若手や女性がいきいきと活躍している企業にお話を伺うこの企画。
今回は、日本初のコンサルティングファームとして長い歴史を持ち、現在は20~30代の若手コンサルタントが多数活躍している株式会社日本能率協会コンサルティングにインタビューしました。
日本初のコンサルティングファーム、日本能率協会コンサルティング
株式会社日本能率協会コンサルティング(以下、JMAC)は、社団法人日本能率協会の中核として1942年に設立されました。
同社は、「経営革新と社会の発展を先導・支援する」という理念のもと、日本の経済成長を支え続けてきた歴史あるコンサルティングカンパニーです。
戦後の復興から高度経済成長を支えた実績と理念が受け継がれ、現在も経営管理技術の開発により企業の躍進をサポートし続けています。
会社名 | 株式会社日本能率協会コンサルティング |
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住所 | 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル7階 |
事業内容 | 経営コンサルティングサービスの提供 |
設立 | 1980年4月1日(創業:1942年) |
公式ページ | https://www.jmac.co.jp |
働き方 | ハイブリッド勤務(リモートワーク+出社) フレックスタイム制度(コアタイムなし) |
今回は、人材採用・育成強化委員の増田さやかさん、管理本部人事センター長の福嶋勝さん、JMACアカデミー長の丹羽哲夫さん、人材採用・育成強化委員会委員長の青木大成さんに、若手を未経験からプロのコンサルタントに育てる同社のカルチャーや、女性コンサルタントの活躍の展望についてお話を伺いました。
コンサルティングという方法で新しい”ものづくり”時代を支える
編集部
はじめに、JMACさんの事業内容について教えてください。
福嶋さん
当社は、もともとは「日本能率協会」として、1942年に設立されました。当時は先進国の技術を日本企業へと還元するという目的のために、国の政策として誕生した経緯があります。
その後は戦後の復興から高度経済成長を支え、企業の躍進をサポートしてきました。1980年にコンサルティング部門が分社・独立をして、現在の「日本能率協会コンサルティング(JMAC)」となっています。
編集部
日本の経済成長を支えてきた、とても長い歴史があるんですね。業務の内容には、どのような特徴があるのでしょうか。
福嶋さん
我々は製造業の生産性改善というところからスタートしたという背景もあり、IE(インダストリアルエンジニアリング)の技術をベースにした支援というのが、独自の強みだといえます。
現在では、管理部門やサービス部門など、製造業に限らない様々な領域に、IEをベースにした業務改善や支援のコンサルティングを行っています。
編集部
生産性を向上させるIEの土壌がありつつ、多方面にコンサルティングの領域を広げているんですね。
福嶋さん
はい。いわゆる上流と呼ばれる経営戦略のところから、現場で発生するあらゆる課題まで、幅広く支援をさせていただいています。
大切にしているのは、「よい成果はよい技術が生み出し、よい技術は経営コンサルティングの真剣勝負の現場から生まれる」という考え方です。コンサルティングという方法で新しい”ものづくり”時代を支えていくという理念を持っています。
2023年現在は300人ほどのコンサルタントがいるのですが、それぞれが専門の領域を持ちつつ、チームで対応する形式をとっています。
編集部
国内だけでなく、海外企業のコンサルティングも行っているのでしょうか。
福嶋さん
我々のお客様は50以上の国や地域に広がっています。海外にも支店があり、特に中国とタイが大きな拠点になっているほか、韓国やイタリアにもパートナー企業があります。
編集部
日本の製造業の改善からスタートして、今ではグローバルなフィールドで活躍されているんですね。
20~30代が半分以上。研修や成長する機会が充実
▲JMACでは、新入社員に充実した研修プログラムを用意している
編集部
JMACさんのメンバーの中で、若手メンバーの割合を教えてください。
青木さん
年代別コンサルタント比率でいうと、20代が25%、30代が28%と、20~30代合計で半分以上の割合を占めています。
新卒入社3年目の定着率85%、平均勤続年数14年と、コンサルティング業界の中では比較的若手メンバーが長く働き、活躍している会社だと思います。
編集部
どういった経歴のメンバーが多いのでしょうか。
青木さん
新卒と中途採用入社の割合はだいたい半々くらいで、中途採用のメンバーの95%は異業種からの転職者です。
編集部
未経験からJMACさんに入社する方が多いんですね。コンサルティングに必要な知識やスキルは、どうやって身につけるのでしょうか。
丹羽さん
「JMACアカデミープログラム」というコンサルタントとしての基礎を身につける研修制度があり、新人は年間80日近くの教育を受けることができます。プログラムの内容はロジカルシンキング、プレゼンテーション、議事録といった基本的なスキルに加え、実際に工場で改善を行うPコースといった独自のプログラムも用意されています。
編集部
基礎から実践までを学べる研修プログラムがあるんですね。実際にコンサルタントとして業務をスタートした後も、学んで成長できる制度はありますか?
丹羽さん
「アカデミーC」という、毎月ごとに実務の振り返りを発表する場が設定されています。業務報告ではなく、コンサルティングを通じての気づきや学びを発表する点が特徴で、気づきや学びを整理することを通して「経験を形式知化する」「論理的に学びを整理する」「初見の人に伝わるように説明する」という力の向上を狙うプログラムです。
アカデミーCにはチーフ・コンサルタントと若手の先輩も参加し、発表内容に対してアドバイスを行います。また、質疑応答では同期のメンバーからも質問が飛ぶので、互いに切磋琢磨する場としても機能しています。
編集部
上司や同期からのフィードバックを通じて、実務経験からの学びを最大限に深めることができるんですね。
丹羽さん
若手のフォローを行うメンター制度もあります。3カ月ごとにメンターが変わるので、さまざまな先輩に相談できる体制になっています。
プロとして認め合う文化と裁量の大きさが若手メンバーを成長させる
▲JMACでは、若手メンバーが切磋琢磨してスキルを磨いている
編集部
JMACさんで、若手メンバーが活躍できる理由を教えてください。
青木さん
JMACでは、若手のころから大きな裁量を持つことができます。
テーマによっては一人でお客様を訪問することもあり、主体的にコンサルタントを推進する立場となります。
もちろん、先輩がきちんと指導しますが、早いうちからテーマの一部を任されるので、「どう解決するか」を自問する環境に置かれることが、若手の成長に結びついていると思います。
編集部
裁量を持って仕事を任されることで、主体的に活躍するスキルが実践的に身に付くんですね。
青木さん
たとえ若手であっても、周りはプロとして接します。そのため、切磋琢磨する風土、プロとしての責務を果たせば自由という風土も育まれています。
社内では、全員が「さんづけ」で呼び合うカルチャーで、社長や役員も役職ではなく「〇〇さん」と呼ばれています。
これも互いをプロとして認め合う風土の表れのひとつだと思います。先輩コンサルタントとフラットな関係で活発な議論ができることが、若手の力を伸ばすことにつながっています。
編集部
年齢に関係なく、メンバーひとりひとりがプロとして尊重されているのですね。実際にコンサルティングを行うにあたっては、どのように配属が決まるのでしょうか。
青木さん
コンサルタントの仕事のパフォーマンスは内的なモチベーションとも大きく関連しているので、関心のあるポジションにアサインできることを大事にしています。
そのため、自らのキャリアをしっかり考え、キャリアを実現する道を切り拓けるよう、本人の希望する部門に配属する「自由配属制度」を採用しています。
自分の関心がある領域への仕事に関わることができるので、モチベーションが高いコンサルタントが多く、業界やコンサルティング領域の研究にも熱が入っていますね。
編集部
コンサルタントにとって、自分の得意分野でキャリア形成ができる魅力的な制度ですね。
「やりたいこと」を軸に経験を積み、キャリアを形成する
編集部
20代のメンバーでコンサルタントとして活躍している方について、キャリア形成の例を教えていただけますか?
青木さん
2020年に新卒で入社した社員で、現在は人事制度改革のテーマを中心に人材マネジメント領域の支援を行っているメンバーがいます。
入社1~2年目の頃は、打ち合わせ資料の作成や会議の議事録作成といった役割を担っていましたが、最近では先輩の指導を受けながらテーマ単位でコンサルタントを任され、各回のアジェンダ設定から資料作成、当日の会議のファシリテーションまで担当しています。
編集部
社会人としての基本からスタートして、3年目でコンサルタントとしての業務をマスターしているんですね。具体的には、3年間でどのような経験を積まれたのでしょうか。
青木さん
彼の場合は、人材マネジメント領域を軸足に置きつつ、サステナビリティ領域にも関心があるということだったので、1年目後半から2つの組織を兼任し、環境やSX(※)関連のプロジェクトにも参画しています。
(※)Sustainability Transformationの略。サステナビリティ(持続可能性)を重視した企業経営への変革を指す。
若手ながら「自治体のサステナビリティ支援をしたい」と組織内の会議で発言し、役員や周りの先輩たちのサポートを得て、自治体と一緒に地域の中小企業向けのワークショップを開催するという成果も出しています。
「『やりたい!』と手を挙げた意思が尊重されること、周囲もそのための支援、手助けを厭わない風土がJMACの魅力」と語ってくれたのが、印象に残っています。
編集部
想いや熱意があれば、新人の提案に対してもきちんとチャンスとサポートが与えられて、成果に結びつくんですね。メンバーそれぞれの意思を尊重しているということでしょうか。
青木さん
入社時から「農業がやりたい」と言っていたメンバーの場合は、所属するチームの「生産」領域のテーマをはじめ、農業関連産業の「中計策定」「新事業」「物流改革」などさまざまなテーマのプロジェクトにアサインしてもらって、各テーマの専門領域の先輩方と一緒に経験を積みました。
農業における現場の改善の積み上げがどう経営的な成果に現れるのか、逆に戦略的な方針転換がどう現場に影響し受け入れられるのか、というように、経営全体をミクロ的にもマクロ的に捉えられる視点を育てることができたと思います。
編集部
「やりたいこと」を軸に、現場から戦略までそれぞれの領域のプロフェッショナルとともに、幅広い経験を積ませてもらえるのは、JMACさんならではのキャリア形成ですね。
青木さん
JMACでは、数人規模でのコンサルティングも多数あるので、一人一人のプロジェクト推進力が求められます。年齢に関係なく、クライアントの問題解決・成果創出に向けてメンバー同士で切磋琢磨し、自ら学んで行動する力を養っています。
業界をリードして女性コンサルタントの活躍の場を拡大中
▲JMACでは、女性コンサルタントの活躍に力を入れている
編集部
JMACさんで働く社員の方の男女比を教えてください。
福嶋さん
2023年現在、全社的にはおよそ8対2、コンサルタントに限定するとおよそ9対1で男性が多くなっています。今後は女性を増やしていこうと考えており、2030年には女性コンサルタントの比率を30%に引き上げることが目標です。
編集部
目標の達成に向けて、何か取り組んでいることはありますか?
福嶋さん
ストレートな方法ですが、採用をするときに女性の比率を高めています。年によってばらつきは出るのですが、新卒・中途ともに、30~40%は女性を採用するようにしています。
編集部
具体的に数値目標を定めて採用をされているんですね。人数以外にも、女性の活躍について社内での変化はあるのでしょうか。
増田さん
いわゆるプロジェクトリーダー、当社ではチーフ・コンサルタントという役職になるのですが、子どもを持つ女性がリーダーとして活躍する例が、最近になっていくつも出てきています。10年前はほぼゼロだったので、変革は進んでいると思います。
編集部
10年前と比べると、女性がコンサルタントとして活躍できる環境が整ってきたのでしょうか。
福嶋さん
基本的なことですが、法定の産休・育休が取れるということがあります。あとはコンサルタント職の特徴として、クライアント先への出張が多いことが育児と仕事を両立させる上ではネックとなっていたのですが、最近は出張ありきではない働き方も選べるようになってきています。
さらに、お客様側の変化もあります。私たちのお客様はもともと製造業が多かったので、全国各地に出張するワークスタイルが主流だったのですが、今は他業種のコンサルティングの割合も増えて、首都圏近郊で完結する仕事も多くなりました。
頻繁に遠距離出張をしなくても、コンサルタントとして能力を発揮できる仕事が増えてきたことは、大きな変化ですね。周りのメンバーのサポートや協力体制も、自然と生まれてきています。
編集部
女性のコンサルタントが子どもを育てながら働くことが、どんどん普通になってきているんですね。
ネットワーク構築と若い世代のサポートをする「女性コンサルタント研究会」
編集部
JMACさんの中で、女性同士のネットワークはありますか?
増田さん
私が発起人となっている「女性コンサルタント研究会」というものがあります。現在、女性がチーフコンサルタント・コンサルタント以上の職務に就くことも増えてきているので、これからより活躍していくためには何をすればよいかというテーマを扱うことが多いです。
また、コンサルタントは社外に出て仕事をすることが多いので、特に若手の場合は社内の相談相手が見つけづらい側面があります。「こういう話は、あの人に聞くといいよ」といった社内の情報を、女性コンサルタントたちに伝えるべく交流会を開催しています。
編集部
どれくらいの頻度で開催しているのでしょうか。
増田さん
今までは1年に1回程度、私が仕事で知り合ったメンバーと非公式で集まっていたのですが、2024年1月には会社としてオフィシャルに、コンサルタント職の女性全員を集めた交流会を開催する予定です。今後は半年に1回くらいのペースで開催していきたいと考えています。
編集部
会社の取り組みとして、女性コンサルタントのネットワークづくりを支援していくんですね。実際の会では、食事をしながら交流するという感じでしょうか。
増田さん
はい。JMACのサテライトオフィスが東京駅近くにあるので、そこでケータリングを取って、みんなでワイワイ話そうと計画しています。
いつもはプロジェクト単位で動いているので、女性コンサルタント同士がざっくばらんに話せる機会があまりないんです。孤立化を防ぐことにも役立つと思っています。
編集部
今後、女性コンサルタントが増えていく中で、大切な場となりそうですね。各企業で女性の活躍を後押しする領域が広がっている中で、女性コンサルタントであることを活かせるシーンもありますか?
増田さん
私はダイバーシティ&インクルージョンや女性活躍の領域が専門なので、「女性コンサルタントにヒアリングを行ってほしい」「講義を担当してほしい」などのお話をいただくことはあります。
研究開発機構のコンサルティングでは、フェムテック(女性特有の不調や不便ををテクノロジーで解決するための製品・サービス)も扱っています。各企業で力を入れ始めている分野なので、今後ニーズが広がっていくかもしれませんね。
テレワークとフレックス制で、場所・時間に縛られずに働ける
編集部
JMACさんの皆さんの働き方について、お聞かせいただけますか?
増田さん
当社ではテレワークに関して先進的で、かなり早い段階から導入をしていました。
私が入社したのが17年前なのですが、当時すでに出社をして自分のデスクで働くのは2週間に1回あるかないかという頻度だったと記憶しています。週のほとんどは自宅などでデスクワークをするか、あるいはお客様の会社に行っているかという働き方です。
コロナ禍以降、お客様との打ち合わせもリモートでできるようになって、さらにテレワーク化が進みましたね。さらに、JMACが法人契約をしているシェアオフィスがあって、金額・時間の制限なく使えるので、私は自宅だと集中できないときはよく利用しています。
家庭を持っている社員の場合も、学校や保育園の行事、行政の手続きなどにフレキシブルに対応できるので、とても働きやすいと思います。
編集部
働く場所だけでなく、時間も融通が利くということでしょうか。
福嶋さん
勤務形態はコアタイムなしのフレックスタイム制なので、定時に縛られない働き方ができます。テレワークと合わせて、働く時間と場所が自由に選択できるので、働きやすさには直結していると思います。
スケジュールを共有しながら仕事を進行、ワークライフバランスも重視
編集部
テレワーク、フレックス制に加えて、他にもワークライフバランスを大事にできる環境はありますか?
福嶋さん
組織全体として「お互いに協力しながら、仕事を進めよう」という考え方なので、ワークライフバランスを大事にできる雰囲気はありますね。何か困っていることがあれば誰かに相談できる、投げかけをすると誰かしらがアドバイスをくれるというカルチャーがあります。
編集部
お互いに助け合う社風なんですね。システムとして工夫されていることは何かありますか?
福嶋さん
Googleカレンダーの運用を始めて、お互いのスケジュールを把握しながら働けるようになりました。例えば、男性でも保育園の送迎をしている社員は多いので、その場合は朝夕は除外して、打ち合わせの時間を決めるなどの工夫をしています。
編集部
家庭やプライベートの事情も、みんなでフォローし合えるんですね。
福嶋さん
「夕方5時から夜の9時は保育園の送迎と家事があるのでNG」という風に予定をブロックする場合もあります。お互いにスケジュールが見えるので、やりやすくなったと思います。
増田さん
余談かもしれないのですが、子育てをしながらチーフ・コンサルタントとして活躍している方は、家族ともスマホでスケジュールを共有して、家事や飲み会などの時間を調整していると聞きました。
編集部
家族全員がプロジェクトメンバーという感じで、家事と仕事を両立させているんですね。
増田さん
コンサルタントは忙しいですが、自分で調整さえすれば休みを取りやすい職種でもあります。「家族で旅行に行きます」「子どもの習い事のイベントや、サッカー大会の応援で休みます」というように、家族との時間を大事にしているメンバーも多いんです。
編集部
会社のメンバーとも、家族とも、協力をしながら進めていくことが、仕事と育児の両立のコツなのかもしれませんね。
「意見を発信し、受け入れられる」コンサルタントの仲間を募集中
編集部
最後に、この記事を読んでJMACさんに興味を抱いた読者の方に向けて、メッセージをいただければと思います。
増田さん
最近、同僚と「どういう人をコンサルタント仲間として求めているか?」と話し合ったことがあります。
その中で出てきた答えは、「自分の意見をはっきりいえる人」と「人の意見を聞ける人」という2つの要素でした。「自分はこうしたい」と意見をはっきり言えて、かつ他の人の意見を受け入れられる方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。
編集部
一緒に働く仲間としてのアドバイス、ありがとうございます。採用担当の福嶋さんからはいかがですか?
福嶋さん
JMACは、たとえ大変な仕事でも、お互いに仲間意識を持ってやり遂げていくところが一番の特徴だと思っています。コンサルタントというと難しそうなイメージを持つ方も多いと思うのですが、志のある方はぜひ男女問わずお会いしたいと考えています。
編集部
お互いをプロとして認め合う、そして同時に助け合うチームワークもあるという、JMACならではの芯のあるカルチャーを感じました。本日はありがとうございました。
■取材協力
株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC):https://www.jmac.co.jp/
採用ページ:https://www.jmac.co.jp/recruit/