【エンジニア採用】株式会社Kivaで働く魅力:異次元のスピード感とチームの信頼感

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社Kivaにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

株式会社Kivaは、延長保証サービス「proteger(プロテジャー)」やWebアクセシビリティサービス「ユニウェブ」を展開するスタートアップです。2020年に設立したにもかかわらず、「後世に語り継がれるコングロマリットカンパニーを創る」というビジョンを掲げ急成長を遂げています。

同社の特徴は、1か月未満での新サービスをリリースした実績もある圧倒的なスピード感で、エンジニアとして刺激を受け大きく成長できる環境があること。また、多様なスキルを持つエンジニアが集い、日常的に知見を共有しながらスキルアップできる環境も魅力的です。

今回は、株式会社Kivaのエンジニアとして働く魅力や組織の特徴について、Senior Engineerの竹内さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社Kivaの竹内さん

竹内英生さん

株式会社Kivaのsenior engineer。社員・フリーランスとして多くのスタートアップを経験後、2023年9月に入社。入社2か月で新サービス「ユニウェブ」の開発・リリースを主導。

Kivaのエンジニアの魅力:スピード・チーム感・裁量の大きさ

株式会社Kivaの竹内さん
▲取材にご対応いただいた竹内さん

編集部

最初に、竹内さんが感じる「エンジニアとして働く上でのKivaならではの魅力」を教えていただけますか?

竹内さん

大きく分けて3つあると感じています。1つ目がスピード感、2つ目が信頼できるチームの存在、そして3つ目が裁量の大きさです。

まず1つ目のスピード感については、私はもともとスピーディーな環境が好きなこともあり、スタートアップに特化してキャリアを積んできました。しかしその中でも、Kivaにはこれまでとは比べ物にならない圧倒的なスピード感があると感じています。

具体的なエピソードをお話すると、私が入社した約2か月後に現会長(創業者)の野尻から新サービス「ユニウェブ」の話が出て、当日にはもう開発に着手していたんです。その後わずか2週間程度で顧客との契約が決まり、3〜4週間でサービスリリースまで完了しました。1か月以内で企画から開発、リリースまでの工程を完了させる異次元のスピード感にとても衝撃を受けました。

編集部

MVP(※)レベルではなく、実際にリリースまで持っていくのは相当なスピード感ですね。
(※)Minimum Viable Productの略。顧客に価値を提供できる必要最低限の機能を備えたプロダクトを指す

竹内さん

はい。そしてこの迅速な展開を可能にした大きな要因が、2つ目の魅力として挙げた「信頼できるチームの存在」です。もちろんエンジニアの開発力は前提ですが、特徴的なのは営業チームとの関係です。

当社の営業チームは現会長を中心に、行動力と経験値が伴った、非常に高い営業力を持っています。「作ったものは必ず売ってくれる」という絶対的な信頼感があるからこそ、エンジニアが開発に専念し、結果として高速な開発サイクルを実現できているのだと思います。実際にユニウェブがリリースされてからの広がり方を見ても、良いサービスをつくるだけでなく本当に営業力が重要なんだということを実感しています。

編集部

3つ目の「裁量の大きさ」に関してはいかがでしょうか。

竹内さん

当社のエンジニアチームは「独立浮遊型」と呼ぶべき自由な組織体制を取っており、非常に裁量が大きい環境で仕事を進めていくことができます。

プロジェクトの大枠は決まっていますが、実装方法やアーキテクチャの設計、使用する技術の選定などは、基本的な開発言語の制約以外はエンジニアの判断に任されています。現在4名のエンジニアチームですが、各メンバーが自身の担当領域で主体的に意思決定を行える環境があります。

編集部

竹内さんが裁量の大きさを実感したエピソードはありますか?

竹内さん

今お話しした「ユニウェブ」がまさに当てはまります。私が入社2か月のときに話が出て、それ以降は完全に一任していただく形でプロジェクトを進めていきました。もちろん必要なサポートはありましたが、入社2か月で新サービスの開発からリリースまでを主導するというのは、他にはなかなかない裁量の大きさだと思います。

20代エンジニアを中心に新技術を自主的に勉強・導入してスキルアップ

株式会社Kivaのミーティング風景

編集部

社内にはどのようなスキルを持つエンジニアの方がいらっしゃるのでしょうか。

竹内さん

エンジニアチームは20代の若手中心で、スキルフルな人材が揃っています。一例として、有名テック企業のインフラエンジニア出身者がいます。そのメンバーはサービスのアクセス数が増加している中でも、インフラコストを大幅に削減できるような、まさに魔法のような技術力でインフラ面で顕著な成果を上げています。

編集部

普段からエンジニア同士で知見を共有する機会などはありますか?

竹内さん

はい。Slack上での活発な情報共有や、新しいサービスについての自発的な共有などが日常的に行われています。また、週1回のスプリントミーティングでも、メンバーが自主的に新しい技術や知見について共有する機会があり、とても活気のある雰囲気です。

さまざまな知見を持つメンバーと日常的に技術に関する知識共有ができる環境も、エンジニアとしての成長に大きくつながっていると思います。

編集部

エンジニアとしてどのようにスキルアップしていけるのかについても教えてください。

竹内さん

特徴の1つとして、新しい技術にどんどん挑戦できることがあります。これはエンジニアの裁量が大きい当社ならではの特徴です。例えば直近では、状態管理ライブラリのRecoilからZustandへの移行、UIライブラリでのshadcn/uiの採用といった実例があります。エンジニアの判断で新しい技術を積極的に導入できることは、スキルや知見の向上に大きくつながっています。

また多くのユーザーにご利用いただいている大規模サービスならではの技術的チャレンジができるのも特徴です。例えばコスト削減のための最適化や、複雑なアーキテクチャの設計などの課題に取り組む中で、独自スキルを身に付けていくことができます。

他にもエンジニア向けの支援制度として、月に3〜4冊程度の技術書籍購入補助があります。また、資格取得に関する支援制度も整っており、最近では情報確保支援士とネットワークスペシャリストの取得に向けて書籍を購入しました。

クライアントやエンジニア業界からの評価が仕事のやりがい

編集部

Kivaの仕事のどういった部分に特にやりがいを感じますか?

竹内さん

やはりユーザーの多さは、エンジニアとして大きなやりがいですね。特に当社のサービスはWeb上の安心や平等を担保するものであるため、アクセスの多さから「Web上の世界全体の環境改善に貢献できている」と実感できるのもやりがいを感じるポイントです。

編集部

ユーザーの方からの意見や声を聞く機会もあるのでしょうか。

竹内さん

営業チームから、サービスを導入されたクライアントからのお声をいただく機会は良くあります。それに加えて、エンジニア界隈で当社のサービスの噂を聞くこともあるんです。SNS上でエンジニアの方が発信してくれているのを見ると、当社のサービスがこの世界で存在感を発揮できているんだと実感して嬉しくなりますね。

Kivaのカルチャー:困りごとも知識も共有するバリューとは

株式会社Kivaのミーティング風景

編集部

御社ならではの特徴的なカルチャーや、大切にしている価値観などはありますか?

竹内さん

会社全体のバリューとして「まずやってみる」「決める」「大きくやる」を掲げています。これはスピード感、裁量の大きさといった当社の特徴を示す行動指針です。また開発チームの独自バリューとして「ジャイアニズム」「本質の解決」を掲げているのも特徴的です。

編集部

「ジャイアニズム」というのはかなり珍しいバリューだと思いますが、どういう意味を持っているのでしょうか。

竹内さん

「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」というジャイアニズムを、ポジティブに捉えた行動指針です。自分の担当業務をしっかりと遂行することはもちろん、周囲で困っている人がいればその問題も「自分のこと」として捉えてサポートするカルチャーを表しています。

また知識や情報も、ジャイアニズムに基づき全員で共有するものであるという考えです。先ほどお話した日常的なエンジニア同士の活発な情報交換も、ジャイアニズムを体現する当社ならではのカルチャーであるといえます。

フレックス・ハイブリッドワークの柔軟な働き方

株式会社Kivaのオフィス内観▲スタートアップとしては比較的珍しく、築地に本社を構える同社。オフィスには快適な仕事空間が広がっている

編集部

働きやすさに関して特徴的な点を教えていただけますか?

竹内さん

社風として非常に自由度が高いのが特徴です。特にエンジニアに関しては、厳密な出社時間は定められておらず、ゆるやかなフレックスタイム制を導入しています。例えば、朝型の人は9時に出社し、朝が苦手な人は11時過ぎの出社というように、個人の生活リズムに合わせた働き方が可能です。

編集部

リモートワークも可能なのでしょうか。

竹内さん

週2日のリモートワークが認められており、柔軟な働き方を実現しています。私自身ずっとリモートだと物足りなさを感じるため、出社機会があるのはチームとコミュニケーションを取る上で嬉しいポイントだと感じています。築地のオフィスも非常にきれいで、快適に仕事がしやすい環境です。

Kivaのサービスとグローバル展開を見据えた今後の展開

編集部

ここで改めて、Kivaの主力サービスについて教えていただけますでしょうか。

竹内さん

大きく分けて2つのサービスを展開しています。1つは延長保証サービスの「proteger(プロテジャー)」、もう1つはウェブアクセシビリティに関するサービス「ユニウェブ」です。

特に現在注力しているのが「ユニウェブ」です。当初はWebアクセシビリティのサービスとしてスタートしましたが、今ではWebサイト全体の改善を包括的にサポートするオールインワンパッケージとして進化を遂げています。今後は多言語翻訳やカスタマーサポートなど機能を拡大していき、Webに関する総合的なソリューションを提供できる非常に強力なサービスに成長させていきたいと考えています。

編集部

グローバル展開も進められているとのことですが、こちらについてもご説明いただけますか?

竹内さん

私たちが掲げる「後世に語り継がれるコングロマリットカンパニーを創る」というミッションに向け、社会的なインパクトを増大させていくためにも、海外市場の開拓にも目を向けています。まずは既存のサービスを海外市場に展開していくことを計画しています。

編集部

竹内さんご自身は、どのように部分に魅力を感じてKivaにジョインされたのでしょうか。

竹内さん

私が入社したときはまだ「proteger(プロテジャー)」のみでしたが、サービスの将来性に非常に魅力を感じました。また採用過程で現会長の野尻、現代表の磯崎と話す中で、会社を大きくしていくワクワク感を感じ、「この人たちと一緒に働きたい」と思ったことも理由の1つです。

特にエンジニアとしては、「妥協せずに、プロフェッショナルだけを雇う」という採用方針にも惹かれました。

Kivaから読者へのメッセージ

株式会社Kivaの竹内さん

編集部

最後に、Kivaに興味を持った読者に向けてメッセージをお願いします。

竹内さん

当社には経営層との距離が近く、開発技術だけでなくサービスが生まれる本質を学べる環境があります。エンジニアの専門領域だけにとどまらず、より広い視野で活躍したいという高い成長意欲のある方は、当社で活躍いただけると思います。

また、スタートアップならではのスピード感も特徴的です。このような急成長中のスタートアップで働く経験を通じて、圧倒的な成長を遂げたい方にとって、理想的な環境だと考えています。

編集部

竹内さん、本日はありがとうございました!

編集後記

取材を終えて、竹内さんの言葉から感じたのは会社の大きな熱量でした。「良いジャイアン」的なマインドでメンバーの困りごとを引き受けるマインドや、セールスチームへの信頼が、全員でひとつになって成長していこうというカルチャーを作り上げていると感じました。

株式会社Kivaの働き方のまとめ

事業の特徴
  • 延長保証・Webアクセシビリティサービスを展開
  • 1か月以内での新サービスリリースを実現
  • グローバル展開を計画中
開発環境
  • 新技術の導入に積極的
  • エンジニアの裁量が大きい
  • 20代中心のスキルフルなチーム体制
  • 大規模サービスならではの技術的チャレンジ
組織文化
  • エンジニアは独立浮遊型の自由な組織体制
  • 知識・課題を全員で共有する文化
  • 営業チームとの強い信頼関係
働き方
  • 週2日のリモートワーク可能
  • フレックスタイム制を導入
  • 築地の快適なオフィス環境
支援制度
  • 技術書籍購入の補助あり
  • 資格取得支援制度を整備

株式会社Kivaの基本情報

企業名 株式会社Kiva
住所 東京都中央区築地3-12-5+SHIFT TSUKIJI7F
事業内容 ・延長保証サービスの開発・運用
・Webアクセシビリティサービスの開発・運用
設立 2020年12月
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)
フレックスタイム制度
公式ページ https://kiva.co.jp/
採用ページ https://www.wantedly.com/
companies/company_7735799
募集職種 セールス
取材・編集
大滝雄介のプロフィール写真

ミライのお仕事
編集部

大滝 雄介

企業の採用や働き方に関する取材を担当し、これまでに三井物産株式会社やヤマハ発動機株式会社、サイボウズ株式会社など、約650件の取材実績あり。編集歴は15年にわたり、出版社勤務時代には官公庁や健康保険組合の機関誌・パンフレットなどを企画段階から多数制作。