ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社ではたらく魅力をご紹介します。
パーソルビジネスプロセスデザインは、2024年9月に「パーソルプロセス&テクノロジー」から商号変更した企業で、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンとして掲げるパーソルグループの一員です。手掛ける領域は「BPO事業」「CX事業」「コンサルティング事業」「BPaaS(※)・プロダクト事業」で、最適な業務プロセスを構築するサービスを展開しています。
(※)Business Process as a Serviceの略。BPOとSaaSを掛け合わせた、特定の業務を外部委託するクラウドサービスを指す
特にBPO事業では幅広い領域において顧客へ伴走型のサポートを提供しており、今回のインタビュイーを含め多数のスペシャリストが活躍中です。クライアントに常駐することも多い環境でさまざまな成長機会があるほか、周囲から適切なフィードバックを受けられるサポート体制も特徴です。
以下、エネルギー領域のBPO部門でマネジャーを務める刈屋さんと阿久津さんにインタビューし、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社における若手社員の成長機会や女性社員の活躍、企業文化などについてお話しいただきました。
はたらく魅力:BPOの枠を広げ、顧客に伴走して現場を変革していける
▲取材にご対応いただいた刈屋さん
編集部
最初に、お二人にパーソルビジネスプロセスデザインの仕事の魅力をお話しいただければと思います。刈屋さんは、どのような業務に携わっているのでしょうか。
刈屋さん
私は、主に官公庁領域において補助金事務局を担うお客様にサービスを提供しています。私たちの仕事は一般的にはBPOと呼ばれますが、単に業務の一部分だけを代行するようなものではなく、伴走しながら現場の業務自体を変革するような提案をすることが特徴です。
また、現在はマネジャーとしてメンバーのフォローや後任育成にも携わっており、約30名を管掌しています。
編集部
印象に残っている案件や、課題を乗り越えたエピソードなどがあれば教えてください。
刈屋さん
入社から間もない頃は、BPOサービスを提供するにあたり、自分がどういう立ち位置でどういったサービスを提供したらいいのか迷いました。提案をなかなか受け入れてもらえない時期もありましたね。しかし、「お客様と同じ方向を見て進めていくことが大切」と気付いてからは仕事が進めやすくなりました。この経験は、今の私の仕事の礎になっています。
お客様と横並びになり、“協議をしながら物事を作り、新しい進め方を導入する”というプロセスを踏んだ上で、私が提案した意見やロードマップが反映されて結果が出たときには大変やりがいを感じます。
編集部
実際に、社内表彰でノミネートされるような業務にも関わっていらっしゃったそうですね。
刈屋さん
クライアントの補助金申請業務において、従来の紙ベースの文化からシステムを導入してDXを推進し、審査効率を大幅に向上させるという取り組みに、ほかの社員とともに関わりました。このプロジェクトは、1年に1回社員総会で発表される表彰にノミネートされ、高い評価をいただきました。
また、中途入社から2年目という段階で、社内のエネルギー分野の研修制度であるエネルギープロフェッショナル育成システム、通称「エネプロ」の教材作成を任せていただいたことも印象に残っています。
小売電気事業に従事していた前職の経験を活かしながら、再生可能エネルギーの概論について、初級レベルから基礎知識をしっかりと身につけられる教材を作成しました。
「3日で業務が変わる」というスピード感の中で刺激を受けて成長できる
▲取材にご対応いただいた阿久津さん
編集部
阿久津さんは、どのような業務をされているのでしょうか。
阿久津さん
私は、電力やガスといったインフラを提供する大手民間企業様の業務支援を行っています。もともと前職でハウスメーカーの営業をしていた関係で、レジリエンス(※)という繋がりからエネルギーの分野に興味がありました。
(※)レジリエンス住宅は、災害時に被害を防ぐような耐震・耐火性と、インフラを確保する機能(蓄電池・太陽光など)を持つものを指す
プロジェクトへの参加としては、入社後の早い段階から、大手ガス会社様の社内ベンチャーにインサイドセールスとしてチームで携わりました。ウェブ上でエンドユーザーとのやり取りを可能にするというプロジェクトにおいて、企画制作や営業の体制作りなどで支援してきました。
編集部
ご自身で成長を感じたポイントはどのようなところでしょうか。
阿久津さん
社内ベンチャーであったため、なにもない状態から成功に導くお手伝いができたので、貴重な経験を積ませていただきましたね。いわゆるアジャイル的(※)な面があり、“3日も休めば業務が変わっている”というくらいスピード感がある現場で業務改善をしていくことに刺激を受けました。
(※)状況の変化に迅速かつ柔軟に対応すること
毎週のように課題の改善や提案などの企画書を出し、クライアントと協議するなかで、スピーディーにやり切る力やコミュニケーション能力がかなり鍛えられたと思います。
上長・先輩からのフィードバックに加え、クライアントからも学べる環境
編集部
入社後、周囲からはどのようなサポートがあったのか教えていただけますか?
刈屋さん
例えば先ほどの「エネプロ」作成にあたっては、より知識が深い先輩社員と組み「こうした方が良い」といったアドバイスをいただきながら、私自身の意見やアイデアも積極的に取り入れていただける環境でした。当社には知識を高め合い、互いに成長し合えるような風土があります。
阿久津さん
上長から丁寧なフィードバックをもらえる環境は当社の特徴です。例えば、資料作成の際も「どこが改善点なのか」といった具体的なアドバイスをもらえるため、着実にスキルアップを図ることができます。
また、クライアントに常駐して業務を行うケースも多いのですが、長年その分野で実績を積まれているお客様から専門的な知見を学ばせていただく機会が豊富にあります。会社とクライアント、双方からのフィードバックを活かしながら、独自のキャリアを築いていけます。
編集部
お客様先に常駐するケースでは上長の目が届かないこともあるでしょうし、自走しないといけないケースも多いかと思います。そのような状況でもサポートはあるのでしょうか?
刈屋さん
はい。ロケーションが離れている場合、業務に直結したクリティカルなフィードバックを受けることは難しくても、お客様との接し方や基礎的なビジネスマインドについて話してもらう機会は多かったですね。
私が関わっている補助金制度は、官公庁との意向と現場での運用が乖離(かいり)しているなど、ギャップが生まれることもしばしばあります。その中で、我々のスタンスとお客様の想定を擦り合わせていくことが必要な場面があったのですが、教わったマインドで向き合うことで解決につながったケースもありました。
女性活躍:ロールモデルがいるほか、育児との両立支援にも理解が深い
編集部
パーソルビジネスプロセスデザインでは女性社員も多く活躍されていると伺っていますが、詳しく教えていただけますか。
阿久津さん
特に性別を意識することはありませんが、私の所属するプロジェクトは半数以上が女性社員で、当然ながら皆さん活躍されています。現在産休に入られている女性リーダーの方は、素晴らしい実績を残し後輩からも慕われており、良いロールモデルとなっています。
その姿を見て、「自分もリーダーになりたい」「仕事を限定するはたらき方から、チャレンジやキャリアを積んでいけるようなはたらき方に変更したい」といった意欲を持つ女性社員もいます。
編集部
刈屋さんは女性がはたらく環境として、どのような実感を持っているでしょうか。
刈屋さん
公平な評価文化が根付いていると感じていますし、実際に多くの女性社員からそのような声を聞きます。
また当社は、育児と仕事の両立に対する理解が深い会社です。育児をしながらクライアント様のもとで活躍されている方も多くいますし、時短勤務を活用しながら、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮していて、会社もそれをしっかりとサポートしています。
強調したいのは、「育児と仕事を両立している社員には、負担にならないよう仕事量を抑えよう」といったバイアスをかけることなく、本人の挑戦への意向を尊重してくれるような環境だということです。
時間に制限がある社員がいれば、その社員が参加できる時間帯でミーティングを組み、しっかりと意見を集約・反映させるといったことが自然にできているのが良いところだなと思います。何より、社員同士がライフイベントの変化に対して深い理解を持っているのが特徴です。
パーソルビジネスプロセスデザインの採用方針
編集部
採用に関連して伺います。パーソルビジネスプロセスデザインでは、どのような人材を求めていらっしゃいますか。
刈屋さん
自分の強みをまだ見出せていない方でも、成長意欲が高く、お客様に貢献したいという思いを持っている方であればマッチすると思います。当社には、そういった方々の成長をしっかりとバックアップし、フォローアップできる体制が整っています。
阿久津さん
「やってみたい」と思ったことに対して、実際に行動を起こせる方が向いていると思います。当社では社員の挑戦を推奨していますので、チャレンジ精神を持ち、自ら積極的に動ける方は、力を存分に発揮できる環境だと感じています。
編集部
エネルギー領域のBPO部門に応募する際は、業界知識は必須でしょうか。
刈屋さん
エネルギー業界の知識は必ずしも必要ではありません。私自身も、業界知識の多くをお客様との対話を通じて習得してきました。入社後の学びの機会が豊富にありますので、事前の専門知識は重視していません。
読者へのメッセージ:お客様のために挑戦していきたい方を歓迎!
編集部
記事の結びに、ぜひ転職を検討されている読者の方々へ向けてメッセージをお願いします。
刈屋さん
何度もお伝えしますが、当社は社員を大切にしており、成長を支援する体制が整えられていると自信を持って言えます。
「成長していきたい」「お客様に対して、どんどん自分の力で貢献していきたい」という想いを持つ方は、きっと「はたらいて、笑おう。」を実現できます。ぜひ、そうした方と一緒にはたらきたいです。
阿久津さん
当社には、失敗を恐れずにチャレンジできる環境が整っています。「成功体験と失敗体験は同等の価値がある」という考えが社員全体に浸透しているため、「まずはやってみよう」という文化が根付いています。
BPOサービスという特性上、業務に関してはかなり大きな裁量があります。例えば、クライアント先において業務の進め方を変えることで効率化が図れる場合、お客様に歓迎いただきながら実行に移せます。「これをやってみたい」という意欲のある方が自分のアイデアを形にしやすい環境なので、チャレンジ精神を持つ方はぜひお声がけください。
編集部
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社では、社内とクライアントの双方から成長機会を得ることができ、若手が新たな取り組みに挑戦しやすい環境であることが伝わりました。お二人が転職後早期からご活躍されている秘訣が分かりました。本日はありがとうございました。
編集後記
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社のはたらき方のまとめ
事業内容 |
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社風 |
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育成体制 |
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女性活躍 |
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求める人物像 |
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パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の基本情報
企業名 | パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 |
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住所 | 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー33F |
事業内容 | ・BPO ・ヘルプデスク・コンタクトセンター ・セールスマーケティング ・業務プロセスコンサルティング ・HRソリューション ・ヘルスケアソリューション ・プロダクト |
設立 | 1977年9月 |
公式ページ | https://www.persol-bd.co.jp/ |
採用ページ | https://www.persol-bd.co.jp/career/ |
募集職種 | ・オープンポジション ※最新の情報は採用ページをご確認ください |