人材業界のプロからアスリートまで。ミチビク株式会社の多様なメンバーが揃う組織風土

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、国内の上場企業を中心とした取締役会のDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、企業の経営層から変革を推進する「ミチビク株式会社」にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

ミチビクは、人材業界で10年以上のキャリアを持つ人材から社会人スポーツで活躍するアスリートまで、多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しているのが特徴です。入社後の裁量は大きく、上場企業の経営層と直接関わりながら、新領域「コーポレートガバナンステック」の立ち上げに携われる環境が整っています。

今回はそんなミチビク株式会社の組織風土や働き方について、代表取締役CEOの中村さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
ミチビク株式会社代表取締役CEOの中村さん

中村竜典さん

ミチビク株式会社代表取締役CEO。自動車メーカー、大手監査法人、スタートアップのコーポレート責任者やコンサル業を経て、2021年4月にミチビクを創業。

組織の特徴:学歴不問で、多様性のあるメンバーが活躍中

ミチビク株式会社代表取締役CEOの中村さん
▲取材にご対応いただいた代表取締役CEOの中村さん

編集部

最初に、ミチビクの組織の特徴についてお教えいただけますか?

中村さん

当社は、非常にバラエティに富んだメンバーが集まっていることが最大の特徴です。

例えば人材業界で10年以上のキャリアを持つ方や、大企業を経てスタートアップでマネージャー経験を積んだ方をはじめ、ユニークなところだと社会人野球でプロとして活躍していた、また現役で社会人サッカーリーグで活躍しているというメンバーもいます。

学歴に関しても幅広さは同様です。私自身も含めて、高卒メンバーも在籍しています。

編集部

多様なメンバーが揃っているかと思いますが、入社後の声がございましたら、ぜひ伺いたいです。

中村さん

例えば、1人目のカスタマーサクセスとして活躍している女性メンバーは「裁量の大きさに驚いた」と言っていましたね。実際に、彼女には入社して1週間で、お客様企業へ直接赴いての役員様向けシステム導入説明会を任せています。

もちろん、「上場企業の方針決定をする取締役会の会議運営をDX化する」という事業内容は簡単なものではないので、業界知識を伝えるようサポートしたり、過去の顧客とのやり取りを含めナレッジを共有したりというサポートは欠かしていません。

他にも、セールスチームのメンバーからは、「仕事に熱量高く取り組む人が多い。その環境が自分の成長にも繋がっている」「代表の中村や先輩社員が同席することもあり、チームで成果を取りに行く姿勢がある」などの声が届いています。

編集部

各業界から集まった皆さんは、どういった理由でジョインされたのでしょうか。

中村さん

最も多い入社動機は、事業内容やミッションへの共感です。社会全体に与えるインパクト、意義の大きさに共感してジョインしてくれるメンバーが増えています。

それに加えて、アーリーフェーズにあるスタートアップならではの成長環境に魅力を感じて入社するメンバーも多いですね。仕事の裁量が大きく、自分次第で会社と一緒に大きく育っていける環境があるため、新たな成長機会を求めて多くのメンバーが加わってくれています。

スキルよりもマインドセット重視。組織に好影響を与える“いいやつ”を採用

ミチビク株式会社の仕事風景

編集部

メンバーを迎えるにあたって、どのような点を重視されていますか?

中村さん

特に重視しているのはマインドセットです。実際にスキルが高くてマインドが合わない方よりも、スキルはまだまだこれからでもマインドが合う方のほうが活躍できています。組織に与える影響という点からみても、スキルよりもマインドの合う、いわゆる「いいやつ」であることを重視しています。

またスタートアップという特性上、成果に向かってひたむきに努力できる方、いわゆる「ガッツのある方」であることも重要です。プロスポーツ選手出身者が活躍しているのも、負けず嫌いで努力家なところがフィットしている面もあるでしょう。

編集部

「いいやつ」というのは、具体的にどのような方を指すのでしょうか。

中村さん

仕事面だけでなく、プライベートでも一緒に過ごしたいと思えるような気持ちの良いコミュニケーションができる人、周りへの気配りができる人を指してます。また、成果を出す上で、物事の本質を捉えて行動できること、そしてアンラーンできる素直さを持つことも、当社の思う「いいやつ」の特徴の1つです。

働き方:ハイブリッドで対面コミュニケーションを活発化

ミチビク株式会社の忘年会風景

編集部

御社の働き方や福利厚生について、特徴的な制度などはありますか。

中村さん

当社ではリモートと出社を組み合わせたハイブリッドワーク、フレックスタイムを導入し、柔軟な働き方を推進しています。出社頻度は個別に異なりますが、週2〜3日はオフィスで顔を合わせるようにしていますね。

最近ではオフィス回帰の風潮もありますが、社内カルチャーの醸成やスピード感ある意思決定をしていくため、対面コミュニケーションの機会も重視しハイブリッドワークの形を取っています。

編集部

全社的なコミュニケーションの機会もあるのでしょうか。

中村さん

月1回の全社会議を開催し、経営状況の共有やミッションの浸透、各チームの進捗報告、新メンバーの紹介などを行っています。これは情報共有だけでなく、企業文化の醸成も目的です。

また年に数回の大規模な社内イベントを開催しています。遠方メンバーはもちろん、社員のご家族もお招きして直接のコミュニケーションを図る、非常に貴重な機会です。

他には四半期に1度、MVP表彰を実施しています。定量的な成果だけでなく定性的な貢献も含めて、メンバー全員が納得できる活躍をした人を表彰しています。

社会的意義が大きい事業を手掛けるミチビクの働きがいとは

ミチビク株式会社のオフィス内観

編集部

組織の特徴や働き方について伺ってきましたので、続いて御社のミッションと事業についてもお教えいただけますか?

中村さん

ミチビクでは「経営を、あるべき姿に導く。」をミッションに、上場企業の取締役会のDXを推進するサービス『michibiku』を提供しています。

取締役会は企業の最上位意思決定を行う非常に重要な場でありながら、これまでアナログな運営がなされており、企業成長に繋がる議論がされにくいという課題があります。『michibiku』の導入によって効率的で透明性の高い会議運営をサポートすることは、企業の成長にも繋がり社会的に意義の大きいものだと考えています。

編集部

ミッションに共感して入社するケースも多いと先ほど伺いましたが、仕事の働きがいはどういった点にありますか?

中村さん

大きく分けて2点あると考えます。1点目が、エンタープライズ向けサービスとして、日本トップクラスの上場企業の経営層や役員といった、滅多にお目にかかれない方々と接する機会があることです。2点目が、「コーポレートガバナンステック」という、日本にまだ存在しない領域でゼロイチの立ち上げ経験ができる点です。

その2つに挑戦する中で総合的なビジネス能力を高めていけるのが、当社の仕事ならではのやりがいだと考えています。

募集職種:エンジニアマネージャー、マーケティングの2つ

ミチビク株式会社の勤務風景

編集部

現在、御社ではどんなポジションの人材を求めているのでしょうか。

中村さん

現在(2025年2月時点)募集を強化している職種としては、エンジニアマネージャー、マーケティングの2つがあります。

エンジニアマネージャーは現在15名程のエンジニアリングチームのマネジメントが主な業務で、チームの生産性を向上し、お客様の求める新機能の開発を実現できる人材を求めています。

マーケティングはユーザーコミュニティの運営やカンファレンスの企画・運営、セミナーの取り回しなどで顧客獲得から育成、関係性構築など、ミチビクの認知向上を担っています。

編集部

それぞれの職種ならではの魅力は何ですか?

中村さん

エンジニアは社会的意義の高いシステム開発に携われることに加え、技術的なチャレンジができるのも魅力です。例えば将来的に、AI活用によるプロダクト開発も検討しています。新しい技術にチャレンジしてサービスを生み出していけるのは、エンジニアとして働く上での面白さといえるでしょう。

マーケティングは、部署設立から間もないこともあり特に自由度を高くして仕事ができる点が魅力です。未検証の施策が多くあることから、主体的な思考力を発揮して活躍できる仕事の面白さがあります。

ミチビクから転職希望者へのメッセージ

ミチビク株式会社代表取締役CEOの中村さん

編集部

最後に、転職を検討されている読者の方々へメッセージをいただけますでしょうか。

中村さん

ミチビクが挑むのは、企業のトップレベルからの変革です。まだ少人数のフェーズではありますが、社会的なインパクトの大きい課題に取り組み、新たな領域を切り拓いています。多少のリスクがあっても、リーダーシップを発揮して変革を起こしていきたい、そんな気概のある方と一緒に働きたいと考えています。

ビジネスの基本的な経験があれば、入社時点でSaaSや取締役会などの専門知識は不要です。実際、取締役会について入社時に詳しかったメンバーはほとんどいません。社内の充実したサポート体制と多様なバックグラウンドを持つメンバーの中で成長できる土壌が整っていますので、向上心のある方であれば十分活躍いただけると考えています。

このような環境で、新しい価値の創造に興味を持っていただける方との出会いを楽しみにしています。

編集部

中村さん、貴重なお時間をいただき本日はありがとうございました!

編集後記

取締役会のDXを推進する同社の事業に携わることは、大きな社会的意義ややりがいを感じられると思います。また「いいやつ」という価値基準をもとに、スポーツ選手など多様なメンバーが活躍する社内環境も印象的です。成長意欲を持って新しい領域に挑戦していける環境があると感じました。

この記事のまとめ

事業内容・ミッション
  • 取締役会のDXを通じて企業変革を推進
  • 「経営を、あるべき姿に導く。」をミッションに掲げる
  • 上場企業中心に経営層の意思決定の場におけるDX化を推進
働き方
  • コミュニケーションと作業効率を重視し、ハイブリッドワークを導入
  • フレックスタイム制度あり
  • 月1回の全社会議で経営状況や各チームの進捗を共有
  • 年に数回、家族も参加可能な大規模な集まりを開催
メンバーの特徴
  • 人材業界やIT業界、スポーツ選手など多様なバックグラウンド
  • 学歴不問で、高卒メンバーも活躍
求める人材像
  • 素直でアンラーンできる人
  • コミュニケーション能力や周囲への気配りに長ける人間力の高い人
  • 成果に向かってひたむきに努力できる人

ミチビク株式会社の基本情報

企業名 ミチビク株式会社
住所 東京都中央区日本橋富沢町10-11TWG日本橋イーストⅡ・6階
事業内容 michibikuの企画・開発・運営・販売
設立 2021年4月
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)
フレックスタイム制度(コアタイム10:00-15:00)
公式ページ https://michibiku.co.jp/company/
採用ページ https://herp.careers/v1/michibiku
募集職種 ・エンジニアマネージャー
・マーケティング
取材・編集
紫竹淳志のプロフィール写真

ミライのお仕事編集部

紫竹 淳志

元新聞記者として約10年間、地方行政や選挙、プロ・アマチュアスポーツなど幅広い分野の取材経験あり。ミライのお仕事では、ソフトバンク株式会社や東京商工会議所、株式会社オープンハウスグループなど、数多くの著名企業や教育機関への取材を担当。