株式会社ABABA社員の働く様子

入社半年でリーダーへ。株式会社ABABAのどんなキャリアも活かしきる職場環境とは

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社ABABA(アババ)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

同社は「隣人を助けよ。」というミッションを掲げ、中小・ベンチャー企業から上場企業まで、幅広い企業の採用活動を支援しています。創業のきっかけは、創業者の友人の就職活動での苦労。身近な人々の課題解決から始まったサービス「ABABA」は、多くの企業の採用課題の解決に貢献しています。

社内では平均年齢20代後半の社員を中心に、大手外資系IT企業(Dell Technologies)、大手航空会社(ANA)、大手人材系企業(ビズリーチ・パーソルキャリア)や金融機関など、多様な経験を持つメンバーが活躍。入社半年でリーダー職に就くなど、転職者や若手の成長機会も豊富です。今回は、そんな同社の働き方や文化について、代表取締役社長の久保さん、広報担当の尾上さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社ABABA代表取締役社長の久保さん

株式会社ABABA
代表取締役社長

久保駿貴さん

株式会社ABABA広報担当尾上七海さん

株式会社ABABA
広報担当

尾上七海さん

就活生と企業をマッチング。採用活動の課題を解決する「株式会社ABABA」

mirai/

編集部

まず最初に、御社のミッションやバリューについて、そこに込められた想いをお聞かせください。

久保さん

当社のミッションは「隣人を助けよ。」です。このミッションには、創業のきっかけとなった「友人の就職活動での苦労を助けたい」という想いが込められています。私も共同代表も、これまで周りの人の困りごとを解決するようなサービスを手がけてきました。

新しいサービスや機能を開発する際も、まずは身近な人々の幸せや課題解決に貢献することを大切にしています。

編集部

御社では、このミッションとともにどのような事業を展開しているのでしょうか?

久保さん

就職活動を頑張ってきた学生に寄り添い、一般的に“お祈りメール”と呼ばれる不採用通知を受け取った就活生と企業をマッチングするサービス「ABABA」を提供しています。最終面接まで経験した就活生のみが登録できるのがポイントです。

就活生には頑張ってきた過程が評価されるチャンスが、企業には選考フローを大幅にカットし効率的に採用活動ができるメリットがあります。

編集部

クライアントはどのような企業なのでしょうか?

久保さん

当社のクライアントの約80%が中小・ベンチャー企業、残り約20%が上場企業です。1社に1人つくかたちで先方の担当者さんと密にやり取りし、関係を構築しています。1人の社員が複数の企業を担当しますが、数名の組織を作りチームで数字を追っています。

編集部

人材領域での実務経験という観点では、どのような経験を積むことができるのでしょうか。

久保さん

さまざまな企業の人事業務に関われる環境です。例えば、前年30名だった採用を今年は60名に増やしたい、といった急成長中のベンチャー企業のクライアント様もいて、採用戦略の策定から実行まで、幅広い経験を積むことができます。

入社半年でリーダーに!異業種からの転職者が活躍する職場環境

株式会社ABABAのオフィス
▲株式会社ABABAのオフィスはどの社員の表情も見えるフラットで明るい空間

編集部

御社ではどのようなメンバーが働いているのでしょうか。

久保さん

当社は平均年齢が28~29歳と若く、社員みんながやる気に満ちています。大手企業にはない独特の雰囲気がありますね。

大手銀行系のリース会社などといった大手企業からの転職者もいれば、私の同級生やインターン先の後輩もいて、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。元々当社のサービスをご利用いただいていた企業の人事担当者が転職してきたケースもあります。

クライアント企業から転職してきた社員は、ABABAのサービスを実際に使って魅力を感じ、深く関わりたいという想いで来てくれています。大手出身の転職者からは「活気があってエネルギーがもらえる」「みんなが生き生きしている」といった感想をもらうことが多いです。

編集部

短期間で飛躍的に成長される方が多いそうですね。

久保さん

中途入社の社員のなかには入社半年でリーダークラスになった者がいます。新卒入社の社員が2年でマネジメントポジションに就いているケースもあります。しっかりと頑張っている人が、年齢関係なく評価される職場です。

編集部

早期に成長された中途入社の方はどのようなバックグラウンドをお持ちなのでしょうか。

久保さん

広告会社で大手企業の営業をしていた方です。業種は違いますが、クライアントとの関係作りが重要である点は共通しています。広告関連の知識でクリエイティブをサクッと作り、自分にしかできない提案をしていました。こうした強みを活かして社内に新たなスキルも展開してくれています。

また当然ながら、人材業界や人事部門での経験をお持ちの方は、その知識とスキルを大いに活かせると考えています。例えば、現在営業職として活躍している元人事担当者は、人事部門の気持ちやオペレーション、年間計画などを理解しているため、より的確な提案ができています。

編集部

人事を経験していなくても活かせるスキルはありますか?

久保さん

もちろんです。当社では元々持っていたスキルや自分の得意分野を活かして仕事ができます。例えば、本日同席している広報担当の尾上はメディアの記者やディレクション経験者です。取材をする立場も受ける立場も、メディアごとの特性もよく理解していて、力になっています。どの業種にいたとしても、1ヶ月ほどで知識をインプットし、大いに活躍できる業界だと思います。

また、人事の知識がない20代前半の若い社員ならではの強みがあります。例えば、自身の直近の経験から、就活生の年間の動きや、就活に挑む気持ちについて最新の情報や理解があるため、それを活かして独自の視点でクライアントとコミュニケーションを取ることができます。

編集部

採用ではどのような姿勢や考え方を重視されていますか?

久保さん

主体性を重視しています。ベンチャー企業なので、自ら考えて積極的に動いていく姿勢が不可欠です。また、これまでのキャリアで培ったスキルや経験を、HRテック業界でどのように活かせるか考えられる方を求めています。

面接の時点から具体的に、応募者の経験をどのように活かしていけそうかをお伝えしています。

編集部

入社後はどのように仕事を覚えていくのでしょうか?

久保さん

基本的にはOJTです。先輩社員に同行して実地で学び、徐々に自分で対応できるようになっていきます。業界の勉強は座学ではなく、現場で実践を通じて習得していく形です。そのなかで自身の経験を活かして仕事をしてもらいます。

きちんと上司と1on1でコミュニケーションを取り、キャリアや困りごとの相談ができるような体制も整えています。

株式会社ABABAの社員
▲株式会社ABABAでは入社1ヶ月ほどで知識をインプット。あとは実践でスキルを磨きます。

株式会社ABABAの働き方:社員がモチベーション高く働ける

株式会社ABABAの表彰
▲株式会社ABABAでは2種類の表彰で社員の成果を評価。モチベーションアップへ繋げています。

編集部

御社では社員がモチベーション高く働けるような取り組みに力を入れていると伺っています。どのようなものがあるのかご紹介ください。

尾上さん

当社では、社員のモチベーションアップを図るため2種類の表彰制度を設けています。1つは「月初会」という前月の成果を振り返る会での表彰制度です。全社員による投票で、ミッション・ビジョン・バリューを最も体現した社員を選出します。

もう1つは半期ごとの最優秀賞です。こちらは経営陣が選考する、より特別感のある賞です。

編集部

どのような方が表彰されているのでしょうか?

尾上さん

最優秀賞を受賞した入社2年目のカスタマーサクセス担当の社員は、地方の中小企業など採用に課題を抱えるクライアントを多く担当し、次々と成果を上げました。お客様から「担当者を変更しないでほしい」と言われるほどしっかりと企業に寄り添い、成果を出し、その姿勢が高く評価されました。

久保さん

とくに半期ごとの最優秀賞は、プロセスを踏んできちんと成果を出しているので、その点が評価されます。「月初会」での表彰では、お菓子のプレゼントが定着していますね。

3つの観点「数値目標」「バリューの体現度」「プロセス」で評価

編集部

御社の評価制度について教えていただけますか?

久保さん

当社では大きく3つの観点で評価を行っています。まずは数値目標の達成度です。直接売り上げに関与しない部署ではアポイントの件数や成約した企業の数などを見ますね。

次にバリューの体現度です。「隣人を助けよ。」という理念や「10倍成長思考。」といった企業バリューをどれだけ実践できているか注視します。

さらにプロセスとして、その過程での努力や工夫です。当社のサービス自体が就職活動の過程を評価する考えに基づいているように、社員評価においても同様の姿勢で、プロセスにしっかりとスポットライトを当てています。

編集部

ベンチャー企業では評価制度が課題となることも多いですが、その点での工夫はありますか?

久保さん

評価の公平性に加えて、待遇面でも配慮しています。例えば、前職の給与水準は原則として維持するようにしています。社員の頑張りをしっかりと評価し、待遇面でも報いていきたいと考えています。

全員が同じフロア。年齢が近く誰とでも話しやすい職場

編集部

社内の雰囲気について伺います。御社ならではの特徴的なお取り組みがあれば教えてください。

久保さん

当社では月1回のペースで入社式をしています。これは我が社ならではの取り組みではないでしょうか。新たに社員を迎える度に全員でピザを食べながらウェルカムパーティーを開催しています。毎月誰かが入社するペースで、一人一人を歓迎する文化を大切にしています。

また、全員が同じフロアで働いており、コミュニケーションが活発に取れる環境です。平均年齢20代後半で、比較的皆さんと僕の年齢が近いこともあり、しっかり話せる関係性かなと思います。

編集部

社内イベントなど仕事以外の交流の機会はありますか?

久保さん

レクリエーションとして同じ沿線(東急東横線)の横浜スタジアムで野球観戦をするなどしています。メンバーのほぼ全員が参加していますよ。

株式会社ABABAから転職希望者へのメッセージ

株式会社ABABAのエントランス

編集部

最後に株式会社ABABAを代表して久保さんから転職を検討している読者の方々へメッセージをお願いします。

久保さん

我々は会社をひとつのコミュニティとして捉えています。ここでご縁のあった仲間、先輩、後輩との関係性は、長い人生の中で喜びを共有したり、相談し合えたりする大切なものになると思います。長期的な関係性を築ける、いい意味でアットホームな職場環境が当社の大きな魅力です。

人事や人材業界の経験者は活躍しやすい環境ではありますが、それ以外の業界からも多くの人が転職し活躍しています。例えば金融業界からの転職者もいます。業界経験に関係なく、私たちが取り組んでいる社会課題の解決に共感いただける方であれば、ぜひ一度お話したいと思います。

編集部

「隣人を助けよ。」というミッションのもと、主体的に仕事に取り組める方がぐんぐん成長していける環境が揃っていることが良く分かりました。本日はありがとうございました。

この記事のまとめ

社員構成・雰囲気
  • 平均年齢28~29歳と若手中心
  • 大手外資系IT企業(Dell Technologies)、大手航空会社(ANA)、大手人材系企業(ビズリーチ・パーソルキャリア)、金融機関出身者など多様なバックグラウンド
  • 全員が同じフロアで働く風通しの良い環境
キャリア形成・成長機会
  • 入社半年でリーダー就任の実例あり
  • 年齢に関係なく実力で評価
  • OJTベースの実践的な育成体制
評価・待遇
  • 3つの評価軸:数値目標、バリューの体現度、プロセス
  • 前職の給与水準を原則維持
  • 1on1面談で定期的なキャリア相談が可能
求める人材像
  • 主体性を持って行動できる方
  • (人材)業界経験不問(異業種からの転職者も多数活躍)
  • 社会課題解決に共感できる方

株式会社ABABAの基本情報

住所 東京都目黒区中目黒一丁目1番71号 KN代官山ビル7階 B号室
事業内容 新卒向けダイレクトリクルーティングサービス
公式ページ https://hr.ababa.co.jp/ababa
採用ページ https://hr.ababa.co.jp/ababa#career
募集職種
  • カスタマーサクセス
  • フィールドセールス
  • Bマーケター/インサイドセールス
  • Cマーケター
  • コーポレート