ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、マークスライフ株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
マークスライフ株式会社は、告知物件や相続物件など、困難な不動産案件に真摯に向き合う企業として知られています。20代で支店長に就任するなど若手の活躍が目覚ましく、新規事業の立案から実現まで挑戦できる環境が整っているのが特徴です。完全週休2日制やハイブリッドワーク、週4勤務制度など、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現しています。
今回は、マークスライフ株式会社の若手人材の活躍と働き方改革について、人事総務部部長の後藤さんにお話を聞かせていただきました。
若手活躍:若手の管理職が続々と。さまざまなタイプが活躍
編集部
御社で活躍されている若手社員の具体的な事例をご紹介いただけますでしょうか。
後藤さん
まず営業職では、さまざまなタイプの社員が活躍しています。昨年は30歳前後の積極的な営業スタイルの社員が好成績を残しました。一方で今年は、ガツガツとした営業スタイルではなく、お客様の困りごとに寄り添う姿勢で27歳の営業マンが全社No.1の成績を収めています。
また、マークスライフ株式会社は近年、毎年5店舗ほど新規出店しています。31歳で中途入社したある社員は、わずか3ヶ月で支店長に就任し、1年以内に東海エリアのブロック長として複数支店を統括するポジションに昇進しました。26~27歳の社員が入社1年以内に支店長となるなど、若手の活躍が目立っています。
年齢・経歴に限らず、プロジェクトの提案や実現が可能
編集部
営業職以外での若手の活躍事例はありますか?
後藤さん
新卒社員の中には、地方の過疎化対策として棚田地域の移住促進プロジェクトを自ら立案し、農林水産省との協議を進めているケースもあります。また23歳の女性社員は、人事部から広報部に異動し、予算規模1,000万円のEXPOイベントの企画運営を一任されています。
また新規事業プロジェクトコンテストでは、全従業員から約70の事業案を匿名で募集し、代表が7つほどピックアップしています。選ばれた案は実際の事業化や子会社設立につながるなど、社員のモチベーション向上にもつながっています。このように若手社員が自発的に新しい取り組みを提案し、実行に移せる環境が整っています。会社からの指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる人材が活躍できる土壌があります。
編集部
不動産事業にとどまらず、かなり幅広いアイデアを実現できるのでしょうか。
後藤さん
そうです。当社は元々不動産を通じて世の中の困りごとを解決したいという思いで立ち上げた会社なのですが、少し特殊な部分があります。取引先には不動産の仲介会社以外も多く、様々な業界の企業と法人提携を結んでいます。そのため、多くのパートナー企業ができ始め、不動産以外にも様々な社会問題や困りごとを解決できるベースが作られてきました。
採用においても、不動産業務だけでなく、幅広い社会問題に関心を持ち、自分の仕事を通じて解決に取り組みたいと考える方を歓迎しています。
ワークライフバランス:個々の希望で休日・働き場所を設定可能
編集部
御社の働きやすさに関する取り組みや制度についてお聞かせください。
後藤さん
マークスライフ株式会社は完全週休2日制を導入しており、休日は社員が自由に選択できます。職種によっては在宅メインで働くことも可能で、営業職でも在宅とオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドワークを取り入れています。また直行直帰やカフェでの業務も認めており、働く場所や時間の自由度が高いのが特徴です。生産性と効率を重視し、チームごとに柔軟に運用しています。
さらに、育児や介護などの事情がある社員向けに週4勤務制度を設けており、時短正社員への転換も可能です。最近では、保育園に通うお子さんがいる社員のニーズに応えて、長期休暇を減らす代わりに土日祝日をカレンダー通りに休める制度も新設しました。
このほか当社では副業も認めており、スキルアップのための資格取得支援制度や手当も用意しています。このように、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方を実現できる環境が整っていると自負しています。
編集部
服装についてはいかがでしょうか。
後藤さん
基本的にオフィスカジュアルで構いません。私自身、スーツを着用するのは月1回程度です。お客様との商談時はスーツの着用を求めていますが、それ以外は違和感のない範囲でカジュアルな服装を認めています。あくまでもお客様に失礼のない範囲での服装自由という方針です。
ジョブローテーション活用で女性がキャリアを継続しやすい
編集部
子育てをしながら働いている社員の方は多いのでしょうか。
後藤さん
社員全体では、お子さんがいる社員は男性も含めて50%程度います。女性社員は全体の24%で20名程度いますが、そのうち半数の10名程度が子育て中のママさん社員です。
当社ではジョブローテーションも可能なので、例えばお子さんが産まれるまでは営業職で活躍し、その後は本社勤務に変更してリモートワークをメインにするなど、キャリアを継続できる環境があります。実際、常務取締役が子育て中の女性ですし、責任者ポジションでも女性が多く活躍しています。働くママさんにとって、非常に魅力的な環境だと思います。
企業風土:定期的な全社研修でホスピタリティや行動指針を再確認
編集部
社員教育やマインド研修についてお聞かせください。
後藤さん
当社は毎月「全社会議」を開催していますが、2ヶ月に1回は全社員90~100名が東京に集まり、研修も実施しています。また、弊社独自のシステムとして、10個の行動指針に基づいた体験談を共有できるアプリを導入しています。社員が行動指針を体現できた事例を投稿し、それを全社員で共有することで、お互いの学び合いや成長につながっています。
編集部
研修を通じて、お客様への接し方に変化は見られますか。
後藤さん
はい、確実に変化が出てきます。当社は外回りが多い会社なので、社員それぞれが様々な経験をしています。小グループでのセッションでは「そういう考え方があるのか」という気づきを得ることも多く、非常に有益なインプットの機会になっています。また、社員ごとに得意分野が異なるため、研修を通して各分野に精通した社員とコネクションを築き、業務で悩んだ際には相談するケースも見られますね。
編集部
研修の具体的な内容について、印象に残っているものはありますか。
後藤さん
例えば、ご遺体の修復師の方など、普段関わることの少ない業界の方を講師としてお招きすることもあります。私たちは今までホスピタリティを大切にしながら接客に取り組んできたつもりでしたが、研修を通じて、果たして自分たちがここまでのプロ意識を持って仕事ができているのかと、実際に、いい刺激を受けたという声も多く聞かれます。
コミュニケーション:定期的な全社懇親会&会社補助の部署食事会あり
編集部
社内のコミュニケーションについてはいかがでしょうか?
後藤さん
東京に集まって開催する全社会議では、終了後に全社員で懇親会を開催しています。また月1回、会社補助のある部署ごとの食事会も実施しています。異なる部署間での実施も推奨しており、社員同士の交流や一体感を大切にしています。
あとは特徴的な点として、入社時に各自が希望するニックネームを決め、それを社内で使用しています。私は「ごっちゃん」で、他の社員なら「はぎー」「ずっちゃん」といった具合です。私は社長のことを「ボス」と呼んでいますが、社長も私をニックネームで呼ぶなど、年功序列にとらわれない風通しの良い社風を大切にしています。
求める人物像:AIで補完できないホスピタリティを重視
編集部
御社が求める人材像について教えてください。
後藤さん
当社は告知物件や相続物件など、困難な課題を抱えたお客様と接する機会が多いため、お客様に寄り添える人材を求めています。実際に活躍している若手社員に共通しているのも、この「寄り添う力」です。不動産の知識は今後AIの発達により補完される可能性がありますが、ホスピタリティは機械には代替できません。そのため、当社では特にこのホスピタリティを重視しています。
編集部
社員さんの具体的なホスピタリティや寄り添う力について、さらに詳しくお聞かせください。
後藤さん
マークスライフ株式会社では不動産を売ることだけを目的とせず、お客様のあらゆるお困りごとを解決することを心がけています。例えば、遺品整理が必要なお宅では、業務範囲外でも時間があれば一緒に整理をお手伝いします。
また、物件の価値向上のためとして、庭の草むしりを自発的に手伝うこともあります。さらに、亡くなった方のお部屋ではお線香を手向けるなど、人として当たり前のことを大切にしています。このように、不動産業務に直接関係のない困りごとにも、可能な限り対応することが当社の特徴です。
編集部
実際には、どのような方が入社されているのでしょうか。
後藤さん
例えば大手不動産会社の出身者の中には、以前の職場で告知物件のお客様に十分な対応ができなかった経験から、本当にお客様のお役に立ちたいという想いで当社に入社される方も多いですね。もちろん、なかには告知物件を扱うことに抵抗のある社員もいます。そういった場合は無理に強制することはなく、それぞれに適した案件に対応してもらっています。
転職希望者へのメッセージ:社会課題に本気で取り組める環境
編集部
最後に、転職を検討している読者の方へメッセージをお願いできますでしょうか。
後藤さん
当社は2030年に1,000人規模、2050年には1兆円規模の企業を目指しています。現在130名程度の組織規模からすると、まさに天と地ほどの差があります。しかし、この理想に向かって本気で挑戦していきたいと考えています。
世のため人のために本気で取り組める環境があり、その実現に向けて仲間を募集しています。不動産で困っているお客様はもちろん、さまざまな社会課題に対して、自分の仕事を通じて解決に貢献したいという熱意のある方と一緒に働きたいと考えています。
特にいまは、10代から30代の若い世代の方々に参画していただきたいと思っています。なぜなら、10年後、20年後の当社を担う中心メンバーとなるのは、まさにその世代だからです。次のマークスライフ株式会社を一緒に作り上げていく──そんな大きな志を持った仲間との出会いを楽しみにしています。
編集部
お話を伺って、自由度の高い働き方の中で、若手社員がホスピタリティと社会課題解決への思いを胸に活躍している様子が伝わってきました。本日はありがとうございました。
編集後記
この記事のまとめ
働き方の特徴 |
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キャリア開発・昇進 |
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社風・企業文化 |
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女性活躍・両立支援 |
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企業の特徴・強み |
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求める人物像 |
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マークスライフ株式会社の基本情報
住所 | 【本社・東京本店】 東京都中央区日本橋本石町3-1-2 FORECAST 新常盤橋4階 |
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事業内容 |
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設立 |
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働き方 |
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公式ページ | https://marks-house.jp/ |
採用ページ | https://marks-house.jp/recruit/ |
募集職種 | 営業職 ※新卒は大学卒、中途は最低経験1~2年、30代以上は3~4年の経験が望ましい |