「成長のために」入社希望者が急増中!アルサーガパートナーズが選ばれる理由。

新しい働き方を導入する企業へお話を伺うこの企画。今回は、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支えている「アルサーガパートナーズ株式会社」を取材しました。

アルサーガパートナーズ株式会社とは

アルサーガパートナーズ株式会社は、デジタル技術を取り入れたいと考える企業に対して、戦略コンサルティングから開発、運用まで一貫したサポートを行っている企業です。開発実績は、公共サービス、大規模新規事業、ライブ配信、不動産テック、エンタメ、オンラインゲーム、AI搭載サービス、IoTなど様々です。

直近毎年150%以上の成長を継続しているなど、ITベンチャーの中でも存在感を発揮しています。クライアントからの直請け案件がほとんどで、企画やアイデアなどを積極的に提案していることも特徴です。

会社名 アルサーガパートナーズ株式会社
住所 東京本社:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト15階
事業内容 ・ワンストップ型ITシステム開発スタジオ事業
・DXコンサルティング
・UX/UI戦略&デザイン
・エンタープライズシステム新規事業企画(DX)開発
・ウェブシステム企画・開発
・アプリケーションシステム企画・開発
・ウェブ制作・ウェブマーケティングコンサルティング
設立 2016年1月8日
公式ページ https://www.arsaga.jp/

取材に対応してくださったのは、人事の高橋さんと広報の宮崎さんです。実務未経験から入社した新入社員へのサポート体制や若手が失敗を恐れずにチャレンジできる環境づくりなど、同社が行っている様々な取り組みを教えていただきました。

本日お話を伺った方
アルサーガパートナーズ株式会社で人事を務める高橋さん

アルサーガパートナーズ株式会社
人事

高橋さん

アルサーガパートナーズ株式会社で広報を務める宮崎さん

アルサーガパートナーズ株式会社
広報

宮崎さん

コンサルティングから開発、運用保守まで一貫したサービスを提供

アルサーガパートナーズ株式会社のオフィス内観

編集部

本日はよろしくお願いします。まずは御社の事業内容からお伺いしてもよろしいでしょうか。

宮崎さん

弊社はDXをキーワードに、コンサルティングから開発・運用保守まで一貫したビジネスを提供しております。もともと開発をメインにしていたこともあり、社員の8割がエンジニアという会社です。

コンサルティング事業に関しては、正式に立ち上がったのは2022年3月と直近ですが、それまでも様々な会社から新しいサービスや事業に関するご相談を受けていたという経緯があります。

編集部

コンサルティングから担っているということで、案件を依頼するクライアント側にとってもかなり頼もしいですね。正式に事業部が立ち上がったということで、今後はコンサルティングにも一層力を入れていかれるのですか。

宮崎さん

そうですね。事業部を立ち上げてからコンサルタント職の採用を本格的に始めたのですが、2022年末にはすでに30名規模まで拡大しています。

弊社の社長や取締役陣は、IT業界で自らビジネスを立ち上げて成功させてきた経験があり、そういった実績はすでに評価されています。今後はコンサルティングが開発に続く2本目の事業の柱となるよう、さらなる拡大を目指していく方針です。

「人をつくる」ビジョンをもとにした自社開発の体制

アルサーガパートナーズ株式会社のビジョン
▲「“人をつくる”だから“物をつくれる”」というのがアルサーガパートナーズさんのビジョン(公式サイトより引用)

編集部

事業部がスタートしてまだ1年経っていないのにも関わらず、かなりのスピードで組織が大きくなっていますね。会社全体に関しても、今後の事業戦略を教えていただけますか。

宮崎さん

IT業界では2025年に、IT人材の深刻な不足が起きるのではないかと考えられています。それを受けて弊社が主眼に置いているのが、国内のIT人材育成や日本全体のITリテラシー向上です。

そのために、コンサルティングに関しても開発に関しても、下請けやオフショア開発(※)に頼ることなく全て自社内で提供することをモットーにしております。
※システム開発の一部業務を海外の企業や海外の子会社に委託すること。

編集部

自社の利益だけではなく、日本のIT業界全体のことを考えておられるんですね。

宮崎さん

弊社が掲げているビジョンは「“人をつくる”だから“物をつくれる”」というものですが、これは社員を「取り替えられる人材」という単なる頭数としてとらえるのではなく、1人の人間として社内で育成していくことが組織として成長するカギになりますし、ひいてはIT業界全体のためにもなると考えています。

編集部

自社で人材を賄うことは、コミュニケーションの円滑化や企画段階から案件に取り組めるなどのメリットもあるかと思いますが、日本のIT業界の課題解決にもつながっているんですね。広い視野で業界全体のことを考えていらっしゃるアルサーガパートナーズさんの想いを、非常に強く感じました。

エンジニア中心の組織でも社内は賑やか

アルサーガパートナーズ株式会社内にあるラウンジ

編集部

ここからは職場の雰囲気や御社ならではの風土について伺いたいと思います。まずは社員の皆様の年齢や性別などの構成を教えていただけますか。

宮崎さん

平均年齢は29.6歳と、30代を切る若手中心の組織です。性別に関しては、エンジニアはほぼ男性なのですが、財務経理系や採用人事広報系などコーポレート部門を含めると女性も4分の1ほど在籍しています。

編集部

個人的にエンジニア中心の会社というと、なんとなく静かな雰囲気というイメージを持っているのですが御社の場合はいかがですか。

宮崎さん

弊社は全ての職種がワンフロアに集約されているので、他部署と連携が取りやすいこともあり、コミュニケーションは活発かもしれません。それだけでなく、ラウンジにはバーカウンターやゲームができる小上がりスペースもあり、皆が自由に利用することができます。終業後にプロジェクトの打ち上げやゲーム大会を開催するなど、メンバー同士の交流会も頻繁に行われています。

編集部

すごく賑やかで楽しそうですね。ベンチャーということもあり実力主義を想像するのですが、会社の風土という面ではいかがでしょうか。

高橋さん

おっしゃるとおり、実力主義ではありますね。年功序列ではないので、20代でマネージャーになるなど、普通の会社でいう課長クラスに昇進する事例も少なくありません。中には、20代で執行役員になった社員もいます。人事評価が年4回あるので、成果を出せばすぐに評価に反映されるのも弊社の特徴です。

編集部

意欲があって成果を追求できる人が、年齢や社歴に関係なく上のポジションに進めるのですね。ちなみに、キャリアの希望なども伝えることができるのでしょうか?

高橋さん

はい。「もっとこういった知識や技術を身につけたい」という意思がある方なら、社内転職と呼ばれる制度を利用することも可能です。とにかく前向きな気持ちさえあれば、様々な道を目指せると思います。

成長を支えているのは社員同士のコミュニケーション

アルサーガパートナーズ株式会社で行われているイベントの様子
▲アルサーガパートナーズさんでは全社的なイベントも定期的に開催される

編集部

たとえば未経験者の方が入社した場合などの教育制度についてお教えいただけますか?

高橋さん

実務未経験の方に関しては、教育チームによる疑似的なプロジェクトを組んで、1ヶ月ほど実戦的に開発について学んでいただきます。最終的には、入社1ヶ月半後くらいで案件にアサインできるレベルまで成長することが目標です。

編集部

実務未経験の方が1ヶ月半後に独り立ちというのは早いようにも感じますが、御社の環境なら十分に可能ということでしょうか。

高橋さん

そうですね。採用の時点で成長意欲が高く能動的に行動できる方に入社いただいていますし、先輩社員も若手を育てようという意識の高いメンバーが揃っています。これまで入社した方も1ヶ月半で十分に1年目として活躍できる水準まで成長していますし、無理なく目指せる目標だと考えています。

編集部

確かに、少しでも早く成長したいと考える方にとっては、実践的にどんどん教えてくれる御社の環境が合っているかもしれませんね。他にも、新入社員が学ぶための場は設けられていますか?

高橋さん

はい。各部署が主体となり、毎週または隔週で行っている勉強会がまずひとつ。他にも「TOT(Taste of Tech)」という社員主導の全社的なイベントを、2ヶ月に1回ほどのペースで開催しています。

TOTは、ゆるーくテックを楽しもうをコンセプトに、各自のノウハウや経験談などのナレッジを共有するLT(ライトニングトーク)イベントです。当社の場合、職種を問わず社内の社員同士で教育や情報共有の機会を頻繁に設けているのが特徴的かもしれません。

編集部

社員の皆さんが積極的に教え合う文化があるのは素敵ですね。ちなみに勉強会やTOTでは、どのようなことが話題になるのでしょうか。

宮崎さん

例えば、プライベートでつくったアプリの解説をする方もいますし、開発やデザインをする上での考え方や良いチームにするためのマネジメント術など、コンサルタントやエンジニアとして常に先端を走り続けるために役立つ内容が中心です。後は、プロジェクトの成功事例や失敗事例、新たな取り組みについての共有もあります。

編集部

日常業務はもちろん、新しいプロジェクトに参画した時などにもタメになりそうな内容ばかりですね。御社なら、実務未経験でも着実に成長していくことができそうです。

SlackやDiscordを使ったリモート下のコミュニケーション

アルサーガパートナーズ株式会社で広報を務める宮崎さん

編集部

続いて、働き方についてお聞きします。御社では社内勤務とリモートワークの割合はどれくらいで、どのようなルールになっていますか。

宮崎さん

現在は約50%の社員がリモートワークです。プロジェクトリーダーをはじめ上長がプロジェクトの内容などを考えて判断し、許可が出ればリモートワークをすることができます。

編集部

全体で一律にルールが決められているのではなく、プロジェクト単位で柔軟に対応しているのですね。リモートワークを選択した場合、コミュニケーションのサポートが必要になるかと思います。そのために使用されているツールなどはありますか?

宮崎さん

通常はSlackでのチャットを中心に社内の情報をやり取りしています。他にも、現場ではDiscordやGatherを使って、音声と映像を常時リアルタイムで繋ぎながらコーディングのやり取りなどを行っているようです。

編集部

チャットに加えて、映像と音声でもコミュニケーションが取れるので、リモートワークでも安心して仕事に取り組めそうですね。

社内報などを使って社員間の交流を促進

毎月発行されているアルサーガ社内報
▲毎月発行されているアルサーガ社内報には、バグ体験を伝えるコーナーや社員オススメの飲食店を紹介するコーナーも

編集部

社員間のコミュニケーションに関して、取り組みなどがあればお教えいただけますか?

高橋さん

やはり新しく入った社員のフォローは重要だと考えていますので、人事の取り組みとして新メンバーの挨拶タイムを毎月設けています。Google Meetを使って、その月に入社したメンバーから挨拶をしてもらうというものです。

宮崎さん

広報でも同様の取り組みをしていますね。弊社はNotionを使用して社内報を毎月発行しているのですが、その中で新メンバーへ簡単な取材をして、その人のパーソナリティなどを紹介しています。

編集部

人事と広報それぞれで、新しいメンバーの紹介を行っているのですね。今のお話の中で社内報の内容にも興味を持ったのですが、新入社員の紹介以外にどのような情報が掲載されているのですか?

宮崎さん

まず弊社ならではと言えるのが、社員が自身の“バグ体験”を伝えるコーナーです。これは、「バグを否定しない」という弊社の方針を浸透させる狙いで掲載しています。

他にも、地方出身の社員が多いこともあり、日本全国の各地域でランチや会食にオススメの飲食店を紹介する「食べログArsaga」というコーナーもスタートしました。これからも社員のコミュニケーションを活性化したり、業務に役立てたりできるような情報を提供していきたいです。

編集部

社内報でバグ体験を伝えるというのは初めて聞きました。上手くいかなかった事例を共有することで、失敗を恐れる気持ちがなくなりますし、同じようなバグで悩むこともなくなりそうですね。グルメ情報が掲載されているのも面白くて、私もそんな社内報なら読んでみたいです!

フレックスや特別休暇など、働きやすい環境を実現する制度がある

アルサーガパートナーズ株式会社のオフィス内にあるバーカウンター
▲オフィスのバーカウンターにはコーヒーマシンが揃っていて、社員の安らぎの場になっている

編集部

福利厚生制度など、働きやすい環境を整えるための仕組みがあればお聞かせいただけるでしょうか。

高橋さん

まず、11〜17時をコアタイムとするフレックス制度を導入しています。朝型であれば早めに出勤して集中して仕事をするなどライフスタイルに合わせて働けるのと、1時間単位で有給休暇を取得することもできるので、柔軟な働き方が可能になっていると思います。

また、特徴的なのは「ラッキー7days制度」でしょうか。入社直後は通常であれば有給休暇が付与されないかと思いますが、弊社では有給が付与されるまでの半年間に使える特別休暇を7日分用意しています。

他にも、服装や髪型は自由という規定にしていたり、オフィス内のコーヒーマシン・ウォーターサーバーを利用できるなど、出社時も楽しんで働けるような環境づくりを心がけています。

編集部

フレックスかつ時間単位で有給が取れるとなると、働き方の自由度はかなり高いといえそうですね。例えばお子さんの送り迎えなどがある方にとっては非常に助かる制度だと思います。

毎月400名が入社を希望する、そのヒミツは…

アルサーガパートナーズ株式会社で行われている会議の様子

編集部

御社がこれから事業を進めていくにあたって、必要としている人物像についてお教えいただけますか。

高橋さん

年齢や性別、役職に関わらず全般的に言えることとしては、まず「成長意欲の高い人」を求めていますね。現状に満足することなく、もっと知識や技術を身につけたいという好奇心や向上心があれば、実務経験は問いません。

編集部

現時点での知識や技術よりも、ポテンシャルを重視しているのですね。実際に、実務未経験の場合どのような経歴の方が入社されていますか?

高橋さん

活躍している社員の経歴は本当に様々です。例えば、飲食業界で働きながら、1年程度アプリ開発に挑戦していた方などもいました。趣味レベルであっても構いませんので、開発に対しての興味や意欲を具体的に示してくれる方であれば、今後も積極的にポテンシャル採用を行っていきます。

社員インタビュー「人をつくるアルサーガ。」:https://www.arsaga.jp/news/?cat=stories

経験より「知識や技術を身につけたい」というポテンシャルを重視

編集部

全く異なる業界からも積極的に採用されているのですね。御社のような勢いのある会社で、実務未経験から活躍できるのは魅力です。かなり多くの方が応募されているのではないでしょうか。

高橋さん

毎月約400名に応募いただいています。

編集部

400名!それは想像以上でした。それだけ多くの方が入社を希望するというのは、何か特別な理由があるのでしょうか?

高橋さん

弊社はクライアントの業界や案件の種類を限定していないので、幅広い領域の案件に携われるというのは応募者の方からよく耳にしますね。後は、弊社が取引しているお客様の7割が大手というところは、他のベンチャーと比較しても珍しいので安心感があるのかもしれません。

他に考えられるのは、弊社のミッションの一部にもある“成長のためにバグを否定しない”という方針です。これは、「バグを出さない=間違いを犯さない人間は1人もいないので、その間違えた経験を活かしていこう」という考え方なのですが、そういったマインド面も成長意欲のある若手の方に刺さっているのかなと思います。

編集部

なるほど。確かに失敗を責めずに挑戦を後押ししてくれる環境は、これからスキルを磨いていこうという若手の方にとっては最適だと思います。毎月それだけの応募があるというのも納得です。

人事の高橋さんからメッセージ

アルサーガパートナーズ株式会社で人事を務める高橋さん

編集部

では、最後にこの記事を読んで御社に興味を持った方へメッセージをいただけますか。

高橋さん

ここまでお伝えしてきましたように、弊社はベンチャーとしてはかなり珍しい取り組みや案件の引き受け方をしています。ですので、様々な業界や領域のコンサルティングやシステム開発を手がけ、世の中を便利にしていきたいという想いがある方ならやりがいを感じながら働けるはずです。

そして、一緒に仕事をする社内のメンバーに関しても、みんな仕事をする時は真剣に、楽しむ時はとことん楽しむという感じなので、メリハリを重視する方にもオススメします。若い内からどんどん力をつけていきながら活躍していきたいというマインドのある方に、是非ご応募いただきたいです。

編集部

本日はお忙しいところ様々なお話をしてくださり、ありがとうございました。

■取材協力
アルサーガパートナーズ株式会社:https://www.arsaga.jp/
採用ページ:https://www.arsaga.jp/recruit/