ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社Challenge Fund(チャレンジファンド)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
Challenge Fundは「挑戦者を支援するプラットフォームの創造」をミッションに掲げ、HR領域を中心に①転職前の副業インターン兼エージェント事業『PRETEN』、②サービス業向け業務改善システム『koko tip』、③採用アウトソーシング事業『KUROKO』を展開。「やりたいを"今"挑戦できる世界を創る」というビジョンのもと、挑戦する人々や企業を支援しています。
社内では「自由と責任」の文化が根付き、役職や立場に関係なく意見を発信。新しい取り組みにチャレンジできる環境も整っています。また、定期的な分科会での知見共有や、経営層との密なコミュニケーションを通じて、社員一人ひとりの成長をサポートする体制も整っています。
今回は、そんなChallenge Fundの働き方の魅力について、代表取締役の根本雄輝さんにお話を聞かせていただきました。
「挑戦者を支援する」株式会社Challenge Fundの理念
▲Challenge Fundが共催したゴルフコンペの風景
編集部
まずは、Challenge Fundを設立された背景や思いについてお聞かせいただけますか?
根本さん
私には、自身の経験や価値観に基づき「自らが挑戦者であり続け、また、挑戦者と共に一歩踏み出したい」という思いがあります。それはChallenge Fundの「挑戦者を支援するプラットフォームの創造」というミッション、「やりたいを“今”挑戦できる世界を創る」というビジョンに込めています。
私は幼いころからスポーツに打ち込み、高みを目指す人たちに囲まれながら、自分自身も高みを目指してきました。組織論に、どのような集団も上位2割、平均6割、下位2割に分かれるという「262の法則」というものがありますが、その理論でいうと、常に上位2割の層から刺激を受けながら「上位2割であり続けたい」と努力をしてきたんです。
その思いを社会に出てからも持ち続けた結果、優秀な人たちに囲まれながらChallenge Fundを運営するに至っています。こういった経験から、私には「できるだけ多くの人たちが、上位2割の層から刺激を受けてステップアップしていってほしい」という思いがあります。そして、果敢に挑戦する人をChallenge Fundの事業を通じて生み出していきたいと考えているんです。
編集部
その思いは、御社の事業にどのように反映されているのでしょうか。
根本さん
ビジネスのさまざまな分野で、「上位2割」を目指す人々や企業を支援しているのがChallenge Fundの事業です。具体的には、採用アウトソーシング(※1)の「KUROKO(クロコ)」、転職マッチング支援の「PRETEN(プレテン)」、接客業向けのSaaS「koko tip(ココチップ)」の3つの事業を展開しています。
(※1)採用業務を外部の専門会社に委託すること。
それぞれ簡単に説明すると、「KUROKO」は採用アウトソーシングを通じて、中小企業の経営者支援を行うプラットフォームです。「PRETEN」は転職支援や転職前の副業インターン制度を構築・サポートするサービス。採用後のミスマッチの防止、企業と求職者のより良いマッチングを目指しています。
もともと私は大手人材会社に5年間在籍し、様々な企業の採用コンサルティングや事業企画、ビジネス開発を手がけていました。そこでの経験が、"ヒト” に関する事業を中心に展開している礎となっております。
「koko tip」は少し毛色が違いますが、これまで可視化されづらかった接客業におけるお客様からの評価を見える化するサービスを通じて、接客業に従事する人材が適切に評価される仕組みを提供しています。
「期待を超えるスピード」などバリューを体現できる人材が活躍
編集部
Challenge Fundの採用で重視しているポイントを教えていただけますか?
根本さん
採用において最も重視しているのは、当社のミッション、ビジョン、そしてバリューへの共感です。経験やスキルももちろん大切ですが、まず大前提としてミッション、ビジョンに共感し、バリューを体現できる人材を最優先に採用をしていくというのがChallenge Fundの方針です。何をやるかの前に、誰とやるか!を重視した文化になってます。実際に入社してくる人も、これらの理念に共感した人が多いです。
編集部
ミッション、ビジョンは先ほどご紹介いただきましたが、バリューはどのようなものがあるのでしょうか?
根本さん
バリューは、「自らが体現者、そして挑戦者」「ワクワクする、そしてさせる」「期待を超えるアクションスピード」「全てのことを自責に捉え、そして全てに感謝する」「直接コミュニケーション重視」「強みを伸ばす、そして突き抜ける」「自らが体現者、そして挑戦者」「常に目標を定め、そして結果に拘る」の8つ行動指針で構成されています。
例えば、「期待を超えるアクションスピード」というのは、ただ「スピード感を持って動け」というものではありません。相手が求めているスピード感を汲み、それを超えるスピードでアクションしていこうという意味を込めています。
具体的にいうと、業務上の連絡の返信について1時間以内で「速い」と感じる人もいれば「遅い」と受け取る人もいます。ただ、相手志向や顧客志向の観点から考えると、「自分は早く返信した」と思っていても、相手が「遅かった」と感じていれば、ビジネス上では「遅い」ということになります。
つまり、コミュニケーションの評価は相手の認識に基づくものだということです。この「期待を超えるアクションスピード」を実現できる人に、大切な仕事を任せるようにしています。
編集部
その他に、特に重視されているバリューはありますか?
根本さん
「直接コミュニケーション重視」も非常に大切にしています。
Challenge Fundでは社員同士の連絡にSlack(※)を使っているのですが、文字ベースのやり取りだとどうしても認識がすれ違ってしまうことがあります。だから、Slackで一定以上の長文になりそうな連絡は、電話やWeb会議などを通じて、行間やニュアンスの伝わるコミュニケーションにするようにしています。
(※)組織向けのチャットツール
さらに、「PRETEN」独自のバリューとして「言葉じゃなく行動で示す」「小さな約束も守る」も設定しています。例えば、社内ミーティングで「1、2分くらい遅れても大丈夫だろう」という意識はNGにしています。
これらの指針は、Challenge Fundのカルチャーの根幹をなしています。このバリューを社員一人ひとりが実践することはもちろん、できていない者に対しては上下関係なく指摘し合うことで徹底を図っています。チームのいちメンバーが責任者に対して、「バリューが体現できていないのではないか」と、厳しく指摘するような場面もよくありますよ。
人事業界経験者には幅広い実務経験を、未経験者には自走力を求める
編集部
御社で活躍するには、ミッションやビジョン、バリューへの共感以外に、どのような経験や力が必要ですか?
根本さん
これまでは人材業界の経験者も未経験者も両方採用してきましたが、今後は経験者、もしくは自分で事業を立ち上げた経験のある方を中心に採用していきたいと考えています。
業界経験者では、大手人材会社で一部のみの業務を担っていた方よりも、中小企業でCA、RA(※)の両方の役割を担ってきた人材の方が、弊社にフィットすると感じます。
(※)転職希望者にキャリアコンサルティングを行うキャリアアドバイザー(CA)、法人に対して適切な人材をマッチングするリクルーティングアドバイザー(RA)のこと
一方で、業界未経験者であっても、自走力があって、Challenge Fundの掲げるバリューを体現できている方であれば活躍いただけると考えています。
誰の意見も歓迎するフラットな組織文化が若手の活躍を支える
▲Challenge Fundのメンバーと、共創事業をしているパートナー企業様の皆さん
編集部
Challenge Fundでは多くの若手社員が活躍しているそうですが、その活躍を支える制度や組織文化について教えてください。
根本さん
弊社は、立場に関係なく率直に意見交換ができる環境が整っていると思います。
社内で「脳を借りる」と表現しているのですが、私自身もメンバーには誰にでも意見を求めます。未経験でも入社したばかりでも、アイデアや気になったことがあればどんどん意見を言ってもらっているんです。一方で、自分本位に何でも発言して良いというわけではなく、フラットなカルチャーのベースに「自由と責任」の考え方を置いています。
編集部
「自由と責任」とは具体的にはどういうことですか?
根本さん
Challenge Fundでは経験の有無、年齢に関わらず発言や挑戦の“自由”を確保しています。しかしそれには、実行する“責任”も伴うということです。
例えば、担当している業務に加え「ハイクラス人材に携わる仕事がしたいです!」と望む人がいるのなら、そのやる気を買って仕事を任せたいと考えています。その代わり、それなりのレベルを要求します。
担当中の仕事に、プラスアルファでハイクラス人材の仕事をこなす努力をしてもらうことになりますし、そこではプロセスの評価はせず、「忙しいからできませんでした」も通用しません。
「忙しいのは分かったけど、それならどうするの?」と問いかけ、成果を出すことにフォーカスして責任を持ってもらいます。
編集部
組織文化以外にも、社員の成長を後押しする取り組みはあるでしょうか。
根本さん
1、2週間に1回程度、「CA分科会」や「スカウト分科会」といった知見共有の場を設けています。ここで、直近の成功事例の共有やベストプラクティスの討論を通じて全体的な成長を底上げしています。弊社には優秀なメンバーがそろっているので、この機会はとても勉強になっているはずです。
入社時の研修も大事にしており、マニュアルを渡すだけでなく、事業責任者が業務の流れなどを細かく指導します。会社のビジョンや目標については、代表である私自身が必ず直接説明しています。
また、代表との定期的な1on1もあります。「可能な限りスケジュールを調整するので、気軽に相談しにきて」と伝えているため、面談の回数は他社と比べてもかなり多いと思いますよ。
主体性を発揮しマニュアルを整備!向上心ある若手社員がどんどん成長する
編集部
実際に社員が活躍された事例についても教えてください。
根本さん
印象に残っているエピソードを紹介します。27歳の未経験で入社した元ウェブエンジニアの話です。
入社前に業務内容を把握するため会社のSlackの履歴を共有していたのですが、そこから当社の課題を洗い出し、「整理されていた方が自分も助かるから」とマニュアルを整備してくれました。
その結果、彼がこのときに整備したマニュアルのおかげで、後から入社した未経験者や、ビジネススキルがまだそれほど高くないメンバーでも活躍できるようになったんです。例えば、誰かが抜けてしまっても、整備されたマニュアルを参考にして仕事がスムーズに進められるようになり、業務の継続性が格段に向上しました。
さらに、マニュアルを整備してくれた彼自身も、その作業を通じて良質なインプットとアウトプットを繰り返したことで、業務知識を深めていきました。
編集部
まさに先ほどおっしゃってた、「自走力」を発揮して大きな貢献をされた好事例ですね。
株式会社Challenge Fundからのメッセージ
編集部
最後に、Challenge Fundに興味を持った読者の方に向けてメッセージをお願いします。
根本
人材紹介は個人でもできる仕事であるともいえます。しかし我々は個人の力を発揮しつつも、組織として皆で大きな目標に向かって1人ではできない世界を実現していきたいと考えています。
それを表しているのがChallenge Fundのミッション・ビジョンであり、皆でそこに向かっていくための指針がバリューです。これらミッション・ビジョン・バリューに共感し、共に成長して新しい価値を創造したいという方は、ぜひジョインしていただけると嬉しいです。
編集部
根本さん、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
この記事のまとめ
組織文化 |
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若手の活躍事例 |
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成長支援 |
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採用方針 |
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株式会社Challenge Fund(チャレンジファンド)の基本情報
住所 | 本社:東京都港区南麻布1-6-30 支店:東京都渋谷区代々木2-23-1ニューステートメナー342 |
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事業内容 |
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設立 | 2019年12月3日 |
公式ページ | https://challengefund.co.jp/ |
採用ページ | https://challengefund.jbplt.jp/ |
募集職種 |
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