先進的な働き方や社内カルチャーで注目を集めている企業にインタビューを実施し、その魅力や特徴についてお届けする本企画。今回は、高い技術力と卓越したコンサルティング力を持つICTソリューションベンダーとして、新たな地位を確立し成長を遂げているテックファームホールディングス株式会社にお話を伺いました。
テックファームホールディングス:先端技術を駆使する提案型SIerの概要
テックファームホールディングス株式会社は、クライアントの課題解決に最適なWebシステム開発を主軸としたSI(※)事業を展開するテックファーム株式会社をはじめ、多岐にわたるビジネス領域でICTソリューションを提供するグループ会社を統括するホールディング会社です。
(※)SI:「システムインテグレーション」の略。システムの企画から開発、運用までを一貫して担うサービスを指す
会社名 | テックファームホールディングス株式会社 |
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住所 | 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F |
事業内容 | ・ICTソリューション事業 ・農水産物輸出ソリューション事業 ・リフォーム業向け業務支援ソリューション事業 ・カジノ施設向け電子決済ソリューション事業 ・人工知能・データサイエンス技術研究・開発 |
設立 | 1991年8月30日 |
公式ページ | https://www.techfirm-hd.com/ |
働き方 | ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク) フレックスタイム制度(コアタイム10:00-12:00) |
今回は、業界初となるICTシステムを数多く世に送り出してきた同社にて、エンジニアたちの自律性と裁量を重視した働き方を支える独自のカルチャーや社内制度、福利厚生について、グループ会社のテックファーム株式会社取締役兼タレントアクイジション部部長の遠藤徳之さんにお話を伺いました。
テックファームの強み:多様なビジネス課題に挑むエンジニア集団
▲テックファームホールディングスさんが掲げる企業理念(採用資料より引用)
編集部
まず最初に、テックファームホールディングスさんの事業内容について教えてください。
遠藤さん
テックファームは、主にWebシステムの開発を手掛けている、SI事業を展開している会社です。具体的には、お客様が一般のユーザ様に提供するインターネットサービスを手がけることが多く、技術的な領域としても、フロントエンド、バックエンド、インフラ構築、業務システムに至るまで幅広く担当しています。
弊社は一般的なSIerではあまり見られない「全工程自社一貫体制」「プライムベンダー」「独立系会社」という3つの特徴を持っています。
編集部
それぞれの特徴についても詳しく教えてください。
遠藤さん
まず1つ目の特徴が、上流工程から下流工程までを一貫して自社で行なっているという点です。テックファームで働くエンジニアは、要件定義から設計、実装、テストまで全工程に関わることができます。これにより、幅広いスキルを身につけることが可能です。
2つ目が、弊社はプライムベンダーであり、お客様と100%直接取引でビジネスを展開しているという点です。お客様とダイレクトに会話をしてアイデアを提案し、フィードバックを直接受けることで、エンジニアの成長につながります。この「お客様との直接コミュニケーション」は、創業時から重視している点です。
3つ目の特徴が、独立系会社であるという点です。技術選択の自由度が高く、エンジニア自らが選択した技術をお客様に提案できるのが弊社の大きな強みです。お客様の問題解決のために最適な技術を選択し提案できるため、現場のエンジニアに与えられている裁量も広く、権限も高いです。
編集部
仕事に対して受け身な姿勢のイメージがあるSIerですが、能動的にお客様の課題解決に関与していくところが御社の大きな強みであり特徴なんですね。
ホールディングス化戦略:高度な技術力を活かしたDX推進
編集部
テックファームホールディングスさんのグループ会社について、それぞれの事業内容とグループ会社となった経緯を教えてください。
遠藤さん
まず弊社の生い立ちからお話しすると、現在(2023年9月時点)テックファーム株式会社の取締役会長を務めている筒井が創業したところからスタートします。
主にNTTドコモ様との取引を中心として、モバイル業界の発展と共に会社も成長していき、2008年に東証グロースに上場、2015年には持株会社体制構築のため、テックファームホールディングス株式会社が誕生しました。
ホールディングス化に際しては、デジタル変革(DX)推進の余地が大きい従来型産業のビジネスに関する知見を持つ会社にジョインしてもらい、彼らの知見とテックファームの技術やノウハウを組み合わせることで、その産業の変革を促すようなシステムを作り上げていくことを目指しています。
このような背景から、弊社ビジョンとの親和性が高く成長が見込める産業に特化した事業会社という軸でグループ会社を展開しているのです。
編集部
なるほど。システムインテグレーション事業を単に拡大したり分社化したりするのではなく、培ってきた技術やノウハウを産業変革に活用するための、より能動的なアウトプットの形としてそれぞれのグループ会社が存在しているのですね。
遠藤さん
そうですね。農業・カジノ・リフォーム・人工知能(AI)と一見統一性のない事業をグループ展開しているように見えるかもしれませんが、私たちとしては最新技術の活用により、これらの産業において新たな価値やビジネスチャンスを生み出すことができると考えているのです。
編集部
エンジニア集団・テックファームという強固な基盤の上で、各グループ会社が成長しているという構造がとてもクリアにイメージできました。
エンジニア中心の組織:8割がエンジニアの継続的成長を促進する文化
編集部
テックファームホールディングスさんで働く方々の所属としては、テックファーム株式会社がメインとなってくるのでしょうか?
遠藤さん
そうですね。ホールディングスはコーポレート機能、テックファームは事業部という形で大きく区分けされていますので、ホールディングスに30名程度、テックファームに230名程度の従業員が在籍しています。
そのため採用においても、テックファーム株式会社での募集が多数を占めています。
編集部
テックファームさんで働かれる場合、どのような職種になるのですか?
遠藤さん
まずはエンジニアです。エンジニア職は細かく色々な種類に分けることができますが、テックファームの場合、いわゆるフルスタックエンジニアという形で、サーバーサイドやフロントエンドなど幅広く対応することが基本となっています。
テックファームにはプレイングマネージャーが多いので、技術的な経験を積み重ねたうえでプロジェクトマネージャーなどのマネジメント職に就いているエンジニアも多く活躍しています。
そういったメンバーを含めると、テックファームの全従業員約230名に対して200名くらい、おおよそ全体の8割程度をエンジニアが占めていますね。
編集部
先ほどのビジョンのお話にも通じますが、エンジニアが主役の会社づくり、という点でかかげていらっしゃる具体的な方針や目標はございますか?
遠藤さん
最も大事にしている点としては、エンジニアの市場価値をどう高めていくかということです。市場価値の高いエンジニアを継続的に育成・輩出するためには、どのような仕事をしていけばエンジニアたちが成長するかという点が、様々な意思決定の場面でも重要視されるポイントとなっています。
テックファームが「プライムベンダー」や「独立系会社」という立ち位置を築いているのも、「エンジニアの成長のため」という部分が大きいですね。
エンジニア成長支援:環境と機会の提供を重視する企業方針
編集部
エンジニアの成長を促進するために、会社として意識されていることはありますか?
遠藤さん
エンジニアが自分の力を発揮しやすい環境づくりについては、会社として経営レベルから考えています。
成長のためにエンジニア自身が自己研鑽に励むのは当然必要ですが、そこで積み上げた力をしっかりと仕事に活かせる場所が会社だと考えているので、エンジニアが働きやすく、成長しやすいカルチャーを大事にしています。
エンジニアの仕事は、単に言われた通りにプログラムを書くだけではなく、お客様の目的をきちんと理解したうえで、自分たちでアイデアを考えて提案していくことが大切です。
テックファームのミッションはお客様の課題を解決することですので、最新技術に関する知見や経験を活用したソリューションを提案できるように、社内でも常に最新技術の積極的な導入と活用を意識しています。
編集部
なるほど。成長を促す環境整備という点で、テックファームさん独自の取り組みや工夫をこらした制度などはございますか?
遠藤さん
キャリアパスの整備と学習機会への投資の2点が挙げられます。
まず、エンジニア本人の希望するキャリアプランを優先できるよう、柔軟なキャリアパスの整備に注力しています。
特にプロジェクトへのアサインは慎重に行なっています。年2回の評価のタイミングで、本人の希望を優先しながら将来的に身につける必要があるスキルや経験、現時点での評価を総合的に考慮し、次の仕事へのアサインを決定しています。
また、一般的な上場会社における従業員の教育コストの2倍ほどのコストをかけて、エンジニアに新しい技術習得の機会を提供しています。
具体的には、技術書などの書籍購入費用を全額負担する書籍補助制度や、外部研修の受講、資格取得試験の受験を支援する補助制度を設けています。
さらに、UdemyやGLOBISといった個人で受講するには負担が大きいeラーニングサービスを全て無料で提供しているため、エンジニアはコストを気にせず自己研鑽に励むことができます。
編集部
会社側から「こういった技術を習得してほしい」といった要望を出されることもあるのですか?
遠藤さん
はい、あります。特に教育に注力しているのは、クラウド系エンジニアの育成です。
また最近では、xR(※)やUnityを使った開発にも力を入れているので、そこに対応できるエンジニアを増やしていきたいと考えています。
(※)xR:「クロスリアリティ」。現実世界と仮想世界を融合して新たな体験を創造する技術を意味し、VRやAR、MRなどの技術の総称
キャリアパスの特徴:エンジニア経験を基盤とした多様な選択肢
編集部
テックファームさんにおいて、キャリアパスを整備する際に大事にしていることや方針はありますか?
遠藤さん
キャリアパスにおいて大事にしていることは、やはり最初の段階で実装経験をしっかりとつけてもらうということです。
技術的な部分がしっかり理解できていないと、キャリアを重ねて上流工程の仕事やチームのマネジメントを任された時に、作業内容がわからなかったり管掌するエンジニアに的確なレビューができなかったりしてしまいます。
そのため、どのようなキャリアを歩んでいくとしても、まずはエンジニアとしての経験がベースになるという点はテックファームにおけるキャリアパスの特徴だと思います。
編集部
エンジニアとしての基盤がしっかりと確立できてから、それぞれの希望する方向に進んでいくのですね。
遠藤さん
そうですね。ベースの部分ができあがれば、その後はフルスタックエンジニアやプロジェクトマネージャー、システムエンジニアなど、結構幅広い選択肢を提供することができますし、異なる職種間での横の異動も柔軟に行えるので、そういったフラットな組織体系は弊社ならではかなと感じています。
編集部
幅広い選択肢があるとのことですが、実際にどのようなキャリアを歩まれる方がいらっしゃるのですか?
遠藤さん
特徴的なものだと、エンジニアから営業になるといったケースもありました。
テックファームの営業職は、モノを売るのではなく、お客様の課題をヒアリングして、それを解決するためにはどのような技術をどう活用していくかということを提案していくことが仕事ですので、コンサルタント的な要素が必要とされます。
そういった場面においては、やはり技術的な知見や実際のスキルがある人の方が説得力がありますから、実装経験を積んだ元エンジニアが営業を担当することは珍しくありません。
エンジニアの大半は「ずっと開発をやっていきたい」というタイプですが、その一方で「開発というポジションよりもお客様に提案するポジションの仕事がしたい」と考えるエンジニアもおりますので、どちらのタイプであっても活躍の場を与えられるというのは、テックファーム独自の仕組みですね。
編集部
なるほど。エンジニアだからといって開発一択のキャリアパスではなく、そのスキルや知見を活用できる多様な選択肢が用意されている環境で働くことで成長意欲が高まりそうですね。
評価制度の特徴:結果とプロセスのバランスを重視した公平な評価
編集部
テックファームさんの評価制度について、制度内容や特徴を教えてください。
遠藤さん
弊社の評価制度は、大きくは「給与」と「賞与」の2本柱で成り立っています。両方とも評価のタイミングは年2回ですが、それぞれ評価するポイントが異なります。
まず賞与に関しては、半年ごとに目標を設定して、職務内容と目標の難易度や達成具合を評価し支給額を決定します。
エンジニアの賞与評価では、例えば資格取得による技術力の向上や、弊社のキャリアパスに応じた経験の積み重ねといった点を評価します。
一方、給与評価においてはコンピテンシー評価を行っており、メンバーごとの等級に応じて求められる行動がとれているかどうかが評価軸となります。
技術力はもちろん、チームワークやお客様への提案力なども評価します。エンジニアの場合も具体的な評価ポイントを定義しており、それに基づいてパフォーマンスを評価します。
賞与評価が設定した目標に対する「結果」に軸を置いて評価しているのに対し、給与評価においてはプロセスの方を重視している点が、2つの大きな違いです。
遠藤さん
どちらかというと結果よりもプロセスを重視するカルチャーが根付いています。特に若手メンバーの場合、状況によって結果が左右されることがあるため、プロセスをしっかりと見て評価するようにしています。
また、テックファームは元々ベンチャーの技術部門から立ち上がった会社であり、チャレンジするカルチャーがベースにあります。チャレンジするエンジニアを支援し、評価していきたいという考えが、評価制度の基本となっています。
「全員プロ」の考え方:自律的な働き方を実現する柔軟な勤務制度
編集部
テックファームさんでは、テレワークを取り入れたハイブリッドワークを導入されていると伺いましたが、導入状況や出社頻度について教えてください。
遠藤さん
現状(2023年9月時点)、テレワークと出社の比率は半々くらいです。
会社として週に1回は出社奨励日を設けており、さらに各部門や組織単位でも週に1回の出社奨励日を設けているため、大体週に2回は出社する状況になっています。
この出社ルールは、2023年5月頃からスタートしました。それまでのテレワークメインの勤務が続いた中で、コミュニケーションの希薄化が進んでしまった部分があったためです。
自分の所属している組織やプロジェクトのメンバー以外とつながる機会が減ってしまったので、5月以降はなるべく横のつながりが強化されるように、「みんなが集まる日」を意識的に増やしていったというのがこのルールの背景になっています。
編集部
なるほど。テレワークだとついつい仕事をする時間が長くなってしまうといった事象を耳にしますが、テックファームさんはいかがでしょうか?
遠藤さん
弊社の場合、一般的なシステムインテグレーター(SIer)と比べてもかなり残業時間は少ないと思います。フレックスタイムを導入しているので、労働時間の管理は1日単位ではなく月単位で行っているのですが、1カ月の平均残業時間は10時間程度に収まっています。
編集部
業界的に長時間労働になりやすいイメージがありますが、テックファームさんでそういった働き方が実現できている理由は何でしょうか?
遠藤さん
その時々の仕事量によって、メンバーそれぞれが個人の裁量で勤務時間を調整できるからではないでしょうか。
日によってはすごくたくさん働く日もある一方で、他の日には仕事を調整して早く帰るといった働き方が可能なので、月単位で見ると残業がそこまで発生していないのだと思います。
また、弊社がプライムベンダー(直接顧客と取引を行う主要な請負業者)であるという点も、長時間労働が発生しにくいことに大きく関わっています。
お客様と直接交渉して、適宜調整を行いながら仕事を受けているので、こちらに無理がかかるような形で仕事を受けるという状況自体が基本的には生じません。
テックファームにおける仕事に対する考え方としては、全員がプロであることが前提となっています。プロとしてきちんとアウトプットして成果が出ているのであれば、働き方の部分は本人の意向をくみながら柔軟に対応する、そういった環境を作るというのが会社の考えです。
そういった考えが根底にあるので、自由度の高い働き方と優れたパフォーマンスの両方をバランスよく実現できているのだと思います。
プロフェッショナルの働き方:高い裁量と責任を伴う自由な労働環境
編集部
フレックスタイムも導入されているテックファームさんですが、働く時間に自由度を持たせた理由を教えてください。
遠藤さん
働き方を考える時に、根底にはいつも「エンジニアは必ずしもオフィスにいなくても仕事ができる」という考えがあって、創業当初から個々の裁量で仕事をするという働き方が基本となっていたからです。
そういった考えがベースとなり、さらに近年は子育て中のメンバーが増えたことも要因となっています。
新卒で入社したメンバーが結婚して子供を持つようになった時、継続して仕事ができる環境を会社が整備する必要があると考え、時短勤務を取り入れるなどの取り組みを進めてきました。
そのため今では、朝早く出勤して午後3時頃には帰宅するケースや、逆に午後から出勤して遅い時間まで仕事をするケースなど、子育て中のメンバーは柔軟な働き方ができています。
編集部
働き方の幅を広げることで、異なるライフステージにいるメンバーそれぞれが自分に合った形で働くことができているんですね。
遠藤さん
そうですね。ただしこういった働き方を可能とするためには、それぞれのメンバーが自分の裁量である程度仕事を調整できることが大前提となります。
時間も場所も自由に選択して働けるといっても、お客様や他のプロジェクトメンバーに迷惑をかけないということは絶対に守らなければなりません。「自分で責任を持って仕事をこなす、プロとしての自覚を持つ」という自律性が社内に根付いていると感じています。
地方エンジニア採用戦略:フルリモートで実現する成長機会の提供
編集部
テックファームさんでは、地方に暮らすエンジニアのフルリモート採用も進められていると伺いました。採用を始めた経緯や目的について教えてください。
遠藤さん
これは、全国的にテレワークが導入されるようになる以前からテックファームで進めてきた取り組みです。
きっかけとなったのは、ご家族の介護や子育ての関係で地方に引っ越さなければならないというメンバーが増えてきたことです。
そのため、ある程度のスキルと経験を積んでいて、自律的に仕事に取り組むことができると判断したメンバーに関しては、フルリモートで仕事ができるようにするという制度や環境を整えていきました。
そして、取り組みを進める最中に出社自粛を余儀なくされたことで、それまでは対面重視でやっていたお客様と接する仕事も全てがリモートで行われるようになり、その結果、地方にいたとしても東京にいる時と変わらないクオリティで仕事ができるようになりました。
そういった背景があって、地方在住のエンジニアのフルリモート採用を積極的に行うようになったのです。
編集部
なるほど。採用状況としてはいかがでしょうか?
遠藤さん
2023年9月時点で、フルリモート採用で入社したエンジニアは10名は超えているので、一定の効果が生まれていると感じています。
元々地方に暮らすエンジニアの採用に注目した背景には、エンジニア採用の競争が激しくなっていることを受けて、地方の優秀なエンジニアを獲得しようと考えたからという経緯があります。
特にITに関する仕事では、東京で働いた方が技術的にもスキル的にも経験を積みやすく、給与水準も高い一方、地方ではスキルアップも給与アップも東京と同等の水準で叶えることは難しいのが現状です。
その点テックファームは、地方に暮らしながらも東京のお客様と直接仕事をしてスキルアップを図り、東京と同水準の給与を受け取ることができるため、成長意欲の強い地方エンジニアとのマッチングは今後も期待できると考えています。
編集部
場所に縛られることなく活躍できる環境が社内にあるからこそ、地方に暮らすエンジニアも遠隔で成長を促すことが可能なのですね。
テックファームが求める人材像:成長意欲の高いエンジニア
編集部
若手エンジニアの採用を積極的に進められているテックファームさんですが、どのような方だと御社のカルチャーにフィットし、活躍が期待できると考えられますか?
遠藤さん
やはりテックファームで働くうえで魅力となってくることは、最先端技術を積極的に活用して、そこから「業界初」や「日本初」といったサービスを、お客様と共につくりあげていくことができるという点に尽きると思います。
そのため、エンジニアとしてキャリアアップしていきたいという思いに加えて、新しい技術を習得して色々な形で活用することに興味を持てる人は、多くの活躍の機会に恵まれるでしょう。
編集部
それでは最後に、本記事を読まれてテックファームさんで働くことに興味を持った方に対し、メッセージをお願いします。
遠藤さん
テックファームでは、エンジニアが常に最新の技術に触れ成長できる機会と環境を整えており、近年はChatGPTを活用した案件や、xRデバイスを活用したソリューション提案に携わる機会が増えています。
もしも「今置かれている環境では限られた技術しか使えない」「お客様と直接対話したり提案したりすることができない」「これからどのようなキャリアを歩めばいいかわからない」といった課題に直面しているのであれば、気軽にテックファームの話を聞きに来てください。
私たちは「どうせ仕事をするなら楽しく、モチベーション高くやった方が良い」という考えの会社ですので、実際に応募して選考するかはまず置いておいて、1つの会社として興味を持ってもらえたらとても嬉しいです。
成長していきやすい環境でどんどんチャレンジしてキャリアアップを図りたいという方からのエントリーをお待ちしています!
編集部
エンジニアとしてのやりがいや働きやすさを重視する強固な軸があるからこそ、社内のカルチャーや充実した制度のすべてに一貫性が感じられ、とても魅力的な職場だと感じました。
本日は貴重なお話をたくさんお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。
■取材協力
テックファームホールディングス株式会社:https://www.techfirm-hd.com/
採用ページ:https://career.techfirm.co.jp/