「株式会社デジタルキューブ」の管理部門で活躍する和田さん、森さん、依田さん

株式会社デジタルキューブのフルリモート×フレックスで実現する理想の働き方

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社デジタルキューブにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

創業時からフルリモートワークを実践する株式会社デジタルキューブは、「働く場所に縛られない」という考えを大切にしています。2024年10月に上場を果たした同社では、全国各地から勤務可能で勤務時間も裁量のあるフルリモートワーク・フレックスタイム制や、月2万円のリモートワーク手当など、働く人の自由な働き方を支援する制度が充実。社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方が実現できる環境が整っています。

今回は、そんな同社の働き方や企業文化について、管理部門で活躍する和田さん、依田さん、森さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
「株式会社デジタルキューブ」の管理部門で活躍する和田さん

株式会社デジタルキューブ
取締役 管理部長

和田 拓馬さん

株式会社デジタルキューブ管理部の依田さん

株式会社デジタルキューブ
管理部

依田 有加さん

株式会社デジタルキューブ管理部の森さん

株式会社デジタルキューブ
管理部

森 菜都子さん

朝、海に行ってから仕事もOK!ワークライフバランスを実現する「株式会社デジタルキューブ」

デジタルキューブの和田さん
▲取材に応じてくださった和田さん。この日は取材のために香川から本社のある神戸に来てくださいました。

編集部

地域を問わずさまざまクライアント企業をサポートされている御社ですが、社員のみなさんもフルリモートワークで地域を問わずにお仕事をされているそうですね。どのような働き方をされているのか教えてください。

和田さん

一言で言うと、「多様な働き方」が実現できていますね。

当社は「働く場所に縛られない」という考えを大切にしているため、全国各地にメンバーがいます。自分の暮らしたい場所を選択して、リモートで働くスタイルが定着しており、東京一極集中ではなく、地方での暮らしを選ぶ社員も多いです。

実際、私は地元の香川県にUターンして住んでいますし、森は出身地である兵庫県に、依田は山梨県に住んでいます。

依田さん

以前は大学入学を機に東京で12年ほど生活していましたが、デジタルキューブに入社してからは「特に東京にいる必要はないな」と思い、地元に戻りました。

私と同じように、東京に限らず「今住んでいるところじゃなくてもいいか」という考えで、自分が住みたかった場所に引っ越したり、地元に戻ったりする人も多くいます。

編集部

フレックスタイム制度も導入されているそうですが、場所だけでなく働く時間も自由なんでしょうか?

同席の高橋さん(広報)

時間も柔軟に設定できます。私は沖縄に住んでいるのですが、朝活として朝7時から8時まで海でシュノーケリングをして、8時半に帰宅してシャワーを浴びてから業務を開始するということもしていました(笑)。

また、出張と組み合わせて旅行する働き方も可能です。実際に私は仙台出張の際に、その前に山形旅行をして仙台に2泊するなど、柔軟な働き方を実践しています。

海外からの勤務も可能で、1ヶ月ほどニュージーランド、オーストラリア、アメリカを拠点としながら業務を行っていたエンジニアもいます。

依田さん

他にも、日常的に通院したり家族の予定にあわせるなど、柔軟に対応できます。子育て中の社員は運動会や入学式などの行事に合わせて、有給休暇を使ったり、朝早めに仕事を済ませて参加したりしています。フレックスタイム制を活用して、それぞれの生活スタイルに合わせた働き方ができています。

創業以来のフルリモート企業が実現する効率的な働き方

株式会社デジタルキューブの依田さん
▲取材に応じてくださった依田さん。「テキストコミュニケーションの中にも人によって色が出るところが面白い」とお話されていました。

編集部

リモートワークでも問題なく業務を遂行できているのは、どのような要因があると思いますか?

依田さん

創業時からフルリモート前提という点が大きいですね。テキストコミュニケーションを基本としており、全員が「相手からの返信にはタイムラグが生じる可能性がある」という意識を共有しています。即レスを求めすぎない文化が、フルリモートを成功させている理由だと考えています。

森さん

私は前職で週2出社、週3リモートの経験がありますが、対面とリモートで業務を分けてしまう傾向がありました。当社は最初からリモートが当たり前なので、そういった分断がなく、全ての業務にスムーズに取り組めます。

また、タスク管理が非常に徹底されていて、誰が何をいつまでに行うのかが明確に可視化されています。むしろリモートだからこそ、こうしたツールが効果的に活用されているのだと感じています。

編集部

どのようなツールで可視化しているのですか?

和田さん

当社ではプロジェクト管理ツール「Backlog」を使用していて、必ず期限と担当者を設定する運用をしています。会議で決まったことも、誰がリードするのかが明確になります。また、期限までに完了が難しい場合は早めに相談するルールも徹底されており、業務を進めやすい環境になっています。

編集部

新入社員のオンボーディングはどのように進められているのでしょうか。

森さん

入社1、2日目は神戸オフィスでオンボーディングがあり、一緒に働くメンバーとの顔合わせがありました。その後は毎日15〜30分ほど、Google Meetでの業務確認の時間を設けてもらっています。

テキストでのコミュニケーションと、必要に応じて直接話す機会を組み合わせることで、フルリモートならではの不安は全くありません。むしろ常にサポートしていただいている実感があり、とても働きやすい環境だと感じています。

毎月2万円、使途自由のリモートワーク手当で実現する快適な在宅環境

編集部

デジタルキューブならではの福利厚生があれば教えてください。

森さん

リモートワーク手当が毎月2万円支給されるのですが、これはとてもありがたい制度です。お給料と一緒に支給され、使い道は自由です。私は現在モニターの購入を検討していたり、PCスタンドを既に購入したりしています。

依田さん

私は充電関連の機器を購入したり、切れてしまったケーブルを買い換えたりしています。経理の仕事柄、数字入力が多いので、外付けテンキーを導入するなど、自分の業務内容に合わせて好きなものを揃えられるのがありがたいです。

和田さん

福利厚生については社員への投資という考え方です。リモートワーク手当は職場環境を整えて気持ちよく働いてもらうためのものです。また、資格手当についても、「常に学び続ける」という当社の価値観を反映しています。資格取得に限らず、自身で目標を定めて取り組むプロセス自体を評価しています。

多様な経歴と個性が織りなすデジタルキューブの社風と絆

「株式会社デジタルキューブ」の管理部門で活躍する依田さん、森さん、和田さん
▲終始和やかな雰囲気のみなさん。フルリモートながらもコミュニケーションがしっかり取れている関係性の良さが伝わります。

編集部

続いて御社の雰囲気について伺います。まずはメンバーのみなさんについてですが、どのような方がいらっしゃいますか?

和田さん

本当に多様なバックグラウンドを持つ社員が集まっています。

管理部門でいえば、銀行や税理士事務所出身の方、事業会社でバックオフィス経験のある人などですね。営業チームには外資系企業やベンチャー企業出身のメンバーもいます。エンジニアについては、独立して個人で活動していた人や、他の開発会社での経験者など、本当に様々です。

依田さん

共通点で言うと、個性的な社員が多いですね。自分の考えをしっかり持っている人が多いです。それはただの頑固さではなく、自分の考えを相手にきちんと説明できる人、また、自分の言葉が誤って伝わっていると感じたら、すぐに補足・訂正できる人が多いように感じます。

また、もう一つの共通点は前職での経験を活かしつつ、当社の文化に柔軟に適応している人ばかりという点です。「前職でのやり方を変えない」という固定観念を持つ人は誰一人としていないですね。

編集部

対面でのコミュニケーションの機会はありますか。

依田さん

部署やプロジェクトごとに「合宿」と称して集まる機会があります。仕事の確認や懇親会を含めた企画で、予算が通れば誰でも企画できます。直近では神戸や熱海、仙台、東京など、様々な場所で開催されています。

ちょうど明日と明後日に今年の全社イベントを予定しています(2024年10月の取材当時)。当社が2024年10月18日付けで上場したこともあり、上場に関連する話や社員の意識共有、今後の事業展開の共有が主な目的です。

また、この1年で社員が増えたこともあり、まだ会ったことのないメンバーも多いんです。同じ部署でも普段は顔を合わせる機会が少ないので、実際に会ってコミュニケーションを取ることで、その後の業務がスムーズになると考えています。そういった理由で、年に1回は全社員でコミュニケーションを取る機会を設けています。グループ会社も含めた全メンバーが集まる機会なので、楽しみです。

「株式会社デジタルキューブ」の全社合宿にて、管理部メンバーの対面での仕事風景
▲管理部メンバーの対面でのお仕事の様子。

求める人材:自らボールを投げられる主体性のある人

編集部

デジタルキューブが求める人材像について、特に重視されている点を教えていただけますか。

和田さん

主体性を持った方を特に求めています。私たちは「ボールを受けるだけでなく、自ら投げる側になれる人かどうか」を重視しています。受け身の姿勢だけでは扱えるボールは半分しかありません。自分から「これをやらなければ」「これをやった方がいい」と考え行動できる人は、その分だけ成長の機会も増えていきます。

特にリモートワークでは、オフィスで働く場合と違って、周囲の状況が見えづらい面があります。通常のオフィスワークであれば「手が空いているな」と気づいて仕事を振ることもできますが、リモートではそれが難しい。だからこそ、主体性がより重要になってきます。

デジタルキューブから転職希望者へのメッセージ

デジタルキューブの森さんがパソコンをしながら話す様子
▲今回取材に応じてくださった方の中から、入社1ヶ月の森さんにお話いただきました。

編集部

最後に、御社に興味を持った読者の方に向けて、入社して1ヶ月(取材当時)の森さんからメッセージをお願いします。

森さん

当社はテキストコミュニケーションが基本だからこそ、メンバー全員が相手を思いやった会話をしている印象です。私自身、全く異なる職種に転向したばかりですが、手厚いサポートのおかげで安心して1ヶ月働くことができています。フルリモートだから心配という不安は全くなく、むしろ恵まれた環境だと感じています。

また、ライフステージの変化に関しても、時間と場所が自由な働き方だからこそ、結婚や出産があっても仕事を続けていける見通しが持てます。「出産を機に退職や転職を考えなければならないのでは」という不安がないのは大きな魅力です。そのため、この会社でしっかりと力をつけて、長く働き続けていきたいと考えています。

私と同じように異なる職種からでもチャレンジできる環境ですので、気になった方はぜひ一度お問い合わせいただきたいです。

編集部

本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

この記事のまとめ

ワークライフバランス
  • 朝活や旅行との組み合わせなど、柔軟な働き方が可能
  • 子育てなど、ライフステージの変化にも対応可能
働き方
  • 創業時からのフルリモートワーク体制
  • 全国各地から勤務可能(東京一極集中ではない)
  • フレックスタイム制を導入
  • 海外からの勤務も可能
効率的な業務運営
  • テキストコミュニケーションを基本とし、即レス不要の文化
  • Backlogでのタスク管理を徹底
  • 新入社員へのオンボーディングも体系化
  • 定期的なオンラインミーティングでフォロー
福利厚生
  • 毎月2万円のリモートワーク手当(使途自由)
  • 資格取得支援制度
企業文化と求める人材像
  • 多様なバックグラウンドを持つ社員が在籍
  • 個性的で自分の考えを持つ社員が多い
  • 主体性を重視(「ボールを投げられる人」を求める)

株式会社デジタルキューブの基本情報

住所 兵庫県神戸市中央区海岸通5番地 商船三井ビル
事業内容
  • ホスティング事業
  • 自社プロダクト事業
  • 受託開発・コンサルティング事業
設立 2006年11月17日
働き方
  • リモートワーク
  • フレックスタイム制度
公式ページ https://www.digitalcube.jp/
採用ページ https://www.digitalcube.jp/recruit/