「転職したいけど、IT転職エージェントが多すぎて選べない!」
このようにお悩みのITエンジニアのみなさんに向けて、転職・ニーズ別・年代別おすすめIT転職エージェント20選をご紹介します。企業の採用責任者を務めた筆者が、評判を元に100社以上のエージェントから厳選し徹底比較しました。各サービスの注目すべき強みを具体的に取り上げて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめIT転職エージェントベスト5!
本編で詳しく説明する前に「これを選んでおけば間違いない、ベストなIT転職エージェントを知りたい」という方に向けてランキングトップ5を紹介します。
これら5つは、いずれも求人数が多く、サービスの質が高いと人気の高い会社です。どんなエンジニアの方でもおすすめできます。極論、比較検討が面倒だという方は、本編を読まずとも、この5つを登録すれば転職活動はスムーズにスタートを切ることができるでしょう。すべて利用料は無料です。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
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1位 |
エージェント型 | 22,396件 |
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エージェント型 | 110,390件 | |
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3位 |
エージェント型 | 31,443件 |
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4位 |
スカウト型 | 29,850件 |
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5位 |
スカウト型 | 1,600件以上 |
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おすすめIT転職エージェント一覧
本記事で紹介するIT転職エージェント20選をカテゴリ別に一覧にまとめました。
詳しく知りたい項目について、「詳細」ボタンを押してください。
おすすめIT転職エージェントベスト5について詳しく解説
実績やサポート体制、求人の質などを総合的に評価し、おすすめのIT転職エージェントベスト5を厳選してご紹介します。
- 1位:マイナビIT AGENT
- 2位:リクルートエージェント ITエンジニア
- 3位:レバテックキャリア
- 4位:Green
- 5位:Direct type
1位:35歳までのITエンジニアの支援実績が豊富【マイナビIT AGENT】
「マイナビIT AGENT」は、20~30代前半のITエンジニア向け転職エージェントです。大手転職エージェント「マイナビAGENT」の保有求人も共有されているため、転職の選択肢を広めたい方におすすめです。
【特徴】
- マイナビエージェントの各種サービスで90日間の定着率97.5%
- マイナビエージェント全体で登録者の80%が34歳以下
- 初めて転職する求職者のサポート実績も豊富
- SEの求人総数15,829件と豊富(2023年5月)
【紹介求人実績例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社NTTデータ | アプリ系システムエンジニア職 | 450~1,050万円 |
JFEシステムズ株式会社 | 大手製造業向けシステム プロジェクトマネージャ |
400~750万円 |
株式会社野村総合研究所 | システムコンサルティング | 500~1,000万円 |
【評判・口コミ】

大手企業のシステム開発案件を紹介してもらい、年収50万円アップの転職に成功しました。担当者が業界に詳しく、業務内容や企業文化を丁寧に説明してくれたのが印象的です。
初めて転職活動をする20~30代前半のITエンジニアの方は、大手マイナビAGENTの総合的なサポートを活用しましょう。
2位:業界最大級の圧倒的な求人数で全国幅広く対応【リクルートエージェント ITエンジニア】
「リクルートエージェント ITエンジニア」は、110,390件と圧倒的な求人数を誇るのが特徴です。未経験者から経験者まで対応可能で、全国幅広く求人を保有しています。多くの選択肢がほしい人はリクルートエージェントを選びましょう。
【特徴】
- 人材業界最大手の株式会社リクルートが運営
- 求人数が110,390件と圧倒的
- 初めて転職する求職者のサポート実績も豊富
- 未経験者や地方での転職活動にも向いている
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社NTTドコモ | エンジニア | 750~835万円 |
キーエンスソフトウェア株式会社 | WEBアプリ開発エンジニア | 600~800万円 |
富士通株式会社 | プロジェクトマネジメント | 1,150~1.300万円 |
【評判・口コミ】

求人の年収帯は幅広いですが、最低年収を500万円に設定している企業が多い印象です。
3位:希望企業への転職成功率96%、年収アップ率80%【レバテックキャリア】
「レバテックキャリア」は、ITエンジニアの公開求人数19,000件以上、年収アップ率80%を誇るITエンジニア特化の転職エージェントです。
【特徴】
- 希望企業への転職成功率96%
- 初回の提案での内定率90%
- 紹介求人の満足度94%
- 年7,000回の企業ヒアリングで現場の生の声を入手している
- 正社員・フリーランス・派遣から働き方を選べる
【紹介企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社グロービス | プロジェクトリーダー | 700~1,500万円 |
Chatwork株式会社 | エンジニアリングマネージャー | 800~1,500万円 |
西日本旅客鉄道株式会社 | ECマーケター | 600~800万円 |
【評判・口コミ】

ReactやVue.jsを扱う案件を探していたところ、レバテック経由で自分にぴったりなスタートアップ企業に出会えました。技術に詳しい担当者がスキルのアピールポイントを的確に整理してくれました。
多くの求人を見て選択肢を広げたい方、正社員以外の働き方も検討されている方は、ぜひレバテックキャリアに登録してください。
4位:IT業界最大級の求人数を誇る転職サイト【Green】
「Green」は、累計登録ユーザー100万人以上、累計導入企業数9,000社以上を誇るIT業界最大級の転職サイトです。未経験歓迎の求人からプロフェッショナル向けの求人まで、幅広く取り扱っています。
【特徴】
- 約29,000件(2023年5月)の豊富な求人を保有
- ほぼすべての企業が写真を多数掲載しているため、社風を確認できる
- 企業からの直接スカウトを受ける可能性がある
- まずは「カジュアル面談」で企業の担当者に会える
【掲載企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社リクリック | SE/PG | 350~900万円 |
エースチャイルド株式会社 | ソフトウェアエンジニア | 600~1,200万円 |
株式会社日立製作所 | 公共システムSE | 500~700万円 |
【評判・口コミ】

企業ページに現場の写真や社員インタビューが掲載されており、応募前に職場の雰囲気を掴めました。スカウト機能で年収450万円の案件に採用され、とても満足しています。
コンサルタントなどの仲介を挟まず直接企業とやり取りをしたい方、幅広い企業からスカウトを受けたいか方は、Greenに登録しましょう。
5位:マッチング精度の高いスカウトを受けられる【Direct type】
Direct type(ダイレクトタイプ)は、ITエンジニアの転職に完全特化したスカウト型の転職サービスです。経験者向け(目安3年以上の求人が多い)の求人が半数以上を占めているため、エンジニアの経験・スキルがある人にDirect typeはぴったりの転職サービスです。
【特徴】
- IT業界の転職に強いtypeブランドの1つ
- 登録が簡単な上にスカウトの精度も高い
- ITエンジニアの求人に特化し、数が充実している
【登録企業例】
【評判・口コミ】

上場企業のIT部門から直接スカウトを受け、管理職として年収950万円のポジションに転職しました。スカウトメッセージの質が高く、効率的に良い求人を選べました。
転職エージェントだけではなく、スカウトサービスも併用することで、自分の市場価値の把握にも役に立ちます。一つは登録しておくと良いでしょう。
【ハイクラス向け】おすすめ転職サイト・転職エージェント
IT業界のハイクラス人材の転職市場は、年々その規模を拡大させています。特に年収800万円以上のポジションでは、経営企画やDX推進、新規事業立ち上げなど、より戦略的な役割を担う求人が増加しています。
【ハイクラス求人で求められる役職・ポジション】
- 技術統括責任者(CTO)
- エンジニアリングマネージャー
- アーキテクト
- プロジェクトマネージャー
- 事業部長
- 開発部長
- テックリード
- プロダクトマネージャー
優良企業の上級ポジションは表に出てこない非公開求人も多く、ハイクラス向けエージェントならではのネットワークを活用することで、より多くの選択肢から最適なポジションを見つけることができます。
- 1位:ビズリーチ
- 2位:リクルートダイレクトスカウト
- 3位:転職ドラフト
1位:年収800万円以上のポジションが豊富に掲載【ビズリーチ】
ビズリーチは、ハイクラス人材に特化したスカウト型プラットフォームで、年収800万円以上のポジションが豊富に掲載されています。スタートアップのCTOやエンジニアリングマネージャーなど、マネジメント職の求人も多数あります。
【特徴】
- 非公開求人が多く、一般の転職サイトでは見つからないような案件にアプローチできる
- マネジメント職の求人が豊富
- 使用技術スタックや開発環境、チーム構成などが詳しく求人票に記載
- 経験やスキルを活かせるポジションが中心
- 直接オファーを受けることができ、自分の市場価値を把握できる
【登録企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社博報堂テクノロジーズ | SRE | 600~1,000万円 |
非公開 | Androidエンジニア | 700~1,000万円 |
非公開 | 運用保守統括 | 800~1,000万円 |
【評判・口コミ】

年収1000万円以上の求人が豊富で、希望条件に合う企業に転職しました。ヘッドハンターがスキルを的確に評価し、企業と交渉してくれたのが大きなポイントです。
スカウトサービスは、自分のペースで転職活動を進められることもメリットの一つです。すぐに転職を考えてない人も、登録しておくと良いでしょう。
2位:AIマッチングで年収800万円以上のポジションと出会う【リクルートダイレクトスカウト】
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートグループの豊富なネットワークを活かし、幅広い求人情報にアクセスできるのが特徴です。ハイクラス向けの厳選された求人が多く掲載されています。
【特徴】
- 優良企業からの直接のスカウトを受けることができる
- 大企業からベンチャー企業まで、年収800万円以上のポジションが充実
- 詳細なプロフィールを登録すれば、AIマッチングにより効率的に案件を見つけられる
- 開発環境や必要なスキル、プロジェクト内容などが具体的に記載
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社SHIFT | PM・PMO | 600~2,000万円 |
楽天グループ | データアナリスト | 600~1,000万円 |
株式会社ビズリーチ | フロントエンジニア | 800~1,100万円 |
【評判・口コミ】

企業からのスカウトで、大手EC企業のデータ分析ポジションに転職しました。事前に企業の要望や選考ポイントを教えてもらえたため、無駄のない準備ができました。
3位:エンジニアの競争入札型転職サービス【転職ドラフト】
「転職ドラフト」は、審査通過したエンジニアの経歴やスキルを参考に、企業から年収提示つきのスカウトが届く「競争入札型転職サービス」です。
【特徴】
- 登録には審査がある
- 現在年収非公開のため、スキル・市場価値に応じた年収が提示される
- 転職成功者の93.8%が年収平均126万円アップ
- 開示される情報には自分の「野望」を書ける
月に1度入札が実施されており、2,000件前後の指名が行われています。
【2024年11月回の入札結果】
【2024年11月回の参加企業例】
【参加企業例】
【評判・口コミ】

ドラフト形式で年収提示があるため、自分のスキルが市場でどの程度評価されるか実感できました。オファーを複数受けて比較し、年収700万円のスタートアップに決めました。
現在の年収が市場価値に見合っていないと感じるITエンジニアの方は、転職ドラフトの指名でスキルに見合った報酬とポジションを見つけるチャンスです。
【未経験向け】おすすめ転職サイト・転職エージェント
続いて、未経験の方におすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
ITエンジニアの場合、未経験OKの求人はそんなに多くありません。そのため、いきなり転職活動をするよりも、スクール等で力をつけてからの転職活動をおすすめします。
以下で紹介する転職エージェントの中には、スクールを併設したものがあり、そこで学んだ知識を活かして転職サポートもそのまま行ってもらうことができるため非常におすすめです。
1位:自分のペースで学んで未経験からITエンジニアへ【ワークポート】
「ワークポート」は、まったくの異業種からITエンジニアに挑戦したい10~30代の方におすすめの転職エージェントです。
【特徴】
- 国内に29拠点を構え、全国求人の幅広い業界・職種の求人を取り扱う
- IT業界に強く、IT関連の企業の紹介実績が豊富
- 公開求人数36,000件以上(2023年5月)
- 求人の70~95%が非公開求人
- 転職相談実績は約67万人
【紹介企業例】
ワークポートの最大の特徴は、未経験からエンジニアを目指せる無料のITスクール「みんスク」。スクールでプログラムの基本やIT業界の基礎知識を習得したあと、ワークポート経由で転職先の紹介・サポートまで対応してくれます。
【評判・口コミ】

みんスクでJavaやPHPの基礎を学び、ポートフォリオを完成させました。無料で受講できるうえ、履歴書や面接対策も丁寧で、未経験からエンジニアとして内定を獲得できました。初めてITに挑戦する人におすすめです。
「ITエンジニアにキャリアチェンジしたい、でもスキルも資格もなくて一人では不安」と感じる方に、ワークポートはぴったりのサービスです。
2位:スクール×手厚い支援で未経験からITエンジニアへ【ウズキャリIT】
株式会社UZUZが運営する転職エージェントサービス「ウズキャリIT」は、20代特化型のIT未経験者向けの転職サービスです。
【特徴】
- 累計で2,000人以上の転職を支援
- 入社後の定着率95.7%
- キャリアにつながる学習を支援する「ウズウズカレッジ」も運営
【ウズウズカレッジのe-ラーニングコース】
コース | 内容 |
---|---|
ネットワーク | インフラエンジニアの専門資格「CCNA」の取得を目指す |
プログラミング | Javaを用いたプログラミングの基礎を学ぶ |
ウズウズカレッジは基本月額料金がかかるサービスですが、転職支援サービスを活用して転職した場合、最大6か月分(264,000円)がキャッシュバックされます。
【評判・口コミ】

未経験からITエンジニアを目指すために利用しました。IT研修が無料で受けられ、基礎スキルを身に付けた後、社内SEのポジションに就職できました。
実践的なスキルを身に着けてから有利にITエンジニアへキャリアチェンジしたい方は、ぜひウズキャリIT・ウズウズカレッジをご活用ください。
3位:学歴や職歴にこだわらず、ポテンシャルを重視【ハタラクティブ】
ハタラクティブは、特に未経験者や第二新卒向けの転職支援を得意としています。ITエンジニア職を希望する未経験者でも応募できる求人が豊富にあり、業界未経験の人が挑戦しやすい環境が整っています。
【特徴】
- 学歴や職歴にこだわらず、ポテンシャルを重視する求人を多く扱っている
- 「これからITエンジニアとして成長したい」という意欲を評価されやすい
- 初めての転職でも安心のサポート体制
【登録企業例】
【評判・口コミ】

書類選考に自信がなかったのですが、履歴書の書き方から丁寧にアドバイスをもらえました。最終的にサポート業務を中心とした未経験OKの企業に内定をもらえました。
ワークポートやウズキャリITのようなスクールはありませんが、特に未経験から新しい業界に挑戦したい20代の方に向いています。
【WEBクリエイター向け】おすすめ転職サイト・転職エージェント
【WEBクリエイターの例】
- WEBディレクター
- WEBマーケター
- WEBデザイナー
- WEBライター・編集者
- 動画クリエイター
- イラストレイター
上記のような職種で転職される方は、自分の実績を魅力的に伝えるポートフォリオの準備が大切です。専門の転職エージェントを利用すれば、求人紹介だけでなくポートフォリオの制作をアドバイスしてもらったり、添削してもらうことも可能です。
近年では、完全リモートワークOKの求人や、副業・業務委託の求人も増えています。自分の理想の働き方をしっかりと考えたうえで、条件に合う求人を探しましょう。
- 1位:マイナビクリエイター
- 2位:Webist
- 3位:HIGH-FIVE
1位:求人多数&スカウトも狙える【マイナビクリエイター】
「マイナビクリエイター」は、WEBやゲーム業界に強い転職エージェントです。特に20代・30代のクリエイターが多数利用しています。
【特徴】
- WEB・ゲーム業界の出身のキャリアアドバイザーにサポートしてもらえる
- ポートフォリオの作成サポートに力を入れている
- クリエイター等が毎月1,000人以上登録している
マイナビクリエイターの最大の特徴は、ポートフォリオ・職務経歴を見た企業からスカウトが届くサービス「MATCHBOX(マッチボックス)」です。自分のスキルや強みを知ったうえでスカウトしてもらえるため、高いマッチング率が期待できます。
【評判・口コミ】

デザインポートフォリオの改善アドバイスが非常に的確で、選考通過率が上がりました。大手広告代理店の案件に転職し、希望以上のキャリアをスタートできました。
WEBクリエイターとしてポートフォリオに掲載する実績を積んでいる方は、企業から直接スカウトも受けられるマイナビクリエイターにぜひ登録してください。
2位:クリエイターが選ぶ人材エージェンシー No.1【Webist】
「Webist」は、クリエイターの転職支援のパイオニアである株式会社クリーク・アンド・リバー社が運営するWEB・IT特化型の転職エージェントです。業界30年の実績のノウハウをもち、3,000社以上の企業が採用活動に活用しています。
【特徴】
- 大手・有名企業の求人が多い
- 日本マーケティングリサーチ機構のブランドイメージ調査で「クリエイターが選ぶ人材エージェンシー」第1位(2021年)
- 正社員・契約社員・紹介予定派遣・派遣社員・業務請負と多様な働き方の求人を紹介可能
【取引企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社博報堂アイ・スタジオ | シニアUxデザイナー | 500~800万円 |
株式会社電通デジタル | コピーライター/プランナー | 400~1,500万円 |
株式会社マイナビ | YouTube動画制作 | 400~570万円 |
【評判・口コミ】

Webディレクター専用の求人が豊富で、他では見つからないような企画職の案件を紹介されました。リモートワークの求人も多く、柔軟な働き方を実現できました。
WEBクリエイターとして大手・有名企業に転職したい方、正社員以外の働き方も検討されている方は、Webistをチェックしてください。
3位:クリエイターの転職支援実績30年以上【HIGH-FIVE】
「HIGH-FIVE」は、ゲーム、動画、Webなどのクリエイティブ領域で転職支援を行うクリーク・アンド・リバー社が運営する転職エージェントです。クリエイターの転職支援実績は30年以上を誇り、老舗の転職エージェントといえます。
【特徴】
- 入社決定後の年収が転職前と比べて平均110%に
- 入社後年収500万円以上約70%、700万円以上約30%
- 入社決定者の定着率98.7%
- クリエイターファーストの精神で丁寧な支援を受けられる
HIGH-FIVEの最大の特徴は、クリーク・アンド・リバー社が運営する日本最大級のクリエイティブチーム「C&R Creative Studios」です。
自社開発で企業と実務上での付き合いがあるため、より深い企業情報を把握しているほか、求職者がC&R Creative Studiosで働くことも可能です。
【評判・口コミ】

アプリ開発経験を活かせる案件が多く、すぐに希望に合った企業を見つけられました。初回面談から内定まで1か月とスピーディーに進められたのが良かったです。
プロによる転職支援を受けたいWEBクリエイターはもちろんのこと、クリエイティブチーム「C&R Creative Studios」への転職にも興味のある方は、ぜひHIGH-FIVEに登録してください。
【スカウトを受けたい人】おすすめ転職サイト・転職エージェント
IT・WEB業界特化のスカウトサービスを3つご紹介します。
即戦力として活躍するスキルや実績をすでにお持ちの方は、転職サイトや転職エージェントと併用して、ぜひスカウトサービスを活用してください。自分のポートフォリオや経歴を企業に確認してもらうことで、よりマッチング率が高く、好条件なスカウトを得られる可能性があります。
自分のスキルを転職市場に合わせて正しく評価してもらえれば、現在年収よりも大幅に報酬が上がる可能性があります。エンジニア・クリエイターとしてすでに一定の実績がある方は、自分のスキルを存分にアピールして、好条件のスカウトを狙いましょう。
1位:スキルと発信力でスカウト【Findy】
「Findy」は、エンジニアのスキルやGitHubのデータをもとに「偏差値」と「発信力」を数値化し、マッチする企業からスカウトを受ける転職サービスです。
【特徴】
- 登録ユーザー数7万人以上
- 厳選された500万社以上の企業が導入
- GitHubと連携することで簡単に登録・スキル計測ができる
【スカウトの流れ】
- GitHub連携で利用登録
- プロフィールを入力してスキル偏差値を計測
- スキル偏差値等を見た企業から「いいね」が送信される
- 「いいね」を送ってきた企業に関心がある場合「いいかも」を返す
- 企業からスカウトメールが届く
- 面談・選考
- 内定
【導入企業例】
【評判・口コミ】

スキルを見える化する機能が便利で、自分の強みをアピールしやすかったです。大手金融企業のデータ分析チームに転職し、年収が120万円アップしました。
エンジニアとしてすでに実績のある方、GitHubを活用して頻繁に活動している方は、Findyに登録してスキル偏差値測定を実施してみましょう。自分のエンジニアとしての客観的な実力値を把握できるだけでなく、優良企業からスカウトされる可能性があります。
2位:ポートフォリオでスカウト【Forkwell】
「Forkwell」は、スカウト機能の付いたITエンジニア向け転職サイトです。オンラインプロフィールやGitHub、各種SNSでのアウトプットなどをもとにポートフォリオを作成し、企業からスカウトを受けることが可能です。
【特徴】
- 企業スカウトには一括送信機能がないため、個別で真剣度の高いスカウトが届く
- 約50,000人のITエンジニアが登録済み
- 登録者の80%が20~30代
- 日本最大級のエンジニアコミュニティサイト「connpass」の登録エンジニア数が第1位
【導入企業例】
【評判・口コミ】

リモート案件が多く、地方在住でも首都圏のプロジェクトに参加できました。フリーランス契約が初めてでも、契約内容の確認サポートが手厚く安心でした。
スカウトを1日1回にまとめて送付するなど、ITエンジニア側の受信ストレスの軽減の工夫が多く実施されているスカウトサービスです。現職中で転職活動に多くの時間を割けないプロフェッショナルなITエンジニアの方は、活動の第一歩としてForkwellに登録してみると良いでしょう。
3位:GitHubやSNSなどのアウトプットでスカウトを【LAPRAS】
「LAPRAS」は、ITエンジニアのWeb上のアウトプットや職務経歴などを整理し、技術力スコアを可視化することで企業からスカウトを受ける転職サービスです。
【特徴】
- 登録ユーザー数約28,000人
- AIマッチングによるレコメンド求人が届く
- TwitterのDMなどでもスカウトが届く可能性がある
【導入企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社SmartHR | Webアプリケーションエンジニア | 500~900万円 |
株式会社ビズリーチ | ソフトウェアエンジニア | 600〜850万円 |
株式会社サイバーエージェントAI事業本部 | バックエンドエンジニア | 500〜1,000万円 |
【連携可能なSNS】
【評判・口コミ】

GitHubやポートフォリオを元にスカウトが来る仕組みで、自分の実績を最大限活かせました。AI分野の新規開発案件に挑戦できる企業に転職できて大満足です。
GitHubやSNSなどで日常的にアウトプットをしている方は、スキルや志向性を理解したうえでの企業スカウトをもらえる可能性があります。技術力やアウトプットに自信のある方は登録してみましょう。
【その他】おすすめ転職サイト・転職エージェント
最後に、その他様々な理由でおすすめな転職エージェントを3社ご紹介します。
- 1位:Geekly
- 2位:TechClipsエージェント
- 3位:ウィルオブ・テックキャリア
1位:転職者の81%が年収アップ【Geekly】
「Geekly」は、転職者の81%が年収アップに成功しているIT・WEB・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。平均年収アップ額は76万円と、多くの利用者が大幅な年収増に成功しています。
【特徴】
- 支援実績は10,000件以上
- 88%が働きながら転職成功させている
- 年間5,500名以上が登録
- 「Geekly Review」でユーザー経験に基づくIT企業の口コミや選考内容を確認できる
【紹介企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | クラウドサービス開発エンジニア | 500~800万円 |
株式会社ジモティー | エンジニアリングマネージャー (部長候補) |
1,200~1,500万円 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | マイナンバー活用システムPM | 600~900万円 |
【評判・口コミ】

ハイキャリア向け求人が多く、エンジニアとしての経験を活かした管理職に転職しました。担当者が業界知識に詳しく、求人の内容も的確に説明してくれました。
現職中に効率的に転職活動を進めたい方、自分のスキルに見合った報酬を得たい方は、Geeklyに登録してみましょう。
2位:SIer/SESから事業会社、ITコンサルタントへ【TechClipsエージェント】
「TechClipsエージェント」は、SIerなどから事業会社、ITコンサルタントへの転職実績が豊富な転職エージェントです。サービス開始以降5年間、転職者で1年以内に退職した人が一人もいないという、圧倒的なマッチング率の高さが強みです。
【特徴】
- 年収500万円以上の求人のみを紹介
- 年収アップ率95%
- 非公開求人を合わせて5,000件以上の求人を保有
- 現役エンジニアにサポートしてもらえる
【紹介企業例】
【求人例】
募集企業 | ポジション | 想定年収 |
---|---|---|
株式会社NTTデータグループ | プロジェクトマネージャー | ~900万円 |
株式会社電通デジタル | ITコンサルタント | 応相談 |
BASE株式会社 | データエンジニア エンジニアリングマネージャー |
~900万円 |
【評判・口コミ】

高収入案件が多く、リードエンジニアとして年収850万円の企業に転職しました。技術志向が強いエージェントなので、スキルの深堀りをしっかり行ってもらえました。
現役エンジニアに自分に合った企業を紹介してほしい方、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャー等の上流工程の仕事に挑戦した方は、TechClipsエージェントがおすすめです。
3位:相談から最短1ヶ月のスピーディーなエンジニア転職【WILLOF TECH】
公開求人数 | 約4800件 (※2024年10月時点) |
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対応エリア | 全国 |
利用料金 | 無料 |
職業紹介 許可番号 |
13-ユ-080459 |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
「WILLOF TECH」は、株式会社ウィルオブ・ワークが運営するIT・Webエンジニア向けの転職支援サービスです。
特徴的なのは、内定までのスピード感で、公式によると平均2ヶ月半ほど、最短だと相談から1ヶ月での転職を実現可能。時間をかけずに転職したい人に向いています。
また、未経験から経験豊富なエンジニアまで幅広い層に対応し、キャリア相談や求人紹介、応募書類の添削といった手厚いサポートが受けられます。
さらに、「Track Test」で行うコーディングテストでは、選考前に模擬受験ができるため、通過率アップが期待できます。
このように「WILLOF TECH」は、IT業界でのキャリアを真剣に考えている人や、転職に不安がある未経験者にとって、頼りになる転職エージェントです。
- エンジニアに転職したい人
- 時間をかけずに内定を獲得したい人
- 一人での転職活動に不安がある人
【評判・口コミ】

未経験歓迎の求人が多く、キャリアチェンジに最適でした。ITの基礎を学ぶ研修もあり、安心して新しい仕事に挑戦することができました。
IT転職エージェントの選び方
私は採用担当として、様々な転職エージェントと付き合ってきました。その経験から、エンジニアの皆さんに、実践的な転職エージェントの選び方をお伝えします。
業界出身のコンサルタントがいる転職エージェントを選ぶ
ITやWEBの正解は、業界独特の専門用語や慣習が多く、トレンドの変化が激しい業界です。業界に疎い転職エージェントの場合、自分のスキルを正しく評価してもらえなかったり、コミュニケーションのミスマッチから転職のチャンスを逃してしまう危険性があります。必ず業界動向に詳しい転職エージェント・コンサルタントに支援してもらいましょう。
【ポイント】
- IT・WEBに関する情報発信を積極的に行っている転職エージェントを選ぶ
- 導入企業例から自分の希望条件と近しい企業が利用していることを確かめる
- IT・WEB業界出身のコンサルタントに支援してもらう
コンサルタントと会話をする中で、専門用語が通じない、感覚にズレがあると感じる場合は、早めに担当の交代を申し出ましょう。
応募先の社内事情を把握している転職エージェントを選ぶ
いわゆるブラック企業といわれるような、長時間労働・パワハラが横行している企業を選ばないために、転職エージェントが応募先企業の実情を把握していることが大切です。
【ポイント】
- すべての掲載企業に訪問している転職エージェントを選ぶ
- 独自の審査基準で掲載企業を選別している企業を選ぶ
- コンサルタントの応募企業の特徴を聞き、情報の深度を確認する
求人票からは読み取れない社風や内部事情の把握は、転職エージェントを活用するメリットの1つです。自分からも積極的にコンサルタントから情報収集するように努めてください。
何社か同時に利用する
転職エージェントは、企業ごとに独占求人を保有している場合が多くあります。より多くの求人に出会って転職の選択肢を広げるために、複数の転職エージェントを併用してください。転職サイトやビジネス系SNSなど、特徴の異なるサービスを利用すると良いでしょう。
【転職サービスの併用例】
- 保有求人の多い大手総合型転職エージェント+業界特化型転職エージェント
- 業界特化型転職エージェント+ハイクラス向けスカウトサービス
- 業界特化転職サイト+業界特化型転職エージェント
複数のサービスを併用することで、各社の強みをすべて取り入れることができます。まずは5,6社登録して使用感を確認し、最終的には2社程度に絞ると使い勝手が良いでしょう。
年代別おすすめIT転職エージェント
ここでは、20代・30代・40代と分けて、その年代にぴったりなおすすめ転職エージェントを紹介していきます。
【20代におすすめ】IT転職エージェント
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
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1位 |
エージェント型 | 22,396件 |
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2位 |
エージェント型 | 110,000件(非公開・非IT含む) |
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3位 |
スカウト型 | 15,000件以上 |
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20代のIT転職では、やっぱり将来性を考えた転職先選びが大事ですよね。
マイナビIT AGENTは、大手からベンチャーまでいろんな求人があって、特に「若手の育成に本気で取り組んでる」という会社とのつながりが強いんです。実際、アドバイザーの方々も20代の転職相談が多いようで、「今の市場でどんなスキルが求められてるか」とか、結構突っ込んだ話ができます。
ワークポートで注目なのが、無料のITスクール「みんスク」を運営してるところです。未経験からエンジニアを目指す人のサポートも手厚くて、技術力の底上げから転職までワンストップでサポートしてくれます。
Greenは、やっぱりスタートアップ求人の多さが光ります。操作もサクサクできて、「最新の技術触りたいな」って人には特におすすめです。スピード重視の転職活動ができるのも20代には合ってると思います。
【30代におすすめ】IT転職エージェント
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
1位 |
エージェント型 | 22,396件 |
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2位 |
エージェント型 | 31,443件 |
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3位 |
スカウト型 | 1,600件以上 |
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30代のITエンジニアは、転職するなら年収アップはもちろん、自分の専門性や経験を活かせる環境を探したいですよね。
マイナビIT AGENTは、やっぱり案件の幅広さが魅力です。ただ20代向けとはちょっと違って、30代だと「マネジメント寄りのポジション」や「技術スペシャリスト」といったより専門的な求人の提案が多いんです。特に年収600万円以上の求人が豊富で、30代のキャリアアップを狙いやすい印象です。
レバテックキャリアは、かなりIT業界に特化した転職支援をしてくれます。「Kubernetes」とか「AWS」とか、特定の技術スタックに絞った案件探しができるのが特徴的。30代くらいになると自分の得意分野がはっきりしてくるので、その強みを活かした転職がしやすいんですよね。それに、フリーランス案件も扱ってるので、働き方の選択肢も広がります。
Direct typeは、有名企業から急成長中のスタートアップまで幅広い企業の求人を扱っています。キャリアの方向性によって、安定した企業を選ぶことも、成長企業でチャレンジすることもできる。面白いのが、スキルチェックシートを使った求人検索ができることです。自分のスキルセットに合った案件がピンポイントで見つけられます。
【40代におすすめ】IT転職エージェント
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
1位 |
スカウト型 | 1,600件以上 |
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2位 |
スカウト型 | 常時100社以上 |
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3位 |
スカウト型 | 31,700社以上(累計・非エンジニア含む) |
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40代のエンジニアの転職でも、実は意外と選択肢が多いです。
Direct typeは、上場企業からスタートアップまでかなり幅広い求人を持ってるんですが、特に40代の方には心強いポイントがあります。それが「スキルチェックシート」を使った求人検索です。これまでのキャリアで積み上げてきた技術力や経験値を細かく可視化できるから、それを活かせる企業とピンポイントでマッチングができます。
転職ドラフトは、ちょっと面白い仕組みで、企業側から年収付きのオファーが届くシステムがあります。40代は「今の市場価値っていくらなんだろう」って気になりますよね。そこが明確に分かるのが特徴的。それに、自分では気付かなかった企業からオファーが来ることもあるので、思わぬ発見があったりします。
ビズリーチは、やっぱりハイクラス向け求人の多さが強みです。特に年収1000万円超えのポジションも珍しくないです。40代って、これまでの経験を活かしてマネジメント職にステップアップ、なんてケースも多いと思うんですが、そういった求人も豊富。エンジニアのまま技術を極めるか、マネジメントにシフトするか、選択肢が広いのが特徴です。
ITエンジニアの転職事情
「転職の動機」「求められるスキル」「転職先の選択肢」「転職市場の動向」「転職活動のポイント」「注意点」の6つの項目について、ITエンジニアの転職事情をまとめました。
ITエンジニアの転職の動機
皆さんは転職を考えるとき、どんな理由が心に浮かぶでしょうか。私は採用面接で数多くのエンジニアの方々と対話してきましたが、成功事例に共通する動機がいくつかあります。
最も印象的なのは、「最新技術に触れたい」という意欲を持った方々の存在です。例えば先日、ある20代のエンジニアは「今の環境ではAIやクラウドの最新技術に触れる機会が限られている。だからこそ、挑戦できる環境に身を置きたい」と熱く語ってくれました。このような前向きな姿勢は、必ず道を切り開いていきます。
給与面での悩みを抱える方も多いはずです。確かにIT業界の給与水準は他業種より高めですが、スキルに見合った評価を求めるのは当然のことです。ある30代の方は、深夜まで残業して必死でスキルを磨いてきたのに、今の会社では給与が頭打ちだと悩んでいました。その後、スキルを正当に評価してくれる企業に転職し、年収を大きく上げることができたそうです。
ITエンジニアに求められるスキル
「今の市場で、どんなスキルを持っていれば評価されますか?」――。多くの方からこの質問を受けます。結論からお伝えすると、言語やフレームワークの種類以上に、その技術を実践で使いこなせるかどうかが重要です。Java、Python、JavaScriptあたりは確かに定番ですが、それ以上に、実際のプロジェクトでどう活用できるかが問われます。
クラウド環境への対応も、今や必須のスキルとなっています。ただし、AWSなどの認定資格を持っているだけでは十分とは言えません。ある30代後半の方は、複雑な基幹システムをクラウドに移行した経験を持っていました。その際のコスト試算や、段階的な移行計画の立案など、実践的な経験が評価され、好条件での転職に成功しています。
転職先の選択肢の検討
皆さんの中には「どんな会社を選べばいいのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、この選択は年齢や経験によって大きく変わってきます。
20代後半の方であれば、スタートアップ企業という選択肢は十分にアリです。先日、大手SI企業からスタートアップに転職した方は、「自分の技術選定が直接サービスの成長につながる。その実感が何よりも楽しい」と話していました。確かに給与は大手企業より低めかもしれません。しかし、得られる経験の質は比較にならないでしょう。
40代のキャリアをお持ちの方には、フリーランスという選択肢もお勧めです。ある方は「特定の企業に縛られず、自分の裁量で仕事を選べる自由さが魅力」と語っていました。ただし、フリーランスで成功するには、技術力に加えて、強いコミュニケーション能力が求められます。案件の獲得から納品まで、全てを自己責任で進める覚悟が必要です。
転職市場の動向・需要の高い職種
今、市場ではどんな人材が求められているのでしょうか。特に需要が高いのは、AI開発やクラウドインフラの経験者です。ある企業からは「予算は柔軟に対応するので、ぜひ優秀なエンジニアを」という依頼も。ただし、焦って判断するのは禁物です。
地方在住の方にも、朗報があります。リモートワークの定着により、場所にとらわれない採用が確実に増えています。北海道在住のまま東京の企業に転職した方や、大阪で働きながら福岡の案件を担当している方など、働き方の選択肢は確実に広がっています。
転職活動のポイント・成功事例
多くの方が「どうやって自分をアピールすればいいか」という悩みを抱えています。ここで一つ、成功事例をご紹介しましょう。先日内定を獲得したあるエンジニアは、自社サービスで発生したパフォーマンス問題を解決した経験を、図を交えてGitHubで公開していました。さらに技術ブログも定期的に更新し、問題解決のプロセスを丁寧に説明していたのです。
資格取得も、大きなアドバンテージとなります。特にAWS認定ソリューションアーキテクトなどは、多くの企業で評価されます。ただし、資格を持っているだけでは不十分です。「この資格で学んだことを、実際のプロジェクトでどう活かせるか」、そこまで説明できることが重要です。
注意点
最後に、転職を成功させるための注意点をお伝えします。IT業界では技術の変化が速く、学習を怠ると一気に市場価値が下がってしまいます。ある方は「PHPしか使えません」と言って転職に苦労していましたが、その後半年間で新しい技術を習得し、好条件での転職に成功しました。皆さんも、常に新しい技術へのキャッチアップを忘れないでください。
働き方についても、事前の確認が重要です。「残業が多い」という理由で転職を考える方は多いのですが、転職先でも同じ問題に直面するケースをよく見かけます。面接では遠慮せずに、残業の状況や休暇取得の実態について質問することをお勧めします。
ITに強い転職エージェントを利用するメリット
私は採用担当として数多くのエンジニアの転職に関わってきましたが、この業界の転職市場は本当にクセモノです。「転職サイトで応募しても全然返事が来ない」「一般の転職エージェントは技術の話が通じない」という声をよく聞きます。実際、私も100社以上の転職サービスを使って採用活動をしてきた中で、ITエンジニアの転職においては専門エージェントの活用が断然有利だと実感しています。
転職サイトなど他の転職方法に比べたときのメリット
転職サイトの求人には要注意です。私が採用担当をしていた会社でも、本当に急ぎの案件以外は、まずエージェント経由で非公開求人として出していました。理由は単純で、質の高い候補者との出会いを増やすためです。先日も、ある中堅SIerのリードエンジニアポジションで、転職サイト経由の応募は3ヶ月で2名だったのに対し、IT専門エージェント経由では1ヶ月で5名の優秀な候補者と面談できました。
各社の選考プロセスの違いも侮れません。私の前職では、オンラインコーディングテストに加えて、システム設計のホワイトボード面接を重視していました。エージェント経由の候補者は、事前に傾向を把握して準備してきているため、明らかにパフォーマンスが違いました。転職サイトからの応募者は優秀な方でも、こういった対策が甘くて残念な結果になることがありました。
「平日昼間の面接調整が大変」という悩みもよく聞きます。最近関わった案件では、保守運用を担当しているエンジニアが、緊急対応の可能性があるために自分で日程調整ができず困っていました。エージェントが間に入ることで、当日の急な変更にも柔軟に対応できました。
普通の転職エージェントに比べたときのメリット
一般エージェントと専門エージェントの差は歴然です。先月の面接で、一般エージェントからの候補者は「Pythonでの開発経験があります」と言うだけ。一方、IT専門エージェントからの候補者は「FastAPIとSQLAlchemyを使ったマイクロサービス開発で、AWSのコンテナ環境も構築しました」と具体的に語れていて、即採用を決めました。
専門エージェントの強みは、エンジニアの市場価値を正確に把握していること。去年担当したDevOpsエンジニアの採用では、一般エージェントが提示した年収レンジが600-700万円だったのに対し、専門エージェントは「この技術スタックなら900万円以上が相場」と指摘。実際その通りの条件で採用できました。
現場を知っているアドバイザーが多いのも特徴です。先日会った専門エージェントのアドバイザーは元々インフラエンジニアで、「え、まだansibleなんて使ってるんですか?」「今ならTerraformの方が市場価値高いですよ」など、踏み込んだアドバイスをくれました。
キャリアの選択肢も違います。つい最近、インフラエンジニアからプラットフォームエンジニアへの転身を目指す方を支援しました。一般エージェントだと「職種変更は難しい」で終わりですが、IT業界を熟知したエージェントは「この会社なら、移行期間を設けてキャリアチェンジできますよ」と具体的な提案ができるんです。
ITに強い転職エージェントを利用するデメリット
ITに特化した転職エージェントを利用すれば、良い案件に出会える可能性は確かに高くなります。ただし、エンジニアの方が知っておくべきデメリットもいくつかあります。
転職サイトなど他の転職方法に比べたときのデメリット
最も大きな制約は、自分のペースで転職活動を進められないことです。実際にあった例ですが、ある中堅SIerのエンジニアは、「夜中に求人を探して応募したい」という理由で転職サイトの利用を好んでいました。エージェント経由だと、どうしてもアドバイザーとの面談や提案を待つ必要があり、スピーディーな動きが取りづらくなります。
また、エージェントのビジネスモデルを理解しておく必要があります。彼らは企業側から成功報酬を得ているため、時として企業側のニーズを優先した提案をしてきます。先日も、Reactでのフロントエンド開発を希望していたエンジニアに、Javaでのバックエンド開発案件を強く勧められて困っていたケースがありました。
エージェントを介することで、意外と時間がかかることも。ある案件では、エージェントが企業との日程調整に手間取り、内定までに3ヶ月以上かかってしまいました。転職サイトなら1週間程度で面接まで進めた可能性もあります。特に人気企業の場合、エージェント経由の応募が集中して選考が長引きやすい傾向があります。
普通の転職エージェントに比べたときのデメリット
IT特化型エージェントの最大の弱点は、視野が狭くなりがちなこと。具体例を挙げると、先月もプロジェクトマネージャーへの転向を考えていたエンジニアが、IT特化型エージェントでは理想的な案件に出会えず、結局一般エージェントを通じて商社系の案件で転職を決めました。
特に気を付けてほしいのが、経験の浅いエンジニアへの対応です。IT特化型エージェントは「この技術で実務経験3年以上」といった即戦力要件の案件が圧倒的に多い。私の前職でも、新しい技術分野にチャレンジしたいエンジニアには、むしろ一般エージェントの方が柔軟な提案をしてくれました。
最近目立つのが、特定の企業としか取引のないIT特化型エージェントの存在です。見かけは専門性が高そうに見えても、実は2,3社の求人しか持っていないケースも。そういったエージェントと組むと、せっかくの市場価値を十分に活かせない可能性があります。
IT転職エージェントを活用するポイント
ITエンジニアやWEBクリエイターの方が転職エージェントを利用する際にぜひおさえてほしい、活用のコツを2つ紹介します。
ポートフォリオの作成指導を丁寧に受ける
特にWEBクリエイターの方の転職活動には、ポートフォリオが重要です。自分の過去の作品や今の技術を効果的にアピールできるよう、転職エージェントから制作のアドバイスを受けてください。
企業ごとにポートフォリオを見る際に重視しているポイントが異なる場合もあるため、提出前に転職エージェントに確認してみましょう。
これまでの経験だけでなくこれからのキャリアも相談する
転職エージェントを利用する際は、今後希望するキャリアのイメージを具体的に伝えてください。
「社内SEとして自社開発を続けていた人が、ITコンサルタントを目指す」といった業界内の異業種転職はよくあることです。適切な求人紹介のために、経歴だけでなく今後どんな仕事に就きたいかをよくまたさましょう。
IT転職エージェントの利用の流れ
私の10年の採用担当経験から、IT転職エージェントの利用の流れについてお話しします。エンジニアの方々と実際に関わってきた経験を元に、具体的な流れをご紹介します。
エージェントに登録する
登録自体は簡単なんですが、ここで一つ重要なポイントがあります。先日も、ある若手エンジニアから「最初の登録内容が雑だったせいで、全然良い案件が来なかった」という相談を受けました。特に技術スタックの部分は具体的に書いた方がいい。例えば、「Spring使ってます」より「Spring Bootで認証基盤を作って、既存システムをマイクロサービス化しました」という感じです。
キャリアアドバイザーとの面談
面談は最近はほとんどオンラインですね。ここで正直に話せるかどうかで、その後の展開が全然変わってきます。去年、ある35歳のエンジニアの方が「マネジメントもやりたいけど、まだコードも書きたい」って悩んでいたんですが、その本音をアドバイザーに伝えたことで、技術リード職という絶妙なポジションを紹介してもらえたんです。
求人の紹介を受ける
実はこれ、水面下の情報戦なんですよ。私が前職で出していた求人でも、「新規プロジェクトの立ち上げメンバーを探している」とか「予算は上振れ可能」といった重要な情報は、エージェント経由でしか伝えていませんでした。だから、最初の提案をされたときは「この開発環境って、具体的にどんな感じですか?」とか、深掘りして聞くのがコツです。
書類作成・選考対策のサポート
職務経歴書って、エンジニアあるあるなんですが、スキルの羅列になりがちなんですよね。でも、実際に効果があるのは、プロジェクトでの具体的な成果なんです。この前も、「老朽化したシステムをどうやって現代化したか」という観点で書いた経歴書が、即採用に繋がったケースがありました。
応募・選考を進める
IT業界の面接って、独特なんですよね。先月なんか、あるスタートアップの面接で「システムがスケールしないときの対処法」について30分も議論になって。これ、実はアドバイザーが事前に「ここはスケーラビリティにうるさい会社だよ」って教えてくれてたおかげで、しっかり準備できた案件でした。
内定後のフォロー
これ、実は一番エージェントの腕の見せ所なんです。つい最近も、年収の条件交渉で面白い場面がありました。候補者が「このくらいでいいです」って言ってたところを、エージェントが「いや、この方のコンテナ技術の経験は市場価値が高いんです」って主張して、結果的に80万円上積みになったんです。こういうの、自分じゃなかなかやりづらいですよね。
IT・WEB業界のキャリアの選択肢は多い!自分に合ったサービスを選ぼう
IT・WEB業界の人材需要は今後も増すばかりです。ニーズの高まりとともに、高い技術を持ったエンジニアやクリエイターに高額な報酬を支払う企業も増えています。働き方も多様化しているため、今よりも良い条件・環境での転職を成功できる確率は高まっているといえるでしょう。
転職市場に見合った報酬を得る、自分の望む働き方を手に入れるために、ぜひ業界特化型の転職支援サービスの活用してください。より良い条件での転職を成功させるには、IT・WEB業界の理解が深いコンサルタントから支援を受けたり、企業から直接スカウトを受けたりすることが大切です。