プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社の進化を基にした評価制度と充実の福利厚生

若手や女性活躍の観点から企業の魅力を探るこの企画。今回はスポーツチームなどへのコンサルティング、マーケティング・クリエイティブ支援を展開するプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社を取材しました。

スポーツ業界をトータルで支援するプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社は、130を超えるプロスポーツクラブと20を超えるプロリーグ・協会・行政に、資金、人材、対策、経営のトータルサポートを提供する企業です。

デジタルマーケティングやクリエイティブを事業の強みとし、スポンサーのアレンジメントからアクティベーションまでを行う他、チケット集客やグッズの販売促進など幅広く支援しています。

2023年4月には、これまでプロスポーツクラブ領域で培った知見を活かし、文部科学省・スポーツ庁が進める学校部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行に向け、さまざまな課題に合わせたトータルサポートを行う「ブカツプラス」の提供を開始。部活動の民営化が持続可能な仕組みを構築し、最適な課題解決に尽力しています。

会社名 プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
住所 東京都千代田区永田町2-17-3来栖ビル3,4F 
事業内容 スポーツチームなどへのコンサルティング、マーケティング・クリエイティブ支援
設立 2016年2月3日
公式ページ https://www.plusclass-sports-incubation.co.jp/
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)

将来、上場や世界進出などを見据えているプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社では、目標を一緒に成し遂げられるメンバーを必要としています。

そこで今回は、同社で働く意義や若手活躍を後押しする制度、カルチャーなどについて、現役プロフットサル選手としてデュアルキャリアで活躍中の同社採用担当の、平井さんにお聞きしました。

本日お話を伺った方
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社採用担当の平井さん

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
採用担当

平井 雅大さん

平均年齢29.4歳。若手が活躍するプラスクラス・スポーツ・インキュベーション

編集部

プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんでは若い世代が多く在籍していると伺っております。平均年齢や若手社員がジョインするきっかけについてお聞かせいただけますでしょうか。

平井さん

新卒で入社したメンバーは、インターンからのジョインがほとんどで、中途ジョインも多いのが当社の特徴です。平均年齢は約29.4歳で、若い社員が多く活躍し、なかにはすでにマネージャーになっている者もおります。

プロのフットサル選手として活躍後、ミッションに共感しジョイン

編集部

平井さんはどのような経緯でプラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんに入社されたのでしょう。

平井さん

私は2023年6月に中途入社をしたばかりです。Web3とスポーツの領域でサービスを展開するスタートアップに大学3年から社員として働いていたのですが、業績が悪化してしまい、転職を余儀なくされたという経緯があります。

大学を1年間休学してフットサルのプロスポーツ選手として活動していたこともあり、前職同様にスポーツに携わる仕事がしたいと思い、入社を志望しました。

編集部

スポーツ領域の企業がさまざまあるなか、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションを選ばれた理由についてお聞かせいただけますでしょうか。

平井さん

“日本のスポーツ全会場を満員にする”という当社のミッションに強く惹かれたことが一番の理由です。

フットサルはサッカーの次のポジションと捉えている人が多く、トップリーグで活躍していても観客がいないなかで試合をすることもありました。プレイヤーの頃からそこに課題を感じていた私は、当社のミッションに心をわしづかみにされました。

また、東京・八重洲で2023年5月に開催されたイベント「スポーツスポンサーシップ2.0」というスポーツのスポンサーシップの概念をアップデートする、都内最大級のスポーツスポンサーシップのカンファレンスを当社が主催していたことも、志望した大きな理由です。

編集部

プロで活躍されてきた平井さんだからこそ、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションのミッションや事業が、いかにスポーツ業界に必要であるかを深く理解されているのですね。

業務と同時進行で人事領域を勉強中!上司のフォローが成長を後押し

編集部

プラスクラス・スポーツ・インキュベーションでは現在、どのような業務を担当されているのでしょう。これまでの業務を通し、自身の成長を実感するエピソードなどがあればお聞かせください。

平井さん

主に新卒の採用を担当しています。面接や採用サイトのコラム記事の執筆のほか、中途採用のスカウトなども行っています。

前職は営業職だった私にとって、採用業務は初めての経験です。最初は面接もカジュアル面談も全て上長に帯同するかたちで行っていたのですが、最近は1人で担当できるようになり、やっと、採用担当っぽくなってきたなと感じます。

編集部

高いスキルが求められる採用業務を担当するにあたり、工夫されたことはありますか?

平井さん

採用業務と同時進行で、採用に関する勉強をしています。フットサルの練習の行き来の際に採用に関する本を読む他、わからないことは人事領域で10年以上のキャリアがある上長に質問したり、他社で行っている採用手法などを教えてもらい、学びに活かしています。

このような覚えながら学ぶことを繰り返した経験の積み重ねが、短期間で成長できた要因と分析します。

「進化」を基とした公平&クリアな評価制度

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社の仕事風景
▲目標に対する振り返りを上長とマンツーマンで週単位で行い、現時点での課題や進捗を確認している

編集部

上長のサポートが成長要因の1つとのことですが、どのようなかたちでフォローを受けられているのでしょう。プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんのフォローに関する特徴的な制度があれば、お聞かせください。

平井さん

フォローに関しては当社の評価制度が大きく影響していると思われます。代表の平地が考える「人材価値を高めるステップ」とプラスクラスグループのスタンダードである「進化」を基に創られた評価制度は、「期待する役割」、「アイデンティティ」「自分がどう進化したいか」と「結果」を掛け合わせ、上司と納得するまでとことん話し合い、目標を設定します。

この目標設定では、「今期でこうなって欲しい」という会社からのリクエストがベースの目標だけではなく、「自分がこうなりたい」という自身のなりたい姿も目標に含めることができるのも当社の評価制度の大きな特徴です。

目標に対する振り返りは上長とマンツーマンで週単位で行い、目標にどれだけ近づいているかを確認、上司がフォローアップをするかたちで人事評価制度を運用しています。振り返りでは困り事やわからないことも解消できるので、クリアしながら次のステップに進める仕組みになっています。

編集部

なるほど。プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんの評価制度そのものが、フォローアップになっているのですね。

仕事とフットサル選手を両立するデュアルキャリアと周囲のサポート

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社平井さんのフットサルの試合の様子

編集部

平井さんはフットサル選手も兼ねているとのことですが、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんのデュアルキャリアの働き方はどのようになっているのでしょう。

平井さん

私が所属するクラブは、21時から23時が練習時間となっているので、仕事を終えてからクラブに合流するかたちになっています。また、当社はフレックスリモートワークを導入しているので、体のケアやケガの治療が必要な場合は、この制度を使うことも可能です。

日曜日に日帰りでアウェイの試合を終え、飛行機で夜に帰宅、翌朝から仕事というハードなことも稀にありますが、隙間時間をうまく使うことで調整をするようにしています。

編集部

デュアルキャリアに対する周囲の理解やサポートなどを実感されることはありますか?

平井さん

日々、実感し、感謝しています。入社半年と新参者のわたしですが、ホームゲームはもちろん、プライベートの時間を使って試合の応援に駆けつけてくれる社員もいます。

また、スポーツに縁のある社員が多いことも当社の特徴です。もともと代表の平地自身が元バスケット選手だったこともあり、バスケをはじめ、サッカー、カヌーなど、アスリートとして活躍していた社員も多いです。

オフィス内でも試合結果について声をかけてくれる者が多く、励みになっています。デュアルキャリアには周囲の理解が最も重要ですが、当社はスポーツ領域の事業を展開していることもあり、良い環境で仕事と選手活動の両立ができているように感じます。

編集部

平井さんのようにスポーツを副業にされている方はいらっしゃるのでしょうか。

平井さん

はい。スポーツに限らず当社では副業が可能です。会社としても推奨しています。

編集部

副業で得た知見を本業であるプラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんの業務に活かすことで、社員とともに御社も成長できるというわけですね。

管理職の男女比は6:4。子育て世代も活躍

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社の女性社員の仕事風景

編集部

続いて、女性活躍について伺います。現在、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんにおける管理職の男女比はどのようになっていますか?

平井さん

マネージャー職も含め、女性社員が多く在籍する当社は、キャプテン、マネージャーに就いている女性社員も複数います。男女の比率で言いますと6:4と、男性の方が少し多いです。

フレックスタイム制度&リモートワークで柔軟な働き方ができる

編集部

性別を問わず、若い世代が活躍されているプラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんでは、子育て世代の方もいらっしゃると思われます。働き方の支援や取り組みなどがあればお聞かせください。

平井さん

男女問わず、子育て世代も活躍している当社では、子供の保育園の送迎時間に合わせてフレックス制度を活用した時差出勤をしたり、自宅からリモートワークをしたりなどの環境を整えています。

リモートワークの割合は部署や職種によって異なり、それぞれがチームごとに支障が出ない範囲でやりくりしています。会社としても出社する必須回数などは設けていません。

編集部

制度でガチガチに固めるのではなく、家庭の状況に合わせて無理なく働ける方法を選択できるのですね。

大学卒業まで1人月額30,000円の「子ども手当」を支給

編集部

子育て世代も多く活躍されているとのことですが、子育て支援の観点で、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんが導入している特徴的な制度はありますか?

平井さん

産休・育休、時短勤務に加え、「子ども手当」という制度を設けています。子供が大学を卒業するまで、扶養する子供の人数に応じて手当を支給する制度となっており、子供1人につき月額30,000円が支給されます。(上限100,000円)

設立から離職者はわずか4人。理由は充実した福利厚生

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社の仕事風景

編集部

プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんは離職率が低いと伺っております。それは働きやすさを示しているとも言えますが、キャリア採用の平井さんは、御社の雰囲気をどのように感じますか?

平井さん

2016年の設立以来、退職者はわずか4人という当社は、月並みな言い方にはなりますがみんな仲が良く、オフィスの雰囲気もとても良い会社です。休日は仲の良いメンバーで出かけたり、みんなで試合観戦に行くなど、プライベートの時間を一緒に過ごす者が多いように感じます。

また、離職率の低さの背景には、先ほど申し上げた社員の人柄や仲の良さの他、評価制度や働き方、子育て支援に関する制度、月5,000円を上限に経費で書籍を購入できる「書籍購入補助」、月10,000円を上限に経費でコンビニを利用できる「コンビニ補助」、1人暮らしの社員の自宅にお惣菜を無料で届ける「オフィスおかん便」など、福利厚生の充実があると分析します。

編集部

若手からやりがいのある仕事ができ、さらに働き方を支援する各種制度が充実していることで、社員の方々は安心を得ながら仕事に集中することができますね。

インターン生は業界の最前線で実務経験が積める

編集部

プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんでは、インターン生から入社に至った方が多いとのことですが、インターンシップの人数、期間、インターン生の仕事内容についてお聞かせください。

平井さん

インターンシップの参加条件に、1年以上の参加が可能な方としているため、インターン生は1年以上、当社に在籍する方がほとんどです。現在は10名のインターン生が日々の業務にあたっています。

仕事内容は、部署によってバラツキはありますが、座学と実務に別れており、座学はスポーツビジネスの基礎から会社の事業について学ぶことができます。実務ではクラブチームに提案する資料を作成する際のリサーチ業務、レポート作成など、アシスタント業務が中心となります。

当社のインターンシップは雑用など単純作業がメインではなく、実践形式なので、スポーツ業界の最前線に触れることができます。スポーツクラブと仕事ができるインターンシップの母数が少ないこともありますが、将来、スポーツに携わる仕事がしたい学生はそこに魅力を感じるようです。

編集部

業界の最前線とは、具体的にどのような業務になりますか?

平井さん

クライアント様であるさまざまなスポーツチームの取り組みに触れることができ、ビジネスのリアルな場を体感できる業務となっています。

新卒から案件を自分で回す者が多い当社では、インターン生が年次の近い社員にマンツーマンで付き、入社後の自分のキャリアを明確に描くことができます。

インターンからのジョインは即戦力として活躍

編集部

インターン生からプラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんの社員になることは、どのようなメリットがあると思われますか?

平井さん

すでに実務経験があるため、4月の入社時点で即戦力として活躍できるのが一番のメリットだと思います。社員ともすでに関係性が築かれているので、シームレスに業務にあたれることも特徴です。

スポーツ業界を変えたい!情熱を持った方を歓迎

編集部

スポーツ業界で仕事がしたい方や、自分らしく働ける環境で仕事がしたい方にとって、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんは非常に魅力に溢れていると感じます。最後に、転職を検討している読者に向け、御社が求める人物像など、採用におけるメッセージをお願いします。

平井さん

私自身がそうだったように、スポーツが好き、スポーツ業界を変えたいという情熱を持った方がフィットすると思われます。また、給与や役職など、成長進化による評価制度を導入している当社は、自ら成長して成果を出したいという考えを持っている方を歓迎します。

ポジティブ思考の社員が多い当社は社員の仲が良い、オープンな社風です。プライベートでのつながりを持ちたい、増やしたいという方にとっても働きやすい環境だと思うので、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションの事業や働き方に興味を持った方はぜひ、ジョインいただければ幸いです。

編集部

年功序列ではなく、「進化」に対して評価する制度は、公平かつ、クリアな制度であり、自己成長を実感しながら日々の業務に邁進できると感じました。また、平井さんのお話から、プラスクラス・スポーツ・インキュベーションさんのアットホームな社風、カルチャーに魅力を感じた読者も多いと思われます。

本日はありがとうございました。

■取材協力
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社:https://www.plusclass-sports-incubation.co.jp/
採用ページ:https://recruit.plusclass-sports-incubation.co.jp/