社内の8割が20代~30代。若手が輝くアイムファクトリー株式会社の魅力に迫る

企業の成長を支える若手社員の活躍や、ユニークな社内文化について紹介していくこの企画。今回はIT特化型の人材紹介会社で、社員の8割が20代~30代で構成される、アイムファクトリー株式会社を取材しました。

アイムファクトリー株式会社とは

アイムファクトリー株式会社は「社会に変革をもたらすヒトと企業を加速する」という経営理念を掲げ、ITに特化した人材派遣事業やフリーランス支援事業を行っている会社です。

2008年の創業当時からIT人材の採用を支援することで事業を拡大しており、「企業と人」双方のニーズに合った、最適なマッチングを強みとしています。

会社名 アイムファクトリー株式会社
住所 東京都港区赤坂1丁目12-32 アーク森ビル 26階
事業内容 ・人材紹介事業
・人材派遣事業
・プロジェクト就労支援事業(フリーランス)
・キャリア情報発信事業
設立 2008年7月8日
公式ページ https://www.aim-factory.com/
働き方 リモート勤務(フルリモートも可)、時短勤務など

アイムファクトリーは、社内全体の20代比率が49%、20代の役職者が40%と、若いパワーを中心に成長を続けている企業です。

若手の活躍を推進する評価制度や、ワークライフバランスを重視した社内制度などについて、PeopleDevelopmentSectionの金さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
アイムファクトリー株式会社PeopleDevelopmentSectionマネージャーの金さん

アイムファクトリー株式会社
PeopleDevelopmentSection

金 英順さん

ITに特化した人材紹介。「企業と人」の最適なマッチングを実施

アイムファクトリー株式会社のフィロソフィー・ミッション・ビジョン
▲「日本のイノベーションの発展に、貢献していく」というフィロソフィーを掲げている(公式サイトから引用)

編集部

はじめに、アイムファクトリーさんの事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

金さん

私たちアイムファクトリーは、ITに携わる人材を企業に紹介している会社です。

近年IT人材の不足が深刻化しており、その傾向は今後ますます加速していくと予想されています。一方、世の中では、ワークライフバランスを重視した働き方を希望する人が増えていますよね。そこでアイムファクトリーでは、企業と人をマッチングすることで、テクノロジーの力で生まれる新しい未来に貢献していきたいと考えているんです。

事業は大きく分けて2つあり、1つ目は「直接雇用を目指す求職者と企業のマッチング支援」、2つ目は「フリーランスで働いている方へのプロジェクト案件の紹介」です。この2つを軸に、さまざまな就業支援やサイト運営などを行っています。

アイムファクトリー株式会社が運営する「社内SE転職ナビ」のサイトTOPページ
▲アイムファクトリーの提供サービスのひとつ「社内SE転職ナビ」(サービスサイトから引用)

編集部

求職者の方への支援は、具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?

金さん

まずは、求職者の方に丁寧なヒアリングを行い、働く時間や場所の希望はもちろん、どのような希望があるのかなどを把握します。

ヒアリングの内容をもとに、転職市場の情報提供から自己分析・実際の面接対策といったところまで、さまざまな視点から最適なキャリア形成ができるようサポートを行っています。

編集部

自分のキャリアに漠然とした不安を抱えている方でも、アイムファクトリーさんの支援があれば、理想的な働き方を見つけて、実現することができるんですね。人材を必要としている企業に対しては、どのようなアプローチをしているのですか?

金さん

企業が人材を採用する理由や目的を、深く理解することからスタートしています。企業によって、正社員を必要としているのか、プロジェクト単位で活躍できる即戦力を求めているのかなど、ニーズはさまざまです。

当社では、人材のスキルだけでなく、経験値や人柄なども含め、採用の目的に合った人材の提案を行っています。

編集部

採用の目的を分析して逆算していくことで、よりニーズに合った人材を紹介できる仕組みになっているんですね。

若手活躍の理由は「失敗は当然」というスタンスにあり

笑顔で談笑するアイムファクトリー株式会社で働く女性社員の様子

編集部

アイムファクトリーさんには若手社員が多いと伺いました。社員の年齢層など、具体的に教えていただけますでしょうか?

金さん

アイムファクトリーの社員数は、現在47名です(2023年8月現在)。社員は20代が約半数で、社内の8割弱が20代~30代です。

編集部

若手社員が多い企業なんですね。若手社員は、社内でどのような活躍をされているのでしょうか?

金さん

最近ですと、新卒2年目で新人賞や社内MVPを獲った社員や、3年目でチーフに早期昇格をした社員がいます。20代後半でマネージャーになっている者も2名ほどいますよ。大阪支社を立ち上げる際には、20代の社員が自ら手を挙げ、先頭に立ってプロジェクトを進めました。

アイムファクトリーには、年齢に関係なく一人一人の働きを評価して、重要なポジションや役職を任せる社風があります。20代のうちから活躍できるので、自身のキャリアアップやステップアップを促進できる環境が整っていると思いますね。

編集部

若手社員が活躍できる理由は、どのようなところにあるとお考えでしょうか?

金さん

まずは「失敗は当然」というスタンスです。「何も知らないからできない」ではなく「とりあえずやってみよう」という考え方があることは、若手社員の活躍を支えるうえで、非常に大きなカルチャーではないかと思っています。

先輩社員も20代のうちから活躍しているメンバーが多いので、メンターとしてサポートしながら、失敗の原因を一緒に考えたり、失敗を繰り返さない体制を構築したりしています。

編集部

失敗を恐れずに挑戦するカルチャーと、それを支える先輩社員の力で、若手社員の活躍が促されているのですね。

年齢を問わない定性的な評価制度でキャリアアップを促進

PCで作業をするアイムファクトリー株式会社の男性社員

編集部

アイムファクトリーさんの評価制度についても、お聞かせいただけますでしょうか。

金さん

数値目標を追うことはもちろんですが、それだけではなく、定性的な評価もしっかり行っています。チームや組織への貢献度も、大切な評価基準の1つですよ。というのも、チームや組織への貢献は、自身のステップアップに繋がると考えているからです。

編集部

定性的な評価をする際の評価軸は、どのような点にあるのでしょうか?

金さん

定性的な評価の基準は、社員のグレードによって異なります。例えば新入社員であれば「一番先に行動ができるか」という項目があったり、グレードが上がるにつれて、マネジメントに近い業務内容の評価項目が入ってきたりとさまざまです。

評価項目に対して0から3の数値で自己採点を行い、それに対して上長が評価をします。自己評価と上長評価にギャップがある場合は、1on1の面談で、しっかりと考えをすり合わせる機会を設けています。

編集部

1on1の面談では、主に評価に関するお話をされるのですか?

金さん

1on1の面談では評価に関する話題はもちろんですが、それよりも「今どのような動き方をしていて何に困っているのか」など、問題や課題があれば可視化する目的が強いですね。

例えば、社員がメンタル的に疲れているという相談があれば、原因を探ったり、業務のやり方を再検討したりすることもあります。一番の懸念は、メンタルの不調が離職に繋がってしまうことなので、面談を通して社員のコンディションなども確認できるようにしています。

幸いにも、アイムファクトリーにはこの仕事が好きだという社員が多いので、ポジティブな雰囲気を維持できるよう、社員の働く環境には気を配っています。

編集部

上長からの一方的な評価を受けるのではなく、自己評価や1on1の機会があることで、自分自身と向き合いながら、さらなる成長を目指していけるのですね。社員の不調も見逃さない配慮に、アイムファクトリーさんの社員を大切にする社風を感じました。

「仕事が好き」な社員がポジティブにイキイキと働ける環境

アイムファクトリー株式会社代表の久利可奈恵さんと2名の取締役
▲代表の久利可奈恵さん(写真中央)

編集部

先ほど、アイムファクトリーさんには「仕事が好きな社員が多い」と伺いましたが、その理由はどのようなところにあるとお考えでしょうか。

金さん

やはりポジティブシンキングができる社員は非常に多いかなと思います。それだけではなく、好奇心旺盛な社員も多いんですよ。例えば、企業様や転職希望者に対して好奇心を持って接することができるからこそ、依頼や悩みを深堀でき、その結果より良い紹介や提案ができていると感じます。

編集部

ポジティブで好奇心旺盛な社員の存在が、社内の雰囲気にも良い影響を与えているんですね。これだけ働きやすく、一人一人が活躍できる環境だと、社員の定着率も高い水準なのではないでしょうか?

金さん

もちろん離職者がゼロという訳ではありませんが、比較的少ない印象です。先輩社員と後輩社員の良い関係性が構築できていることも、離職者が少ない理由の1つかと思います。

また、当社の代表である久利(代表取締役社長の久利可奈恵さん)の考え方も、社内の雰囲気に大きく影響しているかと思います。常日頃から、どうやったら生産性を落とすことなく、社員の業務負担を減らせるのかを考え、より業務に集中できる方法があれば積極的に取り入れているんです。

現在50名弱の社員がおりますが、代表は社員の顔や名前・業務内容や業務の進捗を把握しているので、経営陣と社員の距離感の近さも、プラスに働いているのではないかと思いますね。

編集部

経営陣と社員の距離が近いことで社内が一体となり、前向きな姿勢で仕事に取り組める環境が作られているのですね。

初の育休取得者は男性社員。ライフの充実がワークの質を高める

笑顔で談笑するアイムファクトリー株式会社で働く男性社員の様子

編集部

ワークライフバランスといったところでも、社内で工夫されていることなどがあるのでしょうか?

金さん

社員の生活や事情に合わせて、柔軟な働き方ができるような工夫を行っています。制度としては、育休の取得が可能です。会社自体が若いこともあり、当社で初めて育休を取得したのは男性社員でした。復帰して働いている社員も、3名ほどいます。

編集部

男性が育休を取得すること自体難しい風潮がある企業も多い中で、初めての育休取得者が男性というのは特徴的ですね。アイムファクトリーさんは子育て前の若手社員が多い企業ですが、子供を持っても働き続けられる環境を作るために、どのようなことを行っているのでしょうか?

金さん

例えば社内では、週2回までリモート勤務が可能です。お子さんがいる方や事情がある方は、週によってリモート勤務を増やしたり、フルリモートの働き方をしたりもできます。

実際に現在5名の社員やアルバイト職員がフルリモートで勤務しており、東京都・長野県・宮崎県・福岡県のなど全国各地から、業務にあたっていますよ。

リモート勤務に限らず、自分の力が出しやすい働き方や環境があれば、いつでも相談をしていただければ検討・実行できる環境です。「一度やってみよう」とトライできる土壌はあるので、柔軟な働き方を検討できることは間違いありません。

アイムファクトリー株式会社の社内で打ち合わせをする男性社員と女性社員
▲アイムファクトリーでは、子育て中のメンバーも活躍できる環境を整えている

編集部

例えば子育てが落ち着いた場合、もう一度キャリアアップを見据えた働き方を叶えることも可能なのでしょうか?

金さん

妊娠や出産・子育てなど、ライフステージの変化を理由に、キャリアアップができないようなカルチャーは、あって欲しくないと考えています。一度現場から離れなければならない期間があったとしても、復帰の仕方によっては、第一線で活躍することも可能です。

実際、お子さんを育てながら働いている社員は現在6名ほどいますが、時短勤務の社員は1名だけです。
本当に必要であれば時短勤務という選択肢もありますし、時短からフルタイムに戻った社員もいるので、その都度状況に合わせた対応ができると思っています。これは今後、会社の規模がある程度大きくなっても残していきたい社風の1つです。

仕事の合間に水族館!?自由に使える「フリータイム制度」とは

アイムファクトリー株式会社のオフィス内の様子
▲観葉植物が多くリラックスできるオフィス

編集部

ワークライフバランスという視点で、他にはどのような取り組みをされているのでしょうか?

金さん

アイムファクトリーには、週に1度「フリータイム制度」というものがあります。「好きに使える」と言うと少し語弊があるかもしれませんが「フリーに使える時間」という意図で設けている制度です。

当社は10時から19時までが就業時間ですが、その間いつでも使用が可能です。例えば、病院・役所への用事を済ませたり、出社・退勤時間を変更したりすることもできます。退勤時間を早めて、好きなアーティストのライブに行ったり、野球観戦に行ったりしている社員もいます。

一番面白かったのは「気分転換に水族館へ行ってきました」という社員です。

編集部

仕事の合間に水族館でリフレッシュというのは、素敵ですね!その他のサポート制度はありますか?

金さん

新卒の新入社員向けに住宅手当がありますね。学生から社会人に変わってすぐの出費が多い時期をサポートできる制度になっています。会社から自宅までの通勤時間が30分以内の社員が対象で、3年間限定です。

長い通勤時間をなくすことで、仕事もプライベートも充実してくれればいいな、と思っています。

また、3年以上勤務している社員は複業もOKです。実際に、複数のメンバーは弊社以外でも活躍の場を持っています。

編集部

細かいルールにとらわれずに自由な働き方ができるからこそ、仕事のパフォーマンスが向上していくんですね。

アイムファクトリーで働く「面白さ」と「圧倒的なスピード感」

アイムファクトリー株式会社のオフィスエントランス

編集部

金さんご自身は、どのような経緯でアイムファクトリーに入社されたのか伺ってもよろしいでしょうか?

金さん

私はもともと、不動産業界の人事におりました。そこで、たまたまアイムファクトリーを紹介され、面接を受けたという経緯があります。

最初の印象としては、代表の久利(代表取締役の久利可奈恵さん)をはじめ、社員が若いなと感じました。もちろん社員が若いからといって学生のノリで仕事をしているわけではなく、しっかり働いている姿を見て、バックオフィス側で支えることができたら面白いのではないかと感じたことが、入社を決めた理由です。

編集部

どういったところで「面白さ」を感じられたのでしょうか?

金さん

一言で言えば、代表のはっきりとした人柄ですね。良いことは良い、ダメなことはダメとサバサバ判断していくので、物事を決めるのも非常にスピーディーです。一緒に仕事するうえでジャッジが早いというのは、個人的に良いなと思う部分なので、そういったところに「面白さ」を感じました。その気持ちは現在も変わっていません。

編集部

アイムファクトリーさんと他社の違いは、どのような点にあるとお考えでしょうか。

金さん

やはり、圧倒的なスピード感ですね。もちろん業務の流れもそうですが、何かを変えようとするときの動きもとにかく早いです。「秒でやろう」といったスピード感があるので、意思決定の早さには圧倒的なものがあるなと感じています。

PCに向かって作業をするアイムファクトリー株式会社の男性社員
▲アイムファクトリーでは「一歩目を素早く」をモットーに、主体的に動いていける社員が多数在籍している

編集部

アイムファクトリーさんに入社して、良かったと感じるのはどのような点でしょうか?

金さん

一番感じていることは「世の中の流れが見えるようになった」ことですね。世の中の情報やトレンドの変化は、IT業界の動きが一番早いと言われています。ITに携わるようになったことで「世の中の動きに対する情報を得られる」ことのメリットは大きいと感じています。

例えば、新聞やニュースに出てくる情報を見て「これらの企業が連携しているから、こういうことをやっているんだ」と理解できるようになりました。そういった点に面白味を感じることがありますね。

なので、ITテクノロジーや関連企業の仕組みや裏の事情みたいなものを知っていく過程に興味を持てる方だと、私のように楽しみながら働いていただけるのではないかと思いますね。

中途入社の8割はIT業界未経験。サポートする仕組みがあるのでぜひ応募を

アイムファクトリー株式会社で働く3人の笑顔の男性社員

編集部

それでは最後に読者の方に向けて、メッセージをお願いできればと思います。

金さん

アイムファクトリーはIT人材の紹介を行っている企業なので、ITの経験がないというところで、立ち止まっている方もいらっしゃるのではないかと思います。

ですが、アイムファクトリーの中で、IT経験のある中途入社のメンバーはほぼいないんです。8割強は他業界や異業種からの転職なので、ITというところは全然気にせずに、飛び込んできていただきたいですね。

もちろんITの知識や経験をサポートするためのメンバーは数多くいますし、社内の研修や勉強会も充実しているので、安心して業務に取り組んでいただける環境が整っています。

最初のハードルさえ下がれば、あとはご自身が担当する業務にまい進していただくだけなので、働きにくさを感じるということは、ほとんどないかなと思っています。

編集部

金さん、本日はお時間をいただきありがとうございました。

アイムファクトリーさんは、社員一人一人が働きやすい環境を整えながら、若手社員も活躍できる場を提供している印象を受けました。下記採用ページには、実際に働いている方のインタビューが掲載されています。興味を持った方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

■取材協力
アイムファクトリー株式会社:https://www.aim-factory.com/
採用ページ:https://www.aim-factory.com/recruit/index