TAKAMI BRIDALが運営するウエディング施設の教会内観

ブライダルの舞台で成長できる。TAKAMI BRIDALで若手・女性社員が活躍する理由

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、TAKAMI BRIDALにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

呉服商として創業し100年以上の歴史を持つ同社は、ドレスなどのブランド展開を始めとするブライダル関連事業を幅広く展開しており、「覚王山ル・アンジェ教会」をはじめ全国5つの教会ではウエディングプロデュース事業を行っています。

また、「まず、親しい人を幸せにする」という想いを大切にしながら、社員一人ひとりが活躍できる環境づくりにも注力。明確な評価制度と段階的なキャリアパスを整備して、若手の成長を支援しています。さらに、柔軟な勤務体制によって産休・育休からの高い復職率を誇るなど、ワークライフバランスのサポートも充実しています。

今回は、Chiefプランナーとして活躍する飯海さんと採用担当の渡邉さんに、同社で働く魅力についてお話を伺いました。

本日お話を伺った方
TAKAMI BRIDALでプランナーを務める飯海彩さん

TAKAMI BRIDAL
プランナー

飯海彩さん

TAKAMI BRIDAL人材開発課の渡邉麻耶さん

TAKAMI BRIDAL
人材開発課/Chief

渡邉麻耶さん

若手プランナーに聞く「TAKAMI BRIDAL」で描くキャリア

編集部

まずは現在の業務内容と、やりがいについて教えてください。

飯海さん

私は2022年に入社し、3年目にChief試験に合格しました。現在は新規プランナーを担当しています。

「新規プランナー」というのは、馴染みがない方がいるかもしれないですね。TAKAMI BRIDALの結婚式場では、分業制を採用しています。例えばプランナーでも、式場見学に来られたお客さまのご案内を担当する新規プランナー、結婚式当日までのお打ち合わせを行う施行プランナー、そして当日のアテンドを担当するアテンドプランナーと、それぞれ役割が分かれています。

私はその中で、これから結婚式場を決める方々に対してヒアリングを重ねながら、当社での結婚式をご提案する業務を担当しています。

特にやりがいを感じるのは、式場の見学時と結婚式当日にチャペルの扉を開ける瞬間です。あるお客様から「見学の時も同じように扉を開けてくださいましたね」と言っていただくことがありました。見学時のことを覚えてくださったことが嬉しく、新婦様と共に涙を流した感動的な瞬間でした。「ここで結婚式を挙げて良かった」というお言葉が、何よりの励みになっています。

編集部

TAKAMI BRIDALに入社したきっかけについて、お聞かせいただけますか?

飯海さん

実は中学生の頃からブライダル業界を志望していました。就職活動時、どこで働くかよりも誰と働くかを重視するなか、面接官の方々が応募者の名前を覚えていて親しく話しかけてくださったことで、とても温かみを感じたことが決め手となりました。

基準が明確な試験制度あり。努力次第で早期のキャリアアップも

TAKAMI BRIDALが運営するウエディング施設の外観

編集部

入社して数年でChiefになったとのことですが、早期にキャリアアップできる体制があるのでしょうか。

飯海さん

はい。当社では段階的なキャリアパスが明確に設定されています。入社時の「Rookie」から「Basic」、そして「Chief」へと試験制度を通じてステップアップできる仕組みがあります。若手でも、自身の意欲や努力次第で責任あるポジションに就けることは、大きな魅力だと感じています。

渡邉さん

当社で活躍している若手社員に共通する特徴として、明確な目標を持っていることが挙げられます。短期的な目標はもちろん、「3年後、5年後にどんな人間になっていたいか」「何を成し遂げたいか」という長期的な視点を持っている方が多いですね。実際に、入社後3年程度で試験に合格してChiefになるなど、目標に向かって着実に成長している若手社員が数多くいます。

編集部

Chief試験の制度や内容について、詳しく教えてください。

渡邉さん

まず大前提として、一つ前のBasic試験に合格している必要があります。そのうえで、半年ごとに行われる上長からの成績評価で高い評価を得て、その推薦を受けることが受験の要件です。

試験は筆記と実技で構成されています。筆記試験では、実際の業務から想定されるケーススタディや、ビジネスマナー、婚礼知識などが出題されます。実技試験については、当社のExpertというグレードの社員が全国へ赴いて評価を行います。Expertとは長年の経験を積んだベテランで、全国の店舗のサポートや社員研修も担当しています。

若手の意見を尊重する風土あり。OJTなど研修も充実

TAKAMI BRIDALでプランナーを務める飯海彩さん

編集部

若手社員の活躍をサポートする環境や制度についてご紹介ください。

渡邉さん

最も大きな特徴は、若手の意見や提案を否定しない文化があることです。例えば、若手社員が「こんなことをやってみたい」「このように改善してはどうか」といった提案をした際、「それはできない」とは言わず、どうすれば実現できるかを一緒に考え、サポートする風土があります。

また、充実した研修制度も若手の成長を支えています。入社前には月に1回、ビジネスマナーや婚礼の基本的な知識についての研修をおこなっています。入社後は、約150時間の研修プログラムがあり、全国の新入社員に統一の研修を実施しています。その後は各店舗での実践的なOJT制度を通じて、先輩社員から丁寧な指導を受けることができます。このような手厚いフォロー体制には自信を持っています。

お客さまへの共感を大切に。成功も失敗もチームで共有して成長

編集部

飯海さんが日々の業務で特に大切にされている点はありますか?

飯海さん

特に大切にしているのが「共感」です。お客さまのお気持ちに寄り添い、困っていることや好きなことに対して「そうですよね」と共感することで、自然と本音を話していただけるような関係性を築いています。

また、結婚式を難しく考えすぎないような工夫もしています。例えば、結婚式のクロスの色選びに悩まれるお客さまには「普段どんな色の服をお選びになりますか?」とお聞きするなど、日常に引き寄せた会話を心がけています。

このようなノウハウは、毎週末に行う振り返りミーティングで共有しています。新規プランナー全員で集まり、その週の成功例や失敗例を共有し、お客さまへの対応方法を学び合っています。落ち込む方もいれば成果を出せる方もいる中で、その経験を皆で共有することで、チーム全体のレベルアップを図っています。

TAKAMI BRIDALの女性活躍:ライフステージに合わせ働き方をアレンジ

フラワーアレンジメントを行うTAKAMI BRIDALの女性社員

編集部

ブライダル事業を展開されていることから女性が多く活躍されているかと思うのですが、会社全体の男女比率や、子育て中の社員の割合についてお聞かせいただけますか?

飯海さん

社員の男女比率は3対7で、女性が約7割を占めています。さらに女性社員の1〜2割は子育てをしながら働いています。

編集部

勤務時間などの制度設定はどうされているのでしょうか。

飯海さん

基本的には10時から19時が勤務時間となっていますが、土日は結婚式の時間に合わせて柔軟なシフトを組んでおり、早朝からの勤務や昼以降からの遅番など、結婚式の進行に応じて調整しています。

閑散期はほぼ残業がなく、繁忙期でも平日の時差出勤などで調整を行うため、過度な残業は発生していません。月の残業時間は、規定の範囲内である20時間程度に収まっています。

渡邉さん

それに加えて、子育て中の社員に対しては、両立支援制度を導入しています。最大2時間勤務時間を短縮することができるのですが、例えば、保育園のお迎えに合わせて、9時始業・16時退勤に調整したり、小学生になれば10時始業・17時退勤に変更したりと、個々の状況に応じて上長と相談しながら働き方を決めています。

編集部

産休・育休を取得後の復職率はいかがでしょうか?

渡邉さん

産休・育休取得後の復職率は7~8割と、高い水準を維持しています。一部、配偶者の仕事の関係などでやむを得ず退職される方もいらっしゃいますが、大多数の方が仕事を継続されています。これは、当社が子育てをしながら働ける環境を十分に整備できている証だと考えています。

また、産休・育休からの復職時には、自宅に近い店舗への異動なども考慮します。挙式が多い土日のシフトについても、どちらか一方を休みにするなど、柔軟な調整が可能です。

TAKAMI BRIDALの職場環境:温かく、明るい社風が魅力

TAKAMI BRIDALの女性社員の勤務風景

編集部

御社の社風や職場の雰囲気についてお聞かせください。

飯海さん

一言で言うと「明るい」という表現が最も適していると思います。業務中はもちろん、日常的な会話や雑談も含めて、柔らかく温かい雰囲気で仕事を行っています。

お客さまとのやり取りも、まるで友人のように和やかな雰囲気で、打ち合わせブースからは笑い声が聞こえてくるような環境です。事務所内も同じように、明るい空気が流れています。

TAKAMI BRIDALから転職希望者へのメッセージ

TAKAMI BRIDAL人材開発課の渡邉麻耶さん
▲「人生の大切な瞬間に携わりたい」との想いが大切と話す渡邉さん

編集部

最後に、この記事を読んでTAKAMI BRIDALへ興味を持たれた方へメッセージをお願いします。

渡邉さん

ブライダル業界は「専門的なスキルや知識が必要なのではないか」と不安に感じる方も多いかもしれません。しかし、そうした心配は無用です。大切なのは「人生の大切な瞬間に携わりたい」という想いです。そのような気持ちを少しでもお持ちの方であれば、ぜひ勇気を持って一歩を踏み出していただきたいと思います。

当社には充実した研修制度が整っていますので、必要なスキルや知識は入社後にしっかりと習得していただけます。また、温かい社風の中で、自己成長を目指す方を私たちは心から歓迎いたします。皆様からのご応募を心よりお待ちしています。

編集部

インタビューを通して、普段から明るい雰囲気の中でお仕事をされているということが、よく伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

この記事のまとめ

キャリア支援
  • 明確な評価制度と段階的なキャリアパス
  • 約150時間の新入社員研修プログラムと実践的なOJT制度
  • 週末の振り返りミーティングでノウハウ共有、チーム全体でのレベルアップを重視
組織文化
  • 全社員のうち女性が7割。女性社員の1〜2割が子育て中
  • 明るく温かい社風
  • 若手の意見を尊重する文化
ワークライフバランス
  • 結婚式やご案内の時間に応じた柔軟なシフト設定が可能
  • 残業時間は月20時間程度
  • 産休・育休後の復職率が高く、育児・介護との両立支援制度あり
採用方針
  • ブライダル業界の専門知識は不問
  • 「人生の大切な瞬間に携わりたい」という想いを重視
  • 自己成長を目指す姿勢を歓迎

TAKAMI BRIDAL(高見株式会社)の基本情報

住所 京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町557番地の2
(京都市下京区五条通河原町西)
事業内容
  • ブライダルコスチューム事業
  • ウエディングプロデュース事業(国内)
  • ウエディングプロデュース事業(リゾート)
  • マイス事業
  • レストラン事業
  • フラワー事業
  • ジュエリー事業
  • フォト事業
  • サービス事業
設立 1952年1月7日
※1923年創業
働き方 シフト制(休日:月9日)
※状況に応じて、育児や介護と両立するために時間を短縮して働ける「両立支援制度」や、平日の始業・退勤時間を柔軟に変えられる「変形労働時間制」あり
公式ページ https://www.takami-bridal.co.jp/
採用ページ https://recruit.takami-hd.com/
募集職種 スタイリスト、サービス
※接客経験があれば好ましい