ハイクラス向け転職サービスの利用を検討している若手世代であれば、AMBI(アンビ)について気になっている人も多いかと思いますが、実際の利用者からの評判や口コミはどうなのでしょうか?
そこで今回は、転職サービスのAMBIに焦点を当てて、利用者の評判や口コミ、特徴・強みをご紹介します。併せて、AMBIを利用するときの注意点や、有効活用するポイントなどについても解説します。
加えて以下の記事では、ハイクラス転職におすすめの転職エージェントや成功のポイントを解説しています。この記事と伏せてご参考にしてください。
30秒でわかる!AMBIの特徴一覧
まずは、AMBIの特徴について一つの画像にまとめたのでぜひ参考にしてください!
次にAMBIの「良い評判」と「悪い評判」を簡単にまとめてみました↓
良い評判 | 悪い評判 | |
---|---|---|
スカウト・求人内容 | 〇 若者向けのハイクラス求人が多数あり |
×
自分の希望とマッチしない求人・スカウトがくる
|
ポテンシャル面 |
〇
自分の市場価値がわかる
|
×
採用基準がかなり厳しい
|
その他 |
〇
サイトが使いやすい
|
×
スカウトが大量に届く
|
表からわかることは、ポテンシャル(専門スキル保持者、マネジメント経験者など)が高い人にはスカウトが沢山くるが、経験・スキルが少ない人には応募が難しい求人が多数だということがわかります。
AMBIは若者向けハイクラス転職なので、登録するためには年収400万以上が必須であったり、企業側からも、高い上場企業在籍者、専門スキル保持者、マネジメント経験者など前職で活躍している志向性の高い次世代リーダー像が求められる傾向があります。
これらを踏まえた上で、AMBIを『使うべき人』『使わないべき人』について簡単に解説していきますね!
AMBIを『使うべき人』の特徴
まず、AMBIを『使うべき人』は以下の特徴にあてはまる人です。
- 現年収が500万以上(※400万から登録は可能)
- 大手企業や有名なベンチャー企業に転職したい人
- グローバル人材になりたい人
AMBIに掲載されている求人は、最低でも年収500万~のものがほとんどです。ハイクラス転職サイトとして知られているため、採用側の企業からも現年収が500万~のスキル(専門スキル保持者、業界経験3年~が目安)が期待されていると考えて良いでしょう。
また、AMBIは大手企業や有名ベンチャー企業、グローバル人材に強く、勢いのあるスタートアップ企業やグローバル企業でキャリアアップをしたい20代の方におすすめです!
AMBI以外にもおすすめハイクラス転職サイトは以下です。サイトによって扱っている求人も違うので、複数登録することをオススメします。↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
スカウト型 | 116,969件 | |
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スカウト型 | 99,808件 | |
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検索型 | 29,961件 | |
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検索型 | 29,961件 | |
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▼20代ハイクラス転職を狙う人に合わせておすすめな記事はこちら!
AMBIを『使うべきじゃない人』の特徴
逆にAMBIを『使うべきじゃない人』は以下の特徴にあてはまる人です。
- 現年収が400万以下(※400万以下はそもそも登録ができない)→dodaへ
- 専門スキルがない・経験が3年以下→リクルートエージェントへ
AMBIは若手向けハイクラス転職サイトなので、専門スキル保持者、業界経験3年~が目安とする求人が多いです。
もちろん目安なので、これらのスキルがなくても現年収が400万以上であれば登録は可能ですが、悪い口コミ評判でもある「登録したがなかなかスカウトが届かない」という現状が起きがち。
「ちょっと自分のスキル面に不安が...」という方は、未経験・経験浅めでもOKな求人を沢山保持している転職サイトもありますので合わせて併用することをおすすめします!↓
上場企業などで人事業務を約8年経験。採用活動を通じて多くの転職支援サービスを使用。多くの方が希望の転職を実現できるよう、転職支援サービスの専門家として情報発信をしている。社会保険労務士の資格も保有。
【ハイクラス転職】AMBI(アンビ)とビズリーチは何が違う?
(参照:AMBI公式サイト)
AMBI(アンビ)は、求人情報メディアや人材紹介サービスで有名なエン・ジャパンが運営する、若手のハイクラス向け転職に特化したスカウト型の転職サービスです。
AMBIは2017年4月からサービスの提供を開始しており、比較的新しい転職サイトではありますが、2022年末で登録会員数が80万人を突破するなど、20代から30代前半の若年層を中心に着実に支持を集めています。
スカウト型のハイクラス向け転職サービスとしては「ビズリーチ」が有名ですが、ビズリーチは35歳以上のミドル層を対象としたハイクラス求人を中心に取り扱っているのに対し、AMBIは20代から30代前半の若年層のハイクラス求人に特化している点が大きな特徴です。
◆AMBIとビズリーチの比較
AMBI | ビズリーチ | |
---|---|---|
対象の年齢層 | 若年層(20代から30代前半) | ミドル層(35歳以上) |
公開求人数 | 約97,000件 | 約128,000件 |
対応地域 | 全国 | 全国 |
サービス開始時期 | 2017年4月 | 2009年4月 |
料金 | 完全無料 | 一部有料 |
登録審査 | なし(※ただし、年収400万円以上が条件) | あり |
※2023年8月現在
▼ビズリーチについての詳しい記事はこちら
また、AMBIは独自の機能を多く搭載している点も大きな特徴です。ここではAMBIの代表的な3つの機能をご紹介します。
事前に合格可能性を判定できる「合格可能性判定」
合格可能性判定とは、特定の求人に対して「企業の採用担当者がどれくらい会いたいか」、「ヘッドハンターから見て、どれくらい書類選考を通過できそうか」を事前に判定できる機能です。
求人に対して「★興味あり」ボタンを押すことで、その企業の採用担当者やヘッドハンターなどが合格の可能性を大・中・小の3段階で判定してくれます。
応募前に合格の可能性がわかるため、実際にエントリーするかどうかの判断材料に役立ちます。
転職活動の積極性を示す「アクティビティレベル」
アクティビティレベルとは、どれくらい転職活動を行っているかを示すAMBI独自の指標です。
アクティビティレベルは、サイトへのログインや求人へのエントリーなど、サイト内の様々なアクションによって上がっていきます。
レベルが高いほど転職に積極的であると評価され、企業やヘッドハンターからのスカウトも届きやすくなります。
自身の特性を可視化できる「ジブン分析」
ジブン分析とは、エン・ジャパンが開発してきた適性検査を応用したサービスです。
15分ほどのテストを受検することで、仕事に対する価値観や適性のある職種など、自身の特性を可視化することができます。
自己分析をする際や、今後のキャリアの方向性を考える際に役立つ機能です。
AMBI(アンビ)の良い評判・口コミ
まずは、AMBIの良い評判・口コミをご紹介します。
良い評判口コミ①:若手向けのハイキャリア求人が沢山ある
私は、新卒で大手コンサルティングファームに就職し、3年間勤務しました。その後、より裁量権のある仕事に就きたいと考え、AMBIを利用して転職活動を開始しました。 AMBIには、若手向けのハイキャリア求人が豊富に掲載されており、自分の希望条件に合った求人を探すことができました。また、大手企業の求人も多く、自分のキャリアアップにつながるチャンスを得られると思いました。
ハイキャリア転職をしたく、「#ハイキャリア 転職」で出てくる転職サイトをいくつか登録しました。その中でもAMBIが一番良かったですね。大手企業の求人がとにかく沢山ありましたし、今までの経験を活かせるハイクラスの求人も多い印象でした。スカウト機能もあって、企業と求職者のマッチングをしてくれるおかげで転職活動が効率的にできたことが良かったですね。
若者のハイクラス転職は門前払いの印象だったが、AMBIには、若者向けの高い年収企業への転職案件が豊富で、他社サービスと比較しても良い案件が豊富であったのでよかったです。
「ハイクラス転職」は、ミドル世代(30~40代)をターゲットとする転職サービスが多い中、AMBIは高いポテンシャルを持つ若手をターゲットとしたは転職サービスです。
実際に、登録者数の72%が20代で、求職者の登録は、年収400万円以上が条件となっています。そのため、掲載求人内容も、高い上場企業在籍者、専門スキル保持者、
マネジメント経験者など前職で活躍している志向性の高い次世代リーダー候補を求める「若手向けハイクラス求人」がほとんどです。
参照:AMBI公式サイト
良い評判口コミ②:合格可能性判定など、自分の市場価値がわかる
転職エージェント関係のサイトに比べて、色合いが淡く、サイトを使っていてとても可愛いなと思っていました。また、『合格可能性』を見て、自分の市場価値がわかったところも大変参考になりました。私は自分のプロフィールを満足に埋めることができなかったため、あまり効率的にサイトを使うことはできなかったですが、こんな私でもお声がけいただける会社さんもあって、非常に励まされた気持ちになりました。
金融の営業から転職しようと登録したのですが、自分が見ていなかった有名な企業の求人でスカウトが来たりして、自分にもこういった可能性・価値があるんだな、と知れたのが良かった。他の転職サイトだとよく知らない会社からたくさんスカウトが来たりして正直魅力に感じなかった。
企業スカウトや『合格可能性』によって、自分の市場価値を測れたという声も多かったです。
『合格可能性』とは、ヘッドハンター経由で求人に応募したときに、書類選考に通過できるかどうかを判断する「合格可能性」が以下の3段階の評価されるものです。
◎合格可能性 大 | 企業、ヘッドハンター(紹介会社)からエントリーを歓迎されている |
---|---|
〇合格可能性 中 | 職務経歴書を更新することを求められている。現在の職務経歴書では判断が難しいので、そのままエントリーも可能ですが、職務経歴書をより詳細にした後にエントリーすることがおすすめ |
△合格可能性 小 | この求人よりももっと向いている案件があるため、他の求人を見ることを推奨 |
現時点の自分のスキル・経験に対し、どのレベルの求人に応募できるかが一発で分かるシステムです。自分の市場価値を視覚的にわかりやすく見たい、という人にはAMBIのサービスはおすすめです。
良い評判口コミ③:サイトのデザイン性が高く、使いやすい
サイトのデザイン性が高く使いやすい。私は転職活動時アプリを入れまくると携帯の容量を圧迫するのが嫌だったためブラウザ利用していたのですが、ブラウザでもAMBIは非常に使いやすかったです。 特に、エージェントと直接スカウトが別表示になる部分がとても助かりました。(エージェント連絡多いので)
他のサイトでは届いたスカウトが見にくかったり、いちいち余計なページに遷移させられていたが、AMBIはUIが良く確認がしやすかった。
AMBIを使って現在転職中です。色々な転職サイトに登録してきましたが、最終的にAMBIに落ち着いています。一番良いと感じているポイントとしては、サイトが見やすく、使いやすいというところですね。他のサイトだと、色々な機能がつきすぎてごちゃごちゃして見ずらい印象が強かったのですが、AMBIは視覚的に必要な情報だけをピックアップできるデザインになっているので、求人を探しやすいです。
AMBIのサイトのデザイン・使いやすさに関する口コミも多数ありました。
サイトの見やすさや使いやすさは転職活動をする中でとても大切です。文字ばかりのサイトや使い勝手が分からないサイトもある中、AMBIのサイトはUI/UXデザインがしっかりと考えられたサイトなため安心です。
AMBI(アンビ)の悪い評判・口コミ
続いて、AMBIの悪い評判・口コミをご紹介します。
悪い評判口コミ①:とにかくスカウトが大量に届く
一番はスカウトメールが1件ずつ送られてくること、配信メールに関して「希望しない」旨に設定変更するのにもクリック数が多く手間がかかることです。他の求人サイトよりも本当に件数が多すぎるので、正直数件まとめて送る形等、1日に1件くらいまででとどめてほしいと感じました。また、スカウトも稀に全業種に向けているようなもので希望していない業種からも届くのは不快にも感じました。 応募の参考としての情報収集・モチベーションアップには良かったのですが、ある程度応募する企業・業種が定まってくるとあまり利用価値を感じられず、配信メールも非常に懸念点だったので登録解除をしました。
スカウトメールがとても多く届いたので、全てに目を通すことが基本的にはできませんでした。また、同じ会社から複数回届く機能があるのですが、前回と同じ文章を送ってくる企業も多く、単に通知が多くなるだけだったのでストレスだった。もっと工夫を凝らして送って欲しい。
全体的に、AMBIは若手ハイクラス転職に特化したサービスとして、非常に優れていると感じました。特に、若手向けのハイキャリア求人が豊富に掲載されており、自分の市場価値を具体的に知ることができるのは、大きなメリットだと思います。しかし、スカウトが大量に届くという点は、改善してほしいと感じました。
「スカウトが大量にきすぎて、中身を全て把握しきれない」という口コミが多くありました。改善として、以下の2つを行ってみましょう。
改善方法 | 理由 |
---|---|
登録している職務経歴書内容の見直し | 企業やヘッドハンターは、あなたの職務経歴書を判断材料としてスカウトしてきます。このときにあなたの職務経歴書の内容が詳細でないと、あなたに合わない求人も含まれて紹介されてしまいます。 |
プラチナスカウトのみ確認する | プラチナスカウトとは通常のスカウトは違い、特別なスカウト。企業やヘッドハンターがあなたの職務経歴書を見て、強く会ってみたいと思った時に送られるもので、あなたの経歴や希望に合っている質の高いスカウトである可能性大。 |
上記を行っても、改善されない場合は、最終手段として「スカウトの利用設定」設定を行えますが、これを行うと、本当に良いスカウトにも巡り会えなくなってしまうのであまりおすすめしません。
悪い評判口コミ②:自分の希望とマッチしない求人・スカウトがくる
企業からの直接スカウトはそれほど的外れではなかったが、スカウトを送ってきたヘッドハンターは見当はずれなことを言う人が多く、もう少し質を上げてほしかった。
これは自分のプロフィールの作り込みが悪かったと思っていますが、自分の行きたい業種からはスカウトいただけなく、またなんでこのような企業さんから、?と素直に疑問に思うようなスカウト等もありました。また担当がつくわけではなかったのでそこがまた難しいところだなと思いました。
私は今の会社が嫌で転職してるのに、自分の経歴にそのまま沿った職種が紹介された。
自分の希望する求人がこない、スカウトがこない理由として考えられるのは以下の2つです。
理由 | 解決方法 |
---|---|
登録している職務経歴書の内容が詳細でない |
職務経歴書の以下の点を確認する。
|
求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない | 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す |
上記の中でも、一番大きな理由として考えられるのが「職務経歴書が詳細に記載されていない」です。
企業やヘッドハンターは、あなたの職務経歴書を判断材料としてスカウトしてきます。このときにあなたの職務経歴書の内容がスカスカ(大まかな経歴のみ)だと、企業やヘッドハンターがあなたに合う求人を判断しずらく、結果、自分に合わないスカウトが届いてしまう場合があります。
また、AMBIでより良いスカウトをもらうコツとして以下の2つがあります。ぜひ、活用してみてください!
▼AMBIで良いスカウトを受ける2つのコツ
-
- 職務経歴書の登録直後は、情報が新鮮なので最もスカウトを受けやすい時期です!登録後に、職務経歴書に加筆修正を行うことで質の良いスカウトを受けることができます。
- アクティビティレベルをあげましょう。AMBIを頻繁に利用することでアクティブレベルが上がり、企業、ヘッドハンターから、転職活動にが積極的な人という印象を持たれ、より質の高いスカウトが多く届きやすくなります。
悪い評判口コミ③:採用基準がかなり厳しい
ハイクラス求人がほとんどで採用基準がかなり厳しい。
AMBIは高いポテンシャルを持つ若手をターゲットとしたは転職サービスです。
実際に、登録するためには年収400万以上が必須であることから、企業側からも、高い上場企業在籍者、専門スキル保持者、マネジメント経験者など前職で活躍している志向性の高い次世代リーダー像が求められています。
「登録はしたけど、なかなかスカウトが届かない」「掲載求人を見る限り、自分には敷居が高く感じる..」というような方には、経験2~3年の方向けの転職サービスもありますので、合わせて併用してみてください。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
エージェント型 | 362,693件 | |
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スカウト型 | 106,006件 | |
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エージェント型 | 239,252件 | |
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AMBI(アンビ)の特徴・強み
本章では、実際の利用者の評判・口コミからわかる、AMBIの特徴・強みをご紹介します。
具体的には、以下の4つです。
- 年収500万円以上や大手企業の求人に強い
- 官公庁を含め、幅広い業界の求人を取り扱っている
- 合格可能性判定機能で、効率的に転職活動ができる
- ゲーム感覚で転職活動を進められる
特徴・強み① 年収500万円以上や大手企業の求人に強い
AMBIの最大の特徴・強みは、「高年収や大手企業の求人に強い」点です。
AMBIはハイクラス転職に特化していることもあり、年収500万円以上の高収入の求人を豊富に取り扱っています。そのため、転職を機に収入アップを目指している人にとっては、うってつけのサービスと言えるでしょう。
また、AMBIは楽天やIBMをはじめとした、国内外の大手優良企業の求人も多く取り扱っているため、新卒で大手企業への就職を逃してしまった人であっても、大手企業に転職できるチャンスを得ることができます。
特徴・強み② 官公庁を含め、幅広い業界の求人を取り扱っている
AMBIの2つ目の特徴・強みは、「幅広い業界の求人を取り扱っている」点です。
AMBIは、IT・総合商社・メーカー・流通・広告・金融・不動産・メディカルなど、様々な業界の求人を幅広く取り扱っているため、豊富な選択肢の中から自分に合った求人を探すことができます。
また、AMBIでは民間企業だけでなく、官公庁や教育機関などの求人も取り扱っているため、そういった仕事に興味がある人にもおすすめです。
特徴・強み③ 合格可能性判定機能で、効率的に転職活動ができる
AMBIの3つ目の特徴・強みは、「事前に合格可能性がわかる」点です。
前述の通り、AMBIには合格可能性判定機能が搭載されているため、応募前に合格可能性を知ることができます。
あくまで事前の判定ではありますが、応募前に合格可能性がわかれば転職活動を効率的に進められます。また、合格可能性が低い企業であれば、実際に応募して不採用だった場合にも、それほどショックを受けずに済むでしょう。
さらに、合格可能性判定を通じて、現状の自分自身の市場価値を把握するのにも役立ちます。
特徴・強み④ ゲーム感覚で転職活動を進められる
AMBIの4つ目の特徴・強みは、「ゲーム感覚で転職活動を進められる」点です。
AMBIは前述のアクティビティレベル機能によって、「ポイントを獲得してレベルを上げる」といったゲーム要素が随所に取り入れられているため、ゲーム感覚で楽しみながら転職活動を進めることができます。
レベルが上がるほどスカウトも届きやすくなるため、AMBIを活用するほど有利になると言え、モチベーションの維持にも役立つでしょう。
AMBI(アンビ)を利用するときの注意点
AMBIの利用を検討しているのであれば、登録前に知っておくべき注意点がいくつか存在します。
そこで本章では、AMBIを利用するときの注意点について解説します。
具体的には、以下の通りです。
- 首都圏や関東エリアの求人が中心で、地方の求人が少ない
- 年収400万円未満では登録ができない
- 第二新卒やミドル世代の転職には向いていない
- 転職エージェントのようなサポートは受けられない
注意点① 首都圏や関東エリアの求人が中心で、地方の求人が少ない
AMBIが取り扱っている求人は首都圏や関東エリアのものが中心であり、地方の求人は少ない傾向にあります。
◆AMBIの地域別の求人数
地域 | 求人数 |
---|---|
北海道 | 約2,070件 |
東北地方 | 約2,450件 |
東京 | 約85,240件 |
関東地方(東京以外) | 約8,580件 |
北信越地方 | 約2,040件 |
東海地方 | 約6,870件 |
関西地方 | 約12,020件 |
中国・四国地方 | 約2,710件 |
九州・沖縄地方 | 約4,270件 |
※2023年8月時点
上記の通り、AMBIが取り扱う求人は関東エリア(特に東京)に集中しているため、地方在住者にとってはやや不向きと言えます。
地方での勤務を希望している人であれば、「doda」や「リクナビNEXT」といった、地方の求人にも強い転職サービスの活用も検討してみましょう。
- 会員登録者数750万人と日本最大級
- 3つの求人紹介サービス(転職エージェント×スカウト×アドバイザーサポート)を提供
- 専門職向けの専門サイトも保有!幅広い職種に対応
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 公開求人:約21万件 非公開求人:約3万件 (※2023年9月21日時点) |
無料 |
パーソルキャリア株式会社が運営する「doda」は、幅広い業界・業種の求人を扱う総合型の転職エージェントです。年収査定や合格診断、レジュメビルダーなど、独自の転職お役立ちツールを提供しています。
dodaの会員は、転職が未経験もしくは1回という人が78%で20代~30代の中堅層が中心です。
dodaは、転職サイトやスカウトサービスも提供していて、エージェントからの求人紹介、サイトからの応募、企業からのスカウトと3つの手法で選考を進められる、便利なサービスです。
ユーザーに合わせてdodaが求人をレコメンドしてくれるので、自分で転職先をみつけるのが苦手な方でも安心です。
注意点② 年収400万円未満では登録ができない
AMBIは登録時点の年収が400万円以上でないと、そもそも登録ができないため、注意が必要です。
その旨は、最初の会員登録の画面でも明記されています。
(参照:AMBI公式サイト)
収入は自己申告制で証明書の提出なども求められないため、厳密には現在の年収が400万円未満でも登録は可能です。しかし、年収を偽って登録したとしても、内定に繋がる可能性は低いでしょう。
現時点で年収400万円未満の人は、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」といった、年収の条件がない転職サービスを活用することをおすすめします。
注意点③ 第二新卒やミドル世代の転職には向いていない
AMBIは若手のハイクラス向け転職に特化したサービスということもあり、まだ経験の浅い第二新卒や、35歳以上のミドル世代の転職には不向きと言えるため、注意が必要です。
もちろん、そういった人であってもAMBIへの登録自体はできますが、マッチする求人が見つかる可能性は低いでしょう。
第二新卒であれば、前述の「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」、もしくはこちらの第二新卒特化転職エージェントを使いましょう。
35歳以上のミドル世代であれば「ビズリーチ」の登録がおすすめです。
- 国内最大級のハイクラス転職サイト
- 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 |
公開求人:約87,000件 非公開求人:11万件以上 |
無料 |
株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職エージェントサービスです。
担当のキャリアアドバイザーはつきませんが、企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから支援の申し出を受けられたりするのが特徴です。
厳選された企業導入企業数 23,500社と非常にたくさんの企業から直接スカウトがくるので、まずは登録して自分の市場価値を把握してみるのがよいでしょう。
注意点④ 転職エージェントのようなサポートは受けられない
AMBIはあくまで転職サイトであるため、転職エージェントのような面接対策や条件交渉といった、転職活動のサポートは基本的に受けられないため、その点にも注意が必要でしょう。
ヘッドハンターの中には、転職エージェントと同等のサポートをしてくれる人もいますが、面接対策や条件交渉などは基本的に自分自身で行う必要があります。
サポートを受けながら転職活動を進めたいのであれば、「リクルートエージェント」や「dodaエージェント」などの転職エージェントの併用も検討した方がいいでしょう。
- 人材業界大手の株式会社リクルートホールディングスが提供する転職サービス
- 業界・業種や地域に制限なく幅広い求人を保有!非公開求人も多数
- 独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 公開求人:約41万件 非公開求人:約30万件 (2023年8月時点) |
無料 |
株式会社リクルートが運営する「リクルートエージェント」は、転職支援実績NO.1、日本最大級の転職エージェントサービスです。
公開求人が42万件以上、非公開求人が31万件以上、若手層~中堅・管理職層までの幅広い経験者、全国を対象としているので、転職初心者の方はまず登録をしてみるとよいでしょう。
AMBI(アンビ)はこんな人におすすめ
ここまでの内容を踏まえた上で、AMBIがおすすめな人は、以下の通りです。
- 転職によって高年収を実現させたい20代後半から30代前半の人
- 大手優良企業への転職を希望している20代後半から30代前半の人
- 様々な業界の求人を見てみたい20代後半から30代前半の人
AMBIは若手のハイクラス向け転職に特化していることもあり、利用者層は20代後半から30代前半の人が中心となるものの、高年収を実現させたい人や大手優良企業への転職を希望している人には、おすすめの転職サービスと言えます。
また、幅広い業界の求人を取り扱っているため、様々な業界の求人の中から自分に合った仕事を探したい人にもおすすめです。
AMBI(アンビ)を有効活用するポイント
せっかくAMBIに登録するのであれば、なるべく上手に活用して効率的に転職活動を進めたいと考えている人も多いでしょう。
そこで本章では、AMBIを有効活用するポイントについて解説します。
具体的には、以下の3つです。
- 具体的な数値を盛り込み、職務経歴書の内容を充実させる
- アクティビティレベルを意識する
- プラチナスカウトを優先的にチェックする
ポイント① 具体的な数値を盛り込み、職務経歴書の内容を充実させる
1つ目のポイントは、「職務経歴書の内容を充実させる」ことです。
というのも、企業の採用担当者やヘッドハンターは、職務経歴書の内容を基にスカウトを送るかどうかを判断するからです。職務経歴書の内容を充実させておけば、スカウトが届く可能性も高くなります。
職務経歴書の内容を充実させるためには、具体的な数値を盛り込むのが効果的です。例えば、単に「新規顧客を開拓して、売上増加に貢献した」と記載するだけでなく、「新規顧客を開拓して、目標達成率125%を実現させた」といったように、具体的な数値を示すことで企業の採用担当者やヘッドハンターの興味も引きやすくなるでしょう。
職務経歴書はいつでも更新できるため、定期的に見直しを行い、ブラッシュアップすることをおすすめします。
ポイント② アクティビティレベルを意識する
2つ目のポイントは、「アクティビティレベルを意識する」ことです。
前述の通り、アクティビティレベルのレベルが高いほど、転職意欲が高いと判断されるため、企業の採用担当者やヘッドハンターからのスカウトも届きやすくなります。
逆にアクティビティレベルが低いと、転職活動に消極的であると判断される恐れがあるため、AMBIを有効活用するためには、アクティビティレベルを意識することも重要です。
ポイント③ プラチナスカウトを優先的にチェックする
3つ目のポイントは、「プラチナスカウトを優先的にチェックする」ことです。
AMBIのスカウトには、通常の「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種類が存在します。
◆AMBIのスカウト
スカウト | 企業の採用担当者やヘッドハンターから届く通常のスカウト |
---|---|
プラチナスカウト | 企業の採用担当者やヘッドハンターからより強く興味を持たれた際に届くスカウト |
通常のスカウトは、自動送信や一斉送信のものがほとんどですが、プラチナスカウトは、企業の採用担当者やヘッドハンターからより強く興味を持たれた際に届くスカウトであるため、内定に繋がる可能性も高いと言えます。
そのため、大量にスカウトが届いてチェックしきれないという人は、プラチナスカウトの方から優先的にチェックするようにしましょう。
AMBI(アンビ)を利用する流れ
本章では、AMBIを利用する流れについてご紹介します。
①まずは公式サイトから、会員登録を行いましょう。入力項目は氏名・メールアドレス・パスワードのみであるため、入力自体は数分で完了します。
②登録したメールアドレスに認証コードが届きます。
③認証コードを入力したら、プロフィールや職務経歴、希望条件等を作成しましょう。これらは後からでも編集可能です。
④プロフィール等の入力が完了したら、登録した情報を基に10社のおすすめ企業が紹介されます。興味のある企業があれば、「★興味あり」を押してみましょう。
⑤ここまでで一通りの登録手続きは完了です。今後は気になるスカウトに返信したり、求人検索で気になる企業に「★興味あり」を押したりして、転職活動を進めていきましょう。
AMBI(アンビ)に関してのよくあるQ&A
本章では参考として、AMBIに関してのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
Q1.費用が発生することはある?
費用は一切発生しません。
AMBIは企業側から紹介料という形で報酬を受け取っているため、利用者側は全ての機能を完全無料で利用できます。
Q2.ビズリーチとの違いは?
最大の違いは、対象の年齢層です。
AMBIは20代から30代前半の若年層を対象としていますが、ビズリーチは主に35歳以上のミドル層を対象としています。
Q3.現職に転職活動がバレないようにするためには?
非公開設定を行う必要があります。
職務経歴書の公開設定ページから、現在の勤務先を非公開に設定しておけば、現職にバレる可能性は低くなります。慎重を期すのであれば、取引先や以前に勤めていた企業も非公開に設定しておくといいでしょう。
Q4.入社後のサポートはある?
「エン入社後活躍支援プログラム」を3年間利用できます。
上記のプログラムでは、転職後の職場で活躍するためのコツをメールや動画で学べる、「活躍サポートメール」や「エンカレッジ無料講座」などのサービスが用意されています。
Q5.35歳以上でも登録できる?
登録自体は可能です。
ただし前述の通り、35歳以上のミドル世代になると、AMBIではマッチする求人が少ないため、ビズリーチなどの他の転職サービスも併用することをおすすめします。
AMBI(アンビ)まとめ
ここまでAMBIについて、解説してきました。
AMBIは若手のハイクラス向け転職に特化したサービスということもあり、若年層向けのハイクラス求人を豊富に取り扱っています。サイトの見やすさや機能の利便性を評価する声も多く、転職によってキャリアアップを図りたい20代から30代前半の人には、おすすめのサービスです。
全ての機能が無料で利用できるため、興味のある人はまずは登録だけでもしてみましょう。
AMBIの基本情報
会社概要 | サービス名 | AMBI |
---|---|---|
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 | |
設立年 | 2000年1月 | |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー | |
代表者 | 鈴木 孝二 | |
公式サイト | https://en-ambi.com/ | |
サービス概要 | サービス種別 | スカウト型転職エージェント |
公開求人数 | 178,554件(2024年9月時点) | |
企業からの直接スカウト | 15026件 | |
ヘッドハンター からのスカウト |
164538件 | |
検索で自己応募 | 閲覧は可能 | |
登録審査 | 年収400万以上の方のみ登録可能 | |
特徴 | ・若手のハイキャリア(20代〜30代)に特化したスカウト型転職サイト ・応募前に合格可能性を判定できる |
|
利用料金 | 登録料 | 無料 |
有料プラン | なし | |
公開求人の 年収割合 (※) |
400万以上 | 26.2% |
500万以上 | 34.7% | |
600万以上 | 19.0% | |
700万以上 | 6.8% | |
800万以上 | 1.5% | |
1000万以上 | 2.8% | |
1500万以上 | 0.2% | |
公開求人の 職種割合 (※) |
営業 | 23472件 |
経営・経営企画・事業企画系 | 7358件 | |
技術系(IT・Web・通信系) | 72226件 | |
管理部門系 | 15808件 | |
サービス・流通系 | 1610件 | |
クリエイティブ系 | 10956件 | |
マーケティング・販促企画・商品開発系 | 10093件 | |
年代・属性別 おすすめ |
20代 | ◎ |
30代 | ◎ | |
40代 | × | |
50代 | × | |
未経験 | △ | |
第二新卒 | △ | |
女性 | ◯ | |
管理者・CxO | ◎ | |
年収帯別 おすすめ |
年収400万以下 | × |
年収401〜600万 | ◎ | |
年収601〜800万 | ◯ | |
年収801〜1000万 | △ | |
年収1001〜1500万 | △ | |
年収1500万以上 | △ | |
雇用形態別 おすすめ |
正社員 | ◎ |
業務委託 | ◯ | |
副業 | ◯ | |
パート・アルバイト | × |
※データは2024年9月時点のものです。