先進的な働き方や社内カルチャーで注目を浴びている企業の魅力や社内制度についてお届けする本企画。今回は、株式会社FIELD MANAGEMENT EXPANDにお話を伺いました。
株式会社FIELD MANAGEMENT EXPANDとは
株式会社FIELD MANAGEMENT EXPANDは、広告会社と制作会社の機能を併せ持つ「コミュニケーションデザインファクトリー」で、コミュニケーション戦略の構築、クリエイティブ企画立案、コンテンツ制作・体験設計、そしてメディアで一般生活者に届けるまでを実行します。
約270名のプロフェッショナルメンバーを擁する同社は、映像からグラフィック、各種デジタルコンテンツやイベントまで、コミュニケーションデザインに必要なあらゆるソリューションを自社保有しており、多種多様かつクリエイティブなソリューションを提案することができるという強みから、数多くの大手企業との取引実績を重ねています。
会社名 | 株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND ※2023年1月より、株式会社xpdから社名変更 |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1 |
事業内容 | ・設計から実行までを幅広く担える、課題解決に向けたコミュニケーションデザイン ・テレビCMなど広告映像の企画・制作 ・デジタルコミュニケーションに必要とされる制作・効果測定 ・メディアプランの提供・運用 ・イベント、セールスプロモーションの企画・運営 ・広報・PRコンサルティングサービス ・こま撮りアニメーションやミュージックビデオなど、コンテンツの企画・制作 |
設立 | 2021年1月4日 |
公式ページ | https://group-fm.com/ |
働き方 | ハイブリッド勤務、フレックス勤務 |
今回は、同社でプロジェクトの体制構築〜完成までの進行管理をトータルで行う「アカウントマネジメント部門」において、多くの若手社員が活躍し、また多くの子育て世代の社員が出産・育休後も同社で働きたいと思う理由について、お話を聞かせていただきました。
クリエイティブの力でクライアントの事業成功に貢献する
▲FIELD MANAGEMENT STRATEGY/EXPANDさんが掲げる企業テーマ(公式サイトより引用)
編集部
最初に、FIELD MANAGEMENT EXPANDさん(以下:FMX)の事業内容について教えてください。
小林さん
FMXは、広告会社の機能と制作会社の機能を併せもつ、コミュニケーションデザインファクトリーです。コミュニケーション戦略の構築、クリエイティブ企画の立案、コンテンツ制作、そしてメディアで一般生活者に届けるまでを実行することが可能です。
2023年1月より、弊社はコミュニケーションデザイン事業の強化のため、AOI TYOグループ内のコンサルティングファーム・フィールドマネージメントと、ブランドを統合しました。それに伴い、フィールドマネージメントは「FIELD MANAGEMENT STRATEGY」(FMS)、xpdは「FIELD MANAGEMENT EXPAND」(FMX) と社名を変更いたしました。
編集部
コミュニケーションデザインとは、具体的にどのようなことをされているのですか?
小林さん
弊社では、クライアント企業の事業内容に最適な戦略と企画、そして生活者とのタッチポイントとなる、映像やグラフィック、デジタルコンテンツなどの最終的なアウトプットまでを提案しています。
生活者の価値観の多様化が進む昨今において、生活者とのタッチポイントの種類を問わず、全方位をフルカバーする提案が可能なクリエイティブ人材を有していることも、弊社の強みですね。
さらに、ブランド統合により、FMSが持つ業界随一のクオリティを誇るコンサルティングの力と、FMXが持つ設計から実行、課題解決に向けたクリエイティブの力を融合させ、コンサルティングから実際のクリエイティブの制作・運用までをスピード感を持って実現できる体制が、弊社の新たな強みとなりました。
編集部
高感度なクリエイティブワークをコンサルティングに組み込むという発想はとても革新的だと感じます。
小林さん
ありがとうございます。これは、FMSの「経営者の想いを形にするにはクリエイティブな視点が必要である」という考えが、私たちFMXの根底に流れているものと共鳴したからこそ生まれたコンセプトなんです。
そこを起点とし、非言語的な表現手段であるクリエイティブワークを用いて、クライアント企業の事業課題の解決や成長に貢献することが、FMXのポリシーであると考えています。
▲FMXさんのクリエイティブワークの構図。質の高いクリエイティブの提供によって、クライアント企業の成長に貢献する
案件全体を統括するアカウントマネジメント部門
編集部
小林さんや酒井さんが在籍されているアカウントマネジメント部門は、FMXさんの中でどのような役割を担っているのですか?
小林さん
まず、弊社内では、複数のソリューションチームが部門別に編成されています。
クリエイティブ表現の開発を行う部門や、映像などのクリエイティブ媒体のプロデュースをする部門、イベントなどの「体験」の設計を行う部門、舞台をはじめとするエンターテイメントに関するコンサルティングを行う部門など、様々な部門が社内にあります。
クライアント企業の課題解決に適したチームを編成していくのが、アカウントマネジメント部門の仕事になります。
編集部
提案の引き出しが豊富なFMXさんだからこそ、クライアント企業の課題に合わせた、柔軟なチーム編成が可能なんですね。
小林さん
そうですね。他にも、コマ撮りアニメーションの制作を行う部門があります。また、子会社としてグローバル展開の施策を得意とする会社や、ミュージックビデオ制作会社などもあるので、多様かつ広範囲をカバーしたソリューションの提案が可能となっています。
グループ全体で持っているこれらのアセットを、いかに有効活用してクライアント企業の課題解決を実現するかを考え、実際にそれを実行するというのが、アカウントマネジメント部門の役割です。
編集部
多様な人材を取りまとめながら、案件全体を統括するポジションは、コンサルティングとクリエイティブの融合において欠かせない調整役となっているのですね。
「新卒入社から3年で管理職」を実現する若手育成文化
編集部
FMXさんでは、多くの若手メンバーが活躍されていると伺いましたが、アカウントマネジメント部門では、どのようなキャリアパスを歩んでいる方がいらっしゃるのですか?
小林さん
弊社は、年齢を重ねないと昇格できないといったことは全くないので、29歳で部長相当のポジションである「アカウントディレクター」に就いているメンバーもいます。
アカウントディレクターは、クライアント企業に適したプロジェクトデザインができる力や、全体をリードしていく力が必要です。そのようなポジションにも、「力がついてきたな」と思える若手メンバーを積極的に抜擢しています。
また、アカウントディレクターの右腕となるのがアカウントマネージャーなのですが、こちらも、アカウントディレクター不在時には代わりとなって様々な意思決定をしていくという責任あるポジションです。
このような責任あるポジションや役職に、20代のメンバーにもどんどん就いていってほしいというのが会社としての意向ですね。
ちなみに酒井に関しても、新卒枠で入社して数年のうちにアカウントマネージャーのポジションに就いています。
編集部
ありがとうございます。それでは、酒井さんのお話を伺えればと思うのですが、入社から3年ほどでマネージャーに昇格されるまでの経緯から伺えますでしょうか?
酒井さん
はい。私は新卒で入社したのですが、大学時代から広告業界を目指して、専門的な勉強や活動をしていたというタイプではありませんでした。
「広告が好き」「人と関わる仕事がしたい」という2つの軸で色々な会社を見ている中で、社内の風通しが良さそうで、色々な経験を積むことができそうなところに惹かれて応募したんです。
入社後は各案件のチームの一員として業務を分担したりしながら、いろいろな業界のプロの方と一緒にプロジェクトを進めていく経験を積み、徐々にチームリーダーのポジションを任されるようになっていきました。
担当する業務領域が広範囲にわたるため、業務をうまく分担しながらチームで動く中で、少しづつ責任ある業務を任せてもらっていきながら成長していけたと感じています。
メンタルと仕事の2軸で成長を支援するメンター制度
編集部
酒井さんのように、新卒入社で何もわからない状態からスタートされるメンバーの方に対し、FMXさんでは、会社として成長をサポートしたり促進したりする体制を設けられているのでしょうか?
小林さん
新卒入社の社員に対しては、メンター制度がありまして、入社後は先輩社員について回る期間を設け、その間にメンタル面と仕事面の両軸で、先輩がサポートしながら成長を促す体制をとっています。
そもそも、新卒入社の場合は、日々の中で「人生初」みたいなことが多く、社会人として慣れていないことにもたくさん直面するため、精神的な負荷がかかりやすいですよね。
そこに加えて、業務内容としても結構ストレスのかかるものも多いため、メンタル面を整える・支えるといった目的で、週に1回程度、先輩社員と話す時間を設けるようにしています。
編集部
新社会人が抱きやすい不安やストレスに配慮して、そういった負荷が積み重ならないようにケアする体制があることは、とても心強いですね。
メンターは、メンタル面と仕事面でそれぞれ1人ずつ担当の方がいらっしゃるのでしょうか?
酒井さん
ケースバイケースですね。私の場合は、程よい距離感で見守ってくださる先輩が1人いて、その方が必要に応じてサポートしてくださるという感じでした。あとは、案件ごとのリーダーがそれぞれで見てくださったりもしていましたね。
最近は、若手社員も色々な考えを持っている方が増えているので、メンタルと仕事、それぞれに1人ずつついてサポートするケースが多くなっていると思います。
世の中の動きや生活者の感覚の変化に合わせて、FMX社内においても、それに近い形になるようにメンタースタイルも変化しているんです。
編集部
本人の考え方や成長速度に合わせて、柔軟に先輩や上司の方々がフォローしてくださる環境で、徐々に仕事を覚えていくのですね。
酒井さんも、そういった環境で成長を遂げた結果、現在のポジションに至ったという感じでしょうか。
酒井さん
そうですね。私個人の感覚としては、本当に、全く何もできない状態でスタートしてから、目の前のことを必死に積み上げていくうちに、ここまできたという感覚です。
同時に、とにかく目の前のことをこなしていく中で、先輩方が、少し先のことを見通す力や、大きな案件を進めていくための度量といった部分を養ってくださったおかげで、今に至っていると思います。
若手を引き上げるポイントは「仕事に対するコミット力」
編集部
若手社員に責任ある仕事を徐々に任せていくにあたって、FMXさんでは、具体的な進め方や行動基準というのは決まっているのでしょうか?
小林さん
まずは、仕事に対してどれだけコミットできるかという部分をすごく見たうえで、どのくらいの仕事を任せるかを判断しています。
自分がやると決めた仕事に対して、どれくらいの責任感を持ったうえで取り組めるのか、やり抜くのかという部分。そして、自分の中での「このぐらいかな」というラインをさらに超えて上を目指せるのか、クライアントの期待を超えるところまでできるのかという部分。
こういった部分に対するコミットの度合いは、事前にしっかり確認しますし、会社としてもしっかりサポートする形で仕事を任せたいと思っています。
編集部
単にスキルや経験値が豊富であれば、仕事を任されるということではないのですね。
小林さん
そうですね。若い時に経験が不足していたり、知識やスキルが足りないというのは、誰しも通る道です。
それよりも、深く真剣に仕事に関わることができる高いコミット力を、責任あるポジションに就く人には求めています。
編集部
ありがとうございます。一方で、実際にアカウントマネージャーというポジションに抜擢された酒井さんは、これまでどのような形で仕事を任されてこられたのでしょうか?
酒井さん
チームの中で、自分に求められていることやできることを考えながら、与えられている役割を全うするように動いていくうちに、気になるところをリードしたり、仕事を進行していく機会が増えていったという感じです。
FMXでの仕事は、複数の案件に入って同時進行で動いていくことも多いのですが、それぞれ異なるメンバーで構成されているチームの中では、自分が担うべき役割も違います。
そういった環境で、メンバーを見ながら自分の立ち回りを変える、できることをやっていくというスタイルで動いていたところ、人を育成する視点と仕事をリードする視点の両方が備わってきたということで、マネージャーというポジションを任されるようになりました。まだまだですが。
編集部
目の前の仕事に対して主体的に取り組む姿勢が、酒井さんの仕事に対するコミットを表していたように、日々の仕事に対する姿勢をしっかりと評価する体制が、若手が活躍しやすい雰囲気を醸成しているのだと感じました。
男性の育休取得も当たり前。チームでライフイベントをサポート
編集部
FMXさんにおける、社員さんの女性比率はどのくらいでしょうか?
小林さん
アカウントマネジメント部門においては、2023年4月時点で女性の割合が57.4%、男性が42.6%と、ちょっと女性の方が多いという感じです。
編集部
女性社員は、様々なライフイベントをきっかけに離職されるケースも多いと思います。FMXさんで女性比率が高い状態が維持されている背景には、何か女性社員をサポートするような制度があるのでしょうか?
小林さん
まず、ライフイベントに関しては、女性に限らず男性も関わることだと考えていますので、女性だけに限定したサポート制度を設けているということはありません。
ですので、性別にかかわらず全ての社員が、それぞれのライフイベントを大切にできるような環境というところで言うと、2022年度においてパートナーが出産した男性社員の育休取得率は100%を達成しています。
編集部
世間では仕事のことが心配でなかなか育休を取得できないという声も多い中、FMXさんで男性の育休取得率が高い理由を教えてください。
小林さん
育休を取得しやすい雰囲気、お子さんのいるメンバーを支援する雰囲気があるから、取得率が高いのだと思います。
何か制度を設けていたとしても、それを利用しやすい雰囲気がなければ、「時期的に取得できない」「周りに気を遣ってしまう」という理由で形骸化するケースは珍しくありません。
弊社では、取締役や執行役員に近い役職のメンバーも育休を取っていますので、社内全体に取得しやすい雰囲気が浸透していると感じています。
編集部
経営陣などマネジメント層が進んで育休を取得していると、他の社員さんも取得しやすい雰囲気になりますよね。
育休による欠員もチームワークでカバー
編集部
育休を取得しやすい雰囲気が浸透しているとのことですが、仕事の進め方などに秘訣があるのでしょうか?
小林さん
先ほどもお話にあがった通り、FMXではチーム制でクライアント企業を担当していますので、チーム内で助け合うことができるという点が、育休取得に対する心理的ハードルを下げていると思います。
1人で案件を抱えていると、自分が休んでいる間にクライアント企業に迷惑がかかると思ってしまうでしょうが、弊社では、1つの案件に対して少なくとも3名、多ければ10名のメンバーがアサインされていますので、仕事を再分担したり、メンバーを入れ替えたりと、休みやすい状況を作ることができます。
編集部
育休取得でチームに欠員が生じるとしても、周りが「休んでも大丈夫だよ」という雰囲気でいられるのはなぜなのでしょうか?
小林さん
それぞれのメンバーが深いコミットメントを持って仕事をしていて、そういったメンバーが集まってチーム力を発揮しているという、普段の仕事の仕方によるところが大きいと思います。
普段からコミットが深いメンバーで仕事をしているからこそ、メンバーのピンチやどうしても休まなければいけない状況にある時は、「みんなでカバーしよう!」という空気が生まれやすくなります。
逆に、普段からうまくチームで動けていないメンバーだと、こういった空気が生まれず、「休みづらいな」となってしまうかもしれませんね。
育休からの復帰、その後の育児もチームでサポート
編集部
女性社員の方々の産休・育休、そして職場復帰に対する取り組みについて伺います。FMXさんでは、出産を経て復職される方はどのくらいいらっしゃるのですか?
小林さん
過去5年間のデータでは、産休・育休からの復帰率は100%を維持していますし、出産をきっかけとした離職もゼロですね。
編集部
出産・育児を経た女性社員の皆様が「復帰したい」と思えるようなサポート体制などがあるのでしょうか?
小林さん
職場復帰が近くなったメンバーに対しては、1ヵ月程度の「助走期間」を設けており、可能な範囲で会議に参加してもらったり、キャッチアップする機会を設けたりして、少しずつ慣らしてもらうといったことをしています。
あとはお休み中も、本人が見ようと思えば、Slackで仕事の進み具合や情報のキャッチアップができるように、いつでもオープンな環境にはしていますね。
編集部
復帰された後も、お子様の発熱や体調不良などの急用で、休んだり予定が変更したりすることがあるかと思います。そういった復帰後のメンバーの育児サポートみたいな部分はいかがでしょうか?
小林さん
そういった急な変更やお休みに関してはチーム全体でフォローに入っています。お互い様ですから。
酒井さん
先ほどのコミットが深いメンバーだからこそ育休が取得しやすいという部分に通じますが、FMXのカルチャーとして、チームで仕事を進めていくことが大前提としてあって、その中で発生したイレギュラーなことに対しては、みんなで協力して対応していくというマインドが浸透しています。
そこが根底にあるので、イレギュラーの中身がお子さんの発熱であっても、どうしても外せない会議がバッティングしたのであっても、みんなが状況に合わせて柔軟に役目を変え、ポジションを変えながらお互いをサポートするマインドに変わりはないのです。
日頃からチーム内で密にコミュニケーションを重ね、メンバー間での情報量が同じになるようにしておいて、急な欠員やトラブルのフォローはその都度、担える人が担いましょうという意識が強いからこそ、メンバーの急用にも寛容に対応する雰囲気が生まれるのだと思います。
編集部
育児中だからと特別扱いするわけではなく、ライフイベントも仕事と同じレベル感でチームワークで対処していくという意識が浸透していることで、男女共に気兼ねすることのない、働きやすい職場となっているのだと感じました。
リモートワークの浸透で働き方の柔軟性がアップ
編集部
小林さんはお子様がいらっしゃると伺ったのですが、普段はどのように働かれているのですか?
小林さん
出社することもあれば、自宅からリモートで働くこともあります。リモートワークを上手く活用して子どもの小学校の行事に参加したり、柔軟に働くことができていますね。
編集部
働く場所も働く時間も比較的自由度が高いとなると、チームビルディングやマネジメントに支障が出るのではないかと気になってしまうのですが、FMXさんではいかがでしょうか?
小林さん
まず、チーム内のコミュニケーションという点においては、問題ないと感じています。
むしろ、ここ2〜3年でリモートワークが一気に浸透し、仕事の進め方や使用するツールが変化したことで、コミュニケーションが格段に取りやすくなりました。
対面と同じレベル感での密度の高いコミュニケーションや、情報共有が可能となったことで、実際にその場に全員が集まらなくても、意外に仕事を進められることに気づきましたね。
編集部
仕事の進め方やツールが変わることによって、具体的にどのような効果が生まれたのでしょうか?
小林さん
例えば、打ち合わせに参加できなかったとしても、議事録や録画をアーカイブで共有することでキャッチアップできるようになったとかですね。
これまでは、その場にいることが正しくて、その場を中心に物事が進んでいましたが、リモートワークが浸透することで、どこにいても情報が等しく手に入るようになりました。
そのおかげで、その場にいるいないに関係なく、チーム全体が均一な状態で仕事を進めることができたり、次の企画に対しての動き方やキャッチアップのスピードが格段に早くなったりといった変化が現れています。
編集部
自由度の高い働き方でも、共有する情報の粒度を揃えることができたり、対面と遜色ないスピード感で仕事を進めることができる環境が整ったことで、お子様がいる社員さんでもチームの一員として、一層活躍できるようになったんですね。
求めるのは「チームで動けるコミット力の高い人」
▲インタビューにお答えいただいたFMXの小林さん(左)と酒井さん(右)
編集部
FMXさんのカルチャーや雰囲気に合う人材像について教えてください。
小林さん
周りを巻き込む力、そして深いコミットメントの2点を持っている方ですね。
弊社は、年功序列の真逆をいくような会社ですので、高度な専門知識や経験も大事ですが、どれだけ深い志でプロジェクトに責任を持って取り組めるかというところが、とても重視されるカルチャーです。
加えて、そういった専門知識や定義を持っているメンバーは社内にたくさんいるため、その人たちの力を借りて、巻き込みながら進んでいける力もまた、採用において重視しているポイントとなります。
編集部
ありがとうございます。酒井さんはいかがでしょうか?
酒井さん
アカウントマネジメントの仕事は、毎日色々な人と話しながら進んでいく仕事になるので、自分と異なる人たちを巻き込んだり、共有したり、分担したりしながらパフォーマンスを上げていくということが、とても楽しいしやりがいのある仕事だと思っています。
逆に、自分1人で抱え込んでしまったり、「自分だけでやった方が早いでしょ」という考えは、弊社では推奨していないので、チームで考え、チームで動くことができる人を求めています。
編集部
「チームワーク」が、FMXさんのカルチャーにフィットする人材のキーワードなんですね。では最後に、本記事を読まれて、FMXさんで働くことに興味を持った方へメッセージをお願いします。
小林さん
FMXはとても変化の激しい会社ですので、そういった変化・進化を楽しめる方にとっては、非常にエキサイティングな職場だと思います。
仕事に対するコミット力も高いのに、現在の会社では活躍できないと感じていたり、強い気持ちを持っているんだけどまだアクションを起こせていなかったりする方は、ぜひ一度お話しできれば嬉しいです。
酒井さん
人と話すことが好きな人や、たくさんの人を巻き込みながらチャレンジしていきたいと思っている人にはとても向いていると思います。
チームで最大のパフォーマンスを発揮するというところを共通のゴールとしながら、そこに向かって自らを高めていくことができる人をお待ちしています。
編集部
ありがとうございます。FMXさんの皆さんがそれぞれ主体的に仕事に取り組んで意欲的に成長していこうとされており、またそのカルチャーが日々醸成されていることを強く感じたインタビューでした。
本日は、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました!
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