キャムコムグループの若手が語る成長環境:チームの協力体制で挑戦できる!

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、キャムコムグループにインタビューしました。この記事では、就職や転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

キャムコムグループは、HRテック(Human Resources:人事)や人材派遣・紹介、外国人雇用支援・事務アウトソーシングなど人事領域を中心に幅広い事業を展開しています。

また、社歴を問わず社員の挑戦を奨励する組織風土が特徴的で、若手社員でも大きな裁量を持ってさまざまなことに挑戦し、成長していける環境が整っています。

今回はキャムコムグループの若手社員の活躍事例や企業文化について、キャムコムグループで人材派遣やBPO事業を展開する株式会社綜合キャリアオプションの山元さん、事業戦略およびバックオフィス機能である株式会社キャムコムの赤澤さん、外国人採用支援を行う株式会社キャムグローバルの佐藤さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社綜合キャリアオプションの山元さん

山元陸さん

株式会社綜合キャリアオプション 委託事業部ユニットリーダー。2020年に入社、4年目でユニットリーダーに昇進。営業施策の企画立案からチームメンバーのマネジメントやキャリア面談まで、幅広く活躍している。

株式会社キャムコムの赤澤さん

赤澤実乃梨さん

株式会社キャムコム 人財開発部・新卒採用部門。スタッフィングコンサルタントとして2年間活躍後、人財開発部に異動。新卒採用全般を担当しながら、Instagramの運用やリファラル採用など新たな採用施策を推進している。

株式会社キャムグローバルの佐藤さん

佐藤礼芽さん

株式会社キャムグローバル アジア戦略開発チーム。2024年に入社。アジアを中心に海外から日本国内へ就業する外国人材を増やすために現地の大学や送出し機関(※)との関係構築をする業務を担っている。
※送出し機関…「海外現地で求人を募集し、日本へ送り出す機関」のこと

キャムコムの若手活躍:入社初年度に1億円規模の案件を獲得!

株式会社綜合キャリアオプションの山元さん
▲取材にご対応いただいた山元さん

編集部

若手社員が多く活躍されているキャムコムグループにおける、実際の社員の皆様の声を伺いたいです。まず山元さんから、印象的なお仕事のエピソードをご紹介いただけますか?

山元さん

私は、1年目の終わりに獲得した官公庁の案件が最も印象に残っています。これは新型コロナウイルスのワクチン接種に関する業務委託で、1.2億円という大型の案件でした。

今考えると、そのような大型案件の獲得を1年目の新人に任せるというのは、会社として大きな決断だったと思います。もちろん先輩方がご自身で担当する選択肢もあったでしょうし、その方がさらに大型案件になっていた可能性も否めません。しかし私の今後の成長を考え、成功体験をつくるためにあえて任せてくれたのだと思います。「個人主義ではなくチーム主義」という当社の文化や、会社としての度量の大きさを実感する出来事となりました。

また、当時はコロナ禍で多くの会社が営業形態の変更を余儀なくされていた時期でした。しかしキャムコムグループでは誰一人ネガティブな姿勢を見せることなく「今この時期だからこそ発生する仕事がある」と前向きに捉えていたことも、非常に印象に残っています。

コロナ禍を理由に諦めることをせず、積極的に営業活動を行う姿勢に、社会人としての心構えを学ばせていただきました。

株式会社綜合キャリアオプションの山元さん

編集部

その案件獲得にあたっての周囲のサポートや、山元さんご自身が工夫された点を教えてください。

山元さん

外部の協力会社との調整など、専門知識や経験が求められる部分に関しては、先輩社員にサポートしていただきました。そのおかげで私は自治体の担当者の方との丁寧な関係構築に注力できました。

当時、自治体職員の方々は、通常業務に加えてワクチン接種の予約や問い合わせ対応といった臨時業務もこなし、非常に大変な状況でした。現場で働く職員の方々の負担を少しでも減らしたいという思いから、各省庁から提供される最新情報をまとめて資料提供をするなど積極的な支援を行った結果、良好な関係を築くことができました。

このときの経験が、クライアントとの関係作りの原点になっていると感じています。

“現場に飛び込む体験”が気づきと成長を促す

株式会社キャムグローバルの佐藤さん▲取材にご対応いただいた佐藤さん

編集部

外国人材の雇用支援事業を行うキャムグローバルの佐藤さんも、入社間もなく営業現場の最前線を体験することになったそうですね。

佐藤さん

はい、私は入社して4か月目でベトナムへの出張を経験させていただきました。まだ基本的な業務を覚えている最中でしたが、上司から「日本のクライアント企業に外国人材を紹介するには、自分の目で確かめたことを自分の言葉で伝えられることが大切。一緒にチャレンジしよう」と背中を押していただきました。

海外での業務に挑戦したく、海外出張を希望していましたが、こんなに早くチャンスをいただけたことに驚きました。

編集部

入社後4か月目は、かなり早いタイミングでしたね。現地ではどのような業務に当たられましたか?

佐藤さん

日本国内で働きたい方々を紹介していただく大学や、送出し機関との顔合わせです。ベトナム人は日本で働く外国人材の中で最も多いため、労働力不足に直面する日本にとって不可欠な存在です。

基本的には現地で日本語研修をされてから日本企業で働く流れになりますので、実際どのような学校・カリキュラムで学ばれているかを拝見してきました。また、普段はオンラインでやり取りしているお取引先様と直接お会いすることで、オンラインだけでは分からない深い情報交換ができ、やはり対面でないと得られないものがあるんだと実感しました。

といっても、ほとんど先輩がお話ししてくださり、私は隣で座っていることしかできませんでした。何か助けになりたいと思っていても、自分はまだ何もできないことを痛感した体験でした。

編集部

もどかしいお気持ちだったのですね。その中で得られたことはありましたか?

佐藤さん

現地で学ばれている日本語スキルと日本企業が求めるものとの差異や、機関ごとの特徴の違いや信頼感など、オンライン検索してもなかなか把握しきれない実情を感じ取ることができたのは、とても勉強になりました。また、生活習慣や文化の違いなどを肌で感じることができたのも大きかったです。

編集部

最前線の現場体験が、自発的な気づきにつながるということですね。

佐藤さん

そうですね。たとえ即戦力にはなれなくても、このような機会に恵まれたことをありがたく思っています。ビジネスパーソンとしてお取引様とどのようにコミュニケーションを取るべきかという戸惑いに対しても、「まずは文化や食事などでも、等身大の自分が興味や好感をいただいた点が、会話のきっかけになる」といった上司のアドバイスにより、気負わず一歩ずつ学んでいこうと気持ちが落ち着きました。

早期から最前線に立たせていただけると同時に、上司や先輩方が寄り添ってくださる環境がとても心強いです。早く成長して上司や先輩の助けになれるよう、今後もさまざまな業務に積極的に挑戦していきたいと思います。

「失敗は挑戦の証」若手が挑み続けるカルチャーを育む土壌

株式会社キャムコムの赤澤さん
▲取材に対応いただいた赤澤さん

編集部

若手活躍を後押しするキャムコムグループならではの風土や仕組みなどはありますか?

赤澤さん

はい。「失敗は挑戦した証」という考え方のもと、部署問わず、若手もベテランも関係なく、新しいことにチャレンジできる環境があります。

新卒採用全般を担当する私自身の挑戦としては、リファラル採用や内定者インターンシップの仕組みづくりがあげられます。内定者インターンシップでは内定者の方々に「第2の人事」としてSNS運用や学生とのWeb面談などをお任せしているのですが、入社前の学生の方たちにどこまで求めるべきなのかなど、考えることは尽きません。

学生間でのチーム合同ミーティングの実施や、内定式での中間成績表彰など、さまざまな提案をしながら、学生に仕事の面白さを実感してもらえるようなインターンシップの仕組みづくりに日々挑戦しています。

キャムコムグループの風土:風通しがよいオフィス環境で交流が活発

株式会社キャムコムの赤澤さん、株式会社綜合キャリアオプションの山元さん

編集部

社員間のコミュニケーションに関してはいかがでしょうか。

山元さん

会議室がすべてガラス張りで、柱や壁を最小限に抑えた開放的なオフィス環境ということもあり、普段から気軽に会話を交わせる、風通しの良い環境です。上司や先輩に相談しやすい雰囲気もあり、お声をかけると、作業の手を止めて真摯に向き合ってくださいます。

赤澤さん

社内イベントなどでの交流も盛んです。チーム内では目標達成会や新入社員の歓迎会などを行ったり、社員同士で自主的にバーベキューやスポーツイベントを企画するなど、部署やグループ会社の垣根を超えた関係性を築きやすい環境があります。

キャムコムグループの採用プロセスと求める人物像

株式会社キャムコムの赤澤さん

編集部

キャムコムグループの採用プロセスについても教えていただけますか?

赤澤さん

新卒採用の場合の特徴的な取り組みとして「マッチング面談」を実施しています。これは、若手社員が30分程度の面談を行い、実際の働き方や大切にしている価値観についてお伝えし、応募者との相性を確認する機会です。その後、一次面接、二次面接、最終面接という流れで、最終面接は東京・大阪で対面で行っています。

面接ではロールプレイングを多く取り入れ、実務に近い状況で応募者の方々の持ち味を発揮いただけるようにしています。面接でも、当社からの一方的な質問にならないよう、応募者のペースに合わせながら、その方の良さを引き出せるようなコミュニケーションを心がけています。

編集部

面接時、特に重視されているポイントはどこでしょうか?

赤澤さん

採用は「未来で一緒に新しいことに挑戦する仲間」を募集するためのものだという考えを持っているため、「今後何をやっていきたいか」という志向性を重視しています。また、事業領域が広がっている変革期でもあるため、新しいことや変化を楽しみ、受け身ではなく主体的な行動ができる方が、より活躍しやすい環境ではないかと思います。

キャムコムから求職者へのメッセージ

株式会社綜合キャリアオプションの山元さんのミーティング風景

編集部

最後に、就職・転職を検討されている方々へメッセージをお願いいたします。

山元さん

当社では幅広い事業領域があるからこそ、どんな方でも自身の経験や強みを活かして活躍できる環境があります。「自分に合っているかどうか不安」と感じる方こそ、意外な形で力を発揮できる可能性があると考えます。気になる方は、ぜひ一度お話をさせていただけると嬉しいです。

赤澤さん

就職・転職というのは、誰にとっても大きな挑戦のスタートになると思います。当社には失敗を恐れずに挑戦することを評価する文化があるため、ぜひその一歩を当社で踏み出していただけると嬉しいです。

社員一人ひとりが高い目標意識を持っていて、必要な指摘と建設的なアドバイスが受けられる、そんな頼れる先輩が多いという評価をよくいただきます。チーム制による手厚いサポート体制も整っていますので、安心して挑戦していただけます。

目まぐるしく変化する市場の中で、私たちと共に新しい価値を創造していける方をお待ちしています。

編集部

山元さん、赤澤さん、佐藤さん、本日はありがとうございました!

編集後記

全国各地に拠点を置き、人事領域をメインとした幅広い事業を手掛けるキャムコムグループ。若手社員3名にインタビューさせていただき、各企業の雇用における課題を解決する働きがいと、「いい人」が揃う社内風土を強く感じました!また、取材場所であるガラス張りの会議室が、風通しの良さを象徴しているような気がしました。

株式会社キャムコムの働き方のまとめ

若手の活躍
  • 1年目で1.2億円の大型案件を担当
  • 1年目から入札営業の仕組みづくりを主導
  • 入社2年目で企業の本質的課題解決を実現
  • 入社4か月目で海外出張の経験
成長環境
  • 2週間のハイブリッド型研修
  • 業務を体験するまでのスピードが速い
  • 営業から運用まで一貫して担当
  • OJTを中心に、実践的に学ぶ
  • 段階的な成長サポート体制あり
社風
  • 個人主義ではなくチーム主義を重視
  • 挑戦する意欲を高く評価
  • チームで挑戦をサポートする
  • 多様なバックグラウンドを受け入れる
  • 部署を超えた交流が活発
働く環境
  • 開放的なオフィス環境
  • 上司・先輩に相談しやすい
  • 若手への裁量権が大きい
  • 部署間の連携がスムーズ
事業の特徴
  • 多角的なサービスを活用して人材課題を解決する
  • 本質的な課題解決を重視
  • 製造業や物流業などを中心にグループ合計で1万社以上の取引社数
  • 外国人材と日本国内企業のマッチングで雇用を創出

株式会社キャムコムの基本情報

企業名 株式会社キャムコム
※新卒の場合はグループ一括採用、中途は各グループ会社による採用
住所 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル
事業内容
  • 業務変革コンサルティング(BPO・システムソリューション)
  • 採用コンサルティング(採用マーケティング・人材紹介)
  • 人材派遣(製造業・物流業・事務・コールセンター)
  • 事業開発(外国人雇用・障がい者雇用・クリエイティブ制作)
設立 2001年8月
公式ページ https://cam-com.inc/
採用ページ https://cam-com.inc/recruit/
募集職種
  • 新卒入社の総合職
  • 各事業の営業職
取材・編集
大滝雄介のプロフィール写真

ミライのお仕事
編集部

大滝 雄介

企業の採用や働き方に関する取材を担当し、これまでに三井物産株式会社やヤマハ発動機株式会社、サイボウズ株式会社など、約650件の取材実績あり。編集歴は15年にわたり、出版社勤務時代には官公庁や健康保険組合の機関誌・パンフレットなどを企画段階から多数制作。