私は33歳の池田です。転職者としてマイナビエージェントを利用し、その後は採用人事として企業側からも関わってきました。この経験をもとに、マイナビエージェントのリアルな評判をお伝えします。
私自身、最初の転職では「経験が浅すぎて通用するのか」「面接で何を話せばいいのか」と不安でした。最近では、税金や社会保険料の負担増加が手取り収入を圧迫し、転職を考える人も増えています。(参考:読売新聞)
特に、キャリアチェンジや第二新卒の方は悩みが多いのではないでしょうか?
マイナビエージェントは34歳以下の若手層が中心で、専任アドバイザーによる丁寧なサポートが特徴です。この記事では、私の経験を交えながら、マイナビエージェントの評判や利用すべきポイントについて解説します。
10秒でわかるマイナビエージェントの特徴!
マイナビエージェントの口コミ評判を調査・転職成功者へのインタビューに聞いてわかった特徴を一覧画像でまとめました。
会社概要 |
サービス名 | マイナビAGENT |
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運営会社 | 株式会社マイナビ | |
設立年 | 1973年 | |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 | |
代表者 | 土屋 芳明 | |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ | |
サポート | 担当有無 | ◯ |
無料相談 | ◯ | |
書類の自動作成機能 | ◯ | |
書類の添削 | ◯ | |
面接対策 | ◯ | |
面接日の調整 | ◯ | |
給与交渉 | ◯ | |
専用アプリ | ◯ | |
活動方法 | 自ら検索 | ◯ |
担当からの紹介 | ◯ | |
企業スカウト | △ | |
状態 | ハイクラス | × |
未経験 | ◯ | |
第二新卒 | ◯ | |
既卒・フリーター | ◯ | |
無職・ニート | × | |
求人数 | 公開求人数 | 84,808 (11/25更新) |
非公開求人数 | 14054 (11/25更新) | |
職種別求人数 | 営業・販売・カスタマーサービス | 16,945 |
企画・マーケティグ・経営 | 13,504 | |
管理・事務系 | 企画マーケティングに含まれている | |
物流・購買・貿易・店舗開発 | 2,599 | |
コンサルティング | 3,441 | |
金融 | 844 | |
不動産 | 903 | |
クリエイティブ | 903 | |
SE・ITエンジニア | 22,299 | |
エンジニア(設計・生産技術・品質管理) | 12,904 | |
建築・土木・設備 | 5,587 | |
医療・医薬・化粧品 | 299 | |
その他(講師・調理師・介護など) | 793 |
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マイナビエージェントに「使うべきじゃない人」
マイナビエージェントに向いていない人の特徴は以下の2つです。
- 地方での転職を考えている人(リクルートエージェントへ)
- 35歳以上の人(dodaへ)
- マイナビエージェントで良い求人に出会えなかった人(dodaへ)
- ハイクラス求人を探している人(現年収が年収600万以上)(doda Xへ)
マイナビエージェントの登録者データによると、全体の80%以上が34歳以下となっており、求人掲載する企業側の認識としても「34歳以下の若手を採用するための転職エージェント」というイメージがあります。
参照:マイナビエージェント(企業向け)公式サイト
また、マイナビエージェントは20~30代の若手を得意としている転職エージェントのため、管理職・マネージャークラスなどのハイクラス転職にはあまり向いていません。

実際に、こだわり条件「管理職・マネージャー」をチェックして検索すると、求人数はぐっと減り、全体の3.1%ほどの求人数でした。
上記を踏まえ、「自分にマイナビエージェントは向いていないかも..」と感じた方は、以下の転職サービスと併用することをおすすめします↓
『使うべきじゃない人』におすすめ
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
エージェント型 | 419,019件 | |
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エージェント型 | 218,039件 | |
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スカウト型 | 59,979件 | |
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エージェント型 | 11,788件 | |
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口コミ評判・転職者へのインタビューからわかった、マイナビエージェントに「使うべき人」
「はじめての転職」「各業界・職種に精通した専任のキャリアアドバイザーが在籍」「企業担当アドバイザーも転職をバックアップ」の3つが強みのマイナビエージェントに『向いている人』は、以下の3つにあてはまる人です。
- 20代や第二新卒で転職を考えている人
- 充実したサポートを受けたい初めての転職組
- 転職で年収をアップさせたい人
マイナビエージェントの最大の特徴・強みは、「20代や第二新卒の転職に強い」という点です。
マイナビエージェントの登録者の80%以上が34歳以下となっており、多くの企業から「マイナビ社は若年層の採用に強い」と認知されています。そのため、若年層を対象とした求人がとても集まりやすい、という理由があります。

実際に私も、前職では若手を採用したいときにマイナビエージェントを使っていました。
また、マイナビエージェントで転職した6割以上の人が年収アップに成功しており、「転職して年収アップしたい!」という人にもおすすめのエージェントです。
マイナビエージェントとの併用をおすすめするエージェントも一緒にご紹介しておきます↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
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エージェント型 | 69,886件 | |
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エージェント型 | 5,819件 | |
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エージェント型 | 4,429件 | |
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エージェント型 | 218,039件 | |
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エージェント型 | 419,019件 | |
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マイナビエージェントの「ひどい」の評判は本当?
マイナビエージェントと調べるとよく目にする「マイナビエージェント ひどい」といった口コミ・評判があります。これは、確かにうまく活用できなかった人にとっては本当です。ただ、中にはうまく活用して転職を成功させている人もいます。
ここでは、マイナビエージェントを利用して「ひどい」状態にならないように、原因と対策についてまとめました。
「ひどい」と言われる原因 | 解決方法 |
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希望に合わない求人ばかり紹介される |
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担当者と合わない |
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求人の質が悪い |
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ほとんどが、マイナビエージェントに限らず、どの転職サービスでも起こりえる内容に関する「ひどい」という口コミ・評判でした。
これら対策案はどの転職エージェントにも使えるので、なるべく転職サイト・エージェントは併用しつつ、職務経歴書や希望条件は具体的なものにしておくとよいでしょう。
マイナビエージェントの良い評判口コミ
求人が業界・業種問わず、多数掲載されていた

求人募集数が多く、色々な業種や職種が偏りなく掲載されていた印象。また、求人には会社の詳しい情報も掲載されていたので、企業選びの際に参考になった。

大手なので様々な業界や業種を網羅しているので、幅広い企業で転職先を探すことができる。

自分が希望していた職種は元々求人があまり出ない職業だったのであまり期待していませんでしたが、マイナビエージェントではいくつか求人を見つけることができました。数多く掲載されていたわけではありませんが、他社に比べれば多かった印象です。
マイナビエージェントは、「マイナビ看護師」「マイナビ薬剤師」「マイナビ営業」「マイナビIT」など、それぞれの職種に特化した人材紹サービスがあるほどで、幅広い業界に強いことが特徴です。
また、マイナビエージェントは全国にマイナビ独自のコネクションを広げていることもあり、保有している求人の質には定評があるようです。
「他社転職サイトで自分の希望職種が見つけられなかった」「より質の良い求人を見つけたい」という人におすすめなサイトです。
転職初心者に対するフォローがしっかりしている

初めての転職活動だったため、なにからはじめていいかわからず不安だったが、担当のキャリアアドバイザーとの面談がたいへん役に立った。自分の特性や適性を明確に洗い出し、今後のキャリア形成における有意義なアドバイスをいただけた。

エージェントを用いた転職が初めてだということを伝えると、仕組みから応募の手順、事務職の応募状況や通過率等の詳細を教えていただき、スピーディーにたくさん応募するよう促してくれたりと、親身になってサポート・フォローしていただけた。また、職務経歴書の改善点や、その他色々なことに関する疑問点もメールで尋ねると、翌日すぐに回答をくれた。

初めての転職活動かつ年齢のこともあり不安だったのですが、転職活動の進め方や、年齢を活かした書類作成、面接対策などの指導が丁寧でわかりやすかった。
マイナビエージェント公式サイトでも記載されていますが、マイナビエージェントは、初めての転職活動の方のサポートを得意としている転職エージェントです。
「なぜ、その仕事をしたいのか?」「なぜ、転職をしたいのか?」などの転職活動の軸作りの面談から始まり、⾯談の結果、”今の会社にとどまったほうが良い”と判断された場合も、その旨をしっかり伝えてくれます。求職者の希望や思いに寄り添い最後まで転職活動のお手伝いをしてくれます。
ちなみに、dodaも「初めての転職」「丁寧なサポート」で定評があるエージェントです。転職初心者へのフォローや担当者の対応の丁寧さを重視する方は、dodaと併用するのも良いですよ!
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
![]() doda |
エージェント型 | 218,039件 |
|
業界ごとに専任のアドバイザーがいるのでアドバイスが的確

それぞれの業界のプロのアドバイザーがいるので、サポートが手厚い印象です。アドバイス内容も、業界の今後の流れや必要なスキルなど、転職をする上で必要な情報を沢山共有していただけました。
キャリアアドバイザーは、各業界・職種の転職事情に通じた専任の方が就きます。
「どのようなスキルが必要とされるか」「今後どのようなスキルが重視されるようになるか」など、業界の最新情報や今後の動きなどを詳細に把握しているので、とても有利なアドバイスをもらうことが可能です。
また、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、担当している企業へ実際に足を運び、徹底した情報収集をしているため「企業がどのような⼈材を欲しているのか?」など、企業側の要望はもちろん、社内の雰囲気や働く⼈の様⼦なども⼊念にリサーチしています。
求⼈票だけでは知りえない情報もしっかりと把握しているので、入社後のミスマッチを避けることが出来ます。
アドバイザーの対応が親身・丁寧

エージェントの担当者が明るく親切な方で、いつも親身になって私の意向に沿って対応してくれた。面接のフィードバックも毎回してくれて、大変助かりました。LINEでのやり取りもスムーズでよかったです。

マイナビエージェントの担当者の方がすごく熱心な方で、「今まではどんな働き方だったのか」「どういった会社で働きたいのか」など沢山の質問をしてくれ、真剣に私と向き合ってくれました。また、相談や質問も懸命に聞いてくれ、私の希望にピッタリの企業を探してくれました!

担当者のサポートの手厚さが一番良かった。各業界のことを丁寧に教えて頂き職務経歴書の添削も何度もやって頂き良い書類が作れた。求人数が多いところも良かった。
マイナビエージェントは、若年層や転職経験の少ない人をターゲットにしていることもあり、サポートの丁寧さや親切さには定評があるようです。
そのため、20代の人や初めての転職で不安を抱えている人には、特におすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
マイナビエージェントの悪い評判口コミ
希望求人を紹介してもらえない

随時新しい求人を紹介してくれたりと紹介求人数は多かったが、他県の企業や、希望していない職種の紹介が多かった印象。

年齢的に難しい要素も多々あったと思いますが、紹介される求人の数が少なく、選択肢が限られていて困りました。

正直使用してがっかりした。おすすめに出てきた求人に応募しても書類選考まで行かないし、紹介求人も勤務地が遠い所ばかり紹介された。
自分の希望職種や希望条件と違う求人を紹介される原因としては以下の2つが考えられます。
理由 | 解決方法 |
---|---|
担当者が求職者の希望条件を正確に把握していない |
以下の点を担当者と再度すり合わせする。
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求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない | 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す |
求職者の希望通りの求人を紹介したいのは山々ですが、希望条件に求職者の経験やスキルが足りない場合はどうしても紹介が難しくなります。
例えば、希望条件が「異業種転職(未経験)、年収800万以上、フルリモートワーク」の場合、全て当てはまる求人を探すことが難しいため、求職者の経験やスキルを元に一番探しやすい希望条件に合った求人を紹介されている可能性があります。
また、マイナビエージェントは20代向けの求人が多く、40代や50代となると紹介してもらえる求人数が少なくなってしまう可能性があります。
理由は求職者によってそれぞれ変わってくると思うので、現状把握のためにまず担当者へ相談をしましょう。
担当者と都合が合わせられないなど、サポート体制が整っていない

企業情報の記載が少ない求人があったり、忙しいのは分かるが、こちらの都合になかなか合わせてくれなかったりと、サポート力が足りないと感じた。

登録して間もなくは、希望の求人を多くいただけたが、次第に職種や業種もばらついたり紹介求人が少なくなったりとサポート力が落ちていった印象。自分が早く決められなかっただけかもしれないが、自分のみで見つけられないを紹介してもらうために利用していたので残念だった。
アンケート回答の中には「担当との都合がつきづらい」「担当と予定が組みづらい」「サポート体制が以前より落ちていった」などの”サポート体制”に対するマイナスな口コミもいくつかありました。
上記の理由として大きく考えられるのは、求職者のスキル・経験や求人内容を総合的に判断した上で「現在は紹介できる求人がない」「転職活動を早く進められそうな人を優先している」の2つです。
大前提として、転職エージェントはあなたの転職が成功した報酬を企業からもらうことで収益を得ています。
その為、「転職を急いでいない」「希望条件が多く、紹介できる求人を見つけるのが難しそう」などと判断された場合は、他の転職活動が進めやすそうな人を優先的にサポートされてしまう可能性があります。
専任のアドバイザーなのに、ありきたりなアドバイスのみ

やはり、アドバイザーの方のスキルや知識面にばらつきはありました。初めて自分についた担当の方は自分の希望職種に関してかなり豊富な知識を持っており、有益な情報も沢山もらえましたが、担当者変更後の方はかなり曖昧、ありきたりな情報のみでした。

業界ごとに専任のアドバイザーがいるとのことで期待していたが、貰えたアドバイスは自分で調べれば分かるような内容ばかりでがっかりした。
アドバイザーと合わないと感じた場合は担当者変更をすることが可能です。
少し気まずい...などと感じるかもしれませんが、アドバイザーと合わずに変更を申し出るということは一般的によくあることなので大丈夫です。
ただし、担当者変更を申し出る際に必ず「何故、担当者を変更したいのか」を明確に伝えましょう。
例えば、「私の希望職種への知識があまり豊富ではないように感じたので、次回は業界に特化した人が良い」「今後の業界の動きなど、将来的な話もできる人が良い」など、具体的に伝えることで、希望のアドバイザーがつく可能性が高くなります。
アドバイザーに当たり外れがある

事前に電話連絡する約束をしていても、時間通りに電話連絡がくることが皆無に等しかったことです。別件対応をしていたと謝罪されましたが、それが3回、4回と続くと、信頼関係を築くことに困難を感じ、利用を中断しました。

各業界の有識者のアドバイザーと話をする機会があったが高圧的な人もいたり、ずっと話しっぱなしでこちらの意見とか無視だったので少なからず当たり外れはあるなと感じた。

マイナビエージェントは、転職時に2回利用していた期間があった。1回目のアドバイザーが送ってくる求人は、自分の希望する職種や業種に合致したものが多く紹介されて良かったが、2回目の利用時の時は希望外のものが複数含まれており、時間を余分に使うことになり残念だった。
丁寧なサポートに定評があるマイナビエージェントですが、人によって担当者と合わないと感じる方も多数いました。
ただ、担当者の当たり外れは、どの転職エージェントを利用しても起こり得ることです。
もし質の悪い担当者に当たってしまったり、担当者との相性が合わないと感じたりした場合には、遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。
マイナビエージェントの場合、担当変更についてはオープンに受け付けているのが特徴で、「転職エージェントの担当変更をする方法!スムーズに変更するための文例」という記事もあるくらい、気軽に担当変更を申し出ることができる風土があります。
マイナビエージェントが扱う求人の傾向
本章では、マイナビエージェントが扱う求人の傾向をご紹介します。
具体的には、下記の通りです。
ターゲット層 | 20代~30代前半 |
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強い業種 | ・メーカー/製造業 ・IT/通信業界 ・広告/ゲーム業界 |
強い職種 | ・IT技術職 ・経営/企画職 ・管理/事務職 ・営業職 |
対応地域 | 全国(※地方にも強い) |
メインの年収帯 | 400~600万円 |
マイナビエージェントは、ほぼ全ての業種や職種を取り扱う総合型の転職エージェントですが、特に製造業やIT業界、IT技術職や企画・事務職、営業職に強い傾向が見られます。
また、マイナビエージェントは20代~30代前半の若年層をメインターゲットにしていることもあり、年収400~600万円の求人が最も多く(全体の3分の1)、逆に年収800万円以上のハイクラス求人は少ないようです。
マイナビエージェントのメリットとデメリット
本章では、マイナビエージェントのメリットとデメリットをご紹介します。
マイナビエージェントのメリット
具体的には、以下の3つです。
メリット①独占求人が豊富に取り揃えられている
マイナビエージェントの1つ目のメリットは、「独占求人が豊富に取り揃えられている」ことです。
独占求人とは、他社では一切取り扱っていない、その転職エージェントだけが取り扱っている求人のことを指します。
非公開求人は求人情報が非公開にはなっていても、実際には複数の転職エージェントが取り扱っているケースは珍しくはありません。そのため、非公開求人の紹介を受けて応募してみたものの、書類選考であっさり落とされたという経験をした人も多いかと思います。
その点、独占求人はその転職エージェントのみが取り扱っている求人であるため、他社経由での応募者がおらず、紹介を受けた時点で面接まで進める可能性が高くなります。
前述の通り、マイナビエージェントは運営元がマイナビ社であるため、独自のコネクションを活かした独占求人を数多く保有しており、その点が大きなメリットとして挙げられるでしょう。
メリット②面談後すぐに求人を紹介してもらえる
マイナビエージェントの2つ目のメリットは、「面談後すぐに求人を紹介してもらえる」ことです。
マイナビエージェントに登録後は、まずはキャリアアドバイザーとの面談が行われますが、面談後にすぐに求人を紹介してもらえます。もちろん登録者の希望や転職市場の状況によっては、今すぐの求人紹介が難しい場合もありますが、多くの人は当日中、もしくは数日中に求人の紹介があるようです。
そのため、転職意欲が高い人やすぐにでも転職したい人にとっては、すぐに転職活動を始めることができ、その点もメリットと言えるでしょう。
メリット③充実したアフターフォローを受けられる
マイナビエージェントの3つ目のメリットは、「充実したアフターフォローを受けられる」ことです。
マイナビエージェントは、内定後のアフターフォローが充実している点も魅力です。転職先との入社可能日の調整や、自分ではなかなか言い出しづらい条件面の交渉はもちろんのこと、現職での退職交渉や退職手続き等のフォローも充実しています。
また、転職後は新しい環境に馴染めず思い悩んでしまう人も少なくありませんが、マイナビエージェントであれば転職後の不安に関する相談も行っているため、入社後も安心です。
マイナビエージェントのデメリット
続いて、マイナビエージェントのデメリットをご紹介します。
具体的には、以下の3つです。
デメリット①紹介できる求人がないと、サービスの利用自体ができない
マイナビエージェントの1つ目のデメリットは、「紹介できる求人がないと、サービスの利用自体ができない」ことです。
マイナビエージェントは「年齢が高い」「空白期間が長い」などの理由によって、紹介できる求人がない場合には、残念ながらサービスの利用自体ができません。実際、公式サイト内にも「希望や年齢・経験のバランスなどによっては、サービスの提供ができない場合がある」旨の記載があります(参照:公式サイト『マイナビエージェントに関するFAQ』)。
万が一マイナビエージェントが利用できなかった場合には、「リクルートエージェント」や「doda」といった、他の転職エージェントの利用も検討する必要があるでしょう。
■大手転職エージェントの求人数
転職エージェント | 求人数(非公開求人含む) |
---|---|
リクルートエージェント | 約73万件 |
doda | 約26万件 |
マイナビエージェント | 約7万件 |
(※2024年12月時点)
マイナビエージェントは、求人数の部分では少し見劣りしてしまいますが、求人の数よりも質を重視しているためです。
より多くの求人情報を集めて選択肢を広げたい人であれば、「リクルートエージェント」や「doda」といった、他の転職エージェントも併用して転職活動を進めるのがいいでしょう。
デメリット②担当者の年齢層が若い
マイナビエージェントの2つ目のデメリットは、「担当者の年齢層が若い」ことです。
マイナビエージェントは20代や第二新卒といった、若年層の転職に力を入れていることもあり、担当者も若い人が多い傾向にあります。そのため、人によっては「担当者に相談しづらい」「担当者が頼りない」と感じてしまうことがあるかもしれません。
もちろん担当者とは合う合わないの相性の問題もあるため、年齢だけで一概には判断できませんが、マイナビエージェントにはベテランの担当者も在籍しているため、もし若い担当者を好まないのであれば担当者の変更を申し出ましょう。
デメリット③担当者によっては連絡頻度が高い
マイナビエージェントの3つ目のデメリットは、「担当者によっては連絡頻度が高い」ことです。
前述の良い口コミにもある通り、マイナビエージェントはサポートの丁寧さや親切さには定評があります。しかしながら、人によっては担当者の熱心さが、逆に負担に感じてしまうこともあるようです。
もし連絡頻度の高さが負担であれば、勤務時間内は連絡を控えてもらったり、連絡手段をメールに限定してもらったりするなど、担当者と一度相談してみることをおすすめします。
マイナビエージェントを利用する流れ(登録〜面談〜紹介)
最後に、マイナビエージェントを利用する流れについてご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
①まずは公式サイトから、申し込みを行いましょう。申し込み自体は3分程度で完了します。申し込みから5営業日以内に連絡がきますので、そこで面談の日程を決めましょう。
②キャリアアドバイザーとの面談によって、今後の方針を決定していくことになるため、面談時は自分の希望をしっかりと伝えましょう。なお、面談は電話やオンラインでも可能です。
③面談の内容を基に、求人の紹介を受けられます。面談当日にそのまま求人を紹介してもらえるケースもあれば、後日にメールや電話で紹介を受けるケースもあります。
④気になる求人には、積極的に応募していきましょう。自ら求人検索をして希望の案件を探して応募することも可能です。マイナビエージェントは応募書類の添削も行ってくれるため、書類選考に不安がある人は事前に添削してもらいましょう。
⑤書類選考に通過したら、いよいよ面接です。マイナビエージェントでは、模擬面接などの面接対策も入念に行なってくれるので、自信を持って面接に臨めます。
⑥面接に合格したら、晴れて内定です。マイナビエージェントは年収交渉や入社日調整といった、内定後のサポートも充実しているため、転職が初めての人でも安心です。
マイナビグループの他サービスとの違い
株式会社マイナビは、マイナビエージェントだけでなく様々な転職支援サービスを展開しています。
マイナビ転職との違い
マイナビ転職は、転職サイトです。自分で求人を検索して、転職サイトを通じて直接企業に応募することになります。マイナビエージェントは転職エージェントなので、キャリアアドバイザーが面談や企業の紹介をしてくれます。
マイナビITエージェントとの違い
マイナビITエージェントは、IT/WEB業界・エンジニア職に特化した転職エージェントです。20〜30代のエンジニアにおすすめです。
マイナビ転職エージェントサーチとの違い
マイナビ転職エージェントサーチは転職エージェントが保有する求人情報や、転職エージェント自体を検索できる転職サイトとなっています。ハイクラス求人も多く取り扱っているため、35歳以上の人はマイナビ転職エージェントサーチの活用を検討するのもいいでしょう。
マイナビ新卒紹介との違い
マイナビ新卒紹介は、マイナビエージェントと同様、転職エージェントですが、新卒学生向けのサービスとなります。
実際に転職した人に聞いた、マイナビエージェントを利用して内定をもらった体験談
ここからは、実際にマイナビエージェントで転職に成功した私 斎藤が、マイナビエージェントを利用した体験談や感想を時系列でお話します。
マイナビエージェントを利用して転職先が決まるまでの流れは以下の通りです。
- 無料登録(5分)
- キャリアアドバイザーと面談(1時間程度)
- 求人紹介を受け、興味のある求人に応募
- 書類選考・面接対策を受ける
- 面接〜内定
登録は無料で、キャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、特に準備不足でも気軽に進められました。
ただし、登録時には基本的な職務経歴や希望条件を入力する必要があり、少し手間はかかります。
マイナビエージェント登録は簡単!プロのサポートが手厚い
マイナビエージェントでは、登録後すぐにキャリアアドバイザーから連絡があり、希望条件や職務経歴について詳しくヒアリングを受けました。
登録時に求められる情報は以下のような内容です。
- 現在の年収
- 転職希望時期
- 希望職種・勤務地
- 職務経歴(簡易入力でOK)
- スキルや保有資格
初回面談では、これらの情報を基に、キャリアアドバイザーが転職市場の動向や自身の市場価値についてアドバイスをしてくれます。
事前に情報をある程度整理しておくと、面談がスムーズに進むのでおすすめです。
サポートが手厚い!書類添削・面接対策で内定率アップ!
マイナビエージェントの大きな特徴は、サポートが手厚いこと。
まず、書類添削が具体的で、良い意味で厳しいので、非常に役に立ちました。その書類添削のおかげか、書類通過率は90%以上でした。
また、面接対策も非常に手厚いとも感じました。
アドバイザーから「この会社はこういった点を重視する」「こういうPRが有効」と具体的なアドバイスをもらえました。
例えば、志望企業の面接前に模擬面接を実施してもらい、想定質問や回答例を共有してもらったのは非常に役立ちました。
面接の応対も丁寧かつ迅速に対応してくれます。
▼実際のメール:面接についてのやりとり
実際にこうしたサポートのおかげで、私は7社の面接を受けて3社から内定をもらうことができました。
▼実際の内定通知のメール
幅広い求人情報と非公開求人の紹介
マイナビエージェントでは、一般に公開されていない非公開求人の紹介を受けることができます。これにより、他の求人サイトには載っていない独自の求人を知ることができました。
私は人事労務職を希望していましたが、希望条件に合致する求人が多く、特に年収600万円以上の案件もいくつか見つかりました。ミドルクラス層にとって非常に利用価値が高いと感じました。
「求人探しが初めての人」にこそおすすめ
転職活動に不慣れな人や、どの企業に応募すべきか迷ってしまう人にとって、マイナビエージェントは特におすすめです。キャリアアドバイザーが求人を絞り込んでくれるので、効率よく転職活動を進めることができます。
また、ヘッドハンティング型のサービスとは異なり、企業と直接やり取りする必要がないため、スケジュール調整や年収交渉といった手間も省けます。
▼実際のメール:面接調整のやりとり
転職を迷っている人でも活用できる柔軟なサポート
マイナビエージェントは、必ずしもすぐに転職を決意していない人にも親身になって相談に乗ってくれます。私は、現職が忙しい中での転職活動でしたが、面接日程の調整や現職との退職交渉についてもサポートを受けることができ、大きな助けになりました。
マイナビエージェントを通じての転職活動は、自分の希望を叶えられる求人に出会えるチャンスが多いと実感しました。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
マイナビエージェントに関するQ&A
本章では参考として、マイナビエージェントに関してのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
30代・40代でも登録できる?
年齢制限はないため、登録自体は年齢に関係なく誰でも行うことが可能です。
ただし、マイナビエージェントは若年層をメインターゲットにしている関係上、登録者の8割近くが35歳未満の人たちが占めています(参照:公式サイト『採用企業の皆さまへ』)。
そのため、35歳以上の人は登録自体はできても、その後に十分な求人の紹介を受けられない可能性があり、その点はあらかじめ認識しておく必要があるでしょう。
また、場合によっては紹介できる求人がなく、断られることもあります。
今すぐの転職でなくても登録できる?
可能です。
マイナビエージェントでは、今すぐの転職を検討していなかったとしても、最初の面談時に「本当に転職すべきか?」といったキャリアに関する相談もすることができます。
もちろん登録したからといって転職を強要されることはないため、今後のキャリアに悩んでいるのであれば、一度登録だけでもしてみましょう。
マイナビエージェントは、料金がかかる?
マイナビエージェントは、全てのサービスが完全無料で利用可能となっています。
基本的に転職エージェントは成功報酬型(転職成功時に企業側から成果報酬を受け取る仕組み)であるため、求職者側に料金が発生することはありません。
中には、一部のサービスが有料になっている転職エージェントもありますが、マイナビエージェントは公式サイト内でも「登録から転職成功に至るまで、利用者に料金を請求することは一切ない」旨の記載があるため、安心してサービスを利用できます(参照:公式サイト『マイナビエージェントに関するFAQ』)。
フリーターやニートでも登録できる?断られた場合は?
フリーターやニートの方も登録は可能ですが、職歴やスキルによっては求人紹介が難しい場合があります。
その場合は、マイナビジョブ20'sなど、別のサービスを案内されることがあります。
30代以上の場合は、dodaの利用を検討に入れてみましょう。dodaでもなかなか良い仕事が見つからない場合は、就職ガレッジで未経験に特化した就職サポートを受けながらアドバイザーといっしょに求人を探してみるのが良いでしょう。
登録後に連絡がこない場合は?
1週間待っても連絡がこない場合には、以下の問い合わせフォームから運営に問い合わせてみましょう。
マイナビエージェントは仮に現時点で紹介できる求人がなかったとしても、運営側から何らかの連絡があります。よって、登録後に連絡がこない場合には登録情報に不備がある、あるいは登録手続きが完了していない可能性があるため、一度問い合わせてみることをおすすめします。
なお、連絡が迷惑メールに振り分けられている可能性もあるため、念のため迷惑メールフォルダーも確認しておきましょう。
マイページにログインするには?
マイページは、初回面談の案内があってから、発行されます。登録したIDとパスワードを入力してログインしましょう。
マイナビエージェントを退会するには?
担当のキャリアアドバイザーに退会する旨を申し出ましょう。もしくは、こちらで退会の手続きができます。