「30代で未経験職種へ挑戦するのはもう遅い?」—答えはNOです。
実は、異業種&異職種へ転職する人は30代前半で33%、30代後半で28%と4人に1人以上!さらに、転職後に「年収が上がった」人は約4割で、平均年収は約17万円アップしています。(参考:転職動向調査2024年版(2023年実績) | マイナビキャリアリサーチLab)
また、人手不足により即戦力人材の確保が難しい中、未経験人材を将来性込みで採用するポテンシャル採用への注目も近年高まっています。
本記事では30代未経験転職に強いエージェントを厳選し比較、30代におすすめ転職エージェント完全ガイドで詳細ランキングも紹介。
「挑戦できる職種」と「成功のコツ」が60秒でわかります。
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タイプ | 総合 | 総合 | 総合 |
総合スコア | 97.2 | 66.4 | 44 |
総求人数 | 581,145 | 248,447 | 79,865 |
未経験歓迎 の求人数 |
48,318 | 58,369 | 15,693 |
未経験歓迎 の求人比率 |
26.2% | 21.7% | 19.5% |
地域特性 | 関東 51% 関西 17% 中部・東海 16% 九州 6% |
関東 48% 中部・東海 17% 関西 15% 九州 7% |
関東 58% 関西 14% 中部・東海 13% 九州 5% |
主要職種 | クリエイティブ SE・ITエンジニア 営業 |
クリエイティブ SE・ITエンジニア 化学・食品エンジニア |
クリエイティブ 経営(CEO、CTO、COO、本部長等) SE・ITエンジニア |
主な年収帯 | 900万〜1000万 500万〜600万 |
1000万以上 900万〜1000万 |
900万〜1000万 1000万以上 |
平均年収推定 | 696万円 | 739万円 | 759万円 |
サポート 範囲 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
リンク |
※2025年6月時点データです。
更新履歴
2025年9月12日
- ・30代の未経験転職向けランキングを更新しました
- ・ランキングの根拠を明確にしました
- ・30代未経験転職のコツを更新しました
2025年8月29日
- 30代の未経験転職に関する説明を修正しました
2025年7月29日
- FAQ「30代の未経験転職でよくある疑問」を更新しました。
2025年5月21日
- 筆者情報を更新しました
30代・未経験転職者の82.4%が「転職してよかった」
株式会社ビズヒッツの調査によると、30代で未経験転職をした人のうち82.4%が転職して「よかった」「どちらかといえばよかった」と回答しています。
つまり、30代から未経験の仕事に転職した人の8割以上が、自分の転職をポジティブに捉えているということです。年齢を理由に未経験転職を諦める必要はありません。
30代の転職:未経験での転職が7割超え
30代の未経験転職を諦めなくて良い理由はもう1つ。実は、30代の転職では「未経験転職」のほうが多数派なのです。株式会社リクルートの調査では、異業種(業種未経験)または異職種(職種未経験)での転職割合が、30代前半で79%、30代後半で75.9%と8割近くを占めています。中でももっとも多いのが、仕事は変えず業種のみ変更する異業種✕同職種パターンでした。
(出典元:株式会社リクルート「転職決定者データ分析」)
つまり、仕事も業種も変更しない同業種✕同職種での転職のほうが少数派なのです。
同調査では、異業種✕異職種(完全未経験)での転職割合が、この10年で約10ポイント増加しているという報告もありました。これには以下の要因が考えられます。
- 転職サービスの多様化により、求人との出会いが増えた
- IT業界の急速な成長により、新しい業種・職業が生まれ続けている
- 働き方に対する価値観の変化
このように、30代で転職する多くの人が積極的に未経験領域へチャレンジしているのが現状です。「未経験だから無理」と不安になる必要はなく、戦略的にアプローチすれば十分に成功の可能性があるといえるでしょう。
30代の未経験転職に成功した人に聞いた、転職できた要因
当サイトのアンケート調査で、30代の100人のうち未経験転職できた人に成功の要因を聞きました。

機械を操りながらモノづくりに没頭できる環境は楽しかったですが、将来性や収入を考慮すると非常に不安定だったため、仕事も楽しみつつ安定した収入と成長し続ける企業が良いと思い転職しました。
【30代でも未経験転職できたと思う理由】
自分で将来どうなりたいかのビジョンをある程度言葉にできるようにして、企業のHPや求人などから、経営理念・仕事内容とマッチするかどうかを重要視して選んでいきました。また、仕事に対する意欲は積極的に出していました。

現在の職場で成長が感じられず、やりがいが減少したため転職を決意しました。また、給与や評価制度にも不満を抱き、将来性に不安を感じていました。
【30代でも未経験転職できたと思う理由】
自己学習や強みを活かしたアピール、業界研究と熱意だと思います。

【30代でも未経験転職できたと思う理由】
自分の過去の仕事でしてきた功績や、やってきたことを具体的にエピソード化して、相手企業に伝えられたこと。
接客では、人と話すことが多かったため、相手の気持ちを汲み取って仕事ができる点などを話した。

子育て中のため、土日祝日も仕事で保育園や学童のスケジュール管理や、保育園や学童が休みの時の預け先などを、毎月探すことがとてもストレスでした。
また、子供の行事などで休みをとるときも、周りに頭を下げて休むということがつらくて、土日祝日休みの職場をさがしていました。
【30代でも未経験転職できたと思う理由】
前職で長期間真面目に勤めていたところを評価してもらいました。また、異動が多い会社だったため、変化に柔軟に対応してきたという姿をみて、採用を決めたと言っていただけました。
30代の未経験での転職に成功している人は、仕事への意欲を積極的にアピールしている人が多くいました。
中でも具体的に、将来自分がなりたい姿を思い描き、そこに向かっていまどう努力をしているのか?その努力が本当に将来につながっているのか?などを話せるようにしているようです。
具体的なエピソードを作るために、今までのキャリア・仕事内容から、どんなことがアピールできるのかを棚卸しして、メモに書くなどしてまとめていくと良いでしょう。必ず、面接でも話せるようにまでしておきましょう。
30代男女の未経験転職を成功に導く3つのコツ
30代から未経験転職に挑戦する場合、20代とは異なる戦略が必要です。企業は「即戦力」を期待するため、準備不足や自己流の活動では不採用が続きやすく、年齢がハンデとして働いてしまうこともあります。当サイトで実施したアンケートや掲載している体験談でも、未経験転職に成功した30代の多くが共通して実践していたのは、次の3つでした。
1. これまでの経験を“強み”として言語化する
未経験だからこそ、前職で培ったスキルや実績をどう活かせるかが評価のカギです。たとえば営業経験なら「課題解決力」、接客経験なら「コミュニケーション力」として言い換えることで、異業種でも戦力になると伝えられます。
2. 短期間でキャッチアップできる姿勢を示す
30代採用は「入社後すぐに動ける人材」かどうかが重要です。資格取得や自主学習の実績、最新の業界動向を勉強している姿勢を伝えることで、「伸びしろがある」と判断されやすくなります。
3. 将来のビジョンを具体的に描く
30代は今後のキャリアを左右する節目です。「3年後にどうなりたいか」「そのために今の転職がどう役立つか」を話せる人は、採用後の活躍がイメージでき、評価が高まります。
データが証明!成功者の多くが転職エージェントを活用している理由
ただし、これらを一人で準備するのは容易ではありません。キャリアの棚卸し、企業ごとのニーズ把握、面接対策まで、自己流で進めれば時間も労力もかかり、途中で心が折れてしまう人も少なくありません。
実際の調査でも、30代でエージェントを利用した人の89.5%が「利用してよかった」と回答しており(参考:キャリアクラス「30代におすすめの転職エージェント」)、さらに転職決定者は平均で4.2社のエージェントに登録して活動しているというデータがあります。つまり、転職エージェント活用は今や「成功するための標準戦略」となっているのです。
転職エージェントを使えば、以下のように個人ではカバーできない支援を受けられます。
- 経験を強みに変えるためのプロの言語化サポート
- 非公開求人や未経験歓迎求人の紹介
- 面接官の視点を踏まえた実践的な対策
- 条件交渉やキャリア設計まで含めた伴走
30代未経験転職を成功させたいなら「エージェントを使うかどうか」が分岐点になります。自己流で失敗を重ねるより、最初からプロの力を借りて効率的・戦略的に進めることが、最短で希望のキャリアを実現する唯一の近道です。
次に、30代で未経験転職に強いおすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。
正社員・未経験OK!30代男女のジョブチェンジを支援するおすすめの転職エージェント
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![]() エージェント |
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![]() エージェント |
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タイプ | 総合 | 総合 | 総合 | 総合 | 総合 | 総合 | 総合 |
総合スコア | 97.2 | 66.4 | 44 | 44 | 44 | 44 | 20 |
総求人数 | 581,145 | 248,447 | 79,865 | 12,893 | 13,019 | 13,111 | 不明 |
未経験歓迎 の求人数 |
48,318 | 58,369 | 15,693 | 1,530 | 絞り込み不可 | 不明 | 不明 |
未経験歓迎 の求人比率 |
26.2% | 21.7% | 19.5% | 非公開 | 33.2% | 非公開 | 非公開 |
地域特性 | 関東 51% 関西 17% 中部・東海 16% 九州 6% |
関東 48% 中部・東海 17% 関西 15% 九州 7% |
関東 58% 関西 14% 中部・東海 13% 九州 5% |
関東 74% 関西 11% 中部・東海 6% 九州 4% |
関東 74% 関西 11% 中部・東海 6% 九州 4% |
非公開 | 非公開 |
主要職種 | クリエイティブ SE・ITエンジニア 営業 |
クリエイティブ SE・ITエンジニア 化学・食品エンジニア |
クリエイティブ 経営(CEO、CTO、COO、本部長等) SE・ITエンジニア |
経営(CEO、CTO、COO、本部長等) 販売接客・カスタマーサービス 企画・マーケティング |
クリエイティブ 経営(CEO、CTO、COO、本部長等) 物流・購買・貿易・店舗開発 |
非公開 | 非公開 |
主な年収帯 | 900万〜1000万 500万〜600万 |
1000万以上 900万〜1000万 |
900万〜1000万 1000万以上 |
400万未満 400万〜500万 |
400万未満 400万〜500万 |
非公開 | 非公開 |
平均年収推定 | 696万円 | 739万円 | 759万円 | 505万円 | 504万円 | 非公開 | 非公開 |
サポート 範囲 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
相談・アドバイス 求人検索・紹介 応募書類の添削 面接アドバイス 企業との連絡代行 |
スカウト |
リンク |
※2025年6月時点データです。
ここでは具体的に、30代の未経験転職におすすめの転職エージェントを3つに厳選して紹介します。
リクルートエージェント|30代未経験でも4.8万件以上から選べる安心感


- 人材業界大手の株式会社インディードリクルートパートナーズが提供する転職サービス
- 業界・業種や地域に制限なく幅広い求人を保有!非公開求人も多数
- 独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実
エリア | 求人数 | 利用料 |
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全国・海外 | 581,145件 (※2025年6月時点) |
無料 |
リクルートエージェントは、公開求人数581,145 件という圧倒的な規模を誇ります。登録者の約25%が30代で、30代後半の利用者も多いのが特徴。
30代の未経験転職で最も不安なのは「そもそも応募できる求人があるのか」ということ。リクルートエージェントなら未経験歓迎だけで48,318件もあるため、希望条件に合う求人を見つけやすくなります。同世代の転職成功事例も豊富に蓄積されており、「30代未経験でも採用される」という実感を持ちやすくなります。
特に注目すべきは、これまでの経験を新しい職種での強みに変換するサポート力。例えば、飲食店での「ピークタイム対応力」をIT業界での「マルチタスク処理能力」として、保育士の「保護者との関係構築力」を人事での「ステークホルダー調整力」として読み替えるなど、一見関係なさそうな経験も価値ある強みとして整理してくれます。
メリット |
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デメリット |
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自分で検索する際は、「未経験歓迎」「30代活躍中」などの条件で絞り込むと良いでしょう。さらに希望年収や勤務地で段階的に絞ると、管理しやすい件数になります。
求人案件の確保はリクルートエージェントのみで十分ですが、マイナビエージェントを併用することで業界ごとの専門アドバイザーのサポートを受けられるため、忙しい30代の未経験転職に必要な「量」と「質」の両取りが可能になりますよ。
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
▶マイナビエージェント(公式):https://mynavi-agent.jp/
doda:忙しい30代でも3つの方法で効率的に転職活動


- 会員登録者数750万人と日本最大級
- 3つの求人紹介サービス(担当からの紹介・検索・スカウト)を提供
- 専門職向けの専門サイトも保有!幅広い職種に対応
エリア | 求人数 | 利用料 |
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全国・海外 | 248,447件 (※2025年6月時点) |
無料 |
dodaは30代後半の利用者も多く、幅広い年齢層に対応しています。
在職中の忙しい30代にとって、転職活動の時間確保は大きな課題。dodaなら一つのアカウントで3つの方法(担当者からの提案、自分での求人検索、企業からのスカウト)を同時に使えるため、限られた時間で効率的に転職活動を進められます。特に、自分で探す時間がない時も、スカウトや担当者提案で機会を逃しません。
メリット |
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デメリット |
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自分のペースに合わせた活動を希望する場合は、連絡頻度や希望する連絡方法を最初に伝えると良いでしょう。ただ、裏を返せばスピーディーな対応が期待できるということです。このスピード感により、1〜2ヶ月での短期転職を実現する人も多く、急いで転職したい方にはむしろ大きなメリットになります。
dodaのスカウト機能で予想外のオファーも受けつつ、リクルートエージェントの圧倒的な求人数と併用すれば、「待ち」と「攻め」の両面から最適な求人を見つけられます。
▶doda(公式):https://doda.jp/
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
マイナビエージェント:業界のプロが未経験転職を導く


- 大手人材広告企業のマイナビ社が運営している転職エージェントサービス
- 首都圏や都市部だけでなく地方の求人も多い
- 業界・職種別に専任制のチームを編成しているのでプロの視点で求人を提案できる
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国・海外 | 79,865件 (※2025年6月時点) |
無料 |
マイナビエージェントは、登録者の約76%が20代〜30代前半。30代前半の未経験転職において、同世代の成功事例を豊富に持っています。
30代前半での未経験転職は「若手と比べて不利なのでは」という不安がつきもの。しかしマイナビなら業界別の専門アドバイザーが、その業界で30代前半の未経験者がどう評価されるか、どんなアピールが効果的かを熟知。例えば、IT業界専門のアドバイザーなら「30代前半の社会人経験がむしろプラスになるポジション」を的確に提案し、若手にはない強みとして売り込んでくれます。
専任のキャリアアドバイザーが、過去の面接での質問例や企業が重視する評価ポイントを事前に共有。「どんな質問が来るか」「何をアピールすべきか」が明確になるため、未経験でも自信を持って面接に臨めます。
メリット |
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デメリット |
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30代前半の方には、同世代が多く業界別専門アドバイザーがいるマイナビが最適です。
求人の選択肢を増やしたい場合は、リクルートエージェントとの併用で、圧倒的な求人数と専門的な対策の両方を確保できます。
▶マイナビエージェント(公式):https://mynavi-agent.jp/
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
type転職エージェント:定着率97.4%だから、30代の転職でも「入社後に後悔」が少ない


- 25年以上の運営実績を持つ老舗
- 年収500万円から800万円程度のミドルクラス向け
- 取り扱っている求人のうち80%が非公開
エリア | 求人数 | 利用料 |
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一都三県 ※1 | 13,019件 (※2025年6月時点) |
無料 |
※1 エンジニア、プログラマのみ関東、関西、九州、中部、北海道など
type転職エージェントは、特に20代~30代前半の若手・中堅層の転職支援を得意としており、登録者の年齢層は20~30代で全体の約82%を占めます。
最大の特徴は転職後の定着率97.4%という実績。これは「入社してみたら思っていたのと違った」という30代にとって最も避けたい失敗を防いでいる証です。
単に内定を取るだけでなく、企業との相性や社風、実際の働き方など、求人票では分からない深い部分まで考慮し、入社後も満足して働ける職場を厳選して提案しています。
未経験者には特に、「あなたの強みを企業の言葉で表現する」サポートが好評。
例えば、小売経験を「顧客体験の向上」ではなく、IT企業なら「UXの改善意識」、メーカーなら「エンドユーザー視点」、コンサルなら「クライアントファースト」など、応募先企業が日常的に使う言葉に置き換えて伝えてくれます。
メリット |
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デメリット |
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初回面談では希望条件やキャリアビジョンをできるだけ詳細に伝えましょう。あなたの価値観や譲れない条件を明確に共有することで、アドバイザーからの提案精度が一段と高まります。
type転職エージェントは、サービスの特性上どうしても求人提案の幅は限られるため、他社サービスとの併用もおすすめです。例えば求人の選択肢を広げる目的でdodaにも登録しておけば、dodaのエージェントサービス・求人検索サイト・スカウト機能という3つの方法で求人情報を得られます。
▶type転職エージェント(公式):https://type.career-agent.jp/
▶doda(公式):https://doda.jp/
エンエージェント:30代の隠れた適性を発見し、新たな道を開く


- 独自の適性診断「3E-p」を活用した科学的な求人紹介
- 転職後にも定期フォローあり
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 13,111件 (※2025年6月時点) |
無料 |
エンエージェントの強みは、独自の適性テストによる「見えない強み」の可視化。
30代になると「今さら方向転換して大丈夫か」「本当に向いているのか」という迷いが生じがち。適性テストでこれまで気づかなかった強みや適性を客観的に分析することで、「実はこんな仕事に向いていた」という新たな可能性を発見できます。
さらに「セカンドオピニオン」として、他社での転職活動についても相談可能。30代の大きな決断を、データと専門家の視点から後押ししてくれます。
メリット |
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デメリット |
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適性テストの結果を踏まえて、自分からも「こんな職種はどうか」と積極的に相談することで、提案の幅が広がります。自己分析が済んでいる分、より精度の高いマッチングが期待できます。
エンエージェントで自分の適性や強みを明確に把握したうえで、リクルートエージェントを併用するのもおすすめです。
自分に合った求人を幅広く比較検討でき、「自己理解の深化」と「選択肢の確保」を同時に実現できます。
▶エンエージェント(公式):https://enagent.com/
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
type女性の転職エージェント:30代女性が長く働ける職場を厳選


- 福利厚生や働き方など、女性にとって魅力的な求人が多い
- 女性目線のサポートが充実
- 求人の約7割が首都圏
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 12,893件 (※2025年6月時点) |
無料 |
type女性の転職エージェントは女性の転職支援に特化したサービスで、年間15,000名以上の女性転職を支援する専門サービス。
30代女性の転職では「長く働ける職場かどうか」が重要なポイントです。その点、type女性の転職エージェントでは、求人票には載らない企業の内部情報も確認してくれます。
具体的には女性管理職比率や産休・育休の取得率など、働きやすさに関わる情報をエージェント側で事前にチェックして提供してくれるため、企業の本当の魅力や職場環境を把握した上で求人を選ぶことができます。
さらに扱う求人は事務・企画系などのバックオフィス職種が豊富で、ライフイベント後も働き続けやすい職場を厳選して紹介してくれます。
キャリアアドバイザー陣も自身の転職経験や子育て経験を生かし、女性の気持ちに寄り添ったサポートを提供することを強みとしているため、30代女性特有の悩みに共感しながら伴走してくれます。
メリット |
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デメリット |
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事務・企画系への転身を第一希望としつつ、関連職種(営業事務、マーケティングなど)も視野に入れると選択肢が広がります。特化している分、事務・企画系では他社より深い情報と手厚いサポートが受けられます。
type女性の転職エージェントで「働きやすさ重視」の求人を押さえつつ、リクルートエージェントで幅広い職種もチェックすると、ライフプランに合った最適な転職先選びができるでしょう。
▶type女性の転職エージェント(公式):https://type.woman-agent.jp/
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
キャリオク:30代の市場価値を数字で実感できる新しい転職


- キャリアアップを狙う人
- 透明性の高い転職活動を希望する人
- 複数企業から年収提示を受けたい人
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 不明 (※2025年6月時点) |
無料 |
キャリオクは業界初のオークション形式を採用。自分のキャリア(職務経歴)を「出品」することで、企業が年収などの条件を提示してくれる仕組みになっています
とくに未経験職種に挑戦したい30代の求職者にとって、「自分の市場価値はどの程度か」という不安がありますが、キャリオクでは企業から提示される年収額という具体的な数字によって自分の本当の市場価値を把握できます。提示された年収を確認することで、「30代未経験でも○○万円の価値がある」と自信を持つことができるでしょう。
登録後は企業からのオファーを待つだけなので、在職中の忙しい30代でも無理なく転職活動を進められます。
思いがけない業界・職種からオファーが来ることもあり、新たな可能性を発見できます。
メリット |
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デメリット |
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キャリアシートの内容を充実させ、スキルや希望条件を具体的に記載することでマッチング精度を高めましょう。さらに定期的にキャリアシートを更新すると企業の目に留まりやすくなります。
オファーベースのサービスなので、一度届いたオファーは企業側の本気度が高く、前向きに検討しやすいメリットもあります。
キャリオクで「待ちの転職」を進めながら、並行してリクルートエージェントで能動的に求人を探すと、「受け身の効率性」と「攻めの網羅性」を両立できます。
▶キャリオク(公式):https://kyarioku.jp/
▶リクルートエージェント(公式):https://www.r-agent.com/
30代で未経験転職を成功させた人の体験談

Q:転職を決意した理由は?
長年営業込みの接客業をしていたが、将来性や今後の展望を考えて転職を決意。事務職を選んだ理由は会社を内部から支えることに魅力を感じたから。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
事務の中途採用は経験者募集が多かったですが、ひたすら未経験歓迎の求人に応募しました。後は多少給料は下がってでも検索の範囲を広げました。
Q:転職して満足していますか?
個人的には満足していますが、どうしても知っている前提で仕事の話を進められることもあり、勉強が必要だなと感じることもあります。

Q:転職前と転職後の仕事内容について
転職前はゲームクリエイターとして主にキャラデザインを担当していました。転職後はWebデザイナーとして、Webページの制作やバナーのデザインを担当しています。
Q:転職を決意した理由は?
ゲームクリエイター時代は徹夜が当たり前といった環境で、30代半ばになり体力的に限界を感じ、転職を決めました。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
目指している職種に必要なスキルについて、独学で勉強をしました。もともとキャラデザインをやっていましたが、Webのデザインに適応するため、枚数をこなしてスキルアップを目指しました。完全にセンスの世界なので、常に世界にアンテナを張り巡らしていました!
Q:どのように転職活動を進めたの?
GoogleやYahoo!で求人情報を検索したり、企業の公式サイトから求人へ応募をしました。4社ほど面接をし、今の会社へ入社しました。
Q:転職して満足していますか?
実は、給料が2倍になったんです。それに、もう徹夜で仕事しなくて良くなったので、心身ともに楽になり、とても満足しています!

編集部からのコメント
30代になり今後の働き方やキャリアを見直す人も多いです。JHさんの場合、未経験のWeb業界とはいえど、前職の経験を活かし同じデザイナー軸で転職活動をしたのが成功のポイントだったと思います。給与が2倍はすごいですし、勇気をもらえますよね!

Q:転職前と転職後の仕事内容について
メール配信のマーケティング部署で働いていましたが、イベント運営を行う企業でカスタマーサクセスに転職をいたしました。
Q:転職を決意した理由は?
いちユーザーとして利用していたサービスに対して、提供するベンダー側の経験をしたかったからです。
Q:未経験で転職を成功させるためにやっていたことは?
イベント運営について、ネット上で情報収集をして勉強をしました。また、目指す職種の人に話を聞きに行ったりもしました。
Q:どのように転職活動を進めたの?
求人サイトで自分で求人を探し応募するのはもちろん、転職エージェントも活用しました。5社ほどに応募をして、2社は面接まで進みました。たとえ未経験でも、採用する企業と共通点があることがポイントだと思っています。たとえば、会社の理念に近しいことの経験があったり、現職の業務内容に親和性がある求人を選んだりです。
Q:転職して満足していますか?
満足しています。それまでは業務内容の幅が狭く、知見も広がりづらいと感じていました。ですが、新たな環境に身を置くことで、知らない知見を身につけたり、前職では強みとしてみてもらえなかった経験が、転職後は強みとして発揮できたり、やりがいを感じています。
30代の未経験転職で失敗しないための注意点
30代の未経験転職では、20代とは異なる戦略が必要になります。限られた時間の中で最大の成果を得るために、以下の3つのポイントを押さえることが成功の鍵となります。
- 転職活動期間を3ヶ月以内に設定する - 長期化を避け、集中的な活動で即戦力をアピール
- 将来のキャリアパスと昇進可能性を必ず確認する - マネジメント職への道筋とロールモデルの存在を重視
- 複数の転職エージェントを同時活用する - 限られた求人市場で選択肢を最大化し、情報収集力を強化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1:転職活動期間を3ヶ月以内に設定する
30代は「即戦力」として期待されるため、転職活動が長引くと「どこか問題があるのでは」と判断される可能性があります。
また、現職での責任も重く、長期間の活動は体力的・精神的負担が大きくなります。
【失敗を避けるポイント】
- 在職中の転職活動を前提とし、3ヶ月以内での内定取得を目標とする
- 週2〜3社のペースで応募を継続し、活動量を確保する
- 面接日程は平日夜間・土日も対応可能な企業を優先的に検討
- 書類選考の通過率向上のため、応募書類は業界特化で作成する
2:将来のキャリアパスと昇進可能性を必ず確認する
30代後半〜40代にかけて管理職を目指すのが一般的なキャリアパスです。
未経験転職先でも、将来的にマネジメントポジションに就けるかどうかは重要な判断基準となります。
【失敗を避けるポイント】
- 30代で入社した先輩社員のキャリアパス事例を確認
- 昇格に必要なスキル・期間・評価基準を事前に把握
- マネジメント経験を活かせるポジションの有無を確認
- 将来的な年収アップの可能性と昇進スピードを比較検討
3:複数の転職エージェントを同時活用する
30代未経験転職は求人数が限られるため、単一の転職エージェントでは十分な選択肢を確保できない可能性があります。また、エージェントごとに得意分野や保有求人が異なるため、戦略的な使い分けが必要です。
【失敗を避けるポイント】
- 総合型エージェント1〜2社+業界特化型エージェント1社の組み合わせで登録
- 各エージェントに同じ条件を伝え、提案求人の質と量を比較
- エージェント間での情報共有を避け、独立した関係を維持
- 週1回は各エージェントと進捗を共有し、新着求人情報を確認
- 面接対策や書類添削サービスを積極的に活用し、選考通過率を向上
転職活動開始前のセルフチェック
30代の未経験転職を成功させるために、以下の項目を確認してから活動を始めましょう。
□ 転職理由と将来のビジョンが明確になっている
□ これまでのキャリアで活かせる強み・スキルを整理済み
□ 希望する業界・職種の情報収集を十分に行った
□ 家族がいる場合は、転職について理解・合意を得ている
□ 最低3ヶ月間の集中的な転職活動が可能な環境を整えた
□ 年収ダウンの可能性も含めて覚悟ができている
□ 複数の転職エージェント(2〜3社)への登録を完了した
□ 転職先での昇進・キャリアパスについて質問する準備ができている
30代の未経験転職は20代と大きく異なります。責任の重さ、キャリアの積み上げ、即戦力としての期待など、30代特有の事情を踏まえた戦略的なアプローチが必要です。
30代の未経験転職でよくある疑問
最後に、30代の未経験転職でよくある疑問に回答します。以前よりチャンスが広がっているとはいえ、30代の未経験転職に不安を抱えている方は多いでしょう。
疑問を解決して、前向きな気持ちで転職活動に臨んでください。
厚生労働省「令和6年上半期雇用動向調査」によると、35〜44歳の入職率は6.2%、離職率は6.4%とほぼ均衡し、30代後半でも年間15人に1人が転職を実現しています。25〜34歳の入職率9.8%より低いものの、経験即戦力を狙う企業が多く、専門実績を定量化すれば採用確率を十分に高められます。 dodaの最新調査では、30代が応募開始から内定取得までに要した平均期間は2.9カ月で、約7割が3カ月以内に転職を完了しています。在職中でも業務ピーク前に準備を始めれば負担を抑えられます。面接日程自動調整ツールを併用した場合は平均13日短縮できたと報告されています。 doda「年代別平均年収調査」によると、2024年の30代平均年収は451万円で前年より4万円(0.9%)増でした。一方、転職成功者に限ると平均年収は489万円と38万円(8.4%)上昇しています。専門スキルを示しやすい職務経歴書を用意し、複数社から提示額を引き出すことで60%以上が年収アップに成功しています。 教育訓練給付制度では被保険者期間2年以上の30代なら受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。高度専門実践訓練に該当すると最大70%・年56万円まで拡充され、IT・医療系など資格講座が対象です。修了後にハローワークで手続きし、振込までは約1.5カ月かかるため、受講開始前に資金計画を立てると安心です。 雇用保険未加入者でも使える「求職者支援制度」は、月10万円の職業訓練受講給付金と交通費を支給しながら無料訓練を受講できます。厚労省によれば30代の利用者は全体の約35%、修了後3カ月以内の就職決定率は70.5%と公表されています。生活費を確保しつつスキルを習得できるため、ブランク明けの再挑戦に有効です。Q130代後半の転職は本当に難しいのでしょうか?
Q230代が内定を得るまでの平均活動期間はどれくらいですか?
Q3転職で年収はどの程度上がるのでしょうか?
Q4教育訓練給付金は30代でも活用できますか?
Q5雇用保険のない30代が利用できる公的支援はありますか?
30代の未経験転職は「経験を軸足にした横展開」を意識
個人の働き方や企業の人材に対する価値観の変化などから、30代の未経験転職のハードルは以前より下がっています。年齢を理由に転職を諦める必要はありません。
30代の未経験転職を成功させるためには、これまでの経験を生かしたキャリアの横展開が効果的です。実務経験に基づく強みや学びを整理し、適切に企業にアピールすることが成功のカギとなるでしょう。
自分のキャリアをうまく横展開できれば、未経験でも条件維持・アップできる可能性もあります。より良い条件で転職するためにも、プロのアドバイスを積極的に活用しましょう。