ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、GMOリサーチ&AI株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
同社は一般消費者を対象としたマーケティングリサーチを展開するグローバル企業です。マーケティングリサーチへのAI技術の導入と事業拡張を見越し、2024年5月に「GMOリサーチ株式会社」から「GMOリサーチ&AI株式会社」に社名が変更されています。
GMOリサーチ&AI株式会社は7か所の海外拠点を持ち、国内の本社にも多様な国籍のメンバーが集うグローバルな組織体制が特徴です。また裁量の大きな仕事を任せるカルチャーのもと、多くの若手が挑戦機会を得て活躍しています。
今回はGMOリサーチ&AI株式会社のグローバルな組織と若手の成長機会について、プラットフォーム本部パネルイノベーション部部長の今成さんとパネルイノベーション部のスペンサーさんにお話を聞かせていただきました。
組織体制:多数の海外拠点を持ち、国内オフィス含め外国籍メンバー多数
▲マレーシア拠点のメンバーと今成さん(写真一番右)
編集部
最初に、GMOリサーチ&AIの組織の特徴について教えてください。
今成さん
海外拠点で働く現地のローカルメンバーに加え、日本拠点にも外国籍メンバーが所属しており、非常にグローバルな組織であることが特徴です。
具体的には国内拠点の東京と下関に加え、海外拠点として私がいるマレーシア、インド、シンガポール、中国、アメリカがあるほか、ヨーロッパなどサテライトオフィスがない地域から参画するメンバーも多数います。
編集部
英語を使った海外とのコミュニケーションや海外出張の機会についても教えていただけますか?
今成さん
担当部署によって異なりますが、社内の外国籍メンバーとのやり取りも含め、日常的に英語を使用したコミュニケーションの機会があります。特にパネルイノベーション部では国際的な連携が多く、私自身もアジア全域を統括する立場として、月に1〜2回の頻度で出張しています。
スペンサーさん
外国籍メンバーとしては、英語だけでなく母国語を活かす機会があるのも魅力です。私は入社3か月で母国である韓国出張の機会があったのが印象的でした。なかなか韓国に帰れないのではないかと思っていた矢先の出張だったので、家族からもとても喜ばれましたね(笑)。
今成さん
韓国市場では言語や文化の違いが大きく、英語だけではビジネスが成り立ちません。スペンサーには母国語である韓国語を活かしてもらい、日本チームとの架け橋として重要な役割を担ってもらっています。もちろん、チーム内での会話や韓国以外のお客様とのコミュニケーションは英語がベースです。
▲韓国出身、パネルイノベーション部で活躍するスペンサーさん。現在は下関オフィス勤務
編集部
普段の業務では、どの程度の英語力が必要になるのでしょうか。
今成さん
グローバルな業務に従事する役割で採用を行う場合、基本的には一定の英語力は必須です。しかし、英語が堪能だからという理由だけでは採用には至りません。コミュニケーション力の高さや人柄として柔軟性があるかどうかなど、組織へのフィット感を重視しています。
若手活躍:韓国市場開拓の高い目標を達成したメンバーの声
編集部
御社では20代、30代の若手メンバーの活躍も多いとのことですが、スペンサーさんがこれまでの業務で、自身の成長を実感できたエピソードがあれば教えてください。
スペンサーさん
入社1年半で、韓国市場開拓の目標を達成できたことがとても印象に残っています。
入社時はリサーチ業界も営業職も未経験ではありましたが、上長からアドバイスをいただきながら、お客様との接し方、ビジネス会話の進め方など基本的なスキルを着実に身に付けていきました。特に顧客に提供できる価値を数値化し、漠然とした提案ではなく明確な根拠に基づく提案をできるよう意識しました。
その結果、新規パートナーの獲得は既存の3〜4倍となり、パネル(アンケート回答者を属性で分けたグループのこと)数を大きく伸ばすことに成功しました。周囲のサポートや自分自身の学び、創意工夫が結果につながったのはとても嬉しかったですし、やりがいとなりましたね。
何より入社のときから一貫して、私を信じて仕事を任せてくれる環境があったのが大きいです。未経験であることや言語的な不安があった中でも、私だからできる役割があると信じて背中を押してもらったため、その期待に応えようと頑張ることができました。
今成さん
韓国市場はこれまでアプローチしていなかった領域であることから、頑張った分だけリターンが期待できると考えていたんです。そのためアポイントの獲得数やパートナー開拓の目標値は、かなり高めに設定していました。
その大きな目標と戦略のもとで、スペンサー自身が頑張ってくれたからこそ達成できたし、彼の大きな成長にもつながったのだと思います。
定期的な1on1などのフォロー、コーチング的関わりが若手の成長を加速
編集部
若手メンバーの成長をサポートする体制に関してはいかがでしょうか。
スペンサーさん
裁量大きく仕事を任せてもらえる分、丁寧なフォロー体制が整っていると感じます。週に1回のチームリーダーとの面談、2週に1回の上長との1on1ミーティングがあり、そこで不安な点を解消していくことができました。
今成さん
オフィスが離れているからこそ、しっかりと話す時間を確保するようにしています。定例ミーティングだけだとパーソナルな部分が見えにくい部分があるため、1on1の時間もしっかりと設けて仕事以外のコミュニケーションも取ることを意識しています。
サポートにおいて心がけているのは、ティーチングではなくコーチング的な関わりをすることです。1から10まで道を指し示すのではなく、まずは本人に考えて行動してもらい、行き詰まったときにヒントを示すことを大切にしています。もちろん新しい業務に対する手厚いフォローアップ体制はありますが、本人の工夫や考える余地を残すことで大きな成長を促していきたい、というのが当社の育成方針です。
カルチャー:良好なコミュニケーション。多様性を尊重する職場環境
編集部
御社の特徴的な社内カルチャーなどがあれば教えてください。
今成さん
「楽しもう・やり抜こう・尊重しよう」の3つの人事ポリシーのもと、多様なバックグラウンドを持つメンバーが非常に良好な人間関係を構築しているのが魅力です。採用時点でもこの3つのポリシーに共感できる人材であることを重要視しています。
スペンサーさん
実際に働いていても、国籍の壁は全く感じません。下関オフィスには多国籍メンバーが集っていますが、オフィス内に共有の食事スペースなどで自然と交流が生まれています。
編集部
社内でのオフィシャルな交流イベントなどもあるのでしょうか?
スペンサーさん
下関オフィスでは英語コミュニケーション力を向上したいメンバーが多いため、「英語ランチ」という独自の取り組みを行っています。その他にも会社主催のイベントも多く、交流の機会が豊富にあります。
今成さん
マレーシアは特に文化的多様性が豊かで、ムスリムのマレー系、中国系、インド系など、さまざまな背景を持つ社員がいます。宗教や文化が異なるため食習慣なども違ってきますが、お互いを尊重しながら、全員が参加できる食事会を企画するなど、多様性を活かした交流を大切にしています。
GMOリサーチ&AIからのメッセージ
編集部
最後に、GMOリサーチ&AI株式会社に興味を持った読者に向けてメッセージをお願いします。
スペンサーさん
当社は若手の裁量が大きく、さまざまなことを任せてもらってチャレンジできる環境です。若手メンバーの場合、自身がこれまで学んできたこと以上の業務を任せられることもあるでしょう。しかし、だからこそ得られる成長が大きいのが当社の魅力です。
新しい業務にも柔軟に適応し、努力を惜しまず、会社に貢献しようとする姿勢を持つ方であれば、フィットするのではないかと思います。
今成さん
当社には成長意欲のある方にとって、非常に良い環境が整っています。具体的には、まずグローバル環境があげられます。今後グローバル化が進む中で、日頃からグローバルな環境に触れられることで自身を大きく成長させていけるはずです。
もう1つ特徴的なのが、挑戦機会の多さです。通常の業務範囲を超えてさまざまなことに挑戦できる機会は、他社と比べてもかなり多いと自身をもっていえます。多様でグローバルな環境の中で挑戦しながら成長したい方にとって、魅力的な企業ではないかと自負しています。
編集部
今成さん、スペンサーさん、本日はありがとうございました!
GMOリサーチ&AI株式会社の働き方のまとめ
グローバル環境 |
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職場環境の特徴 |
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社風・カルチャー |
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成長機会 |
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求める人物像 |
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GMOリサーチ&AI株式会社の基本情報
企業名 | GMOリサーチ&AI株式会社 |
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住所 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー総合受付11階 |
事業内容 | インターネットリサーチ事業 |
設立 | 2002年4月 |
公式ページ | https://gmo-research.ai/ |
採用ページ | https://gmo-research.ai/recruit |
募集職種 | 営業 ※海外事業に関しては、現在採用を実施していません(2025年3月時点) |