こんにちは、Kです。上場企業などで人事業務を約8年経験。採用活動を通じて多くの転職支援サービスを使用してきました。多くの方が希望の転職を実現できるよう、転職支援サービスの専門家として情報発信をしています。社会保険労務士の資格も保有しています。
LHH転職エージェントは、2023年4月のブランド統合により誕生した、Spring転職エージェントの新サービス名です。
基本的にはSpring転職エージェントのサービス内容をそのまま継承していますが、前身のSpring転職エージェントも含めた、実際の利用者からの評判について気になっている人も多いかと思います。
そこで今回は転職エージェントのLHH転職エージェントに焦点を当てて、他社のサービスとの比較も交えながら、実際の利用者の評判や口コミ、特徴・強みを紹介していきます。
LHH転職エージェントを『使うべき人』
まず、LHH転職エージェントを『使うべき人』と『使うべきじゃない人』の結論からお伝えします。『使うべき人』にあてはまる人はさっそく登録してみてください。
- 現年収が500万以上の人
- 管理部門やメディカル関係の人
- グローバル展開をしている企業に転職したい人
LHH転職エージェントを利用した62%の登録者が年収アップに成功をしており、10人に1人は1000万以上の転職に成功しているハイクラス向けの転職サービスです。
参照:LHH転職エージェント公式サイト
公開求人17,687件中、年収500万以上の求人は16,981件と9割以上を占めており、現年収が500万以上の人には、キャリアアップできる求人に出会えるチャンスが沢山あることがわかります。
また、世界60の国と地域、5,000か所以上の拠点を持つアデコグループのネットワークを生かした、グローバル企業の求人が多いのも特徴的。他のサービスと比べ、メディカル関係や経理・財務、人事・労務などの管理部門求人が充実している印象です。
こだわり条件の選択肢にも「外資系企業」「グローバル企業」「語学が生かせる」など、グローバル展開をしている企業に転職したい人向けの選択肢が沢山あります。LHH転職エージェントと似たような特徴を持つ他社転職サイトも合わせてご紹介しておきますね↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
エージェント型 | 17,687件 | |
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エージェント型 | 11,931件 | |
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スカウト型 | 99,808件 | |
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LHH転職エージェントを『使うべきじゃない人』
逆に、LHH転職エージェントの利用をあまりおすすめしない人の特徴についてもご紹介します。
- 現年収が300万以下
- 関東・関西圏以外に在住
現年収が300万台の求人がゼロというわけではありませんが、基本的には年収500万台の求人がほとんどです。
また、関東・関西圏が勤務地の求人が多いので、関東・関西圏以外にお住まいの方は、リクルートエージェントや他のハイクラス転職サイトと併用することをおすすめします。
勤務地エリア | 求人数(2024年2月現在) |
---|---|
関東 | 11,824 |
関西 | 4,517 |
北海道 | 674 |
東北 | 839 |
北信越 | 805 |
東海 | 2,149 |
中国・四国 | 1,127 |
九州 | 1,432 |
LHH転職エージェントの利用をあまりおすすめしない人は、こちらのサービスを使うといいです↓↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
1位 |
スカウト型 | 419,019件 |
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2位 |
エージェント型 | 218,039件 |
2位 |
検索型 | 29,961件 |
上場企業などで人事業務を約8年経験。採用活動を通じて多くの転職支援サービスを使用。多くの方が希望の転職を実現できるよう、転職支援サービスの専門家として情報発信をしている。
社会保険労務士の資格も保有。
LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)とは?
LHH転職エージェント(旧Spring転職エージェント)は、世界60ヶ国で総合人材サービスを提供しているアデコグループが運営する、ハイクラス向け転職に特化した転職エージェントサービスです。
LHH転職エージェントの前身であるSpring転職エージェントは、顧客ロイヤルティ(企業やブランドに対する愛着や信頼の度合い)の指標となる「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)」において、3年連続で業界最高水準の評価を獲得するなど、着実に実績を積み上げてきたサービスです。
結論から言えば、LHH転職エージェントは高年収の求人を豊富に取り扱っており、キャリアアップ転職を目指している人には、おすすめのサービスと言えます。
中でも、外資系企業やグローバル企業の求人数に関しては業界でもトップクラスであるため、これらの企業への転職を検討している人には、特におすすめです。
◆LHH転職エージェントの基本情報
運営会社 | アデコ株式会社 |
---|---|
サービス開始時期 | 2023年4月 |
公開求人数 | 約30,700件 |
非公開求人数 | 約37,600件 |
利用者層 | 20~40代 |
料金 | 無料 |
対応日 | 平日9:00-20:00 ※希望すれば、面談を土日に実施してくれることもある |
拠点 | 東京(本社) 大阪 名古屋 |
対応地域 | 全国 |
※2023年10月時点
LHH転職エージェントの良い評判・口コミ
まずは、LHH転職エージェントの良い評判・口コミをご紹介します。
年収が高い求人が沢山ある
前職では、長年勤務をしているにも関わらずなかなかお給料が上がらずだったので、思い切って転職をすることに決めました。経験・スキルはある方だと思っていたので、試しにハイクラス転職を利用してみようと思いLHH転職エージェントに登録。他社の転職サイトに比べて、年収帯が高い求人が用意されている印象でした。結果として、高価格なお給料の企業に出会うことができ、今では生活にもかなりゆとりができたので、転職して良かったと大満足しております。
ハイクラス転職として、LHH転職エージェントを認識している人は少ないと思いますが、好条件で年収が高い求人沢山見つけられます。実際に私も、自分が希望条件つきで前職の1.5倍の年収を払ってくれる企業に出会えました。
LHH転職エージェントは、ハイクラスに特化した転職エージェントです。そのため、求職者にスキル・経験さえあれば、LHH転職エージェントで高い年収の求人に沢山出会えることができます。
実際に、LHH転職エージェントで転職した62%の人が年収アップに成功をしており、平均101万も前職に比べて年収がアップしたという結果がでているほどで、「年収を上げたい」という人にはおすすめの転職エージェントです。
質問や相談に丁寧に回答してくれ、サポートしてくれる
専門のコンサルタントが相談にのってくれるのでマッチングする企業や必要なスキルなどをとても丁寧に話してくれた。また、有名じゃない分、アドバイザーのサポートに本気を感じられ、信頼できた。提出書類や面接対策全てに関して抜かりなく丁寧に確認、アドバイスをくれ、応募した企業の職場の雰囲気やそれ以外の質問に対しても丁寧に対応をしてくれた。
企業に合わせた面接対策をしてくれたり、相談内容にも遅くともその日の内に必ず返信をしてくれたので安心して頼ることができました。とにかく丁寧な対応・サポートをしてくれる担当者だったので、とても感謝をしています。
他社転職サービスも併用して利用をしていたのですが、LHH転職エージェントで自分の希望条件にドンピシャの求人を見つけ、その求人にかけるためにLHH転職エージェント一本に絞りました。絶対にその企業に受かりたかったので、その旨をコンサルタントの方に伝えると、企業情報や過去の面接内容、企業の雰囲気など、とことん調べつくしてくれました。こちらの質問や相談にも丁寧に回答してくれ、常に背中を押してくれました。おかげで、現在ではその企業に転職することができ、本当にLHH転職エージェントの担当者さんには感謝しています。今後、転職することはないと思いますが、もし転職することがあれば、またLHH転職エージェントに頼りたいと思います。
「LHH転職エージェントの担当者の対応が良かった」という口コミが多くありました。
LHH転職エージェントでは、求職者へより良いサービスの向上を目指すために※NPS®に取り込んでおり、2023年のスコアは33ポイントと高いポイントを獲得しています。
※「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)」の略で、企業やブランドに対する愛着・信頼の度合い、顧客の継続利用意向を知るための指標のこと。
「33ポイントが高いのか低いのかわからない」という方は、2023年度のJALのNPSスコア27.3 ANAのNPSスコア24.0と比較してみましょう。JALやANAといえば、カスタマーサービスがとても良い印象があると思います。そのスコアよりも高いということは、求職者(顧客)が満足できるサポート体制がLHH転職エージェントには整っている、ということが分かります。
参照:愛されエアライン首位はANAかJALか 顧客の声から不断の改善
外資系企業・グローバル企業の求人が充実している
英語が得意だったこともあり、英語を活かせる仕事に就くためにLHH転職エージェントに登録しました。外資系企業に富んでいるという口コミ通り、実際に日系グローバル企業や、日本に進出している外資系企業など沢山の企業のを紹介してもらいました。
外資系でも英語を使わない企業もありますが、しっかり英語を職場で使えるような企業を紹介していただけたのでとても満足です。他の転職エージェントにも登録はしておりましたがLHH転職エージェントが一番グローバル系の求人を保持していた印象でした
英語が好きで、いつか語学力を活かせる仕事に就きたい!という思いを持ち続けて5年が経ち、30歳を超えた今が思い切って転職をしてみるチャンスだと思い転職活動を始めました。LHH転職エージェントが外資系に求人に強いという評判を見たので登録してみたところ、登録後に早速、日系グローバル企業や日本に進出している外資系企業でアジア採用を行っている企業の求人を紹介してもらいました。まだ、LHH転職エージェントを含めて3社の転職エージェントしか登録していませんが、今のところLHH転職エージェントが一番外資系求人が豊富です。
留学から帰国後、”英語を使う仕事”を軸に転職活動を開始。とりあえず転職エージェントに片っ端から登録してみましたが、思っていたほど外資系の求人がなく悩んでいたときにLHH転職エージェントに出会いました。まず、他社エージェントに比べてLHH転職エージェントの外資系求人がとても充実していたことと、実際に外資系求人に応募をしてからスムーズに転職活動が進めていくことができたのがとても良かったです。また、自分で調べてるよりも圧倒的に効率的に早く、私の希望職種+外資系の非公開求人を複数紹介していただき、無事に希望通りの企業に出会うことができました。私のように語学を活かしたい、グローバルな環境で働きたいという人はLHH転職エージェント利用した方が得ですよ。
LHH転職エージェントは、スイスに本社を構える世界最大級の総合人材サービス企業であるAdecco Group(アデコグループ)の転職支援サービスで、世界60の国と地域においてサービス展開をしています。
そのため、国内有数の大手企業、外資、グローバル企業はもちろんのこと、優良中堅企業など幅広い企業のご紹介が可能です。
さらに様々な国籍のコンサルタントが在籍しているため、海外での居住や駐在希望の方で、現地の情報を知りたい!という方にもリアルな情報を届けるこができるのもLHH転職エージェントならではの特徴です。
LHH転職エージェントの悪い評判・口コミ
続いて、LHH転職エージェントの悪い評判・口コミをご紹介します。
ハイクラスすぎたり、地方求人がなかったりと、希望の求人が見つからなかった
自分にはハイクラスすぎましたね。元から事務系の求人が少ないという部分もネックでした。事務以外の求人にも目を通してみましたが、基本的に年収600万代の求人が多く、現年収が350万の自分にはスキルもないので応募できるわけもなく。大人しく違う転職エージェントに登録しました。
LHH転職エージェントに限ったことじゃないですが、地方求人が少なかったです。私は四国エリア住まいなのですが、四国エリアを選択して、かつ自分の希望条件を入力してしますと検索結果はたったの数件...。紹介求人も一ヵ月に1件くるかどうかくらいだったので、リクエストエージェントに移動しました。
LHH転職エージェントはハイクラスに特化した転職エージェントです。もちろん、年収が300~400万代の求人もありますが、基本的には600万以上の求人がほとんどです↓
LHH転職エージェントの求人年収帯(2023年12月時点、公開求人のみ、総件数29,274件) | |
---|---|
600万円未満 | 10,434件 |
600万円以上 | 18,840件 |
800万円以上 | 11,571件 |
1000万円以上 | 5,491件 |
また、上記の口コミにもあるように、LHH転職エージェントに限ったことではありませんが、やはり地方求人に弱いという部分は事実です。「ハイクラス求人が多い/地方求人が少ない」を踏まえた上で、自分には向いていないかも、と感じた方は以下の転職エージェントをおすすめします。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
1位 |
スカウト型 | 419,019件 |
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2位 |
エージェント型 | 218,039件 |
コンサルタントと合わない
希望しない求人を紹介されたり、質問に対するレスポンスが遅かったりと不安になることがしばしばありました。
LHH転職エージェントのコンサルタントに対する口コミが良かったので利用してみましたが、当たり外れがあるみたいです。自分は海外留学経験もあり、英語や海外に興味があったので外資系に転職をしたいと思っていたのですが、担当コンサルタントの方は海外経験が私より長かったからか、話し方全てが上から目線で癪に障りました。「で、留学してどのくらい英語話せるようになったんですか?」みたいな感じで、随時不快でした。
担当者と合う合わない問題は、転職エージェントを利用しているとどうしても発生してしまいます。そのため、「担当者変更希望」を申し出ることは決して珍しくありません。
特に、以下のような特徴を感じられる場合、特に「直接本人に伝えたにも関わらず改善が見られない」場合は、担当者変更を申し出をしましょう。
-
- 自分が希望しない職種や条件の求人ばかり紹介してくる(担当者に相談した後も送ってくるようならば要注意)
- 明らかに自分の希望職種に関する知識がない
- ”厳しい言い方”ではなく、明らかに失礼な態度・言葉遣い
- 連絡やレスポンスが遅い(担当者に伝えた後も変わらないようならば要注意)
自発的に行動したりサポートを願い出る積極性が無いと厳しい
求人の質などは良いのですが、LHH転職エージェントで転職を成功させるには受動的にエージェント側からのサポートをただ待つのではなく、自発的に行動したりサポートを願い出る積極性が必要だと感じました。何から何までエージェントの方から連絡をしてくれるようなスタイルが良い人には向いていないと思います。ただ、積極性が必要となるエージェントではありますが、こちらの問に対しては全力で対応してくれます。自分の転職活動にあまり干渉されたくない、助けが必要なときにだけしっかりしたサポートがほしい、というタイプにはLHH転職エージェントはおすすめです。
LHH転職エージェントを利用しましたが、良いところもあり改善点もあるという印象です。改善点としては、専任のコンサルタントがサポートがつくわけではないので信頼関係が築き辛い面があるのと、エージェント側から積極的にサポートがくることがないので、求職者が自発的にサポートを受けるために動く必要があります。ただし、こちらからお願いをすればしっかりした対応、手厚いレクチャーを受けることができるので「待ち体制」の人にはおすすめしません。良いところは「面談希望者は全て受け入れる」という姿勢です。他の転職エージェントの中には年齢や経験不足を理由に面談ですら断るところもあるのでその点は高く評価できます。
LHH転職エージェントを利用する上で注意するべき点として、LHH転職エージェントには企業や業界ごとに担当者が在籍していますが、他社転職エージェントのように、あなたに専属のコンサルタント/担当者がつくわけではありません。
イメージとしてはスカウト型転職サービスと似ており、応募した求人ごとにそれぞれのコンサルタントがおり、その求人の担当者とやり取りをしていくイメージです。そのため、他社の転職エージェントのように「一人の人に担当してい欲しい!」という人には向かないかもしれません。
また、「待ち体制だとサポートをしてもらえない」という部分に関しては、「質問や相談に丁寧に回答してくれ、サポートしてくれた」という良い口コミもあるので、一概には積極性がないとサポートしてもらえないとは言えませんが、専属担当者がつく他社転職エージェントとはサポート体制が少し違うので”積極性”が求められることもあることは理解しておきましょう。
▼専属担当者に徹底的にサポートしてほしい方向け↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
エージェント型 | 419,019件 | |
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LHH転職エージェントの特徴・強み
本章では、実際の利用者の評判・口コミからわかる、LHH転職エージェントの特徴・強みをご紹介します。
具体的には、上記の画像の4点です。
LHH転職エージェントの特徴・強み① 外資系企業やグローバル企業の転職に強い
LHH転職エージェントの最大の特徴・強みは、「外資系企業やグローバル企業の転職に強い」点です。
なぜならば、業界でもトップクラスを誇る、外資系企業やグローバル企業の求人数があるからです。LHH転職エージェントは、世界60ヶ国でサービスを展開するアデコグループが運営していることもあり、独自のグローバルネットワークを活かし、外資系企業やグローバル企業の求人を多く掲載することができています。
(出典:LHH転職エージェント公式サイト)
そのため、外資系企業やグローバル企業への転職を視野に入れている人であれば、LHH転職エージェントは非常におすすめのサービスです。
LHH転職エージェントの特徴・強み② コンサルタントのレベルが高い
LHH転職エージェントの2つ目の特徴・強みは、「コンサルタントのレベルが高い」点です。
一般的な転職エージェントにおいては、求職者側と企業側の担当者が分かれている「分業制」が主流(下記の画像)ですが、LHH転職エージェントでは「360度式コンサルティング」を採用しており、各コンサルタントは企業と求職者の双方を担当するスタイルとなっています。(出典:LHH転職エージェント公式サイト)
そのため、LHH転職エージェントの各コンサルタントは、自身の担当する企業の実態はもちろんのこと、業界や職種の事情にも精通しており、質の高いサポートに期待できるでしょう。
LHH転職エージェントの特徴・強み③ マッチングの精度が高い
LHH転職エージェントの3つ目の特徴・強みは、「マッチングの精度が高い」点です。
LHH転職エージェントは前述の「360度式コンサルティング」を採用していることもあり、各コンサルタントは企業の要望を正しく理解しているため、希望者と企業の精度の高いマッチングに期待できます。
実際、LHH転職エージェントの口コミ・評価においても、「書類選考で落とされることが少ない」といった声が多くあがっており、マッチングの精度の高さを示していると言えるでしょう。
LHH転職エージェントの特徴・強み④ 年収アップを実現しやすい
LHH転職エージェントの4つ目の特徴・強みは、「年収アップを実現しやすい」点です。
LHH転職エージェントはハイクラス転職に特化していることもあり、高年収の求人を豊富に取り扱っています。
◆LHH転職エージェントの年収別の公開求人数
年収 | 公開求人数 | 全体の公開求人数 (約30,700件)に 占める割合 |
---|---|---|
年収600万円未満 | 約10,800件 | 約35.2% |
年収600万円台 | 約3,800件 | 約12.3% |
年収700万円台 | 約3,600件 | 約11.7% |
年収800万円台 | 約3,600件 | 約11.7% |
年収900万円台 | 約2,700件 | 約8.9% |
年収1,000万円以上 | 約6,200件 | 約20.2% |
※2023年10月時点
上記の通り、LHH転職エージェントで取り扱っている求人のうち、年収600万円以上の求人が65%近くを占めています。
(出典:LHH転職エージェント公式サイト)
実際、LHH転職エージェント経由で転職した人の『62%』が年収アップに成功しており、平均で『101万円』の年収アップ、10人に1人は年収1,000万円以上の転職に成功しているという実績も残しています。
このように、LHH転職エージェントでは年収アップを実現しやすい環境が整っており、転職によって年収アップを狙っている人には、おすすめのサービスと言えるでしょう。
LHH転職エージェントはこんな人におすすめ
ここまでの内容を踏まえた上で、LHH転職エージェントがおすすめな人は、以下の通りです。
- 外資系企業やグローバル企業への転職を視野に入れている人
- 的確なサポートや求人の紹介を受けたい人
- 転職によって年収アップを実現させたい人
LHH転職エージェントは、世界60ヶ国でサービスを展開するアデコグループが運営していることもあり、外資系企業やグローバル企業の求人が非常に充実しています。そのため、これらの企業への転職を視野に入れている人には、非常におすすめのサービスです。
また、LHH転職エージェントは求人ごとに専任のコンサルタントがつくスタイルを採用しており、各コンサルタントは企業の要望や業界の事情を熟知しているため、的確なサポートや求人の紹介を受けたい人にもおすすめと言えます。
さらに、LHH転職エージェントはハイクラス転職に特化しており、高年収の求人を豊富に取り扱っているため、転職によって年収アップを実現させたい人にもおすすめと言えるでしょう。
なお、転職エージェントを活用している人の多くが複数のサービスを併用しています。本当に自分に合ったサービスかどうかは、実際に利用してみないとわからないことも多いため、迷っている場合には、とりあえず登録だけでもしてみることをおすすめします。
LHH転職エージェントを利用するときの注意点
LHH転職エージェントの利用を検討しているのであれば、登録前に知っておくべき注意点がいくつか存在します。
そこで本章では、LHH転職エージェントを利用するときの注意点について解説します。
具体的には、上記の画像の4点です。
LHH転職エージェントの注意点① 専属コンサルタントがつかないため信頼関係を築きづらい
前述の通り、LHH転職エージェントは登録者ではなく、求人ごとに専任のコンサルタントがつくスタイルを採用している関係上、他の転職エージェントのように専属コンサルタントがつかない点に注意が必要です。
専属コンサルタントがつかないとなると、コンサルタントとの信頼関係を築きづらいという側面があります。
また、求人ごとに担当者が異なるのは、人によっては、コンサルタントとのやり取りが負担に感じることもあるかもしれません。
専属コンサルタントの手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたいのであれば、後述のリクルートエージェントとの併用も検討してみましょう。
LHH転職エージェントの注意点② 求人数はそれほど多くない
LHH転職エージェントは、他のハイクラス向け転職サービスと比べて求人数はそれほど多くないため、その点にも注意が必要です。
◆主なハイクラス特化型転職サービスの公開求人数
転職サービス | 公開求人数 |
---|---|
LHH転職エージェント | 約30,700件 |
ビズリーチ | 約59,200件 |
パソナキャリア | 40,000件以上 |
※2023年10月時点
LHH転職エージェントは、外資系企業やグローバル企業の求人数に関してはトップクラスですが、全体の求人数はそれほど多くありません。
より多くのハイクラス求人を見たいのであれば、後述のビズリーチとの併用も検討してみましょう。
LHH転職エージェントの注意点③ 求人が都市部に集中している
LHH転職エージェントが取り扱う求人は都市部(主に東京・大阪・名古屋)に集中しており、地方の求人は少ない傾向にあります。
◆LHH転職エージェントの地域別の公開求人数
地域 | 都道府県 | 公開求人数 |
---|---|---|
北海道 | 北海道 | 約1,240件 |
東北地方 | 青森県 | 約460件 |
岩手県 | 約610件 | |
秋田県 | 約510件 | |
宮城県 | 約1,250件 | |
山形県 | 約520件 | |
福島県 | 約630件 | |
関東地方 | 東京都 | 約14,100件 |
神奈川県 | 約2,760件 | |
埼玉県 | 約1,540件 | |
千葉県 | 約1,410件 | |
群馬県 | 約870件 | |
栃木県 | 約880件 | |
茨城県 | 約1,240件 | |
北信越地方 | 新潟県 | 約800件 |
長野県 | 約790件 | |
石川県 | 約940件 | |
富山県 | 約840件 | |
福井県 | 約720件 | |
山梨県 | 約490件 | |
東海地方 | 愛知県 | 約2,850件 |
静岡県 | 約1,270件 | |
三重県 | 約760件 | |
岐阜県 | 約720件 | |
関西地方 | 大阪府 | 約4,430件 |
兵庫県 | 約1,130件 | |
京都府 | 約1,130件 | |
滋賀県 | 約880件 | |
奈良県 | 約660件 | |
和歌山県 | 約590件 | |
中国地方 | 広島県 | 約930件 |
岡山県 | 約670件 | |
鳥取県 | 約450件 | |
島根県 | 約480件 | |
山口県 | 約570件 | |
四国地方 | 香川県 | 約600件 |
愛媛県 | 約550件 | |
徳島県 | 約460件 | |
高知県 | 約470件 | |
九州地方 | 福岡県 | 約1,490件 |
佐賀県 | 約520件 | |
長崎県 | 約540件 | |
熊本県 | 約630件 | |
大分県 | 約530件 | |
宮崎県 | 約500件 | |
鹿児島県 | 約560件 | |
沖縄 | 沖縄県 | 約460件 |
※2023年10月時点
上記の通り、LHH転職エージェントは全国に対応しているものの、地方の求人は都市部に比べて少ないのが実情です。
地方勤務を希望で、より多くの地方の求人を見たいのであれば、後述のdodaとの併用も検討してみましょう。
LHH転職エージェントの注意点④ ハイクラス向け転職サービスのため未経験者には向かない
LHH転職エージェントでは、20代の転職支援も積極的に行っていますが、ハイクラス向けの転職サービスということもあり、未経験者にはやや不向きと言えます。
◆LHH転職エージェントの未経験OKの公開求人数
公開求人数 | 全体の公開求人数 (約30,700件)に 占める割合 |
|
---|---|---|
未経験OK | 約4,550件 | 約14.8% |
※2023年10月時点
上記の通り、LHH転職エージェントでも未経験OKの求人は取り扱っていますが、数はそれほど多くありません。
より多くの未経験者向けの求人を見たいのであれば、後述のマイナビエージェントとの併用も検討してみましょう。
LHH転職エージェントとの併用がおすすめの転職サービス
前章で見てきた通り、LHH転職エージェントにはいくつかのデメリットがありますが、それらは他の転職サービスを併用することで補うことができます。
そこで本章では、LHH転職エージェントとの併用がおすすめの転職サービスをご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
専属コンサルタントの 手厚いサポートを受けたい場合 |
リクルートエージェント |
---|---|
より多くのハイクラス求人を 見たい場合 |
ビズリーチ |
地方の求人を もっと見たい場合 |
doda |
未経験者向けの求人を もっと見たい場合 |
マイナビエージェント |
①専属コンサルタントのサポートを希望するなら「リクルートエージェント」
専属コンサルタントの手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい人には、リクルートエージェントの併用がおすすめです。
- 人材業界大手の株式会社リクルートホールディングスが提供する転職サービス
- 業界・業種や地域に制限なく幅広い求人を保有!非公開求人も多数
- 独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 公開求人:約41万件 非公開求人:約30万件 (2023年8月時点) |
無料 |
株式会社リクルートが運営する「リクルートエージェント」は、転職支援実績NO.1、日本最大級の転職エージェントサービスです。
公開求人が42万件以上、非公開求人が31万件以上、若手層~中堅・管理職層までの幅広い経験者、全国を対象としているので、転職初心者の方はまず登録をしてみるとよいでしょう。
②求人数の少なさをカバーするなら「ビズリーチ」
より多くのハイクラス求人を見たい人であれば、ビズリーチの併用がおすすめです。
- 国内最大級のハイクラス転職サイト
- 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 |
公開求人:約87,000件 非公開求人:11万件以上 |
無料 |
株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職エージェントサービスです。
担当のキャリアアドバイザーはつきませんが、企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから支援の申し出を受けられたりするのが特徴です。
厳選された企業導入企業数 23,500社と非常にたくさんの企業から直接スカウトがくるので、まずは登録して自分の市場価値を把握してみるのがよいでしょう。
③地方の求人も見たいのであれば「doda」
dodaは地方の転職に強く、地域によってはリクルートエージェントを上回る求人数を有している場合もあり、Uターン転職やIターン転職などの支援も積極的に行っています。
そのため、地方での勤務を希望する人であれば、dodaの併用がおすすめです。
- 会員登録者数750万人と日本最大級
- 3つの求人紹介サービス(転職エージェント×スカウト×アドバイザーサポート)を提供
- 専門職向けの専門サイトも保有!幅広い職種に対応
エリア | 求人数 | 利用料 |
---|---|---|
全国 | 公開求人:約21万件 非公開求人:約3万件 (※2023年9月21日時点) |
無料 |
パーソルキャリア株式会社が運営する「doda」は、幅広い業界・業種の求人を扱う総合型の転職エージェントです。年収査定や合格診断、レジュメビルダーなど、独自の転職お役立ちツールを提供しています。
dodaの会員は、転職が未経験もしくは1回という人が78%で20代~30代の中堅層が中心です。
dodaは、転職サイトやスカウトサービスも提供していて、エージェントからの求人紹介、サイトからの応募、企業からのスカウトと3つの手法で選考を進められる、便利なサービスです。
ユーザーに合わせてdodaが求人をレコメンドしてくれるので、自分で転職先をみつけるのが苦手な方でも安心です。
④未経験者向けの求人を探しているのであれば「マイナビエージェント」
マイナビエージェントは、未経験者や経験の少ない人向けの求人を多く保有しており、サポートの質にも定評があります。
- 大手人材広告企業のマイナビ社が運営している転職エージェントサービス
- 首都圏や都市部だけでなく地方の求人も多い
- 業界・職種別に専任制のチームを編成しているのでプロの視点で求人を提案できる
エリア | 求人数 | 利用料 |
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全国 | 非公開 | 無料 |
株式会社マイナビが運営する「マイナビエージェント」は、社会人経験のある20代~30代向けの転職エージェントサービスです。
求職者の都合に合わせて夜間や⼟曜(9:30〜17:30)の相談も対応可能で、転職後の定着率97.5%と利用者からの支持も高いです。
LHH転職エージェントを利用する流れ
本章では、LHH転職エージェントを利用する流れについて解説します。
①まずは公式サイトにある専用の登録フォームから、無料の会員登録を行いましょう。
入力自体は1分ほどで完了します。
(出典:LHH転職エージェント登録フォーム)
◆登録時の入力項目
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日
- メールアドレス
- 電話番号
②会員登録後、登録したメールアドレス宛にメールが届くため、そこからプロフィール・職務経歴・希望条件の入力を行いましょう。
なお、職務経歴は職務経歴書のデータをアップロードすることで、入力を省略できます。
③マッチする求人が見つかり次第、担当のコンサルタントより電話かメールで面談(カウンセリング)の連絡が入るため、そこで日程調整を行いましょう。
なお、面談は来社の他、電話やWebでも実施可能です。
④面談日になったら、担当のコンサルタントと面談(カウンセリング)を行います。
面談では紹介する求人についての詳しい説明や、キャリアについてのアドバイスを受けられる他、転職に関する相談もできます。
平日が厳しい場合は、相談をすれば土日に面談をすることも可能です。
⑤求人の説明を受けた上で、実際に求人に応募するかどうかを判断しましょう。
紹介された求人が希望と異なる場合には、応募を断っても問題ありません。
⑥求人へ応募する旨を伝えると、担当のコンサルタントが応募と推薦の手続きを代行してくれます。
LHH転職エージェントでは面接対策はもちろんのこと、内定後の条件交渉や入社日の調整、円満退社のためのアドバイスも受けられるため、安心です。
LHH転職エージェントを有効活用するポイント
せっかくLHH転職エージェントに登録するのであれば、なるべく上手に活用して効率的に転職活動を進めたいと考えている人も多いでしょう。
そこで本章では、LHH転職エージェントを有効活用するポイントについて解説します。
具体的には、以下の2つです。
- こちらから積極的にコンタクトを試みる
- 登録情報を充実させる
ポイント① こちらから積極的にコンタクトを試みる
LHH転職エージェントを有効活用するための1つ目のポイントは、「こちらから積極的にコンタクトを試みる」ことです。
前述の通り、LHH転職エージェントでは専属のコンサルタントがつかないため、疑問点が発生した場合やアドバイスを受けたい場合には、こちらから積極的にコンタクトを試みる必要があります。
実際、LHH転職エージェントの口コミ・評価においても、「応募書類の添削などは、自分からお願いしないとサポートしてもらえない」といった声が散見され、受け身では十分なサポートを受けられないようです。
とはいえ、こちらから依頼すればコンサルタントはしっかりとサポートしてくれるため、LHH転職エージェントを有効活用したいのであれば、自発的に行動していきましょう。
ポイント② 登録情報を充実させる
LHH転職エージェントを有効活用するための2つ目のポイントは、「登録情報を充実させる」ことです。
基本的に各コンサルタントは、登録者のプロフィールや職務経歴の情報を基に仕事を紹介する人を選定するため、登録情報の内容を充実させておくと仕事の紹介も受けやすくなります。
なお、履歴書や職務経歴書、英文レジュメなどの書類の差し替えは、MyPage上でいつでも可能なため、定期的に見直しを行い、内容をブラッシュアップしておきましょう。
LHH転職エージェントに関してのよくあるQ&A
本章では参考として、LHH転職エージェントに関してのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
Q1.アデコとLHH転職エージェントの違いは?
そもそものサービス形態が異なります。
どちらもアデコグループではありますが、アデコは派遣勤務を希望する人向けの人材派遣サービスであるのに対し、LHH転職エージェントは正社員での転職を希望する人向けの転職エージェントサービスです。
Q2.LHH転職エージェントでは登録拒否をされることはある?
明確に登録を拒否されることはありません。
ただし前述の通り、LHH転職エージェントはハイクラス向けの転職サービスということもあり、人によっては「紹介できる求人がない」といった理由で、サポートを受けられない可能性があります。
Q3.LHH転職エージェントの退会方法は?
MyPageの各種手続きページの下部にある「登録削除の申請」ページから、退会申請を行います。
ただし、LHH転職エージェントを退会すると、アデコグループの全てのサービスが休会・登録削除となるため、注意が必要です。
LHH転職エージェントまとめ
ここまでLHH転職エージェントについて、解説してきました。
LHH転職エージェントはハイクラス転職に特化していることもあり、高年収の求人を豊富に取り扱っています。
特に外資系企業やグローバル企業の求人に強いため、これらの企業への転職も検討している人には、非常におすすめのサービスと言えます。
仕事の紹介があった場合にも、希望と異なる仕事であれば断ることもできるため、気になる人はまずは登録だけでもしてみましょう。