外国籍メンバー多数!GMOリサーチ&AI株式会社のグローバルな成長機会に迫る

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、GMOリサーチ&AI株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

同社は一般消費者を対象としたマーケティングリサーチを展開するグローバル企業です。マーケティングリサーチへのAI技術の導入と事業拡張を見越し、2024年5月に「GMOリサーチ株式会社」から「GMOリサーチ&AI株式会社」に社名が変更されています。

GMOリサーチ&AI株式会社は7か所の海外拠点を持ち、国内の本社にも多様な国籍のメンバーが集うグローバルな組織体制が特徴です。また裁量の大きな仕事を任せるカルチャーのもと、多くの若手が挑戦機会を得て活躍しています。

今回はGMOリサーチ&AI株式会社のグローバルな組織と若手の成長機会について、プラットフォーム本部パネルイノベーション部部長の今成さんとパネルイノベーション部のスペンサーさんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
GMOリサーチ&AI株式会社の今成さん

今成 真也さん

GMOリサーチ&AI株式会社のプラットフォーム本部パネルイノベーション部部長。マレーシア拠点に在籍し、シンガポール、タイ、中国も含めたアジア全域を統括。月に1、2回の頻度で海外を飛び回っている。

GMOリサーチ&AI株式会社のスペンサーさん

スペンサーさん

GMOリサーチ&AI株式会社のプラットフォーム本部パネルイノベーション部所属。韓国出身で、2023年3月に入社。語学力を活かし、韓国やインドでの新規パートナー開拓を担当している。

組織体制:多数の海外拠点を持ち、国内オフィス含め外国籍メンバー多数

GMOリサーチ&AI株式会社のマレーシア拠点
▲マレーシア拠点のメンバーと今成さん(写真一番右)

編集部

最初に、GMOリサーチ&AIの組織の特徴について教えてください。

今成さん

海外拠点で働く現地のローカルメンバーに加え、日本拠点にも外国籍メンバーが所属しており、非常にグローバルな組織であることが特徴です。

具体的には国内拠点の東京と下関に加え、海外拠点として私がいるマレーシア、インド、シンガポール、中国、アメリカがあるほか、ヨーロッパなどサテライトオフィスがない地域から参画するメンバーも多数います。

編集部

英語を使った海外とのコミュニケーションや海外出張の機会についても教えていただけますか?

今成さん

担当部署によって異なりますが、社内の外国籍メンバーとのやり取りも含め、日常的に英語を使用したコミュニケーションの機会があります。特にパネルイノベーション部では国際的な連携が多く、私自身もアジア全域を統括する立場として、月に1〜2回の頻度で出張しています。

スペンサーさん

外国籍メンバーとしては、英語だけでなく母国語を活かす機会があるのも魅力です。私は入社3か月で母国である韓国出張の機会があったのが印象的でした。なかなか韓国に帰れないのではないかと思っていた矢先の出張だったので、家族からもとても喜ばれましたね(笑)。

今成さん

韓国市場では言語や文化の違いが大きく、英語だけではビジネスが成り立ちません。スペンサーには母国語である韓国語を活かしてもらい、日本チームとの架け橋として重要な役割を担ってもらっています。もちろん、チーム内での会話や韓国以外のお客様とのコミュニケーションは英語がベースです。

GMOリサーチ&AI株式会社のスペンサーさん
▲韓国出身、パネルイノベーション部で活躍するスペンサーさん。現在は下関オフィス勤務

編集部

普段の業務では、どの程度の英語力が必要になるのでしょうか。

今成さん

グローバルな業務に従事する役割で採用を行う場合、基本的には一定の英語力は必須です。しかし、英語が堪能だからという理由だけでは採用には至りません。コミュニケーション力の高さや人柄として柔軟性があるかどうかなど、組織へのフィット感を重視しています。

若手活躍:韓国市場開拓の高い目標を達成したメンバーの声

GMOリサーチ&AI株式会社のスペンサーさん

編集部

御社では20代、30代の若手メンバーの活躍も多いとのことですが、スペンサーさんがこれまでの業務で、自身の成長を実感できたエピソードがあれば教えてください。

スペンサーさん

入社1年半で、韓国市場開拓の目標を達成できたことがとても印象に残っています。

入社時はリサーチ業界も営業職も未経験ではありましたが、上長からアドバイスをいただきながら、お客様との接し方、ビジネス会話の進め方など基本的なスキルを着実に身に付けていきました。特に顧客に提供できる価値を数値化し、漠然とした提案ではなく明確な根拠に基づく提案をできるよう意識しました。

その結果、新規パートナーの獲得は既存の3〜4倍となり、パネル(アンケート回答者を属性で分けたグループのこと)数を大きく伸ばすことに成功しました。周囲のサポートや自分自身の学び、創意工夫が結果につながったのはとても嬉しかったですし、やりがいとなりましたね。

何より入社のときから一貫して、私を信じて仕事を任せてくれる環境があったのが大きいです。未経験であることや言語的な不安があった中でも、私だからできる役割があると信じて背中を押してもらったため、その期待に応えようと頑張ることができました。

今成さん

韓国市場はこれまでアプローチしていなかった領域であることから、頑張った分だけリターンが期待できると考えていたんです。そのためアポイントの獲得数やパートナー開拓の目標値は、かなり高めに設定していました。

その大きな目標と戦略のもとで、スペンサー自身が頑張ってくれたからこそ達成できたし、彼の大きな成長にもつながったのだと思います。

定期的な1on1などのフォロー、コーチング的関わりが若手の成長を加速

GMOリサーチ&AI株式会社の社内風景

編集部

若手メンバーの成長をサポートする体制に関してはいかがでしょうか。

スペンサーさん

裁量大きく仕事を任せてもらえる分、丁寧なフォロー体制が整っていると感じます。週に1回のチームリーダーとの面談、2週に1回の上長との1on1ミーティングがあり、そこで不安な点を解消していくことができました。

今成さん

オフィスが離れているからこそ、しっかりと話す時間を確保するようにしています。定例ミーティングだけだとパーソナルな部分が見えにくい部分があるため、1on1の時間もしっかりと設けて仕事以外のコミュニケーションも取ることを意識しています。

サポートにおいて心がけているのは、ティーチングではなくコーチング的な関わりをすることです。1から10まで道を指し示すのではなく、まずは本人に考えて行動してもらい、行き詰まったときにヒントを示すことを大切にしています。もちろん新しい業務に対する手厚いフォローアップ体制はありますが、本人の工夫や考える余地を残すことで大きな成長を促していきたい、というのが当社の育成方針です。

カルチャー:良好なコミュニケーション。多様性を尊重する職場環境

GMOリサーチ&AI株式会社の社内風景

編集部

御社の特徴的な社内カルチャーなどがあれば教えてください。

今成さん

「楽しもう・やり抜こう・尊重しよう」の3つの人事ポリシーのもと、多様なバックグラウンドを持つメンバーが非常に良好な人間関係を構築しているのが魅力です。採用時点でもこの3つのポリシーに共感できる人材であることを重要視しています。

スペンサーさん

実際に働いていても、国籍の壁は全く感じません。下関オフィスには多国籍メンバーが集っていますが、オフィス内に共有の食事スペースなどで自然と交流が生まれています。

編集部

社内でのオフィシャルな交流イベントなどもあるのでしょうか?

スペンサーさん

下関オフィスでは英語コミュニケーション力を向上したいメンバーが多いため、「英語ランチ」という独自の取り組みを行っています。その他にも会社主催のイベントも多く、交流の機会が豊富にあります。

今成さん

マレーシアは特に文化的多様性が豊かで、ムスリムのマレー系、中国系、インド系など、さまざまな背景を持つ社員がいます。宗教や文化が異なるため食習慣なども違ってきますが、お互いを尊重しながら、全員が参加できる食事会を企画するなど、多様性を活かした交流を大切にしています。

GMOリサーチ&AIからのメッセージ

GMOリサーチ&AI株式会社の社内風景

編集部

最後に、GMOリサーチ&AI株式会社に興味を持った読者に向けてメッセージをお願いします。

スペンサーさん

当社は若手の裁量が大きく、さまざまなことを任せてもらってチャレンジできる環境です。若手メンバーの場合、自身がこれまで学んできたこと以上の業務を任せられることもあるでしょう。しかし、だからこそ得られる成長が大きいのが当社の魅力です。

新しい業務にも柔軟に適応し、努力を惜しまず、会社に貢献しようとする姿勢を持つ方であれば、フィットするのではないかと思います。

今成さん

当社には成長意欲のある方にとって、非常に良い環境が整っています。具体的には、まずグローバル環境があげられます。今後グローバル化が進む中で、日頃からグローバルな環境に触れられることで自身を大きく成長させていけるはずです。

もう1つ特徴的なのが、挑戦機会の多さです。通常の業務範囲を超えてさまざまなことに挑戦できる機会は、他社と比べてもかなり多いと自身をもっていえます。多様でグローバルな環境の中で挑戦しながら成長したい方にとって、魅力的な企業ではないかと自負しています。

編集部

今成さん、スペンサーさん、本日はありがとうございました!

GMOリサーチ&AI株式会社の働き方のまとめ

グローバル環境
  • 世界各国に拠点を持ち、約200名が在籍
  • 多国籍メンバーが複数在籍
  • 海外との商談、コミュニケーション機会が日常的にある環境
職場環境の特徴
  • 国籍に関係なく活躍できる多様性重視の環境
  • 英語ランチなど、異文化交流の機会が豊富
社風・カルチャー
  • 若手メンバーへの裁量権付与と手厚いサポート体制
  • コーチング形式での成長支援
  • 1on1など、密なコミュニケーションを重視
成長機会
  • 業界未経験でもキャッチアップ可能な育成体制
  • グローバルビジネスのスキルが身につく環境
求める人物像
  • 新しい業務に適応し、成長意欲の高い人材
  • グローバル環境に興味がある人
  • 英語でのコミュニケーションに抵抗がない人

GMOリサーチ&AI株式会社の基本情報

企業名 GMOリサーチ&AI株式会社
住所 東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー総合受付11階
事業内容 インターネットリサーチ事業
設立 2002年4月
公式ページ https://gmo-research.ai/
採用ページ https://gmo-research.ai/recruit
募集職種 営業
※海外事業に関しては、現在採用を実施していません(2025年3月時点)
取材・編集
大滝雄介のプロフィール写真

ミライのお仕事
編集部

大滝 雄介

企業の採用や働き方に関する取材を担当し、これまでに三井物産株式会社やヤマハ発動機株式会社、サイボウズ株式会社など、約650件の取材実績あり。編集歴は15年にわたり、出版社勤務時代には官公庁や健康保険組合の機関誌・パンフレットなどを企画段階から多数制作。