注目企業の躍進の秘密や新しい働き方などについて、企業インタビューをしていくこの企画。今回は、成約支援事業をメイン事業に、人材支援サービスや販促支援サービスを提供している、ポート株式会社にお話を伺いました。
ポート株式会社とは
ポート株式会社は、「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに掲げ、成約支援事業を展開している企業です。
人材支援サービスでは、国内最大級の就活ノウハウ情報プロダクト「キャリアパーク!」や「就活会議」を運営しています。また販促支援サービスでは、リフォーム領域、ファイナンス領域、エネルギー領域に展開し、企業における販促活動支援サービスを通して、ユーザーと事業者の最適なマッチングを提供しています。
会社名 | ポート株式会社 |
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住所 | 東京都新宿区北新宿2丁目21−1 新宿フロントタワー 5F |
事業内容 | 成約支援事業 |
設立 | 2011年4月 |
公式ページ | https://www.theport.jp/ |
働き方 | リモートワーク制度あり(ハイブリッド勤務) |
今回は多くの女性社員が活躍できる環境や、部長判断でフルリモートワークも可能なハイブリッド勤務などについて、ポート株式会社の斎藤さんにお話を聞かせていただきました。
ポート株式会社はパーパスに紐づいた領域で、クライアントとユーザーをマッチング
▲ポート株式会社が掲げるパーパスの画像。(公式サイトより引用)
編集部
最初に、ポートさんの事業内容についてお聞かせください。
斎藤さん
ポートは人材採用、販促における成約支援事業を展開しております。現在、「人材支援サービス」と「販促支援サービス」を提供しており、人材支援サービスでは、未就業、未経験の若手人材に特化したリスキリング型人材支援を行っております。
また、販促支援サービスでは、エネルギー、カードローン、リフォームの市場における販促支援を行っております。これらの領域は、当社が掲げているパーパスに紐づいている分野を選定しており、各領域でユーザーと事業者との最適なマッチング、最適な意思決定支援を行っております。
編集部
ポートさんが掲げているパーパスについてお伺いできますか?
斎藤さん
「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに掲げているポートでは、これらの負債を次の世代に引き継ぐのではなく、自ら課題を特定し、提言から実行までをテクノロジー×リアルで推進しています。また、数多くある社会課題の中でも、人生の中で体験回数が少ないものを「非日常領域」とし、この部分について重点的にアプローチしています。
現在は、先ほど申し上げた領域をメインテーマとしていますが、今後も「非日常領域」をターゲット市場として、事業の開発・展開に取り組んでいきます。
人生の中で体験回数が少ない領域に焦点を当てる
▲ポート株式会社が定義する「非日常領域」のイメージ。
編集部
非日常領域について、もう少し詳しくご説明いただけますか?
斎藤さん
例えば、就職領域で言うと就職活動や転職活動、リフォーム領域でいうと30年に1回程度の頻度の外壁塗装、ファイナンス領域では長期的なスパンかつ意思決定にエネルギーを要する「借りる、貯める、増やす」といった様々なマネーライフ。こうした普段は必要だと気づかないけれど、人生においてとても必要となる分野を非日常領域としています。
人生での体験回数が少ない非日常領域は、ユーザーにとってノウハウが溜まりづらく、意思決定をするにあたって不透明性が高く、相当なエネルギーを要します。そのため、検索して上位にあるサービスから使用するケースが多く、世にあるサービスを網羅的に使用せずに意思決定されてしまっています。
また、クライアントからするとユーザーの数少ない機会に選んでもらえる確率は低い状況にあります。このようなクライアントとユーザーの接点の機会において、課題が残っている領域に焦点を当てて事業を展開しています。
編集部
事業ドメインをパーパスに沿って選定しているから、サービスの運営の軸もぶれず、しっかりと軌道に乗せて成長させることができていらっしゃるのですね。
平均年齢29歳、男女比6対4。若手も女性も活躍する職場
▲日南サテライトオフィス。2016年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞している。
編集部
ポートさんは平均年齢が29歳と若い社員さんが多いです。平均年齢が低い理由はなんでしょうか?
斎藤さん
平均年齢が低いのは、新卒の採用を創業当初から続けていることが背景にあります。2023年4月には、350名規模の会社に60名の新卒社員が入社しました。来年は新卒採用の枠を80名で考えており、全体の4分の1の数が新卒社員となるため、必然的に平均年齢が若くなってしまうんですよね。
編集部
新卒ということで未経験の方が同じタイミングでたくさん入社されると、フォローや研修などが大変なのではと思うのですが、ポートさんではどういった体制を取られているのでしょうか?
斎藤さん
まず、新卒社員が最初に配属される先は、就職領域の様々な事業・職種です。具体的には、新卒紹介の法人営業やキャリアアドバイザー、広告営業、テレマーケター、各種企画系職種などがあります。
配属人数が多い部署、グループに関しては、専任のトレーナーを決めてトレーニング体制を整えています。また、合格しないと次の段階にいけないようなカリキュラムや、独り立ちする前のテストなどがあります。
創業期から新卒採用をしているので、この段階をクリアしたら次にこのレベルのものを任せるという、新卒社員に対する教育のノウハウができています。また、既存社員も「新年度には新卒社員が入社してくる」という心構えをした上で、迎え入れています。
編集部
女性社員の方も多いと伺いましたが、実際の割合はどれくらいなのか教えてください。
斎藤さん
女性社員の割合は全体の約4割です。管理職については、2023年2月時点で30%弱が女性です。
育児や介護と両立させながら活躍できる制度と雰囲気
編集部
結婚や出産、介護などライフイベントをしながら、活躍している方も多いのでしょうか?
斎藤さん
年齢や役職に関わらず、いらっしゃいます。
3年ほど前に福利厚生のアップデートを行うタイミングがありまして、子どもの看護休暇を新しく追加したほか、介護のための休暇として、有給とは別に年に何日間か取得できる特別休暇を設けました。それまでも休職という形での育児休業・介護休業はありましたが、特別休暇を制定してからは、制度を利用しながら働かれている方の数が増えました。
また、出産をしてから職場復帰される方の事例も増えてきています。時短勤務を選択する方も、もちろんいらっしゃるのですが、勤務時間をずらして働いている方もいらっしゃいます。弊社の標準勤務時間は10~19時ですが、保育園のお迎えにはどうしても間に合わないので、8~17時に勤務しているメンバーもいます。
編集部
特別休暇制度などを活用しながら活躍されている方は、どれほどいらっしゃるのでしょうか?
斎藤さん
大体30名ほどです。使いにくく感じる雰囲気はなく、むしろ「使って当たり前」といった雰囲気があるので、みなさんタイミングがあったら気軽に使っているイメージです。
編集部
平均年齢が若いからといって、育児や介護と両立させている方がいないというわけでもなく、むしろ制度などを活用して活躍されていらっしゃるので、働きやすい職場なのだと感じました。また管理職の方でも、子育てをしながら働かれている方もいるとのことで、これからライフイベントを迎える若い方からしたら、心強い環境だと思います。
性別も年齢も職位も関係ないフラットな組織
編集部
斎藤さんご自身もポートさんでご活躍されている女性社員のお一人です。女性として働きやすいと感じていらっしゃいますか?
斎藤さん
私個人としては、働きやすい環境だと思っています。理由としてまず挙げられるのは、社員みんながフラットな関係であることです。
年齢も職位も関係なければ、性別も関係ない、という風土が形作られており、主張や希望を受け入れる文化があります。
プライベートでも仕事でも、それぞれやりたいことは何かしら持っていると思います。それを達成するために、会社も本人も頑張ろうという空気感があります。なので、時間帯を変えて勤務したいなど、社員の希望をはね返すようなことはありませんし、実現するための方法を一緒に考えようというスタンスです。
また、性別や年齢に関わらずチャンスが多い職場でもあります。管理職も今は割合的に男性の方が多いですが、女性だから役職が上がらない、男性だから上がるということは全くありません。
編集部
社員さん同士がフラットな関係で希望や意見を言い合えるから、どんどんと働きやすい環境を作ることができているのだと思いました。また、性別や年齢に関わらずチャンスが多いと言うのは、社員さんのモチベーション向上にも繋がりますね。
6年以上続けているリモートワークとチャットでのコミュニケーション
▲日南サテライトオフィスの写真。
編集部
ポートさんでは、「チャット文化がすごい」というたくさんの声が挙がったアンケート結果があります。目の前にいる人にもチャットをしたり、たくさんのチャットルームがあったりと、チャットでのコミュニケーションが非常に活発な背景を教えていただけますか?
斎藤さん
ポートでは、世間的にリモートワークが広がる前から地方で働く方と共に仕事をする、ということを実践してきました。それは、2016年に宮崎県日南市にサテライトオフィスを設立したことがきっかけです。東京で働くメンバーと日南オフィスで働くメンバーが一緒に仕事するとなると、やりとりなどをみんなに見える形にしないといけないということで、コミュニケーションツールとしてチャットが一番使われるようになり、自然とチャット文化が築かれていきました。
また、弊社は創業期からプロダクトをとても大事にしており、営業担当もエンジニアの方やマーケターとコミュニケーションを取りながら、プロダクト開発や運営をしています。エンジニアの方々の間では基本的にチャットベースでコミュニケーションを取られていると考えると、これがチャット文化の根本かもしれません。
編集部
日南オフィスの方とのやり取りであったり、エンジニアの方の連携だったりといった様々な理由から、チャット文化が醸成されていったのですね。6年以上チャットでのコミュニケーションをしてきたノウハウや、文化があるゆえのアンケート結果なのだと分かりました。
部長判断でフルリモートも可能なハイブリッド型勤務
編集部
ポートさんはリモートワーク制度を実施されていますが、実際みなさんどのような働き方をされているのでしょうか?
斎藤さん
基本的に週2日は出社、週3日はリモートワークのハイブリッド型勤務としています。2023年のゴールデンウィーク明けから、この勤務形態に変更しました。
ただ、エンジニアなど職種によっては、リモートワークの方が生産性が高くなるということもありますので、部門長判断でフルリモートをOKとしています。反対に、営業職は対面での商談が増えてきていることから、必要であれば週2日以上出社するなど、社員の状況を加味しながら柔軟に対応しています。
編集部
各部署の判断で、フルリモートとしている方もいれば、出社が多めという方もいたりと、一人ひとりの仕事の状況によって対応されているんですね。リモートワークを取り入れてから、「働きやすくなった」「生産性が上がった」といった声は増えましたか?
斎藤さん
そうですね。お子さんの急病により出勤できない場合は、いつでも気軽にリモートワークへ切り替えられるようにもしていますので、以前より働きやすいと感じている社員も多いです。
ただ働きやすくなったという声もある一方で、コミュニケーションについてはネガティブな意見もあがっています。例えば、コミュニケーションのラグがあったり、出社していたときに比べると気軽に声をかけたり質問をすることができなくなった、などの声が聞かれています。
社員の交流を活性化させるため「ランチ代支給」制度を追加
編集部
コミュニケーションの課題を解決するために、何か工夫されていることはありますか?
斎藤さん
業務上のやり取りについては、各部門のマネージャーたちがそれぞれコミュニケーションの方法を工夫しています。日常的に、最初にアイスブレイクを入れたりして、業務の話だけをする時間にはしないようにしています。
また、社員同士のコミュニケーションを支援するため、今期から新しく「ソーシャルランチ」を福利厚生に追加しました。これは出社時に対面3人以上でランチに行くと、1回あたり1000円を上限にランチ代を支給する制度です。5月8日から施行して、早速何組かから申請がありました。エンジニアの方がたまの出社の機会に使いたいとのことで、利用されていましたね。
もともとシャッフルランチという名称で、毎月1回複数部署の方をランダムで招いたランチ会を開催していたものを、さらに使いやすくしました。リモートワークを実施してから、話したことも会ったこともないというメンバーが多数います。そこでこの制度があることで、「ランチに行ってみよう」と思えるきっかけになるのではと考えています。
編集部
新しい制度ができたら、すぐ使われる人が多いのでしょうか?
斎藤さん
チャットアナウンスをしたら、自分で情報収集したり、その上で使い方などをすぐに質問したりする方が多いですね。チャット文化ならではの特徴かもしれません。
編集部
ナレッジを共有する場が多いという意見を拝見しましたが、ナレッジ共有はどのようにしているのでしょうか?
斎藤さん
ポートにはたくさんのチャットルームがあるので、それを使い分けながらナレッジや情報共有をしています。
例えば各事業部で領域別に、使って良かったものは積極的に共有し合っています。また、外部の方とのイベントの告知や、YouTubeで動画を配信した報告などを行う専用のチャットルームがあるので、そこで情報共有をしたりもしています。これもチャットコミュニケーションが活発に行われているから成せることではないでしょうか。
編集部
リモートワークに移行してからナレッジの共有方法に悩まれる企業さんもいます。そんな中でもポートさんではこれまで築かれてきたチャット文化があり、ナレッジを共有する場をたくさん用意されているのですね。
社員がお互いに気にかけ合う職場。日常的な上長との1on1面談も
編集部
次に、ポートさんの社風であったり、社員さんの雰囲気などについてお伺いできればと思います。
まず、周囲の方にサポートしてもらった経験であったり、どういうふうに大変なときを乗り越えたのかなど、エピソードがあればお聞かせくださいますか?
斎藤さん
私は会社が7期目のタイミングで、新卒社員として入社しました。ポートで働いていて思うのは、いろんな人に見てもらっている感覚があるということです。部署内でもいろんなグループに別れているのですが、みんな別のグループの人の様子も気にかけていて「あの人、元気ないね」「調子が悪そうだけど大丈夫?」といった会話は普段からあります。
以前、自分で消化できずに業務量が増えてしまった際に、他のグループの方が私の上長に「あの子が大変そうにしている」と言ってくれたんです。上長も無理させようとしてたわけではなく、その報告を聞いて、業務整理してくれたり、改めて指導してくださいました。部署やグループ関係なく、お互いに気にかけ合う環境にすごく助けられて、支えられてきたと思っています。
もう1点、会社がフォローしてくれていると感じることとして、業務についての面談があります。面談では、業務進捗よりも、仕事を通じて自分がどう成長していきたいのかを聞かれます。面談で自分の考えるキャリアプランなどを上司に伝えることができて、それを踏まえてアドバイスをしていただいたり、目標設定を行ったりします。
そうすると、目の前の仕事がすごく苦手で、難しくてできないと感じていたとしても、成長に繋がるならやってみようと思えるんです。そういうサポート、フォローをしてくれる会社だから、今もここで働いているのだと思います。
編集部
面談は具体的にどのように行われているのですか?
斎藤さん
まず、月次で上司との目標設定面談があり、そこで目標の振り返りや設定が行われます。
そして、毎週もしくは隔週など定期的に、リーダーや直属の上司、さらにはその上の役職の人物と1on1での面談があります。キャリアの希望や業務の状況のほか、業務以外に関しても気軽に相談できる機会です。
上長と一対一で話す機会は日常的にあり、調子が悪くてパフォーマンスが落ちている時に上長の方から声をかけてもらって面談を設けることもあります。
編集部
話す内容が厳密に決められているわけではなく、ざっくばらんにいろんなことを相談できる環境があるというのは、社員さんにとっては安心して働ける要因になりますね。
お互いに応援もダメ出しもしながら頑張れる環境
編集部
ポートさんの良いポイントについてのアンケートで「人が良い」「社員が前向きで優しい」という意見が多かったそうですね。斎藤さんご自身が、そう思ったエピソードがあれば教えてください。
斎藤さん
印象に残っているのは、採用面接でポートの社風や社員の雰囲気について聞かれた際に、回答すると「前の人が同じことを言っていました」と言われることです。回答内容を合わせているわけではなくて、聞かれればみんな、ポートは良い人が多いと答えます。それは、日々そう実感することが多いから、示し合わせなくても自然と同じ回答になるんですよね。
本当にポートの社員は前向きで優しく、互いに励ましあいながら頑張っています。ポジティブに頑張っている人をけなすようなことはありません。ただ、頑張る方向が違っていたり、有言実行をできていなかったりしたら、ダメ出しもします。みんなフラットにいいことはいい、よくないことはよくないと言う。むしろ見過ごす方がよくないだろうという価値観なので、指摘しても嫌われたり、機嫌を悪くするような人もいないです。
編集部
社員皆さんがお互いにフラットかつ誠実に接しており、褒めるのも、言いにくいこともちゃんと真正面から言う環境ということですね。
斎藤さんもこれまでに言いにくいことを言ってくれて、感謝したご経験はありますか?
斎藤さん
私は、半年ほど前に人材採用部に異動してきました。人事未経験にも関わらず、自分よりも年上で経験者の方が部下として入る構造だったんですね。その方は経験者の立場から、オブラートに包みながらも、私の言い方などを指摘してくださったり、意見を提示してくれています。
私の方が役職としては上にはなりますが、気兼ねなく進言してくれており、常日頃からありがたく感じています。
編集部
指摘されたことに対しても感謝し、それをアドバイスとして大事にされているのは、良好な人間関係が構築されているからこそだと思います。そして、そうした環境こそがポートさんの文化なのだろうと感じました。
絶えず変化する環境を楽しんで挑戦できる人材はフィット
編集部
それでは最後に、読者の方に向けてメッセージをお願いいたします。
斎藤さん
ポートは13期目を迎えた現在も、事業成長を続けている企業です。そして事業成長に伴い、人員もどんどん増やしており、会社の制度なども次々に変えていっている状況です。
変化が多く、そのスピードも速い環境であることは間違いありません。社員みんなが変化を楽しみながらも、誠実に事業に取り組むことで、より良い関係を築いていけるような働き方を目指しています。ですので、変化を一緒に楽しむことができ、自分も積極的に現状を変えていこうと新しいことや未知のことにも挑戦できるメンバーが多く、そうした思いがある方にはフィットすると思っています。
もっと頑張りたいのにチャンスがないと、現状に歯痒く感じている方にとっては、頑張れて自己成長も期待できる弊社の環境に魅力を感じていただけるでしょう。会社と一緒に自分も変化し成長したい方、そのために頑張っていきたいと思える方には、ぜひご応募いただければ嬉しいです。
編集部
変化を楽しむことができて「頑張りたい」と思える社員さんたちが、お互いに褒めたり助言したりという関係性を築かれている環境だからこそ、事業成長を可能とされているのだと感じました。そして、ライフステージやワークスタイルに合わせた働き方ができるように、各種制度を用意されていらっしゃるので、今育児や介護をされている方も若手社員さんも、安心して頑張れるのだと思いました。
本日はありがとうございました。
■取材協力
ポート株式会社:https://www.theport.jp/
採用ページ:https://www.theport.jp/recruit/