お互いをニックネームで呼び合う!?シンカの独自のカルチャーとワークスタイル

株式会社シンカの革新的な企業文化:ニックネーム制度と柔軟な働き方で実現する高い生産性

企業カルチャーや社風、働き方や人材活用、行動指針、そして福利厚生などで注目すべき企業をインタビューさせていただく本企画。今回は独自に開発したクラウド型のコミュニケーション管理ツール「カイクラ」を提供して、企業の電話業務に関する課題を解決している株式会社シンカにお話をうかがいました。

株式会社シンカの企業概要:ITで世界をもっとおもしろくする挑戦

株式会社シンカの企業理念とミッション
▲株式会社シンカの企業理念とミッション(公式サイトより引用)

2014年1月に設立された株式会社シンカは、「ITで世界をもっとおもしろく」を経営理念に掲げ、「企業のあらゆる会話をおもしろくする」ことをミッションとしています。

同社が独自開発したクラウド型コミュニケーション管理ツール「カイクラ」は、大手企業を中心に2,700社以上の導入実績を持つ人気サービスです。導入企業では電話業務の効率化を実現し、不可欠なツールとなっています。

会社名 株式会社シンカ
住所 東京都千代田区神田錦町3-3 竹橋3-3ビル6階
事業内容 1.ITを活用したシステム企画・開発及び運用
2.クラウドサービス商品の企画・開発及び販売、運用
3.ITサービス利用のコンサルティング
設立 2014年1月
公式ページ https://www.thinca.co.jp/
働き方 ハイブリッド勤務(出社日はチームごとに設定)
フレックス(コアタイム11:00〜16:00)

株式会社シンカのカルチャーは「失敗を恐れずに挑戦する」という積極的なものです。同社では、失敗をフォローする独自の評価制度や、ワークライフバランス向上のためのテレワーク&フレックス制度を導入しています。今回は、これらの取り組みや採用で重視するポイントについてお話を伺いました。

本日お話を伺った方

株式会社シンカ
営業部マーケティンググループ 広報・PR担当

山田さん

株式会社シンカ開発部開発グループ・エンジニアの岡野江里様

株式会社シンカ
開発部開発グループ エンジニア

岡野 江里さん

カイクラが実現する電話業務の革新:クラウド型コミュニケーション管理ツールの特徴と効果

株式会社シンカが開発したクラウド型のコミュニケーション管理ツール「カイクラ」の操作画面
▲CTIシステム「カイクラ」の操作画面

編集部

最初に事業内容の説明からお願いいたします。

山田さん

弊社の主力事業は独自開発したクラウド型のコミュニケーション管理ツール「カイクラ」の提供です。

これは電話業務における課題を解決するツールで、CTI(※)やSMS(ショートメッセージ)、ビデオ通話など、顧客とのやりとりを⼀元管理する機能を有しています。現在、大手企業を中心に2,700社以上に導入いただいています。
(※)コンピューター・テレフォニー・インテグレーションの略。コンピューターと電話を連携させるシステムのこと。

編集部

カイクラはどのような特徴をもっているシステムなのですか。

山田さん

カイクラには大きく三つの特徴があります。一つ目は電話着信時に、電話をかけてきたお客様の情報が画面に自動表示されることです。どなたからの電話かが瞬時にわかるので、落ち着いて対応できます。

二つ目は通話内容をメモに残したり、過去の対応履歴を確認できることです。担当者が不在の場合でも、他のスタッフが過去のやりとりを確認しながら、スムーズに対応できます。

三つ目は会話の自動録音と、AIによる音声認識での文字起こし機能です。音声とテキストの両方を保存できるので、「言った・言わない」などのトラブルを防げます。また、クレーム対応の進捗状況なども社内で共有できます。

山田さん

カイクラの導入により、電話業務にかかる時間が3分の1まで短縮できたという企業もあります。このような効果を評価していただき、お客様が増えているほか、各種アワードも受賞しています。

シンカの経営理念:ITの活用で実現する創造的なビジネスコミュニケーション

編集部

御社が経営理念としている「ITで世界をもっとおもしろく」について教えてください。

山田さん

この理念は、人間の不得意な部分、例えば正確な記憶や情報管理をITに任せることで、お客様とのコミュニケーションをより円滑にしようというメッセージです。ITに任せることで、人間は余裕を持って会話に集中できます。そうすれば、雑談や提案など、創造的で楽しい会話に特化できるのです。

ビジネスの会話を楽しく、魅力的なものにすることで、社員もお客様もより幸せになれると考えています。この思いを経営理念に込めているのです。

編集部

たしかに、雑談の中に次のビジネスの芽があったという話はよく聞きますね。

山田さん

弊社では雑談を、非常に重要なビジネスコミュニケーションだと考えています。そこから新たなヒントやビジネスチャンスを発見できるからです。

しかし、せっかく見つけたヒントやチャンスを紙にメモしたり、別の端末に入力したりすると、情報の漏れや抜けが生じるリスクがあります。「このようなリスクをITの導入で最小限に抑え、人間は会話に集中しましょう」ということを、経営理念を通じて提案しているのです。

シンカの企業文化:失敗を恐れない挑戦精神と多角的な評価システム

株式会社シンカの本社オフィス風景
▲株式会社シンカの本社オフィス風景

編集部

社内のカルチャーについて教えてください。メンバーのみなさまが共有している指針などはございますか。

山田さん

社内では「失敗を恐れずに挑戦しよう」というメッセージを強く打ち出しており、メンバー全員が指針として共有しています。挑戦を奨励している以上、避けては通れない失敗についても、これを許容する文化がしっかりと根付いています。ですからメンバーは安心して、チャレンジできる環境にあると思います。

たとえ失敗しても、そこから学ぶことも多いと考えています。ですから、失敗したからといって、すぐに評価が下がるようなことはありません。上長以外に他部署のマネージャーなどからの評価を受けられるなど、多角的な視点で判断しています。

岡野さん

私が所属している開発部の場合、サーバーのトラブルなどがあります。しかもヒューマンエラーに起因するケースが少なくないんです。これに対処する際、「だれの責任なのか」ということは二の次ですね。

まずやるべきことは「二度とこのトラブルを起こさないために、どうしたらいいのか」を考えること。メンバー全員で「この失敗を教訓に、次のトラブルを防ごう」という思考がしっかりと定着していています。

編集部

責任追及ではなく、再発の防止を最優先するのですね。

岡野さん

そうです。この思考を当たり前にしていることが、弊社の強みだと思います。

距離感を縮めるニックネーム制度:シンカ独自のコミュニケーション文化

株式会社シンカの社員2名によるミーティング風景

編集部

他にも御社ならではのルールやカルチャーがあれば教えてください。

山田さん

これは弊社ならではだと思いますが、メンバーはお互いをニックネームで呼びあっているんです。そのため、社内の距離感が非常に近くなっています。

編集部

かなり珍しい取り組みですね。ちなみに山田さんは何と呼ばれているのですか。

山田さん

私は「デヴィ」と呼ばれています。入社後、最初のグループミーティングのテーマが、ニックネームの決定でした。メンバーから「趣味は何か」や「何が好きか」などを質問され、それをもとにニックネームを決めていきました。私の場合、ロックボーカリストのデヴィッド・ボウイが大好きなので、そこからデヴィに決まりました。

ただし、ニックネームの決め方は部署によって異なります。最近入社した人たちの多くは、自己申告でニックネームを決めているようです。以前から使っていたニックネームをそのまま使うことも多いですね。

シンカの柔軟な勤務体制:ハイブリッドワークとフレックスタイム制の導入

パソコンで作業をする株式会社シンカ開発部エンジニアの岡野江里様
▲テレワークが主体の開発部に所属する岡野江里さん

編集部

次に働き方についてお聞かせください。現状ではリモートとフレックスを組み合わせた働き方がメインだとうかがいました。

山田さん

はい。2020年2月に制限なしのテレワークを導入し、フルリモートで働ける環境を構築しました。その年の7月にはフレックスも導入しています。現在は、出社とテレワークを組み合わせたハイブリッド勤務を採用しています。

出社とリモートの割合は部署や業務内容によって異なりますが、多くの部署では週に2〜3日をテレワークとしています。岡野が所属する開発部は、テレワークの比率がさらに高くなっています。

岡野さん

開発部は基本的に、オフィスでしかできない作業や、対面で参加が必要なミーティングがある場合に限って出社しています。出社頻度は個人によって異なり、私の場合は最近では月に1回程度です。多い月でも週に1回程度の出社となっています。

リモートワーク下のコミュニケーション戦略:Slackを活用した情報共有と交流促進

編集部

岡野さんは、ほぼフルリモートという働き方をされていますね。テレワークの比重が大きくなる中で、メンバー間のコミュニケーションを円滑にするために、どんな工夫をされていますか?

山田さん

一つは四半期に一度、全社員が集まる「全体会議」を設けていることです。これは業務に関連した全社会議と、その後に開催される懇親会で構成されています。普段はテレワークで直接顔を合わせる機会が少ないため、メンバーが一堂に会するこういったイベントをとても大切にしています。

編集部

日常のコミュニケーションでは、どんな工夫をされていますか。

山田さん

社内のコミュニケーションツールとしてSlackを導入しており、頻繁に連絡を取り合っています。個人的な経験では、前職では出社が多かったので当初、テレワークではやり取りがしにくいだろうと思っていました。しかし、Slackが導入されて気軽に連絡をとれるようになったので、今はコミュニケーションに対する不安はまったくありません。

編集部

Slackを活用することによる具体的なメリットはありますか。

山田さん

はい、あります。メンバーの誰とでもすぐに連絡が取れる状態なので、これまで社内で顔をあわせる機会が少なかった方とのコミュニケーションが増えてきたように感じます。また、情報共有がスムーズになり、業務効率も向上しています。

編集部

Slackの特徴の一つはアイコンや絵文字などの使いやすさですが、それらも活用されていますか。

山田さん

はい、積極的に活用しています。アイコンには必ず顔写真を使い、そこに本名とニックネームを表記するルールになっています。スタンプも頻繁に使っていて、フレンドリーなやり取りがたくさん見られます。社長や役員に対しても、まったく気兼ねなくスタンプを押しているんですよ。このような自由な雰囲気が、円滑なコミュニケーションにつながっていると感じています。

ワークライフバランスの向上:テレワークとフレックス制度がもたらす効果

株式会社シンカの役員4名によるミーティング風景

編集部

テレワークの積極的な活用で、ワークライフバランスも変化してきているのではないですか。

山田さん

はい。実はテレワークの導入は、ワークライフバランスを重視した結果でもあるんです。通勤時間の負担を減らすことで、社員の生産性向上と、私生活の充実を実現してもらうためです。また、社員の安全面からも、テレワークを導入すべきという意見が根強くありました。

編集部

ではフレックスの導入も、ワークライフバランス改善の一環ですか。

山田さん

そうです。コアタイムは11時から16時です。これを軸にして、個々の生活スタイルやチームの状況に応じた勤務時間を組み立ててもらっています。子育て中のメンバーが多いですし、子どもの送迎のための中抜けもよくあります。

送迎に関する中抜けは、出社した場合でも同様で、早めに会社を出るメンバーもいます。その後は自宅でテレワークに切り替えたり、そのまま退勤して家族との時間を過ごすケースもあります。

編集部

例えば「本当は出社日だけれど、子供が体調不良なのでテレワークに切り替えます」といった変更も可能ですか。

山田さん

その点は臨機応変に対応しています。特に小さなお子さんがいる場合、急な体調不良や学級閉鎖なども少なくありません。そういった状況ではテレワークに切り替えて作業してもらっています。社員の家庭環境に配慮した柔軟な働き方を支援しています。

テレワークによる時間の有効活用:社員の声から見る具体的なメリット

株式会社シンカ開発部の岡野江里様の自宅作業スペース写真
▲開発部の岡野さんの自宅作業スペース

編集部

岡野さんは、仕事とプライベートの時間をどのように使いわけていますか。

岡野さん

私は2022年7月に入社しました。最初の2週間ほどは基本的に出社し、社内やオフィスの雰囲気を感じてから、テレワークに移行しました。その経験から強く思ったことは、テレワークはプライベートの時間が充実するということです。以前は通勤に使っていた時間を、今は資格試験の勉強や趣味の時間に充てています。

また、仕事面でのテレワークのメリットは、自分の作業に集中できることですね。作業中に声をかけられることも少なくなるので、やりたいことに集中できます。体調面でも、例えばエアコンの設定温度を自分に最適な温度に調整できるなど、細かな点でも作業をスムーズに進められて助かっています。

編集部

確かにエンジニアの方からは、リモートの方が作業に集中しやすいという話をよく聞きます。

岡野さん

そうですね。ただし、出社を否定しているわけではありません。出社することで、普段はあまり関わることのない部署の方や、リモートでは接する機会の少ない方とお話しできる機会があり、それもとてもよい刺激になっています。

新たな働き方への挑戦:ワーケーション導入による社員間交流と生産性向上

編集部

多様化している働き方への取り組みとして、他に試みていることはありますか。

岡野さん

私が所属する開発部では、2022年に1泊2日のワーケーションを実施しました。場所は神奈川県の湯河原です。オフィスや自宅とはまったく違う、自然豊かな環境で仕事ができたため、新鮮な気持ちで業務に取り組むことができました。

このワーケーションは、私が入社してから約1週間後に実施されました。チームのメンバーとはまだ面識がほとんどない時期でしたが、ミーティングやバーベキュー、散歩などを通じて、皆さんとの親交が一気に深まりました。私にとっては、チームに溶け込む絶好の機会となりました。

編集部

ワーケーションは今後、定期的に開催される予定ですか。

岡野さん

開発部では「また実施しよう」という話が出ています。ただし、具体的な予定はまだ決まっていません。

山田さん

社長の江尻(代表取締役社長の江尻高宏さん)は全体会議などで「ワーケーションには積極的に取り組もう」と話していますし、会社として今後、そういう方向に進むと思います。基本的には部署単位での取り組みになります。開発部はすでに実績がありますから、第2回目の実施もそれほど先のことではないでしょう。

私が所属するマーケティンググループでは、現在「実施してみようか」という話が数回出た程度の段階です。

編集部

開発部の第1回目のワーケーションには、大阪や九州からも参加者がいたのでしょうか。

岡野さん

いいえ。第1回目の時点では大阪にも九州にも開発部はありませんでした。ただ2022年12月に九州開発センターが開設されたので、次回のワーケーションでは参加者をどうするかという話が出てきています。

シンカの充実した福利厚生:出産・育児支援制度と特色ある休暇制度

株式会社シンカの本社に設置されたリフレッシュスペース
▲本社に設置されたリフレッシュスペース

編集部

ホームページなどを拝見すると、出産や育児に関する休暇制度がかなり充実していますね。

山田さん

はい。例えば出産については「産前・産後休業制度」があります。こちらは産前6週間プラス産後8週間の休暇制度で、職場復帰率は100%の実績になっています。

編集部

職場復帰率が100%というのはすごい実績ですね。

山田さん

ありがとうございます。ただ実を申しますと、「産前・産後休業制度」を取得してから職場復帰したメンバーは、まだ1名なんです。育児や子育てをしているメンバーは多いのですが、そのほとんどが弊社の入社前に出産しているからです。ただし1名とはいえ実績がありますので、今後、二人目・三人目の利用者が現れても安心して取得いただけると考えています。この制度を通じて、従業員のワークライフバランスを支援し、長期的なキャリア継続を後押ししたいと思います。

男性の育児参加を促進:育児休暇制度の実績と今後の展望

編集部

育児休暇制度についてはいかがでしょう。男性の取得実績があるとうかがいました。

山田さん

はい。1名取得しています。本人は育児休暇が取得できたことをとても喜んでおり、「子供が生まれてからの大切な時間を、家族と一緒に過ごせたことに感謝している」と話していました。育児休暇まではいかなくとも、男性社員が子供を迎えに行くことは多いですし、オンラインでの打ち合わせ中に子供が登場するケースもあります。育児や子育てに夫婦で取り組んでいるメンバーが多いので、会社はそれを応援する姿勢をこれからもっと強めていく予定です。

編集部

他にどのような休暇制度がありますか。

山田さん

変わったところでは「骨髄バンク休暇制度」や「NPO休暇制度」があります。骨髄バンク休暇はドナー登録を行う際に使うことのできる制度で、NPO休暇の方はNPO活動を行う際に取得できます。また、「アニバーサリー休暇制度」もあります。こちらはパートナーや家族、親しい友人などとの特別な日に使えるお休みです。これらの制度は、社員の多様な生活や社会貢献活動を支援するために設けられています。

社内コミュニケーション活性化策:ランダムランチ制度の仕組みと効果

編集部

休暇制度以外には、どんな福利厚生があるのでしょうか。

山田さん

弊社ならではの制度として、2カ月に1回開催している「ランダムランチ」があります。会社から一人2,000円が支給され、ランダムに選ばれたメンバーとその日、一緒にランチを楽しみます。大阪や九州のメンバーも参加するため、遠方の場合はリモートでの開催になります。

複数の組に分かれる中で、1組だけ予算が3,000円に増額されます。その場合は出社して、より豪華なランチを楽しむことが多いようです。この制度は福利厚生であると同時に、社内のコミュニケーションを活性化する役割も果たしています。

また、社内には無料のおやつBOXを設置しており、基本的に1ヶ月に1度補充しています。誰でも自由に食べることができます。さらに、自由に使えるウォーターサーバーやコーヒーメーカーなども備えており、気軽に気分転換ができる環境を整えています。

シンカのキャリア支援:1on1ミーティングを軸とした個別育成方針

株式会社シンカの本社オフィス風景

編集部

入社後のキャリア形成については、どんな特徴があるのでしょうか。

山田さん

入社いただくと、最初に上長とのミーティングがあります。ここで期間目標の設定と、今後、目指していきたいキャリアについて話し合います。基本的なキャリア形成の流れはメンバー、チームリーダー、グループマネージャー、さらにその上という形になります。

編集部

例えば別の職種にチャレンジすることも可能なのでしょうか。

山田さん

今までの例でいいますと、開発部から管理部に異動したメンバーがいました。その方のスキルを生かせるということで、管理部の情報セキュリティ関連部署への異動ですね。私が所属しているマーケティンググループにも、カスタマーサクセスチームから異動してきたメンバーがいます。

編集部

別部署へ異動するケースは多いのでしょうか。

山田さん

多くはないですね。異動したいという希望がある場合、まずは上長に相談をしていただきます。その上で、その方の資質などを考慮して検討するという流れになると思います。

編集部

メンバーと上長とのミーティングは、どんな形で行われているのですか。

山田さん

基本的には1on1ミーティングです。毎週もしくは隔週で開催しています。この場で日々の業務報告や仕事の相談、そして仕事以外についても相談できることになっています。何か悩み事があればそれをため込まずに、上長との1on1を通じて一つずつクリアしてもらいます。

希望をすれば、2on1や、他部署の役職者に入ってもらうことも可能です。

編集部

業務以外のことも相談できる環境なんですね。

山田さん

はい。上長とはフラットな関係が保たれているので、何でも話しやすい雰囲気になっていると思います。

シンカが求める人材像:挑戦精神と成長意欲を重視した採用方針

編集部

採用について伺います。選考の際、特に重視しているポイントを教えていただけますか。

山田さん

採用時に重視しているのは、「なぜシンカを志望するか」ということです。メンバーとして一緒に働くためには、志望動機がとても重要だと考えています。その上で、弊社のカルチャーにマッチしているかどうかを慎重に見極めさせていただきます。

山田さん

具体的には、「どういう挑戦をしたいのか」「今後どのように成長していきたいのか」について詳しくお聞きします。この2つに明確な回答をいただける方は、弊社に適していると考えています。

山田さん

そして何より重要なのは、失敗したときの姿勢です。挑戦には失敗がつきものですが、それは仕方ありません。大切なのは、失敗を他人のせいにしないで当事者意識を持つことです。そして、その失敗をどのように解決して、次の成功につなげていくかです。これが弊社の文化であり、重要視しているテーマです。

編集部

ありがとうございます。最後に御社へ興味を持った読者へのメッセージをお願いします。

山田さん

「積極的にチャレンジしたい」という方をお待ちしています。そして、シンカという会社やカイクラというサービスを、私たちと一緒に面白く成長させていただける方。そういう意欲のある方に、ぜひともご応募いただければと思っています。

編集部

本日はありがとうございました。

■取材協力
株式会社シンカ https://www.thinca.co.jp/
採用ページ https://www.thinca.co.jp/recruit/