株式会社アルティメットライフの社内の様子

社員の個性を活かす「株式会社Ultimate Life」の若手も女性も活躍できる環境

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社Ultimate Life(アルティメットライフ)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

Ultimate Lifeは「人生をもっと豊かに」をパーパスに掲げ、プロテインやアミノ酸サプリメントなどのニュートリション製品、トレーニング用品などのウェルネス製品を展開しています。2023年9月期の売上高は約62億円を達成し、主にECを通じて事業を展開。平均年齢34歳と若手が活躍する環境で、社員一人ひとりの個性を活かせる組織づくりに注力しています。

今回は、そんな株式会社Ultimate Lifeの若手育成の特徴や働く環境について、取締役CMOの田中さんにお話を伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社Ultimate Lifeの取締役CMO田中さん

株式会社Ultimate Life
取締役CMO

田中 久登さん

成長意欲のある従業員を全力でサポートする「株式会社Ultimate Life」

株式会社Ultimate Lifeで活躍する若手社員

編集部

御社の平均年齢は34歳と、若手社員さんが活躍しやすい環境だと伺いました。どのような環境なのか教えていただけますか?

田中さん

成長意欲のある従業員を全力でサポートする会社です。この文化を支える制度として、入社1年目を対象とした人事部のフォロー面談を逐次実施する他、全社員を対象に月に1回、部署の上司との1on1面談を実施しています。

1on1面談では、業務上の課題解決だけでなく、キャリア相談や目標設定など、従業員の成長をサポートする場として活用されています。

また、弊社の特徴として、役員と従業員の距離が非常に近いことが挙げられます。役員室は設けておらず、同じ執務室で働いています。そのため、新入社員でも役員に直接提案できる機会が多くあります。例えば、執務室の環境改善提案や、業務に関する新しいシステムの導入提案など、様々な提案が採用されています。

提案は必ずしもその場で決定されるわけではなく、コストを伴う案件については、別途プレゼンテーションの機会を設け、検討を進める仕組みが整っています。

若手社員の活躍事例:25歳未満の社員が自社ECサイトの立ち上げからリード

編集部

若手の方の具体的な活躍事例についてお聞かせいただけますでしょうか。

田中さん

私の直属の部下で、入社2年目の男性社員の事例をお話しさせていただきます。彼は新卒で食品メーカーに入社しマーケティング業務に従事した後、弊社でECマーケターとして活躍しています。

自社ECサイトを立ち上げるタイミングで入社した彼に、プロジェクトのリーダーを任せることにしました。

彼は最初の1年は自社ECサイトの安定運用に注力し、その後、広告運用や顧客分析などのスキルを着実に習得していきました。25歳にも満たない若さでしたが、自社ECサイトの運営チームの立ち上げから携わり、広告運用、サイト分析、会員プログラムの企画・実装まで幅広い業務を担当してもらいました。現在ではチームのリーダーとして活躍し、さらにAmazonや楽天市場の販促計画も担当するまでに成長しました。

現在では、売上の向上だけでなく、ロイヤルカスタマー向けのプログラム実装など、より戦略的な業務も担当しています。

編集部

そこまで活躍できた背景には、どのような要因があったのでしょうか。

田中さん

本人の努力はもちろんですが、弊社には成長意欲のある従業員を全力でサポートする文化に加えて、積極的な権限委譲の文化があります。責任感を持って仕事に取り組んだ人や、しっかり成果を出した人に対しては、経験のない役割を担ってもらう機会もたくさんあります。

具体的には、これまでの経験で得た知見や、参考になる書籍の紹介など、できる限りのサポートを行いました。特に学習習慣の確立は、成長する上でとても大切です。そのため、私が実践して良かった経験を具体例として、例えば1週間のスケジューリングや朝6時に起きて30分読書する習慣をつけるなどの共有を行いました。

彼はそれを自分なりにカスタマイズして実行してくれたようです。

育児休暇取得率100%。ライフイベントに配慮した働き方も可能

談笑する株式会社Ultimate Lifeの社員たち

編集部

御社は多くの女性が活躍しているそうですが、その背景についてお聞かせいただけますでしょうか。

田中さん

ライフイベントによって評価が左右されることはなく、時短勤務を利用しながらキャリアを継続できる環境を整えています。育児休暇取得率100%で、今年も育児休暇から2名が復帰しています。

社員の男女比は6:4で若干女性が多い状況ですが、これは特に意図したものではなく、2年前はちょうど半々でした。弊社は社員の年齢もバックグラウンドも様々な、ダイバーシティに富んだ環境ですので、自然と今のような状況になった形です。

女性の活躍事例:アシスタントからリーダーへキャリアアップした社員

編集部

実際に活躍されている女性社員の方の事例をお聞かせいただけますでしょうか。

田中さん

2021年に入社した女性社員の事例をご紹介させていただきます。彼女は入社当初、商品開発のアシスタント業務を担当していました。ちょうどコロナ禍で健康需要が高まっていた時期で、新商品開発や既存商品の改良など、非常に多忙な過渡期でした。

当時は環境整備が十分でない中でしたが、上長のサポートを受けながら着実に経験を積み、業務の幅を広げて、現在では営業部門のリーダー的なポジションにまで成長しています。具体的には、関連会社で展開している法人向け健康食品のOEMサービスにおける営業業務と商品開発の両方を担当しています。

編集部

そこまで成長された背景には、どのような要因があったのでしょうか。

田中さん

彼女は体育会系出身で非常に熱量が高く、責任感の強い人です。環境が整っていない状況でも、自ら情報を集めて整理し、任された仕事を最後まで完遂する力を持っています。

例えば、マーケティング業務がメインの営業活動の中で「マーケターはどういう視点で物事を考えているのか」といった積極的な質問をしてくるなど、常に学ぶ姿勢を持っています。

評価制度にも組み込まれている、5つのコーポレートバリュー

株式会社Ultimate Lifeの会社ロゴ

編集部

御社ではコーポレートバリューに重きをおき、評価項目にも含まれているそうですね。どのようなバリューか教えてください。

田中さん

弊社ではコーポレートバリューとして、「楽しもう」「本質を追求しよう」「主体性を発揮しよう」「基礎を徹底しよう」「挑戦しよう」の5つを設定しています。

会社が成長段階にあり、求められるミッションも日々変化している中で、会社と従業員がともに更新できる組織を作るために、これらのバリューを設定しました。これらは評価制度にも組み込まれており、このバリューを体現できる方が会社でも評価され、活躍できる仕組みになっています。

またコーポレートパーパスとして「人生をもっと豊かに」を設定しています。このパーパスに共感し、個性を活かしてチームに貢献することで、組織全体に価値を生み出すことができると考えています。こちらは最近設定したもので、今後、社内外への浸透を図っていく予定です。

編集部

コーポレートバリューの「基礎を徹底しよう」や「本質を追求しよう」とは具体的にどういったことでしょうか。

田中さん

「基礎を徹底しよう」は文字通り、業務の基礎となるスキルを重視するという意味です。例えばPC業務であればタイピングスピード、ミーティングであれば事前準備や議題の読み込みなど、主体性を持って基本的なことを確実に行うことを重視しています。

「本質を追求しよう」は、物事の表面だけでなく、本質まで深く見極めた上で議論や問題解決に取り組むという考え方です。

編集部

評価制度について詳しく教えてください。

田中さん

評価制度は部署ごとに設定され、キャリア形成や成長をサポートする目的で運用されています。各フェーズで求められる仕事内容、スキル、コンピテンシーが明確に設定されており、従業員は自身のキャリアビジョンを描きやすくなっています。

例えば、現時点でBというフェーズにいるのであれば、次のフェーズに上がるためにどういうことが求められているのか、上がった場合はどのくらいの給与になるのかという点が明確になっています。またそれにそって計画的な目標設定ができるようになっていて、月に一度の面談では「目標に設定されているスキルを獲得するためにどういうことが必要なのか」を話し合い、目標が達成できるようサポートしていきます。

また、被評価者からのフィードバックも随時受け付けており、評価制度自体も継続的に改善されています。

Ultimate Lifeが求める人材像:会社のパーパス・バリューに共感できる人

面談中の株式会社Ultimate Lifeの社員の様子

編集部

御社ではどのような人材を求めていらっしゃいますか?

田中さん

求める人材像としては、弊社のバリューやパーパスに共感し、自身のスキルや個性を発揮しながらチームに貢献できる方です。チームワークを重視し、周囲と協調しながら進められる方であれば、その個性や熱量を存分に活かして、成長していただけると思います。

採用においては、弊社に入社して何をしたいか明確になっているか、自分らしく楽しく働けるか、主体性を持って挑戦し続けられるか、といった点を重視しています。

そして会社としても入社前に抱いていただいたご自身のビジョンやスキルを活かせる環境を提供できるように努めています。会社と社員との相互理解やビジョン共有は重要であると考えており、合意形成のプロセスを大切にしています。そのため、入社後のギャップが少ないことも弊社の特徴の一つです。

編集部

御社ではどのような雰囲気の中で、どういった方々が働いていらっしゃるのでしょうか?

田中さん

弊社社員の平均年齢は34歳で、20代から50代まで幅広い年齢層の方が在籍しており、さまざまなポジションで活躍しています。多様なバックグラウンドを持つ社員がいますが、この多様性は、弊社の売上規模を考えると珍しい特徴だと考えています。

社員みんな熱量を持って働いていますが、一般的なベンチャー企業のような「いけいけどんどん」の雰囲気はなく、それぞれの個性を活かせる環境を大切にしています。ですので、「こうでなければならない」という固定的な枠組みは設けていません。

ただし、弊社のコーポレートバリューにある「成長」や「主体性」といった価値観への共感は重視しています。これらの価値観に共感していただければ、後は制度や仕組みで支援できると考えています。

株式会社Ultimate Lifeから転職希望者へメッセージ

株式会社Ultimate Lifeの社員

編集部

最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いできますでしょうか?

田中さん

弊社のパーパスである「人生をもっと豊かに」は、私たちの存在意義を表していると考えています。このパーパスには、お客様や取引先の方、社会、そして従業員など、私たちが関わるすべての方々の人生をより豊かにしていきたいという願いが込められています。

その実現に向けて、経験や年齢に関係なく、積極的に権限を委譲し、挑戦の機会を提供していきます。

弊社には責任感を持って成長のために挑戦する方々を高く評価し、賞賛する文化があります。これまで挑戦の機会に恵まれなかった方や、新しい環境で成長したいと考えている方にはマッチする環境です。

私たちと一緒に、より豊かな未来を目指していただける方からのご応募をお待ちしております。弊社に関心を持っていただいた方は、ぜひお問い合わせください。

編集部

田中さん、本日は貴重はお話をありがとうございました。

この記事のまとめ

組織の特徴
  • 平均年齢34歳の若手中心の組織
  • 男女比率は6:4で、ダイバーシティに富んだ環境
  • 育児休暇取得率100%を実現
成長支援制度
  • 入社1年目は人事部によるフォロー面談を随時実施
  • 全社員対象の月1回の1on1面談
  • キャリア相談や目標設定のサポート
組織文化
  • 役員と従業員の距離が近い
  • フラットな意見交換が行われる風通しの良い環境
  • 積極的な成長支援
明確な評価制度
  • 5つのコーポレートバリューに基づく評価
  • 能力開発の具体的なマイルストーン
  • 定期的な面談でのサポート
求める人材像
  • パーパス「人生をもっと豊かに」に共感できる人
  • 他者を尊敬しチームワークに貢献できる人
  • 成長意欲が高く、主体的に挑戦できる人

株式会社Ultimate Lifeの基本情報

住所 大阪府大阪市東成区中本2丁目1-13 大阪スポンジャービル6階
事業内容
  • メーカー/小売事業
  • リユース事業
  • フィットネス事業
設立 2013年10月
公式ページ https://ultimatelife.co.jp/
採用ページ https://ultimatelife.co.jp/recruit/
募集職種
  • LPディレクター
  • 広告運用・SEOディレクター
  • SNSアカウントプランナー
  • カスタマーサポート
  • ネットショップ運営
  • 営業 など