ジェネクスト株式会社のオフィスエントランス

特許技術×AIで交通事故ゼロに挑む!ジェネクスト株式会社で実現する社会貢献と成長

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、ジェネクスト株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「悲しむ人がいない世の中に」というミッションを掲げるジェネクストは、交通事故を減らすためのソリューションを提供する企業です。独自の特許技術を活用した交通事故鑑定サービスからスタートし、現在は安全運転を促進する企業向けクラウド型車両管理システム「AI-Contact(アイ・コンタクト)」も展開。先端技術と位置情報、そして交通安全に関する豊富な知見を組み合わせたサービスで、導入企業の事故率低減に大きな成果を上げています。

今回は、代表取締役の笠原さんに、同社についてお話を伺いました。若手が中心となって活躍できる環境や、経営陣との距離が近い社風、そして多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる魅力的な職場の実態に迫ります。

本日お話を伺った方
ジェネクスト株式会社代表取締役の笠原さん

ジェネクスト株式会社
代表取締役

笠原 一さん

ジェネクストの「交通事故で悲しむ人をなくす」という理念

ジェネクスト株式会社が提供するサービス「AI-Contact」のアプリ画面とチラシ
▲AI-Contactのアプリ画面とパンフレット

編集部

まずはじめに、ジェネクストが現在の事業をスタートされた経緯についてお聞かせください。

笠原さん

きっかけは、タクシードライバーをしていた父の交通事故でした。ドライブレコーダーの映像では大きな過失が確認できなかったにもかかわらず、保険会社には父の過失が9割と判定されてしまいました。そこで私は映像を徹底的に分析して公安委員会に提出、結果として専ら(※)との判断はされずに、免許取消を無事免れることとなりました。
(※)編集部注:「専ら」は加害者の不注意によって発生した事故を指す

その後、この経験を活かして、交通事故に遭い困っている方々のために状況説明や事実の証明のお手伝いをする中で、これを事業化すべきだと考えるようになりました。そこで、「悲しむ人がいない世の中に」をミッションに掲げ、ジェネクストをスタートさせたんです。

編集部

御社の主力サービス「AI-Contact(アイ・コンタクト)」を導入した企業ではどんな成果がありますか?

笠原さん

ほとんどの企業で道路交通法の遵守率が向上し、事故率が飛躍的に下がっています。例えば、重大事故が0件になったという企業様や、交通事故件数が減ったことにより自動車保険料が3割削減された企業様など、具体的な成果が出ております。

世の中に「交通安全」に関連するサービスはたくさんありますが、交通事故の現場に足を運び、その処理にまで関わる会社はそんなに多くないと思います。その知見を活かしてシステムまで作っていることが、弊社の最大の特徴だと思っています。

高齢ドライバー向けの新サービスもリリース予定

ジェネクスト株式会社社内にある事故鑑定機材
▲社内の事故鑑定機材

編集部

御社の特徴的なサービスについて、もう少し詳しくお教えいただけますか?

笠原さん

わかりました。弊社の提供サービスの核となるのは、「位置情報」と「道路交通法」の2つです。

交通事故のドライブレコーダー映像は2Dですが、特許技術を用いて3D座標としてドライブレコーダーを基点とした位置情報を計測し、交通違反の有無また事故原因の解明をしています。

また、交通事故鑑定人が2人在籍していることからもわかるように、弊社は交通安全、そして道路交通法の実情に関しても把握しているプロフェッショナルだと考えています。データはそれだけでは意味を持たないので、裁判での事例なども鑑みて「どこまでが一時停止と判断されるか」などを適切に読みとり、サービスに反映させています。

編集部

今後、新たなサービスもリリース予定だそうですね。

笠原さん

はい。現在、AI-Contactには運行管理アプリ「AI-Contact モバイル」や社員にリアルタイムで交通違反をアナウンスする「AI-Contact NOW」などさまざまな種類がありますが、これに加え高齢ドライバーの運転状況を見守る「AI-Contact Care 」をリリースする予定です。

免許返納のタイミングは年齢のみで判断されがちですが、その代わりに道路交通法の遵守率という判断材料を提供できるサービスです。高齢者の運転をモニタリングし、現役世代のデータと比較して違反が増えたらご家族に資料をご提供して、免許返納を話し合っていただくといった流れですね。

高齢ドライバーの問題については、昨今いろいろな課題が表面化していますよね。当然ながら事故は防止しなければなりませんが、免許を返納すると日常の移動に困るような地域もあるわけですから。高齢化が進む今だからこそ望まれているサービスだと思いますし、リリースに向けてさらなる事業拡大も見込んでいるところです。

ジェネクストの組織:20〜30代が主役。提案や挑戦が歓迎される環境

パソコンに向かうジェネクスト株式会社の社員

編集部

御社では若手の方が活躍されていると伺っていますが、どの年齢層が多いでしょうか。

笠原さん

取締役3名を除いて、ほぼすべての社員が20〜30代ですね。

交通事故鑑定の業務はドライブレコーダーの映像をピクセル単位で細かく分析していく必要があります。経験があればカバーできるのですが、これから仕事を覚える場合は、視力的な意味でも経験を積むのに時間がかかるという意味でも、若い人のほうが活躍してもらいやすい環境にあると考えています。

編集部

若手社員の方々が新しいアイデアを提案したりする機会はありますか?

笠原さん

はい。実際に様々なチャレンジを行っています。例えば営業部門では成約率向上のための新しい取り組みを議論しながら業務に当たっています。また、マーケティング部門では従来にない施策を探求したり、カスタマーサポートではチャーンレート(解約率)を下げるための体系的なアプローチを考えたりもしています。

年齢にとらわれず、常に皆の意見を聞きながら進めるため、熱意を持って積極的に取り組む姿勢を歓迎しています。

自由と学びが共存する環境。互いの苦手分野をカバーし合う職場

ジェネクスト株式会社代表取締役の笠原さんと社員

編集部

御社の社風やカルチャーについて、率直な印象を教えていただけますか?

広報担当

最も特徴的なのは、経営陣との距離の近さですね。代表も常に社内にいますし、やりたいことがあれば直接提案して意見交換できる環境があります。そういった意味で、仕事を進める上でとてもやりやすく、また多くの学びを得られる環境だと感じています。

編集部

組織としての雰囲気はいかがですか?

笠原さん

特定の分野で突出した能力を持っているメンバーが集まっており、互いの不得意分野をチームでカバーし合いながら仕事を進めています。

私もそれぞれの得意分野で活躍してもらいたいと考えているので、過度な管理は避け、ある程度自由な雰囲気の中で業務を進められる環境を大切にしています。

社内で整体が受けられる「リラクゼーション制度」

ジェネクスト株式会社社内の整体の施術室
▲社員の健康のため、整体を受けられる制度も導入している

編集部

ところで、ジェネクストには変わった制度があるそうですね。

広報担当

そうなんです。「社内リラクゼーション」というものなのですが、週に1度、整体師さんが会社に来てくださって、業務時間中に施術を受けることができるんです。1日5枠あるのですが、すぐに予約が埋まってしまうほど社員にはとても好評です。

編集部

この制度はどういった意図で取り入れられたのでしょうか。

笠原さん

やはり、ストレスを溜めずに気持ちよく働いてほしいという想いがあります。整体は自律神経を整える効果があるとも聞いていますので、健康管理の観点から取り入れようと考えました。

ジェネクストの採用方針:未経験でも、柔軟な発想ができる若手を歓迎

ジェネクスト株式会社で打ち合わせをする社員たち

編集部

御社で働くには、専門知識が必要なのでしょうか。

笠原さん

いいえ、特に必要ありません。

実際に、大手重機メーカー出身の女性や、損害保険会社の経験者、さらには元調理師や大手インフラ企業出身者など、いろんなキャリアを持つ社員がいます。むしろ、そういった多様性が私たちの強みになっているとも感じています。

編集部

採用にあたっては、どのようなことを大切にされていますか?

笠原さん

何より大切なのはクリエイティブで柔軟な発想を持っていることだと考えています。弊社はまだ組織としては発展途上の段階ですので、与えられた仕事をこなすだけでなく、お客様により良いサービスを提供するためにはどうすべきか、業務の抜け漏れをなくすにはどうすれば良いのかなど、主体的に考えて提案できる方を求めています。

また、いろいろな課題に対してポジティブに取り組める姿勢も重視しています。仕事にはミスや失敗はつきものですが、いくら落ち込んでも過去には戻れません。ですから、反省すべきところは反省して、常に前向きに物事に取り組める方であればありがたいなと思いますね。個人の力だけでなく、組織として効果的な仕組みを前向きに作り上げていく創造性が重要だと考えています。

複数職種で積極採用中。社会の課題解決に関わりたい方はぜひ応募を!

ジェネクスト株式会社の会議室

編集部

最後に、ジェネクストに興味を持たれた方々へのメッセージをお願いできますでしょうか?

笠原さん

転職活動をされる際には、自分の得意・不得意を理解し、本当にやりたい仕事とマッチさせればやりがいに繋がると思います。また、将来のビジョンを明確にした上で臨むことも大切です。

公務員、大手企業、スタートアップ、中小企業など、それぞれに特徴があります。それをよく見極めた上で、自分に合った選択をしていただきたいですね。そして、その選択肢のひとつにジェネクストが入っているのなら、これほどうれしいことはありません。

弊社は現在、積極的に採用活動を行っています。ミドルステージのスタートアップなので、まだまだポストも多く、クリエイティブに仕事に取り組みたい方には大きな可能性があります。将来への展望を持ち、前向きに取り組む姿勢を持った方は大歓迎です。

企業とともに成長しながら社会課題の解決に携わりたい方、前向きに挑戦したい方、一緒に働けることを楽しみにしています!

編集部

業界唯一の技術を持ち、これからサービスの拡大も考えられている御社の将来性を魅力に感じる方はとても多いと思います。また、若手が活躍できる環境やリラクゼーション制度など、御社ならではの工夫も印象的でした。本日はありがとうございました。

この記事のまとめ

ジェネクスト株式会社のミッションと事業
  • ミッションは「悲しむ人がいない世の中に。」
  • 独自の特許技術による事故鑑定を実施
  • クラウド型車両管理システム「AI-Contact」を提供
組織文化
  • 経営陣を除き20~30代が中心。多様なバックグラウンドを持つ人材が在籍
  • 経営陣との距離が近く、若手の提案や挑戦を歓迎
  • 社内リラクゼーション制度あり
求める人物像
  • 専門知識は不要(営業・カスタマーサポート職)
  • クリエイティブで柔軟な発想を持つ人
  • 主体的に考えて提案できる人
  • 前向きに課題に取り組める人

ジェネクスト株式会社の基本情報

住所 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目8-12 Attend on Tower 7階
事業内容
  • クラウド型交通安全管理システム「AI-Contact」の運営
  • ドライブレコーダー映像解析/交通事故鑑定
設立 2009年7月
公式ページ https://genext.co.jp/
採用ページ https://recruit.genext.co.jp/
募集職種
  • 営業
  • カスタマーサポート
  • 経理