ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社GF(ジーエフ)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
徳島県阿南市に本社を構える株式会社GFは、再生可能エネルギー分野において、特に太陽光発電所や風力発電所の建設に力を入れている企業です。事業をさらに発展させるため、BIMモデル(※)作成と解析の最新技術について検討および活用を進めているのが特徴です。
(※)BIMはBuilding Information Modelingの略。コンピューター上に作成した建築物の立体モデルで、建築部材等の情報も内蔵していることが特徴
組織としては若手社員の活躍推進に注力。実際に入社年次の浅い社員が展示会のリーダーを任されたり、さまざまなプロジェクトを立ち上げたりと、若手が活躍しやすい環境が整っています。
今回は、株式会社GFでの若手活躍事例やエンジニア職の特徴について、クリエイティブディレクター
の藤崎さん、風力事業(槇川正木プロジェクト)の佐藤さんにお話を聞かせていただきました。
株式会社GFの若手活躍:入社2年目で展示会のリーダーを担当
▲展示会の様子
編集部
株式会社GFでは、若手社員の育成に力を入れていらっしゃるとお聞きしています。若手の具体的な活躍事例について教えていただけますでしょうか。
藤崎さん
私たちの本社がある徳島では、県内産業の活性化やイノベーション創出を目的に、毎年アスティ徳島で「徳島ビジネスチャレンジメッセ」という展示会が開催されます。私たちは毎年出展しており、2024年に開催された展示会では入社2年目の設計グループの若手社員がリーダーを務めました。
この社員は、会場レイアウトの設計、予算管理、プロモーションの検討に加え、展示会期間中の10〜15名のメンバーによるお客様対応スケジュールの管理などを担当しました。
その他にも、2024年開催の展示会では、当社が建設中の風力発電所をテーマにした展示を企画し、実物大のモニュメントとVRを組み合わせた体験型の展示を実現しました。当社では環境に優しい施工を行っているので、モニュメント自体にも環境を配慮してエコロジックのダンボール素材を活用したんです。こうした工夫を施しながら実際の風車の大きさを体感できる3D空間を構築し、来場者にわたしたちの事業を紹介することができました。
彼の場合、入社した当初からブランディングに対する関心がみられたほか、私が組成した「ブランド戦略プロジェクト」においても非常に活躍してくれていたんです。そういった点から、展示会場を盛り上げるリーダーに適任なのではという意見が挙がり、推薦でリーダーへ就任しました。
ちなみに彼は、普段は太陽光パネルの設計やドローンを使用したレーダー測量などを担当しています。
編集部
佐藤さんは、風車のモニュメントの展示会にサポート役として応援に行かれたそうですね。
佐藤さん
はい。展示会を担当しているメンバーの多くが若手社員なので、私を含め、現場のことをよく知っている技術職の社員たちがサポートする形でプロジェクトを進めています。特に、お客様から風車のことを聞かれた時にどの社員でもわかりやすく説明できるよう、風車の基礎知識についてのレクチャーには非常に力を入れました。
「プロジェクト型組織&ティール組織」を取り入れ部署の垣根を越えた活躍を導く
編集部
若い年次の方にあえてリーダーを任せていらっしゃる理由について教えてください。
藤崎さん
「若手社員にも積極的に活躍してもらいたい」という想いがあることが大きな理由ですね。その一環で、熱意があれば誰でもプロジェクトを立ち上げることができる「プロジェクト型組織」を採用しています。
なお、プロジェクトを立ち上げたい場合は、まずはプロジェクトの目的や予算感、所要期間、遵守すべき点を明確にし、公募を行うなどしてチームを組んだうえで、経営会議の際に「こんなプロジェクトを立ち上げたいです」と提案します。そして、決議されるとプロジェクトが組成され、所属しているグループ以外にも活躍の場が得られるんです。
藤崎さん
このように社員が自主的かつ自律的に能力を発揮する組織のことを「ティール組織」と言いますが、当社はまさにこのティール組織の体制によって一人ひとりが様々なところで活躍できていると感じます。
編集部
藤崎さん自身も、これまでに様々なプロジェクトを立ち上げてこられたそうですね。具体的な事例をいくつかご紹介いただけますか?
藤崎さん
私は入社4年目ですが、これまでにさまざまなプロジェクトのマネジメントを担当してきました。
入社2年目には「SDGsプロジェクト」のプロジェクトマネージャーを務め、3年目には「本社移転プロジェクト」で新社屋のデザイン総合監修を担当しました。また「働き方改革プロジェクト」ではプロジェクトマネージャーとして、フリーアドレスの導入やペーパーレス化の推進をメンバーと共に実行し、新社屋移転に伴い、多様な働き方に対応できる環境づくりを構築しました。
そして現在は、「ヒト・未来・創造プロジェクト」のプロジェクトマネージャーとして、会社のビジョンを明文化するとともに、採用促進や人財育成の強化にも取り組んでいます。
社長が講師を務める勉強会で「経営哲学」が身につく
▲勉強会の様子
編集部
若手育成に向けて、特徴的な取り組みがあれば教えてください。
藤崎さん
毎週月曜日の夕方に開催している「フィロソフィー勉強会」が若手の育成につながっていると感じますね。
社長自らが講師を務めており、企業理念や経営哲学などを学べる大変貴重な機会です。例えば私が参加した際は、経営哲学に関する動画を視聴し、感想を共有したり、ビジネスモデルについて議論を行ったりしました。
参加者は若手社員だけでなく、取締役や後継者候補の方などさまざまです。そういったメンバーの前で自分の意見を述べるだけでも良い経験ですが、他の参加者の意見から学べることも大きいですね。様々な考え方があることを知り、会社を大きな視点でとらえることの大切さを実感できます。
編集部
ちなみに、社長はどのような方ですか?
佐藤さん
より良い会社を目指すために、社員一人ひとりとしっかりと向き合ってくださる方です。特に対話を大切にされていて、丁寧に話を聞いてくださいます。定期的に現場まで足を運んでくださり、工事の進捗状況を直接確認したり、私たち現場で働く社員一人の悩みや相談事を聞いてくださいます。
社長ご自身が前職で大手ゼネコンに長く勤務されていた経験をお持ちで、専門知識が非常に豊富なため、現場の状況を的確に把握し、具体的なアドバイスもしていただき、ありがたいです。
株式会社GFのエンジニアの成長機会:勉強会&年1回の技術発表会あり
▲佐藤さんの現場での勤務風景
編集部
エンジニアを対象とした勉強会も豊富にあるそうですが、例えばどのような内容を学べるのでしょうか。
佐藤さん
施工管理の勉強会では、現場での施工方法や協力業者さんとの関わり方など、現場をスムーズに進めるためのノウハウを学ぶことが可能です。ベテラン社員の方々はプロジェクトの始まりから終わりまでを頭の中で組み立ててから進めているため、特に若手エンジニアにとってはそういった経験者から学べる環境があることは非常に大きなメリットだと感じますね。
また、勉強会の終わりには一人ひとりの参加者がパワーポイントを用いて発表を行うのですが、その経験も現場で大いに活きてきます。代表や上司の前でも物怖じせずに意見を言えるようになりますし、実際の現場でも自分の考えをしっかり伝えられるようになるんです。
ちなみに私が参加した際は、風力発電の施工現場を担当していることから風車についての発表を行いました。この勉強会には社長も参加されるのですが、「良かった」と評価していただけてとても嬉しかったですね。
編集部
その他にも、エンジニアの成長につながる取り組みがあればご紹介ください。
藤崎さん
会社の50周年を記念して、毎年2月15日の創業日を目安に技術発表会を開催しています。技術戦略プロジェクトが主催しており、社内の技術力の向上と社員のモチベーション向上が主な目的です。なお、この「技術」というのは幅広い意味合いを持っており、管理部門から事業部門に至るまで、全ての部門において素晴らしい技術力を発表することで技術の水平展開を行っています。
実は私も技術発表会に参加したことがあり、その際にはツインモーションという3Dビジュアライズソフトの活用方法を発表しました。当社の新社屋建設に関わった際に、建築ソフトを活用し理想的な新社屋のシミュレーションを手がけたことがきっかけで、発電所のビジュアライズに活用する方法を構築したんです。現在では風力発電所のを建設した際の景観の確認や、地域の方々への事業計画の説明にも役立っています。
佐藤さん
建設業界は一般的に技術革新のスピードが緩やかな業種ですが、当社ではこういった発表会を通じて積極的に最新技術を導入しているんです。藤崎さんの事例の他にも、ドローンを活用して上空から現場を撮影し、工事の進捗状況や変化を視覚的に確認できるようにしていることも、当社の強みであるドローン活用の一例ですね。
社員全員が高いモチベーションを持って技術を磨いており、一人ひとりの能力が日々向上していると感じます。
株式会社GFのカルチャー:阿波おどりやアドプト活動で一体感を育む
▲株式会社GFの「GF連」
編集部
御社において特徴的なカルチャーについて教えていただけますでしょうか。
藤崎さん
「GF連」という阿波おどりの企業連を結成しています。阿波おどりは徳島県が誇る伝統芸能で、徳島県の各地が賑わいを見せ、様々なイベントが楽しめます。当社の企業連はその初日に踊りを披露しているんです。
▲GF連には20~30名の社員が踊り子やサポート役として参加
藤崎さん
踊りの指導は有名連の「娯茶平(ごじゃへい)」の方々が行ってくださっており、仕事の後に練習を重ねて本番を迎えます。社長はもちろん、協力会社や各支店、営業所の方々も参加されていますね。
また、地域貢献活動として月2回のアドプト活動(※)も実施しており、こちらも希望者を募る形で河川敷や近隣の神社の清掃を行っています。
(※)アドプト活動:地域における継続的な清掃ボランティア活動
▲アドプト活動の様子
編集部
新社屋を建てられた株式会社GFでは、働き方の改善に力を入れているそうですね。
藤崎さん
はい。働き方に関しては、フリーアドレス制を導入してオフィスのどこでも仕事ができる環境を整えています。また、新社屋は多様性を尊重しマイノリティに寄り添ったユニバーサルデザインを採用するとともに、GFの環境融和の精神に基づき、日常的に自然を感じることができる設計となっています。
▲スタイリッシュな新社屋での勤務風景
▲木と緑に囲まれたナチュラルな雰囲気の社内
藤崎さん
さらに、社内のカフェでは地元の安全な食材を使用した日替わりランチを食べることができ、これは午後からのやる気向上につながっていると感じますね。
▲栄養バランスに優れた美味しいランチがモチベーションに!
株式会社GFから転職希望者へのメッセージ
▲素敵なオフィスでポーズを取る藤崎さん・佐藤さん
編集部
最後に、転職を検討されている方々へのメッセージをお願いできますでしょうか。
佐藤さん
当社の仕事の魅力は、ゼロから価値を生み出す達成感にあります。風力発電所や太陽光発電所の建設において、プロジェクトの始まりから完成まで携わることができ、その成果は実際にGoogleマップなどの地図にも残ります。
なかには「現場の仕事は大変そう」とお考えの方もいるかもしれませんが、実際には様々な地域の方々と関わることができる非常にやりがいのある仕事です。確かに現場管理は簡単な仕事ではありませんが、自ら学び成長する意欲のある方、チャレンジ精神のある方を特に歓迎しています。
ぜひ、建設現場のポジティブな側面にも目を向け、私たちと一緒に働いてみませんか。
藤崎さん
当社には「挑戦し自ら考え行動する」というフィロソフィーがあり、常に挑戦する姿勢と熱意を持った方を求めています。
難しい課題に直面しても「できない」と決めつけるのではなく、「どうすればできるか」を自ら考え行動できる。そういった意欲的な方々と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。
編集部
本日はありがとうございました!
編集後記
株式会社GFの働き方のまとめ
若手の活躍 |
|
---|---|
技術・成長 |
|
社風 |
|
働く環境 |
|
求める人物像 |
|
株式会社GFの基本情報
企業名 | 株式会社GF |
---|---|
住所 | 徳島県阿南市黒津地町山下5番地1 |
事業内容 | 【太陽光発電事業】 立地調査・地元合意形成・行政協議・系統連系協議・電気設計・土木設計・資金調達・建設・維持・管理・運営 【風力発電事業】 立地調査・地元合意形成・行政協議・風況調査・系統連系協議・資金調達・建設・維持・管理・運営 【エンジニアリング】 ・水処理プラントの制御設計・電気計装工事・メンテナンス ・マイクロミストスプレードライヤの設計・製造・販売 |
設立 | 2011年10月(創業:1973年2月) |
公式ページ | https://gfcorp.jp/ |
採用ページ | https://gfcorp.jp/saiyo/ |
募集職種 | 建設現場の人財 ※学歴不問・未経験可(資格があれば尚可) |