若手社員の活躍がめざましい、業界のリーディングカンパニーを紹介するこの企画。今回はInstagram運用代行等を行う株式会社SAKIYOMI(さきよみ)にお話を伺いました。
Instagramマーケティングをリードする株式会社SAKIYOMI
株式会社SAKIYOMIはInstagramをメインにSNSマーケティング支援を行う企業。Instagramの運用代行や運用コンサルティング、分析ツールの提供を通じて、企業の効果的なSNS活用をサポートしています。Instagram運用代行では平均4.2ヶ月で10,000フォロワーを達成するなど確かな実績を持ち、多くの企業アカウントの成功を導いてきました。
2019年にSNS事業部を立ち上げたSAKIYOMIは、Instagramマーケティングのパイオニアとして世間的なSNSの隆盛に合わせてその存在感を高めてきました。Instagramを中核としつつ、近年ではSNSサミットのイベント開催を行うなど、SNS領域において多角的な事業展開を進めています。
会社名 | 株式会社SAKIYOMI |
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住所 | 大阪府大阪市北区曾根崎新地2丁目6-24MF桜橋2ビル7階 |
事業内容 | ・SAKIOYOMI Agent(運用代行) ・SAKIYOMI Consulting(コンサルティング) ・SAKIYOMI会員(Instagram支援サービス) |
設立 | 2016年1月15日 |
公式ページ | https://sns-sakiyomi.com/ |
今回は、短期間で売上も組織規模も大きく拡大を続けるSAKIYOMIの成長の秘訣や、正社員の平均年齢が29歳という多くの若手が活躍する背景、インターン生からの役職登用も特徴のインターン制度などについて、HRBP領域長の樋田さんと、PR担当の北さんにお話を聞かせていただきました。
SAKIYOMIの成長を加速させた「実績」「マーケティング戦略」
▲2023年9月に実施されたSNSサミットの様子
編集部
SAKIYOMIさんはここ数年で、売上や組織体制などいろいろな面で急成長をしていらっしゃいますよね。会社の成長を加速させている要因はどこにあると思われますか?
樋田さん
直近1年での伸びの要因には、Instagram運用を依頼いただいている企業様の数が大幅に増えたことがあります。現在運用代行を行っているものだけで100社近く、コンサルティングその他サービスも含めるとさらに多くの企業様にご利用いただいています。おそらく同業他社の中でSAKIYOMIよりも多く運用代行をされている企業様というのはほとんどないのではないでしょうか。それくらい、市場において圧倒的な数で戦えています。
当然お任せいただく企業様が増えてくると、それに伴いノウハウも積み重なるため、成功事例の再現性も高まっていきます。企業様が運用代行会社を依頼する際に、そのことが大きな選定理由になっている部分はあると思います。
それと同時に、SAKIYOMIとしてのマーケティング戦略の成功も、会社の成長に寄与しています。というのも2年間でオウンドメディアやYouTube、Instagram、セミナーなどさまざまな媒体を活用してマーケティングをした成果が、ここ最近数字にも大きく反映されているんです。
今現在の数字を見ると、オウンドメディアが月間約50万PV、YouTubeの登録者数が2万人超、Instagramのフォロワーが6万人超。つまり何かしらの媒体で「インスタ運用」とリサーチをかけるとSAKIYOMIが出てくる、という状況になっています。そういう認知の取り方ができたのは、マーケティングで積み上げてきた資産性の高さがあるからこそだと思います。
大きな成長の要因は今言ったような「実績数」「マーケティング」といったこれまでの積み上げですが、加えて今年実施した「SNSサミット」などの大きな単発イベントも影響していると思います。5つのSNSをテーマにしたSNSサミットは有料にもかかわらずオフライン・オンラインで5,000人を集客し、数字的なインパクトも与えることができました。
市場において「InstagramといえばSAKIYOMI」という共通認識のようなものが形成されていっていることで、上昇気流に乗ることができているのではないでしょうか。
編集部
多くの実績からくる信頼感という部分と、デジタル領域だけでなくイベントやセミナーなど複数チャネルで露出を進めていった部分が相乗効果となり、SAKIYOMIさんが市場の中で確固たる立ち位置を築いていらっしゃるんだということが伝わりました。
会社のミッションに基づき、変化の大きいSNS領域でチャレンジを続ける
編集部
SAKIYOMIさんは2019年にSNS事業を開始されていますが、SNSをはじめとするデジタル領域はここ10年足らずでもかなり大きく変化していると思います。これほど変化の激しい中で、これまでSAKIYOMIさんが業界の第一線で活躍し続けられているのはなぜなのでしょうか。
樋田さん
SAKIYOMIでは「新たな挑戦に、成功体験を。」というミッションを掲げ、それをすべての行動の根幹に置いています。今おっしゃったように、SNSの領域は本当に移り変わりが激しいものです。昨日トレンドだったものが、今日にはもうトレンドではなくなっているということも当たり前に起こります。そうした環境下で安定・深化を追求するのは非常に難しくなっています。
だからこそSAKIYOMIでは「新たな挑戦に、成功体験を。」のミッションの下、社内ではチャレンジを当たり前のものとしてどんどん新しいことに取り組んでいます。チャレンジが当たり前だから、失敗も当たり前、ミスも当たり前です。むしろミスではなくチャレンジしないことを良くないものとする空気感が醸成されています。
今後は事業の注目度だけでなく、先進的な働き方や組織づくりの面でも社会にインパクトを
編集部
SAKIYOMIさんで現在新たに取り組まれているチャレンジはありますか?
樋田さん
今言ったようにSAKIYOMIでは日々多くのチャレンジが生まれているので、新たな取り組みが本当にたくさんあります。まず事業についていうと、これまでInstagramを中核にサービスを進めてきたため、今後は対応できるSNSを拡大していきたいという動きがあります。「InstagramといえばSAKIYOMI」だったのを、「SNSといえばSAKIYOMI」というように認知を広げていけたらと思っています。
今言ったような事業範囲の拡大も大切ですが、企業としての在り方もより発展させていけたらと思っています。これまでやってきた事業の大義は、まだまだ暗中模索の企業のInstagram運用を、我々がノウハウを提供することで先導していくというところにありました。ある程度年数を経て、そこに対しては一定の道筋は示せたかなと感じています。
今後はそこから一歩進み、先進的な働き方や組織づくりの面で社会にインパクトを与えていけるような新たな取り組みを展開していきたいと思っています。組織ではなく個を大切にする時代になってきているからこそ、それぞれが“自分らしさ”を追求できる社会の実現に寄与することが目的です。
そのためには、外から見た会社のイメージを向上させていく動きが必要です。直近で行っている新たな取り組みとしては、本日インタビューに同席しているPR担当の北が主導している対外的な会社の発信があります。これまでノウハウ的なところの発信はありましたが、SAKIYOMIの会社自体のことを発信する機会はあまりありませんでした。
しかしSAKIYOMIが当たり前にやってきた働き方、組織づくりでも、世の中に発信することで新たな気づきになることもあると思います。こういった新しいチャレンジも今後新事業化し、どんどん進めていきたいですね。
管理職平均年齢20代半ば。入社約1年で経営幹部に入った社員も
編集部
続いて若手活躍のテーマについてお伺いします。SAKIYOMIさんは平均年齢がとても若いということをお聞きしたのですが、今現在でどのくらいの平均年齢なのでしょうか。
樋田さん
SAKIYOMIでは正社員の平均年齢が約29歳です。部署にあたる組織を「領域」と呼んでいるのですが、管理職にあたる領域責任者の平均年齢が20代半ばとなっています。
編集部
組織全体ももちろんですが、特に管理職の立場の方の年齢がとてもお若いんですね!若くして活躍されている社員の方の具体的なエピソードがあれば教えてください。
樋田さん
SAKIYOMIで若くして責任者となっているのは、長期インターン生としてジョインし、そのまま社員になった者と、中途入社してすぐに頭角を現した者の2パターンあり、多いのは前者です。インターンについては後からお話させていただくため、ここでは中途入社して20代で責任者になった社員のエピソードをお話します。
その社員は28歳で中途入社し、フィールドセールスという営業部署に配属になりました。そこから3か月で自分一人で圧倒的な成果を残して売上ギネス記録を達成し、四半期に一度行う全社総会でのクォーターMVPを受賞したんです。結果的にその年の年間MVPも受賞しました。
プレイヤーとしてのパフォーマンスが高いのは証明されたのですが、実は、彼はそれまでマネジメントの経験がなかったんです。そのため次の成長段階として、入社半年後にしてフィールドセールスの領域長を任されています。そこで自分だけでなくメンバーの成果を出すことにも成功したため、その3か月後にインサイドの統括も担う、もう1つ上の領域責任者に任命されることとなりました。入社から9か月の超スピード出世です。
ストーリーはこれだけでは終わらず、さらにその3か月後には、入社約1年で経営幹部の一員となりました。どんどん任せられる範囲が広がったことに伴って、彼の視座も上がっているなと感じましたね。
彼の良いところの1つは、誰に対しても言うべきことはきちんと言うことができる点にあると思います。私自身もそうなのですが、先ほど言ったようにSAKIYOMIはインターン生からそのまま社員になるケースが多くなっています。どうしても長く会社にいる人が多いからこそ、中途社員が発言しにくい雰囲気が無意識的にできてしまっている部分があります。
しかし彼はそこに対して臆さず、しっかりと発言することができるんです。それは「良い会社をつくる」という共通目標を持っているからこそです。だからこそ経営幹部にまで抜擢されたというのはあると思います。
編集部
なるほど。個人としての能力だけでなく、会社を成長させていく視点を持っていらっしゃる方なんですね。SAKIYOMIさんが早期に重要なポジションに抜擢していったことも、その社員の方が一つ上の視座を持つことにつながっていったのではないかと思います。
「チャレンジしやすい環境」と、日常的な学びを得る「フィードシェア」
編集部
SAKIYOMIさんでは若手社員の方の活躍をサポートする仕組みはありますか?
樋田さん
正直なところ、現状しっかりとしたサポート体制が仕組み化されているわけではないので、今後整備していかないといけないというのは前提にあります。ただし「なるべく早く上のポジションが抜けて下に譲る」という風土は全社的に根付いていますね。この風土があるので、年齢が若く社会人経験が浅い社員も積極的に登用できています。
また個々人がキャリアの中で希望していることに対して、上のメンバーが可能な限りチャレンジできる環境をつくっています。例えばこれまでSAKIYOMIにはPR部署がなかったのですが、北がジョインしてくれたことでPR部署を新たに立ち上げ、今は北主導でPR活動を推進しています。これまで会社の中にない動きでも、会社の成長にコミットするチャレンジであれば実現に向けて積極的に動くカルチャ―があるのは、若手社員がチャレンジしやすい環境に寄与しているのではないかと思います。
北さん
SAKIYOMIでは学びの機会を重要視し、若手社員の成長を促しているのもポイントです。やはり若い世代を中心にした組織である以上、どうしてもスキル、経験不足は課題になります。他の会社であれば40代、50代の上司に教えてもらえるところ、この会社には該当するメンバーがいません。
ではどうするかというと、経験と知見を持つ業務委託メンバーがSAKIYOMIには多く所属しているので、彼らのような経験がある人に積極的に学びにいくというカルチャーが根付いています。社員・インターン・業務委託という雇用形態や年齢による上下関係はなく、お互いに知っていることを学び合おう・教え合おうというスタンスですね。教えてくれた人には感謝を必ず伝えようという空気作りも積極的に行っています。
樋田さん
そうですね。学びということでいうと「フィードシェア」という独自文化があるのもSAKIYOMIの特徴です。フィードシェアというのは一般的に「フィードバック」と呼ばれるもので、SAKIYOMIの造語です。
このフィードシェアは文化としてSAKIYOMIに根付いており、日常で当たり前に「フィードシェアちょうだい」というやりとりが生まれています。フィードシェアは「エクセレント・グッド・モア」で構成されるもの。エクセレントとグッドの違いは、その考えが自分の枠組みの中にあるかどうか。ある考えを聞いて、それが自分の枠組みの形に限りなくピッタリなら「グッド」で、自分の枠組みの中で考えつかないくらい良いことであれば「エクセレント」ということになります。「モア」は「もっとこうしたらうまくいくよね」という考えに対して付けられます。
編集部
そういったやり取りが日常的に生まれているのはとても面白いですね。このフィードシェアはどういった目的で実施されているのですか?
樋田さん
フィードシェアの目的は、思考に磨きをかけていくためというと分かりやすいかもしれません。北からもあったように、SAKIYOMIは全体的に若い年齢層で構成されているため、若手が若手を教える構造があります。上司側も明確な答えを持っていないことも少なくありません。
そんな中で必要なのは、対話だったり議論だったりするわけです。ただそこに何のフォーマットもないと、ただの考えのぶつけ合いになりかねない。そんなときにこの「エクセレント・グッド・モア」というフィードシェアのフォーマットがあることで共通言語が生まれ、建設的なコミュニケーションを取りながら思考を磨いていくことができるんです。
それはやはり、自分たちが若くて未完成だという自覚を持っているからこその文化なのかもしれませんね。正しい・正しくないの価値判断ではなく、前提として自分たちが正解を持っていないと思っているからこそ、そこに磨きをかけるためのコミュニケーション手法がSAKIYOMIの会社カルチャーとして根付いているんだと思います。
北さん
フィードシェアは上司から部下に対して行うのではなく、フラットに行われています。そうすることで会社全体の考え方に広がりが出てきているなと感じますね。また、誰かの考えをただ否定するのではなく「ここが良いね」と認め合う文化があるのもSAKIYOMIの素敵なところだなと思います。
フィードシェアのやり方が自分の中にも落とし込まれているので、自分がやっていることに対しても常にフィードシェアを行い内省を繰り返しています。そのことでスキルアップや成長につながっている部分は大きいですね。
未経験の学生が新事業をゼロから創り上げた事例もあるインターン制度
編集部
SAKIYOMIさんでのインターン制度についてお伺いします。先ほどからお話にも出てきていますが、SAKIYOMIさんではインターンからそのまま社員になる方が多いということで、インターン生にもかなり重要な仕事を任されているのでしょうか。
北さん
そうですね。SAKIYOMIでは社員、インターン生の垣根なく、個人個人に合わせてベストな仕事を担当しています。
樋田さん
インターン生だからこの仕事、というのはないですね。今でも月予算で400万円から500万円くらいを生み出しているインターン生もいますよ。
編集部
SAKIYOMIさんの長期インターン生の活躍エピソードがあれば教えてください。
樋田さん
SAKIYOMIの現マーケティング責任者(CMO)の24歳男性社員は、20歳でインターン生としてSAKIYOMIにジョインし、そのままプロパーとして正社員になりました。今は経営幹部でもあります。彼はSAKIYOMIの事業の立ち上げ直後にインターン生としてSAKIYOMIにジョインし、マーケティング未経験ながら自分で試行錯誤しながら今のSAKIYOMIの事業につながるシステムを生み出したまさに立役者というべき存在です。
彼はTwitter(現X)でDMを送ってリードを得るというアウトバウンド的なアプローチから、オウンドメディアの記事制作、YouTube動画制作、そしてInstagramアカウントを自分で運用するなど、世間的に言われているマーケティング施策をすべて自分で試してきました。全く未経験の彼が、ゼロからSAKIYOMIのマーケティングシステムをつくりあげていったんです。
それを弱冠20歳のインターン生に任せる代表もすごいですし、きちんとやり遂げる彼もすごいなと思います。自分で学び培ったマーケティング知識やノウハウをもとに事業を成功に導いた結果が、今24歳にして経営幹部の座にいるということにつながっています。
編集部
インターン生であっても垣根なく業務を任されるというのは責任あることでもありますが、逆に言えば学生の内からSAKIYOMIの新たな領域を切り拓くことができる可能性を与えてもらっているということですね。そのチャンスをしっかりとものにした社員の方が現在活躍されているというのも、インターン生にとって希望になると思います。
世間に先んじて取り入れたインターン制度。今後の企業のモデルケースとなることも期待
編集部
SAKIYOMIさんではいつから長期インターンを実施されていますか?
樋田さん
2016年の創業からすぐ、1か月くらいの時期から実施しています。
編集部
創業すぐにインターン制度を実施し、現在も続けていらっしゃるのにはどのようなご意図があるのでしょうか。
樋田さん
2016年当時は日本ではまだ長期インターンは一般的ではありませんでした。しかしアメリカでは当時でも当たり前に長期インターンが実施されていたため、その潮流は日本にも訪れるだろうと思っていました。そのムーブメントに先んじて取り入れようということで、創業すぐにインターン制度を導入しました。
学生の内から社会に触れて働き、自分のキャリアプランや何のために働くのかを考えるのはとても意義のあることだと思っています。しかし実際には企業側、学生側の両方でいろいろな事情があり、今もなかなか日本企業では一般化していないのが実情です。
SAKIYOMIで働く上で重要な共通の価値観となる「理念」
編集部
最後に採用についてお伺いします。まずはSAKIYOMIさんで働く上で重要な社内カルチャーとして、社員の方に共通する考え方や価値観などはありますか?
樋田さん
SAKIYOMIでは「仕事を通じて人間として成長し、自分と周りの人を幸せにする。」という会社理念をすごく大切にしています。SAKIYOMIのミッション「新たな挑戦に、成功体験を。」も、もっといえばSAKIYOMIの事業自体も、すべてこの会社理念に紐づいています。
豊かになった現代を生きる我々が、AI技術も進化している中で働く意味とは何なのか。それは仕事を通じて人間性を豊かにすることができるからではないでしょうか。そして自らの人間性に磨きをかけていくことにより、自分も含めた誰かを幸せにすることができる、というのがSAKIYOMIの考えです。だからこそ社員一人ひとりがより良い状態を目指していくことが重要であって、フィードシェアの文化があるのもそのための手段だと思っています。
SAKIYOMIの社員全員にこの理念は浸透しています。SAKIYOMIで働く上で、行動原理にもなっているこの共通の価値観を大切にすることは非常に重要なポイントです。
SAKIYOMIが採用において求めるのは「人間性」「事業を勝たせる気概のある“怪物”的人材」
編集部
SAKIYOMIさんで働くにあたって求められる特定のスキルはありますか?
樋田さん
これは、特にないんですね。現に、中途入社メンバーでInstagramの運用経験がある人間は1人もいません。
もちろんコミュニケーション能力、ロジカルシンキング、セルフコントロールなど、社会人として必要な能力は求められます。しかしそれ以外のスキルは後からでも身に付けられるものです。どちらかというと、SAKIYOMIのビジョンや理念に共感できるなど、マインドセットの方が重要視されるかなと思います。
編集部
なるほど。では改めて、SAKIYOMIさんが採用に際して求める人物像というのはどういったものになるのかを教えていただけますでしょうか。
樋田さん
「どういうことを感じている人がSAKIYOMIにフィットするか」「SAKIYOMIとしてどういう人を求めるか」という2つの側面からお話します。
「どういうことを感じている人がSAKIYOMIにフィットするか」については、今現状に閉塞感を感じている方、何かを変えたいけれど一歩踏み出せない方はSAKIYOMIの環境が合うだろうと思います。例えば学生の方ですと、高校時代は部活を頑張ってきたのに、大学に入ると周りはあまり何かに打ち込んでいる人がいない、そこに対して思うところがあるような方はSAKIYOMIに向いているのではないでしょうか。SAKIYOMIでは真剣になるときには真剣になって、遊ぶときには遊ぶという、どこか部活っぽい雰囲気があるので、フィットすると思います。
社会人の場合でも、会社の中で政治をする人がいたり、誰かの悪口を言っている人がいたりということに閉塞感を感じる方にとって、SAKIYOMIは居心地の良い環境だと思います。フィードシェアの文化があることでとても開けた雰囲気がありますし、改善に向けて全員がベクトルを同じくして進んでいける環境がありますよ。
▲SAKIYOMIさんの社内Slackでは日常的に「ありがとう」の言葉や思いが飛び交う
樋田さん
また「SAKIYOMIとしてどういう人を求めるか」については、素直であること、人に対して感謝できること、尊敬したり称賛したりできることを強く求めています。人として当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、他社と比べてもそこに対する比重はかなり高く置いています。本当に、「なぜ人に対して感謝できないのか」「なぜ他者のキャリアをもっと考えてあげられないのか」というような会話が当たり前に飛び交っているんです。だからこそ、その部分を大切にする人を採用したいと思っています。
もう1点求めることがあるとすると、「事業を勝たせる」姿勢を持っていることがあります。SAKIYOMIの会社としての認知度が増していくほど、いわゆる「勝ち馬に乗りたがる」人も増えてくるものです。でもSAKIYOMIとしては、そういった方は求めていません。それよりもどれだけ事業を勝たせられるのか、他を食ってやれるのか、あるいは自己実現のためにこの会社でどれだけのし上がっていけるのかという姿勢を持つ、ある種”怪物”的な人を求めています。
そういったスタンスでないと、どちらにしてもやっていけないとも思います。現状、SAKIYOMIのビジネスは他に追随している会社がたくさんあります。そういうビジネス環境の中に身を置きながら、それでも勝っていくために重要なのはスキルじゃなく、EQと言われるような人間力の高さなんです。それがあるのが、この業界で10年近く戦い続けてきたSAKIYOMIだからこその強みだと思っています。美しい学歴、職歴は必要ありません。今言ったような思い、姿勢を持つ方は、カジュアル面談からでも結構ですのでぜひお問い合わせください。
北さん
普通の会社に飽き飽きしている方は、業務委託でも、インターンでもどういった形でも結構なので、ぜひのぞきに来てください!「お友達になりましょう」くらいの感覚で問い合わせもらって構いません。
樋田さん
面談は私がすべて対応しているので、私としゃべりたい方がいれば。
北さん
そうですね、樋田としゃべりたい方はぜひ(笑)。
編集部
SNS領域で存在を確立しているSAKIYOMIさんだからこそ、現状に甘んじることなくどんどん挑戦していける方がフィットし、会社を成長させていけると思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
■取材協力
株式会社SAKIYOMI:https://sns-sakiyomi.com/
採用ページ:https://sakiyomi.notion.site/91a854fa79ad47a9ab90c57a2f4bbf73