CMでおなじみの「ビズリーチ」を利用した人に満足度についてアンケートしたところ、80,3%が3点(概ね満足)以上という結果になりました。
低評価だった人のうち、「経歴・スキルが乏しいと利用が難しい」「希望に合わない求人紹介が多い」といった声があったことは事実です。ただしこれについても、感じ方・受け止め方の個人差によるものが大きい様子が伺えました。
今回ビズリーチに関する口コミ・評判に対して独自調査した結果をもとに、ビズリーチに「向いている人」「向いていない人」をまとめました。
- 調査期間:2023年11月~2023年12月
- 調査対象:ビズリーチを利用して転職活動を行った男女66名
ビズリーチに向いている人・向いていない人
向いている人
- 現年収が500万円以上の人
- 自分の市場価値を知りたい人
- 自分のペースで転職活動したい人
- 実績を数値で示せる人
ビズリーチのメリットは、ハイクラス転職向けの高年収求人や管理職・役員の求人が豊富である点です。求人の約4割が年収1,000万円以上ということからも、その質は伺い知れます。
また、企業とヘッドハンターの両方向からスカウトがあるため、自ら探さずとも良い求人に巡り合うチャンスが多いことも魅力です。
すぐに転職する予定でない人も、まずはビズリーチに無料登録し、自分の市場価値を確認することから始めると良いでしょう。「希望条件に合う企業からのオファーが来たときに転職を考える」という使い方もアリです。
向いていない人
- 現年収が500万円以下の人
- 連絡代行等のサポートが欲しい人
- IT・WEB業界へ転職したい人
ビズリーチは登録時に審査があり、現年収や経歴等によって登録ができない場合も。またスカウトが基本サービスのため、企業から直接スカウトが届いた場合は何のサポートもありません。そのため「企業との連絡や交渉は任せたい」という多忙な人等は、サポートが充実した転職エージェントのほうが向いているでしょう。
また、ビズリーチでもIT・WEB関連の求人はありますが、割合としては多くありません。そのためビズリーチ1つで進めず、IT求人もサポートも充実したIT特化型サービスと併用するのが得策です。
■より多くの求人から選びたいなら 公開求人数581,145件、非公開求人420,376件(※2025年6月時点)は業界最大級の多さ。 あらゆる職種・業界・地域を網羅した多様な求人から、最適な求人を紹介してもらえる。 大手の安心感と、豊富な実績ノウハウを元にしたサポートあり。どこか1つ選ぶなら、最初に登録したい転職エージェント。 |
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■丁寧なサポートが欲しいなら 顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)の実績あり。 「"はたらく"や転職のわからないに応える」をコンセプトとし、良い点だけでなく悪い点も伝えてくれる『正直サポート』。 サポートが丁寧かつ充実しているため、忙しい人や転職初心者にもおすすめ。 |
■年収アップを重視するなら IT特化の転職エージェント。 好待遇の求人が多く、3人に2人が年収70万円UP・希望企業への転職成功率は96%の実績あり。 技術理解が高く、専門性の高い即戦力人材を求める求人が多く、ハイクラス転職も望める。 |
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■経験者が早く転職するなら IT特化の転職エージェント。20〜30代前半のエンジニア経験者向け(未経験者には不向き)。 3ヶ月以内の入社決定率84.6%、転職後の定着率99.2%の実績あり、条件にマッチした求人紹介の精度の高さが強み。 応募書類の添削や面接対策、面接日の調整、給与交渉など、一から十までサポートがあり、働きながらでも着実に転職活動を進めることが可能。 |
各エージェントごとに扱っている求人や担当からのアドバイスが違うため、2社〜3社に登録するといいです。ただし、4社以上は連絡が多くて大変なのでおすすめしません。
登録する内容はほぼ同じなので、1社目に登録する内容をメモ帳に書いておいてコピペできるようにしておくと楽です。
この記事では、ビズリーチの口コミ・評判を中心に、サービス特長や審査内容などビズリーチに関するさまざまな情報をわかりやすく紹介します。「ビズリーチが最悪ってホント?」という評判についても、詳しく解説しています。
更新履歴
2025年10月8日
- 冒頭のパートを分かりやすく改善しました
2025年10月7日
- バグ修正を行いました
2025年10月3日
- 冒頭パートの読みやすさを改善しました
2025年10月2日
- 冒頭パートに「ビズリーチに向いている人・向いてない人」の紹介を追加しました
2025年9月29日
- 不必要なリンクを削除しました
2025年9月25日
- 冒頭のパートを読みやすく改善しました
2025年9月5日
- 解説画像を追加しました。
2025年9月4日
- ビズリーチと併用する転職エージェントに関する情報を更新しました。
2025年8月28日
- 特徴を更新しました。
2025年8月15日
- 見出し「30秒でわかる!ビズリーチの特徴」の画像を新しいものに更新しました。
【まとめ】ビズリーチの特徴と仕組み
1. 国内最大級のハイクラス転職プラットフォーム
ビズリーチは国内最大級のハイクラス転職プラットフォームで、36,300社以上の企業と8,400人以上のヘッドハンターが登録しています。
この規模の大きさにより、大手企業からスタートアップ、管理職から経営層、様々な業界・職種の求人を網羅的に扱っているため、選択肢の幅が非常に広いのが特徴です。
注意点
多くの求職者が登録しているため、スキルや実績が乏しいとオファーが届かない可能性があります。
逆に、突出したスキルや実績、経歴を持っている人には、1日に数十件など見るのが面倒になるほどのオファーが届く可能性もあります。
2. 企業&ヘッドハンターから直接スカウトをもらえる
ビズリーチの最大の特徴は、企業の採用担当者やヘッドハンター(転職エージェント)から直接スカウトメッセージが届くシステムです。
企業やヘッドハンターがあなたの職歴やスキルに魅力を感じたらオファーしてくるので、自分では考えてもいなかった、"想定外"(良い意味)の業界や企業と出会える可能性があります。
ビズリーチは基本スカウトされるのを待っていればいいので、現職が忙しくても転職活動を進められるのが大きなメリットです。
注意点
スカウトの質にばらつきがあり、中には一斉送信の営業的なメッセージもあります。
魅力的なスカウトを受けるには相応の経験やスキルが必要で、意図のない転職が多い方や年収500万未満の方はスカウトを受けにくい場合があります。
3. 登録時に審査あり!一定レベル以上の人だけが登録できる
ビズリーチは登録時に職歴や経験の審査があり、一定の基準をクリアした人のみが利用できる仕組みになっています。
この審査制により、プラットフォーム全体の質が保たれ、「ビズリーチには優秀な人材が多い」というブランディングが確立されています。その結果、質の高い人材を求める大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広く登録する好循環が生まれています。
優秀な人材は企業やヘッドハンター間で争奪戦になるため、現在よりも良い待遇のオファーをもらいやすい環境が魅力です。
注意点
正社員歴がない方や専門スキル、実績がない方、第二新卒、年収が500万円未満の方などは審査に通らない可能性があります。
4. 求人の約4割が年収1,000万円以上
ビズリーチはハイクラス転職向けのスカウトサービスとあって、求人の約4割が年収1,000万円以上です。
管理職、専門職、経営層のポジションが豊富で、外資系企業やベンチャー企業の重要ポジション、上場企業の幹部候補などのオファーが届くこともあります。キャリアアップと同時に大幅な年収アップを狙えるのが特徴です。
注意点
高収入求人が多いため、求められるスキルや経験のレベルも高いです。マネジメント経験がない方や段階的なキャリアアップを望む方だと、選択肢が限られる可能性があります。
5. 有料プランがある(無料=スタンダード/有料=プレミアム)
ビズリーチは基本的な機能は無料で利用できますが、より充実したサービスを受けるためには有料プラン(プレミアムステージ)への課金が必要です。
有料プラン(月額5,478円(税込))に課金することで、全ての求人への応募、ヘッドハンターへの相談、スカウトの詳細確認などが可能になります。
注意点
他の多くの転職サービスが完全無料で利用できることを考えると、費用がかかることは注意すべき点です。
無料プランでは機能が制限されるため、十分に活用するためには有料プランへの加入がほぼ必須となっています。
ビズリーチと併用するといいサービス
ビズリーチ
スカウトされるのを待つ(受け身)
ビズリーチは企業・ヘッドハンターからのスカウトが主軸のため、職歴等を登録したら基本待ちです。
良いスカウトが届いたら転職を検討したい人、転職に焦ってない人に向いています。
スキルや実績によってはスカウトが届かない(転職活動が進まない)のは要注意。
求人を紹介してくれるサービス併用で
確実に転職活動を進める
■独占・非公開求人の紹介 JACリクルートメントは、経営・管理職や外資の年収800万以上の求人を多く扱うハイクラス向けの転職エージェントです。 登録後に担当コンサルタントとの面談があり、希望条件などのヒアリング後に求人を紹介してくれます。求人提案だけでなく、書類添削・面接調整・条件交渉まで主導してくれるため、転職活動がスムーズに進みます。 ビズリーチのスカウトで想定外のオファーを待ちつつ、JACリクルートメントで希望にマッチする求人を紹介してもらうことで、優良求人の取りこぼしを減らせます。 |
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■スカウト+紹介で求人増 doda Xはビズリーチと同じハイクラス向けのスカウトサービスです。 大きな違いは審査がなく誰でも利用できるのと、スカウト以外にdoda Xの求人紹介担当から求人を紹介してもらえる点です。 ビズリーチとdoda Xでスカウトを待ちつつ、doda Xから求人を紹介されることで、受け身でいつつ多くのハイクラス求人を見ることができます。 |
ビズリーチ
幅広い職種に対応
扱ってない職種がないと言えるほど、幅広い職種を扱っています。(経営、管理、営業、人事、マーケティング、コンサル、IT、WEB、出版、テレビ、医療など)
自身の希望とは関係なく幅広い業界や職種からオファーが届くため、いろいろなオファーを見ながら転職先の業界や職種を検討したい人に向いています。
専門職で転職をするなら
業界に特化したエージェントを併用
■ITエンジニアでの転職 マイナビITは、IT・Webエンジニア/社内SE/情シス/インフラなどの技術系に強い転職エージェントです。 エンジニア経験のある担当が多いのと日常的にIT系の求人を扱うため、業界情報や現場、要件への理解度が深い。SREなら「SLO/SLI設計・Kubernetes本番運用・監視設計」など、専門的な内容まで話が通じる。 非公開求人が多く、スキルや経歴にあった求人を紹介してくれる。職務経歴書やポートフォリオの添削、面接対策、日程調整・年収交渉まで一貫サポートをしてくれるので、はじめての転職でも安心です。 |
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■ITエンジニアでの転職 レバテックキャリアはITエンジニア・デザイナー特化。担当が言語や開発手法に明るく、スキル棚卸しから求人提案、企業別の選考対策、条件交渉まで具体的に支援してくれます。 現場の事情や相場感を踏まえた紹介でミスマッチを抑え、リモート可や副業可など働き方の条件調整も得意。選考後のフィードバックも迅速で、開発環境やチーム体制まで確認しながら納得の転職を目指せます。3人に2人が年収70万円UPを実現。 |
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■外資系企業での転職 ランスタッドは、オランダ発祥の世界最大級の人材サービス企業として、世界39の国と地域で展開するグローバルな視点と豊富な実績を持つ転職エージェントです。 年収800万円以上のハイクラス求人に強く、外資系企業や日系グローバル企業の管理職・専門職ポジションを多数保有しています。 |
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■コンサルでの転職 MyVisionはコンサルティング業界に強い転職エージェントです。 戦略・総合・IT・シンクタンクといったカテゴリを問わず、幅広いファーム出身者が在籍する点。経験に裏打ちされた、専門的で実践的なアドバイスが期待できます。 国内200社以上のコンサルファームとの強固なネットワークを活かし、1000を超える紹介可能ポジションに加え、他エージェントにはない非公開求人や特別選考ルートも用意されてるのが魅力です。 |
ビズリーチ
スカウトされないとサポートなし
ビズリーチはスカウトサービスのため、登録後の面談〜求人紹介、職務経歴書の添削、面接対策などのサポートはありません。ただし、エージェントからスカウトされた場合はサポートを受けられます。
過去に転職活動をしたことがあり書類添削や面接対策のサポートを一通り受けたことがある人や、自身だけで転職活動を進めたい人に向いています。
サポートありのエージェント併用で
書類や面接の通過率を上げる
■年収800万以上のハイクラス JACリクルートメントは、経営・管理職や外資の年収800万以上の求人を多く扱うハイクラス向けの転職エージェントです。 コンサルタントが企業の採用背景・事業戦略・企業文化まで把握しているため、職務経歴書の"刺さる言葉"や構成のアドバイスが的確。面接対策においても、頻出質問や回答のポイントなど個社情報と組み合わせて準備の質を高めてくれます。 JACリクルートメントで書類添削や面接対策をしてもらい、その書類をビズリーチに登録するとスカウト率もUPするので併用するといい。 |
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■実績&求人数多い大手 リクルートエージェントは業界トップクラスの求人数と転職支援実績がある転職エージェントです。 "職務経歴書エディター"で職種別例文を使うことで、効率よく書類の作成ができます。また、面接対策では企業が見ているポイントや話し方のコツなどをアドバイスしてくれます。 |
ビズリーチは最悪・悪質は本当?
結論からですが、「ビズリーチ 最悪」「ビズリーチ 悪質」という口コミ・評判は「ビズリーチの使い方がよくわかっていない人にとっては本当。ビズリーチの使い方を理解し、上手に活用できている人にとっては嘘」が回答です。
まず、「ビズリーチ 最悪」「ビズリーチ 悪質」と言われている原因と、その解決方法についてまとめた表をご覧ください↓
「ビズリーチ 最悪・悪質」と言われる原因 | 解決方法 |
---|---|
希望に合わない求人ばかり紹介される |
|
スカウトの量が多すぎ |
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スカウトが全くこない |
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有料プランじゃないと見られない求人がある | 有料プランを無料で使える期間(MAX97日間)で内定を決める |
ほとんどが、ビズリーチに限らず、どの転職サービスでも起こりえる内容に関しての「最悪・悪質」という口コミ・評判でしたが、「有料プランじゃないと見られない求人がある」に関しては、少し補足で解説しておきます。
ビズリーチには無料会員と有料会員があり、主な違いは以下の通りです↓
有料プラン (プレミアムステージ) |
無料プラン (スタンダードステージ) |
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---|---|---|
スカウトの閲覧・返信 | 〇 | × |
プラチナスカウトの閲覧・返信 | 〇 | 〇 |
公募・特集求人への応募 | 〇 | 〇 |
一般求人の閲覧 | 〇 | 〇 |
非公開求人の閲覧・応募 | 〇 | × |
ヘッドハンターの閲覧・検索 | 〇 | △ |
無料会員だと、プラチナスカウト(=是非ともこの人に来て欲しい!という人にしか届かないオファー)しか閲覧・返信ができない+プラチナスカウトは通常スカウトより少ない=「無料だと、全然スカウト見られないじゃん!悪質!最悪!」といった具合です。

私の場合も、通常スカウト:プラチナスカウト=10:1ぐらいの比率でしたね
ただ、ビズリーチが提示する条件をクリアすれば、有料プランを合計97日間(3ヶ月以上)無料で利用することができるんです↓
- 登録完了で30日間無料(全員)
- スカウトまでの基本ステップ完了報酬で30日の無料期間が追加
- スカウト5人に返信で30日の無料期間が追加
- 無料体験で7日間の無料期間が追加(全員)
一般的には、転職活動期間は3ヶ月~半年とされているので、真剣に転職活動をすれば、無料でビズリーチを利用できるということになります。
ビズリーチの悪い口コミ評判
- 調査期間:2023年11月~2024年初旬
- 調査対象:ビズリーチを利用して転職活動をした男女
1. 有料会員にならないと応募できない求人や見られないスカウトがある

ビズリーチには有料会員でないと確認できない情報があり、有料会員にさせようとする空気感が嫌だ。

ビズリーチはハイクラス転職なので仕方ないかもですが、有料でないと見れないスカウトがあってなかなか敷居が高いなと感じました。
ビズリーチには無料のスタンダードステージと有料のプレミアムステージがあり、利用料金は 5,478円/月(App Store決済の場合は 5,500円/月)です。
確かに、無料で利用できる転職サイトが多い中でこの金額は少し高いと感じてしまいますよね。
無料と有料サービスの大きな違いとしては、有料会員になると「全ての求人検索・閲覧、応募が可能になる」「全てのスカウトの閲覧・返信ができる」があります。
そのため、有料会員でないと「希望求人に応募ができない」「全ての求人閲覧ができない」「良いスカウトがきても返信ができない」などの問題が発生します。
「今すぐにハイクラス転職をしたい」より「まずは良い求人・スカウトを見てみたい」という人以外は無料会員で見られる範囲内で求人探しをするのもよいと思います。
2. 経歴やスキルがある程度ないと利用は難しい

ビズリーチの登録審査には通過したが、掲載される求人のレベルが高すぎて応募できる件数が限られてしまった。特に地方だとその中でも件数が減ってしまうので厳しいと感じた。

それなりの年数働いてきたのに「あなたに紹介できる求人はありません」と表示され、ビズリーチCMのように次々にスカウトが!というようなことは一切なかった。
ビズリーチは、すでに述べた通り、年収600万円以上のハイクラス層向けのサービスです。なので、年収が低い人・経歴が弱い人には利用のハードルが高いです。
もちろん、現年収が低いイコール絶対にスキルが劣っているわけではないです。ただ、正直企業の人事は、現年収でその人のある程度の経歴やスキルを測ってしまうところがあるんですよね(実際に私も、前職の人事ではそうでした)。なので、年収が600万円未満の人は不利だと思います。
ただ「未経験だとビズリーチで不利」というわけではありません。
ビズリーチが会員向けに※「未経験業種・職種への転職」に関するアンケートを実施したところ、約5割の人が「35歳以上で未経験の業種・職種へ転職した」と回答。
これまでの自分の経験・スキルがあるのであれば、ビズリーチで未経験の業種・職種への挑戦を目指すことも可能ということです。
※ビズリーチ「35歳からの転職、難しいといわれる要因とは? 成功者は何をしているか」参照
3. ヘッドハンターから希望に合わない求人ばかり紹介される

ビズリーチのほとんどのヘッドハンターが「数打てば当たる」の極み。こっちのプロフィールを読んでなさそうな人からのメールのせいで、数少ないまともなメールが埋もれる。どれもコピペで、中には送ったことを忘れたのか、同じ内容を複数回送ってきた人間もいる。

全く条件に合っていない求人や、募集人材に合っていない求人情報、スカウトが来ることがあり、きちんと自身の情報を元に動いているのか不安になった。

ビズリーチのヘッドハンターからの求人が全く自身の経歴やスキル、希望業界と異なる内容のものが多く、きちんと自身のプロフィールや経歴を見て送られてきているのかが不安になりました。
「希望条件と全く違う求人を紹介された」というマイナス評判口コミをいくつか見受けました。正直なところ、これはビズリーチに限らずどの転職サイトでもほとんど同様なことが発生しています。
考えられる問題点と解決策としては以下です↓
考えられる問題点 | 解決方法 |
---|---|
ヘッドハンターの経験不足や業界知識不足のせいで希望に合わない求人を送ってしまう |
合わないと感じたヘッドハンターはブロックする |
経験・スキルを元に求人を紹介するため、希望職種に求職者のスキルが足りていない | 他社サイトと併用をするか、希望条件を下げてみる |
ヘッドハンターの専門外の業界 | ヘッドハンターの経歴、専門分野やなどを確認してから話を聞く |
4. スカウトメールが多すぎる

ヘッドハンターから毎回コピペされているようなスカウトメールが大量に届き、求職者のためというよりは個人の成績に追われて、数をこなしている印象を持った。

ビズリーチはスカウトメールが多すぎ。必要な情報を見逃すことがある。
ビズリーチには約7,400人ものヘッドハンターが登録をしていることから、経験・スキルがある人には良くも悪くも沢山のスカウトメールが届いてしまうことがあります。
私が行っていた解決策としては、「質の高いヘッドハンターからのスカウトメールのみ確認する」です。
ビズリーチのスカウトメールは、画像の赤枠のように、ヘッドハンターの「ヘッドハンタースコア」を確認することができます。
▼筆者のスカウトメール
「ヘッドハンタースコア」とは、ビズリーチでの転職支援実績から算出されたもので、面談したビズリーチ会員の満足度や採用決定数など様々な評価をもとにS(高い評価)~Dのランクがつけられています。
「スカウトメールが大量にきて全て見切れない」という場合は、とりあえずヘッドハンタースコアが高いヘッドハンターからのスカウトのみ確認するのも良いでしょう。
ビズリーチの良い口コミ評判
- 調査期間:2023年11月~2024年初旬
- 調査対象:ビズリーチを利用して転職活動をした男女
1. 高収入で質の高い求人やスカウトが豊富

しっかり自分が希望している条件に合っている、かつ高収入の企業からスカウトをもらえたので、希望以上の仕事に就くことができた。

他社の転職サービスも使っていたのですが、ビズリーチは圧倒的に条件の良い企業紹介が多く、実際に他社Dさんで書類時点で落とされてしまった企業からスカウトが届き、無事に転職がきまりました。企業からの信頼度や評判が高いのだと思います。

ビズリーチには希望条件に沿っていながら年収の高い求人やスカウトが沢山あり、自分の希望通りの企業選びがしやすかったです。
ビズリーチで探せる求人については、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上かつ、募集されている役職には管理職や経営幹部などハイクラス求人が多いです。
私も登録してみていろんな求人を見てみましたが、確かに年収1,000万円を超えるハイクラスな求人がゴロゴロあってびっくりしました。
具体的に検索機能を使ってビズリーチにはどんな年収帯の求人が多いか調べてみたので、結果を教えますね。
転職で最低でも年収600万円だなと思っている人からすると、ほとんどの求人が対象になるわけです。下限年収800万円で絞り込んでも、約3分の2もの求人が対象ということがわかりました。
「自分の今までの経験を活かしてより良いキャリアアップをしたい!」という方にはおすすめです。

ちなみに私は、前職で採用する企業側でもビズリーチを使っていたんですが、基本的にマネージャー職とか年収の高い人にリーチするために使っていました。企業側の認識としても「ハイクラスを採用するならビズリーチ」ということなんです。
ビズリーチは「ハイクラス転職」と謳っているだけあり、他社サイトに比べて年収が高い求人やスカウトがくる確率が高いようです。また「求人内容に業種の偏りがあまりない」という評判口コミもいくつかありました。
2. スカウト内容で自分の市場価値がわかる

ビズリーチのスカウト機能は、自分のスキルや経験を活かせる求人を紹介してもらえるのでとても便利でした。また、受けたスカウト内容によって自分の市場価値を客観的に知ることができたのも良かったです。

様々なヘッドハンターからスカウトが来るのが良かった。「今の経歴でもこんな内容スカウトを貰えるんだ」と自信にも繋がったし、自分の市場価値を知るためだけに登録するのもありだと思う。
ビズリーチは、職務経歴書(どんな企業に勤めてきて、どんな役職・ポジションを経験してきたか、どんなスキルを身に付けたか)を見て、ヘッドハンターがスカウトしてきます。
現職よりも給与や福利厚生、その他条件などが優れているスカウトが届くのであれば、「転職市場であなた経歴・スキルは価値が高い(他の企業が欲しい人材)」ということになります。
届いたスカウトの内容を分析することで、必要とされている経験やスキル、適正年収などが見えてくるようになります。
そのため、現時点の職歴やスキルが転職市場でどういう価値があるのか、第三者の評価を知りたい人はビズリーチを使うと良いです。
例えばですが、私にこんなヘッドハンターからのスカウトが来ました。
これを見て、私は、

ほう。自分は人事労務の中でも「採用」に強みがあると思っていたけど、「労務」でマネージャー職として求められてたりもするんだな。そして、これくらいの年収のオファーがあって、ストックオプションをつけてくれる会社まであるんだ。
と、自分が転職市場でどのように求められているかがわかるわけです。実際のところは、事業領域に興味が持てなかったので、このスカウトには返信をしませんでしたが、スカウトを見るだけで自分の市場価値がわかるのはビズリーチのいいところです。
「絶対に転職する!」というわけでなくても、どんな企業に求められているかを知るだけのために、ビズリーチに登録だけするという人もいるようです。

※ビズリーチ統計によると、ビズリーチ会員の7割以上は市場価値を知るためにビズリーチに登録しており「自分の経験・スキルが市場でどれだけ通用するのか知りたい」「自分の市場価値を知りたい」という人にはおすすめです。
※ビズリーチ「市場価値を知るにはどうすればいい?高める方法とは?年収アップにはつながるか?」参照
3. ヘッドハンターの質が高く良い求人が見つかりやすい

ビズリーチに登録後、三日間以内にヘッドハンター数社からスカウトされ、面談やアドバイスもらったおかげで今より条件がいい仕事を見つけることができました。優秀なヘッドハンターの方にあたってよかったです。

疑問点やこちらの希望などかなり親身になって聞いていただき、回答も早い。企業担当者とコミュニケーションが良く取れており、かなり質の高いヘッドハンターがビズリーチには在籍している。電話連絡等もこちらの都合を配慮しており、電話にかかる所要時間の想定時間を告げてから行うので無駄な時間がかからず良かった。
ビズリーチに登録してるヘッドハンターの質が良いという評判口コミが多数ありました。
ビズリーチに登録しているヘッドハンターは、ビズリーチ独自の審査を通過した優秀なヘッドハンターのみが登録しており、その中でもそれぞれに「ヘッドハンタースコア」がつけられています。
「ヘッドハンタースコア」とは、ビズリーチでの転職支援実績から算出されたもので、面談したビズリーチ会員の満足度や採用決定数など様々な評価をもとにS(高い評価)~Dのランクがつけられています。
ヘッドハンタースコアが高いヘッドハンターからスカウトを受け取った場合は、是非その機会を逃さないように積極的に連絡を取り合ってみましょう。
4. 電話連絡などしつこくないので自分のペースで転職活動ができる

執拗に連絡してくる会社が多い中、ビズリーチは比較的に連絡が少なかったためマイペースに転職活動できたのは良かったと思います。

他社エージェントは電話やメール連絡がしつこいが、ビズリーチはスカウト連絡のみなので自分のペースで転職活動をすすめられました。
ビズリーチの特徴として、スカウト型転職サイトなので、他社転職サイトのように登録後に面談日程調整などの電話がかかってくることはありません。
また、転職エージェント悩みあるあるで「担当アドバイザーと熱量やスピード感、仕事への認識などが合わない」がありますが、ビズリーチの場合、たくさんスカウトの中から”自分で選べる”というのも良い点です。
さらには、一度面談して合わなかったヘッドハンターをクリック一つでブロックできる機能があります。
▼ヘッドハンターのブロックの仕方
私の場合、3人のヘッドハンターと実際に話をしました。うち1人の方は、こちらの話をあまり聞いてくれず、とにかく複数応募するようにプレッシャーをかけてくる感じがしたので、ブロックさせていただきました。まあ丁重にお断りメッセージを送った方がよかったかもしれませんが、面倒なのでポチッとクリックしちゃいました。
特定の企業をブロックできる機能はほかの転職サイトにもありますが、合わない担当者を本部に連絡する手間なく遠ざけられるサイトはなかなかありません。
スカウトを待つ受け身型のビズリーチでは、人によっては合う求人が見つかるまで長い期間がかかるため、不要なヘッドハンターを排除するブロック機能はとても役立ちます。
【年代別】ビズリーチの口コミ評判
ビズリーチを実際に利用している方々の口コミ評判を年代別に紹介します。
【20代】ビズリーチの評判口コミ

IT業界で3年間働いた経験を活かして転職を検討し、ビズリーチに登録しました。ハイクラス転職サイトということで審査が厳しいのではないかと心配していましたが、無事に通過することができました。登録後1週間で約15件のスカウトが届き、その中にはリーダーポジションでの採用を検討したいという内容もありました。特に印象的だったのは、大手コンサルティング会社からの「若手のうちから裁量権を持って働ける環境を用意したい」というメッセージでした。スカウト内容には満足しており、実際に面接に進んだ案件もあります。

外資系企業での経験を活かしてさらなるキャリアアップを目指し、英語を活かせる求人が多いという評判を聞いたのでビズリーチに登録しました。審査は問題なく通過し、2週間で約20件のスカウトをいただきました。特に嬉しかったのは、グローバル企業のマネージャー職からのダイレクトスカウトです。年収アップも見込める内容でよさそうなので、今度話を聞く予定です。有料会員にならないと全部のスカウトが見れないのは、人によっては嫌かもと思いました。

新卒で入った会社で3年働きましたが、上司を見ていて「あんな風になりたくない」と思ったので転職を決意しました。より成長できる環境を求めてビズリーチに登録しました。友達は審査に落ちたと聞いていたので、審査に通るか不安でしたが、現職での成果を職務経歴書にしっかり書いたところ無事に通過できました。月に約10件程度のスカウトが届き、中でもベンチャー企業からの「将来の幹部候補として育成したい」という内容のスカウトが印象的でした。若手でも真剣に向き合ってくれるスカウトが多くて驚いてます。

結婚を機に転職を検討し、ワークライフバランスを重視した求人を探すためにビズリーチを利用しました。審査は順調に通過し、1ヶ月で約12件のスカウトが届きました。特に印象的だったのは、人事部長からの「女性リーダーの育成に力を入れている」という内容のメッセージです。実際に面接を受けた企業では、産休・育休制度についても詳しく説明していただき、安心して転職活動を進められました。

スタートアップの激務がキツすぎて、大手企業への転職を目指してビズリーチに登録しました。職務経歴書は、スタートアップでの多様な業務経験をアピールする形で書きました。月に約18件のスカウトが届き、大手メーカーの事業企画職からの「新規事業立ち上げメンバーとして参画してほしい」というスカウトが届きました。自分の経験をちゃんと見てスカウトしてくれているのと、ちゃんと評価してくれているのがわかって嬉しかったです。他にもいい感じのスカウトが届いているので、ステップアップを狙いたい人にはいいじゃないかと思います。
【30代】ビズリーチの評判口コミ

ずっと同じ建設業界で働いてきた経験を活かしつつ業界を変えたいと思い、ビズリーチに登録しました。自分では考えもつかないスカウトが届くという評判を見たのが登録した理由です。審査は現職でのマネジメントや安全管理、原価管理などの経験をアピールして通過しました。登録後、月に約25件のスカウトが届き、その中でもコンサル業界で自分の経験や知識を活かせるとヘッドハンターからオファーが届いたのは驚きました。あと、残業が多い仕事なので、ビズリーチは登録したら待ってればいいのも楽でした。

子育てが一段落したタイミングで復職を検討し、ビズリーチを利用しました。エンジニア経験を活かせて時短勤務ができるスカウト届けばラッキーくらいで考えていました。審査では、出産前のマネージャー経験と専門知識をしっかりと書いたら通過しました。月に約5件くらいとスカウト数は少なめでしたがヘッドハンターからスカウトされました。女性管理職がいる職場やママへの理解がある職場をいくつか紹介してもらえて、意外とよかったです。

同業界での転職を考えていたので、ビズリーチにブロック機能があることを知って登録しました。今の会社や指定した会社には自分の職務経歴書などの情報が見れなくできるので、とてもいいと思います。

コンサルティングファームでの経験を活かして事業会社への転職を検討し、ビズリーチに登録しました。審査はコンサルでのプロジェクト実績や資格を詳しく記載して通過しました。2週間で約22件のスカウトが届き、特に嬉しかったのは大手商社の経営企画部からの「戦略立案を中心とした業務をお任せしたい」という内容です。コンサル経験を正当に評価してもらえる内容で、ビズリーチに登録している企業の質の高さを実感しました。

海外駐在経験を活かせるグローバル企業でのステップアップがしたくてビズリーチに登録しました。裁量のあるポジションの求人が多いという点も魅力を感じました。「アジア地域の事業展開責任者として迎えたい」という、願ったり叶ったりのスカウトが届きました。他サイトでは事業展開責任者などのポジションの求人は紹介されなかったので、ビズリーチの求人の質は高いと思いました。
【40代】ビズリーチの評判口コミ

今後のキャリアを考えた時、部長・役員レベルにチャレンジしたいと思ったのビズリーチに登録しました。エグゼクティブ層の求人に強いという評判を聞いたのが決め手です。審査では管理職での業績向上実績、業界経験を詳細に記載して通過しました。月に約15件と想定よりはスカウトが少なかったんですが、質は非常に高く感じました。特に印象的だったのは後継者を探している同業他社からの「代表取締役候補として迎えたい」という内容でした。自身の経験を活かせるのと、具体的な報酬条件や株式報酬についても言及されており、非常に魅力的なオファーでした。現在検討中です。

ビズリーチを利用したことがありますが、直接企業と繋がれるのは話が早くてよかったです。メールや電話でやり取りが必要になるのは面倒ですが、自分の考えを直接伝えられるので、自分の性格に合ってました。

子供が独立したため最後に転職して挑戦したいと思ってビズリーチに登録しました。40代後半でも通用するのか不安でしたが、工場長としての実績や品質改善の成果を評価してくれたスカウトが届いたときは本当に嬉しかったです。中でも「製造現場の改革を任せたい」という同業他社からのスカウトが印象的でした。これまでの経験が高く評価された内容で、40代でも十分にチャンスがあることを実感しました。

マーケティング分野でのキャリアアップを目指し、ビズリーチを利用しました。大手企業からスカウトが届くと思っていたら、意外と中小企業やベンチャー企業から声をかけていただくことが多かったです。「まずはカジュアルにお話を」という形で声をかけてくれて、いろいろ聞けたのは参考になりました。マーケティングにチャレンジしたい企業から「マーケティング責任者をやってほしい」というオファーが印象的でした。具体的な予算規模や権限についても明示されており、やりがいのある内容で魅力的でした。(まだ責任者としては厳しいと思い、お断りしました。。。)

IT業界での技術者としての経験を活かし、CTO候補としての転職を検討してビズリーチに登録しました。「技術戦略の策定から組織づくりまで全般をお任せしたい」というスタートアップからのオファーをもらいました。技術者としての専門性・経験を正当に評価してくれるオファーが多いところが気に入っています。
【50代】ビズリーチの評判口コミ

定年まで働くことも考えていましたが、競合がリストラを行っていて不安になったのでビズリーチに登録してみました。50代でも転職が可能なのか半信半疑でしたがとりあえず登録だけ。エージェントにも登録していましたが、ビズリーチは全く違う業界から声がかかるのが特徴的でした。

経営幹部としての最後のキャリアチェンジを検討し、ビズリーチに登録しました。これまでの取締役経験や事業再生実績をアピールして月に約3件という少数ですが、どれも経営陣としての重要なポジションのオファーをいただきました。特に印象的だったのは、「事業再建の経験を活かして会社を立て直してほしい」という内容のスカウトです。これまでの経験を存分に活かせる内容で、50代後半でも価値のある人材として評価してもらえることがわかり、満足しています。
ビズリーチに登録するとばれるは本当?
結論からいうと「企業ブロック設定」さえ忘れなければ、職場にばれることはありません。
ビズリーチには3つのブロック機能がついており、現職にバレたくない場合は「企業ブロック」で、現職の企業名を登録しておけば安全です↓
ブロック名 | ブロック機能性 |
---|---|
職務経歴書完全非公開 | 全ての企業やヘッドハンターに対して非公開 (この設定を行うと、企業やヘッドハンターからのスカウトが一切こなくなるので注意!) |
企業ブロック | 特定の企業に対して非公開 |
特定のヘッドハンターに対して非公開 | 特定のヘッドハンターに対して非公開 |
因みに、ブロック機能以外にも以下の2点を気を付けると、更に職場への身バレ防止へと繋がりますよ!
- 職務経歴書上で企業名を公開しない:具体的な事業内容、業種、資本、規模等が分かる内容を登録(【例】 国内大手IT系コンサルティング会社など)
- スカウトに返信・応募する前に注意する:企業やヘッドハンターに公開されている情報は職務経歴書のみ。氏名、生年月日の公開は、スカウトメールへの返信・応募の時のみなので、スカウトに返信する前に注意する。
ビズリーチの審査について
「ビズリーチは審査があるらしいけど、落ちる場合ってあるの?」という方もいらっしゃるかと思います。実際に「ビズリーチ 落ちた」で調べている方がネット上で多く見受けられました。
本章では、ビズリーチの審査通過率や落ちる人の特徴、落ちてしまった場合は再登録は可能?などについて解説していきますね。
審査通過率は不明だが、通過する人は多い
具体的な審査通過率いついては公表されていませんが、基本的には通過できると考えて大丈夫です。
ただ、注意して欲しい点が、ビズリーチは”スキル面”を重視している転職サービスです。つまり、20代であっても、高卒であって、第二新卒であっても、年齢に見合ったスキルが身に付いているのであれば審査に通過できるということです。
分かりやすいように、例を出して解説していきます↓
- 24歳高卒・飲食店店長・年収360万⇒審査通る
- 24歳第二新卒・営業経験2年・年収300万⇒審査通る
- 40歳・事務職の入力作業系のバイトや派遣社員のみ・社員経験なし・年収360万⇒審査通らない
- 30歳・コンビニバイト経験のみ・社員経験なし・年収360万⇒審査通らない
かなり極端な例を出してしまいましたが、要は、年収が低くても、経験年数が少なくても、それが年齢に見合ったスキル・年収・経験年数なのであれば、ビズリーチの審査では問題ありません(ただし、通った後に内定までたどり着けるかは別)。
逆に、ある程度スキルや経験を積んでいるはずの年齢にも関わらず、スキルや経験年数がない・年収も低い、となると審査に通過しずらくなります。
審査に落ちやすい人の特徴
ビズリーチの審査通過率でも簡単に説明をしましたが、以下の特徴の人は審査落ちしやすいと考えられます↓
- 年齢に見合ったスキル・経験がない
- フリーター/ニート/既卒の方
- 職務経歴書が薄い・書けていない・不十分
ビズリーチはスキルや経験を重視している転職サービスです。そのため、社会人経験がない、年齢に見合ったスキル・経験がない方は審査に落ちやすいと言えます。
ハイクラス転職を謳うビズリーチなので、「年収が高くないと審査を通らないのでは...?」という方もいらっしゃると思いますが、年収が低くてもスキル・経験さえあれば特に問題ありません。
実際に、ビズリーチには年収400万スタートの求人も沢山掲載されています。例えば、以下のような求人を見つけました↓
- 年収400万~
- 必須(MUST):Java/C#でのプログラミング実務経験が1年以上ある方(同等の経験を有する方)
- 歓迎スキル:データベースの論理設計、テーブル設計ができる
上記の求人応募内容からもわかるように、何かしらのスキルを持っていれば、ビズリーチでも求人を見つけることができることがわかりますね。
「年収が低いと難しい」と言われている理由としては、「審査は通るが、ビズリーチには多くのスキル・経験を持ったが人が沢山登録しているので、よりスキルも持った人が優先される=なかなか選考に進めない・スカウトが来ない」という事態が起きやすいためです。
「ビズリーチでの転職はちょっと難しいかも...」と感じた方は、以下の転職サービスと併用すると良いでしょう。

因みに「ビズリーチだけ登録する」「リクルートエージェントだけ登録する」という方法はおすすめしないです。ビズリーチだけが持っている求人や、リクルートエージェントだけが持っている求人があるので、併用し、より良い求人に出会えるチャンスを広げることは鉄則です。
審査に落ちてしまった場合、再審査は可能?
職務経歴書を更新すれば、再審査は可能です。
ビズリーチは、審査落ちの理由は教えてくれません。しかし、冒頭でも説明をしているように、ビズリーチはスキルや経験を元に審査を行っているので、審査落ちの理由が”スキル・経験不足”だった場合は、職務経歴書を更新しても、また審査落ちする可能性が高いです。
逆に、職務経歴書上の情報不足(経歴上で、整合性が取れない部分がある。など)による審査落ちの場合は、その旨を審査結果のメールに記載してくれます。その場合は、職務経歴書を見直し、不足部分を修正してから再申請を行えば、審査通過することができます。
※審査結果が「見送り」となっていた人は、職務経歴書の更新後、カスタマーサービスに再審査を希望を連絡しましょう。
ビズリーチのスカウトについて
まず、ビズリーチのスカウトの種類について解説していきます。
▼ビズリーチのスカウトの種類
特典 | 閲覧・返信可能 | |
---|---|---|
通常スカウト | × | 有料会員のみ |
プラチナスカウト (企業) |
面接確定 (書類選考免除) |
全ての会員 |
プラチナスカウト (ヘッドハンター) |
面談確定 (※書類選考あり) |
全ての会員 |
通常スカウトは、無料かつ回数無制限でヘッドハンターのみが送信できるもので、企業から通常スカウトが届くことはありません。
そのため、自動送信やヘッドハンターの営業目的のような内容のスカウトも多くあり、「スカウト 多すぎ」「ヘッドハンターばかり」という声も多くあるようです。

実際に、私にもかなりの量の通常スカウトが届きました。1日40~50件とかざらです。
通常スカウトは、「案件紹介」「私はこんな転職支援実績があります、という自己紹介」の2パターンがありました。転職活動をする上では、やはりどのような案件かを知る必要があるので、個人的には「案件紹介」の通常スカウトのみに目を通しておけば良いかと思います。
一方、プラチナスカウトは通常スカウトと違い、送信回数に制限が設けられている、かつ1通約2,000円もコストがかかるので、企業もヘッドハンター側も「この人とぜひ会いたい!」という人にのみ慎重にプラチナスカウトを送ります。
そのため、ヘッドハンターからのプラチナスカウトは面談確約、企業側からのプラチナスカウトは面接確約となっており、見落としには注意しましょう。
「スカウトが来ない」に関しては、以下の4点を確認してみてください↓
- 職務経歴書の内容が薄い(内容に整合性がなかったり、数字を使った具体的な経歴がないと、スカウト対象かの判断がしずらくなります)
- スキルを登録していない(企業側が求めるスキルが登録されていない人にはスカウトがきません)
- 希望条件が多すぎる(全ての希望条件を満たす求人がなく、スカウトができません)
- 長い間ログインしていない(企業やヘッドハンター側には、ログイン歴が新しい人が上位に表示されるためです)
ヘッドハンターのランクや選び方
ビズリーチには約8,400人ものヘッドハンターが登録をしています。
ビズリーチに登録しているヘッドハンターは、ビズリーチが設ける審査を通過した人のみが登録をしており、それぞれに「ヘッドハンタースコア」というものがつけられています。
- 直近6カ月間の採用決定人数
- 採用された会員の決定年収
- 送信したプラチナスカウトの返信率
- 面談したビズリーチ会員の満足度

ちょっと見ずらいかもですが、赤い枠の部分から「ヘッドハンタースコア」を確認できます↓
Sランク | 4.0~5.0 |
---|---|
Aランク | 3.5~4.0 |
Bランク | 3.0~3.5 |
Cランク | 2.5~3.0 |
Dランク | 2.5未満 |
新規加入(3ヶ月以下) | スコアなし |
上記の表からもわかるように、Sランクのヘッドハンターが一番高い評価となっています。ビズリーチでは、通常スカウト(ヘッドハンターからのスカウト)がとにかく沢山くるので、スコアが高いヘッドハンターからのスカウトのみ目を通す、というのも時短になって良いかもしれないです。
ただ、ランクが高いからといって、そのヘッドハンターがあなたに合うヘッドハンターかどうかは分かりません。ビズリーチでも推奨されている方法ですが、ヘッドハンターを選ぶときには以下の3つを意識してみるといいですよ!↓
- ヘッドハンタースコアを確認する
- 希望する業界に強いヘッドハンターを探す(ヘッドハンターの自己PRから、得意の業種・職種・支援実績・保有している求人を確認できます)
- 希望条件を伝えてみる(自分が希望する求人を保持しているか確認する)
ビズリーチの料金について
ビズリーチには、無料プランの「スタンダードステージ」と有料プランの「プレミアムステージ」の2つが用意されています。
スタンダード ステージ |
プレミアムステージ | ||
---|---|---|---|
タレント会員 | ハイクラス会員 | ||
料金 | 0円 | 5,478円or5,500円(※) | 5,478円or5,500円(※) |
閲覧・返信 可能なスカウト |
プラチナスカウトのみ
|
全てのスカウト
(プラチナスカウト+通常スカウト) |
全てのスカウト
(プラチナスカウト+通常スカウト) |
応募できる 求人 |
公募・特集求人のみ |
年収1,000万円
未満の求人
|
全ての求人 |
相談可能な ヘッドハンター |
プラチナスカウトが 届いたヘッドハンターのみ |
ハイクラス専門以外のヘッドハンター
|
全てのヘッドハンター |
利用可能 コンテンツ |
ー |
・シゴト観診断
・アカデミー ・キャリアコンシェルジュ |
・シゴト観診断
・アカデミー ・キャリアコンシェルジュ |
※Web決済は30日間で5,478円(税込)、App Store決済は月額5,500円(税込)となっており、決済方法によって利用料金と利用期間が異なります。
上記の表からもお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ビズリーチではスタンダードステージ・プレミアムステージとは別に、タレント会員・ハイクラス会員という会員属性が存在します。
タレント | ハイクラス | |
---|---|---|
審査基準 | 現年収750万以下 | 現年収750万以上 |
料金 | 5,478円or5,500円 (※) |
5,478円or5,500円 (※) |
応募できる求人 |
年収1,000万円未満の求人
|
全ての求人 |
相談可能な ヘッドハンター |
ハイクラス専門以外の
ヘッドハンター |
全てのヘッドハンター |
※Web決済は30日間で5,478円(税込)、App Store決済は月額5,500円(税込)となっており、決済方法によって利用料金と利用期間が異なります。
「え!それじゃあ、結局お金かけないとビズリーチを利用できないじゃん!」という方に朗報。実は、有料プランを約3ヶ月の間、無料で利用できる方法があるんです。
- 登録完了で30日間無料(全員)
- スカウトまでの基本ステップ完了報酬で30日の無料期間が追加
- スカウト5人に返信で30日の無料期間が追加
- 無料体験で7日間の無料期間が追加(全員)
※上記の他、不定期の特別キャンペーン等でプレミアムチケットが配布されることもあります。
条件内容を見てもわかるように、そこまで難しい条件ではありません。また、基本的には、※転職活動を3ヶ月~半年以内で終えられる人がほとんどなので、3ヶ月の無料期間は妥当の期間だと言えます。
※ビズリーチ調査:Q:転職を考えてから、実際に他の企業に入社するまでにどのくらいの期間がかかりましたか。A:「3カ月未満」40.3% A:「3カ月以上~半年未満」32.9% A:「半年以上」26.8%
注意点としては、7日間の無料期間(ビズリーチの審査に通った人は全員もらえる)は、6日目までに「自動更新を停止」をしておかないと、そのまま有料プランへ切り替わってしまいます。
自動更新までに他の条件をクリアしておくか、自動更新の停止を忘れないようにしておきましょう。
有料のプレミアムステージに登録するメリット・デメリット
ビズリーチの有料プラン(プレミアムステージ)に登録するメリットとしては、やはり全てのサービスが利用可能となるため、転職活動の幅が広がる点が挙げられます。
有料プラン(プレミアムステージ)の特典は、主に以下の3つです。
- 全てのスカウトが閲覧・返信可能になる
- 全ての求人に応募できる
- 利用可能なコンテンツが追加される(※1参照)
プレミアムステージでは全てのスカウトが閲覧・返信可能になるため、単純に、好条件の求人に出会える可能性が高くなります。実はプレミアムステージになると、企業やヘッドハンターの管理画面にもその旨が表示されるため、転職の本気度が伝わり、スカウトの数も増える傾向があるようです。
また、無料プラン(スタンダードステージ)で応募できる求人は全体の1割程度となっており、プレミアムステージになれば応募可能な求人が単純に10倍になります。
さらに、プレミアムステージになれば以下のコンテンツが追加で利用できるようになるため、情報収集やキャリア形成においても役立つでしょう。
▼※1:プレミアムステージのコンテンツ
シゴト観診断 | 自己診断と他己診断を通じて、 自分自身の様々な価値観を可視化できる診断コンテンツ |
---|---|
ビズリーチアカデミー | キャリアアップに繋がる講義を受講できるコンテンツ |
ビズリーチ キャリアコンシェルジュ |
コンシェルジュとの対話を通じて、 キャリア形成のサポートを受けられるコンテンツ |
一方、プレミアムステージのデメリットとしては、やはり料金が発生する点が挙げられます。プレミアムステージは自動更新となっており、停止しない限り自動で料金が発生するため、注意が必要です。また、期間の途中で解約しても払い戻しができないため、退会時にも注意しましょう。
現年収700万でビズリーチで内定2件もらった体験談
さて、ここからは私藤井のビズリーチ体験談や感想を、時系列でお話していきます。
ビズリーチに登録してから転職先が決まるまでの流れは以下の通りです。
- 基本情報を入力(5分)
- 職務要約、職務経歴、スキルを入力(10分)
- スカウト待つ・求人を検索
- 気になるスカウト・企業と連絡を取る
- 面談〜内定
正直、前に人事担当者として企業側で使っていたから登録してみようという軽いノリで登録に進んだので、職務経歴書やスキル、履歴書などの準備をしていなかった私。
でも、それらの書類を準備する必要はなく、案内に従っていけば登録できたのは助かりました。ただ、審査制ということもあって、少し入力項目が多いように感じたのが本音です。
ビズリーチ登録は10分くらいで完了!職務経歴書や履歴書の準備はいらない
先ほど少し触れましたが、ビズリーチ登録時には職務経歴書や履歴書といった書類を準備する必要はありません。流れに沿って入力していけば登録できるので安心です。
基本情報で入力する項目は以下の13個です。
- 現在(直近)の年収
- 性別
- 住んでいる都道府県
- 生年月日
- 語学レベル(英語・その他)
- 最終学歴
- 氏名
- 連絡先
- 転職経験
- 転職希望時期
- 直近の勤務先、業種、職種、業務内容
基本情報はサクサク回答できる内容ばかりなので、おおよそ5分あれば終わります。事前に最終学歴の卒業年月日や直近の在籍企業の入社日などを調べておくとよりスムーズに完了します。
基本情報の入力が完了すると詳細情報の入力に進みます。
詳細情報では、年収や業種などの希望条件や今までの保有資格・どんな働き方をしたいかなどを入力します。
- 直近の年収
- マネジメント経験(人数)
- 今までに経験した業種・職種
- 職務経歴
- 希望年収・業種・職種・勤務地
- 興味のある働き方(上場企業がいい、新規事業に携わりたいなど)
- 保有資格・免許・表彰経験
- これまでの職務要約(200〜400文字程度)
ここで登録された情報をみて企業やヘッドハンター(エージェント)がスカウトしてくるので、登録といえど重要な部分です。
あとで変更もできますが、最初からスカウトをしてもらいたいなら、面倒がらずに入力することをお勧めします。
より詳しい登録手順を知りたい方はこちらも読んでみてください。
内心ドキドキするも、審査は無事通過!
登録が完了すると、ビズリーチでは審査が行われます。
審査基準は、ビズリーチに掲載している求人情報の応募条件を満たすキャリアをお持ちであることです。 ただし、具体的な審査基準は公開しておりません。あらかじめご了承ください。(公式サイト)
と書かれていたので内心ドキドキしていたのですが、翌日「※重要※審査結果のご連絡」というメールが届き、無事審査をクリアできたことがわかりました。
ビズリーチでは登録時に審査がある点も大きな特徴です。一般的な転職サービスと違い、申し込みをしたらすぐに登録できる(サービスが利用できるようになる)わけではないため、注意が必要です。
ビズリーチの審査に落ちる人はどんな人か知りたい人は、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ビズリーチは基本的にキャリアを積んできた30~50代がよく使っている転職サイトなので、そういう人は自分の経歴を職務経歴書にきちんと落とし込めていれば受かる確率が高いですよ。
職務要約・職務経歴を漏れなく記載するとスカウトされやすくなる
しっかり書いた方がいいと言っている私ですが、就寝前に入力を始めたとあって、職歴や職務要約を完ぺきに埋めないで登録してしまいました。
その結果、企業やヘッドハンター(エージェント)からのスカウトが1日1件あればいいほうで惨敗でした。
トップページに職歴をしっかり書いてくださいとアラートも表示されていたので、職歴と職務要約、スキルなどを最新に更新しました。すると、職務経歴書の閲覧数がわかりやすく伸びました。
企業やヘッドハンターが「この人はどんな仕事をしてきたのか」「うちが求めるスキルを持っている人なのか」を判断するために、職務経歴書や職務要約は必須ということですね。(当たり前)
多くのスカウトを獲得したければ、登録時に面倒くさがらないで全力で情報を埋めることをお勧めします。私のようにならないためにも...
ハイクラスと謳っているだけあって年収600万円以上の求人が多い
ビズリーチは「ハイクラス向け転職サイト」と謳っています。実際そんなにいい条件の求人があるのかと登録前は心配していましたが、登録してすぐその心配は解消されました。
ハイクラスに相応しい年収600万円以上の求人がゴロゴロとあります。
ビズリーチはスカウトされる以外にも企業に直接応募できる「求人検索機能」があります。
ビズリーチの検索機能は、職種・業種・勤務地に条件をつけて検索できるのはもちろんのこと、年収やリモートワークの可否、キーワードを絞って検索することも可能です。
ただし、無料会員は公募・特集求人のみしか検索・応募ができないため、全ての求人を見たいのであれば有料会員になる必要があります。
私は人事労務職で転職を考えているので、その職種にあう求人がズラッと並んでいます。(件数は数え切れないくらい表示される)
ビズリーチなら年収1000万円以上を狙いたい真のハイキャリア層も満足できる求人が見つかる可能性が高いと感じました。
求人案内には条件にマッチした求人が出てくる|一部一致なのでズレた求人もある
ビズリーチにはスカウトメール以外に、希望条件にマッチした企業を提案してくれるシステムもあります(1日に何通も届きます)。これは実際に私に届いた提案メールの一部で、希望条件とマッチしている部分が黄色になっています。
希望条件と完全一致した企業ではないので、仕事内容がイメージと違う求人も多いです。あくまで参考程度に見ることをおすすめします。
各メールを開くと、仕事内容や労働条件、応募資格、会社規模など、結構細かく書かれています。もし気になる企業があれば直接応募することもできます。
直接応募は、日程調整や給与交渉など、あらゆることを自分で進めないといけません。
正直私は、そこまで転職への気持ちが高まっていないので、ビビッとめちゃくちゃ惹かれる企業じゃない限りスルーしていました。(175件全スルー)
企業とのやり取りや転職活動に手間をかけたくない人は、その辺りを代行してくれる転職エージェントを利用した方がいいです。
ヘッドハンターからスカウトされる|受け身でも仕事を探しやすい
ビズリーチはスカウト型の転職サービスとして広く知られている通り、人材を探している企業やビズリーチと提携しているヘッドハンターからスカウトを受け取れることが最大の特徴です。
求職者が職務経歴などのプロフィールを登録することで、それを見た企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。求職者は届いたスカウトの中で興味のあるものに返信することで、面談や面接などの次の段階に進むことが可能です。
ビズリーチのスカウトは、「通常スカウト」と「プラチナスカウト」の2種類が存在する点にも特徴があります。
◆ビズリーチのスカウトの種類
種類 | 送信元 | 特典 | 利用可能者 |
---|---|---|---|
通常 スカウト |
・ヘッドハンターのみ | 特になし | 有料会員のみ |
プラチナ スカウト |
・企業 ・ヘッドハンター |
・企業 …面接確定(書類選考なし) ・ヘッドハンター …ヘッドハンターとの面談確定 |
全ての会員 |
※企業から通常スカウトが届くことはありません。
通常スカウトは、無料かつ回数無制限でヘッドハンターのみが送信できるスカウトです。そのため、自動送信やヘッドハンターの営業目的のような内容のスカウトが多くなっています。
一方のプラチナスカウトは、送信回数に制限が設けられているスカウトです。そのため、送信側も「ぜひとも話をしてみたい」という人にしかスカウトを送ることはせず、本気度の高いスカウトが多くなっています。特に企業から届くプラチナスカウトは、返信すれば書類選考なしでそのまま面接に進めるため、見落としには十分に注意しましょう。
以上の点をまとめると、ビズリーチのスカウトは、「通常スカウト」<「ヘッドハンターからのプラチナスカウト」<「企業からのプラチナスカウト」と重要度が高くなると言えます。
私の場合、通常スカウト:プラチナスカウト=10:1という比率でした。無料会員は通常スカウトは見ることができないので、これだけプラチナスカウトが少ないと、せっかくビズリーチに登録したのに選択肢が少ない・・・ということになってしまいます。
私よりも経歴がキラキラしている人はもっとプラチナスカウトが届くのでしょう。私は、結局有料会員になることを決意しました。
びっくりするくらいヘッドハンターからスカウトが来る
結論から言うと、通常スカウトで言えば、ヘッドハンターからびっくりするくらい来ます。
一応言っておくと、私のスキル・職歴は同業界では一般的なレベルと言えると思います。むしろ大企業で働いた経験が無いので、マイナス要素もあります。しかし、1ヶ月で40件以上のスカウトをもらうことができました。
▼有料会員になったので、通常スカウトも見れるようになりました。
ヘッドハンターから声をかけてくれるので、自分から求人を探したり企業にアプローチしたりする必要なし。
積極的に自分で転職活動を進めることができない人でも、受け身で待機しているだけで転職活動を進めることができるのがビズリーチのメリットだと感じます。
ちなみに、ヘッドハンターからのメールは、2パターンに分かれます。
- こんな案件があるけどどうですか?パターン
- 私にはこんな実績がありますよパターン
▼こんな案件があるけどどうですか?パターン
▼私にはこんな実績がありますよパターン
私としては、「こんな案件があるけどどうですか?パターン」の方がありがたいですね。具体的な案件が無いと、結局面談をした後に良い案件を紹介してくれるかどうか不安になります。
みなさんにも、より案件が具体的に書かれたスカウトに返信することをおすすめします。
ヘッドハンターばかりで選ぶのが大変
しかし、40件ものスカウトを受けて感じたのは、どのスカウトに連絡すればいいか迷ってしまう人が多いのではないかということです。
どのヘッドハンターもプロなので、魅力的なタイトルと内容でアプローチしてきます。しかも熱意も半端じゃないので、結構な長文で読むのも疲れます。
気になる人と片っ端に面談をするのもいいですが、1回の面談が1時間くらいかかると想定すると、そんな暇はありません。なので、どのヘッドハンターと連絡を取るべきか決めた方がいいです。
ビズリーチは、転職の条件や方向性が決まっていないと、どのスカウトとコンタクトを取るか迷ってしまいやすいです。
転職すべきかどうか、転職してどうしたいかが決まっていない人はビズリーチは使わない方がいいかもしれないです。
そういった、そもそもの相談からしたい人は、どこか大手エージェントで方向性を固めてからの方が、ビズリーチのスカウトの良さを最大限活かせるのではと思います。
企業からの直接スカウトはレア
ビズリーチを利用開始して1ヶ月経つが企業からの直接スカウトはゼロ件でした。あれだけCMで「こんな企業からスカウトがくるなんて!」と流れていたので期待していた分残念です。
自分のスキルや職歴とあう企業さんがいなかったということで、ビズリーチが悪いというわけではありません。タイミングと運もあるんでしょう(悔しい)。
ただ、ヘッドハンター(転職エージェント)からは40件ほどスカウトが届いたので、私の職歴やスキルであれば希望条件で転職はできそうというのはわかりました。
それでも企業から直接オファーが来ないことを考えると、企業からのスカウトは相当スキルマッチしないと無理なような気がします。それこそ自分のスキルを活かせるポジションが空くタイミングもあるでしょう。
企業からの直接スカウトを目当にしてだと、ビズリーチの利用はあまりお勧めしません。
実際にヘッドハンターから話を聞いてみた
一応、すべてのスカウトに目を通してみましたが、提案内容は上場企業が2〜3割、メガ・中小ベンチャーが7割くらいな感じです。
提案された年収はピンキリですが、700〜900万円くらいが多い印象。中にはCHROというポジションで年収1000万〜というのもありました。。
基本、今の年収を考慮してスカウトしてきてくれているので、年収500万とか明らかに条件が悪くなるオファーはありませんでした。
いろんなスカウトの中から、私に合いそうな提案をしてくれてた3人のヘッドハンターから話を聞いてみました。
- スタートアップ界隈に強いヘッドハンター
- 転職エージェントとしても聞いたことのある名前の会社のヘッドハンター
- 元管理部長でIPO経験のあるヘッドハンター
この中で一番私の希望にマッチしていたのは「3」でした。
まず私がバックオフィスとしてIPOに携わってみたいという気持ちがあるんですよね。だから、元管理部長でIPO経験ありという肩書を見て、話を聞いてみたい!と思ってしまいました。
そして、紹介してくれる企業は主にIT系の会社が中心で、それも私の希望に合っていました。私のキャリアについての考え方を聞いてもらった上で提案してくれたので、志望度の高い会社がいくつも見つかりました。
「1」も、私の興味関心の高さで言えば合ってるんですが、もう少し幅広く紹介してほしいなというところと、「3」の人も「1」の人が持ってる案件を持ってたりしたんですよね。
「2」は最悪でした。とりあえず、手持ちの企業を次から次へと紹介するだけで、何の参考になる情報ももらえず。ブロックしちゃいました。
さて、「3」のヘッドハンターに紹介してもらった求人についてですが、年収は700万〜1000万で応相談。(おそらく下限の700だろう)
土日祝が休みで私服通勤OK、有給消化・産休育休の取得などを推進しているとあって、働きやすそうな印象を受けました。オフィスも新宿にあってアクセスも良いです。
ただ、まだ転職活動を始めて1〜2社しか話を聞けていないので、ひとまず保留。ヘッドハンターは売上のためにも早く決めてほしそうだったが、急いで失敗しては元も子もないです。
自分一人で転職活動をしていたら巡り会うことがなかった求人だと思うし、こんなトントン拍子に話が進むとは思いませんでした。
転職をすると決めている人にとって、ビズリーチはアプローチされる数が多いので効率が良いように感じました。
ヘッドハンター経由で3社の面接に
さて、ここからは実際にどんな企業を受けることになったか詳細は伏せさせてもらいますが(全てIT系ですが)、日程が決まったら、いよいよ志望企業との面談・面接です。
「面談」はお互いのことをよく知るための、面接の前段階にする情報交換のような場。一方で「面接」は選考であるため、企業に選ばれる必要があります。
企業やヘッドハンターのスカウトはあくまで「面談・面接したい」「マッチする可能性が高い」という意思表示であり、面接に合格しやすくなるわけではありません。
面接では、自分をきちんとアピールするための準備はもちろん、入社後のミスマッチを避けられるよう、企業に確認しておきたいことなどを整理して臨む必要があります。
ヘッドハンター経由の場合は受かりやすいように面接対策をしてくれることもあるので、事前にアドバイスをもらっておきましょう。
私の場合、ヘッドハンター経由で3社の面接に進みました。ヘッドハンターから事前に「ここの会社はこういう点を見てる」とか「あなたのここを評価してくれているから重点的にPRした方がいい」などアドバイスをもらっていました。
おかげで、3社中2社で内定をもらうことができました。私は同時に、転職エージェントも併用していたんですが、そちらは5社中1社内定だったので、内定率はビズリーチの方が高かったですね。
内定をもらえて入社が決まったので、お祝いをもらう
無事採用通知が来て、利用者自身も入社意思が変わらなければ内定となります。
ヘッドハンター経由であれば、年収交渉や入社日の調整なども代行してもらうことが可能です。これは転職エージェントと同じだと思えばいいですね。
私の場合、在職中の転職活動だったため、入社日の調整にちょっと苦戦しました。現職で「このプロジェクトが終わるまではいてくれ。君がいないと困る。」と引き止められたのです。ヘッドハンターに事情を説明し、入社日を少し遅らせてもらうことに成功しました。
ビズリーチに関するよくある質問
Q1ビズリーチを利用している企業は累計何社ですか?
ビズリーチを導入した企業は累計34,700社以上(2025年1月末時点)に上ります。大手からスタートアップまで幅広く、求人元が多い分、同じ職種でも業界や規模の違う案件を比較検討できます。複数企業から直接スカウトが届くため、選考のスピード感も把握しやすいです。
参照:ビズリーチ公式
Q2管理職経験のある女性のビズリーチ利用は増えていますか?
ビズリーチ WorkTech研究所が2025年3月に公表した調査では、管理職経験のある女性会員数が2019年比で4.4倍に増えています。特に30代前半層の転職数は10.3倍と急増し、ハイクラス人材市場で女性管理職の需要が高まっていることが裏付けられます。
Q3生成AI分野の高年収求人は伸びていますか?
ビズリーチの「2024レジュメ検索トレンド」によると、年収1,000万円以上のAI関連求人は3年前比で約3.5倍に拡大しました。生成AIやLLMなど新技術領域の需要が伸び、ハイクラス層で専門人材を取り合う動きが加速しています。転職時は最新スキルの棚卸しが重要です。
会社概要 |
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サービス名 | BIZREACH |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
許可・届出受理番号 | 13-ユ-302647 |
設立年 | 2009年 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2‑15‑1 渋谷クロスタワー12F |
代表者 | 酒井 哲也 |
公式サイト | https://www.bizreach.co.jp/ |
サポート |
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担当有無 | スカウト型 |
無料相談 | △ |
書類の添削 | △ |
面接対策 | △ |
面接日の調整 | △ |
給与交渉 | △ |
活動方法 |
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自ら検索 | ◯ |
担当からの紹介 | × |
スカウト | ◯ |
求人数 |
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公開求人数 | 340,073 |
非公開 | 不明 |
未経験歓迎 | 絞込み不可 |
上場企業 | 絞込み不可 |
年収別求人数 |
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400万未満 | 333,792 |
400万以上 | 333,802 |
500万以上 | 313,714 |
600万以上 | 274,596 |
700万以上 | 230,594 |
800万以上 | 156,491 |
900万以上 | 110,702 |
1000万以上 | 絞り込み不可 |
職種別求人数 |
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営業 | 50,555 |
販売接客・カスタマーサービス | 3,390 |
企画・マーケティング | 51,260 |
経営(CEO、CTO、COO、本部長等) | 12,687 |
管理・事務系 | 45,226 |
物流・購買・貿易・店舗開発 | 4,188 |
コンサルティング | 47,852 |
金融・不動産(運用・管理等) | 17,975 |
クリエイティブ | 14,157 |
SE・ITエンジニア | 72,883 |
機械・電子系エンジニア | 32,075 |
化学・食品エンジニア | 4,842 |
建築・土木・設備 | 50,194 |
医療職(医師、看護師) | 751 |
医薬・化粧品 | 5,991 |
教育・福祉 | 1,150 |
その他 | 7,992 |
エリア別求人数 |
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北海道 | 6,794 |
東北 | 31,661 |
関東 | 163,020 |
中部・東海 | 59,771 |
関西 | 58,414 |
中国・四国 | 48,032 |
九州 | 46,889 |
海外 | 26,615 |
特化系別求人数 |
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外資系 | 絞り込み不可 |
エグゼクティブ・ハイキャリア | 絞り込み不可 |
ITエンジニア | 72,883 |
第二新卒 | 絞り込み不可 |
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※データは2025年6月時点のものです。