長期インターンをやりたいけど、どうやってインターン先を探せばいいのかわからない…と、長期インターン先を探すのに悩んでいる大学生は実際多いです。
本記事では、現役インターン生の体験談を元に、長期インターンの探し方やコツを紹介していきます。これから長期インターンを始めたいと思っている方に、ぜひ読んでほしい内容です。
なお、就活を控えた大学3年生・修士1年生は、長期インターンを探すのと同時に企業のOB・OG訪問をするのもおすすめです。
「ビズリーチキャンパス」は興味のある企業に勤める大学のOB・OGに簡単に訪問依頼ができるほか、選考のスカウトがもらえることも!ぜひ活用してください。
【学年・目的別】長期インターンの探し方診断
まずはこの診断チャートを使って、学年や属性、目的から自分に合った長期インターンの探し方を見つけてみてください。それぞれ扱っている求人や応募方法も異なるので、以下で詳しく紹介します。
▼当てはまるものをクリック
更新履歴
2025年9月4日
- インターン選びについて調査した結果をもとにしたグラフを追加しました。
2025年9月4日
- 情報を更新し、構成を修正しました。
2025年8月29日
- 目次を修正しました。
2025年8月25日
- 体験談を追加しました。
2025年8月22日
- アンケートから体験談を追加しました、
2025年8月21日
- アンケートを元に体験談を追加しました。
2025年8月18日
- 情報を更新しました。
2025年8月18日
- タイトルを更新しました。
2025年8月14日
- 情報を更新しました
2025年7月29日
- よくある質問を追加しました。
長期インターンの探し方5選
ここでは、長期インターンの探し方を5選紹介します。
学年や属性、目的から自分に合った長期インターンの探し方を見つけて見てください。それぞれ扱っている求人や応募方法も異なるので、以下で一つずつ解説していきます。
①長期インターンの求人サイト
参考:Infraインターン
- 職種や特徴などこだわりがある
- 自分で求人を探したい
- スカウトを受け取りたい
最も一般的な方法が、長期インターンシップに特化した求人サイトを利用することです。
インターンシップの求人に特化した求人サイトであれば、求人情報が随時更新されており、条件を絞って求人の検索ができるため、多数の求人の中から自分の希望に合った求人をじっくりと探すことができます。
また、企業からスカウトが届く求人サイトもあり、プロフィールを充実させておけば、 思わぬ企業からスカウトが届く可能性もあるため、うまく活用すればさらに選択肢が広がるでしょう。
以下で、大手長期インターン求人サイト3社の比較をしています。それぞれ特徴が異なるのでぜひ参考にしてください。
おすすめはInfraインターンです!実際に私も、このサイトを通してインターンを始めました。求人数が多いことや、スカウト機能もあるので、初めてインターンを始める方はまず登録してみてください!
Infraインターン | ゼロワンインターン | Wantedly | |
特徴 | 体験談を書くと貰える奨学金制度あり | 社長から推薦状が貰えて就活に役立つ | 企業理念への共感によるマッチングを重視 |
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求人数(※フルリモート可) |
885件(※101件)
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573件(※25件)
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12,923件(※1,877件)
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対応地域 |
全国
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全国
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全国
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スカウト |
あり
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なし
|
あり
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面談 |
無料
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無料
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(インターン先と)
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こんな方におすすめ | 自分の属性に合ったインターン先を探したい | 内定につながるインターンをしたい | 理念共感ややりがいを軸に探したい |
リンク |
※2025年8月時点
②理系学生向け求人サイト
参考:ゼロワンインターン
- エンジニア・プログラマーなど専門職のインターンがしたい
- 専門的な知識・スキルを活かしたい
専門知識やスキルを活かしたインターンを探している理系学生には、理系専門職に絞れる求人サイトをおすすめします。
例えば、大手長期インターン求人サイトゼロワンインターンでは、「こだわり」から「理系学生歓迎」で検索をすると2,262件がヒット。また、職種から「エンジニア/プログラミング」などで探すこともできます。
プログラミング未経験者でも、やる気と興味があれば参加可能なインターンシップは数多くあり、企業によっては研修をしてくれるところもあります。それでも「いきなりインターンに参加するのは不安…」という方は、「未経験者歓迎のインターン」から絞って探してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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※2025年8月時点
③長期インターンのエージェントサービス
- 大学1〜2年生
- はじめて長期インターンを始める
- 面接に自信がない
低学年や初めて長期インターンをする方など、インターン探しを1人でやることに不安がある…という方におすすめなのが、長期インターンエージェントサービスの活用です。
そもそもエージェントという単語に馴染みがない方も多いと思うので、エージェントについて求人サイトとの違いなどから説明します。
・エージェントとは
→ 専属コンサルタントが、企業選びから面接対策までマンツーマンでサポートしてくれるサービス
・求人サイトとの違い
→求人サイト:自分でサイト上の求人を探し、応募する
→ エージェント:専属コンサルタントが企業と学生の間に立ち、仲介役として企業を紹介してくれる
特に初めての長期インターン探しを1人でやることはなかなか大変で、自分に合った企業がどの企業か判断することも難しいので、エージェントのサポートサービス活用することをおすすめします!
長期インターンに特化したエージェントサービスはいくつかありますが、特におすすめしたいのがMore Job Intern(モアジョブインターン)です。具体的な利用の流れはこんな感じです↓
今回おすすめするMore Job Internは、運営会社が「ミライのお仕事」というWebメディアを運営していて900社以上の企業取材実績があり、企業の内側の雰囲気や面白みがわかっているためインターンにおすすめする企業をしっかりと厳選できているんです。
だから、他のエージェントサービスに比べて魅力的な企業に出会える点が強み!
さらに、国家資格キャリアコンサルタントを有する専属コンサルタントが、企業選びのサポートや面接対策を丁寧にしてくれるので、志望する企業から内定をもらいやすい点も評価の高いポイント。
「長期インターンって何?」という基本のところからサポートしてほしい・どの企業を選んだらよいか自分ではよくわからない・面接対策のサポートを受けたい方に是非一度使ってほしいサービスです。
④大手企業の採用HP・SNS
参考:楽天 ,サイバーエージェント
- 働きたい大手企業が決まっている
- 早期選考や内定直結の優遇が欲しい
長期インターンシップは「長期間(3ヶ月以上)、学生が実務経験を積むために企業で働く」 という制度で、ベンチャー企業で取り入れられていることが多く、私たちが聞いたことのあるような有名大手企業では、就活生に向けた1日〜1週間程度の短期インターンシップのみ行っているケースが多いです。
しかし、中には「就業型インターンシップ」として、長期のインターンを募集している大手企業もあります。
このような求人の場合、先程紹介したInfraインターンやゼロワンインターンなどの求人サイトに載ることは少なく、企業の採用HPで募集をしていることが多いため、SNSを使って情報収集をしたり、既に行きたい企業がある場合は随時HPをチェックしたりする必要があります。
大手企業のインターンシップは、倍率が高くなかなか受かりづらい傾向がありますが、早期選考や内定直結の優遇措置があったり、履歴書の強力なアピールポイントになったりと学生にとってメリットが大きいので、気になる方はぜひチャレンジしてみてください!
▼求人例をいくつか紹介
SNSで「長期インターン」「就業型インターン」 などのキーワードで調べてみると、募集求人がいくつかヒットするので情報収集の際に活用できます。
また、マイナビやリクナビなど就活生向けの求人サイトでも、大手の長期インターンが見つかる場合があるので1〜2年生でも登録してみることをおすすめします。
⑤大学のキャリアセンター
参考:早稲田大学キャリセンター
- 有給インターンシップにこだわらない
- 海外や行政機関でのインターンシップがしたい
長期インターンは、大学のキャリアセンターから探すことも可能です。
大学によっては、独自のコネクションを有しており、思わぬ企業の求人を保有しているケースもあるため、気になる方は定期的にチェックしておきましょう。
長期インターン求人サイトに比べると求人数は少ないですが、大学のOB・OGが活躍している企業や、海外でのインターンシップ、行政機関でのインターンシップなど、求人サイトでは見つからない情報を得られるのがキャリアセンターの特徴です。
大学ではキャリアカウンセラーにインターンや就職活動の相談もできるため、どんなインターンに参加したらよいか迷っている方は、一度活用してみるのもおすすめです。長期インターンは倍率が高い傾向がありますが、学校経由の求人だと選考に通りやすいといったメリットもあります。
【体験談】現役大学生が語る!理想の長期インターンを見つけた流れ
ここからは、「どのような経緯で今の企業で長期インターンを始めたのか」「企業選びで気をつけたこと」 など、リアルなインターン生の目線で解説するので、ぜひ参考にしてください!
▼私の体験談
- 条件設定:勤務地1時間以内、IT・Web業界、マーケティング職
- 結果:Infraインターン経由で11社スカウト → 2社面接 → 体験入社ありの企業に決定
- 決め手:実務体験で社風が合うと確信、仕事内容が明確だった
大学2年6月から未経験でWebマーケティングの長期インターンを始め、1年以上続けています。
週2日勤務で、主な業務内容は自社メディアのライティングや記事改善などです。
私が長期インターンを始めるまでの流れ
大学2年生4月|インターン求人サイトに登録
大学2年の4月にインターンサイト「Infraインターン」に登録をして、求人を探し始めました。
実際に探していた求人の条件は以下の通りです。
- 業種:IT・Web
- 職種:マーケティング
- 勤務地:通勤1時間以内
- 交通費全額支給
もし私がもう一度長期インターンを探すとしても、この方法を選びます!なぜなら、最も効率的かつマッチ度の高い企業を探せるから!学業で忙しいからインターン探しにあまり時間をかけることができないけれど、妥協したくない!自分に合った企業と出会いたい!と言う方は、試してみる価値はあると思うので、ぜひ参考にしてください。
一つ注意して欲しいのは、人によって貰えるスカウトの数は異なるということ。大学・地域・学年・職種などによって変わるので、一概に全員におすすめとは言えませんが一例として紹介します。
Mさんの登録プロフィール
- 学年:大学2年(26卒)
- 学歴:関東国立大・文系(偏差値65)
STEP1|スカウト機能がある求人サイト・アプリを一つ選ぶ
ポイントは、スカウト機能がある求人サイト・アプリを選ぶこと。
なぜなら、プロフィールに自分の基本情報・経験・スキル、興味のある職種や勤務条件などを入れて待つだけで、自分に合った企業からオファーを貰えて効率的だから!そして、その企業は既に自分に興味を持ってくれているので採用率が高いこともおすすめの理由。
また、使うサイト・アプリは一つに絞ることをおすすめします。実際に私がインターンを探していた時も、初めは2つのアプリに登録しましたが、最終的に一つに絞って使っていました。理由は以下の通り
- 複数のサイトで求人が被っていることが多い
- 選択肢がありすぎると絞るのが難しい
私のおすすめは、Infraインターンです。実際に私もこのアプリを使っていて、そこでスカウトをもらった企業で現在もインターンを続けています。
理由としては、求人数も十分にあり、機能がシンプルで初心者でも使いやすかったから。Infraインターンについては、以下の記事で詳しく解説しています。
STEP2|プロフィールをしっかり埋める
スカウトを貰うために最も重要なのが、プロフィールをしっかり埋めるということ!スカスカのプロフィールでは意欲が伝わらず、企業からの印象も良くないですよね。だから、スカウトを貰う上で一番力を入れなければいけないのがここです。
学歴だけでなく自己PR・経験を充実させることが重要です。
「学歴が全てなの?」 と思われるかもしれませんが、そうではありません。 プロフィール欄には自己PRや経験について記載する欄があり、企業もその点をしっかり把握して学生を評価し、スカウトを送ります。もちろん多少は学歴が関係しますが全てではない、同等またはそれ以上に経験や人柄が見られていると言うことを意識して、チャレンジして欲しいです!
STEP3|受け取ったスカウトの中から二社以上受けてみる
これは、実際にInfraインターンで私がいただいたスカウトです。
このように、スカウトは全て個別メッセージで届くようになっており、書類選考が免除になることも多いんです。スカウトをもらった後は、チャット上で企業の方とやり取りができるので、気になることや選考についても気軽に聞くことができます!
ここでのポイントは、初めから一社に絞らないこと。特に、長期インターンが初めての方は、絶対に二社以上受けることをおすすめします。なぜなら、一社だけだとミスマッチ時のリスクが大きく、比較して初めて自分にとって何が企業選びの決め手になるのか分かるから。また長期インターンは倍率が高いので、並行して何社か受けても問題ありません。
大学2年生5月|面接(応募とスカウト各1社)
5月になり、 面接を行った企業は2社。一社は、求人サイトを見て自分から応募した企業、もう一社はInfraインターンでスカウトをもらった企業でした。
【1社目|ベンチャー企業A】←採用をもらったが辞退
- 職種:Webマーケティング
- 勤務地:渋谷(自宅から1時間)
- 勤務条件:週3日以上(土日可)
- 時給:1,200円〜
※画像はイメージです
土日も有りだといいなと思っていたことや、業務内容を見て未経験でも始めやすそうと思ったことから、友人と一緒に応募しました。
その後連絡をいただき、渋谷駅から徒歩10分ほど、渋谷109近くのビルの中で面接行いました。
色々と話を聞かせてもらうと、大学生がたくさん活躍していたり、雰囲気も良さそうだったりと、好印象でした。
その後、適性診断や簡単なライティングテストが課題として課されました。
しかしその後連絡が全くなく、結果が通知されたのは1ヶ月後…もう落ちたのかなと思っていたところ採用の通知をいただきましたが、もう少し早く結果が知りたかったという思いが強かったです…
連絡が来るのが遅くて会社に対する信頼性が薄れてしまったこと・同時に受けていたもう1社の方が良かったことから、辞退させていただくことにしました…。
【2社目|ベンチャー企業:ネクストレベル】←現在働いている企業
- 職種:Webマーケティング
- 勤務地:恵比寿(自宅から1時間)
- 勤務条件:週2日以上(土日不可)
- 時給:1,100円〜
- 従業員規模:51~100名
現在も働いているこちらの企業からは、Infraインターンでスカウトをもらいました。
登録して約1ヶ月で、11社からスカウトをいただきましたが、家から一番近かったことや勤務条件も自分に合っていたことから、スカウトを受けて、まずはオンラインでカジュアル面接を行いました。
そこで、「ぜひ体験入社に来てみませんか」ということを言っていただき、初日は約4時間体験入社をすることに。内容としては、初めに会社概要について色々説明していただいて、その後自由ライティングや記事更新など実務を行いました。
この体験入社が私にとって大きな決め手となりました。
面接だけではわからない会社の雰囲気が掴めたり、実務も体験できたことで、思い描いていたことと違ったという悪いギャップを入社後に感じる心配が無くなったことなどが利点でした。
その後、もう1日体験入社を行い、5日ほどで採用の通知をいただきました。
先ほどのもう1社と、ほとんど同じタイミングで採用の通知をいただきましたが、体験入社に行った時から雰囲気が自分に合っていると感じていて、こちらの企業で働きたい!と強く思っていたので、自分の中ではほぼ100%決まっていました。そして、現在この企業で約1年半インターンを続けています!
インターン生22名にアンケート|企業選びで失敗しないコツ
長期インターンはやった方がいい!しかし、企業選びを失敗してしまうと意味のないものになってしまう場合も…
入社してから、やっぱり違ったというような後悔をしないため、長期インターンを探す際には注意が必要です。
そこで本章では、実際にインターン経験者22名に聞いた情報をもとに、インターン企業選びのコツ5選を紹介します。
これからインターンを探そうと思っている方・現在探している方へ、ぜひ参考にしてほしい内容になっています。
▼気になる項目をクリック
①任される仕事内容と裁量範囲を入社前に確認する

ライターの業務を想定していたが、実際は事務作業がほとんどで雑用が多く、スキルはあまり身につかなかったというのが事実です。結果として、社会人としての基礎を身につけることができたので良い経験になりました。また、ややブラックな企業だったため社会の闇を垣間見ることで社会勉強になりました。

メディアへの顔出し(求人広告など)を求められることが多く、拒むと一方的に怒られました。契約書に書いていない業務がないか(わたしの場合はメディアへの顔出し)しっかりと確認しておくことが大事です。
あとは福利厚生も重要です。
チェック方法
- 実際の1日のスケジュールや過去のインターン業務例を見せてもらう
- 面接で「〇か月後にどんな業務を任されますか?」と質問する
- 社員数が少ない企業は裁量が大きくなる傾向あり
仕事内容はモチベーションとスキルアップに直結します。
「どのタイミングでどんな業務を任されるのか」「裁量権の有無」「契約書外の業務の有無」など面接で具体的に質問してみることをおすすめします。
②社風や社内の雰囲気を確認する

体験入社を通して、先輩インターンや社員の雰囲気を事前に知ることができたので、入社後のギャップはほとんどありませんでした。先輩社員やインターン生は丁寧に教えてくれ、分からないことも気軽に質問できる環境でした。
また、広告運用やSNS投稿などの実務を任せてもらえたことで、自分のスキルアップを実感。学業との両立もしやすく、無理なく続けられました。

最年少で入ったことでお局様からのいじわるがありました。積極的に絡みに行って関係改善できましたが、人間関係は入社前に可能な限り調べるべきです。
チェック方法
- 面接で社員やインターンの雰囲気を見てみる
- 「どんな人が活躍していますか?」と質問
- 企業HPやSNSでイベントや社員紹介をチェック
職場の雰囲気や社員・インターン生同士の関係は、モチベーションや働きやすさに直結します。面接や体験入社時に、休憩中の雰囲気やコミュニケーションの取り方を観察しましょう。
また、実際に面接などでどんな人が活躍している会社なのか、社風についてなど質問をしたり、企業のホームページを調べたりして、自分もこの人達と一緒に働きたいと思うかという視点を軸に判断して欲しいです。
>>企業の内部情報を知ってから応募したい方はエージェントがおすすめ
③教育体制と成長機会を見極める

未経験ながら企業分析や業界分析を任せてもらえ、就活時にも非常に役立ちました。社員も丁寧に教えてくれ、成長できたと感じます。
ただし研修期間がなく、必要な知識はほぼ自力で習得する必要がありました。OJTや研修があるかどうかを事前に確認することが重要です。

生成AIを活用しながら開発に関わり、給与ももらえる環境でしたが、AIに頼りすぎてスキルがあまり身につかなかったのが反省点です。成長機会がどのくらい得られるかを見極めないと、長期的なキャリア形成に影響します。
チェック方法
- 研修制度やOJTの有無を具体的に質問する
- フィードバックの頻度や内容を確認
- 過去のインターン生がどのように成長したか事例を聞く
教育体制はモチベーションだけでなく、スキル習得のスピードや質にも直結します。
特に未経験分野に挑戦する場合、OJTや研修の有無、フィードバックの頻度は成長の鍵となるのでとても重要です。事前に「入社後どのようなサポートを受けられるのか」「先輩や社員からのフィードバックはどのくらいあるのか」を必ず確認しましょう。
また、同じ「教育制度あり」と書かれていても、企業によって内容や密度は大きく異なります。短期間で多くを吸収したいのか、じっくり経験を積みたいのか、自分に合った学び方ができる環境かどうかを見極めることが、後悔しない企業選びにつながります。
⑤勤務条件と働き方の柔軟性を確認する

求人では週2日OKとありましたが、実際には週3日以上求められました。業務内容と勤務条件は事前に細かく確認すべきです。

給与が良く、フルリモートで好きな時間に作業できたため、学業や他の活動との両立がしやすかったです。ただし、教育面はあまり手厚くなかったので、勤務条件と合わせて成長環境も確認しておくべきだと思います。
チェック方法
- 出社頻度(週何日)と時間帯を確認
- テスト期間や長期休暇時のシフト調整が可能か
- リモート/出社の割合や条件
▼労働条件の例
・学年・年齢
・髪色
・交通費の有無
・給与
・リモート可
・土日勤務可

勤務時間については、相談して変更可能な場合も多いです。
だから勤務条件は「求人票に書いてあること」だけで判断せず、面接時に具体的な事例を挙げて質問するのがおすすめです。実態を知ってから契約することで、長期的に安心して続けられる環境を選べます!
⑥二社以上を比較して最終決定する

複数社で面接や体験入社を受け、社風や教育体制の違いを知ることで、納得感のある選択ができました。

文系未経験OKと言われたが、実際は自分だけで案件も不透明。複数社を比較しておけばよかったです。
メリット
- 各社の違いが分かる
- 内定が重なった場合、より納得感を持って選べる
「求人情報に記載されていたメイン業務に携われない」「業務を通じて成長できる機会が得られない」など、上記でも述べたようにブラックな企業も多いと耳にします…
実際に、私の友人も面接でされたアピールと実際の業務が違う、さらに人間関係も良くなくてストレスになり辞めてしまったということがありました。
そこで、いくつかの企業を受けて比較し、自分に合ったところを見つける事をおすすめします!
1社だけで決めると、ブラックな環境でも気づきにくいです。最低でも2〜3社を受け、条件や雰囲気を比較しましょう。
長期インターンは倍率が高い傾向があり、 並行して何社か受けても問題ありません。
よって1社のみにとらわれずに、視野を広く持っていくつかの企業を見てみることをおすすめします!
よくある質問(2025年最新データ有り)
Q12025年卒学生のインターン参加率はどのくらい?
2025年卒の大学3年・院1年生では、10月時点でインターンシップ・仕事体験に「参加した」割合が89.5%でした。前年より1.9ポイント増で過去最高を更新し、もはや就活準備の標準ルートと言えます。複数業界を早期に知ることで志望動機が具体化し、本選考前に適職判断の材料を増やせる点が支持を集めています。
Q2インターンへの平均応募社数と参加社数は?
マイナビ同調査では、10月までに応募した平均社数は9.1社、実際に参加した平均社数は6.0社です。「まずは応募だけして選考後に絞る」学生が多く、体験先を複数比較することで企業文化との相性を見極め、ミスマッチを防いでいます。応募社数を増やすほど希望条件に近いプログラムへ参加できる確率が高まるため、早めの情報収集と同時並行での応募が鍵になります。
Q3企業は長期インターン経験者をどの程度評価している?
大企業1,000社以上の人事担当者109名を対象にしたPercify×IDEATECHの2024年調査では、72.5%が「新卒採用で長期インターン経験者を高く評価する」と回答しました。即戦力化への期待が高く、業務理解や主体性、組織適応力などを面接で証明しやすい点が評価理由に挙げられています。経験内容を具体的に説明できれば書類選考通過率も上がる傾向です。
Q4長期インターン経験は就活に有利と感じた学生の割合は?
長期インターンを3か月以上経験した若手社員111人への同調査で、就活に「非常に有利だった」が44.2%、「やや有利だった」が45.0%となり、合計89.2%がポジティブに評価しています。自己PRで実務成果を示せたほか、志望業界の理解が深まり面接での質問対応に自信がついた点が主な理由です。
Q5学生が長期インターンに参加する主な理由は?
同じPercify×IDEATECH調査では、「実務経験を積んで職場の雰囲気を体感したかった」が55.0%で最多、続いて「キャリア目標を明確にしたかった」「業界・職種の仕事内容を詳しく知りたかった」が各39.6%でした。実務に近い環境で早期からキャリア観を醸成し、専門スキルを磨ける点が参加動機の中心となっています。