教員が教えているイメージ

教員や教師から異業種へ転職は厳しい?後悔する?おすすめの転職先&攻略法

教員や教師から異業種への転職を検討する際、こんな悩みはありませんか?

  • そもそも教員からの転職ってどうやるの?
  • どんな業種・職種がある?教員経験を活かせるのは?
  • 激務すぎて転職活動に時間を割けない
  • 教育関連や公務員以外への転職は難しそう
  • 教員というスキル・安定・やりがいを手放したら後悔しそう…

そんな教員や教師の方におすすめの転職方法は、「転職エージェント」という転職のプロの力を借りることです!

転職エージェントでは、以下のサービスを無料で受けることができます。

転職エージェントの提供サービス
  • 求人/非公開求人の紹介
    ・キャリアカウンセリング
    ・業界・職種研究
    ・応募書類の添削
    ・面接対策
    ・企業との交渉代行
    ・転職のスケジュール管理

普段生徒の進路相談も行なっている教員の方なら、自己分析や進路先の研究は、人の手を借りたほうが効率も質も上がるイメージがつきやすいと思います。

転職エージェントは求人企業の内部情報に詳しい方も多数いるので、求人票以上の情報が得られやすくなります。スキマ時間にアプリ等で転職活動を進められるのも、激務がちな教員の方は助かるのではないでしょうか。

そこで最初に、教職から異業種転職をしたい方におすすめの転職エージェントを厳選してご紹介します。

利用料は無料。利用した上で転職をしなくてもOKなので、情報収集段階での登録も歓迎です!
(※ハイクラス転職等には有料の場合もあります。が、今回は完全無料のサービスに絞って紹介します!)

▼教員から転職をする方におすすめ転職サービス4選

サービス名 転職サービスの種類 公開求人数
doda
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総合型 218,039件
  • とにかく担当の対応が丁寧!転職すべきか悩んでても歓迎してくれる
  • 自分に合う職探しから、企業との条件交渉まで手取り足取りサポート
  • 第二新卒や女性・ママの転職にも強く、全員必ず紹介をもらえる
リクルートエージェント
リクルートエージェント
エージェント型 419,019件
  • 求人数最大級の最大手転職サービス。「未経験OK」だけで約4万件の求人
  • 年収UPやワークライフバランス重視などに応えられる求人が揃う
  • 3ヶ月〜半年以内に転職先を決めたい人に
  • 全国の求人を取り扱うので、地方やU/IターンにもGood

マイナビジョブ20's

マイナビジョブ20'sのロゴ/

エージェント型 5,860件
  • 20代の転職支援に完全特化
  • 未経験OKの求人は全体の76%以上
  • 東京・大阪の企業で働きたい人向け
  • 求人数の少なさがネックなので、リクルートエージェント・dodaと併用をおすすめ

ハタラクティブ
ハタラクティブ

エージェント型 4,429件
  • 20代の経歴に自信がない・書類や面接に落ちてしまう方向け
  • 未経験OKの求人は全体の約8割でありながらも、利用者の書類通過率96%以上、内定率80%以上!
  • 自分に合った長く働ける職種、未経験でも受かりやすい職種がわかる診断を受けられる
  • 求人数の少なさがネックなので、リクルートエージェント・dodaと併用をおすすめ

教員・教師からの転職者は年々増加!教員が転職をする理由

文部科学省のデータによれば、教員から転職している人は毎年一定数存在しており、その数は増加傾向にあることがわかります。

◆各公立学校の年度別転職者数

平成24年度間 平成27年度間 平成30年度間 令和3年度間
公立小学校 1,318人 1,501人 1,715人 2,098人
公立中学校 1,019人 1,142人 1,217人 1,288人
公立高等学校 445人 454人 559人 651人

参照:文部科学省『令和4年度学校教員統計調査(確定値)の公表について』

上記はあくまで公立学校のみのデータであるため、私立学校も含めた教員全体ではさらに転職者の数が増えることが推測されます。

ではなぜ、これだけの数の教員が転職をするのでしょうか?その理由について解説します。

長時間労働やワークライフバランスの崩壊

学校の先生は、授業準備や教材研究、事務作業だけではなく、部活動指導も行う場合が多く、長時間労働が当たり前になっている職場が多いです。

2023年の日教組の調査によると、自宅での持ち帰りの仕事も含めると平日1日の労働時間は平均11時間24分です。残業時間は月換算で96時間20分になります。厚生労働省が定める過労死の労災認定基準が「1ヶ月100時間以上」「2〜6ヶ月の平均が80時間を超える」であることを考えると、危険な水域にあると言えます。

このような、ワークライフバランスの実現が難しい環境を抜け出すために、転職を考える教員は多いです。

教育に関わる仕事ならではのストレス

生徒指導や保護者対応などは、生身の人間を相手にしたお仕事です。そのため、様々な人間関係や個々の心理状態に気を配らなければならず、ストレスが蓄積しやすいです。

また、教員は児童や生徒の将来に大きな影響を与える立場にあります。そのプレッシャーから、精神的な負担は大きくなっています。

このようなストレスから逃れるために、転職を考える教員も少なくありません。

限定されたキャリアパス

「教諭→主任教諭→主幹教諭・指導教諭→副校長→校長」といった形で、教員のキャリアパスはほぼ一本道です。職場の先輩たちを見れば、「これが数年後の自分の姿だ」ということがわかります。

数十年先の未来までが見えてしまっている世界を安定だと捉えることもできれば、それを閉塞感と捉える人もいます。

「この人みたいになりたい」というロールモデルとなる先輩がいない場合、教員以外にやりたいことが出てきた場合に、転職という選択肢が出てくるのです。

教員からの転職が難しい理由、厳しい理由

教員からの転職においてネックとなる点

教員からの転職が一般の会社員の転職よりもハードルが高いのは、教員という職業の特性上、転職においてネックとなる点がいくつか存在するからです。

そこで本章では、教員からの転職においてネックとなる点について解説します。

具体的には、以下の3つです。

  • 転職時期
  • ビジネス経験
  • 年収

転職時期|タイミングが難しい

1つ目は「転職時期」です。

教員の多くはクラスを担任している関係上、年度の途中で退職することが難しく、自ずと転職時期も年度末(3月)に限定されてしまいます。そのため、転職先との入社のタイミングが合わず、転職が難航するケースも少なくありません。

また、平日は授業や部活がある関係上、多くの教員は有給を取得したり中抜けしたりすることが難しく、その点も転職活動を進める上でのネックとなります。

ビジネス経験|企業からスキル面で不安視されることも

2つ目は「ビジネス経験」です。

教員は公務員ということもあり、民間企業での勤務経験がないため、ビジネスの経験やスキルの面で企業側から不安視されることが多くなります。基本的に民間企業では売上や成果を求められるため、ビジネスの経験がない教員は、どうしても企業側から敬遠されやすいのが実情です。

また、最近の教育現場ではICT環境(コンピュータ関連の機器を教室や授業に取り入れて活用する環境)の整備が進んでいるものの、ITリテラシーの低い教員は依然として多く、その点が選考において不利になるケースも少なくないようです。

経験やスキル面で心配な方におすすめ転職サービス2選です↓

サービス名 転職サービスの種類 公開求人数
doda
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総合型 218,039件
  • 初めての転職や転職に悩んでいる20〜30代におすすめ
  • 他サービスと比べ、担当者が親切でサポートも手厚い
  • 20・30代・転職回数が0~1回の登録者が全体の約7割
  • リクルートエージェントに次ぐ、幅広い年齢や年収に対応した「求人数の多さ」
リクルートエージェント
リクルートエージェント
エージェント型 419,019件
  • 求人数最大級の最大手転職サービス
  • 「未経験OK」求人だけでも約4万件あり、求人探しには困らない
  • 転職支援実績No.1+年間約7万人もの求職者を転職へと導く実績があり、転職ノウハウやサポート力には自信がある
  • 万人受けする転職サービス

ハタラクティブ
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エージェント型 4,429件
  • 20代の経歴に自信がない・書類や面接に落ちてしまう方向け
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  • 求人数の少なさがネックなので、リクルートエージェントと併用をおすすめ

年収|30代以降は下がることも

3つ目は「年収」です。

教員は基本的に年功序列ということもあり、30代以降は同年代の会社員よりも平均年収が高くなる傾向にあります。そのため、教員から民間企業への転職においては年収が下がるケースが多く、その点がネックになることもあります。

前述の通り、教員は民間企業での勤務経験がないことから、企業側からスキルや経験面で不安視されることも多く、教員時代の年収と同程度の転職先を見つけるのはなかなか難しいのが実情です。特に扶養家族がいる人や住宅ローンを組んでいる人は、年収の低下には大きなリスクを伴うため、転職に対して慎重になる人も多いようです。

なお、一般的に年収に差が出始めるのは30代以降であるため、20代の転職であれば年収面がネックになることは少ないでしょう。

あなたが20代ならばこの転職サービスに登録しておきましょう↓

サービス名 転職サービスの種類 公開求人数 年代

マイナビジョブ20's

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エージェント型 5,860件 20代
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社会人2-3年目の第二新卒に当たる方は、ぜひこの記事もチェックしてくださいね!↓

教員からの転職は、給与は下がっても後悔する人は少ない!

教員からの転職は簡単ではないとは言え、転職をして良かったと思っている人は83%と多く、後悔した人は0%ということがわかりました(教員から転職をした人42人にアンケートを取った結果)。

転職をして良かったと思っている人は83%と多く、後悔した人は0%

一方で、「年収」という点に限って言えば、上がった人よりも下がった人の方が多いことがアンケートの結果わかりました。

年収は上がった人よりも下がった人の方が多い

年収が下がってでも後悔することがないということは、それだけ、転職によって得られるものが大きいのだということが言えるでしょう。この結果は、転職について前向きに検討できる材料になるのではないでしょうか。

転職して良かったと答えた人の理由としてはこのようなものがありました。

  • ストレスが全くなくなりました。中学校の教員は、教科を教える以外の仕事が果てしなくあり、残業代はつかず、苦しいことだらけでした。(元公立中学校教諭、美術)
  • 教員が自分に向いていないことを実感し、生徒の将来を左右する自分の立場に責任と不安を覚える精神的重圧から解放された。(元公立高校教諭、音楽)
  • 年収がアップしましたし仕事にやりがいを感じられるようになり気持ち的に前向きになれたので素直に転職して良かった。(元私立高校教諭、英語)
  • 家族と過ごす時間がかなり増えました。(元公立小学校教諭)

一方、少数派ではありますが、ネガティブな声もありました。

  • 民間の場合は売上等の目標があるので、自由裁量で行える部分は少ない。(元公立高校教諭、商業)
  • 年収が下がったので生活は少し窮屈になった。(元公立小学校教諭、養護)

転職先は、教育関連が24%でトップも、全くの異分野も多数

転職先の業界や職種についても聞いてみました。

やはり、教育に関連するお仕事が24%と一番多かったものの、転職先の職業については非常に幅広く、「元教員」という肩書にとらわれず、様々な分野で活躍していることがわかりました。

教員の転職先の業界や職種

教員・教師の強みが活かせるおすすめの転職先10選

教員としての強みが活かせられるおすすめの転職先10選

教員からの転職を成功させるためには、自分自身の強みが活かせる転職先を探すことが重要です。

ここでは、教員ならではの経験やスキルが活きるおすすめの転職先をその理由とともに紹介していきます。

市役所勤務などの公務員

公務員の安定が捨てがたい方におすすめの転職先です。教員に比べて、基本的に持ち帰り仕事はなくなりますので、残業時間が少なくなる傾向になります。

4年以上の教員経験があれば、社会人経験者特別選考で受験することができます。筆記試験や面接がありますので、事前にどれだけ対策できるかがポイントです。

▼元教員は職場からこのように思われている

字がキレイでマメなので、書類仕事は任せやすかったです。また、やはり他人を安心させるような包容力はありました。(元小学校国語教諭に対する職場の声)

学習塾や予備校の講師

「教える」「子どもの成長に関わる」ということにこだわりたい方におすすめの転職先です。また最近では最新のICT技術を用いて指導するところも多く、新しい教育手法を積極的に実践できるのは学校と大きく違います。

ただし、学習塾や予備校はとにかく「成績を上げる」ことが求められます。子どもたちの心の成長だけを追い求めていいわけではありません。そういった指導方法の違いを留意しておく必要があります。基本給が低くなる可能性も高いですが、入社後の努力次第では収入を増やせる可能性も十分にあります。

▼転職した元教員の声

教育への思いはあったので、同じ教育業界に転職できてよかった。(元公立小学校教諭)

▼元教員は職場からこう思われている

元教員なので生徒とのコミュニケーション力が高く即戦力となる。また、古典の知識が非常に豊富なので、わからないことを教えてもらいました。(元高校国語教諭に対する職場からの声)

教育関連企業

教材開発企業、オンライン学習サービス提供企業、教育プログラム開発支援、EdTech企業(AI活用教育サービス、教育管理システム開発など)など、直接教えること以外で、教育に関わることができる企業は世の中にたくさんあります。

大企業から新進気鋭のスタートアップ企業まで幅広く存在しますので、自分がそこで何をしたいのかを重視して選ぶ必要があります。

▼転職した元教員の声

休日が確保されていて、空いた時間に副業で自分のやりたいことができている(元公立中学校教諭、社会)

▼元教員は職場からこう思われている

適切な言葉選びができるので人当たりが良く、営業トークが比較的上手い。一つ一つの仕事を丁寧に取り組むことができる。(元高校社会教諭に対する職場上司の声)

教習指導員

教習指導員とは、自動車教習所の生徒に対して運転に必要な技能と知識を与える仕事です。

教員としての指導経験を活かすことができるのが大きなメリットです。また、保護者対応にストレスを感じていた人は、精神的負荷が減ることになるでしょう。

収入が減少する可能性や、資格の取得が前提となることに注意が必要です。

研修講師

企業では、従業員のスキルアップを目的に、研修を行うことがあります。企業の一員として研修を行う場合もあれば、研修会社に勤務して外部の企業へ研修を行うという方法もあります。

そのときに、教えることが得意な元教員は力を発揮できるでしょう。

▼元教員は職場からこう思われている

新人研修でマニュアル通りの説明ではなく、一人一人に分かりやすく教えることができる。(元中学校保健体育教諭に対する職場上司からの声)

教員から教員に転職

転職したいと考えている理由が、「教員である限りは避けられない問題」なのであれば、教員から別の職業を目指すしかありません。

そうではなく、「職場を変えたら解決するかもしれない問題」なのであれば、教員から教員に転職するのも方法の一つです。

例えば、公立から私立の先生になる方法もありますし、違う自治体での教員採用試験を受験する方法もあります。

児童発達支援

教員としての経験は、児童発達支援の分野で非常に役に立ちます。子どもたちとの関わり方や教育的アプローチの知識が強みになることでしょう。

発達に課題を持つ子どもたちの成長を直接支援することで、新たな形のやりがいを見出だせる可能性があります。

▼転職した元教員の声

子ども相手という点では、教員と変わらなかったし、障害のある子どもと接する職場で教員の経験を生かすことができた。(元公立小学校教諭、保健体育)

▼元教員は職場からこう思われている

元小学校の先生なので子どもの扱いがとても上手く、困った児童がいた時の対応の参考になりました。(元小学校教諭に対する職場上司からの声)

営業職

営業に必要なスキルは、傾聴力、説明力、対人関係スキルと言われています。

教員を続けていれば、このようなスキルは自然と身についているはずです。業績プレッシャーを感じることもできるかもしれませんが、達成したときの喜びは今まで得られなかったやりがいに繋がるかもしれません。

▼転職した元教員の声

給料がとても上がってよかった(元公立中学校教諭、体育)

▼元教員は職場からこう思われている

元教員だからか人との接し方が丁寧だったと思います。挨拶も丁寧で、営業先での雑談や提案時の説明も先生ぽかったです。(元中学数学教諭に対する職場からの意見)

語学学校講師

教えるというスキルを活かして、語学学校講師に転職する元教員もいます。

英語が専門分野であれば、日本人向けに英語学校の講師を勤めることができます。また、専門教科を問わず、外国人向けに日本語を教える学校に勤務することもできるでしょう。

▼転職した元教員の声

給料は下がったが、責任が軽くなった。(元公立小学校教諭、家庭科)

スポーツインストラクター(体育教師限定)

体育教師であれば、スポーツインストラクターもおすすめの職業です。

子どもだけでなく、大人に対しての指導にも挑戦することもできるでしょう。

▼元教員は職場からこう思われている

教え方・伝え方がとても上手いと思いました。やりたいことを的確に伝えてくれるので、意思疎通がすぐにできたし、わかりやすくてやりやすかったです。(元小学校教諭に対する職場の声)

元教員であることは転職で有利に働くのか?不利に働くのか?

元教員であることは転職で有利に働くのか?不利に働くのか?

元教員であることを、企業の採用担当者はどのように捉えているのか、アンケートを実施しました。

その結果、「元教員であることは、ポジティブにもネガティブにも影響しない」という声が多数あるということがわかりました。一方で、メリット・デメリットを明確に考慮に入れている方も一部いました。

元教員だからといって、採用するにあたって、ポジティブにもネガティブにも思わない。フラットな状態で見る。(ホテル業経営者)

最終的に重視するのは元教員である経歴よりも、その人の持つ人間性や環境に合っているか、ということ。(教育関連企業・マネージャー)

元教員を採用するメリットは知識や教養は高い人が多いということです。デメリットは教師と生徒の関係が上下関係なので人間関係があまりうまくない人がいるように思います。(不動産業・マネージャー)

教員からの転職を成功させるポイント

教員からの転職で失敗しないためのポイント

ここまで見てきた通り、教員からの転職はネックとなる部分も多いため、実際に転職する際はポイントを押さえた上で行動を起こす必要があるでしょう。

そこで本章では、教員からの転職で失敗しないためのポイントをご紹介します。

具体的には、以下の通りです。

  • 改めて自己分析をする
  • 転職活動のスケジュールを立てる
  • 資格やスキルを取得する
  • 転職サイトではなく転職エージェントを活用する
  • 履歴書や職務経歴書の書き方を学ぶ
  • 自己PRの仕方を学ぶ

改めて自己分析をする

1つ目のポイントは、「改めて自己分析をする」ことです。

転職を検討するにあたって、まずは改めて自己分析を行い、自分が転職したい理由や今後のキャリアで実現したいことを明確にしておきましょう。転職の軸が定まっていないまま転職活動を始めてしまうと、転職後にミスマッチが起こる可能性も高くなるため、注意が必要です。

特に教育という仕事が好きで教員になった人であれば、安易に別の職種に転職してしまうと、転職先でやりがいを感じられず、かえって後悔することも考えられます。そのため、本当に転職すべきかどうかも含めて、まずは改めて自分を見つめ直すことが重要です。

自己分析をしたいならば、転職エージェントのサービスを利用すると明確、かつ客観的なアドバイスをプロから貰うことができます。例えば、リクルートエージェントやdodaには「自己分析セミナー」があったり、なによりも転職最大手の転職サービスなので、転職支援実績が豊富=的確なアドバイスができます。

自己分析をしたい方は、大手転職サービスを利用すると良いでしょう。
サービス名 特徴
doda
doda
  • 「自己分析セミナー」あり
  • あなたの自己分析に役立つ診断がたくさんある(「あなたの適性年収は?」「自己PR発掘診断」など)
  • 担当者が親切で手厚くサポートしてくれるのが特徴的
  • リクルートエージェントに次ぐ、幅広い年齢や年収に対応した「求人数の多さ」
リクルートエージェント
リクルートエージェント
  • 「自己分析セミナー」あり
  • 転職支援実績No.1+年間約7万人もの求職者を転職へと導く実績があり
  • 職種も幅広く「初めての転職」「未経験の転職」におすすめできる

転職活動のスケジュールを立てる

2つ目のポイントは、「転職活動のスケジュールを立てる」ことです。

教員は年度末以外での退職が難しい関係上、「内定を得てから退職する」という方法が取りづらいのが実情です。そのため、転職活動のスケジュールをしっかりと立てておかないと、転職活動が思うように進まず、退職後に空白期間ができてしまう可能性も高くなります。

転職活動のスケジュールを立てる際は、退職予定日(3月末)から逆算してスケジュールを組み立てていく方法がおすすめです。ゴールを起点にスケジュールを組んでいけば、いつ何をすればいいかも判断しやすくなるでしょう。

なお、退職を伝えるタイミングとしては、引継ぎや学校側の後任探しのことも考慮して、前年の11~12月頃に申し出るのが最適と言えます

また、「3ヶ月~半年以内には転職活動終わらせたい」という人はリクルートエージェントに頼りましょう。リクルートエージェントは、転職活動期間を3カ月~半年程度を目安としているため、目安期間内に転職活動が終えられるように計画を立ててくれます。

「転職活動のスケジュールの立て方が分からない」「早く転職活動を終わらせたい」という人は、リクルートエージェントのアドバイザーに計画を立ててもらいましょう!

サービス名 特徴
リクルートエージェント
リクルートエージェント
  • 幅広い年齢や年収に対応した「求人数の多さ」
  • 転職活動期間を3カ月~半年程度を目安としている
  • 転職支援実績No.1+年間約7万人もの求職者を転職へと導く実績があり
  • 職種も幅広く「初めての転職」「未経験の転職」におすすめできる

資格やスキルを取得する

3つ目のポイントは、「資格やスキルを取得する」ことです。

前述の通り、教員は民間企業での勤務経験がないため、ビジネスの経験やスキルの面で企業側から不安視されるケースも多くなります。ですが、あらかじめ資格やスキルを習得しておけば、それらのハンディを補うことが可能です。

例えば、事前にビジネスマナー研修を受講したり、WordやExcelのスキル証明にもなる「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」を取得したりすれば、選考で不利になるケースも少なくなるでしょう。

また、取得の難易度は高いものの、入社後に即戦力となれるような国家資格を取得するのも有効です。例えば、不動産業界への転職を希望するのであれば、宅地建物取引士の資格を取得できれば、選考で有利に働くのは間違いないでしょう。

転職サイトではなく転職エージェントを活用する

4つ目のポイントは、「転職サイトではなく転職エージェントを活用する」ことです。

転職エージェントは単に仕事を紹介してもらえるだけでなく、キャリア相談や選考対策も含めた様々なサポートを受けられます。他にも、企業との日程調整や条件交渉なども代行してくれるため、転職活動を進める上で心強い存在となるはずです。

特に教員は周りに転職経験者がいない関係上、情報が集まりにくく、相談相手も限られてくるため、積極的に転職エージェントを活用することをおすすめします

また、転職エージェントの中には教育業界に特化したものもあるため、大手の転職エージェントと併用すれば、より効率的に転職活動を進められるでしょう。

>>教員から転職を考えている人におすすめ転職サービス4選

履歴書や職務経歴書の書き方を学ぶ

志望する会社の面接を受けるためには、まず書類選考を通過しなければなりません。そのとき、企業がチェックするのがあなたの履歴書と職務経歴書です。

ただ事実だけをつらつら書けば良いわけではありません。特に職務経歴書は、自分が業務を通じてどのようなスキルを身につけたのかをアピールする場でもあります。自分の強みや経験を効果的に伝えるためには工夫が必要です。

ネットで書き方を調べて書いてみるのも良いですが、転職エージェントに無料で相談するのも非常に良い方法です。キャリアアドバイザーが、受けたい企業に合わせてアドバイスをしてくれますよ。

自己PRの仕方を学ぶ

受けたい企業に合わせて自己PRの仕方を変える必要があります。

例えば、自分の強みが「真面目さ」だったとします。一方で、受けたい企業は新しいことにどんどん挑戦していく人材を求めているとします。

そうなると、真面目なのは良いことですが、真面目をアピールしすぎると、「マニュアル通りにしかやらない人間」「既成概念の枠からは外れなそう」と思われかねません。

その場合、「新しいことに挑戦するときには、失敗や困難がつきまといます。それでも私は真面目に挑戦をし続けます」とアピールしたほうがいいかもしれません。

このように、自己PRはただ単に自分の説明をすれば良いわけではなく、入社したらその強みがどう活かされるのかを説明する必要があります。

この場合も、転職エージェントに無料で相談することをおすすめします。企業ごとに対策を一緒に考えてくれることでしょう。

【年代別】教員の転職活動の進め方

【年代別】教員の転職活動の進め方

本章ではここまでの内容を踏まえた上で、教員の転職活動の進め方を年代別にご紹介します。

【20代】自己分析を行いキャリアプランを明確にする

20代であれば年齢的にもポテンシャル採用(現時点での能力ではなく、潜在的な能力に着目する採用)がされやすいため、やる気と熱意があれば、未経験の業界や職種への転職も十分に可能でしょう。

ただし選択肢が多いぶん、しっかりと自己分析を行いキャリアプランを明確にしておかないと、転職の軸がブレやすくなるため、注意が必要です。

20代は基本的にどの業界や職種にも転職できますが、ITエンジニアなどの将来性が見込める職種が特におすすめです。その他、20代であれば公務員試験の受験資格があるため、教員以外の公務員を目指すのもいいでしょう。

◆20代の教員におすすめの転職先

  • ITエンジニア
  • 公務員

次に、実際に第二新卒枠を使い、教員から民間企業へ転職した方の体験談を載せているのでぜひ最後まで読んでみてください。ここでは、転職活動で苦戦した点やそれでも転職を成功させた秘訣について詳しく話を聞いているので、同じように第二新卒枠で教員から転職をしたいと思っている方の参考になる話ばかりだと思います!

【体験談】第二新卒枠を利用し、25歳の時に教員から民間企業への転職を成功させたBさん

教員から転職した人の体験談②

▼Bさん(女性)のプロフィール
25歳の時に教員から法律系の事務職へ転職
転職活動期間:2ヶ月
利用したサービス:マイナビジョブ20's

毎日続く残業の日々に疲れ、定時で帰れる仕事に就きたいと思ったのが転職のきっかけ

転職をしようと思ったきっかけを教えてください。

新卒で教員になり、4年生と1年生の学級担任、子供たちのクラブ活動の主任などを担当していました。子供は好きだったので最初は毎日楽しく仕事をしていたのですが、人手不足の職場環境ということもあり、毎日12時間以上の労働、そして休みの日に仕事をすることもしばしば。そんな毎日を1年半過ごしていくうちに鬱っぽい症状が出てきてしまい…このまま体調崩したら転職活動はおろか、何もできなくなってしまう!この環境から離れるために転職をしよう!!と思ったのが、転職を決意したきっかけです。

教員からの転職に対して、不安に感じていた点や懸念点はありましたか?

不安に感じていた点は、給与面・スキル面・社会人が1年半しかないという3点です。

最初は、転職によって給与が落ちてしまうことに躊躇していました。だからといってこのまま教員の仕事を続けていても、精神的に参ってしまうと思ったので「給与が下がることは仕方ない。それよりも自分の精神状態を優先しよう」と決めました。

スキル面が一番の懸念点でしたね。教員という職歴しかなかったので、他業種で活用できるスキルを持っていないことに不安を感じていました。また社会人経験が1年半しかなかったので、そんなすぐに転職をしていいものか…と悩みましたが、辛いと感じながら教員を続けるよりかは心機一転、新しい仕事を初めてそこでスキルを磨いていこうと考え方を変えて、転職活動に挑むことにしました。

第二新卒枠を狙って転職活動を行ったこと。そして面接でとにかく熱意を伝えたことが転職が成功した要因

転職活動はどのように進めましたか?

教員歴が1年半と長いわけでもなく、何か自慢できるようなスキルもなかったので…新卒同様、ポテンシャル採用で雇ってくれる第二新卒枠を狙って転職をすることにしました。第二新卒とは大学や専門学校等を卒業後、新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人を指し、20代後半や30代で転職するのとは違い「可能性を秘めた若手」として、未経験分野でも採用してくれるのがメリットです。人材不足の深刻化だけでなく、20代での転職が当たり前になっているからこそ、このような第二新卒をターゲットに採用を行う企業も多いそう。

私はまさに第二新卒の条件に当てはまっていたので、第二新卒・既卒向けのマイナビジョブ20'sを利用して転職活動を進めました。最初は他の転職エージェントと併用して利用したのですが、他のエージェントは「今の状態で民間企業への転職は厳しい」と面談で言われ、またすごく高圧的な印象を持ったので、最終的に親身になって相談にのってくれたマイナビジョブ20'sに絞って転職活動をしていましたね。

マイナビジョブ20'sの担当者さんは、自分が受けている会社について詳しい人と繋いで面接対策をさせてもらえたり(いわゆるOBOG訪問的な感じです)、時間の融通も利かせてくれたりと、働きながら転職活動を進めている私にとっては非常にありがたかったです。特に民間企業での就活経験がない私にとっては面接対策や履歴書作成のサポートなど、全てとっても助かりました。

サービス名 特徴

マイナビジョブ20'sのロゴ
マイナビジョブ20's

  • 第二新卒・既卒に特化した転職エージェント
  • 全ての求人のうち75%もの求人が未経験OKな求人

教員からの転職で苦労された点はありますか?

苦労した点は、教員時代に培った「授業を組み立てるスキル」「こどもが楽しいと思う授業を準備するスキル」「それぞれの子どもの個性に合わせた対応ができるスキル」等が全く活かせなかった点です。当時は、1年半も大変な思いをして働いたのにどのスキルも活かせないなんて…とネガティブに考えてしまうことも…それでも気持ちを切り替えて転職活動を進めました。

それでも転職を成功できた要因は何だと思いますか?

第二新卒枠で転職活動を進めたことと、面接でとにかく「ここで働きたいです!」という熱意を伝えました。

あとは教員時代に培ったスキルの中で、他の業種にも活かすことのできるスキルを言語化して伝えた点も、転職に成功した要因の一つだと思います。実際にコミュニケーション能力とPCスキルを、自分のスキルとして面接でアピールしました。特に転職では事務職を目指していたので、PCスキルが身についている点は非常に有利に働いたと思います。

他には転職エージェントを最大限に頼って転職活動を進めた点も、転職先が2ヶ月で決まった最大の要因だと考えています。言い方は悪いですが、とにかく利用できるサービスなどは最大限に利用して転職活動を進めましょう!!

自分1人での戦いだとは思わず、多くの人を頼って乗り切ることが転職成功へのカギ

転職後の職業について教えてください。

今は法律関係の業界でデータ入力や管理などの事務職をしています。教員時代のパソコン作業や電話対応などが転職後の仕事でも役に立ちました。

また勤務時間は9-17時で残業もありません。教員時代には難しかった自分の時間を作ることもでき、精神的余裕もできているので非常に満足しています。

最後に、教員から転職をしようと考えている方へアドバイスをお願いします。

教員からの民間企業への転職は、初めてのことだらけで難しく感じることも多いでしょう。でも決して1人で抱え込まず、周りの人たちに助けてもらいながら転職活動を進めることが大切です。

教員からの転職は不可能ではありません!!飛び抜けたスキルがなくても決して怖気づかず、自分を信じて転職活動を進めていけば必ず、良い転職先に出会えます。

ぜひ頑張ってください!!応援しています。

【30代】教員としての経験を活かせる業界や職種を目指す

30代になると経験やスキルが重視されるようになるため、教員としての経験を活かせる業界や職種を目指すのが適切と言えるでしょう。もちろん30代であっても、未経験の業界や職種に転職することは可能ですが、その場合は年収が大きく下がる可能性があるため、注意が必要です。

教員としての経験を活かせる転職先としては、やはり予備校・塾の講師や家庭教師などが挙げられます。また、教員経験のある人材が優遇されやすい、教員関連の企業や大学職員もおすすめです。ただし、大学職員は非常に倍率が高いため、注意が必要です。

その他、意外なところで営業職も候補として挙げられます。営業職ではトーク力やプレゼンテーション能力が求められる傾向があり、人前に立って話すことに慣れている教員であれば、企業によっては優遇されることもあります。

◆30代の教員におすすめの転職先

  • 講師・家庭教師
  • 教育関連の企業
  • 大学職員
  • 営業職

次に実際に30代の時に、教員時代に培ったスキルや経験を武器に教員から未経験業界への転職を成功させた方の体験談を載せているのでぜひご覧ください。

実際にどのように転職を進めたのか?転職をする際、どんなことが不安だったか?なぜ転職を成功させることができたのか?について詳しく話を伺ったので、同じく30代で教員から転職を考えている方の参考になること間違いなしです!

【体験談】教員歴10年で培ったスキルを活かし、36歳で未経験のIT業界への転職を成功させたAさん

教員から転職した人の体験談①

▼Aさん(男性)のプロフィール
36歳の時に教員からIT業界へ転職
転職活動期間:半年
利用したサービス:リクルートエージェント

新しいことにチャレンジしたい!と10年続けた教員を辞める決断をした

教員を辞めて転職したいと思ったきっかけ、理由を詳しく教えてください。

新卒で教員になり、公立の中学校で10年間、社会科を担当していました。教員としての仕事の充実感はあったのですが、厳しい組織の制約や働き方が柔軟ではない点に対して不満を抱いたのと、ずっとこのまま教員を続けるのでなく、新たな挑戦がしたいと考え、転職を決意しました。

教員からの転職に対して、不安に感じていた点や懸念点はありましたか?

最大の不安点は、教員一筋10年だったので他の業界の経験値が全く無く…それが転職で不利になるのではないかといった点です。また教員での経験が他の業界でどれほど重宝されるのか、また新しい環境への適応能力やスキル不足が懸念点でした。

ただ、人生は一度きり。マイナスなことばかり考えずにやりたいと思ったらやってみよう!と思い、転職活動をすることにしました。実際に転職を経験して言えるのは、この時抱えていた不安や懸念点は根拠のないものだったな…と。あの頃の自分に何か言えるなら「そんな不安抱えなくても大丈夫!」と伝えたいですね。

転職エージェントを利用して、初めての民間企業への転職活動を最後までサポートしてもらった

転職活動はどのように進めましたか?

新卒で教員になったので転職活動はおろか、民間企業への就職活動すら初めての経験でした。また希望する業界がIT系で未経験業界ということもあり、全てが未知の世界。これは自分1人じゃ転職活動を進められないと思い、リクルートエージェントを利用して転職活動を開始しました。

最初は「民間企業での就労経験がない自分が転職エージェントへ登録できるのだろうか。エージェントの担当者の方に『36歳で教員から民間企業への転職は難しい。』と言われてしまったらどうしようか…」と不安でいっぱいだったのですが、実際、教員一筋10年という経歴を持つ私でも転職エージェントに登録できましたし、担当者の方がすごく親身になってサポートしてくださいました

最初にエージェントの担当者の方との面談があるのですが、そこで教員という経歴しかない僕でも民間企業へ転職できるか不安という思いを伝えたところ「Aさんの教員歴10年で培ってきたスキルを活かせる職場は未経験業種でもあります!最大限にスキルが活かせる場所を一緒に探しましょう。」と言っていただき、実際にその言葉の通り、自分が輝ける場所(職場)を提案してくださいました。

特に、職場環境について(休日の日数・残業など)強いこだわりを持っていた僕ですが、それでも希望に合う求人をいくつも提案してくださったのは本当に助かりましたね。

エントリーする求人が決まったら早速、そのために必要な履歴書作成や面接対策に進むのですが、右も左もわからない僕に対し、履歴書作成や面接に関する手厚いサポートをしてくださいました。

今振り返ってもリクルートエージェントさん無しでは、僕の転職活動は成功しなかったと思います。それくらい、自己分析から求人紹介、エントリーから選考までしっかりとしたサポートがあり、精神的にも安心して転職活動を進めることができました。

サービス名 特徴

リクルートエージェント_ロゴ画像
リクルートエージェント

  • 幅広い年齢や年収に対応した「求人数の多さ」
  • 職種も幅広く「初めての転職」「未経験の転職」におすすめできる

教員時代の経験やスキルを転職先の仕事でも活かせるということを言語化し、面接で伝えたことが転職が成功した要因

教員からの転職で苦労された点はありますか?

やはり教員の経験が、他の職種でどれだけ通用するのかが不安でしたね。また、業界の専門用語やビジネス用語など知らないことも多くあったので、それらを勉強しながら面接対策を進めるのは苦労しました。

ただ、先ほども述べたように面接対策や練習はエージェントの方がやってくれたので、数をこなして慣れていったという感じですね。やはり転職活動をサポートする仕事であるだけに、エージェントの方のFBはどれも採用者目線からの端的で的を射たアドバイスばかりでした。「どんなに才能やスキルがあっても、それが面接で伝わらないと意味がない!」と思い、それらのアドバイスを受けながら面接練習をたくさんした記憶があります。

あなたが転職を成功できた要因は何だと思いますか?

教員時代の経験やスキルを転職先の仕事でも活かせるということを言語化し、面接で伝えました。具体的には、教員時代に培ったコミュニケーションスキルです。教員の仕事は他の教員を初め、生徒とその保護者など、本当にいろいろな世代の人と関わります。そこで得た組織内での円滑なコミュニケーション能力と組織をまとめるという能力を最大限にアピールしました。

また、教員生活を送っていると生徒や状況などによって臨機応変な対応を求められることが日常茶飯事だったので、そういった問題への対応力の速さについても強みとして面接で伝えました。

伝える時は、ただ強みを伝えるのでなく「教員を経験して培った臨機応変な対応が瞬時にできる力と、高いコミュニケーション力でプロジェクトマネージャーとして、組織を引っ張り新たなシステムの開発に貢献したい」と希望しているポジションや職種にどう強みが活かされるかを明確にして伝えるように心がけましたね。

教員で培った自分のスキルや経験は他の職種でも十分に活かせる!前向きな姿勢で転職へチャレンジしてみて!

転職後の職業について教えてください。

転職先はIT業界を選びました。技術の急速な進化と、その変化に対応しながら成長できる仕事環境に魅了されたからです。またIT業界ではリモートワークの普及により、教員時代と比べ物にならないくらい柔軟な働き方ができるためいいな〜と思いました。

現在はシステム開発のプロジェクトマネージャーとして、チームと協力して新しいプロジェクトを進めています。

今の職場に満足していますか?

大変満足してます。やはり教員という仕事は、厳しいルールがあったり、残業がすごく多かったり…とにかく精神的にも体力的にも労力がいる仕事でした。ただ、今の仕事は勤務場所も自分で選べ、自由度がある仕事なので、私はこっちの方が個人的に合っていると思います。

最後に、教員から転職をしようと考えている方へアドバイスをお願いします。

私も転職時は「10年以上も教員一筋だった30半ばの社会人が、未経験業種への転職なんて可能なのだろうか…」と不安を抱えていましたし、教員時代に得たスキルや経験が他業種へ活かせるとは考えてもいませんでした。

でも実際に転職活動を終えた僕の意見は「教員時代の経験やスキルは十分、他業種でも活かすことができる」です。柔軟で前向きな姿勢を持って、新しいチャレンジを恐れずに進んでみてください。転職エージェントのサポートも本当に役に立ったので、不安な方はエージェントを利用することをオススメします。

あなたの転職が成功するよう、祈っています。

【40代】教育現場でのマネジメント経験を活かせる業界や職種を目指す

40代の転職は教員でなくてもハードルが高くなるため、転職先を教育業界に絞った上で、なおかつマネジメント経験を活かせるような職種を狙うのが適切と言えるでしょう。

教育現場でのマネジメント経験を活かせる業界としては、例えば教育機関向けのコンサルティングの分野や、個人学習者向けのコーチングの分野などが挙げられます。このような職場であれば、これまで培った経験を存分に発揮できるでしょう。

◆40代の教員におすすめの転職先

  • 教育機関向けのコンサルタント
  • 個人学習者向けのコーチ

【女性】ワークライフバランスの実現を目指す

女性に限った話ではないですが、転職活動時に結婚・出産・育児・介護などのライフイベントを意識する人は多いでしょう。女性の管理職比率や、産育休の取得率など、女性が活躍するにあたって事前に知っておきたい企業情報も多いと思います。

◆女性教員が転職でチェックすべき項目

  • 残業時間
  • 女性の管理職比率
  • 産育休の取得率
  • リモートワークの可否
  • 時短勤務の可否
  • フレックスタイム制の有無

教員からの転職における注意点

教員からの転職における注意点

教員から転職する場合の注意点をまとめました。

得られるものもあれば失うものもあることを自覚すべき

残業がきつい、精神的ストレスが大きい、としても、教員は最悪の職業なのでしょうか?もちろん、そんなことはありません。教員を辞めることによって失われる大切なものがそこにはあります

まず、教育を通じたやりがいです。誰もが、子どもたちの成長に関わる職業に憧れを抱き、誇りを持って働いてきたはずです。もしかしたら、自分にとってはワークライフバランスよりもやりがいの方が重要な場合もあります。

次に、転職をすると公務員としての安定を失うということを忘れてはいけません。学校は基本的には年功序列です。ですから、自分が大きな成果を上げる先生にならなくても、年数を重ねれば給与は上がっていくという安心感があります。

自分ひとりだけで考えてしまわないようにする

この記事を読んでいる方にとって、今回検討している転職は、「初めての」転職であり、「初めての」民間企業となることでしょう。

初めてづくしのことをしようとしている中で、自分ひとりだけで転職活動を進めていくのは、全くおすすめしません。

同じように、教員から転職した方が身近にいれば、まずはその方に話を聞きましょう。また、転職サイトではなく転職エージェントを利用することで、専門家のアドバイスを受けることができます。無料でサービスを受けることができるわけですから、使わない手はありません。

偏見を乗り越える必要がある

世間の先生に対するイメージは、良いイメージも悪いイメージも含めて偏見があります。

良いイメージだったらまだ偏見でもいいですが、悪いイメージは払拭する必要があります。よくある悪いイメージとしては、「頑固そう」「新しいことに消極的」「上から目線」「世間知らず」などがあります

これらの悪いイメージは、職務経歴書や面接で払拭しましょう。

まとめ|すでに転職をした元教員の先輩たちからのメッセージ

最後に、まとめとして、教員から転職を成功させた先輩たちからのメッセージを掲載します。

人生は一度だけです。迷っているなら活動することをオススメします。教員であれば、一度外の世界を経験してから再就職することができます!ぜひ、ご自身のキャリアと正面から向き合ってみてください。(元公立中学校教諭、社会科、30代、教育関連企業勤務)

なかなか勇気を出して転職に踏み切るのは難しいとは思うが周囲に相談して自分のやりたいことを導き出してほしい。視野を広げれば見える世界は変わります。(元公立中学校教諭、技術、30代、機械設備研究開発業界勤務)

今の教育現場は、昔に比べてとても厳しく難しいものになっていると思います。どんな仕事にも向き不向きがあると思うので、今自分が苦しいのなら転職してもいいと思います。今まで頑張って教職に向けて勉強してきたことが、勿体なく思えるかもしれませんが、その経験は違う形で人生に活かせます。自分が壊れてしまっては、元も子もありません。勇気をもって一歩踏み出してください。(元公立高校教諭、音楽、20代、サービス業勤務)

まずは第一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。転職エージェントに相談した後でも、求人を紹介してもらった後でも、なんなら内定をもらった後でも、転職しないという意思決定はすることができます。自分の可能性を知るために、行動を起こすことを強くおすすめします。