第二新卒エージェントneoの口コミ評判でわかった登録すべきでない人!やばいという噂は本当か解説

第二新卒専用の転職エージェント研究家のワタルです。

私は、24歳で第二新卒として転職を経験した際、7〜8社の転職エージェントを実際に比較検討してきました。また、私の友人は実際に第二新卒エージェントneoを利用しているので、友人の声も交えて、詳しく解説します。評判口コミも集めましたので、参考にしていただければと思います。

30秒でわかる第二新卒エージェントneoの特徴

30秒でわかる第二新卒エージェントneoの特徴

「第二新卒エージェント」という名前が付いていますが、実は20代全般の就活・転職をサポートするサービスです。対象は第二新卒に限らず、高卒、中卒、既卒、フリーターまでカバーしています

※第二新卒⋯一般的には新卒入社後3年以内の人

公式によると、約8万人が利用すると謳っていますが、おそらく累計の人数だと思われます。

サービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡です。東京、大阪、名古屋、福岡にはオフィスがあり、対面でのサポートを受けることができます

他の転職エージェントと同様、企業からの成果報酬をもらうというビジネスモデルなので、求職者は無料で利用することができます。

実は私の友人も半年前にこのサービスを利用しました。最終的には年間120日休みのある企業に転職できましたが、その過程では様々な課題も見えてきました。これから、その経験も交えながら、このサービスの実態に迫っていきます。

第二新卒エージェントneoに登録すべきでない人

第二新卒エージェントneoに登録すべきでない人

「第二新卒エージェント」という名前が付いているものの、実は第二新卒の方にはおすすめしません。理由は単純で、第二新卒に特化した転職エージェントは他にもあり、より良い選択肢がたくさんあるからです。

特にマイナビジョブ20sは、2年連続オリコン顧客満足度総合No.1の実績を持つ大手マイナビグループの運営です。求人数は5900件以上あり、その中で未経験OK求人が78%以上を占めています。一方、第二新卒エージェントneoの求人は、ネット上で検索すると139件しか見つかりませんでした。私の友人も「もっと多くの選択肢があれば良かった」と話していました。

マイナビジョブ20
POINT
  • 20代・第二新卒・既卒向けの転職エージェント
  • 全求人20代対象、未経験OK求人が75%以上
  • 担当が20代に特化しているからアドバイスが的確
エリア 求人数 利用料
全国

非公開

無料

株式会社マイナビが運営する「マイナビジョブ20's」は、20代・第二新卒・既卒を対象としており、全求人が20代対象、そのうち未経験OKの求人が75%以上と20代に特化した転職エージェントです。

20代はこれから経験を積んで方向性を決めていく年代のため、仕事に対して悩む人も多い。20代に特化した担当が丁寧に話を聞いて、キャリアの方向性や悩みに対して的確にアドバイスをくれるのが強み。

マイナビジョブ20'sが向いてる人
  • 自分に向いている仕事がわからない
  • やりたいことが決まってない
  • 初めての転職で不安
  • 未経験の仕事にチャレンジしたい

大学中退、既卒、フリーターの方にも、残念ながらおすすめできません。同じ理由で、より良いサービスがあるからです。

例えばハタラクティブは、テレビCMでおなじみの人材事業大手レバレジーズが運営しています。未経験OKの求人が全体の約8割を占め、利用者の8割が大企業に就職している実績があります。求人数は非公開のため、第二新卒エージェントneoと単純比較はできませんが、大手ならではの安心感があります。私自身、転職活動時にハタラクティブを利用しましたが、企業情報が詳細で、面接対策も手厚かったという実感があります。

ハタラクティブ
POINT
  • フリーター・既卒・第二新卒の就職に特化
  • 8割以上の企業が未経験OK
  • スマホでオンライン面談実施
エリア 求人数 利用料
全国

非公開

無料

レバレジーズ株式会社が運営する「ハタラクティブ」は、フリーター・既卒・第二新卒など20代に特化した就職・転職エージェントサービスです。

スマホでのオンライン面談、1社ごとの履歴書添削や面接対策を実施しており、就職成功率は80.4%と丁寧なフォローアップが特徴です。

8割以上の企業が未経験OK、最短2週間で内定も可能とのことなので、ハタラクティブは、スピーディーに転職がしたいと考えている方にお勧めです。

第二新卒エージェントneoに登録すべき人

第二新卒エージェントneoに登録すべき人

  • 高卒、中卒の就職希望者

一方で、高卒・中卒の方の就職活動には、第二新卒エージェントneoはおすすめです。高卒・中卒の方を対象として明確に掲げている転職エージェントは珍しく、選択肢が限られているためです。

実際、「中卒でも働けるのはどんな仕事?おすすめ職種6選&資格を公開!」「高卒でも稼げる仕事4選|給料のいい仕事の条件と採用されやすい業界7選」といった実践的な情報も提供しています。就職活動の第一歩として、まずはこういった記事から情報収集を始めるのも良いかもしれません。

結論:第二新卒エージェントneoはあまりおすすめしない

第二新卒エージェントneoはあまりおすすめしない

私の調査結果と友人からの意見を総合すると、第二新卒エージェントneoはあまりおすすめできません。最大の理由は、求人の数と質に高い期待ができないことです。

他にもよく注意したほうが良いポイントがいくつかあります

甘い言葉の裏側を見抜く

第二新卒エージェントneoのホームページには「平均年収113万円UP」という文字が踊っています。私も最初は「第二新卒でこんなに年収が上がるの?」と目を疑いました。しかし、注目すべきは「就職/転職で」という表記です。第二新卒エージェントneoは高卒、中卒、既卒、フリーターも対象にしているため、アルバイトからの正社員登用なども含まれているのでしょう。つまり、第二新卒として正社員から正社員への転職を考えている人は、この数字をそのまま期待するのは危険です。

また「内定まで最短2日」「書類選考の通過率94.7%」という表記も要注意です。実は、私の友人は書類選考こそ素早く通過できましたが、後になって「なぜそこまで急いで採用したがるのか」と不安になったそうです。極端な話、「誰でもいい」から人材が欲しい企業である可能性も考えられます。そういった企業では、入社後の教育体制も期待できないかもしれません。

運営会社が力を入れていない疑惑

第二新卒エージェントneoのホームページで求人検索をすると、全部で139件しか求人が見つかりません。私が実際に法人のルート営業×東京で検索したところ、わずか4件でした。

この少なさが気になり、直接電話で問い合わせてみました。「ホームページに載っていない求人がたくさんあります」という回答でしたが、具体的な数字は教えてもらえませんでした。仮に非公開の求人が多いのだとしても、なぜホームページの情報を更新しないのか。おそらく、それだけの労力をかける価値のあるサービスとして位置付けられていないのかもしれません

実際、運営会社の株式会社ネオキャリアのホームページを見ると、実に52もの事業を展開しています。第二新卒エージェントneoはその中の1つに過ぎず、会社全体から見ると優先度が高くない可能性があります。

Googleマップの評価の不自然さ

第二新卒エージェントneoのGoogleマップの口コミは83件あり、評価は4.4と非常に高い数字です。しかし、この数字には違和感を感じました。というのも、主要な転職エージェントの評価を見てみると、マイナビエージェントが3.2、doda丸の内本社が1.4、リクルートが2.4なのです。一般的に転職エージェントの評価は低めになる傾向があるのに、なぜここまで高いのでしょうか。

さらに気になったのは、高評価をつけているレビュワーの多くが、転職エージェントneo以外の口コミを一切投稿していないことです。自作自演の可能性も考えられますが、これはあくまで推測の域を出ません。私が疑い深い性格だけかもしれません。

第二新卒エージェントneoはやばい?悪い評判・口コミ

第二新卒エージェントneoには、いくつかの気になる評判が寄せられています。ここでは、実際の利用者から報告された具体的な問題点を見ていきましょう。

第二新卒エージェントneoはやばい?悪い評判・口コミ

ブラック企業の求人を紹介された

mirai/
20代女性

「良い企業でおすすめです」と紹介された会社を、ネットの口コミサイトで調べてみたところ、パワハラや有給休暇が取れないといった悪評が多数見つかりました。そういった情報はアドバイザーからは一切教えてもらえませんでした。

友人の経験でも同様のことがありました。紹介された企業について「若手の成長を重視している会社です」と説明を受けましたが、実際に社員の口コミを見ると、教育制度は形だけで、現場は放任主義だったとのこと。結局その企業は見送りましたが、アドバイザーからは企業の課題や懸念点について十分な情報提供がなかったそうです。

第二新卒エージェントneoに限らず、多くのエージェントは企業の良い面だけを強調する傾向があります。そのため、企業研究は自分でもしっかり行う必要があります。口コミサイトやSNSでの評判チェック、面接での具体的な労働環境の質問など、できる限りの確認をしておくのが賢明です。

希望と異なる求人を紹介された

mirai/
20代男性

マーケティング職を希望していましたが、求人が少ないためか、営業職ばかり紹介されました。「あなたは営業の方が向いている」と言われましたが、私の何を見てそう判断したのかと疑問に感じました。

この不満は理解できます。実は第二新卒向けの求人は営業職が圧倒的に多いのが現状です。マーケティングのような人気職種は少ないため、このような「方向転換の提案」が行われがちです。

この場合は、「営業職以外の求人も積極的に探してほしい」とはっきり伝えることが大切です。それでも改善されないなら、マーケティング職に強い他のエージェントと併用するのがおすすめです。第二新卒エージェントneoは、すべての職種に強いわけではないことを覚えておきましょう。

担当者の質にばらつきがある

mirai/
20代男性

前に話した内容をすぐに忘れられ、何度も同じことを説明する必要がありました。企業側にも誤った情報が伝わっているのではと不安でした。

友人の担当者も、基本的なコミュニケーションに課題がありました。「土日休みの企業を探してほしい」と何度も伝えていたのに、突然シフト制の企業を紹介されたり、「研修制度の充実した会社です」と言われた企業が、実は研修期間わずか3日だったり。間違った情報を企業側にも伝えられているのではと不安になり、次第に連絡を取るのも億劫になっていったそうです。

第二新卒エージェントneoは、担当者によって当たり外れが大きいのが実情です。基本的なサポートすら期待できない担当者もいる可能性があるため、そういう場合は早めに他のエージェントも検討するのが賢明です。大切な転職活動で「この程度でいいか」と妥協する必要はありません。

第二新卒エージェントneoの良い評判・口コミ

第二新卒エージェントneoには課題も多いですが、サービスの良い点も確かにあります。特に以下の2点については、多くの利用者から評価の声が上がっています。

第二新卒エージェントneoの良い評判・口コミ

転職情報が充実している

mirai/
20代男性

ホームページに就活に役立つ情報がたくさん載っているので、勉強になりました。特に高卒・中卒向けの情報が充実していました。

確かに、第二新卒エージェントneoの強みの一つは情報量の多さです。高卒・中卒の方向けの転職情報は他のエージェントではあまり見かけません。まずは情報収集から始めたい方には、サイトを見るだけでも価値があるかもしれません。ただし、実際の転職支援の質は担当者次第なので、サイトの情報だけで判断するのは避けたほうが無難です。

LINEで気軽に相談できる

mirai/
20代女性

アドバイザーとはLINEでやり取りしていました。メールは苦手なので助かりました。

LINEでの連絡は、第二新卒エージェントneoの特徴的なサービスの一つです。若い世代には使い慣れたツールなので便利です。通勤中や休憩時間に気軽に連絡が取れるのは良いですね。ただし、気軽さゆえに担当者の返信が雑になりがちな面も。重要な条件交渉などは、電話などできちんと確認を取るのがおすすめです。

第二新卒エージェントneoの利用の流れ

第二新卒エージェントneoの利用の流れ

第二新卒エージェントneoは、基本的な転職支援の流れは他のエージェントと似ています。ここでは、実際の利用手順と各段階でのサポート内容を具体的に説明します。

転職活動の全体的な流れ

まずは無料カウンセリングから始まります。現在の状況や希望するキャリアについて、キャリアアドバイザーが詳しく話を聞いてくれます。転職市場での自分の価値や、向いている仕事についても相談できます。

次に職務経歴書の作成に入ります。アドバイザーと一緒に、自分の強みの活かし方を考えていきます。その後、希望に合った求人を紹介してもらえます。企業の雰囲気や実際の働き方まで、詳しく教えてくれる担当者もいます。ただし、担当者によって情報の質や量には大きな差があるようです。

内定獲得後のアフターフォロー

入社日や給与などの条件交渉もサポートしてくれます。また、内定後の研修もあり、特に初めて正社員になる人には心強いサービスです。

第二新卒エージェントneoを使いこなすコツ

第二新卒エージェントneoを使いこなすコツ

第二新卒エージェントneoを利用する際は、いくつかのポイントを押さえておくと良い結果につながります。私の友人の経験から、特に重要だと感じた3つのコツを紹介します。

条件にこだわりすぎない

私の友人は最初、「土日休み、残業少なめ、年収400万円以上」という条件を譲れないと言い張っていました。結果、紹介される求人が月2件程度しかなく、選考に進んでも「経験が浅いのに条件が高すぎる」と言われてしまったそうです。

その後、「土日休み」だけを必須にして他は柔軟に考えるようにしたところ、紹介される求人が増え、最終的に残業は少なめではないものの、年間120日の休みがある企業に決まったとのこと。「最初からもっと柔軟に考えれば良かった」と話していました。

担当者とうまく付き合う

「分からないことは細かいことでも質問する」「面接後の感想は必ず伝える」といった基本的なことを心がけていた友人でしたが、なかなか担当者から満足な返答が得られなかったそうです。「この会社の雰囲気ってどうですか?」と聞いても「良い雰囲気です」という形式的な返事しか返ってこない。「研修制度について詳しく知りたい」と伝えても具体的な説明がない。次第に、質問することも減っていったと話していました。

エージェントの掛け持ちのすすめ

私の経験から言うと、エージェントは2~3社がちょうどいいです。例えば、第二新卒エージェントneoで営業職の求人を探しながら、業界に特化したエージェントで自分の経験を活かせる求人を探す、という具合です。ただし、同じ会社に複数のエージェント経由で応募するのは避けたほうが無難です。

実際、私の友人は2社のエージェントを使い分けて活動していましたが、同じ企業に両方から応募してしまい、選考で苦労した経験があります。

エージェントは転職活動の味方ですが、使いすぎても使い方を間違えても失敗します。2~3社程度を上手に使い分けることで、より良い転職先に出会える可能性が高まります