キャリアコンサルタントは役に立たない。資格を取得した女性の体験談

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この記事では、ある実体験をもとに「キャリアコンサルタントの資格を取ったけど、思ったほど役に立たなかった」という話をまとめました。この体験談のように「キャリアコンサルタントは役に立たなかった…」とならないように、どんな資格を取るといいか・そもそも資格を取るべきかを知る方法もお伝えします。

MoreJob編集部のプロフィール写真
編集者

転職エージェント「MoreJob」を運営するMoreJob株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-316850)の編集部。約1500企業の採用事情・働き方や、50社以上の転職サイト・エージェントのサービス比較など、転職に関わるさまざまな知見を幅広く持つ取材・編集者で構成。企業・求職者の採用・転職支援を行う中で聞いたリアルな声や悩みを元にした転職ノウハウ・体験談を提供。

更新履歴

2026年4月14日

  • キャリアコンサルタントより優先したい資格を最新版に更新しました

2026年3月25日

  • dodaの3月25日時点の公開求人数を更新しました

2026年3月23日

  • dodaの3月23日時点の公開求人数を更新しました

2026年3月19日

  • dodaの3月19日時点の公開求人数を更新しました

2026年3月16日

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2026年3月12日

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2026年3月9日

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2026年3月5日

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2026年2月26日

  • dodaの2月26日時点の公開求人数を更新しました

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【結論】まず転職エージェントに「自身に合う資格/そもそも資格が必要か」を聞く

キャリアコンサルタントの取得を検討中なら、最初にすべきは「転職エージェントへの相談」です。

資格は職種・業界・自身の職歴によって効果は異なり、必ずしも「取れば有利」ではありません。キャリアコンサルタントに限らず、資格取得を考えているなら、事前に次の内容を確認しましょう。

  • 検討中の資格が求人票の「必須/歓迎」に出てくるか
  • 希望職種は、資格より実績・経験が強い領域でないか
  • 資格支援がある会社に転職してから取った方が、費用も時間も得にならないか

上記は自分で調べることもできますが、転職のプロに「資格を取るべきか/取るならどの資格を取るといいか/資格よりも重要なことがないか」を聞くのが一番早くて確実です。

転職エージェントに聞くことテンプレ

転職エージェントに以下を聞くと、自身の今の状態で資格が必要かなどアドバイスをくれます。

聞くことテンプレ
  • 「今の職歴で、年収を上げやすい職種・業界はどこですか?」
  • 「〇〇の職種で働きたいんですが、どんな資格があるといいですか?」
  • 「私の職歴だと、どの資格が活きますか?」
  • 「資格支援が手厚い会社ってありますか?」

キャリアや資格の相談に向いている転職エージェント

どの転職エージェントに相談すればいいかは簡単です。実績が豊富で求人が多く選択肢が多い、大手の転職エージェントに登録しましょう。

以下のエージェントはトップレベルの実績と求人数があるため、さまざまな業界に通じており情報も豊富にもっています

1. リクルートエージェント|転職支援実績No.1(※1)

リクルートエージェント
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  • 人材業界大手の株式会社インディードリクルートパートナーズが提供する転職サービス
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  • 独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実
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リクルートエージェントは転職エージェントの中でも、求人数の多さ・サポート体制・幅広い利用者(第二新卒〜ハイクラスまで)への対応が可能などの面でとてもすぐれています。

リクルートエージェントの最大の特徴は、その圧倒的な求人数で、国内最大級の求人データベースを保有しており公開・非公開求人合わせて100万件以上(※)。幅広い業種と職種の求人があるため、その分仕事の選択肢が増えます。
(※)公開求人数:750,000件以上(※2025年12月2日時点)/非公開求人数:350,000件以上(※2025年9月30日時点)

サポート面でも充実しており、経験豊富なアドバイザーによる面接対策や履歴書・職務経歴書の添削サービスが受けられます。経験豊富なアドバイザーのサポートがあるからこそ、転職初心者だけでなく、今よりも年収・キャリアアップしたいと考える人にもおすすめ。

リクルートエージェントが合う人
  • 求人を幅広く検討したい人
  • 年収アップを目指したい人(目安:〜600万円台)
  • 面接や書類対策を手厚く受けたい人

doda|転職サイトやスカウトサービスも活用できてチャンスが広がる

doda
POINT
  • 会員登録者数:約1,000万人と日本最大級
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続いて、業界第2位の求人数を誇るdodaです。dodaの特徴は、転職支援の総合プラットフォームとして進化を遂げていて、単なる転職エージェントサービスにとどまらず、求人検索機能やスカウトサービスなど、多角的なアプローチで転職活動をサポートしている点です。

dodaの一番の魅力は、キャリアアドバイザーの手厚い支援。初回面談のハードルが低く、迅速な対応が評判となっています。また、定期的に転職フェアや合同企業説明会を開催しており、企業と直接接点を持てる機会を多く提供している点も魅力的です。

職種の面では、幅広い業界・職種に対応しているのはもちろんのこと、第二新卒向けの求人が豊富なのも特徴です。これは、若手からミドルキャリアまで、幅広い層の転職ニーズに応えられる体制を整えているということですね。

また、dodaは転職活動をよりスムーズにするためのデジタルツールも充実しています。スマートフォンアプリを通じたスカウトサービスや、詳細な自己分析ツールなど、テクノロジーを活用した支援体制も整っています。求職者の利便性を重視した、現代的なサービス設計が印象的です。

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【まとめ】体験談から分かったこと

キャリアコンサルタントの資格が転職・キャリアアップでどう影響したのか。体験談の内容をてっとり早く知りたい人のために、体験談からわかったことをまとめました。

  • 評価・給与アップに繋がりにくい
     -守秘義務で成果が数値化できない
     -取得前後の半期評価はステイ
  • 正社員として働ける場がほぼない
     -学内は非正規が大半
     -企業内専任求人はほぼ存在せず
     -転職エージェントのCA(※)求人でも評価低い
  • 人事転職でも最も弱いアピール要素
     -アピールポイントの中で一番下のランクと評価

体験談から見えてきたのは、キャリアコンサルタントの資格は転職・キャリアアップの場面でほぼ機能しないという現実でした。では、人事転職で付加価値をつけるなら何が有効か。実際に転職評価につながりやすい資格を3つ紹介します。

(※)CA=キャリアアドバイザーの略。転職をサポートしてくれる転職エージェントの専任コンサルタント

キャリアコンサルタントより優先したい資格

人事の転職で自分に付加価値をつけておきたいのであれば、次の資格を検討すると良いでしょう。キャリアコンサルタントよりも費用と時間の負担が軽いので、取得もしやすいです。

勉強時間 費用目安 備考
キャリアコンサルタント 約200時間 約40万円 養成講習必須
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種 約60〜100時間 約1〜1.5万円 人事向けはⅡ種
第二種衛生管理者 約60時間 約1〜1.5万円 実務経験が受験要件
ビジネス・キャリア検定
(人事・人材開発)
約60〜100時間 約1万円以下 厚労省認定の公的資格
→右にスクロールしてください

メンタルヘルスマネジメント検定(Ⅱ種)

人事領域の中では労務寄りの資格にはなりますが、メンタルヘルス問題への対応について悩んでいる企業は多く、この資格を持っているということで、知識理解という点において一定の信頼度が増します。人事担当者が取得を目指すなら、管理職・ライン向けのⅡ種(ラインケアコース)が該当します。

勉強時間は60〜100時間程度、受験料はⅡ種で7,480円。テキスト代を含めると1〜1.5万円程度です(※1)。キャリアコンサルタントに比べて随分コスパが良いです。

第二種衛生管理者

企業は労働安全衛生法によって、衛生管理者を従業員の中から選任する義務があります。もちろん「衛生管理者資格を持っているから」という理由だけで採用となることはありませんが、合否で迷っている場合に、採用の後押しになることにはなりえます。

なお、受験には労働衛生の実務経験が必要です(大学・短大卒なら1年以上、高卒なら3年以上)(※2)。すでに人事・労務の実務経験がある方が対象の資格です。

勉強時間は約60時間、費用は受験料8,800円+テキスト代で1〜1.5万円程度です(※2)

ビジネス・キャリア検定(人事・人材開発)

厚生労働省が認定する公的資格で、採用・人材育成・制度設計など人事業務の知識を体系的に証明できます。2級・3級であれば難易度も高くなく、人事転職の場面で「業務知識の裏付け」として機能します。

勉強時間は約60〜100時間、受験料は2級・3級ともに7〜8千円程度(※3)です。

(※1)メンタルヘルス・マネジメント検定 受験料・勉強時間:メンタルヘルス・マネジメント検定試験 公式「受験要項」
(※2)第二種衛生管理者 受験料・受験資格:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者の紹介」
(※3)ビジネス・キャリア検定 受験料:中央職業能力開発協会(JAVADA)「受験料」

「どの資格・どの転職戦略が自分に合うか」の確認方法

上記の代替資格やキャリアの方向性が自分に合うかどうかは、転職エージェントに現職情報を伝えて確認するのが最速です。資格の勉強を始める前に、一度プロに判断を聞く手順を強くおすすめします。

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体験談:キャリアコンサルタントを取得し、キャリアアップ・転職を目指した結果

mirai/体験者Mさん

ここからは、私の体験をもとに解説していきます!

私は、32歳のときに国家資格キャリアコンサルタントを取得しました。苦労して取得したキャリアコンサルタント資格ですが、実務で活かせる場面は少なく、転職でも有利にならず、役に立たない資格と言わざるを得ません

資格を取得しようと思ったのは、2社目の企業で人事部に異動してから4年が経った頃でした。私のメイン業務は中途採用でしたが、今後のキャリアアップのために、人事職としてもっと幅広い業務に挑戦したいと思っていました。とは言え、上司や社長から「じゃあMにやらせてみよう」と思ってもらうためには、まだまだ実績不足感が否めませんでした。そこで、資格を取得して自分のスキルに箔をつけたいと思い始めました。

人事職と親和性の高い資格を探した上で、人の話を聞くことが得意だと思っていた私に向いていると思い、キャリアコンサルタントを受けることに決めました。

取得にあたっては、養成講習費用や受検料など合わせて40万円くらい使いました。筆記試験の勉強だけではなく、実技試験としてロープレの練習もする必要があったため、平日土日問わず資格取得のために時間を費やし、使った時間は200時間を超えていたかと思います。

  • 使った費用:トータル40万円ほど
  • 使った時間:200時間以上

キャリアコンサルタントが評価給与アップに役に立たなかった理由

キャリアコンサルタントが評価給与アップに役に立たなかった理由

資格が取得できた私は、ウキウキで上司に報告しました。上司も喜んでくれて、「それを活かして新しい施策を考えよう!」と乗り気になってくれました。

しかし、実際に施策を実行することはできたのですが、評価アップにつなげることはできませんでした。その理由をお話していきます。

社内向けキャリア相談・研修企画は評価されず

社員が自律的に自分のキャリアを形成していくことが求められる社会になってきており、社内にキャリアコンサルタントを置く企業が増えています。そこで、我が社でも社内にキャリア相談窓口を設けよう!となりました。

結果、全社員(約200人)に周知をしたものの、実際の利用者は年間を通じてたったの3人

  • 転職をしようか悩んでいたAさん
  • 異動をしたいと思っていたBさん
  • どうやったら年収が上がるか相談しに来たCさん

どの方も親身に相談に乗りました。面談では、キャリアコンサルタント取得のために学んだことを活かせました。例えば、「傾聴の技術」「結論を急がないということ」「内省を促すということ」。相談をした回数は人それぞれですが、3人ともコンサルティングの満足度は高かったかと思います。

しかしもどかしいのが、守秘義務があるため、どんな相談があったのかは上司には報告できないということ。だから、自分の成果としてわかるものは、「わずか3人のみと面談をした」という事実のみ。評価面談でも、このことは成果としては大きく扱われることはなく、昇給につながることはありませんでした。(向上心を持って勉強して資格取得したことそのものは評価してもらえましたが・・・)

また別の施策として、社員にキャリア研修をすることを提案しました。若手社員を対象として、今後の自分のキャリアをどう歩んでいったらいいかというテーマで行うというものです。結果、上司は賛同してくれたものの、社長からNGが出てしまいました。理由としては「そんなことをして、若手がキャリアアップのために辞めると言い出したらたまらない」というものでした。

確かに若手の離職率は問題になっていましたが、だからこそ働くことの意味を持たせるキャリアプランニングのサポートが必要だと考えていた私とは、真逆のスタンスでした。しかし、社長に理解してもらえなかったとなると、これ以上は何もできません。

結果的に、新しい施策はほとんど評価にはつながりませんでした。

採用業務では役立つも評価には繋がらず

もともと、私のメイン業務は中途採用でした。資格を取得すれば、面接において応募者の価値観をうまく引き出した上で、自社の魅力づけができると思っていました。

実際に、キャリアコンサルタント取得で身につけた傾聴のスキルは、面談や面接で発揮され、応募者が「本当にしたいことは何か」「本当に大事にしていることは何か」を深掘りすることができました。例えば、新規事業の営業の採用をしていたとき、応募者のAさんが「一から事業を育てる経験をしたい」という理由で応募をしてくださいました。

面接の場で、積極的に傾聴を行い、志望理由を深掘りしていくと、「経営陣と近いところで仕事ができる」「幅広い領域で仕事に関われる」ということもAさんのモチベーションになっていることを引き出すことができました。Aさんという人物理解が深まったとともに、Aさんにもその志向性に合った形で仕事の魅力を伝えることができました。

しかし、私のいた会社では、「候補者の母集団をどれだけ増やせたか」「選考途中での離脱率をどれだけ下げられたか」「結果どれだけの人数を採用できたか」が評価ポイントでした。私の場合、強いて言えば離脱率軽減には少しは寄与できたかも?くらいしか影響力はありませんでした。キャリアコンサルタントを取得する前と取得した後の半期人事評価はステイという結果でした。

ちなみに、採用で役に立たせたいのであれば、中途採用よりも新卒採用の方が向いています。中途採用だと応募者はすでにやりたいことが固まっていることが多いですが、新卒採用だったらまだ漠然としている学生が多いため、キャリアコンサルタントの技術が役に立つと思います。

後述しますが、このあと私は資格の力を使わずに転職して年収アップに成功しました。給与を上げるためにキャリアコンサルタント取得を検討している方は、こちらの章も読んでみてください。

▶資格を使わずにキャリアアップ転職できた話

キャリアコンサルタント業への転職に役に立たなかった理由

キャリアコンサルタント業への転職に役に立たなかった理由

現職ではなかなか中途採用以外の人事関連業務に幅を広げることができていなかった私は、キャリアコンサルタントを取得してから約1年後、転職活動をしてみることにしました

キャリアコンサルタントの資格を活かした転職は、代表的なものとして次のようなパターンがあると思います。

  • 学内キャリアコンサルタントに転職
  • 企業内キャリアコンサルタントに転職
  • 転職エージェントのキャリアアドバイザーに転職
  • キャリアコンサルタントとして独立

結果としてわかったのは、正社員募集をそもそもしていないパターンか、正社員募集をしていても資格保有が有利に働かないパターンかのいずれかしかないということです。

それぞれについて、詳しく説明していきます。

学内キャリアコンサルタントは非正規ばかり

The キャリアコンサルタントという仕事で一番募集があるのが大学内の学生向けのキャリアコンサルタントですが、ほとんど正社員で募集がありません。また、時給は1,500〜1,700円くらいが相場です。

そもそもキャリアコンサルタントの仕事は、8時間×週5日でフルで仕事があるわけではなく、スポットで仕事がある職業です。また、就活の時期か否かで季節的要因もあります。正社員として雇いにくい職業なのです。

実際の求人を見てみると、求める人材の「いずれか一つ」に「国家資格キャリアコンサルタント」は挙げられていたので、資格が役に立つという場面ではありますが、正社員にこだわりのあった私にとっては意味のないものでした。

▼学内キャリアコンサルタントの求人例
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企業内キャリアコンサルタント求人は全然無い

頑張ってさまざまな求人媒体で探してみたのですが、企業内キャリアコンサルタントそのものの求人は見つけることができませんでした。

「これかな?」と思ったとしても、人事職の仕事内容のあくまで一部としてヒットするだけです。企業内キャリアコンサルタントをしたいのであれば、人事として採用経験や人事制度設計業務などの経験を前提として人事転職するしかありません。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは資格が重視されず

正社員転職で一番可能性があるのは、転職エージェントのキャリアアドバイザーです。

しかし、転職エージェントの求人票を見てみると、キャリアアドバイザーの「必須要件」「歓迎要件」にキャリアコンサルタントの文字はありません。むしろ営業経験の方が必要となっています。

▼パーソルキャリア株式会社のキャリアアドバイザー募集内容
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他にも、20社のキャリアアドバイザー求人を調べたところ、このような結果になりました。

必須要件 歓迎要件
国家資格キャリアコンサルタント
の記載
0/20件 3/20件

全く有利にならないということではないですが、企業側がそこまで重視していないということがわかります。キャリアアドバイザーに転職をしたいのであれば、資格を取得するよりも、営業経験を積んだ方がいいです。

もちろん、必須条件や歓迎条件は会社によって異なります。自分の経歴であれば、どのような会社を受けられるか、受けるべきか、転職エージェントに相談するところから始めましょう。

▶キャリアアドバイザーを目指すならココ

キャリアコンサルタントとしての独立は難易度が高い

いきなりキャリアコンサルタントとして独立するという方法もありますが、独立して安定した収入を得るのはかなり難易度が高いです。

一般的に、法人であっても個人であっても、資格を持っているというだけで仕事をお願いするということはありません。それなりの実績があって初めて検討を始めてもらうことができます。

実際に、キャリアコンサルタントとして独立している方にお話を聞く機会がありました。その方は、界隈ではそこそこ名の知れた方なのですが、キャリアコンサルタントを開業してから10年経つまでは、副業をしないと食べていけなかったということでした。

キャリアコンサルタントが人事転職に役に立たなかった理由

キャリアコンサルタントが人事転職に役に立たなかった理由

キャリアコンサルタント業としての転職をあきらめた私は、同じ人事職として転職活動をしてみることにしましたが、ここでも役に立つことはありませんでした

その理由を説明していきます。

キャリアコンサルタント保有は強みにならない

結論として、キャリアコンサルタントの資格を持っているということは、人事職の転職ではほぼ役に立たないということがわかりました。

私の場合、転職におけるアピールポイントは、以下のような点です。

  • 中途採用4年間
  • 営業職採用経験あり
  • エンジニア採用経験あり
  • 人材紹介会社への対応経験あり
  • キャリアコンサルタント資格保有

ですが、利用した転職エージェントのキャリアアドバイザーからは、「キャリアコンサルタント資格保有は、この中で一番下のランク。この中だと「エンジニア採用経験あり」が最も目を引く要素」だと言われました。

確かにエンジニア採用は、専門的な分野になるので、できる人は少ないし需要が高いというのも頷けます。資格を取得するよりも、しっかりと現職でできる仕事の幅を広げておくことの方がよっぽど大切だということです。

また、人事職の中でも「組織開発」や「人事制度」に寄った募集もありますが、このような募集でも必要なのはやはり資格よりも「経験」です。

資格はあくまで履歴書の一要素にすぎず、キャリアコンサルタントを持つことだけで転職で年収アップが狙えるなどとは考えてはいけません。

資格取得は転職後の方が良いパターンもある

さらに、転職エージェントのキャリアアドバイザーと話をしている中で気づいたことがあります。それは、「資格を取るのは、転職後の方が良い場合もある」ということです。

私がいた会社は、私がキャリアコンサルタントを取得することに対し、資格勉強の補助を出したり、サポートをすることはありませんでした。しかし、会社によっては、社員の資格取得を強くバックアップしてくれるところがあります。例えば、「教材費・受検費用・交通費」を負担してくれる会社等。合格した場合のみにキャッシュバックされるケースもあります。資格取得後に奨励金を出してくれる会社もあります。

実際にキャリアアドバイザーから紹介された求人票のうち一つを紹介します。

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キャリアコンサルタントに限らず、資格取得に前向きな方は、資格取得支援をしてくれる会社というのを転職の軸として転職活動してみるのもありかと思います。

▶資格取得支援のある会社も探せる転職エージェント

資格の力は使わずに、人事職としてキャリアアップ転職できた

資格の力は使わずに、人事職としてキャリアアップ転職できた

結果的に、キャリアコンサルタント資格の力を使わずに、私は人事職としてキャリアアップ転職を実現させました

  • 年収450万円 → 500万円
  • メンバー → リーダークラス

私の経歴で最も評価されたのは、「エンジニア採用の経験」でした。入社後しばらくして、私を面接してくれた上司に「キャリアコンサルタントを持っているっていうのは有利に働きましたか?」と聞いたところ、「そこはあまり関係無いかな。やっぱり、どんな経験をして、経験から何を学んできているかというのを面接では重視しているからね」と言われました。

このように私の転職を成功させた要因は、キャリアコンサルタントのおかげではありませんでした。もし、キャリアコンサルタント取得しようかどうか迷っている人がいたら、現職で業務の幅を広げさせてもらうか、転職活動を始めてみることをおすすめします。

結果として転職をしなかったとしても、転職活動をすること自体にも意味があります。特に、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーと話すことには、このようなメリットがあります。

  • 自分では気づいていない強みに気づくことができる(私の場合エンジニア採用)
  • 自分の職歴を踏まえた上で、キャリアコンサルタントを取得する必要があるかわかる
  • キャリアアップを実現するために、今の自分に足りないものがわかる

もし私が、キャリアコンサルタントの勉強を始める前に転職エージェントに相談していたら、正直キャリアコンサルタントは受けていなかったと思います。アピールポイントになるエンジニア採用にもっと取り組んだと思うし、もし資格を取得するなら負担の軽い資格を勉強していたと思います。

資格を取ろうかどうか迷っているのなら、転職の道も探りつつ、転職エージェントに相談してみることを強くおすすめします。

キャリアアップにおすすめの転職エージェント

キャリアについて、資格について、丁寧に相談に乗ってくれるおすすめの転職エージェントを紹介します。

以下で紹介する2社は、キャリアアドバイザーの質が高いだけではなく、求人数も多いのでおすすめです。

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キャリアコンサルタント資格に関するよくある質問

Q1キャリアコンサルタントの登録者数はどのくらい?

全国のキャリアコンサルタント登録者は2025年6月末時点で82,527人です。首都圏が半数を占め、東京都だけで21,075人と突出。資格創設から9年で約2.4倍に増えましたが、地方では相談体制が不足し地域格差が課題となっています。さらに登録者の平均年齢は40代前半で、多くが兼務従事者のため供給過多と就業機会のミスマッチが課題です。

Q2国家資格試験の最新合格率は?

第28回国家資格キャリアコンサルタント試験(2025年3月)の全体合格率は学科68.4%、実技67.7%。過去5回平均より学科で約6ポイント高いものの、受験者約6,300人の3割は不合格。合格後5年以内に名簿登録しないと資格を名乗れないため、合格率だけで「簡単」とは言えません。

Q3試験と登録に必要な費用はいくら?

試験受験料は学科+実技一括で38,800円(2025年度第29回)。合格後の名簿登録には登録免許税9,000円と登録手数料8,000円が必要で計17,000円。最短でも55,800円は必須です。実技のみ再受験は29,900円が追加となるため、面接対策費も含めた資金計画が欠かせません。

Q4養成講習の受講料相場は?

キャリアコンサルタント養成講習の受講料は、実施機関によって異なります。具体的な受講料を確認したい場合は、厚生労働大臣が認定・指定するキャリアコンサルタントに係る講習を検索できる「キャリアコンサルタント講習検索サイト」をご利用ください。各養成講習機関の受講料や講習内容を比較検討することができます。また、教育訓練給付を利用すれば、費用の一部が教育訓練給付金として支給されます(キャリアコンサルタントの場合、受講費用の20〜80%)。給付の有無で総コストが大きく変わるため要確認です。

Q5企業で制度が導入されている割合は?

厚労省「能力開発基本調査」(令和5年度)によると、正社員向けにキャリアコンサルティング制度を導入している事業所は41.6%にとどまります。一方、導入企業の約7割が「離職防止に効果あり」と回答しており、制度普及が資格の活用機会を左右します。

Q6資格を維持する更新講習は何時間必要?

キャリアコンサルタントは5年ごとの更新が必須。更新までに知識講習8時間以上と技能講習30時間以上の計38時間を受講し、更新手数料8,000円を納付します。技能講習は1時間5,000円前後が相場で、38時間受講すると約15万円が目安です。

運営会社について

ミライのお仕事は、転職エージェント事業者である株式会社MoreJobが運営しています。

会社名 MoreJob株式会社
公式ページ https://morejob.co.jp/
サービスページ https://morejob.jp/
本社所在地 〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー13F
法人番号 2011001160813
有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-316850
適格請求書事業者登録番号 T2011001160813
設立年月日 2024年3月15日