ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、れいめい中学校・高等学校にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同校で働く魅力をご紹介します。
鹿児島県にある、れいめい中学校・高等学校は、伝統ある私立の中高一貫校として知られています。同校では20代・30代の若手教員が全体の約半数を占め、女性管理職も複数在籍。年齢や性別に関係なく、教員一人ひとりが活躍できる環境が整っています。
また、成長をサポートする充実した研修制度や、ワークライフバランスがとりやすい、柔軟な働き方も特徴的です。
今回は、れいめい中学校・高等学校の教育現場の魅力について、工業教諭の税所先生と英語教諭の尾堂先生に、お話を聞かせていただきました。
20代30代が半数以上!若手が活躍する職場環境
編集部
れいめい中学校・高等学校では、若手の先生方が多く活躍されていると伺っています。実際に、年齢層はどのような感じでしょうか。
尾堂先生
全体の約半数が20代・30代の教員という構成になっています。特に、20代の教員が多く在籍していていますね。
編集部
お二人のご経歴や担当について伺えますか?
税所先生
私は大学卒業後、2年間保険会社で働いた後、本校に着任しました。最初は事務職として入職し、教員になって2年目です。
担当としては、工学科で土木建築を教えています。建築・土木分野で即戦力となる人材育成を目指す科なので、勉強だけでなく、資格取得の後押しや就職に向けたマナー指導など、生徒たちが社会に出て活かせるような教育を心がけています。
▲工学科では、体験型学習やコンペへの参加など、実践的な学びの場を多く設けている
尾堂先生
私は新卒から、同じ学校法人 川島学園の姉妹校に3年勤務しました。その後本校に移り、今年で5年目になります。教科としては英語を担当しており、高校1年生の担任も受け持っています。
私は生徒たちに「思いやりを持った大人に育ってほしい」という願いを持って接しています。そのために自分に何ができるかを常に考え、勉強会に参加したり参考書を読んだりと、日々挑戦中です。
編集部
若手の先生方がのびのびと活躍できる背景には、御校ならではの環境があるのでしょうか。
税所先生
先輩教員が頼もしく、教員間の雰囲気がとても良いことが、大きな理由だと思います。年の離れた我々若手に対しても気さくに接し、チャレンジを応援してくれるので、着任間もない若手でもさまざまなことに挑戦しやすいんです。
私も担任を持っていますが、副担任はベテランで全面的にサポートしてもらっています。例えば課題を抱える生徒への対応について相談してヒントをもらい、自分なりにも考えた上で実践して、生徒の反応を見るといったやり方をしています。
経験値の高い先輩教員から学ぶことは本当に多いですし、問題を1人で抱え込まずに解決に向かうことができる、こういった環境はありがたいですね。
研修は受け放題。キャリアアップを支援する充実の教員研修制度
編集部
先生方の成長をサポートする研修制度についても伺えますか?
尾堂先生
本校は「研修受け放題」と言えるほど、豊富な学びの機会に恵まれています。
一般的な学校では研修の機会は年1回程度で、費用の自己負担が必要となることも多いのですが、本校では学びたいという希望と理由をきちんと伝えれば、回数の制限なく前向きに検討してもらえます。
そのほか、管理職の先生方の紹介で、外部講師を招いての全体研修が行われたこともありました。「生徒に教える立場として、自分自身も学び続けたい」という意欲のある人には、とても良い環境だと思います。
中学教頭は女性。育児との両立も可能な働きやすい環境
編集部
御校では、女性の先生も多く活躍されているそうですが、教職員の方々のうち、女性の割合はどれくらいでしょうか。
尾堂先生
およそ30%が女性です。特徴的なのは、学校の事務長と中学校の教頭が女性であることをはじめ、女性の管理職が複数いるということです。これは、一般的な学校ではあまり見られない光景だと思います。
編集部
女性の先生にとって、働きやすい環境や配慮はありますか?
尾堂先生
まず私自身、本校に着任して女性の教頭に笑顔で迎えられた時はとても嬉しく、純粋に「この学校の発展のために一生懸命頑張ろう」と感じました。
女性管理職がいることで、仕事だけでなく体調面などプライベートなことも相談がしやすく、とても働きやすいです。私に悩んでいることがあった時、何も言わなくても「ちょっと表情が曇っているみたいだけど、大丈夫?」と声をかけてもらったこともあり、女性ならではのその繊細な心遣いもありがたかったですね。
編集部
お子さんのいらっしゃる先生などは、家庭と仕事の両立もなかなか大変なように思われますが、そのあたりはいかがでしょうか。
尾堂先生
各教員が私生活を犠牲にしなくていいよう、柔軟な対応や体制が整っています。
バックアップがしっかりしているので、例えば、お子さんの体調不良で朝急に遅れる場合でも電話一本で大丈夫ですし、家庭の都合や行事のために休暇を取得することも問題ありません。各教員が、お互いにカバーし合い、受け持つ授業に支障が出ることもありません。
若手も重要ポジション!やりがいある職場環境
編集部
1日の具体的なお仕事の内容について教えていただけますか?
尾堂先生
私の場合、朝7時過ぎには学校に到着します。生徒の課題提出確認や出席簿の確認など、できる仕事は朝のうちに済ませるようにしています。
放課後は、私は現在部活の顧問をしていないので、職員室を訪れる生徒たちと話をすることもあります。本校は教員と生徒との距離が近く、生徒たちが勉強はもちろん、日常生活やクラスの友人関係についても、質問や相談に来ることが珍しくありません。
素直で前向きな生徒が多いので、こちらもコミュニケーションを楽しみつつ、一生懸命答えています。
編集部
退勤は何時ごろになるのでしょうか。
尾堂先生
基本的には定時退勤を心がけています。この学校に異動してからは残業はほとんどなく、定時の16時50分で帰れる日が大半です。
ただ本校の特徴として、若手教員にも重要な仕事を任せてもらえる文化があります。例えば、大きな学校行事やオープンスクール、広報活動の担当、また主任なども任されます。そういった特別な役割がある際にはどうしても業務時間が延びますが、それはやりがいとも言える部分なので、苦になるような残業ではありません。
▲野球部、サッカー部、卓球部、バスケット部などは、鹿児島県内でも上位にランクインするレベルの高さ
れいめい中学校・高等学校から転職希望者へのメッセージ
編集部
最後に、教員を目指す方、れいめい中学校・高等学校に興味を持たれた方にメッセージを頂けますか?
尾堂先生
職場としての本校は、とてもワークライフバランスが整えやすい環境だと感じています。特に女性教員にとっては、育児と仕事の両立など、他の学校で叶いづらかった働き方が実現する場所ではないでしょうか。
また、どこまでも学び続けている先輩教員が多いので、その姿を見て刺激を受けながら、自然と自分も成長していけると思います。
税所先生
私は、小学校、中学校と野球を続けてきた中で、指導してくれたり励ましてくれたりする“先生”という大きな存在に憧れ、教員を目指すことを決意しました。
本校は歴史と伝統のある学園です。また、教育理念「不屈不撓(ふくつふとう)」が意味する通り「自分の信念を貫いて社会人として生き抜く力を身につけてほしい」という高い志を持って、教育にあたっています。
同じように、教育に対する熱い思いのある方、本校の理念に共感される方は、ぜひ応募を検討していただければ幸いです。
編集部
ワークライフバランスの取れた環境で心にゆとりが持ちやすく、そのゆとりを教育への熱意や自分自身の学びにつなげられる学校だということがよく伝わってきました。
本日は、たくさんのお話をありがとうございました。
この記事のまとめ
若手教員の活躍 |
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ワークライフバランス |
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職場環境・社風 |
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教育環境 |
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評価・成長機会 |
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れいめい中学校・高等学校の基本情報
住所 | 鹿児島県薩摩川内市隈之城町2205 |
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設立 | 1964年 |
公式ページ | https://reimei.ed.jp/index.html |
採用ページ | https://kawashima-g.com/recruit/recruit.htm |
募集教科 | 採用ページを参照 |