株式会社ソーシャルインテリアで働くメンバーのみなさん

株式会社ソーシャルインテリアで働く魅力|男性育休取得率75%の大人ベンチャー企業

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社ソーシャルインテリアにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「よいものが循環する社会へ」をミッションに掲げる同社は、「オンライン販売事業」「オフライン販売事業」「業務管理クラウド事業」の3本柱を掛け合わせて、インテリア業界に新しい価値を創造している注目のベンチャー企業です。

約90名の社員が在籍する「大人ベンチャー」として、スピーディーな意思決定と落ち着いた社風を両立させながら、個人向けの家具サブスクリプションサービスや法人向けのオフィス構築支援事業などを展開。充実した育児支援制度や柔軟な働き方を実現し、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境を整えています。

そんな株式会社ソーシャルインテリアの魅力的な職場環境や独自の企業文化について、人事・PR部採用責任者の金部さんと、人事・PR部広報担当の高橋さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社ソーシャルインテリア 人事・PR部 採用責任者 金部理恵さん

株式会社ソーシャルインテリア
人事・PR部 採用責任者

金部理恵さん

株式会社ソーシャルインテリア 人事・PR部 広報担当 高橋智紗さん

株式会社ソーシャルインテリア
人事・PR部 広報担当

高橋智紗さん

「よいものが循環する社会へ」を実現する株式会社ソーシャルインテリア

株式会社ソーシャルインテリアの「THE MUSEUM」

編集部

まず御社のミッションについて、そこに込められた思いをご紹介いただけますか?

高橋さん

弊社のミッションは「よいものが循環する社会へ」というものです。このミッションには、物の配置・循環の最適化を促すインテリア業界のプラットフォームとして、インテリアを通じた循環型社会の構築を実現したいという思いが込められています。

現在、当社では主に、個人向けの家具サブスクリプションサービス、法人向けのオフィス構築支援事業、法人向けの業務管理クラウド事業という3つの事業を展開しています。

当社のサービスの特徴として、返却された家具を廃棄せずに2次流通させるなど、循環型社会の実現に貢献しています。特に初期費用を抑えたいというニーズから、ベンチャーやスタートアップ企業からのお引き合いが多いですが、最近では、SDGsへの貢献を重視する大手企業からも注目されており、お客様の幅が広がっています。

編集部

御社のオフィスは、ショールームとしても利用されているそうですね。

高橋さん

2023年9月に正式オープンした現在のオフィスは、ワークスペースとショールームの機能を兼ね備えています。「THE MUSEUM」という名前で呼ばれる美術館のような空間が特徴的で、様々なメーカーの家具を取り揃えた展示スペースとなっています。

金部さん

社員は自分の作業スタイルに合わせて、モニター完備の効率重視の席や、チームでの会話がしやすいオープンスペースなど、働く場所を自由に選択できます。また、オフィス家具は定期的に入れ替えを行っています。これは社員のリフレッシュになるだけでなく、当社の商材でもある家具の良さを実際に体感できる機会にもなっています。営業担当者が商品の特徴を深く理解できる点は、当社ならではの強みとなっています。

男性育休取得率75%!ワークライフバランスを重視した柔軟な働き方

株式会社ソーシャルインテリアで定期的に開催される「ファミリーデー」の様子
▲メンバーの家族を招いて行う「ファミリーデー」の様子

編集部

御社の働き方について、特にワークライフバランスの面からお聞かせください。まず、勤務体制についてはいかがでしょうか?

金部さん

基本的にはハイブリッドワークを導入しており、フレックスタイム制度も取り入れています。従来は10時から19時が基本勤務時間でしたので、現在もその時間帯で働く社員が多い印象です。週3日以上の出社を基本とし、部署ごとに固定の出社日を設けることで、チームでのコミュニケーションも大切にしています。

編集部

具体的な働き方の事例を教えていただけますか?

金部さん

子育て中の社員が多いので、柔軟な働き方をしている人が数多くいます。例えば、16時半や17時に一度退社して子どものお迎えや家事をこなし、その後自宅で業務を再開するといった働き方も可能です。連続して勤務しなければならないという制約はなく、社員の裁量に任せている点が特徴です。

この柔軟性は男性社員も積極的に活用しています。管理職であってもお子さんの送り迎えをしているメンバーもおり、そうしたライフスタイルを前提にスケジュール調整をしています。例えば、マネージャー会議の開始時間を、朝のお子さんの送り時間に合わせて調整したこともありました。

編集部

育児支援の面ではどのような取り組みをされているのでしょうか?

高橋さん

男性の育休取得も積極的に推進しており、現在の取得率は75%と高く、平均1ヶ月程度の取得が一般的です。職場全体で「育休を取る社員をフォローしよう」という雰囲気があり、取得に際して気まずさを感じることはありません。

女性社員については、現在2~3名が育休を取得中で、これまで出産を機に退職された方はいません。ライフステージが変わっても何かを諦めなければならない、という不安を感じることなく、会社全体で応援する雰囲気が整っています。

編集部

御社ならではの制度や取り組みはあるでしょうか?

高橋さん

ファミリーデーという、社員が家族をオフィスに招待できる日を設けています。子ども向けのイベントとして、駄菓子屋さんの出店や、オフィスツアーなどを実施。子どもたちが社員に質問できる機会も設けており、家族ぐるみでの交流を大切にしています。

社員の家族に会社での働き方を知ってもらうことは、双方にとって大きなメリットがあります。当社では極端な残業は基本的にありませんが、突発的な業務で遅くなることもあります。そういった際も、家族の理解があることで、社員は安心して仕事に取り組めています。

また、社員同士の家族を知ることで、チームとしての協力体制も強化されます。例えば、お子さんが急に熱を出したり、家族の予定で早退が必要になった場合でも、お互いの状況を理解しているため、スムーズなフォローが可能です。

こうした相互理解を深めるために、当社では家族参加型の行事を実施しています。

ハロウィンで実施された「ファミリーデー」の様子
▲ファミリーデーの子供向けイベント「駄菓子屋さん」の看板。手作り感が可愛らしい。

個人単位で目標設定!数字だけでなくプロセスも大事にする人事評価

編集部

御社の人事評価についてはいかがでしょうか?

金部さん

評価制度については、年2回の評価機会を設けており、各機会で昇給・昇格の判断を行っています。期初には上長と目標設定を行い、会社の方向性や数値目標を部署・個人レベルまで細分化して設定します。例えば営業であれば売上数字、採用担当であれば採用人数といった具体的な数値目標に加え、「特定の状態にする」「環境を整える」といった定性的な目標も設定可能です。

期末の評価では、設定した目標に対する達成度を評価します。数値目標が未達成の場合でも、そこに至るプロセスや取り組みを評価して加点することもあります。

また、上長との1on1ミーティングを定期的に実施しており、部署によって週1回から月1回(最低月1回必須)の頻度で行っています。1on1では6ヶ月間の目標に対する月単位での進捗確認や、必要なサポートについて話し合います。これにより、目標達成に向けた課題の早期発見や、適切なフォローアップが可能となっています。

“大人ベンチャー”ならではの企業文化

編集部

御社の社風について教えていただけますか?

高橋さん

当社は2016年創業のベンチャー企業ですが、「大人ベンチャー」という言葉でよく表現されています。一般的なベンチャー企業のイメージである「ギラギラした」雰囲気とは異なり、落ち着いた社風が特徴です。

3つの事業を展開していることもあり、方針変更などはスピーディーに行われますが、社員は慌てることなく、落ち着きを持って対応しています。スピード感とやりがいを両立させた働き方を実現しているのが特徴ですね。

編集部

日常的な社内の雰囲気はいかがでしょうか?

金部さん

ベンチャー企業として、業務時間中はしっかりと仕事に集中しているメンバーが多いです。ただし、仕事が終わってからは部署を超えて飲み会や食事会に行くことも多く、その場で業務中には話せなかった話をすることもあります。

また、平日は仕事にしっかり取り組み、土日はプライベートの時間として趣味に没頭するなど、メリハリのある働き方をしている社員が多いのが特徴です。

建設的な対話を重視する社内コミュニケーション

株式会社ソーシャルインテリアのみなさんが談笑されている様子

編集部

社員間のコミュニケーションにはどのような特徴がありますか?

高橋さん

建設的な対話ができる人が多いのが特徴です。自分の立場だけでなく、様々な視点から物事を見れる広い視野を持った社員が多いですね。「自分の正義を通す」というよりも、「それぞれの立場があり、様々な判断がありうる」という理解のもと、建設的な議論ができる環境です。

編集部

コミュニケーション活性に関する、具体的な取り組みはありますか?

高橋さん

月に2回、全社会議をオフラインで開催しています。これは経営層からのメッセージを伝える場であると同時に、社員同士のコミュニケーションの場としても機能しています。アイスブレイクの時間を設けたり、発表に対して自由に質問ができる双方向のコミュニケーションを重視しています。

部署の垣根を越えた自発的なプロジェクト文化

編集部

御社の場合、ベンチャー企業である点も社風に大きく影響していると思いますが、大手企業との違いについてはどのような点があるでしょうか?

金部さん

大手企業との違いとして当社の強みの一つは、意思決定のスピードの速さです。大手企業では一つの案件を動かす際に、複数段階の承認フローが必要になることが一般的ですが、当社では決裁が非常に速いのが特徴です。代表もアイディアとスピード感を大事にしており、この点は大手企業から転職してきた社員からも驚きの声が上がっています。

また、約90名という規模を活かし、部署間の垣根のない協働が実現できています。マーケティング、開発、採用など、自分の専門領域以外の部署のメンバーと日常的に関わる機会が多くあります。大手企業では専門職の方々が同じ職種の人としか働く機会がない場合も多いのですが、当社では異なる専門性を持つメンバーと近い距離でコミュニケーションを取れることが刺激になっているようです。

編集部

スピード感という点では、新しいプロジェクトや事業の提案もしやすい環境なのでしょうか?

金部さん

当社では、経営陣との距離が近く、新しいアイディアを提案しやすい環境が整っています。ただし、単に「気軽に何でも提案できる」というわけではなく、社員一人一人がプロフェッショナルとしての意識を持ち、ある程度熟考した上で提案を行うという、バランスの取れた文化が根付いています。

また、正式な提案の前段階として、「こういうことをやってみたい」「こんな取り組みをすると家具業界にこんなプラスの効果があるのではないか」といったアイディアを、周囲のメンバーに気軽に共有できる雰囲気があります。代表もアイディアを大切にしており、「挑戦したい人を応援する」という風土が会社全体に浸透しています。このように、アイディアの共有から正式な提案まで、段階的にチャレンジできる環境が整っているのが特徴です。

当社が50人規模だった頃から、部署の垣根を越えた自発的なプロジェクトが活発に行われています。

編集部

社員からの提案で形になったプロジェクトの事例を教えてください。

高橋さん

「エモ部」と呼ばれるプロジェクトがあるのですが、社内の「エモーショナルな瞬間を作り出そう」という目的で立ち上がりました。周年動画の作成や社員同士が交流する時間を設けるなど、業務以外での価値ある時間を作り出す取り組みを行っています。

プロジェクトの立ち上げ方も柔軟で、例えばエモ部の場合は、最初に2名ほどのメンバーが発起人となり、その後社内公募で仲間を募るという形で始まりました。このように、やりたい人が自由に参加できる文化が根付いています。

ソーシャルインテリアが求める人材像

取材に応じてくださった高橋さん、金部さん

編集部

ここからはソーシャルインテリアが求める人材についてお尋ねします。まずは現在在籍されている方々のバックグラウンドについて教えていただけますか?

金部さん

現在、当社の従業員は約90名ほどです。全体的な比率としては、業界未経験者が約6割、経験者が約4割という構成になっています。

特に法人向けのオフィス構築支援事業は専門性が高く、即戦力となる業界経験者がほとんどです。それ以外の部門では業界未経験者も多く活躍しています。

また、業界のトッププレーヤーである大手企業から転職してきた方も増えてきています。大手企業から転職してくる人の多くは、「より大きな裁量を持って仕事がしたい」あるいは「コンパクトな組織でさまざまな案件に携わりたい」といった理由で当社を選んでくれています。

編集部

御社ではどのような人材を求めていらっしゃいますか?

金部さん

当社は「家具×サブスク」というビジネスモデルを展開していますが、その根底にある考え方が重要です。高価で手が届きにくい良質な家具を、サブスクリプションを通じてより多くの方々に提供する。これは単なるビジネスモデルではなく、「よいものに囲まれて人生を豊かにしていく」という理念に基づいています。

このような理念に共感し、私たちと一緒に業界を良くし、人々の生活を豊かにすることに挑戦したいという意欲のある方を求めています。

編集部

具体的にどのようなスキルや経験が活かせますか?

金部さん

当社では、特定の専門スキルよりも、プロジェクトを進める上での総合的な能力を重視しています。例えば、オフィス移転プロジェクトやECサイトの構築などさまざまな案件において、開発メンバーやカスタマーサポートなど多様な部署のメンバーを巻き込みながらプロジェクトを推進していく場面が多くあります。

そのため、チームワークを大切にし、共に成長していける方、自己成長に意欲的な方との相性が良いと考えています。前職でこうした経験をお持ちの方は、当社でも大いにその経験を活かしていただけます。

株式会社ソーシャルインテリアから転職希望者へメッセージ

株式会社ソーシャルインテリア 人事・PR部 採用責任者 金部理恵さん(左)、人事・PR部 広報担当 高橋智紗さん(右)

編集部

最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いできますでしょうか?

金部さん

代表がよく口にする「価格が10倍高いものは、その価格以上に気持ちがいい」という言葉に象徴されるように、私たちは「よいものが循環する社会」の実現を目指しています。よいものに囲まれて過ごすことで、人生がより豊かになっていく―そんな世界観に共感し、私たちと一緒に業界を変えていきたいという方をお待ちしています。

ベンチャー企業として、時には大変なことやハードワークも必要になります。しかし、社内には一緒に頑張る仲間がたくさんいて、互いに支え合える環境があります。「周りの頑張りに触発されて、自分も頑張ろう」という声をよく耳にします。

また、17の部署・グループがあり、キャリアの可能性は広がっています。専門性を深めたい方、マネジャーを目指したい方はもちろん、別の部署への異動や、開発、バックオフィスなど、様々なキャリアパスを用意しています。

子育て中の方から、バリバリと仕事に打ち込みたい若手の方まで、多様な人材が活躍できる環境です。社員同士のサポートも充実しており、本当に「いい人ばかり」の職場だと自信を持って言えます。

私たちと一緒に、インテリア業界に新しい価値を創造し、人々の生活を豊かにする挑戦に参加してみませんか?皆様とお会いできることを楽しみにしています。

編集部

本日はありがとうございました。

この記事のまとめ

事業内容
  • 個人向け家具サブスクリプション
  • 法人向けオフィス構築支援事業
  • 法人向け業務管理クラウド事業
  • 使用済み家具の2次流通による循環型社会への貢献
ワークライフバランス
  • ハイブリッドワークとフレックスタイム制を導入
  • 育児支援に積極的(男性育休取得率75%)
  • 柔軟な勤務時間管理(育児等による中抜け可能)
  • ファミリーデーの実施による家族との交流機会の創出
企業文化
  • "大人ベンチャー"としての落ち着いた社風
  • スピーディーな意思決定と建設的な対話を重視
  • 部署間の垣根が低く、協働しやすい環境
  • 自発的なプロジェクト推進を推奨
求める人材
  • 理念に共感できる人
  • 専門スキルよりもチームワークと成長意欲を重視
人事評価制度
  • 年2回の評価機会
  • 数値目標だけでなくプロセスも重視
  • 定期的な1on1ミーティングによる進捗確認

株式会社ソーシャルインテリアの基本情報

住所 東京都港区南青山2-5-17 POLA青山ビルディング 9F
事業内容
  • 「サブスクライフ」の企画・開発・運営
  • 「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」の提供
  • 「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」の企画・開発・運営
設立 2016年11月9日
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)
フレックスタイム制度
公式ページ https://corp.socialinterior.com/
採用ページ https://herp.careers/v1/socialinteri
募集職種
  • オフィス移転のプロジェクトマネージャー
  • 空間デザイナー(内装設計)
  • 家具提案の営業

※詳細は公式ホームページをご確認ください