注目企業の躍進の秘密や新しい働き方などについて、企業にインタビューをしていく本企画。今回は、売主と買主が直接商談をするという、これまでになかった形の不動産売買サイト「家いちば」を運営する家いちば株式会社にお話を伺いました。
家いちば株式会社とは
家いちば株式会社は、「今あるものを大事にすることで本当の豊かさと幸福感を追求。」をミッションに掲げ、ウェブサイト運営、システム開発を行う企業です。
売主と買主が直接商談のやり取りをする「セルフセル方式」を採用した不動産売買サイト「家いちば」を運営しています。2015年のサイト開設後、これまでになかったサービスとして話題となり、2019年に会社を創業しました。
空き家以外にも、古民家や旅館、山まるごと、廃墟ビルや無人島まで掲載されているのが家いちばの特徴です。これが現在の地方への移住・多拠点生活のニーズにマッチしていることもあり、順調に事業成長を遂げています。
会社名 | 家いちば株式会社 |
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住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-21-1 SHIBUYA SOLASTA 3F |
事業内容 | ウェブサイト運営 / システム開発 |
設立 | 2019年5月(サイトオープン2015年10月) |
公式ページ | https://ieichiba.com/ |
働き方 | フルリモート |
今回は、これまでになかったビジネスモデルを構築して事業成長できている理由や、時間も場所も自由な働き方について、家いちば株式会社の藤木さんと美馬さん、竹下さんにお話を伺いました。
これまでにないセルフセル方式の不動産売買サイト
▲家いちばでの成約事例の一部。
編集部
まずはじめに、家いちばさんの事業内容について簡単にご説明をお願いします。
藤木さん
家いちば株式会社は、不動産売買のサイト「家いちば」を運営しております。一般的な不動産情報サイトとは少し異なっていて、売り手と買い手が直接やり取りをする仕組みを採用しています。近年注目されているフリマアプリのような「セルフセル方式」で不動産を取り扱っている、ほぼ唯一のサイトです。
不動産の情報サイトのような見た目ですが、物件探しよりも人探しみたいなサイトだと思っていただければ、イメージしやすいと思います。売り手さんと買い手さんのマッチング支援に近いかもしれないですね。
これまでありそうでなかった仕組みなのは、法規制や権利関係など不動産ならではの難しさがあり、挑戦する人がいなかったからなんですよね。そこを思い切って事業にしたのが、家いちばです。
美馬さん
「ここにしかない出会い」があるというのも、家いちばの特徴のひとつですね。一般的な住宅に限らず、商店でも工場でも、ときにはまったく未整備の物件が掲載されていることもあります。「自分でいちからDIYしたい」というようなニーズにも応えられると思います。
編集部
この簡単には真似できないビジネスモデルが、御社が成長し続けている秘訣ということですね。
真似できないビジネスモデルが成功した理由とは
編集部
前身の会社から、現在の家いちばさんになってから4期目になりますが、社員数や売り上げはどれほど変化がありましたか?
藤木さん
メンバーは2019年の会社設立時に、契約業務を行う宅建士を中心に、東京と大阪、二つの拠点で一気に採用いたしました。それから九州や四国、東北と、各地域にいる宅建士さんを採用して、2021年に30名ほどになりました。今は、1人当たりの案件数を増やす形で、人数を絞ってはいます。
売買件数や売上に関しては、創業以来ずっと倍々で増えてきています。成長という意味では、2020年は特に伸長した時期で2〜3倍の伸びがありました。生活様式が変わっていった時期で、リモートワークやオンライン会議が当たり前になり、拠点を郊外や地方に移す方が増えました。
こうした流れを受けて、家いちばのアクセス数は3~4倍ほど増加しています。世間の関心が一気に高まったのを実感しましたね。地方の空き家を購入しようという流れは現在も止まっておらず、今でも活発に取引、商談が行われている状況です。
編集部
家いちばさんは着実に事業成長をされています。そのポイントの一つに「競合が簡単に真似できないビジネスモデル」があると思いますが、他社ができずに御社ができている理由をお聞かせいただけますか?
藤木さん
一つは、不動産系の企業から「商売にならない」と思われていることが挙げられます。このビジネスに参入しようとする企業には、まず不動産系が挙げられます。
しかし、すでに不動産取引に慣れてる企業が、CtoCでの直接商談のビジネスをしようとは思わないものです。通常、不動産会社が行っているのは、売り手と買い手を仲介する仕事ですが、セルフセル方式ではその必要がなくなります。
直接商談がうまくいってしまえば、これまでの不動産会社の仕事を否定することになってしまう。そのため、事業に踏み込めないですし、「うまくいくわけない」という認識が浸透しているんです。私もそう思っていましたし、家いちばを始める前は本当にうまくいくのか半信半疑でしたが、思い切って始めたところたくさんの反響をいただきました。
もう一つは、知識や資格が必要な業界であることが挙げられます。不動産会社以外で参入を検討するのは、ITビジネス系企業ではないかと思います。マッチングサイトの要領で不動産売買をしようと考えると思うのですが、そう簡単には事業になりません。
先ほども申し上げたとおり、さまざまな法規制が関わっていたり、必要な資格があったり、不動産の商習慣などを理解する必要があったりと、簡単には手を出すことができません。だから、新規参入がないんです。
プロのサポートを受けながら誰でも不動産売買ができる
編集部
新規参入がない理由として、不動産知識の必要性を挙げられていました。個人で土地の売買を検討していても、必要な手続きや方法がわからないとお悩みの方も多いと思います。家いちばさんは、セルフサービスだけではなくプロのサポートも受けられるのですよね?
藤木さん
はい。不動産売買についてわからないことだらけ、という方でも、遠慮なく利用していただける仕組みを整えています。不動産売買に慣れてる人はほとんどいません。不明点は私たちプロに聞いていただけますし、契約などもサポートいたします。
家いちばでは、不動産売買は素人という方でもトラブルを起こさずに、不動産売買を成功されている実績をこれまでにたくさん積み上げてきました。利用しながらわからないことは質問・相談いただいて、随時こちらからも案内がいくような仕組みになっていますので、メールを使える方であればどなたでもご利用いただけます。
▲物件を購入した買主さん。家いちばにはスムーズな売買を支えるサポートがある。
ユーザーの多様な目的にマッチした仕組み
▲実際に現地の役所に調査に行った際の様子。
編集部
ユーザーの方がどのような目的で利用されたのか、家いちばさんを利用したきっかけなどをご紹介いただければと思うのですが、実際に家いちばさんを利用された方から寄せられた声をお聞かせ願えますか?
藤木さん
売主さんからは、家いちばを利用してすぐに家を売れたことに対する喜びと驚きの声が寄せられています。売主さんの多くは家いちばにたどり着く前に、地元の不動産屋さんにお願いしたり、市町村の空き家バンクに相談されたりと、いろいろ試行錯誤されています。しかし、売れるどころか音沙汰もない期間が二、三年続くことがほとんど。
そこで家いちばのことを知って、駄目もとで使ってみたらすぐ売れたとおっしゃる方が本当に多いです。従来の仕組みでは売りづらかった地方の空き家が、家いちばの仕組みにマッチしていたんですよね。
編集部
物件がなかなか売れずに困っていた方が、家いちばさんを利用することで、物件がある地域の方だけではなく全国の人に訴求できるため、買い手の層を広げることができるのですね。
買主さんはどのような目的で購入される方が多いのでしょうか?
藤木さん
買主さんはみなさん非常に自由で、多様な利用目的を持たれています。家いちばには、一見「何に使うんだろう」「買う人いるのかな」と思われるような物件がたくさん売られています。それでも購入される方は多く、買主さんの目的や活用方法は本当に多種多様です。
その中でも目立つのは、やはりDIYですね。修理や内装の工事を自分で行うので、1ヶ月やってようやく壁の一面が終わる、というようなペースになります。少しずつのんびりと進める方が多いです。お金を節約する目的もありますが、その行為自体を楽しんでやっているんですよね。
編集部
物件を購入したらすぐに業者にリフォーム依頼したり、集中して短期間でDIYを完了させてしまうイメージでしたが、実際はそうではないんですね。
藤木さん
売り手も買い手も、非常にのんびりされていて、そんなに急がれていないんですよね。不動産側は「早く売らなきゃ/早く住まなきゃいけないもの」という考えが一般的だと思います。私も今までそう考えていましたが、買った後ものんびりしている方も多くて、家いちばを運営していて意外に思ったことの一つでした。
家いちばに掲載されている物件は価格が数百万程度と安く、皆さん現金で買われていきます。ローンを組むケースはあまりありません。ローンを組むと、買った翌月から払わなきゃいけないので、せき立てられるような気持ちになりますよね。でもキャッシュで一括購入しているので、本当にゆっくりのんびりと拠点を整えることができます。
自由にマイペースに、自分の好きなように拠点を作る目的がある方が購入されています。もう一つの拠点として物件を買ったものの、仕事が忙しくてあまり使うことがないからと、家いちばで売りに出している方もいます。特に最近増えてきていますね。
編集部
家いちばさんで物件を買ったものの、また売りに出す方もいらっしゃるのは意外に感じました。
藤木さん
売買することに関して「買ってみて失敗したらどうしよう」とネガティブに捉えられることが多いですが、失敗してもいいんです。実際に買って使ったり、住んだりしないとわからないことはたくさんあります。
知らない土地の物件を買って、いきなり業者に数百万円規模の依頼をするのはリスクがあります。お試し期間ということで、まず物件を購入して、そこを拠点にさまざまなところに行ってみたりして、その土地になじんでいき、気に入ったら業者に頼んでリフォームする。想像と違ったり、飽きたら売ってしまえばいいだけですし、そうした使い方をしているユーザーさんがいらっしゃいます。
売主さんや買主さんの自由な発想や行動を見て、こちらも学ばせていただいています。私たちは利用者の皆さんに、いかに自由にやってもらうかを大きなテーマとしています。法律やマナーを守っていただきつつ、売主さん・買主さんのやりたいことや思い、情熱を邪魔しないような仕組みを整え、サポートをしています。それが私たちの事業がうまくいってる理由の一つでもあると思います。
編集部
どんどんと変化するライフスタイルや利用者のニーズに対して柔軟に対応されているからこそ、利用者の方の満足度も高く、事業成長に繋がっているんですね。
▲物件の購入後、自由に手を加えて楽しまれているケースも。
海外のビーチサイドでもOK!働く時間も場所も自由な環境
▲自宅はもちろん、おしゃれなカフェやお気に入りのビジネススペースなど働く場所は自由。
編集部
家いちばさんでは、以前からリモートワークを実施されており、かつ働く時間も自由とワークライフバランスをとりながら仕事ができるそうですね。実際、みなさんどのような働き方をされているのでしょうか?
竹下さん
フルリモートワークで、社内のやりとりもお客さんとのやり取りもメールです。書類などはDropboxで共有して、メンバーみんなが見られるようにしています。基本的には在宅で完結できる仕事ばかりですが、唯一、外に出る必要があるのが現地調査です。
私は宅地建物取引士として働いておりましたので、売主さんと買主さんの間に入って、お引き渡しまでサポートするのが役目です。売主さんと買主さんとでやり取りを進める中で、万が一にもトラブルが起きないよう、マッチングしたら安心安全な取引を提供しています。
不動産の売買においては、地図やインターネット、資料だけでは把握できない建物の状況や、周辺環境などを確認するために、現地調査は重要です。実際に私たちが現地調査をしたり、買主さんや売主さんにお会いしたりすることで、安心して取引いただけるものだと考えています。
現地調査後は、資料を家に持ち帰り、契約書などの書類を作成します。作成した書類を社内の先輩に見ていただいて問題がなければ、社外と司法書士さんに承認いただき、その後お客様に契約書をお渡しします。
その中で、出社することは一度もありません。現地調査以外の仕事は全て家でもできますし、気分転換にカフェで作業することもあります。また、家いちばで契約しているシェアオフィスが日本各地にあるので、そこを使用することもできます。働く場所はかなり自由に決められますね。
編集部
全国に物件があり、現地調査でさまざまなところに向かうことを考えると、働く場所が自由なのは仕事がしやすいですよね。ちなみに、竹下さんはどちらでお仕事をされているのでしょうか?
竹下さん
自宅が東京にあるので、基本的には都内で仕事をしています。オフィスにいることもありますが、私の場合は旅先にパソコンを持っていって、そこで作業を進めることもあります。フルリモートワークなので、パソコンがあれば日本に限らず、海外でもどこでも仕事ができます。
2022年の12月に大型案件を担当していたのですが、決済日はプーケットで迎えたんです。社長にも初めて話したんですけど、プーケットと北海道と東京をネットで繋いで、売主さん・買主さん・司法書士の3者をまとめる役をプーケットのビーチサイドでやっていたんですよ。
編集部
本当に場所にとらわれずにお仕事されているんですね。プーケットへはプライベートの旅行で行かれていたんですか?
竹下さん
はい。私は旅行が好きで、年に2回、夏と冬には海外旅行に行っています。その他にも、ロンドンにいながら日本のお客さんを繋げる仕事をしました。ただ、ロンドンは日本と時差があるので、夜中に1時間ごとに起きて、連絡の有無を確認していました。世界中のどこででも仕事ができますが、時差だけが問題ですね。
セルフマネジメントができていれば休暇は自由
編集部
プライベートでの旅行中にもお仕事をされていたとのことですが、家いちばさんでのお休みはどうなっているのでしょうか?
藤木さん
会社としては、長期休暇も含めて休暇はメンバーそれぞれの自由としています。言い方を変えると、休む場合は自己責任としています。
受け持っている仕事を滞りなく進められるのであれば、いつ休んでも、いつ働いても問題ありません。場合によっては、担当してる案件の売主さんや買主さんに「この期間は連絡が取れない」と伝えて了承をいただければ休みをとっても構いません。あるいは誰かに代わりをお願いすることで、担当案件に支障がでないようにすれば、いつでも勝手に休んで良いと伝えています。
編集部
セルフマネジメントがしっかりできていれば、休みや中抜けは自由ということですね。
竹下さん
そうです。ですので、仕事しながら家事をしたり、育児や介護のために一旦抜けたりというのも自由にできます。仕事がきちんとできていれば、 休みの申告もそこまで厳密にしなくてもいいという空気感です。
藤木さん
勤務時間の概念がないので、休みが自由に取れる代わりに、オンオフの境目がなくなってくるんですよね。それはメリットでもあれば、デメリットでもあります。
例えば、休んでいるときでも、売主さんから急ぎの連絡があれば対応しなければなりません。「旅行でプーケットにいようが急用ができれば対応しなきゃいけない」とも取れるし、「旅先のプーケットでも仕事を進められる」とも取れます。良し悪しはありますね。
現地調査の際に全国の仲間と会うことも
編集部
お客様との関わりは現地調査やお引き渡しの際にあると思うのですが、フルリモートの環境下で社員さん同士、横の繋がりはあるのでしょうか?
竹下さん
あります。私は現地調査で日本全国、北海道から九州沖縄まで行くのですが、その際に現地にいるメンバーに連絡して会うというのを頻繁にしています。家いちばは全国に宅建士がいるので、時間が合えば集合して飲みに行って、仕事のことをいろいろ話し合ったりと、こうした繋がりはありますね。
藤木さん
会社のイベントとしては、年に1、2回、忘年会か新年会を開催しますが、参加は自由としています。あと会社の創立記念はZoomを活用して、オンライン飲み会を実施しました。リアルで会う機会は基本的に少ないので、竹下さんのように「機会があれば会う」というのをメンバーがそれぞれでしています。
編集部
フルリモートだからといって、全く会う機会がないというわけではなく、会社でリアルイベントが開催されたり、現地調査の際に対面で会うこともあるんですね。
竹下さん
会う頻度は人それぞれですが、私は比較的いろんな人に会いに行っちゃうタイプで、渋谷のオフィスにいる社長にも会いに行くこともあります。でも、フルリモートワークで会社の人に会う機会は少ないので、入社から1年ほどは社長とお会いすることはありませんでしたね。「社長って本当にいるのかな」とちょっと思っていました(笑)。
藤木さん
社長はアバターなんじゃないかと言われていた時期もありましたね(笑)。入社してから全く会わないというメンバーも珍しくありません。
今でこそフルリモートワークはうまく運用できていますが、実践する前は本当にうまくいくのか不安はありました。リアルで会うのに比べると、意思疎通が難しい面が当然ありますよね。基本はテキストでのやり取りになるのでぶっきら棒になりがちですし、情報の行き違いの発生など、コミュニケーション面でデメリットがあります。不安はありながらもやってみたら、家いちばサイトと同じようにうまくいったんです。
テキストコミュニケーションについては、なるべく絵文字を使うなどして、メンバーがそれぞれ工夫しています。また、積極的にZoomで顔を合わせながら話をするようにするなど、なるべく出社しているのと変わらないコミュニケーションが取れるようにはしています。
編集部
テキストコミュニケーションを中心として、Zoomで顔を見合わせて話したりなど工夫をしながら、フルリモートワークを運用されているんですね。
不動産・社会課題に興味がある方は歓迎
▲代表取締役の藤木さんが執筆された『空き家幸福論』(出版:日経BP社)
編集部
では、次に採用についてお話を伺っていきたいと思います。
家いちばさんで働きたいと思う方の中には、建築・不動産業界に興味関心があったり、不動産業界に身を置いていて空き家問題をはじめとした課題をなんとかしたいと考えている方がいらっしゃると思います。家いちばさんに入る前にしておいた方がいいことや、身につけておくべきことはありますか?
藤木さん
空き家問題に関心があるなら、『空き家幸福論』という書籍を読んでいただければと思います。執筆したのは2年前ですが、今も状況は変わってないので正しい情報が書かれています。全て家いちばで起こってることを紹介しているので、事実だけが掲載されていますし、今でも最先端の書籍であると思っています。
ただ空き家問題は、結論として家いちばによってもう解決しています。ですので、弊社は次のテーマに移っています。私たちが今テーマにしているのは「歴史的な建造物をどうやったら解体の危機から守れるのか」あるいは「経営破綻した旅館やホテルが廃墟化する前に、どうやったら新しい買い手に移せるか」です。
廃墟化した物件の建築材が風で飛んでトラブルになることがあります。こうした危険もありますし、錆びれていたり荒れていたりする物件があると、地域のイメージダウンにもつながり、地域にとって喜ばしくないことばかりです。
これらは家いちばで解決できる問題で、仕組みとしては完成していますので、あとはこれを広めていくフェーズとなっています。
編集部
最後に、この記事をご覧になって家いちばさんに興味を持った方にメッセージをお願いします。
藤木さん
空き家問題や不動産、そして家いちば自体に興味を持っていらっしゃる方はウェルカムです。そして、少しでも興味があるという方は、ぜひ一度『空き家幸福論』を読んでいただければと思います。読んでいただければ、家いちばのことを深く知っていただけますし、入社したいと思ってもらえると考えています。
リクルート目的で執筆したわけではないのですが、家いちばにいるメンバーのほとんどは、「本を読んで共感した」「自分もやってみたい」と入社してきてくれました。ですので、本を読んでいただくことは、私たちのことを知っていただく一番早い方法だと思います。
編集部
日本ではどんどん増加する空き家が問題とされ、地域に悪影響を及ぼすこともあります。家いちばさんは、その空き家をテーマに事業を展開し、日本が抱える社会課題を解決されながら事業成長を実現されています。そして、また新たにビジネスを通して、社会課題の解決に挑戦されています。
不動産に興味がある方はもちろん、社会課題の解決に繋がる仕事がしたいとお考えの方にもフィットするのではと思いました。
本日はありがとうございました!
■取材協力
家いちば株式会社:https://ieichiba.com/
採用ページ:https://ieichiba.com/work