グローシップ・パートナーズ株式会社の革新的なサービスと圧倒的な若手の成長環境

さまざまな企業の成長への取り組みや活躍する社員の方の働き方を紹介していく本企画。今回は、新規事業立ち上げを専門としたITコンサルティングファームのグローシップ・パートナーズ株式会社にインタビューしました。

新規事業立ち上げを専門とするグローシップ・パートナーズ株式会社

グローシップ・パートナーズ株式会社は、2016年7月1日に設立したITコンサルティングファームです。新規事業構築を専門とした高度な「コンサルティングサービス」だけでなく、先端テクノロジーを駆使した「プラットフォーム」を同時に提供することで、ビジネス機会を逃さない迅速な事業の構築・拡大を”One Stop”で支援しています

会社名 グローシップ・パートナーズ株式会社(GrowShip Partners Co.,Ltd.)
住所 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ3階
事業内容 ・経営コンサルティング
・ITコンサルティング
・金融クラウドサービスの開発・提供
設立 2016年7月1日
公式ページ https://www.growship.com/

今回は、会社の設立メンバーで取締役の関谷さんと、若くして主要事業のマネージャーを担う木田さんに、グローシップ・パートナーズ株式会社の事業やカルチャーについてお話しいただきました。

本日お話を伺った方
グローシップ・パートナーズ株式会社取締役の関谷浩行さん

グローシップ・パートナーズ株式会社
取締役

関谷 浩行さん

グローシップ・パートナーズ株式会社マネージャーの木田将博さん

グローシップ・パートナーズ株式会社
マネージャー

木田 将博さん

アントレプレナーシップを合言葉に数年で売上10億円規模へ成長

編集部

まず、グローシップ・パートナーズさんの企業理念や目指す姿について教えてください。

関谷さん

グローシップ・パートナーズは、企業理念に「新しいビジネスモデル×新しいテクノロジーの実現へ」を掲げ、まだ世の中にないサービスの市場を開拓し、クライアントのビジネスの成功を支援しています。

また、社員一人ひとりがアントレプレナーシップ(起業家精神)を発揮できることを重視し、若い人に新規事業の立ち上げ・拡大を体感してもらうことで、グローバル企業にも負けない人材の育成と、サービスの提供ができると考えています。

編集部

2016年7月の設立から現在に至るまでの約7年半について、どのように会社の規模や売り上げを拡大・成長させてこられたのでしょうか。キッカケがあれば教えてください。

関谷さん

グローシップ・パートナーズは、代表の松井を含めて6人で設立しました。新たなビジネスを生み出し、拡大することで、2024年現在は従業員数およそ50人、売上約10億円です。

最初に立ち上げたのは投資型クラウドファンディングの事業構築支援で、設立当初から現在に至るまで継続して取り組んでいます。弊社の投資型クラウドファンディングのプラットフォームは、すでに50社を超える事業者に利用され、市場の成長に貢献しています。

投資型クラウドファンディング・デジタル証券・組み込み型金融の「3本柱」で事業を展開

編集部

ここからはグローシップ・パートナーズさんの事業内容についてお聞かせください。どのようなフィールドで事業を展開されているのでしょうか?

関谷さん

弊社では現在「投資型クラウドファンディング」「デジタル証券」「組み込み型金融(エンベデッド・ファイナンス)」領域の事業構築支援を3本柱としています。投資型クラウドファンディング領域では「CrowdShip Funding」、デジタル証券領域では独自のSTO(※)システム「OwnerShip」、組み込み型金融領域では「CrowdShip Lending」をプラットフォームとして提供しています。
(※)STO…Security Token Offeringの略で、デジタル化した有価証券をブロックチェーン上で発行し、資金調達をおこなうこと

編集部

柱とする事業領域が3つあるのですね。まずは御社の「投資型クラウドファンディング」事業構築支援の特徴を教えてください。

木田さん

弊社の「投資型クラウドファンディング」事業構築支援には大きく2つの特色があります。ひとつは、「CrowdShip Funding」プラットフォームの導入により事業をすぐに立ち上げられること。「CrowdShip Funding」を導入するだけで、投資型クラウドファンディング事業に必要な業務を一気通貫で構築できます。

もうひとつは、事業の許認可取得から業務構築、売上拡大までワンストップかつ効率的にご支援できること。弊社は経験豊富な人材が揃ったコンサルティングファームのため、業務を標準化し、可能な限り自動化したビジネス運用を実現しています。

通常、投資型クラウドファンディングを始めるために新たにシステムを開発すると、何億円もの金額と多くの時間がかかります。しかし我々のプラットフォームであれば比較的安価に、かつ最短3ヵ月とスピーディーに導入できるため、クライアントから好評の声を多くいただいています

編集部

2つ目の柱である「デジタル証券」事業構築支援はどのような事業で、「OwnerShip」とはどういったプラットフォームでしょうか。

木田さん

「デジタル証券」では、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティ・トークンの発行と管理を行うシステムの開発を行っています。

ブロックチェーン上で有価証券を取り扱うには、非常に難易度の高い許認可の取得が求められますが、その高いハードルをクリアした独自STOプラットフォーム「OwnerShip」を導入することにより、不動産などの資産を小口化・流動化し、投資家間の売買を可能にしました。

先にお話した「CrowdShip Funding」と同様に、非常に効率的に新規事業を始められるプラットフォームです。

編集部

3つ目の柱である「組み込み型金融」事業構築支援についても詳しく教えてください。

木田さん

現代社会には、あらゆる事業活動に「金融のニーズ」が潜んでいます。たとえば”Webを通じた企業間取引で債権を早く現金化したい”、個人においては”アプリ上で今すぐ決済したい”などです。これを解決するのが「組み込み型金融」事業構築支援です。

そうしたニーズが拡大する一方で、未だ「事業活動と金融サービスを有機的に組み合わせる」ためのシステム的な難易度が高いのが現状です。その実現ハードルを一気に下げ、ワンストップで実現可能とするのが「CrowdShip Lending」です。

編集部

組み込み型金融」の具体的な事例があればお願いします。

木田さん

自動車販売会社様の例を紹介します。一般的に、車を買う際は金融機関から別途お金を借りて販売会社へ支払う、という流れが基本ですよね。しかし、この流れは消費者にとって手間となり、車を購入する上でのハードルになります。

それを解消したい、という自動車販売会社様の想いを受け、販売会社様が自ら金融サービスを立ち上げ、自動車販売サービスに組み込んで提供するためのお手伝いをしました。

金融サービスを事業として立ち上げるには、行政に対する申請や手続きが非常に煩雑です。そこで弊社は、業務的・法律的にも高い水準の知見を活かし、システムを構築するだけでなく、組織作りから一貫して支援しました。

”事業創りにおけるビジネス、法律、システムの課題をワンストップで解決したい”というニーズに、我々のサービスがピタリとハマった事例です。

編集部

単にプラットフォームを提供して終わりではなく、事業の立ち上げから軌道に乗るまで伴走できる体制がグローシップ・パートナーズさんの特徴であり強みですね。

平均年齢31歳!20代半ばから30代の若手社員が活躍中

グローシップ・パートナーズ株式会社の若手社員
▲グローシップ・パートナーズ株式会社は若手社員が多く活気ある職場

編集部

グローシップ・パートナーズさんでは若手の方が多く活躍されていると伺いました。平均年齢は何歳くらいでしょうか。

関谷さん

弊社で働く社員の平均年齢は31歳です。20代が大半を占めています。入社から数年でリーダーや重要なポジションを務める若手社員もいます。

編集部

入社数年で責任あるポジションを任されている方もおられるのですね。どのような活躍をされているか具体的にお聞かせください。

関谷さん

弊社の3本柱を支える3人の若き精鋭を紹介します。

グローシップ・パートナーズ株式会社の3本柱を支える責任者
▲グローシップ・パートナーズ株式会社の3本柱を支える若き精鋭たち。右端が木田さん

先ず真ん中から、20代半ばで独立行政法人から「自由に挑戦できる環境を求めて」転職し、入社後すぐに、先ほどの自動車販売会社様と新規事業を立ち上げた実績を持つ社員です。入社4年でシニアマネージャーになり、現在は「投資型クラウドファンディング」事業領域の責任者を務めています。

続いて左の、20代半ばで「新しい技術を身に着けて活躍したい」との強い想いを持ち、自衛官から異色の転職を果たした社員です。「デジタル証券」事業領域の基盤を自ら作り、入社3年でマネージャーになり、現在も「デジタル証券」事業領域の責任者を務めています。

”デジタル証券”や”ブロックチェーン”といった言葉が広まっていない頃から、代表の松井の「デジタル証券」事業に関する打診に手を挙げ、当時はスタッフクラスでありながらも果敢に挑戦し、主力3本事業に数えられるまで成長させました。

最後に右の、木田です。会社の立ち上げから間もなく、「スタートアップへの想いに共感して」SIerから転職しました。入社3年でマネージャーになり、現在では「組み込み型金融」事業領域の責任者を務めています。

経営層・マネージャーは若手が成果を出すまで根気強く伴走!領域の垣根なく活躍を後押し

グローシップ・パートナーズ株式会社のフロア内観
▲グローシップ・パートナーズ株式会社のオフィスはワンフロア。誰とでも仕事の話をしやすい開放的な空間です

編集部

グローシップ・パートナーズさんでは若い方が率先して活躍・成長できるよう、どのようなフォローやサポートをされているのでしょうか。

木田さん

代表の松井は、大手外資コンサルEYの元代表で、関谷をはじめ経営層もEYの出身者であるためビジネス面やシステム面での経験が非常に豊富です。経験やナレッジをもとに、我々へ日々アドバイスをくれます。

自分たちで進めたほうが早い事案でも、現場の社員に忍耐強く寄り添い、成果が出るまで根気強く伴走してくれます。パッと簡単に答えを導けることでも敢えてそうせず、成長のチャンスをくれているように思いますね。

編集部

関谷さん、それは意識されていますか?

関谷さん

そうですね。経営層やマネージャーは、社員の取り組みに関する不足やリスク、要検討事項などをしっかりフォローしていくことが役割かな、と思っています。

また、我々はチームビルディングを大切にしています。1人では各自のスキルや経験による成果しか出せませんが、チームで協力し合い、成し遂げることで、高いクオリティで仕事ができます。そんなチームを作っていきたいですね。

編集部

御社では領域の垣根なく、適性や意欲をもって仕事を担当できると伺いました。いかがでしょうか?

関谷さん

その通りです。先ほど紹介した「デジタル証券」事業で成功を掴んだ社員の例のように、「デジタル証券やってみない?」とフランクに声をかけて意欲を伺う場面や、その逆もあります。社員自ら案件に対して手を挙げる場面も多くあります。

弊社のオフィスはワンフロアで、社長や役員も同じ空間・同じ長机で業務に取り組んでいます。そのため、経営層やマネージャーの会話に常にアンテナを張り、新たな取り組みに自ら立候補しやすい環境です。ぜひ社員みんなに手を挙げてほしい、と思っています。

月1回のハッピーアワーや部活で社員同士の交流が活発!

グローシップ・パートナーズ株式会社のハッピーアワー
▲ハッピーアワーは社員同士の交流を深める大切な機会。忌憚なく意見を言い合える和やかな雰囲気が魅力

編集部

グローシップ・パートナーズさんでは社員同士の交流が盛んだと伺いました。なにか特別な場を設けているのでしょうか?

関谷さん

月に1回ハッピーアワーを開催したり、部活を作ったりして交流の場になっています。

木田さん

ハッピーアワーは家庭の事情や、子どものお迎えがある社員も参加できるよう勤務時間内の17時から実施していて、参加は自由です。仕事の延長としてラフに事業の話をすることもありますね。

部活はバリエーションが豊富です。オフィスが赤坂という土地柄もあり、皇居を走るランニング部や、フットサル部やテニス部、登山部などがあります。登山部では毎年1回、目玉イベントとして富士山登山をしています。

社員が自主的に部活を立ち上げて部員を集めて実績を作り、部費の交渉に進む…というパターンも多いですね。ちなみに、私は飲み部です(笑)。

グローシップ・パートナーズ株式会社の部活(富士山登山)
▲グローシップ・パートナーズ株式会社の部活は活動の幅が豊か。富士山登山をすることも

「チャンスを掴み、実行に移せる人」が活躍できる会社

編集部

若い世代の転職検討層の方々は、「早く成長したい」という欲求・要望を強く持っています。グローシップ・パートナーズさんではどのような方が成長できるとお考えですか?

木田さん

グローシップ・パートナーズは、本人の意欲があれば高い知識を身につけて責任あるポジションを目指せる会社です。しかし、ただ口を開けて待っていても勝手に成長できる環境ではありません。向上心を持ち、しっかりとチャンスを掴みにいく姿勢が根底に必要だと思います。

先ほど3本柱を支える責任者として紹介した社員も、「チャンスを掴む力」は人一倍です。

編集部

会社として今後どういう人材を育てていきたいとお考えですか?

関谷さん

弊社では、新たな事業の立ち上げに積極的に取り組める、意欲的な社員を増やしていきたいと考えています。本日お話している木田のように、です。

設立メンバーである我々の想いを木田たちマネージャーが引き継ぎ、マネージャーが各リーダーやチームメンバーに同じ想いを浸透させていくという流れを大切にしています。また、良いチームを構築するためには誠実さも不可欠ですね。

編集部

会社として目指す姿があれば教えてください。

関谷さん

これまでのカルチャーをしっかりと浸透させつつ、会社の規模を大きくしていきたいですね。現在は約50人規模の会社ですが、実際はもっと大きな組織にすることも可能でした。しかし、社員へ想いを確実に伝えることを重視して、同じ想いを持つ方のみを採用してきました。

アントレプレナーシップを持った、仲間と誠実に向き合い成長し続けられる方を増やしていきたいですね。

求めているのは「高い志を持ち、粘り強く努力できる人」

編集部

最後に読者の方に向けてグローシップ・パートナーズさんからメッセージをお願いします。

関谷さん

コンサルティングや新規事業の立ち上げなど難易度の高いことを実現させる高い志を持ち、”個人ではなくチームで業務を取り組み、達成したい”と考えている方々に集まっていただきたいです。

個々の想いに対して経営層やマネージャーはしっかりとバックアップしていきます。社歴や年齢に関わらず、若いうちから責任ある仕事をしたい、という方を歓迎します。

木田さん

弊社には、目先の成果や効果を求める方よりも、継続的な成長やキャリアを考えられる方がマッチすると思います。新規事業を作り、成果を生むには時間がかかるため、粘り強さが必要です。

コスパ・タイパに偏重し、短期的に「小さく手に入りやすいメリット」を追求するのではなく、長いスパンで「挑戦的かつ大きなゴールの達成」に取り組める方と一緒に仕事をしたいです。

編集部

グローシップ・パートナーズさんのアントレプレナーシップへのこだわりや、意欲ある若手と常にチャレンジし続ける姿勢に感銘を受けました。刺激を受けた転職検討層の方々も多いのではないでしょうか。本日は貴重なお話をありがとうございました。

■取材協力
グローシップ・パートナーズ株式会社:https://www.growship.com/
採用ページ:https://www.growship.com/recruit/