こんにちは、元キャリアアドバイザーの直美です。キャリアアドバイザー/新卒のキャリアアドバイザーのトレーナーとして4年以上働いていました。
本記事では、
- dodaを「使うべき人・使うべきじゃない人」
- dodaの口コミ評判
- 「dodaエージェントひどい・ブラックばかり」の真相
- 「dodaの書類選考は通らない?」の真相
- 「doda電話しつこい」の真相となぜかかってくるのか
など、dodaに関する質問の真相を【元キャリアアドバイザー】として全て暴露していきます。dodaに登録するかどうか考えている方にとって、とても参考になる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
- 転職エージェントのキャリアアドバイザー/新卒のキャリアアドバイザーのトレーナーとして4年以上勤務経験有
- 20代前半の既卒・第二新卒を中心に、20~40代の転職のサポートを行ってきた
30秒でわかる!dodaの特徴
まずは、doda(デューダ)の「良い評判」と「悪い評判」を含めて、dodaの特徴を分かりやすく簡単にまとめましたので、ご覧ください。
dodaを使うべき人の特徴
- 26歳~34歳で初めての転職の人
- 丁寧なサポートを受けたい人
- 年収400万〜500万を目指したい人
dodaの会員の特徴として、20・30代の転職回数が0~1回の登録者が全体の約7割を占めており、特に26~34歳のあたりが一番多いです。
20代後半~30前半の登録者が多いためか、dodaは400~500万台の求人を一番多く保有しているため、400~500万に年収UPを狙いたい方にはdodaはおすすめと言えますね↓
年収 | doda保有求人数 |
---|---|
300万 | 139,108件 |
400万 | 205,145件 |
500万 | 216,333件 |
600万 | 185,067件 |
700万 | 136,642件 |
800万~1000万 | 124,216件 |
dodaは2018年に「“はたらく”や転職のわからないに応える」をコンセプトにリブランディングをしており、”親しみやすさ”や”相談しやすさ”、そして、転職の良い部分だけ伝えのではなく、リスクがある場合はしっかり伝えることを方針としてヒアリング・提案を行っています。
そのため「転職に興味あるけど何をしたらいいかわからない」「なんとなく現状に不満があるから相談したい」「手取り足取りサポートしてほしい」など、初めての転職の方や、転職の相談をしたい方にはdodaはマッチしていると言えます。
私がエージェント時代の頃、よく「併用するなら、dodaとリクルートエージェントどっちの方が良いですか?」という質問を受けました。確かに、dodaもリクルートエージェントも保有求人数が多く、最大手転職エージェントなので「一体、何が違うの?」と迷いますよね。
回答として、dodaは求職者とのコミュニケーションをとにかく大切に丁寧にサポートをしてくれるエージェント。リクルートエージェントは、3ヶ月~半年以内の内定獲得をゴールとしているので、早く転職活動を終わらせたい人向けエージェント、です。
dodaを使うべきじゃない人の特徴
- 3ヶ月~半年以内に転職を終わらせたい人(リクルートエージェントへ)
- 地方での求人を探したい人(リクルートエージェントへ)
- 現年収が600万円以上の人(doda Xへ)
- IT系、かつ自分のペースで転職活動をしたい人(Greenへ)
dodaは、求職者とのコミュニケーションをとにかく大切にしているエージェントです。そのため、全ての工程(面接日程調整など)に担当者が関わり、求職者とコミュニケーションを取りながら進めていくため、「転職までに時間がかかる」というデメリットがあります。
一方、リクルートエージェントは「3ヶ月~半年以内の転職を目安・推奨」しているため、面接日程調整や、意思決定に関わらない部分については担当アシスタントが候補者とやり取りし、割と淡々と多くの候補者を捌いていくイメージです。そのため、「3ヶ月~半年以内には、絶対に転職を終わらせたい!」という方はリクルートエージェントが良いでしょう。
地方求人保有数に関してですが、dodaの地方求人保有数は決して少なくありません。以下の表を見てもわかるように、他社エージェントに比べるとむしろ多い方です。ただ、求人数がトップクラスのリクルートエージェントと比べてしまうと少なめなので、リクルートエージェントと併用すると、より多くの地方求人を見つられますよ!↓
エリア | リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント | ワークポート |
---|---|---|---|---|
北海道・東北 | 28,277件 | 8,034件 | 7,937件 | 8,497件 |
北陸・甲信越 | 19,531件 | 10,777件 | 6,155件 | 5,912件 |
関東 | 222,720件 | 139,939件 | 17,998件 | 43,905件 |
東海 | 60,585件 | 36,336件 | 8,239件 | 12,781件 |
関西 | 71,629件 | 41,417件 | 10,897件 | 15,673件 |
中国・四国 | 26,880件 | 17,413件 | 8,311件 | 8,194件 |
九州・沖縄 | 32,230件 | 18,856件 | 9,159件 | 8,883件 |
また、年収が600万以上だったり、IT系希望の人は、ハイクラス転職やIT転職に特化型のdoda XやGreenに登録するのが良いですね。
dodaでハイクラス転職やIT系の転職することももちろん可能ですが、dodaは総合型転職サービスなので、自分の目指す転職の分野が決まっている人は特化型転職サービスを利用した方が話も早いですし、効率良く転職できます。
特化型転職サービス・・・対応分野が少ない分求人が少なめだが、専門知識や業界の動向、現場のリアルな体験談が聞ける
dodaを【使うべきじゃない人】におすすめの転職サービスの特徴は以下です↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
|
エージェント型 | 419,019件 |
|
||
スカウト型 | 59,979件 | |
|
||
検索型 | 29,961件 | |
|
dodaエージェントひどい・ブラックばかりは本当?
結論から言うと、「ブラックばかり(紹介される)」は嘘。「dodaエージェント ひどい」は、人によっては本当、です。
それでは、それぞれ解説していきますね。
dodaにブラック(企業)ばかり紹介される
まず、「ブラックばかり(紹介される)」に関してですが、これは嘘です。
理由として、dodaは、求人を預かる際に複数回企業訪問をし、企業人事とも念入りな打ち合わせをしたうえで求人票を作成しているので、ブラック企業を見抜けないことはまずない、と言えます。
また、エージェントを利用して採用活動をする企業は、ある程度採用予算を潤沢に持っていることが多いため、経営が危ない等のブラック企業はないかと考えられます。
ただ、人によって考える”ブラック企業”の基準は違うと思いますので、初回面談で担当者に「あなたが思うブラック企業の定義」をしっかりと伝えておくことが大切です。また、実際に紹介された求人についてブラックだと感じる点を担当者にフィードバックするとよりよいです。
内定後等、最終フェーズであれば、企業の懸念点を担当者へ伝え、実際に働いてる社員から話を聞く機会を設けてもらうなど、入社前にブラックかどうかを確認することもできますよ!
dodaエージェントはひどい
「dodaエージェント ひどい」に関してですが、まず以下の表をご覧ください↓
「dodaエージェント ひどい」と言われる原因 | 解決方法 |
---|---|
保有求人の内容に偏りがある |
|
希望条件と違うスカウトメールや紹介求人が届く |
|
担当者がひどい | 担当者変更を行う |
書類審査が通らない | 一般的な数値に比べて書類選考通過率は低めだが、面接は通りやすい |
「書類審査が通らない」以外は、dodaに限らず、どの転職サービスでもよくある口コミ・評判の内容であることがわかります。
「書類審査が通らない」に関しては、半分正解で半分違う部分があるので詳しく解説させてください。まず、一般的に言われている書類選考通過率や内定確率をdodaと比較してみました↓
書類選考通過率 | 書類選考通過 | 内定確率 |
---|---|---|
一般 | 30~50% | 4~5% |
doda | 22.72% | 4.5~5% |
参照:doda「平均応募社数」
上記の表から分かることは、「dodaの書類選考通過率が低めだが、内定確率はほぼ同じ(むしろ少し高め)」「面接通過率が高い」という2点です。
企業に”良い人材”を紹介するために、doda側も書類選考の時点で少し厳しめに社内選考を行います。しかし、良い人材を紹介できれば企業側からのdodaへの信頼度は上がる+求職者も書類選考さえ通過できれば内定を獲得しやすくなる、というwin-winの結果が待っているわけです。
因みに、転職エージェントを通しての応募と転職サイト(求人サイトからの自己応募)混同する方が多いですが、dodaに限らず転職エージェント経由は書類審査が厳しい傾向にあります。その点、面接まで進めれば面接通過率が高いことが多いです。
「書類選考通過率」だけに囚われるのではなく、その先の「内定確率」を確認するようにしましょう。その点で見ると、dodaは面接通過率=内定確率が高い転職エージェントだと言えます。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
doda |
エージェント型 | 218,039件 |
|
doda(デューダ)の良い口コミ評判
- 調査期間:2023年11月~2024年初旬
- 調査対象:dodaを利用して転職活動をした男女
▼気になる項目をクリック!
他社に比べて求人数と非公開求人数が多い
他の転職サイトと比較すると、非公開求人が多く感じた。探していた職種が一般的に少ないものだったので、dodaでは探しやすくとても有益に思えた。
他社と比べて求人数が一番多い。特にユーザー登録せずとも無料で求人を見られるし、採用プロセスも明確で良かった。
fugafugafuga
他の求人サイトでは見られない求人を扱っており、dodaのエージェントを通してじゃないと応募すらできない企業が多数見受けられた。営業力があるのだと思った。
以下の表からもわかるように、dodaは転職サービスの中でもトップクラスに入る求人数を保有しています↓
サービス名 | 求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 419,019件 |
doda | 218,039件 |
マイナビエージェント | 69,886件 |
ビズリーチ | 99,808件 |
ワークポート | 91,866件 |
ギークリー | 14,271件 |
ハタラクティブ | 4,399件 |
また、非公開求人の数も国内最大級の求人を誇るリクルートエージェントに次いで多い数を保有しています。
「地方住み」「他社サイトでは自分の希望の求人が見つからなかった」という人はぜひdodaに登録してみてください。とにかく求人数が多いので、選択肢の幅が広がって良いですよ。
思いもよらない企業オファーがくることによって、就活の幅が広がる
自分が全く視野に入れていなかった業種の企業からオファーが届くこともあり、求人内容を見てみると以外と良かったりして、そこから新しい選択肢が増えたことが良かった。
自分が考えてもみなかった業種からオファーが届いて、転職の選択の幅が広がりました。中身を見てみると、希望業種とは違えど、希望条件には沿っていたりして、全く畑違いのオファーがきているわけでもなく、企業探しの際に参考になりました。
企業オファーとは「企業スカウト」のことを指しています。
自分の職務経歴書を見た企業からスカウトが届くので、転職活動に割く時間がない人や自分の検索では見つからなかった企業に出会えるなどの利点があります。
また、スカウトの中にも企業との面談が確約=書類選考はなし!の「プレミアオファー」というのがあり、これは、企業側が「ぜひ、この人と会ってみたい!」という人に送るものなので、内定確率も通常よりも高いと言われていています。
転職活動に時間を割けない人や、紹介求人が多すぎて見切れない!なんて人は、企業スカウトを中心に転職活動をするのも良いかもしれません。
書類添削や面接対策など、担当者が熱心に対応してくれる
担当者からのアドバイスが手厚かった点がとくに良かったです。異業種転職であったため、「現在の経験では、今〇〇さんが目指している企業や、希望条件を全てを手にすることは難しいです。なので、まずターゲットにしている会社から少しグレードダウンして、未経験でも入れる企業で、その業界の経験を積んでから、今ターゲットにしている会社を目指しましょう。」と、とても現実的なアドバイスをくださいました。ただ単に、希望条件の企業に推薦をするだけでなく、しっかり自分の現状レベルを認識させてくれた上で、将来的に自分の希望が叶うようにキャリアプランを立ててくれるのはとてもありがたかったです。
年齢的に、転職活動に対して”どうぜ年齢のせいで企業に断られるのでは...。”と、あまりポジティブな態度を持てなかった自分に対し、終始モチベーションをあげられるよう転職をする利益や年齢など関係ないことなどを語り励ましてくれました。
キャリアアドバイザーの方が、転職活動の進め方や面接対策、書類添削など様々なアドバイスを丁寧にしてくださったので、転職活動をスムーズに進めることができました。
dodaの特徴の一つに「求職者とのコミュニケーションを、より大切にしている」という部分があります。そのため、dodaではとても丁寧なカウンセリングを受けられるので、考えを深堀したうえで、転職で解決できること、できないことをじっくり対話したいという方にはおすすめです。
また、コミュニケーションの頻度もかなり高い印象なので、手取り足取りサポートしてほしいという方にもdodaは良いですね!
他にも、dodaの仕組みを見てみましょう↓
※doda公式サイト参照
上記の図からも、企業の採用活動の相談や選考手続きの代行を行うリクルーティングアドバイザーと、あなたの応募書類や面接対策のサポート・転職活動の手続き代行を行うキャリアアドバイザーがマッチングを行っていることがわかります。
つまり、キャリアアドバイザーは「企業がどのような視点で求職者を見ているか」「どのような人を求めているのか」を知ることができるので、一般的な面接対策ではなく、”その”企業に特化した面接対策を行うことができます。
転職フェアはオンラインからの参加も可能なため、隙間時間や夜仕事終わりでも参加ができる
転職フェアがオンラインも参加可能だったため、隙間時間や夜仕事終わりに参加ができた点が良かった。また経歴書や履歴書を書く際の退職理由など他の参加者の声がその場で匿名で聞くことができたためよかった。
転職セミナーで知られる情報量が多く、転職活動にとても役に立った。特に、転職初めての人は一度は参加をしてみた方が良いと思う。頻度多く転職セミナーが行われていたので、定期的に参加して情報共有、交換ができてとても良かった。
dodaで行われている転職イベントはすべて参加無料、オンラインセミナーはスマホやPCから参加できるので、仕事終わりや隙間時間でも参加することが可能です。
dodaの転職フェアは、参加できる人はなるべく参加した方が良いです。理由としては、一気に転職活動を進めることができるから。転職フェアに参加することで、転職活動の3STEPまで進むことができます↓
- 転職を検討
- 転職の準備
- 履歴書・職務経歴書(転職フェアだけでここまで進める!)
- 応募・面接
- 内定
選考前に人事担当者や現場社員と話すことで、社風や雰囲気、自分に合った企業かどうか、価値観が合うかどうかなどのすり合わせができます。しかも、相性が合えばそのまま選考に進める場合もあり、なんとこの選考フェアを通して内定を貰った人もいるほど。
情報収集以外にも、選択肢の幅を広げる、入社後のミスマッチを防ぎたい方にもおすすめですよ。
企業オファーの中には面接一回で採用が決定する企業も多数ある
オファーが届いた企業にスカウト承諾をすると、面接1回のみで採用となるケースがあった。転職活動を早期に終了させたいと考えていたため、オファー機能から選考に進むことができるのは良いと感じた。
dodaにはプレミアムオファーというものがあり、以下の特徴を持ったスカウトです。
- 企業が経験・スキルを見た中で「直接、話してみたい」という人に送るので、内定確率が高い
- 書類選考免除(面接確約)場合もあり
- あなたをスカウトした担当者の写真や経歴、一緒に働くメンバーの情報など、企業の社風を感じられる内容のオファーもあり
- 経歴とのマッチ度が高い
条件に合った求人が自動的に送られてくる通常オファーとは全く違い、プレミアムオファーは企業側が一通約2,000円ほどのコストをかけているので、「ぜひ、この人と会ってみたい!」という人にのみ送られてきます。
そのため、書類選考免除して面接選考からスタートをするプレミアムオファーが多いです。内定を保証するものではありませんが、通常求人の応募やスカウトに比べ、はるかに内定確率が高いと言って良いでしょう。
doda(デューダ)の悪い口コミ評判
- 調査期間:2023年11月~2024年初旬
- 調査対象:dodaを利用して転職活動をした男女
▼気になる項目をクリック!
保有求人の内容に偏りがある
地元が北海道なのですが、北海道という括りだけでも東京などの都心に比べて一気に求人数が減るのに、希望の在宅ワークで条件を絞って検索をかけると更に求人数が減って求人探しに苦労しました。地方が求人数が少ないのはどの転職エージェントでも同じだと思いますが、できることならもう少し職の幅や求人の数を増やしていただきたいです。
fugafugafuga
比較的若年層向けのサービスだったので、私には合いませんでした。年齢層に関して求人内容に偏りがあるように感じたので、もう少し幅広く扱ってほしいです。
「地方求人が少ない」「年齢によって求人内容に偏りがある」などの求人内容に関するマイナスな口コミがいくつかありました。
まず「地方求人が少ない」に関してですが、dodaはむしろ他の転職エージェントよりも地方求人数が多い方です。もちろん、求人数が最大級のリクルートエージェントと比べると少なめですが、それでも十分な数を保有しています↓
もし、dodaでも求人数が少ないと感じる、希望の求人が見つからないのであればリクルートエージェントと併用すると良いでしょう。
▼dodaと他社エージェントとの求人数比較
エリア | リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント | ワークポート |
---|---|---|---|---|
北海道・東北 | 28,277件 | 8,034件 | 7,937件 | 8,497件 |
北陸・甲信越 | 19,531件 | 10,777件 | 6,155件 | 5,912件 |
関東 | 222,720件 | 139,939件 | 17,998件 | 43,905件 |
東海 | 60,585件 | 36,336件 | 8,239件 | 12,781件 |
関西 | 71,629件 | 41,417件 | 10,897件 | 15,673件 |
中国・四国 | 26,880件 | 17,413件 | 8,311件 | 8,194件 |
九州・沖縄 | 32,230件 | 18,856件 | 9,159件 | 8,883件 |
次に「年齢によって求人内容に偏りがある」ですが、これはdodaに限らずに、どの転職サービスでもないと言えます。理由として、2007年より雇用対策法で年齢制限(年齢を理由に応募を断ったり、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決定する行為)の禁止が義務化がされたためです。
ただ、年齢に見合ったスキル・経験がない人は、書類選考や面接で落ちやすいです。
例えば、40歳・事務職の入力作業系のバイトや派遣社員のみ・社員経験なしの人の転職活動はなかなか厳しいと言えます。理由として、企業が40歳の求職者に求める(期待する)スキルは高い専門性やマネジメントスキルなどの場合が多いからです。
そのため、年齢が上がるにつれ、自分が持っているスキル以上を求められる求人が多くなってくる=「年齢層が高くなると、求人数が少ない」と感じる人が多いようですね。
希望条件と違うスカウトメールや紹介求人が届く
全く希望していない業種や職種からも関係なしにスカウトが届きました。また、自分では絶対に入れないような大手企業からもオファーが届くので、自分の職務経歴書などをしっかり見ていないのかな、とも感じました。
担当の方に希望職種を伝えても、なかなか希望通りの会社を紹介してもらえず、希望しない会社ばかり紹介された。結局、自分で探す方が希望条件に合った求人を早く見つけられた。
紹介してもらえる件数は多いが、設計職希望と書いてもドライバーや建設、サービスの仕事などのオファーが多かったりと希望条件と違うスカウトメールが届くことがあった。また、スピード感が無く、一次審査通過まで1ヶ月かかることもあったりした。
転職エージェントの悪い口コミ・評判あるあるの「希望条件と違う求人を紹介される」ですね。因みに、「ブラック企業を紹介された」という口コミ・評判もあったのですが、これはdodaではありえないと考えて大丈夫です。
理由として、dodaは、求人を預かる際に複数回企業訪問をし、企業人事とも念入りな打ち合わせをした上で求人票を作成しているのため、ブラック企業を見抜けないことはまずないと言って良いでしょう。
自分の希望職種や希望条件と違う求人を紹介される4つの原因と解決方法は以下です↓
理由 | 解決方法 |
---|---|
担当者からの紹介求人以外に スカウト機能も利用している |
マイページより、スカウト機能の設定(希望条件)を変更する →他エージェントからのスカウトとdoda内のスカウトサービスでミスマッチを起こすことがある |
AIが求職者の属性を学びきれておらず、 自動配信の求人紹介がずれてしまっている |
【応募する】【応募しない】のボタンを押して振り分けると徐々にAIが求職者の好みを学んでいくため、紹介求人の精度が上がる |
希望求人よりも、経験が生かせる求人が配信されてしまっている | 担当者に希望以外の求人が多く紹介されている点を伝え、希望以外の求人紹介される理由を聞く。 その上で、希望求人があまりないとのことであれば直接応募と並行する |
求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない | 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す |
上記の表からもわかるように、まずは担当者に現在の状況と理由把握のために連絡するのが一番良いですね♪
担当の人によって対応に差がある
初めの電話カウンセリングの際、退職理由がハラスメントだったため、早く転職活動をしたい気持ちは山々だが、新しい企業へ応募する際にまだ精神的に気持ちに波があるので自分のペースで転職活動を進めたい旨を伝えましたが、それでも転職活動を急かすような言い方をされました。人の気持ちを汲み取ってくれない人だな、と残念な気持ちになりました。
大手企業なので、一人の担当者に対して複数の求職者がついていることは重々承知ですが、業務がバタバタしているせいか自分に対しての対応が後回し、雑のような印象を持ちました。担当者が良いという口コミを見ていたので、やはり人よって差があるんでしょうね。
「担当者によって対応に差がある」大きな原因としては、以下の2つが考えられます↓
- まだ経験が浅いキャリアアドバイザー(新人)
- 中途採用で入社しているキャリアアドバイザーは、前職の経験によってコミュニケーションスタイルが違うため
「前職の経験によってコミュニケーションスタイルが違う」の補足ですが、
例えば、前職がウェディングプランナーだったキャリアアドバイザーは寄り添い力は強いが提案力は弱い。
一方で前職がITの法人営業のキャリアアドバイザーだと、寄り添い力よりも論理的に話す力が強く=人によっては高圧的に感じる場合もあるが、見立て力は高いので、結果良い求人を提案してもらえるなどがあります。
ただ、正直、「担当者と合う・合わない」問題はどの転職エージェントを使っても起きてしまいます。
「担当者と合わない」と感じた時点ですぐに担当者変更を行うと良いでしょう。その場合は、同じような担当者に合わないためにも”どういった点が合わなかったか・不満だったか”をしっかりと伝えることが大事。
逆に、「転職活動は初めてじゃない」「職務経歴書は完璧。一人でも転職活動ができる」というような人であれば、doda Xやビズリーチのようなスカウト型が良いかもしれませんね。スカウト型はスキルがある人が有利となる転職サービスですが、「自分の職歴を元にきたスカウトの中から、良さそうな担当を選ぶ。合わなければブロックして次。」ができるので、楽かと思います。
企業の書類審査に通らない
書類選考でお見送りとなるケースがあまりにも多く、落選者には連絡も遅いです。もう少し企業のニーズや詳しい条件面を募集要項に詳細に記載してた方が良いと思いました。
求人数が多いのは良いのですが、沢山応募してもほとんど書類選考で落選してしまいました。私の経歴やスキルの問題も多少はあると思いますが、他社転職エージェントで同じ会社に応募した時は書類選考が通ったこともあったので、dodaの書類選考は厳しいのかなと感じました。
スカウトメールをもとに応募しても書類選考落ちだったり、経験したことや経験年数が条件とそんなに隔たりがないはずなのに、書類がなかなか通らなくて悔しい思いをした。dodaに対して期待値が大きかった分かなり失望した。
転職エージェントを通しての応募と転職サイト(求人サイトからの自己応募)を混同する方が多いですが、dodaに限らず転職エージェント経由は書類審査が厳しい傾向にあります。その点、面接まで進めれば面接通過率が高いことが多いことがメリットです。
上記を踏まえた上で、一般的に言われている書類選考通過率や内定確率をdodaと比較してみましょう↓
書類選考通過率 | 書類選考通過 | 内定確率 |
---|---|---|
一般 | 30~50% | 4~5% |
doda | 22.72% | 4.5~5% |
参照:doda「平均応募社数」
上記の表から分かることは、「確かに、dodaの書類選考通過率が低めだが、内定確率はほぼ同じ(むしろ少し高め)」「面接通過率が高い」という2点です。
企業に書類を提出する前に、社内の企業担当が企業の要望に応じて書類を精査しているため、通過率は低めかもしれませんが、良い人材を紹介できれば企業側からのdodaへの信頼度は上がる+求職者も書類選考さえ通過できれば内定を獲得しやすくなる=win-winの結果が待っているわけです。
書類審査の時点でどうしても落ちてしまう...という人は以下の3点を確認してみてください↓
- 一般的にな書類通過率が30~50%であることを念頭に入れる
- 自分のスキルや経験が応募条件に達していない・もしくはギリギリ(→経験・スキルが高い人ほど優先して書類通過するため)
- 履歴書・職務経歴書の書き方などに問題がある(→書類に不備がある可能性がある)
doda電話しつこいは本当?何故かかってくるの?
dodaに限らず、大手転職サービスの口コミ評判に多いのが「電話 しつこい」問題。「doda」と調べると、dodaにも「doda 電話 しつこい」という口コミ・評判が見受けられますが、果たして本当なのでしょか?
結論から申し上げますと、dodaからの重要な連絡を無視すると、しつこくかかってきます。
まず、dodaから電話がかかってくる理由と、その対処法の一覧表をご覧ください↓
電話がかかってくる理由 | 無視をするとどうなる | 電話がかかってこないようにする対処法 |
---|---|---|
初回面談予約を促すため (一番多い理由) |
|
初回面談だけ受け、今すぐ転職をするつもりがないことを伝える |
希望に合う求人があった (他社と併用中の場合は、求人がかぶっていないかの確認) |
サポートを受けられなくなる |
|
選考にかかわる緊急連絡 |
|
|
求職者からの返信がない |
|
|
選考結果報告 |
|
|
特に「初回面談の呼び込み・日程調整」の電話が一番多いかと思います。転職エージェント側も、求職者がどの程度の温度感で転職をしようとしているのかを確認する必要があり、その温度感によってサポートの熱量も変わります。
dodaは「求職者とのコミュニケーション」を大切にしている転職エージェントなので、LINEよりも、直接求職者と話をする(=電話)ことを大切しにていると考えられます。
また、初回面談を受けたからといって、すぐに転職活動をしないといけないわけではありません。当日の担当者に「まずは、dodaの求人を見てみたい。本格的な転職活動はその後から始めるつもり」という旨を伝えれば、dodaを転職サイトとして利用することも可能なので、まずは自分の転職軸を整理するためにも初回面談だけは受けておくことをおすすめします。
「どうしても電話してほしくない!」という方は、マイページから「サービス停止」を選択すると呼び込みン電話を完全拒否することができます。
面談(キャリアカウンセリング)の流れ|キャリアカウンセリングを断られたらどうする?
「dodaの面談(キャリアカウンセリング)ってどんな流れ?」「何を話せばいいの?」という方もいらっしゃるかと思います。
本章では、以下の3点を元に解説していきます↓
▼気になる項目をクリック!
面談(キャリアカウンセリング)の流れ|何を話せばいい?
面談は以下のような流れで進んでいきます↓
- 担当キャリアアドバイザーの自己紹介
- dodaのサービス説明、エージェントの役割(他サービスよりも複雑なので是非しっかり聞くべき)
- 転職理由、希望条件の確認
- 職務経歴書・経験・スキルの確認(職務経歴書を既に提出済の人は、添削アドバイス)
- 他の転職サービスでの応募・選考状況の確認
- 現段階で紹介可能な求人紹介
- 今後の転職活動の進め方・流れ確認
- 次回のお電話の約束(2、3日以内)
キャリアカウンセリングは基本的には電話・オンラインの2つの方法で行っており、所要時間は1~1.5時間と考えておけば大丈夫です(職務経歴書など、必要書類の提出が面談までに終わっていない人は更に時間がかかる場合あり)。
初回面談で気を付けるべき点は以下の4つです↓
- 予約時間を守る⇒担当者は多忙で、1日の予約スケジュールがびっちり決まっていることが多く、遅刻が発生すると、面談時間を短縮せざるを得ず、十分なサービス提供ができないため
- カウンセリングでの質問にはきちんと答える⇒質問しても全然答える気がなさそうな場合はなかなかサービス提供が難しい
- 「現在の仕事内容」「これまでの経歴」「キャリアプラン」「転職理由」「希望条件」を率直にありのまま話す⇒無理に自分を良く見せようと、持ってもいない経験・スキルを言ってしまったり、逆に、(おこがましいかも...)という思いから、本来の希望条件よりも低い条件を伝えてしまうと「紹介される求人内容が希望条件と合っていない」が起きる
- 当日紹介された求人について、気に入ったか、気に入らないかをはっきり伝える⇒その後の求人紹介の質に影響するため
「今すぐに転職するつもりはない」「とりあえず求人だけ見てみたい」という人も、この初回面談でしっかりと担当者へ伝えましょう。この初回面談で、あなたの現在の転職への温度感を担当者とすり合わせておかないと、悪い口コミ・評判であるあるの「電話がしつこくかかってくる」という事態になりかねます。
▼その他面談に関する情報
- 面談(キャリアカウンセリング)可能日時|平日(9:00~19:30開始)か土曜日(10:00~19:30開始)
- 当日のキャリアアドバイザーの担当者|現職の業界・職種に精通したキャリアアドバイザーが担当
面談(キャリアカウンセリング)を断られたらどうする?原因と解決策
「dodaのキャリアカウンセリングを断られた」という口コミを見つけましたが、異業種転職や未経験者、年齢に関係なく多くの求人を取り扱っているdodaなので、キャリアカウンセリングを断られることは基本的にない、と考えて大丈夫です。
考えられる断られる原因と解決策についてまとめてみました↓
断られる原因 | 例 | 解決策 |
---|---|---|
自身の市場価値と |
|
|
希望条件が特殊 |
|
自分の特殊条件に合った別の転職サイトを探す |
転職回数が多い | 一般的に、20代で3回以上、30代で5回以上の転職経験があると「転職回数が多い」と判断される | 転職理由にしっかりとした理由があれば大丈夫なケースがほとんど |
もし「dodaにキャリアカウンセリングを断られた」という場合は、リクルートエージェントかマイナビエージェントに登録してみましょう。この3つに登録をしていれば、必ずどれかしらの転職エージェントからは連絡があると考えて大丈夫です。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
リクルートエージェント |
エージェント型 | 419,019件 |
|
||
マイナビエージェント | スカウト型 | 68,596件 |
|
面談(キャリアカウンセリング)の連絡が来ない
面談(キャリアカウンセリング)の連絡が来ない理由は以下の2つです。
- 迷惑メールフォルダかメールボックスのごみ箱に入ってしまっている
- 紹介できる求人がない
dodaのキャリアカウンセリングの案内メールは、最短数日~最長2週間程度で届きます。2週間以上経っても、キャリアカウンセリングの案内メールが届かない場合は【お問い合わせ】から連絡をしてみましょう。
「現在、紹介できる求人がない」場合でも、求人動向は変化し、キャリアカウンセリングが提供できるようになったら連絡をしてくれます。キャリアカウンセリングができない場合でも、求人紹介センターから求人紹介はしてらえますよ!
dodaの書類選考は通らない?|選考ステータス(選考準備中・選考終了)についても解説
「dodaの書類選考通過率は低い」「通らない」という噂があるとうですが、実際はどうなのでしょうか?
結論から申し上げますと、dodaの書類選考通過率は一般に比べて低めだが、内定確率はほぼ同じ(むしろ少し高め)です。実際に、一般的な書類選考通過率や内定確率とdodaの数値を比べてみましょう↓
書類選考通過率 | 書類選考通過 | 内定確率 |
---|---|---|
一般 | 30~50% | 4~5% |
doda | 22.72% | 4.5~5% |
リクルートエージェント | 10% | 約8% |
参照:doda「平均応募社数」/リクルートエージェント:「応募数の目安と成功のポイント」
一般的とされている書類選考通過率に比べると、dodaの書類選考通過率は低めであることがわかります。ただ、見るべき所は「内定確率/面接通過率」です。書類選考がいくら通過できたところで内定が獲得できなければ意味がないですよね。
dodaは大手転職サービスなので、企業からの評判を落とさないためにも”より良い人材”を企業へ紹介すべく、少し厳しめに社内選考を行います。そのため「他の転職サービスよりも書類選考が通らない」と感じる人も多いかもしれませんが、書類選考さえ通過できれば面接通過しやすい=内定を獲得しやすくなるため、その点で見ると、dodaは面接通過率=内定確率が高い転職エージェントだと言えます。
また、合わせてdoda同様最大手のリクルートエージェントの書類選考通過率や内定確率を見てみましょう。リクルートエージェントはdodaよりも書類選考が更に低いですが、内定確率は通常の倍の数値となっていることがわかります。
dodaと合わせてリクルートエージェントを併用するのも良いですね!
選考ステータス(選考準備中・選考終了)について解説
書類選考通過率と合わせて、選考ステータスについても簡単に解説しておきます。選考ステータスについて以下2つの関する質問がネット上で多く調べられていました↓
▼気になる項目をクリック!
dodaの「選考準備中」が長い/進まない理由
「選考準備中」は、応募者が採用条件を満たしているか、提出した書類に不備がないかを担当者または企業担当者が確認中(または確認準備中)の状態を指します。
確認にかかる時間は大体1週間前後。長くても2週間程度です。2週間以上経っても「選考準備中」ステータスから変更しない場合は、まずは担当者に確認してみましょう。
「選考準備中のステータスが長い...」「選考準備中から進まないのはなぜ?」という質問に関しては以下の点が考えられます。
- 人気求人のため、応募者が多く確認に時間がかかっている⇒担当者に確認する
- doda担当者または企業側は多忙で確認できていない⇒担当者に確認する
- 社内選考で時間がかかっている⇒書類の見直し
- すでに選考落ちしている⇒他の企業と併用して応募する
社内選考に時間がかかっている場合は、選考落ちかどうかを定めるのに時間がかかっている場合があります。求人に応募して「選考準備中」期間が長くなることが多い場合、自分の書類を再度見直す、添削してもらうことで、書類選考に通りやすい魅力的な書類になります。
dodaで「選考終了」したのに連絡がない/意味とは
dodaで「選考終了」になった場合は、以下の理由が考えられます↓
▼dodaの「選考終了」の意味
- お見送りになった求人(選考落ち)
- 採用枠が埋まってしまった
- 辞退した求人
- 企業都合で募集終了となった求人
基本的には「選考終了」(=何かしらの形で選考落ちした)場合は、担当者より連絡が入りますが、もし何も連絡が来ない場合は、一度、担当者へ確認の連絡をしてみても良いかもしれません。
プレミアムオファーとは|怪しい?
プレミアムオファーは、以下の特徴を持ったスカウトです。
- 企業が経験・スキルを見た中で「直接、話してみたい」という人に送るので、内定確率が高い
- 書類選考免除(面接確約)場合もあり
- あなたをスカウトした担当者の写真や経歴、一緒に働くメンバーの情報など、企業の社風を感じられる内容のオファーもあり
- 経歴とのマッチ度が高い
条件に合った求人が自動的に送られてくる通常オファーとは全く違い、プレミアムオファーは企業側が一通約2,000円ほどのコストをかけており、「ぜひ、この人と会ってみたい!」という人にのみ送られてきます。
そのため、書類選考免除して面接選考からスタートをするプレミアムオファーが多いです。内定を保証するものではありませんが、通常求人の応募やスカウトに比べ、はるかに内定確率が高いと言って良いでしょう。
プレミアムオファーは怪しいの?
「プレミアムオファーが数件きた怪しい...」「プレミアムオファーって何?怪しいの?」と疑る声も多数見受けられましたが、怪しいオファーではないので安心してください。
上記でも解説をしましたが、企業側がお金をかけてでも「あたなと会って話がしたい」とオファーを送ってきているものなので、通常のスカウトや求人に比べて圧倒的に書類選考にも通過しやすいですし、内定も獲得しやすいです。
プレミアムオファーが届いた場合は、むしろ積極的に確認するようにしてください。
プレミアムオファーのように「自分にマッチする企業から、どんどんスカウトしてほしい」という方は、doda Xもおすすめ。doda Xはスカウト型転職サービスなので、dodaに比べてスカウト求人が届く数が圧倒的に多いです。(むしろスカウトのみ届く)
興味のある方は合わせて利用してみだください↓
マッチング成立/応募歓迎とは
マッチング成立と応募歓迎の違いについてまず解説いたします。この2つの違いはステータスが違います。
- 応募歓迎:あなたが気になる求人を保存したとき、その企業が設定した歓迎条件に求職者のスキル・経験が合致すると、「応募歓迎」が送られてくる
- マッチング成立:AIが、求職者の条件と合う企業を自動で探し、合う企業があれば「マッチング成立」が送られてくる
つまり「応募歓迎」は、あなたが気に入った求人とあなたの経験・スキルががマッチングすれば送られてくるもので、「マッチング成立」は、AIが自動で送ってくるものです。
プレミアムオファーとは違い、双方ともに、書類選考通過率や内定確率が上がるものではありません。
「自分のスキル・経験を活かして、どういった企業に応募できるか」の指標する程度が良いかと思います。
転職フェア・オンラインセミナーについて|求職活動実績になる?
dodaには、転職活動で役立つセミナーや企業と会うことができるイベントなど沢山開催しています。
dodaの転職セミナーに関して多かった、以下の3つの質問に対して本章では解説していきます↓
▼気になる項目をクリック!
dodaにはどんな転職オンラインセミナーやイベント・フェアがある?
dodaのセミナー(オンラインセミナー)には、転職に役立つ内容のものが沢山あります。現在、dodaが開催しているセミナーをカテゴリー分けしてみると、以下のような内容のものが開催されていました↓
- 面接力アップするには
- 書類選考通過を上げるには(職務経歴書・履歴書の書き方)
- 自己分析の仕方
- ITエンジニアの転職
- 海外勤務について
「セミナー・フェア・イベントと沢山あるけど、何が違うの?」という方もいらっしゃると思いますので、それぞれの棲み分けについても簡単にご紹介しておきます。
- dodaのセミナー:転職のノウハウが学べるセミナー
- dodaのフェア:選考前に企業と話せるイベント
- dodaのイベントレポート:過去開催イベントの様子をまとめたものを公開
dodaのセミナー受講だけで、求職活動実績になる?(ハローワークから求められるもの)
dodaのセミナー受講は、求職活動実績として認められます。
ただ、「就職に関するセミナーであればすべて認められる」というわけではなく、以下の当てはまるセミナーのみが求職活動実績として認められます。
- ハローワークが主催するセミナー
- 公的機関などが主催するセミナー
- 民間職業紹介事業所、労働者派遣事業所が主催するセミナー
dodaはこの③に当てはまります。「公的機関が主催するセミナーとは?」「民間職業紹介事業所って具体的にどんなところ?」という疑問もあると思いますので、簡単に解説しますね。
求職活動実績・・・失業給付を申請する際に必要なもので、客観的に確認できる【仕事探しの実績】を指す
ハローワークが主催するセミナー
文字通り、ハローワークが主催するセミナーです。オンラインではなく、会場に直接行く必要があるセミナーが多いです。
公的機関などが主催するセミナー
独立行政法人(郵便・金融・教育など)や地方自治体(地域住民の行政窓口)などの公的機関や新聞社等が主催する「求職に関わる内容」セミナーも、求職活動実績として認められます。
求職とは違う内容のセミナーは、求職活動実績として認められません。
民間職業紹介事業所、労働者派遣事業所が主催するセミナー
【職業紹介事業所】求人者と求職者との間で雇用関係の成立をあっせんする事業所のことで、転職エージェントはここにあてはまります。ただし、ここで注意が必要なのが、「厚生労働省に許可を貰って運営しているかどうか」です。転職サイトは、厚生労働省からの許可なく運営することが可能なので、転職サイトを通して受講したセミナーは、求職活動実績にならない場合があります。
※転職サイト・・・自分で全て行う(応募・書類提出・面接日程調整など)。
※転職エージェント・・・担当者が付き、書類添削・面接日程調整・求人検索などを行ってくれる。
【労働者派遣事業所】派遣元事業主で雇用する労働者を、派遣先の指揮命令を受けて、この派遣先のために労働に従事させる事業のことで、いわゆる派遣会社のことを指します。
dodaのオンラインセミナーは聞くだけOK?
オンラインセミナーは「求職活動実績をもらえるかどうか」「ただ聞くだけでOKか(質問などされないか)」などの質問が多かったので、この2点について解説していきます。
オンラインセミナーや動画視聴のみでも求職活動実績をもらえるか
dodaの転職セミナー動画がオンラインセミナーも求職活動実績になります。ただ、すべてが求職活動証明書の発行対象ではないので、求職活動証明書が必要な方は、対象となる動画であるかどうかを確認してください。
ただ聞くだけでOKか(質問などされないか)
オンラインセミナーでは、基本的にカメラやビデオ、マイクをONにする必要はないので、ただ聞いているだけでOKです。
ただ、個別相談形式(オンライン個別相談会)については、質疑応答が行われるので、マイクONが必要+ただ聞いているだけ、はできません。
【体験談】40歳男性/年収380万/転職回数4回/dodaで転職活動したら1カ月で内定をもらえた話
ここからは、実際にdodaに登録してから内定まで貰った私のリアルな体験談についてご紹介していきます。
dodaは「20代~30代向けの転職サイト」というイメージを持っている人もいると思いますが、実は年齢に偏らず幅広い求人を取り扱っています。
その例として、私は40歳からdodaで転職活動を始め、なんと約1カ月という驚異の早さで内定を獲得!そんな私が内定を貰うまでにどのような経緯だったかをお話していきますね。
▼体験談内容
- 紹介求人の中身/希望条件にあっていたか
- 担当者の対応
- 内定までかかった期間
私の転職当時の状況 | ||
---|---|---|
年齢 | 40歳 | |
転職回数 | 4回 | |
希望職種 | 業種は不問。人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務 | |
希望条件 | 希望年収350~400万円(できれば前職から年収を下げたくない) 残業時間を減らしたい(前職の残業時間が60~80時間/月 みなし残業の超過分は支給無し) |
|
転職状況 | 同職種の転職 | |
経験・スキル |
|
|
当時の年収 | 380万 |
私が「何故、転職を決意したか」を簡単に紹介しておきますね。
私の年収を見て「40歳にしては少ない」と感じた方もいらっしゃると思いますが、私の場合、独身かつ地方住みですので、特に前職での年収でも問題なく生活はできていました。
ただ、とにかく残業時間が多いことがネックで「40歳にもなったし、もっと自分のために時間を使いたい」と思いから転職を決意。また、「40歳は転職が難しい」という話を聞いていたのですが、年収UPが目的じゃない+前職と同じ人事総務職に転職希望(=今まで培ってきた経験・スキルもある)ことから、そこまで難しい転職ではないだろうと思い転職に踏み込みました。
1か月間で紹介された求人数は18件。絶対条件は外さず、それ以外の希望条件は基本的に合っている求人
私はdodaで約1ヵ月間転職活動をした中で、18件の求人紹介をしてもらいました。
私の希望条件に対する求人紹介の内容としては、以下の表の通りです↓
希望条件 | 紹介求人内容 | |
---|---|---|
業種 | 不問。可能であればIT・サービス業・建設業界希望 | 4件/18件 IT・サービス業・建設業界関連 |
職種 | 人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務 | 18/18件 全件希望通り |
年収 | 350~400万円 | 300~500万 |
絶対条件 | 残業時間を減らしたい(前職の残業時間が60~80時間/月 みなし残業の超過分は支給無し) | 10h~20h/月 |
業種に関しては基本的に不問、可能であればIT・サービス業・建設業界希望という旨を担当者に伝えていたので、紹介求人の約2割がIT・サービス業・建設業界関連の求人でした。
上記の表からもわかるように、絶対条件の「職種/残業時間を減らしたい」を網羅した上で、その他の業種や年収に関しては、基本的に希望通りの求人内容という結果となりました。
dodaでは、求人紹介の前に、担当者と求職者が転職の軸や求める業種・希望条件などの情報をすり合わせるためのキャリアカウンセリングを行います。
このキャリアカウンセリングは本当に大切で、ここで「絶対条件」のすり合わせが担当としっかりできていないと、「希望条件に全く合っていない求人が紹介される」という事態が起きます。
実際に、私も他の転職エージェントで「残業時間が多いので、少なめの企業が希望ですね~」くらいの温度感で担当者に伝えた時に、平均残業40/月みたいな企業をいくつか紹介されたことがあり「カウンセリングに2時間も割いた意味...」と悲しくなりました。
そのため、私はdodaのキャリアカウンセリングでは”はっきり”と、「残業時間を絶対に減らすための転職です。MAX20時間です。」と伝え、その成果あってか、キャリアカウンセリング後に紹介してもらった求人はどれも自分が納得のいく求人でした。
結果として早く転職活動を終えることができたので、自分の時間を無駄にしないためにも、しっかりと自分の転職の目的や軸を準備した上でキャリアカウンセリングに挑みましょう。
▼私が紹介してもらった求人例|総務・年収402万~・残業20h/月
担当者は◎!求人を強引に勧めることなく他社求人も客観的分析|ハプニングによる内定面談のリスケにも柔軟に対応
- dodaの求人を強引に勧めることなく、他社求人と比較して客観的に意見をくれた
- 「こういう書類が通りやすい」を分かりやすく説明してくれた
- 質問に対し、1日以内に電話で回答してくれた
- ハプニングにも早急に対応してくれた
私を担当してくれた担当者の印象は”適切かつ親身”。
頻繁に状況確認をしてくださる担当者で、2日に1回頻度ので、活動状況の確認や悩んでいることはないか、などの電話をいただいていました。
「え?そんなに頻繁に電話がくるの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これは私が都度、質問をしていたこともあっての頻度です。もちろん「電話は避けてメールにしてほしい」「この時間帯は避けてほしい」など、時間帯や、連絡手段を指定すれば電話が頻繁にかかってくることはないので安心してください。
他のエージェントと比べ、一番満足できた部分として、dodaの担当者は「強引に求人を勧めてくる」ということが一切なく、むしろ他社の求人に対しても客観的に分析してアドバイスを下さる方でした。
実は、過去(2018年)にもdodaで転職活動をしていた時期があり、こちらの担当者についてもらったのが今回含め2回目。他社エージェントの求人であっても、自分の成果にならないはずなのに親身に相談に乗ってくれたり本当に素晴らしい担当者さんでした。もし、また転職をしたいと思ったらdodaを第一に利用したいと思います。
書類添削や面接対策に対してもらえたアドバイスはこんなかんじ↓
- 履歴書、職歴書の書き方、よく間違える癖を指摘
- 企業の面接対策資料を元にアドバイス
- 現職に退職を伝えるタイミング、退職面談での回答で注意べき点のアドバイス(退職時期の延期希望に対する回答方法、退職金有無の確認など)
- 他社の選考状況(転職活動の軸、何を軸に各社エージェント比較をしているか)
dodaは流石の大手転職エージェントという印象。多くの実績を元に「こういう書き方や回答の方が選考に通りやすい」というアドバイスを、ものの10分程で電話で分かりやすく説明してくれました。
書類添削・面接対策は電話で対応
書類添削は、事前に提出していたデータを見ながら電話面談にて修正すべき点をサクッと伝えられました。
その際に、dodaの担当者は「経歴を説明する時は数字を使って説明する方が企業に私の魅力・業績が伝わりやすい」「よく間違える癖や書き方」などをしっかりと説明していただけました。
面接対策に関しては、企業面接での予測質問が記載された面接対策資料へ事前回答し、その回答内容に対して電話でアドバイス。
▼筆者の実際の面接対策資料
今まで行ってきた業務を中心に回答する予定でしたが、担当者から「募集ポジションに対する自分のアピールポイントと、自分の強みを中心に話すのが望ましい」という指示を受け、以下へ修正しました。(ゼロからイチをつくる仕事をしてきた成功体験や、人事制度の導入~運用実績があるなどを中心とした回答へ変更)
ハプニングによる内定面談のリスケにも柔軟に対応
内定が決まり、いざ内定面談という日に、なんと同居する親族が急病で倒れるというハプニングが起きました。
すぐに担当者に面談キャンセルの電話連絡すると、担当者はすぐに企業へ面談キャンセルの連絡、その後は私と企業の状況を配慮した上でのWEB面談の提案などを柔軟かつ迅速に対応してくれました。
因みに、私が取った「担当者へ電話連絡」という行動は、当日キャンセルをする上でとても重要です。
メール連絡のみだと、担当者がミーティングや外出などでメールをチェックできていない可能性があります。緊急事態での当日面接キャンセルは必ず電話で担当者へ連絡しましょう。
▼dodaの担当者から筆者への返信
18件全件応募し、2週間で内定1件獲得
私はdodaで18件全ての紹介求人に応募し、その内書類選考・内定共に選考が通ったのは1件でした。
私が内定を獲得するまでのプロセスは以下です↓書類選考通過~内定までちょうど2週間で獲得することができました。
- 1月14日 書類通過
- 1月20日 1次面接
- 1月21日 1次選考通過連絡
- 1月26日 2次面接
- 1月28日 2次選考通過連絡=内定決定
まず選考通過のメールが先きて、その後に日程調整の電話がきました。その場で即答できない場合は、期限を本日中~明日午前中には候補日を出すように指示を受けました。また、候補日に関しても、企業側の採用時期や他の候補者を考慮した上で1週間以内に候補日を出すように言われました。
一般的に、書類選考率は30~50%、内定獲得率は4~5%、つまり25件応募して1件内定をもらえる計算なので、私の書類選考率・内定獲得率は、スキルや経験面からして打倒、むしろ高い数字だとも言えます。
高い数字だったと言える理由として、一般的に以下にあてはまる人は選考通過率は通常に比べて低くなる傾向にあります。
選考通過率が低くなる要因 | ||
---|---|---|
年齢が高い | 年齢が若いほど企業に貢献してもらえる年数が長くなり、かけた教育コスト以上のメリットを得られると企業は考えるため、一般的には若い応募者ほど有利になる傾向がある。 | |
転職回数が多い | 20~30代は2~3社、40代は4社、50代は5社までが許容範囲。これ以上は「すぐに退職するだろう」という印象を持たれがち。 | |
経験・スキルが足りていない | 求人が求めている経験・スキルに水準が達していない | |
人気求人にのみ応募している | 人気求人は応募者数が多く、必然的に応募者の中で一番経験・スキルが優秀な人が選抜される。その為、応募条件に達していても通過できないケースがある。 |
dodaでは保有求人に年齢制限の記載はありませんが、採用側の企業が若者を求める場合もあり、そう考えると、40歳且つ転職回数が4回の私が1カ月以内で内定が決まったのは、一般的の転職の内定確率の比べるとかなり高い通過率だったと言えるでしょう。
また、dodaは経験者採用や即戦力人材採用にも強みを持つエージェントのため、過去2社で人事総務の経験を持っていた面も早い採用に繋がったと考えられます。
私がdodaで転職に成功した3つの秘訣
まず、転職前と転職後の年収や働く環境下などのビフォーアフターについて見てください。
▼筆者の転職前と転職後の変化
転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
業種 | サービス業 | サービス業 |
職種 | 人事総務職 | 人事総務職 |
年収 | 380万円 | 402万~ |
残業時間 | 60~80時間/月(みなし残業を超過分は支給無し) | 10h~20h/月 |
絶対希望条件の「人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務/残業時間を減らす」はしっかりとクリアしつつ、希望年収350~400万円や業種に関しても全て納得のいく転職をすることに成功しました。
実際に40歳/年収380万で約一ヵ月という早いスパンで転職を成功させることができた理由としては大きく以下の3つが考えられます。
▼筆者が転職を成功させた秘訣
- 同業種の転職だった(=経験・スキルがある)
- 年収を高望みしなかった(前職より少しあげる程度)
- 担当者からのタスクはすぐにこなした(面接対策資料や日程調整など)
同業種の転職だった
まず、「同業種の転職だった=経験・スキルがある」に関しては、転職をする上でとても大きな影響を与えます。
当然ではありますが、経験やスキルがある人を雇う方が、企業側には教育コストをかける必要がない上に、早い段階からの活躍を見込めるなど沢山のメリットがあります。
私には幸い、過去2社に渡って人事総務職の経験があったので、そこがとても強みとなりました。
「18件全件応募し、2週間で内定1件獲得」でも説明しましたが、一般的に、年齢が若いほど企業に貢献してもらえる年数が長くなり、かけた教育コスト以上のメリットを得られると企業は考えるため、若い応募者ほど有利になる傾向があります。
その為、私のようなミドル世代(40~50代)で転職を考えている人は、希望業種に対するある程度の経験やスキルが求められるケースが多くなってくるでしょう。
年収を高望みしなかった
私は元より「残業時間を減らしたい」という目的で転職活動を始めたので、年収アップについてはそこまで気にしていなかった部分はありますが、もし、私の希望年収が600万~700万だったとしたら、1カ月で内定を貰うことはできていなかったと思います。
理由として、令和4年国税庁の調べによると、年収600~700万(課長クラス)の労働者の割合は全体の中でたったの6.9%と言われており、実現難易度が高いことが分かります。
前職で年収を600~700万貰っていた経験があり、且つその報酬に見合ったスキルを提示できるのであれば話は別ですが、私の場合、経験やスキルはある程度あったものの、そこまで高い年収を稼いだ経験がないため、あまりにも高望みをするのは難しいと判断をしました。
内定先は400万スタートではありますが、実績によって500万まで年収が上がる可能性があるため、500万の年収を稼げた実績を積めたときに、また年収アップのための転職をしようかと考えています。
担当者からのタスクはすぐにこなした
私は担当者からの返信やタスクはすぐに返信しました。(遅くとも、2日以内には返信をするよう心掛けていました!)
転職活動をする上で、職務経歴書だったり、面接対策資料の記入だったりと、考えながら記入をしなくてはいけない書類やタスクはつきものです。
特に仕事をしながらの転職は本当にこれらの作業が面倒+疲労で「明日やろう」という気持ちでいると一生やりません。
企業面接の日程調整や書類作成が面倒な気持ちは痛いほどわかります。しかし、これらの作業は自分の為に行うもので、先延ばしにすればするほど内定は遠ざかっていきます。
どんなに疲れていても面倒でも「2日以内には絶対に返信する」とマイルールを決めると、早く内定を獲得する近道になりますよ。