20代が多く活躍する「株式会社ミギナナメウエ」の採用情報:最終面接は1人3時間!

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社ミギナナメウエにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「日本を代表する会社を創る」というビジョンを掲げるミギナナメウエは、「即戦力RPO」を運営する採用コンサルティング事業や、「寄りそい転職」を運営する人材紹介事業を展開しています。

組織の特徴は、何より「熱量の高い」メンバーが集まっていること。それは採用の場面でも重視しており、最終面接では3時間かけて役員クラス含む複数のメンバーで応募者の人生について深く聞いていくということです。また、平均年齢25歳という若い組織構成も特徴で、失敗を恐れずチャレンジできるカルチャーのもとで入社2年目から事業部長になるなど、多くの若手社員が躍動しています。

今回は、ミギナナメウエが採用で重視するポイントや若手メンバーの活躍事例について、COOの横田さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社ミギナナメウエの横田さん

横田ひさしさん

株式会社ミギナナメウエCOO。国際交流団体で知り合った同社CEO古鍜治(こかじ)氏から誘いを受け、学生のときにジョイン。創業メンバーとして同社の成長を支えている。

ミギナナメウエの採用情報:重視するのは「熱量の高さ」

株式会社ミギナナメウエの横田さん
▲インタビューにご対応いただいた横田さん

編集部

最初に、「ミギナナメウエは採用時にどんなところを見ているか」を教えていただけますか?

横田さん

私たちが採用時に重視しているのは、前職の業界やスキルではなく、仕事に対する「熱量の高さ」です。仕事は仕事として割り切るのではなく、仕事そのものに没頭してやっていきたいという姿勢を持っていると嬉しいですね。「仕事が趣味である」といえるくらい、熱量高く向き合える方にはとてもやりがいを感じていただけるはずです。

それは応募者のパーソナリティと深く関わってくるので、面接ではこれまでの経験を深く聞くことをとても大切にしています。最終面接となる2次面接はとても長く、1人につき3時間を要します。マネージャークラス、部長クラス、役員クラスと順番に面接官を担当し、候補者の方の人生を深掘りしています。

編集部

候補者の方にとっても、入社前にさまざまなポジションの方と時間をかけて話せることは良い機会になりますね。

横田さん

その通りです。当社としてもこの面接を自分の人生にとって貴重な機会だと前向きに捉えられる意識を持つ方と一緒に仕事をしたいと考えています。

実際にこの面接で、当社の社員や事業部長など皆が会社のビジョンを語れるという熱量の高さに触れ、そこに魅力を感じて入社を決める方が多いんです。内定承諾率は直近1年間で96%と非常に高く、お互いのミスマッチを防ぐうえでも重要な機会となっています。毎月約500名の応募がありますが、実際に採用するのは2〜3名と、当社のカルチャーと真にマッチする人材を採用しています。

個人ではなくチームの勝利に目が向くことも採用基準のひとつ

編集部

そのほかに、採用の場面で必ずチェックしているポイントはありますか?

横田さん

熱量と同じくらい重要なポイントとしては、チームへの意識も挙げられます。いわゆる「利己」と「利他」のバランスが取れていることが望ましく、例えばチームスポーツを例にとると、自分が頑張ってポジションを獲得する努力もとても大切ですが、それと同じくらいチームの勝利に目が向いていることも大切です。

当社では「チームで勝つ」ことにこだわっているため、頑張る原動力が自分とチームの両方にあるかということは、非常に重視しています。

また、ミギナナメウエにフィットしやすいという意味では、「メガベンチャーに入りたい人」ではなく「メガベンチャーをつくりたい人」が向いていると感じていますね。自分たちの手で大きなことを成し遂げるという達成感にわくわくできるタイプの人が合っていると思います。

加えて、高い負荷がかかったとしても高い基準値で成長していきたいという意欲があればなおよいと思います。逆にいうと、ゆっくりと自分のペースで成長していきたい方には合っていない環境であるともいえます。

編集部

すでにできあがっている事業を支えるのではなく、これから事業を創り上げていくというベンチャースピリットを持っている方が向いていそうですね。

横田さん

そうですね。これまでに挙げた熱量の高さやチームへの意識、目標意識、成長意欲といった要素を多く持っている方であれば、当社との相性は非常に良いのではないかと思います。これまでの人生で、周囲から心配される程何かにのめり込み努力した経験がある方、その熱量を「チームで勝つ」ことに活かしていける方を歓迎していますね。

若手の活躍事例:入社2年目の20代が事業部長に!

株式会社ミギナナメウエの社員の勤務風景

編集部

御社は平均年齢25歳という年齢構成で、多くの若手が活躍されているとのことですが、具体的なエピソードをご紹介いただけますか?

横田さん

若手メンバーが活躍した事例として、2つご紹介します。

1つが、入社2年目で人材紹介事業部の事業部長に抜擢された20代メンバーです。そのメンバーはキャリアアドバイザー(CA)として活躍していたプレイヤー時代から、自ら手を挙げてリクルーティングアドバイザー(RA)も兼務するなど、積極性と主体性がとても顕著でした。新規開拓も率先して進め、それらの実績が評価され早期の昇進を果たしました。

もう1つが、採用支援事業部のメンバーの活躍事例です。もともと当社の採用支援事業は特定の求人媒体の運用コンサルティングを商材としていたのですが、クライアントからは他の媒体も含めた支援のニーズがありました。そういった声を受けてそのメンバーは独自に交渉し、新たな求人媒体を獲得してくれたのです。新たな媒体の運用ノウハウも構築し、商材の幅を広げるという成果をあげてくれた好事例です。

この2つの事例からもわかる通り、当社で活躍する若手に共通するのは会社から裁量権を渡したわけではなく、メンバーが主体的に動き、自ら裁量権を獲得している点です。もちろん今の職務をしっかりと果たしている前提の上で、新しいことにどんどんチャレンジする姿勢を会社としても推奨していますし、実際にそういう若手が上に行っています。

若手が「日本を代表する会社を創る」という目標に共感し、前向きに挑戦している

編集部

業務において主体的に動き挑戦するメンバーが多いと感じたのですが、その理由は何だと思われますか?

横田さん

多くのメンバーが、当社の掲げる「日本を代表する会社を創る」という目標に共感し、視座高く仕事に向き合っているからこそだと思います。

自分に与えられた職務をこなすだけでなく、会社をより上に押し上げていくために自分自身で何ができるかを常に考えているからこそ、主体的に前向きなチャレンジができているのではないでしょうか。

編集部

チャレンジには失敗のリスクもあると思いますが、その点はいかがですか?

横田さん

当社には「失敗したら徹底して言語化し、失敗要因と成功要因を振り返って次につなげる」という文化が根付いています。ユニクロの柳井社長の言葉にある「誰よりも早い失敗に価値がある」という考えに基づき、どんどんチャレンジして失敗と成功を繰り返そうというのが当社の方針です。

もちろん取り返しのつかない失敗もあるため、そうならないように上長やマネージャーがしっかりとサポートしています。だからこそ若手メンバーも、思い切ってチャレンジできる環境があるのだと思います。

実際に、先ほどお話しした事業部長に抜擢されたメンバーは、当初数字が未達となる困難に直面することもありました。しかし部のメンバー全員と面談して徹底的な原因分析を行った結果、その後はずっと目標を達成できています。失敗を失敗で終わらせずに改善につなげる糧とできることも、当社における活躍の条件です。

カルチャー:イベントの参加率は100%!社員同士が活発に交流

株式会社ミギナナメウエのオフィス内観
▲オフィス内のコミュニケーションエリア。まるでホテルのような空間でメンバーが活発に交流している

編集部

ミギナナメウエの社内カルチャーについて教えていただけますか。

横田さん

社員同士の交流がとても活発なのが特徴的ですね。勤務時間は事業部によって異なりますが、基本的にフル出社のため、日頃からオフィスで対面コミュニケーションを取って仕事をしています。

業務以外の交流も盛んで、3か月から半年に1回開催するイベントにはほぼ100%の社員が参加し、とても盛り上がっています。先日も山の奥の方までサバゲーに行き、朝から晩まで全力で楽しみました。また普段から社員同士、飲み会やランチなどで交流しています。

編集部

御社の働き方の特徴についても教えていただけますか?

横田さん

社内には「熱量の高さ」という共通点を持つメンバーが揃っているので、働き方としては正直かなりハードワークです。多くのメンバーがそれを求めて入社していることもあり、仕事と趣味の境がないくらい、熱量高く仕事に打ち込んでいます。

面白いのは、アンオフィシャルな飲み会の場などでも社員同士が仕事の話で盛り上がることが多いという点です。「このサービスをこう改善したい」「こんな方法でお客様により良い価値を提供できるのではないか」といった話を熱く語ることが多いそうで、そういったエピソードからもメンバーの仕事への熱量の高さを実感しています。

メッセージ:人材業界に変革を起こしたい人を歓迎!

株式会社ミギナナメウエの横田さん

編集部

最後に、御社に興味を持った読者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

横田さん

それでは、ミギナナメウエの特徴について事業面と組織面の2つの視点でお伝えできればと思います。

まず事業面について、人材領域をメインに展開する我々が目指すのは「求職者と企業のどちらのニーズも十二分に満たせること」です。一般的な人材系の企業は企業側からも求職者側からも条件マッチングが中心になりがちですが、私たちは「本質」を重視した転職・採用支援を大切にしています。

例えば、人材紹介事業において「転職したら条件が良くなる」と考える求職者は少なくありません。しかし当社では「学生時代の部活と同じで、自分が頑張ったから良い成果が得られる」という仕事の本質を伝え、目標意識を持つことの大切さを働きかけています。

また、採用支援事業においては「ただ条件に合う人が採用できればいい」と考えている企業様に対して、「なぜそのスキルを持った方を採用したいのか」「採用した結果どのように拡大していきたいのか」まで掘り下げた上で、3年後・5年後の事業成長を見据えた採用支援を行っています。

このような、「単なる条件マッチングを超えた、本質的な転職・採用支援サービス」が業界の新たなスタンダードとなるよう全力を尽くしていきたいと思っています。

編集部

組織面ではどのような特徴があるのでしょうか。

横田さん

当社には、非常に多様なバックグラウンドを持つメンバーが集っているのが特徴です。例えば自衛隊員から独立してWeb系サービスに携わっていた者、学生インターンのときに出会い系メディアの編集長にまでなった者、大手SaaS(Software as a Service)企業出身者などがいます。

経歴も業界もさまざまですが、多くのメンバーが「これまでに何かに対して真剣に打ち込み、成果を出してきた」という点で共通点を持っています。特にチームで何かを成し遂げた経験を持つ方が多く、社会人になってからも熱量高い仲間たちと一緒に何かを成し遂げたいという思いを持った方が多く入社しています。

私たちは「日本を代表する会社を創る」という壮大なビジョンを掲げ、人材業界を変えていけるようなサービスを提供したいと考えていますが、それは1人の力だけでは実現できるものではありません。実現のためには、チームの力を高めていくことが不可欠です。

ビジョンに共感した上で、自分一人の成果をあげるのではなく「チームで勝つ」ことに対して足並みを揃えて向かっていける方は、ぜひご応募いただければ嬉しいです。

編集部

横田さん、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

この記事のまとめ

企業文化
  • 社員皆が会社ビジョンを語れるほどの熱量の高さ
  • 「チームで勝つ」にこだわる風土
  • 失敗を恐れず挑戦でき、失敗後は徹底的に振り返り次につなげる
若手活躍
  • 平均年齢25歳と若手中心の環境
  • 入社2年目で事業部長への抜擢事例あり
  • 「裁量権を取りに行く」文化
  • 年齢関係なく実力で評価
仕事の特徴
  • ハードワークである一方で、熱中して業務に取り組める環境
  • フル出社が基本
社内の雰囲気
  • 3〜6か月に1回の参加率高い社内イベント
  • 仕事の話で盛り上がる飲み会文化
求める人材像
  • 過去に何かに熱中した経験がある
  • 利己と利他のバランスが取れている
  • メガベンチャーを「作りたい」意欲がある
  • 高い負荷でも成長したい志向性
選考プロセス
  • 1次と最終の2回面接
  • 最終面接は3時間・複数面接官
  • 内定承諾率は96%と高水準

株式会社ミギナナメウエの基本情報

企業名 株式会社ミギナナメウエ
住所 東京都渋谷区渋谷東1-22-11 東京セントラル渋谷3階
事業内容 ・採用コンサルティング事業
・人材紹介事業
・システムエンジニアリング事業
設立 2018年9月
公式ページ https://migi-nanameue.co.jp/
採用ページ https://recruit.migi-nanameue.co.jp/
募集職種 ・採用コンサルタント
・キャリアアドバイザー
・管理本部長候補
・キャリアコーチ
取材・編集
保科有伽のプロフィール写真

ミライのお仕事編集部

保科 有伽

企業の採用や働き方に関する取材を担当し、サッポロビールやYahoo! JAPAN、キヤノンマーケティングジャパンなど、これまでに約500件の取材を実施。人事・採用の現場で15年以上の経験を持ち、国家資格キャリアコンサルタント、有料職業紹介責任者、メンタルヘルスマネジメントII種などの資格を有す専門家。