株式会社がんばろう徳島:バスケ未経験も歓迎!プロスポーツビジネスの働き方に迫る

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社がんばろう徳島にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

株式会社がんばろう徳島は、徳島県初のプロバスケットボールチーム「徳島ガンバロウズ」の運営会社です。地域密着型のスポーツビジネスを展開し、徳島の活性化に取り組んでいます。

同社の特徴は、バスケットボールやスポーツ業界未経験者でも活躍できる環境が整っていること。社員の半数がバスケットボール未経験者で、社内の風通しの良さを活かしながら、着実にスキルを身につけています。少数精鋭の組織として社員一人ひとりが幅広い業務に責任をもって担当することも多く、未経験分野にもチャレンジできる環境で、スキルアップを実現しています。

今回は株式会社がんばろう徳島の仕事の魅力について、徳島ガンバロウズU15ヘッドコーチ兼競技運営担当の若松さんと、総務担当の作畠さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社がんばろう徳島の若松さん

若松 直樹さん

株式会社がんばろう徳島 競技運営シニアマネージャー。徳島ガンバロウズトップチームの下部組織であるU15ヘッドコーチも担当。県内のバスケを盛り上げるため社会人チームを立ち上げ、「徳島ガンバロウズオルト」に名称を変えたのち、中国四国九州リーグを全勝首位で全国大会に出場させた経歴を持つ。

株式会社がんばろう徳島の作畠さん

作畠 亜依さん

株式会社がんばろう徳島・総務担当。2023年に派遣として入社。業界未経験、バスケットボールの知識も全くないところから業務を通じて知識を身に付け、現在は正社員としてファンクラブ関連の業務など、多岐にわたり活躍。

がんばろう徳島の組織:多方面から人材集結。バスケ知識皆無でも戦力に

株式会社がんばろう徳島の作畠さん▲取材にご対応いただいた作畠さん。総務の業務のほか、試合当日も観客対応を含めていろんな場面で活躍されている

編集部

がんばろう徳島はバスケットボールやスポーツ業界未経験の方も多いとのことですが、どのようなバックグラウンドを持つメンバーが集まっているのでしょうか。

若松さん

11名のフロントスタッフの内の半数がバスケットボール未経験者で、前職の業種も非常に多様です。中には日本バスケットボールリーグ(B.LEAGUE/Bリーグ)経験者や元プロバスケットボール選手もいますが、一方で事務職や接客業など、全く違う業界、職種の経験者も少なくありません。

作畠さん

私自身、元々介護職で主に接客をしていたのですが、実はバスケットボールについては全く無知でした。何人でやる競技かすら知らないまま入社した程です。

編集部

そこから、どのように知識を身に付けていかれたのでしょうか。

作畠さん

基本的なルールや試合の流れは業務の中で覚えつつ、風通しが良い職場環境の中で周囲のサポートを受けながら知識を習得していきました。試合に行って、お客様から教えていただくこともあるくらいです(笑)。それくらいさまざまな方から教えていただける環境のため、入社時点で競技知識が不足していても、デメリットになることは全くありません。

若松さん

我々経験者も、「知っているから偉い」という姿勢ではなく、一緒に学んでいく気持ちで、未経験者からの質問に丁寧に寄り添って説明するようにしています。難しいルールを一方的に説明するのではなく、実際の試合を振り返って会話しながら、自然とルールや知識を身に付けていけるようなコミュニケーションを心がけています。

1人で幅広い業務を担当。未経験分野にも挑戦し、スキルアップが叶う

株式会社がんばろう徳島の若松さん

編集部

若松さんはコーチ経験者とのことですが、競技運営のご経験はあったのでしょうか。

若松さん

いえ、全く初めての経験でした。当社は少数精鋭体制で全社員が複数の業務を兼務しているため、私に限らず、経験のない業務に携わるのが当たり前の環境です。特にスポンサー営業は、全員が一丸となって当たっています。

編集部

競技運営や営業など、未経験の分野についてはどのように習得していくのですか?

若松さん

業務の中で実践し、身に付けていきます。例えば試合を行う上で必要な会場の設営の方法などはバスケットボール協会の方にもご協力いただいて習得していきました。

営業に関しても、代表取締役社長の臼木と一緒に回りながらリアルタイムに現場で学んでいきます。スポンサー営業という特性上、ノウハウやスキルよりも熱意や情熱を伝えることを意識しています。

経験の有無に関わらず求められる「コミュニケーション能力」

株式会社がんばろう徳島のスタッフが談笑しているようす
▲少数精鋭の組織体制。意見を言いやすく相談しやすい、風通しの良さが魅力

編集部

未経験から活躍していく上で、求められるスキルや能力はありますか?

若松さん

試合に勝つため、地域を盛り上げるためにワンチームで進んでいく必要があるため、周囲とのコミュニケーション能力は非常に大切です。少数精鋭の組織だからこそ、お互いを尊重し合う姿勢はより重要となります。

またスポンサー企業様やブースター(ファン)の皆様など応援してくださる方と関わる機会も多いため、社内外で気持ちの良いコミュニケーションが取れることは、当社で活躍していく上で必須条件です。

作畠さん

幅広い業務を担当するため、バスケットボールの知識やスポーツ業界経験がなくても、前職で培ったビジネススキルを活かせる場面も多いです。特に今私が担っているのは試合に関することだけでなく、バックオフィス的な業務も多いため、企業間とのやり取りや書類作成など、基本的な事務のスキルも活かせています。

がんばろう徳島の働きがい:応援の熱量がモチベーションになる

株式会社がんばろう徳島が運営する「徳島ガンバロウズ」の試合風景
▲「徳島ガンバロウズ」はBリーグ参入初年度にB3リーグ プレーオフ 2023-24に進出!新進気鋭のチームとして結果を残している

編集部

がんばろう徳島ならではの仕事の特徴や魅力はどういったところにありますか?

若松さん

チームを応援してくださる方々との関係性は、他の業種にはない魅力です。選手だけでなく我々フロントの頑張りを理解してくださるお客様も多く、試合観戦の際に「すごいゲームだったね」「負けてしまったけれど、また次頑張りましょう!」と声を掛けてくださるんです。

勝っても負けても熱心に応援してくださるお客様のエネルギーは、仕事をする上での大きなモチベーションとなります。

編集部

作畠さんは入社までバスケットボール観戦経験がなかったそうですが、お客様の反応で印象に残っていることはありますか?

作畠さん

2024年のB3 PLAYOFFS SEMIFINALS 2023-24に進出した際のパブリックビューイングでのことが印象に残っています。B2昇格とはなりませんでしたが、とてもたくさんのブースターが集結し、中には泣きながら応援する人もいるくらい熱心な姿にとても衝撃を受けました。

まさに当社のミッションである「すべての人の心に火をつける」を体感した出来事でしたね。

編集部

他にも、通常の企業にはないスポーツ業界ならではの仕事の特徴があれば教えてください。

作畠さん

チーム(徳島ガンバロウズ)とのコミュニケーションは特徴的ですね。チームにはさまざまな国籍の選手がおり、言語や文化的背景も多様です。またスポーツチームという特性上、通常の企業とはまた違うコミュニケーションを求められる場面も少なくありません。そういった特殊なコミュニケーションや業務の進め方を経験できることは、キャリアの上でもメリットとなると思います。

またがんばろう徳島は地域振興も目的としているため、自治体との連携機会が多いのも特徴です。バスケットボールを通じてまちを盛り上げていける経験は、がんばろう徳島ならではの仕事の魅力です。

仕事内容:多方面の仕事をこなす「競技運営」と「総務」の1日を紹介

株式会社がんばろう徳島が運営する「徳島ガンバロウズ」の試合風景

編集部

がんばろう徳島にはどのような職種があるのでしょうか。若松さんと作畠さんの具体的な仕事内容も教えてください。

若松さん

職種は主に競技運営、営業、広報、グッズ、チケット、アカデミー、総務に分かれます。それを一人ひとりが兼任しながら進めている状況です。

私は競技運営とU15のヘッドコーチを兼務しているため、U15の練習時間である18時に合わせて13時から勤務しています。練習までは事務所でホームゲームの準備、練習メニューの考案などを行い、そこから練習に向かうのが通常の流れです。

ホームゲームの準備の内容は非常に多岐にわたります。会場との調整、使用時間の確認から、演出の打ち合わせ、音響・映像関係の業者との調整、台本作成、試合進行スケジュールの管理、出演者との時間調整、相手チームとの練習時間調整などを行っています。

作畠さん

私はメイン業務が総務のため、基本的に平日勤務です。書類作成や電話・メール対応、ファンクラブ向けメールマガジンの作成など、バックオフィス全般を担当しています。ホームゲーム開催時はファンクラブブースにて来場者のお問い合わせやファンクラブ入会等の業務を担当しています。

がんばろう徳島からのメッセージ:徳島を元気にしたい人を歓迎!

株式会社がんばろう徳島が運営する「徳島ガンバロウズ」の選手が話す様子

編集部

最後に、読者の方に向けてメッセージをお願いします。

作畠さん

私たち「がんばろう徳島」のメンバーは、6割が徳島県出身です。経歴やバスケットボールへの造詣はさまざまですが、「バスケットボールの力で徳島県に貢献したい」という思いは共通して持っていると思います。私自身バスケットボール未経験でジョインしたのは、出身地である徳島を盛り上げていきたいという思いがあったからです。

未経験の分野に飛び込むことに躊躇する方も多いと思いますが、「知らないから挑戦しない」というのはとてももったいないことだと思います。当社には「知らない」を強みにし、知る楽しみを味わいながら成長できる環境があります。

ぜひ当社でさまざまなことにチャレンジしながら、一緒に徳島を盛り上げていきましょう。

若松さん

当社では「スポーツの力を信じ、発展させることによって、すべての人の心に火をつける」をミッションに、「バスケットボールを通じ徳島から日本を元気にする」をビジョンに掲げています。代表取締役の藤田が徳島県の木頭地区という限界集落出身ということもあり、バスケットボールを通じた地域の活性化には特に強い思いを持っています。

チャレンジ精神と学ぶ意欲があれば、きっと当社で活躍できるはずです。私自身も日々新しいことを学ぶ喜びを感じています。スポーツを通じて地域を盛り上げていく経験は、なかなかできない貴重なものです。バスケットボールを好きな方、地域貢献に興味のある方と一緒に働けると嬉しいです。

編集部

若松さん、作畠さん、本日はありがとうございました!

編集後記

バスケットボールのルールを知らなかった作畠さんが、「泣きながら応援する」ファンの姿に感銘を受けたという話は、地域密着のチームを支える仕事の醍醐味を物語っていました。経験のない業務でも最前線で活躍されている若松さんのお話からも、熱意があれば着実にビジネススキルを積み上げていける環境があると感じました。

株式会社がんばろう徳島の働き方のまとめ

組織の特徴
  • 10名程度の少数精鋭体制
  • 社員の6割が徳島県出身
  • 元プロ選手からバスケ未経験者まで多様な人材が集う
育成体制
  • 風通しの良い相談しやすい環境
  • 経験者による丁寧なフォロー
  • 社内外から学べる環境
仕事の特徴
  • 複数業務を兼務する体制
  • 未経験分野へのチャレンジ機会が豊富
  • 地域活性化に直結する業務
社風・文化
  • チーム一丸で目標に取り組む
  • 多様な背景を持つメンバーを尊重
  • 地域貢献への強い想い
求める人物像
  • コミュニケーション力がある
  • チャレンジ精神がある
  • 学ぶ意欲が高い

株式会社がんばろう徳島の基本情報

企業名 株式会社がんばろう徳島
住所 本社:徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ5-23(メディアドゥ徳島木頭オフィス内)
事務所:徳島県徳島市昭和町6-71-2
事業内容 男子プロバスケットボールチーム「徳島ガンバロウズ」の運営
設立 2022年4月1日
公式ページ https://gambarous.jp/
採用ページ https://gambarous.jp/news/detail/
id=47535
募集職種 営業
取材・編集
紫竹淳志のプロフィール写真

ミライのお仕事編集部

紫竹 淳志

元新聞記者として約10年間、地方行政や選挙、プロ・アマチュアスポーツなど幅広い分野の取材経験あり。ミライのお仕事では、ソフトバンク株式会社や東京商工会議所、株式会社オープンハウスグループなど、数多くの著名企業や教育機関への取材を担当。