページ https://recruit.financial-agency.com/
募集職種 営業職/コンサルティング職
取材・編集
大滝雄介のプロフィール写真

ミライのお仕事
編集部

大滝 雄介

企業の採用や働き方に関する取材を担当し、これまでに三井物産株式会社やヤマハ発動機株式会社、サイボウズ株式会社など、約650件の取材実績あり。編集歴は15年にわたり、出版社勤務時代には官公庁や健康保険組合の機関誌・パンフレットなどを企画段階から多数制作。