ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社Plottにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
同社は、YouTube・TikTok・webtoonなど、新世代のプラットフォームにおいてIPコンテンツ(※)の企画・制作・配信を行っているエンタメベンチャー企業です。
(※)IPは、Intellectual Propertyの略称。知的財産のこと。アニメキャラクターのデザインや名前、ストーリーや世界観、音楽、ロゴなどを総称してIPコンテンツと呼ぶ。
20代中心の若いチームが生み出すコンテンツは多くの若者に刺さり、主軸となるショートアニメ領域では、過去累計再生回数100億回を突破。『テイコウペンギン』、『混血のカレコレ』、『全力回避フラグちゃん!』など、登録者数100万人以上のチャンネルも複数所有しています。
感動・ワクワク・驚きを創り続け、日本を代表するエンターテイメント総合企業を目指す。今回は、そんな株式会社Plottの今後の展望や若手社員の活躍、職場の魅力などについて、取締役CHROの久野さんにお話を聞かせていただきました。
Plottの理念:日本を代表する次世代のエンタメを生み出す
編集部
まずは、Plottのミッションについて教えていただけますか?
久野さん
私たちは、「日常に温度を。世界に熱狂を。時代に灯火を」というミッションを掲げています。
これは「私たちがなぜエンタメをやるのか」ということを言語化したもので、「目の前の人の日常に少しでも温かさを届けられるコンテンツを作りたい。」「世界に熱狂を届けられる大ヒットを生み出したい。」「時代に変化をもたらしコンテンツ史に名を刻むIPを生み出したい。」という想いが込められています。
そしてそれを実現するために大事にしていることは、常に新しく面白いものを作り出し、成長市場で戦っていくことです。「Next Creative Studio」というビジョンにもあるとおり、日本を代表する次世代のクリエイティブスタジオになることが私たちの目標です。
編集部
既に、ショートアニメ事業において多くのヒットコンテンツを生み出されていらっしゃいますが、今後に向けてはどのような展望を描いているのでしょうか?
久野さん
YouTubeなど単独の媒体でヒットを生み出すことに関してはある程度見通しが立ってきました。これからは、複数の領域にまたがったコンテンツ展開を行い、更なる大ヒットIPを生み出すことが目標です。中期経営スローガンとして『IP革命』を掲げ、2年間で新規IP100作品のリリース、IP単体で売上100億円を超えるような大ヒットを生み出すことを目指しています。
例えば、ゲーム化や漫画化を前提にアニメを作ったり、音楽やグッズに展開していったりなど、幅広いメディアミックスに挑戦していきたいですね。
Plottの若手活躍:平均年齢20代!入社半年でIP責任者になることも
編集部
続いて、若手の活躍についてお話をお伺いします。Plottにはどのくらいの年齢層のメンバーが多いのでしょうか?
久野さん
採用のメイン層は24歳から26歳で、社員の平均年齢は28.5歳です(2024年10月時点)。
具体的なメンバーの事例を挙げると、最近では、25歳で入社してきた社員が、入社わずか半年でIPの責任者としてアサインされました。
このメンバーはもともとゲーム実況などの経験はあったものの、エンターテイメント関連での就職経験はありませんでした。ですが、IPを作りたいという強い想いを持って入社してきて、周りを巻き込みながら、どんどん仕事を吸収して成長してきました。
弊社では、未経験からスタートした若手でも早くから重要なポジションを任されることが珍しくないんですよ。
編集部
年齢に関係なくチャレンジしていける風土があるんですね。その中では自分のアイデアを形にできるような機会もあるのでしょうか。
久野さん
ありますね。弊社では新規IPをどんどん立ち上げていく段階なので、月に数回の頻度で企画コンペを開催しています。
コンペは本当に活気があって、1回のコンペで100〜200個ぐらいアイデアが集まるくらいです。もちろん社内でブラッシュアップをしていくのですが、入社1年満たないメンバーの企画案が実際に形になることもあります。
編集部
年齢や入社年次に関係なくキャリアアップや企画の実現ができるのであれば、メンバーの皆さんも働きがいを感じられるでしょうね。
久野さん
はい。Plottにはエンターテイメントに関する強い想いを持ち、「自分が影響を受けた作品を超えるような作品を生み出したい」という目標を持っているメンバーが揃っています。
もちろんすぐに実現できるわけではないですが、目標に向けて成功も失敗も積み重ねながら成長していける環境の中、日々チャレンジしていけることはやりがいにつながっていると思います。
特に、私たちが手掛ける事業は再生数やチャンネル登録者数、そして視聴者の皆さんのフィードバックなどで反応がダイレクトにわかるので、良くも悪くも頑張りが目に見えやすいです。そこもモチベーションの一つになっているんです。
事業が拡大中なのでチャレンジの打席数が多い
編集部
若手の方がこのように早く活躍できる背景や要因について、どのようにお考えですか?
久野さん
まずは、事業自体が拡大期にあることが大きいですね。成長市場の中で順調に数字も伸びていて、IPをより増やしていこうという段階なので、チャレンジの打席数が多いんです。
もう一つは、「やる気があって実力がある人にどんどん任せる」という組織のカルチャーによるものだと思います。もともと、代表の奥野が学生時代から会社を始めたという背景もあって、若くても実力があれば重要なポジションに就けるという文化が根付いていると感じています。
編集部
その他に、スキルアップ・働き方などの面でもサポートできているとお考えでしょうか?
久野さん
そう思いますね。インプットの文化を大事にしており、書籍購入の補助制度を実施中です。その他、事業部対抗でインプット量を競い合ったりする施策も実施していますね。若く未経験なメンバーが多いからこそ、先人の学びを吸収する姿勢が大事だと考えています。
また、弊社では11:00~16:00をコアタイムとするフレックス制度を採用しているので、柔軟な働き方が可能です。会社として守るべきルールはありますが、できる限り少ないルールで、自由に働ける環境を保ち続けていきたいです。
仕事を頑張るのは大前提ですが、休みながらでないと長く成果を出し続けられないということを、全員が共通認識として持っているんです。だからこそ、自分の生活を大事にしながら成長していけるのだと思います。
「コミュ力高いオタク」が集まる、和気あいあいとした職場
編集部
続いて、組織の雰囲気についてお伺いしたいと思います。Plottにはどのようなメンバーが多いと感じますか?
久野さん
よく言うのは、「コミュ力高いオタクが多い」です(笑)。自分が好きなことを突き詰めながらも、人と対面でコミュニケーションを取ることが得意な人が多いように感じます。
そういう人が集まっているので、社内の雰囲気はとても結構和気あいあいとしていますね。みんな何かしらのエンタメが好きなので、そういう話題で盛り上がることが多いです。
オフィスにも遊び心があって、卓球台があったり21時以降はフリーアルコールでお酒が飲めたりと、楽しい雰囲気になっていますよ。カジュアルにミーティングができるような場所もたくさんあるので、仕事中はそこら中でワイワイと企画会議が行われていて、とても活気を感じます。
▲オフィスはいつも和気あいあいと楽しい雰囲気。遊び心があるオフィスも魅力。
編集部
懇親会などのイベントも多いのでしょうか?
久野さん
そうですね。コミュニケーションをとても大事にしているので、皆で集まって会話できる機会は定期的に設けています。
例えば、月に1回は締め会という、社員が対面で集まりコミュニケーションを促進するイベントを開催しています。他にも、四半期ごとにチームで決起会をしたり、新入社員歓迎会をしたりなど、各部署やチーム単位でさまざまなイベントを行っていますよ。
学生インターンがクリエイティブの監修やIPの企画立ち上げも
編集部
学生インターンの方も活躍されているのでしょうか?
久野さん
はい。現在(2024年10月)、働いてくれているのは8人ですね。
基本的には短期ではなく半年以上の長期で働いてくれていて、常に何人かは学生インターン生がいる状態ですね。インターンから正社員になったメンバーも結構多いです。
編集部
具体的に、インターンの方にはどのような仕事を任せているのでしょうか?
久野さん
例えば、制作関連のポジションでは、動画の企画出しやクリエイターさんのスカウト、採用業務などからスタートします。
徐々に任せられる範囲が広がってくれば、クリエイティブの監修や全体の制作進行管理などを任せることもありますし、IPをゼロから立ち上げるような企画のお仕事にも携わってもらうこともあります。
私自身も、学生時代にたくさんの会社で経験をしてきました。仕事にコミットできるなら、学生かどうかは関係ありません。
Plottの組織と採用:エンタメに対する想いと経験を重視
編集部
社員の皆さんには、どのような経験や職歴をお持ちの方が多いのでしょうか?
久野さん
ゲーム・漫画・アニメなどの業界から転職されてきた方もいますし、直接関係ない業界から転職されてきた方もいます。
同じエンタメ業界であっても、テレビアニメを作るのとYouTubeアニメを作るのでは全然違いますから、そういった意味では、誰でも一から吸収して活躍できるようなチャンスはあると思っています。
編集部
経歴は違えど、皆さんに共通しているものはあるのでしょうか?
久野さん
はい。エンターテイメントに対する解像度の高さと、コンテンツを作りたいという想いです。ただエンターテイメントが好きというだけでなく、「この作品の何が面白くてなぜヒットしたのか」ということを常に考え言語化できる人が多いです。
また、「見るのが好き」なだけではなく、本当に「作りたい」という強い想いを持っていることも大事ですね。作り手の側に回ると必ずしも楽しいことばかりではありませんから、それを乗り越えるだけの想いが必要だと思っています。
あと、Plottには過去に自分で何かを作ってきた経験を持っているメンバーが多いです。例えば演劇サークルで活動していた、お笑い芸人をやっていた、個人で小説やイラストを創作してきたというメンバーが多く見られますね。規模やジャンルは問いませんが、採用の面談時にも大事なポイントとしてお聞きしています。
編集部
その他に、必要な素質や採用の際に重視しているポイントがあれば教えてください。
久野さん
素直さですね。これまでの経験や常識とは全く異なることが求められる環境なので、自分の成功体験を一旦脇に置いて、新しいことを吸収できる柔軟性が重要です。まずは素直に学び、そこに自分のやり方をミックスしていける方が活躍できるのではないかと思います。
「会社を作り上げていく」ことにワクワクする方を歓迎!
編集部
最後に、Plottに興味を持たれた方に向けてメッセージをお願いします。
久野さん
私たちは日本を代表するエンターテイメント総合企業になることを目指しています。
個々の事業やIPを作ることも重要ですが、エンターテイメント企業そのものを作り上げ、日本を代表する会社にまで成長させていく経験ができるというところに、スタートアップならではの魅力があると思っています。
エンターテイメントで何か大きなことを成し遂げたいという熱い想いを持っている方であれば、きっと活躍できると思いますので、この記事をきっかけに、そのような方々と出会えることを心から楽しみにしています。
編集部
ありがとうございます。インタビューを通して、Plottで働くことの魅力がよくわかりましたし、若手のメンバーが生き生きと働かれている様子が伝わってきました。
本日は、たくさんの貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
この記事のまとめ
株式会社Plottのミッション |
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組織文化 |
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若手が活躍できる環境 |
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インターン制度 |
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採用方針 |
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株式会社Plottの基本情報
住所 | 東京都千代田区神田錦町2丁目4 |
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事業内容 | IPコンテンツを企画・制作・プロデュース |
設立 | 2017年8月 |
働き方 | フレックス勤務(コアタイム:11:00-16:00) |
公式ページ | https://plott.tokyo/ |
採用ページ | https://plott.tokyo/recruit2024 |
募集職種 |
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